JPH0796269B2 - 導管の非掘削チューブ反転ライニング工法 - Google Patents

導管の非掘削チューブ反転ライニング工法

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JPH0796269B2
JPH0796269B2 JP14754988A JP14754988A JPH0796269B2 JP H0796269 B2 JPH0796269 B2 JP H0796269B2 JP 14754988 A JP14754988 A JP 14754988A JP 14754988 A JP14754988 A JP 14754988A JP H0796269 B2 JPH0796269 B2 JP H0796269B2
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branch pipe
tube
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実 今村
裕明 小林
誠一 池田
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Tokyo Gas Co Ltd
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Tokyo Gas Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ガス導管、水道管等において管外面からの土
中腐食による漏洩を防止するために、これらの管路内に
ライニング用チューブを反転させながら挿入してこれを
管路の内面に接着固定させて漏洩を防ぐチューブ反転ラ
イニング工法に関するものである。
[従来技術] 従来のチューブ反転ライニング工法は、第13図に示すよ
うに、本支管分岐部1を先ず掘削してこの分岐部1に使
用されたサービスチー(分岐部材)2を露出させ、サー
ビスチー2上に端末接続部材3を接続し、反転器側4か
ら分岐管5内に反転させながら挿入したライニング用チ
ューブ6は、分岐管5の端末まで反転させたのち、この
端末で切開し、次に温水機7の温水供給ホース8を分岐
管の端末に、温水戻りホース9を端末接続部材3に接続
して反転させたライニング用チューブ6内に温水を強制
循環させてライニング用チューブ6に塗布した熱硬化性
接着剤を硬化させることにより、ライニング用チューブ
6を分岐管5内に張り付けると共に第14図に示すよう
に、サービスチー2の分岐管入口2′部分において内側
に止めリング10を挿入してライニング用チューブ6の端
末処理を行なっている。なお、この端末処理は分岐管5
の反転機側4においても同様である。
[解決しようとする課題] このように、従来のチューブ反転ライニング工法におい
ては、本支管分岐部(取出部)1を先ず掘削する必要が
あり、この掘削に伴なう交通障害とか経費に多くの問題
がある。
又、ライニングは分岐管5の端末までしか出来ないため
に、サービスチー2内及び本支管11との分岐部1内は別
途この部分だけを修理しているのが現状である。
本発明は、本支管分岐部を掘削せずに、メータ立管側か
らのみの操作ですべてのチューブ反転ライニングを終了
できる工法を提案するのが目的である。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成する手段として、次の如き工
法を提案する。
a. ライニングを行なうすべき分岐管の端末に反転機を
接続して分岐管及び本支管及び本支管からの分岐管取出
口を経由して本支管内まで到達するように熱硬化性接着
剤を塗布したライニング用チューブを反転させる工程、 b. 加温用チューブを前記ライニング用チューブ内にお
いて反転させて本支管内まで到達するように反転させる
工程、 c. 先端に金属感知用のセンサを取り付けた長尺棒を挿
入して本支管からの分岐管取出口を検出する工程、 d.分岐管取出口を検出したなら、この長尺棒をその位置
に固定して加温用チューブの先端側を長尺棒の先端まで
引き戻し、加温用チューブの先端を本支管からの分岐管
取出口に合致させる工程、 e. 長尺棒を引き抜き、代りに先端に温水噴出ノズルを
取り付けた温水用ホースを加温用チューブの先端に到達
するまで挿入する工程、 f. 加温用チューブ内に温水を循環させてライニング用
チューブに塗布した熱硬化性接着剤を硬化させてライニ
ング用チューブを分岐管の内面に接着固定させる工程、 g. 温水用ホースを引き抜くと共に加温用チューブを引
