JPH079654U - 車内音送信装置付ミラー - Google Patents
車内音送信装置付ミラーInfo
- Publication number
- JPH079654U JPH079654U JP4488193U JP4488193U JPH079654U JP H079654 U JPH079654 U JP H079654U JP 4488193 U JP4488193 U JP 4488193U JP 4488193 U JP4488193 U JP 4488193U JP H079654 U JPH079654 U JP H079654U
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- Japan
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- sound
- mirror
- vehicle
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- vehicle sound
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車内音を車外に送信できるようにする。
【構成】 インナーミラー若しくはドアミラ−に集音マ
イク16及び送信装置5を設け、この集音マイク16が
集音した車内音を車外に送信する。発振回路10で水晶
振動子10a等を用いて基本となる周波数を発振させ、
変調回路11においてマイクアンプ12からの信号によ
り発振回路10からの信号を変調する。その後、電力増
幅回路13に出力され、空中線インピーダンスマッチン
グ回路14により電力増幅回路13と空中線15との間
のインピーダンス整合を行い空中線から送信する。
イク16及び送信装置5を設け、この集音マイク16が
集音した車内音を車外に送信する。発振回路10で水晶
振動子10a等を用いて基本となる周波数を発振させ、
変調回路11においてマイクアンプ12からの信号によ
り発振回路10からの信号を変調する。その後、電力増
幅回路13に出力され、空中線インピーダンスマッチン
グ回路14により電力増幅回路13と空中線15との間
のインピーダンス整合を行い空中線から送信する。
Description
【0001】
本考案は、車内音を送信できる装置を有した車内音送信装置付ミラーに関する 。
【0002】
従来、自動車等において種々の方面から付加価値の向上が求められている。例 えば実開平5−20934においては、自動車のインナーミラーに当該自動車の 識別番号が送信できる装置について開示がなされ、また実開平1−145542 においては、外部音を集音するマイクがインナーミラーに設けられた装置が開示 されている。
【0003】
しかしながら、車内の音を送信する装置は未だ提案されていないのが現状であ る。この様な装置は、例えば乳幼児を車内に残す必要がある場合、車内の状況が 気になる時に有効となる。 そこで、本考案は上記ニーズに答えた車内音送信装置付ミラーを提供すること を目的とする。
【0004】
上記目的を達成するために、ドアミラー又はインナーミラーが車内の音を集音 する集音マイク及び該集音マイクにより集音された音を電波発信する発信装置を 備えてなる、ことを特徴とする。 また、車内音のレベルを判定し、予め設定された基準レベル以上の場合に、所 定時間だけ車内音を送信可能にするレベル判定回路を有してなる。 さらに、所定時間間隔で、所定時間だけ車内音を送信可能にするタイミング発 生回路を有してなる。
【0005】
上記構成に基づき、インナーミラー又はドアミラーに設けられた集音マイクに より車内音を集音し、それを送信装置により送信する。 また、レベル判定回路により、車内音が予め利用者により設定された基準レベ ル以上の時にのみ、所定時間だけ送信可能にし、タイミング発生回路により、所 定の時間間隔で、所定時間だけ送信可能にして、電力消費の浪費を防止する。
【0006】
<実施例1> 本考案の実施例1を図に沿って説明する。図1は本考案に係る車内音送信装置 付ミラーの一例を示す部分的破断正面図を示したものである。 車内に固着したステー1に取付けたミラーボデー2は、前面にミラー3を有し 、ミラーボデー2の内部に防眩切替機構4と、送信装置5を内蔵している。 送信装置5は図2に示すように、ミラーボデー2の内壁から突出させたサポー ト6に固着されている。またミラー3裏面の反射面8の両端近くには、ビビリ防 止兼空中線接続用のスプリング接点7が当接されている。なお、図示例はインナ ーミラーを示したが、ドアミラーにも適用できる。
【0007】 図3は送信装置5のブロック図を示すもので、発振回路10、変調回路11、 マイクアンプ12、電力増幅回路13、空中線インピーダンスマッチング回路1 4、空中線15等が一体的に構成され、集音マイク16が集音した車内音を送信 可能にしている。 発振回路10で水晶振動子10a等を用いて基本となる周波数(例えば20〜30 MHz)を発振する。なお希望周波数が高いときには、逓倍することも可能である 。 そして集音マイク16により集音された車内音は、マイクアンプ12で増幅さ れ、変調回路11に入力されて基本周波数を周波数変調する(振幅変調であって も構わない)。この後電力増幅回路13で増幅され、空中線インピーダンスマッ チング回路14により電力増幅回路13と空中線15との間のインピーダンス整 合が行われ、送信される。
【0008】 上記構成によって、空中線15から微小電力(例えば 0.01 ワット以下)の電 波が発射され、地上のキーホルダー等に設けられた受信装置により受信される。 この場合、電波到達距離を限定するものではないが、100〜200m程度で充 分である。
【0009】 <実施例2> 次に本考案の実施例2を図4に沿って説明する。なお、実施例1と同一部分に ついては同一符号を付して説明を省略する。 実施例1では車内音は、その音量(レベル)にかかわらず全て送信される構成 となっていた。しかしこのような場合、不要な電波が送信される場合が生じ、電 力の浪費につながる。この電力は主に電力増幅回路13で著しい。 そこで本実施例2では車内音が、利用者が予め設定した基準レベル以上の場合 にのみ送信可能にするようにしている。このためにマイクアンプ12から車内音 に対応する信号が入力されるレベル判定回路17を備え、基準レベル以上と判断 した時、変調回路11から電力増幅回路13への入力が所定時間(例えば1分〜 5分)だけ入力可能にして、送信できるように構成されている。 従って、電力増幅回路13での電力消費を少なくすることが可能になり、また 注意喚起効果を有効にすることが可能になる。
