JP3072554B2 - 水道用保温管の接合方法及び接合部の保温方法及び末端処理方法 - Google Patents

水道用保温管の接合方法及び接合部の保温方法及び末端処理方法

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JP3072554B2
JP3072554B2 JP9314291A JP31429197A JP3072554B2 JP 3072554 B2 JP3072554 B2 JP 3072554B2 JP 9314291 A JP9314291 A JP 9314291A JP 31429197 A JP31429197 A JP 31429197A JP 3072554 B2 JP3072554 B2 JP 3072554B2
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原 理 人 福
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東亜高級継手バルブ製造株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水道用地上敷設管の
凍結を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】水道用地上敷設管の凍結を防止するた
め、従来では管の敷設作業後、グラスウールやウレタン
フォームなどの保温材で管を覆い、さらにステンレス製
の保護カバーなどでで保温材を覆っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、水道
用地上敷設管路の保温作業に多大な労力と時間がかかる
こと、通水管路及び保温材を外気から完全に遮断するこ
とができず、通水管路に希望する耐候性(樹脂管)及び
耐食性(金属管)などの耐久性と保温効果を与えにくい
と共に、与えられた耐久性と保温効果も経時的に低下し
ていくこと、外観的にも見栄えがよくないと共に、その
見栄えも経時的に悪化していくこと、などの問題があっ
た。
【0004】そこで本発明は、上記のような問題を解決
できる水道用保温管の接合方法及び接合部の保温方法及
び末端処理方法を提供をすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に用いる水道用保温管は、樹脂又は金属製の通水管と該
通水管を軸芯上に挿通させる樹脂製の保護管との間に保
温材より成る保温層を設け、且つ、通水管の端部が保護
管及び保温層の端部から突出するものである。
【0006】従って、水道用地上敷設管として上記水道
用保温管を用いることにより、水道用地上敷設管路の保
温作業が管の接合部だけで済み、この作業にかかる労力
及び時間を著しく削減できる。
【0007】上記水道用保温管は以下の方法で接合する
ことができる。
【0008】スリーブ形状の樹脂又は金属製の通水管継
手と、スリーブ形状の樹脂製の保護管継手とを備え、一
方の保護管外面に前記保護管継手を嵌合させた状態で、
通水管同士を前記通水管継手を用いて接合した後、一方
の保護管に予め嵌合させてある前記保護管継手を通水管
接合部にスライド移動させ、該保護管継手を用いて保護
管同士を接合する。
【0009】上記水道用保温管の接合部は以下の方法で
保温することができる。
【0010】上記した方法で水道用保温管同士を接合し
た後、保護管継手に空気抜孔と共に設けた注入孔から該
保護管継手の内部に保温材の成形原料を注入し、通水管
接合部と該通水管接合部を軸芯上に挿通させる保護管接
合部との間に保温材より成る保温層を成形する。
【0011】上記水道用保温管の末端は以下の方法で処
理することができる。
【0012】樹脂又は金属製の通水管と該通水管を軸芯
上に挿通させる樹脂製の保護管との間に保温材より成る
保温層を設け、且つ、通水管の端部が保護管及び保温層
の端部から突出する水道用保温管の末端処理方法におい
て、スリーブ形状の樹脂製の保護管継手と、水道用地中
埋設管又は該水道用地中埋設管と接合する水道用保温管