き戻す工程、 h. 本支管内のライニング用チューブを本支管からの分
岐管取出口まで引き戻す工程、 i. 引き戻されたライニング用チューブの先端までライ
ニング用チューブ穴あけ用工具を挿入し、そこで穴をあ
け、本管と分岐管とを開通させ、穴あけ用工具と分岐管
内に引き戻されたライニング用チューブの先端を引き抜
く工程、 j. から成る導管の非掘削チューブ反転ライニング工
法。
[実施例] 以下、実施例図に基づいて本発明工法を詳記する。
第1図は工法全体の説明図にして、本支管11と分岐管5
との分岐管1にはサービスチー2が用いられており、こ
の部分は全く掘削していない。そして、分岐管5の端末
はメータ立管5aとなって地上に露出しており、反転器12
はこのメータ立管5aに接続されている。
ライニング用チューブ6は反転器12内に捲き込んであ
り、反転の原理は公知のものと同一である。そして、ラ
イニング用チューブ6の表面には熱硬化性接着剤が塗布
してあると共に未反転の状態において片端はテープ
(紐)と接続され、テープから先に反転器12に捲き込ま
れている。
第5図は分岐管5内を進行して来たライニング用チュー
ブ6の状態を示し、ライニング用チューブ6には流体圧
が矢印のようにかけられてこの流体圧により外側にめく
れるようにしてライニング用チューブ6は反転し、この
反転した部分は分岐管5の内面に流体圧で圧接してい
る。
図において、13は未反転チューブの片端に接続されてい
るテープである。
第6図はライニング用チューブ6の反転をサービスチー
2から本支管11内まで進行させた状態を示し、この本支
管11内に入る量は特に限定されないが、作業上からは少
なくとも本支管11の直径以上は入れたい。
第7図はライニング用チューブ6を反転させたのち、こ
の中に更に加温用チューブ14を反転させて挿入した状態
を示している。加温用チューブ14の挿入量は本支管11に
少し入ったところまでで十分であり、この状況は、あら
かじめ分岐管5の距離が判っているので、計算で知るこ
とができる。
第8図は第2図に示す先端に金属感知センサ16を取り付
けた柔軟性に富んだ長尺棒15を挿入口12aから加温用チ
ューブ14内に挿入し、この金属感知センサ16にてサービ
スチー2の本支管11からの分岐管取出口2a部分を検知し
ている状況を示したもので、長尺棒15の先端側は約90゜
円曲されており、分岐管5からサービスチー2内に入り
90゜カーブして丁度分岐管取出口2aに直角に近い角度で
接し、この取出口2aを感知できるように工夫されてい
る。
第9図は金属感知センサ16で分岐管取出口2aを検出した
のち、このまま金属感知センサ16の位置を固定し、テー
プ14′を捲いて加温用チューブ14の未反転部分を引き戻
し、加温用チューブ14の先端側の既反転部分を金属感知
センサ16の部分、つまり分岐管取出口2aの部分までバッ
クさせた状態を示している。
第10図は長尺棒15を引き抜き、次に加温用チューブ14内
に温水用ホース17を先端まで挿入し、温水用ホース17の
先端に取り付けた温水噴出ノズル18から温水を噴出させ
て加温用チューブ14内分岐管5内を通ってメーター立管
5aに、温水発生機7で発生させた約70℃の温水を強制循
環させている状態を示している。もちろん、これは逆に
循環させてもよい。
なお、温水用ホース17の構造は第3図に示されている。
上記のようにして加温用チューブ14内に温水を循環させ
て内側から反転済のライニング用チューブ6を加熱する
ことにより、このチューブ6に塗布されている熱硬化性
接着剤が硬化し、ライニング用チューブ6は完全に分岐
管取出口2aから分岐管5、メータ立管5a内まで接着固定
される。
その後、ライニング用チューブ6内のテープ13をメータ
ー側から焼き戻すことにより本支管11内まで入っていた
ライニング用チューブ6の既反転先端側を引き戻す。本
支管11内のライニング用チューブ6は加熱されておらず
接着剤により硬化していないので、テープ13を引くこと
により、反転の逆の原理で簡単に戻る。分岐管取出口2a
のところからは接着剤により硬化しているのでこの部分
から分岐管5内のライニング用チューブ6は戻らない。
そこで、この引き戻しをやめる。
次にライニング用チューブ穴あけ用工具19をライニング
用チューブ6の先端まで挿入する。
第11図はこの工具として電気ヒータ19を使用し、挿入後
通電して約300℃に発熱させてライニング用チューブ6
の先端を溶断し開通している状態を示している。
なお、電気ヒータ19は第4図に示されており、20は電気
ヒータ挿入棒である。
開通後ライニング穴あけ用工具と分岐管5内に引き戻さ