【0010】 <実施例3> 次に本考案の実施例3を図5に沿って説明する。なお、実施例1と同一部分に ついては同一符号を付して説明を省略する。 本実施例3では、送信される車内音を所定の時間間隔(例えば5分間隔)で所 定の時間(例えば1分間)だけ、送信するようにしたものである。 このため図5に示すようにタイミング発生回路18を有している。このタイミ ング発生回路18に設定された送信時間及び送信インターバル時間に従って電力 増幅回路13の入力が制御され、送信が制御される。
【0011】
以上説明したように、車内音を集音し、送信することにより、例え車内に乳幼 児等がいても、その様子を知ることが可能になると共に、防犯等を未然に防ぐこ とが可能になった。 また集音マイク等を有する車内音送信装置が一体化されているためハーネスの 本数が低減し、ノイズの影響を受けにくくなっており、また修理交換時において もオプション形式で取り外しが可能になり取扱が容易になった。 また、断続的に送信することにより電力消費を節約することが可能になった。 さらに、これら車内送信装置がインナーミラーに設けられており、この場所は 他からの影響を受けにくい場所であるので送信を確実に行うことが可能になった 。
【図1】本考案に係る実施例に適用される車内音送信装
置付ミラーの部分破断正面図である。
置付ミラーの部分破断正面図である。
【図2】図1のII−II線における断面図である。
【図3】実施例1の説明に適用されるブロック図であ
る。
る。
【図4】実施例2の説明に適用されるブロック図であ
る。
る。
【図5】実施例3の説明に適用されるブロック図であ
る。
る。
1 ステー 2 ミラーボデー 3 ミラー 4 防眩切替機構 5 送信装置 6 サポート 7 スプリング接点 8 反射面 10 発振回路 11 変調回路 12 マイクアンプ 13 電力増幅回路 14 空中線インピーダンスマッチング回路 15 空中線 16 集音マイク 17 レベル判定回路 18 タイミング発生回路
Claims (3)
- 【請求項1】 ドアミラー又はインナーミラーが、車内
の音を集音する集音マイク及び該集音マイクにより集音
された音を電波発信する発信装置を備えてなる、 ことを特徴とする車内音送信装置付ミラー。 - 【請求項2】 請求項1記載の車内音送信装置付ミラー
が、車内音のレベルを判定し、予め設定された基準レベ
ル以上の場合に、所定時間だけ車内音を送信可能にする
レベル判定回路を有してなる、 請求項1記載の車内音送信装置付ミラー。 - 【請求項3】 請求項1記載の車内音送信装置付ミラー
が、所定時間間隔で、所定時間だけ車内音を送信可能に
するタイミング発生回路を有してなる、 請求項1記載の車内音送信装置付ミラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993044881U JP2605422Y2 (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 車内音監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993044881U JP2605422Y2 (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 車内音監視装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH079654U true JPH079654U (ja) | 1995-02-10 |
JP2605422Y2 JP2605422Y2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=12703840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993044881U Expired - Fee Related JP2605422Y2 (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 車内音監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605422Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6192284U (ja) * | 1984-11-26 | 1986-06-14 | ||
JPS61128835A (ja) * | 1984-11-26 | 1986-06-16 | Kanei Shoten:Kk | 乾燥魚介シ−トの製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61175049U (ja) * | 1984-12-01 | 1986-10-31 |
-
1993
- 1993-07-27 JP JP1993044881U patent/JP2605422Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61175049U (ja) * | 1984-12-01 | 1986-10-31 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6192284U (ja) * | 1984-11-26 | 1986-06-14 | ||
JPS61128835A (ja) * | 1984-11-26 | 1986-06-16 | Kanei Shoten:Kk | 乾燥魚介シ−トの製造方法 |
JPS635489Y2 (ja) * | 1984-11-26 | 1988-02-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2605422Y2 (ja) | 2000-07-17 |
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