の通水管を挿通させる挿通孔を中心に設け、且つ、前記
保護管継手の端部に嵌合してこの端面を閉鎖する樹脂製
のエンドキャップとを備え、前記保護管継手の一端を水
道用保温管の保護管に接合させると共に、該保護管継手
の他端に前記エンドキャップを嵌合させた後、保護管継
手に空気抜孔と共に設けた注入孔から該保護管継手の内
部に保温材の成形原料を注入し、通水管と該通水管を軸
芯上に挿通させる端部を閉鎖した保護管継手との間又は
通水管と水道用地中埋設管との接合部を軸芯上に挿通さ
せる端部を閉鎖した保護管継手との間に保温材より成る
保温層を成形する。
【0013】従って、通水管路を途切れることなく保温
材より成る保温層で保温できると共に、通水管路及び保
温層を一本の管に接合された保護管路内に密封でき、通
水管路及び保温層が外気から完全に遮断され、通水管路
に希望する耐久性と保温効果を与えることができると共
に、その与えられた耐久性と保温効果を経時的に低下さ
せることなくいつまでも維持でき、また外観的にも見栄
えがよくなると共に、その見栄えも経時的に悪化させる
ことなくいつまでも維持できるものである。
【0014】上記水道用保温管の接続方法において、通
水管が金属製のときは金属製の通水管継手を用い、通水
管が樹脂製のときは樹脂製の通水管継手を用い、樹脂製
の通水管継手及び保護管継手は、管との接合面に導電線
が埋設され、該導電線に通電することによって継手と管
の接合面の樹脂を加熱・溶融させ、継手と管を融着させ
るエレクトロフュージョン継手を用いる。これによっ
て、通水管及び保護管の接合作業がより少ない労力及び
時間で簡単に行えると共に、通水管路及び保温層の保護
管路内での密封が確実に行え、通水管路に確実に希望す
る耐久性と保温効果を永続的に与えることができるもの
である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて詳述する。図1は水道用地上敷設管路の配管図であ
り、図中(1)は河川(2)の両サイドまで配管される
水道用地中埋設管路(3A)(3B)を連通接続させる
ために河川(2)を渡して配管される水道用地上敷設管
路であり、この地上敷設管路(1)の両端は河川(2)
の両サイドの地中部分で地中埋設管路(3A)(3B)
の端部と接合され、また通常川幅が数メートルと狭い場
合、地上敷設管路(1)は自身の剛性だけで河川(2)
の一側から他側に張架され、川幅が数十メートルと広い
場合、地上敷設管路(1)は橋(4)の横側に図示しな
い管ささえを用いて支持されて河川(2)の一側から他
側に張架され、且つ、この管路の途中には空気弁(5)
が取付けられる。
【0016】そして、前記地上敷設管路(1)は凍結を
防止するために管路全体を保温材で保温する必要があ
り、後述する水道用保温管(6)を地上敷設管として用
いることにより、保温作業を管の接合部だけで済ませ、
この作業にかかる労力と時間を削減するようにしてい
る。
【0017】前記水道用保温管(6)は、図2及び図3
に示すように、樹脂又は金属製の定尺管(4メートルの
直管)である通水管(7)と該通水管(7)を軸芯上に
挿通させる比較的肉薄の樹脂製の保護管(8)との間に
保温材より成る保温層(9)を設け、且つ、通水管
(7)の両端部を保護管(8)及び保温層(9)の両端
部から所定寸法突出させている。
【0018】前記水道用保温管(6)の製造方法の一例
を図4及び図5に示しており、先ず通水管(7)の両端
部が保護管(8)の両端部から同じ所定寸法突出するよ
うに、保護管(8)の中に通水管(7)を挿入配置す
る。この時保護管(8)の中に複数の軸受(10)が等
間隔に挿入配置されるように、通水管(7)には予め軸
受け(10)を嵌合固定しておく。前記軸受(10)は
通水管(7)を挿通支持するボス(10A)の外面か
ら、保護管(8)の中が完全に独立した複数の部屋に仕
切られないように、半径方向に等間隔に複数のアーム
(10B)を一体延出したもので、各アーム(10B)
の先端が保護管(8)の内面に当接することにより、ボ
ス(10A)を保護管(8)の軸芯上に配置し、該ボス
(10A)に挿通させている通水管(7)を保護管