れたライニング用チューブ6の先端部分を抜き出してす
べての作業を終了する。この、ライニング終了状態は第
12図に示されており、ライニング用チューブ6はメータ
立管5aから分岐管5内を経由して分岐管取出口2aまで到
達している。
[本発明の効果] 本発明は以上のように、ライニング用チューブの内側
に、反転器を利用して更に加温用チューブを反転させな
がら挿入すると共に金属感知センサを反転器側から挿入
してサービスチーの本支管取出口を検知して加温用チュ
ーブの先端をサービスチーの本支管取出口で止め、この
状態において加温用チューブ内に温水用ホースを挿入
し、このホースを利用して加温用チューブ内に温水を強
制循環させてライニング用チューブに塗布した熱硬化性
接着剤を硬化させるようにした。
又、熱硬化性接着剤の硬化後は、反転器側から電気ヒー
タなどの穴あけ用工具を挿入してライニング用チューブ
を溶断開通するようにした。
このように、すべての作業は反転器側つまりメータ立管
側において行なうことができ、従来のように本支管分岐
部を掘削する必要がないので、掘削に伴なう交通障害や
経費の問題が解決すると共にサービスチーの本支管取出
下口まで完全にライニング用チューブを反転させてライ
ニングできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明工法の全体を説明するための説明図、第
2図はセンサ付長尺体の説明図、第3図は温水用ホース
の説明図、第4図は電気ヒータの説明図、第5〜12図は
工法の各工程の説明図、第13図は従来の工法の説明図、
第14図は従来の工法におけるサービスチー部分の作業終
了状態の説明図である。 1……分岐部 2……サービスチー 5……分岐管 6……ライニング用チューブ 7……温水発生機 11……本支管 13……テープ 14……加温用チューブ 15……長尺体 16……センサ 17……温水用ホース 18……噴出ノズル 19……電気ヒータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a. ライニングを行なうべき分岐管の端末
    に反転機を接続して分岐管及び本支管からの分岐管取出
    口を経由して本支管内まで到達するように熱硬化性接着
    剤を塗布したライニング用チューブを反転させる工程、 b. 加温用チューブを前記ライニング用チューブ内にお
    いて反転させて本支管内まで到達するように反転させる
    工程、 c. 先端に金属感知用のセンサを取り付けた長尺棒を挿
    入して本支管からの分岐管取出口を検出する工程、 d. 分岐管取出口を検出したなら、この長尺棒をその位
    置に固定して加温用チューブの先端側を長尺棒の先端ま
    で引き戻し、加温用チューブの先端を本支管からの分岐
    管取出口に合致させる工程、 e. 長尺棒を引き抜き、代りに先端に温水噴出ノズルを
    取り付けた温水用ホースを加温用チューブの先端に到達
    するまで挿入する工程、 f. 加温用チューブ内に温水を循環させてライニング用
    チューブに塗布した熱硬化性接着剤を硬化させてライニ
    ング用チューブを分岐管の内面に接着固定させる工程、 g. 温水用ホースを引き抜くと共に加温用チューブを引
    き戻す工程、 h. 本支管内のライニング用チューブを本支管からの分
    岐管取出口まで引き戻す工程、 i. 引き戻されたライニング用チューブの先端までライ
    ニング用チューブ穴あけ用工具を挿入し、そこで穴をあ
    け、本支管と分岐管とを開通させ、穴あけ用工具と分岐
    管内に引き戻されたライニング用チューブの先端を引き
    抜く工程、 j. から成る導管の非掘削チューブ反転ライニング工
    法。
JP14754988A 1988-06-15 1988-06-15 導管の非掘削チューブ反転ライニング工法 Expired - Lifetime JPH0796269B2 (ja)

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JPH0717012B2 (ja) * 1989-09-05 1995-03-01 東京瓦斯株式会社 導管の非掘削チューブ反転ライニング工法
CA2184338C (en) * 1995-09-06 2000-11-14 Shigeru Toyoda Method of repairing an existing pipe

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