(8)の軸芯上に挿通支持するものである。
【0019】次に通水管(7)を挿通させる挿通孔(1
1A)を中心に有する栓(11)を保護管(8)の両端
に嵌合し、保護管(8)の両端を閉鎖した後、押さえバ
ンド(12)を栓(11)から突出する通水管(7)の
両端部にボルト・ナット(12A)で締付固定し、各栓
(11)の抜止めと通水管(7)の軸方向の位置決めを
行い、通水管(7)の両端部を除く外側に両端を閉鎖し
た円筒形状の型枠(13)を形成する。
【0020】前記栓(11)は挿通孔(11A)と共に
この外側に軸孔(11B)を有し、一方の栓(11)は
軸孔(11B)が挿通孔(11A)の下側に位置するよ
うに保護管(8)に嵌合し、他方の栓(11)は軸孔
(11B)が挿通孔(11A)の上側に位置するように
保護管(8)に嵌合しておき、挿通孔(11A)の下側
に位置する軸孔(11B)を、型枠(13)の中への保
温材の成形原料の注入孔として用い、挿通孔(11A)
の上側に位置する軸孔(11B)を、前記注入孔(11
B)から見て最深部にある栓(11)と軸受(10)間
の型枠室(13A)の最深側上部に開設する空気抜孔と
して用いるものである。
【0021】また最深部の型枠室(13A)より手前に
ある軸受(10)間及び栓(11)と軸受(10)間の
各型枠室(13B)(13C)(13D)の最深側上部
に対応する保護管(8)の上面位置にそれぞれ空気抜孔
(14B)(14C)(14D)を開設するもので、前
記空気抜孔(14B)(14C)(14D)は予め保護
管(8)に開設しておいても、型枠(13)の成形後に
保護管(8)に開設しても何れでもよい。
【0022】次に発泡成形で成形できる気泡性樹脂製の
保温材の成形原料を型枠(13)の中に充填注入し、該
保温材より成る保温層(9)を成形する。保温材の材質
及びその成形原料の充填注入方法は適当なものを適宜選
択して採用すればよいが、一例を挙げると、(株)イノ
アックコーポレーション製の「クイックライト2」を用
いることによって保温材(断熱材)であるウレタンフォ
ームより成る保温層(9)を成形できる。これは2液式
で樹脂(A)を充填したエアゾール缶(15A)と発泡
剤(B)を充填したエアゾール缶(15B)をY字ホー
ス(16)を介してスプレーガン(17)に接続させ、
該スプレーガン(17)の噴出管(17A)から発泡剤
(B)を加えた樹脂(A)であるフォームを噴出させる
ものである。
【0023】前記フォームなど保温材の成形原料を前記
型枠(13)の中に充填注入する時は、前記噴出管(1
7A)を注入孔(11B)から型枠(13)の底部でそ
の最深部の型枠室(13A)まで挿入した後、フォーム
の噴出を開始し、フォームを噴出させながら噴出管(1
7A)を引抜いて行き、各空気抜孔(13B)(14
B)(14C)(14D)からフォームが噴出するのを
確認しながら型枠(13)の最深部の型枠室(13A)
から順次手前の各型枠室(13B)(13C)(13
D)へフォームを充填注入して行き、そして型枠(1
3)の中に充填注入したフォームを常温でフリー発泡・
硬化させ、クラックや空洞がなく、且つ、フォーム密度
が均一なウレタンフォームより成る保温層(9)を成形
するものである。
【0024】最後に各押さえバンド(12)及び各栓
(11)を取外すと共に、保護管(8)に開設した各空
気抜孔(14B)(14C)(14D)に、例えばシー
ル材を介してキャップを嵌合したり、保護管(8)と同
材質の溶融樹脂を流込む孔埋作業を行い、水道用保温管
(6)の製品に仕上げるものである。
【0025】上記した製造方法は、工場は無論のこと地
上敷設管路(1)の敷設現場でも水道用保温管(6)を
製造できること、新たな設備投資が殆どいらないこと、
保護管(8)が型枠(13)部品を兼ねること、通水管
(7)及び保護管(8)への保温層(9)の密着性が極
めて高くなること、また通水管(7)以外の付加構成要
素でる保護管(8)及び軸受(10)及び保温層(9)
が全て樹脂製で軽量であり、且つ、通水管(7)の切断
具があれば水道用保温管(6)を任意の長さに切断して
使用できること、さらに軸受(10)が保温層(9)内
に埋設されて製品である水道用保温管(6)に残り、該
水道用保温管(6)の強度を高め、外側から加えられる
衝撃及び管のたわみなどによる保温層(9)の剥離及び
圧縮(引張)変形(破損)により、通水管(7)及び保
護管(8)と保温層(9)との間に保温効果を低下させ
る隙間ができ難いこと、保温層(9)の両端部が保護管
(8)の両端部より内側に退入し、保護管(8)の両端
部に後述する理由で有効な栓(11)の嵌合跡である保
温層未成形部(18)ができること、などががあるので
有効である。
【0026】水道用保温管(6)は上記した製造方法の
他にも、例えば成形機を用いる方法。又は、通気管
(7)及び保護管(8)及び保温層(管)(9)をそれ
ぞれ別々に成形した後、これらを圧入嵌合させて製品に
組立てる方法。などで製造できるが、これら他の製造方
法でも前記軸受(10)及び保温層未成形部(18)を
製品に設ける方が好ましい。
【0027】また前記水道用保温管(6)を任意の長さ
に切断して使用する時も、通水管(7)の両端部が保温
管(8)及び保温層(9)の両端部より所定寸法突出す
るように、通水管(7)及び保護管(8)及び保温層
(9)を一平面内で切断した後、さらに保護管(8)及
び保温層(9)を切断すると共に、保温層(9)の両端
部が保護管(8)の両端部より内側に退入するように、
保温層(9)の切断端面を掘下げ加工し、保温層未成形
部(18)を設ける方が好ましい。
【0028】前記地上敷設管路(1)の曲がり部及び分
岐部に用いる直管以外の水道用保温管である各種曲がり
管(6A)の一例であるベンド管を図6に示し、各種分
岐管(6B)の一例であるチーズ管を図7に示してお
り、これら曲がり管(6A)及び分岐管(6B)も直管
である前記水道用保温管(6)と同様の構造を有するも
ので、樹脂又は金属製の通水管(7A)(7B)と該通
水管(7A)(7B)を軸芯上に挿通させる樹脂製の保
護管(8A)(8B)との間に保温材より成る保温層
(9A)(9B)を設け、且つ、通水管(7A)(7
B)の両端部を保護管(8A)(8B)及び保温層(9
A)(9B)の両端部から所定寸法突出させ、且つ、保
温層(9A)(9B)の両端部を保護管(8A)(8
A)の両端部より内側に退入させ、保護管(8A)の両
端部に保温層未成形部(18A)(18B)を設けてい
る。
【0029】前記曲がり管(6A)及び分岐管(6B)
の製造方法は、通水管(7A)(7B)を保護管(8
A)(8B)の端部からこの中に挿通配置できるもの
は、前記水道用保温管(6)の製造方法を採用できる
が、通水管(7A)(7B)を保護管(8A)(8B)
の端部からこの中に挿通配置できないものは、前記水道
用保温管(6)の製造方法は採用できず、この場合例え
ば、成形機を用る方法。又は、通水管(7A)(7B)
の外側で軸方向に割った保護管片を接合して保護管(8
A)(8B)を組立てた後、前記水道用保温管(6)の
保温層(9)と同様に保温層(9A)(9B)を成形す
る方法。などで曲がり管(6A)及び分岐管(6B)を
製造することができる。
【0030】前記各水道用保温管(6)(6A)(6
B)を敷設現場に持ち込み、ソッケト型のスリーブ形状
の樹脂又は金属製の通水管継手(19A)又は(19
B)とソケット型のスリーブ形状の樹脂製の保護管継手
(20)を用い、前記各水道用保温管(6)(6A)
(6B)を接合させ、またその接合部に保温材より成る
保温層(9C)を成形し、樹脂又は金属製の通水管路と
該通水管路を軸芯上に挿通させる樹脂製の保護管路との
間に保温材より成る連続した保温層を設けて成る前記地
上敷設管路(1)を構成するものである。
【0031】前記水道用保温管(6)(6A)(6B)
の接合方法及びその接合部の保温方法を図8に示してお
り、先ず接合する2本の水道用保温管(6)(6A)
(6B)のいずれか一方の保護管(8)(8A)(8
B)外面に前記保護管継手(20)を嵌合させる。この
状態で通水管(7)(7A)(7B)同士を前記通水管
継手(19A)又は(19B)を用いて接合する。
【0032】次に一方の保護管(8)(8A)(8B)
に予め嵌合させてある前記保護管継手(20)を通水管
接合部にスライド移動させ、該保護管継手(20)を用
いて保護管(8)(8A)(8B)同士を接合すること
により、水道用保温管(6)(6A)(6B)同士が接
合され、またこの接合によって保温層が未成形の通水管
の端部である通水管接合部の外側に両端を閉鎖した円筒
形状の型枠(13E)を形成する。
【0033】そして次に前記水道用保温管(6)(6
A)(6B)の接合部に保温材より成る保温層(9C)
を成形するもので、予め保護管継手(20)の上面両側
部に開設するか、又は、型枠(13E)の成形後に保護
管継手(20)の上面両側部に開設する注入孔(21)
及び空気抜孔(22)の該注入孔(21)から水道用保
温管(6)(6A)(6B)の保温管(9)(9A)
(9B)と同材質の保温材の成形原料を型枠(13E)
の中に充填注入し、図9乃至図11に示すように、通水
管接合部と該通水管接合部を軸芯上に挿通させる保護管
接合部との間に保温材より成る保温層(9C)を成形す
るものである。
【0034】保温材の成形原料の充填注入方法は適当な
ものを適宜選択して採用すればよいが、一例を挙げる
と、前記の(株)イノアックコーポレーション製の「ク
イックライト2」を用いることによって前記水道用保温
管(6)(6A)(6B)と同質材の保温材(断熱材)
であるウレタンフォームより成る保温層(9C)を成形
できる。この場合もフォームなど保温材の成形原料を型
枠(13E)の中に充填注入する時は、注入孔(21)
から見て最奥部となる型枠(13E)の底部からフォー
ムを注入充填して行き、空気抜孔(22)からフォーム
が噴出するのを確認してフォームの充填注入を終了し、
そして型枠(13E)の中に充填注入したフォームを常
温でフリー発泡・硬化させ、クラックや空洞がなく、且
つ、フォーム密度が均一なウレタンフォームより成る保
温層(9C)を成形するものである。
【0035】最後に保護管継手(20)に開設した注入
孔(21)及び各空気抜孔(22)に、例えばシール材
を介してキャップを嵌合したり、保護管(20)と同材
質の溶融樹脂を流込む孔埋作業を行うものである。
【0036】上記した水道用保温管(6)(6A)(6
B)の接合方法及びその接合部の保温方法は、地上敷設
管路(1)の敷設現場でしか行えない水道用保温管
(6)(6A)(6B)の接合及び保温作業が簡単に行
えること、通水管接合部と該通水管接合部を軸芯上に挿
通させる保護管接合部との間の形状変化がある部分で、
且つ、接合した水道用保温管(6)(6A)(6B)の
保温層(9)(9A)(9B)間に隙間なく保温材より
成る保温層(9C)を注入発泡により適正に成形できる
こと、その保温層(9C)が通水管接合部の漏れを防止
するシール材を兼ねること、などがあるので有効であ
る。
【0037】また水道用保温管(6)(6A)(6B)
の通水管(7)(7A)(7B)が金属管の時は、図1
0に示すように、周知の金属製の例えばねじ込み式のソ
ケット型の管継手などの通水管継手(19B)を用い、
通水管(7)(7A)(7B)がポリエチレンなどの熱
可塑性樹脂管の時は、図9に示すように、樹脂製の通水
管継手(19A)を用い、さらに保護管(8)(8A)
(8B)も例えばポリエチレンなどの熱可塑性樹脂管で
あり、図9及び図10に示すように、樹脂製の保護管継
手(20)を用い、そして樹脂製の通水管継手(19
A)及び保護管継手(20)は、水道用保温管(6)
(6A)(6B)の接合作業をより少ない労力及び時間
で簡単に行い、且つ、通水管(7)(7A)(7B)及
び保護管(8)(8A)(8B)との接合面の密封を確
実に行うために、エレクトロフュージョン継手を用いる
ものである。
【0038】エレクトロフュージョン継手である樹脂製
の通水管継手(19A)及び保護管継手(20)は、図
12に示すように、ニッケル線(23A)をガラス繊維
編組の絶縁層(23B)で被覆し、さらに該絶縁層(2
3B)の上に接合する管(7)(7A)(7B)(8)
(8A)(8B)(3a)(3b)と同材質の樹脂層
(23C)で被覆した導電線(23)を2つ折りにして
円柱面上で螺旋状に巻き、樹脂層(23C)を部分的に
加熱・溶融(23D)してスリーブ形状に保形した発熱
体(24)を、接合する管(7)(7A)(7B)
(8)(8A)(8B)(3a)(3b)と同材質の樹
脂製の継手(19A)(20)の管(7)(7A)(7
B)(8)(8A)(8B)(3a)(3b)との接合
面に埋込んだもので、継手(19A)(20)の端面に
設けて発熱体(24)の導電線(23)の両端に接続す
る接続端子(25)に融着コントローラ(26)を介し
て電源(27)を接続させ、継手(19A)(20)の
発熱体(24)に所定の時間所定の電気量で通電するこ
とにより、継手(19A)(20)と管(7)(7A)
(7B)(8)(8A)(8B)(3a)(3b)の接
合面の樹脂を加熱・溶融させ、継手(19A)(20)
と管(7)(7A)(7B)(8)(8A)(8B)
(3a)(3b)を融着させ、樹脂製の通水管(7)
(7A)(7B)同士及び樹脂製の通水管(7)(7
A)(7B)と樹脂製の地中埋設管(3a)(3b)及
び樹脂製の保護管(8)(8)(8A)同士を接合させ
るものである。
【0039】前記エレクトロフュージョン継手である樹
脂製の通水管継手(19A)及び保護管継手(20)の
発熱体(24)は、予め継手成形時にインサートして一
体に設ける場合と、継手本体と別体で設けておき、接合
時にに予め継手本体の内面に設けてある発熱体埋込溝に
装着して使用する場合がある。
【0040】前記地中埋設管路(3A)(3B)の端部
の樹脂又は金属製の地中埋設管(3a)(3b)の端部
と接合する水道用保温管(6)(6A)(6B)の末端
を、前記保護管継手(20)と、地中埋設管(3a)
(3b)又は該地中埋設管(3a)(3b)と接合する
水道用保温管(6)(6A)(6B)の通水管(7)
(7A)(7B)を挿通させる挿通孔(28A)を中心
に設け、且つ、前記保護管継手(20)の端部に嵌合し
てこの端面を閉鎖する保護管継手(20)と同材質の樹
脂製のエンドキャップ(28)とを用いて、処理するも
ので、その処理方法を図13に示しており、先ず地中埋
設管(3a)(3b)に前記エンドキャップ(28)を
挿通孔(28A)を介して嵌合し、次に該地中埋設管
(3a)(3b)又はこの管(3a)(3b)と接合す
る水道用保温管(6)(6A)(6B)の保護管(8)
(8A)(8B)の外面に前記保護管継手(20)を嵌
合させる。この状態で水地中埋設管(3a)(3b)と
通水管(7)(7A)(7B)を前記通水管継手(19
A)又は(19B)を用いて接合する。
【0041】次に地中埋設管(3a)(3b)又はこの
管(3a)(3b)と接合する水道用保温管(6)(6
A)(6B)の保護管(8)(8A)(8B)の外面に
予め嵌合させてある前記保護管継手(20)を地中埋設
管(3a)(3b)と通水管(7)(7A)(7B)の
接合部にスライド移動させた後、地中埋設管(3a)
(3b)に予め嵌合させてある前記エンドキャップ(2
8)を保護管継手(20)の端部に嵌合させ、地上敷設
管路(1)の末端の保護管(8)(8A)(8B)の端
部に保護管継手(20)を接合させると共に、該保護管
継手(20)の端部にエンドキャップ(28)を接合さ
せることにより、地上敷設管路(1)の末端の地中埋設
管(3a)(3b)との通水管接合部の外側に両端を閉
鎖した円筒形状の末端型枠(13F)を形成するもので
ある。
【0042】そして次に前記水道用保温管(6)(6
A)(6B)の接合部と同様の保温方法で、図14及び
図15に示すように、地中埋設管(3a)(3b)との
通水管接合部に保温材より成る保温層(9D)を成形
し、保温区間の通水管路及びその保温層(9A)(9
B)(9C)(9D)(9E)を、端部をエンドキャッ
プ(28)で閉鎖した保護管路の中に密封するように処
理するものである。
【0043】前記末端保温層(9D)は地中埋設管(3
a)(3b)と通水管(7)(7A)(7B)の接合端
部に成形する他、その接合端部より一方の通水管(7)
(7A)(7B)の外面に成形する場合がある。
【0044】また地上敷設管路(1)の途中に水道用保
温管の分岐管(6B)を介して取付ける前記前記空気弁
(5)との接合端部など、地中埋設管路(3A)(3
B)との接合端部以外の水道用保温管(6B)の末端も
上記の方法で処理するものである。
【0045】前記水道用保温管(6)(6A)(6B)
の接合部の保温層(9C)及び末端保温層(9D)は、
水道用保温管(6)(6A)(6B)の保温層(9)
(9A)(9B)との接合端部が、水道用保温管(6)
(6A)(6B)の保護管(8)(8A)(8B)の端
部に保温層未成形部(18)(18A)(18B)があ
るために、その保護管(8)(8A)(8B)の端部の
中に食込んだ状態で成形され、管のたわみなどにより、
水道用保温管(6)(6A)(6B)の保温層(9)
(9A)(9B)と接合部の保温層(9C)及び末端保
温層(9D)との接合面に隙間などを発生させるのを防
止できること、水道用保温管(6)(6A)(6B)の
保護管(8)(8A)(8B)と保護管継手(20)と
の融着を、保温層未成形部(18)(18A)(18
B)を設けた保護管(8)(8A)(8B)の端部で行
い、その後で水道用保温管(6)(6A)(6B)の接
合部の保温層(9C)及び末端保温層(9D)を成形す
るから、水道用保温管(6)(6A)(6B)の保護管
(8)(8A)(8B)と保護管継手(20)との融着
時に該融着部の保温層が熱破損するのを防止できるこ
と、などがあるので有効である。
【0046】前記水道用保温管(6)(6A)(6B)
を上記の方法で接合させ、且つ、その接合部を上記の方
法で保温し、且つ、その末端を上記の方法で処理するこ
とにより、樹脂又は金属製の通水管路と該通水管路を軸
芯上に挿通させる樹脂製の保護管路との間に保温材より
成る連続した保温層(9)(9A)(9B)(9C)
(9D)を設けて成る前記地上敷設管路(1)が構成さ
れるもので、通水管路を途切れることなく保温材より成
る保温層(9)(9A)(9B)(9C)(9D)で保
温できること、通水管路及び保温層(9)(9A)(9
B)(9C)(9D)を一本の管に接合された保護管路
内に密封でき、通水管路及び保温層(9)(9A)(9
B)(9C)(9D)が外気から完全に遮断され、通水
管路に希望する耐久性と保温効果を与えることができる
こと、その与えられた耐久性と保温効果を経時的に低下
させることなくいつまでも維持できること、また外観的
にも見栄えがよくなること、その見栄えも経時的に悪化
させることなくいつまでも維持できること、などがある
ので有効である。
【0047】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、樹脂又は金属製の通水管(7)(7A)(7B)と
該通水管(7)(7A)(7B)を軸芯上に挿通させる
樹脂製の保護管(8)(8A)(8B)との間に保温材
より成る保温層(9)(9A)(9B)を設け、且つ、
通水管(7)(7A)(7B)の端部が保護管(8)
(8A)(8B)及び保温層(9)(9A)(9B)の
端部から突出する水道用保温管(6)(6A)(6B)
を水道用地上敷設管として用いることにより、地上敷設
管路(1)の保温作業を管(6)(6A)(6B)の接
合部だけで済ませ、この作業にかかる労力と時間を削減
することができる。
【0048】水道用保温管(6)(6A)(6B)は以
下の方法で接合することができる。
【0049】スリーブ形状の樹脂又は金属製の通水管継
手(19A)又は(19B)とスリーブ形状の樹脂製の
保護管継手(20)とを備え、一方の保護管(8)(8
A)(8B)外面に前記保護管継手(20)を嵌合させ
た状態で、通水管(7)(7A)(7B)同士を前記通
水管継手(19A)又は(19B)を用いて接合した
後、一方の保護管(8)(8A)(8B)に予め嵌合さ
せてある前記保護管継手(20)を通水管接合部にスラ
イド移動させ、該保護管継手(20)を用いて保護管
(8)(8A)(8B)同士を接合する。
【0050】水道用保温管(6)(6A)(6B)の接
合部は以下の方法で保温することができる。
【0051】上記した方法で水道用保温管(6)(6
A)(6B)同士を接合した後、保護管継手(20)に
空気抜孔(22)と共に設けた注入孔(21)から該保
護管継手(20)の内部に保温材の成形原料を注入し、
通水管接合部と通水管接合部を軸芯上に挿通させる保護
管接合部との間に保温材より成る保温層(9C)を成形
する。
【0052】水道用保温管(6)(6A)(6B)の末
端は以下の方法で処理することができる。
【0053】樹脂又は金属製の通水管(7)(7A)
(7B)と該通水管(7)(7A)(7B)を軸芯上に
挿通させる樹脂製の保護管(8)(8A)(8B)との
間に保温材より成る保温層(9)(9A)(9B)を設
け、且つ、通水管(7)(7A)(7B)の端部が保護
管(8)(8A)(8B)及び保温層(9)(9A)
(9B)の端部から突出する水道用保温管(6)(6
A)(6B)の末端処理方法において、スリーブ形状の
樹脂製の保護管継手(20)と、水道用地中埋設管(3
a)(3b)又は該水道用地中埋設管(3a)(3b)
と接合する水道用保温管(6)(6A)(6B)の通水
管(7)(7A)(7B)を挿通させる挿通孔(28
A)を中心に設け、且つ、前記保護管継手(20)の端
部に嵌合してこの端面を閉鎖する樹脂製のエンドキャッ
プ(28)とを備え、前記保護管継手(20)の一端を
水道用保温管(6)(6A)(6B)の保護管(8)
(8A)(8B)に接合させると共に、該保護管継手
(20)の他端に前記エンドキャップ(28)を嵌合さ
せた後、保護管継手(20)に空気抜孔(22)と共に
設けた注入孔(21)から該保護管継手(20)の内部
に保温材の成形原料を注入し、通水管(7)(7A)
(7B)と該通水管(7)(7A)(7B)を軸芯上に
挿通させる端部を閉鎖した保護管継手(20)との間又
は通水管(7)(7A)(7B)と水道用地中埋設管
(3a)(3b)との接合部を軸芯上に挿通させる端部
を閉鎖した保護管継手(20)との間に保温材より成る
保温層(9D)を成形する。
【0054】従って、通水管路を途切れることなく保温
材より成る保温層(9)(9A)(9B)(9C)(9
D)で保温できると共に、通水管路及び保温層(9)
(9A)(9B)(9C)(9D)を一本の管に接合さ
れた保護管路内に密封でき、通水管路及び保温層(9)
(9A)(9B)(9C)(9D)が外気から完全に遮
断され、通水管路に希望する耐久性と保温効果を与える
ことができると共に、その与えられた耐久性と保温効果
を経時的に低下させることなくいつまでも維持でき、ま
た外観的にも見栄えがよくなると共に、その見栄えも経
時的に悪化させることなくいつまでも維持できるもので
ある。
【0055】上記水道用保温管の接続方法において、通
水管(7)(7A)(7B)が金属製のときは金属製の
通水管継手(19B)を用い、通水管(7)(7A)
(7B)が樹脂製のときは樹脂製の通水管継手(19
A)を用い、樹脂製の通水管継手(19A)及び保護管
継手(20)は、管との接合面に導電線(23)が埋設
され、該導電線(23)に通電することによって継手と
管の接合面の樹脂を加熱・溶融させ、継手と管を融着さ
せるエレクトロフュージョン継手を用いる。これによっ
て、通水管(7)(7A)(7B)及び保護管(8)
(8A)(8B)の接合作業がより少ない労力及び時間
で簡単に行えると共に、通水管路及び保温層(9)(9
A)(9B)(9C)(9D)の保護管路内での密封が
確実に行え、通水管路に確実に希望する耐久性と保温効
果を永続的に与えることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 水道用地上敷設管路の配管図
【図2】 水道用保温管の断面図
【図3】 水道用保温管の断面図
【図4】 水道用保温管の製造方法を示す説明図
【図5】 水道用保温管の製造方法を示す説明図
【図6】 他の水道用保温管の断面図
【図7】 他の水道用保温管の断面図
【図8】 水道用保温管の接合方法及びその接合部の
保温方法を示す説明図
【図9】 水道用保温管の接合部の断面図
【図10】 水道用保温管の接合部の断面図
【図11】 水道用保温管の接合部の断面図
【図12】 発熱体の説明図
【図13】 水道用保温管の末端処理方法を示す説明図
【図14】 水道用保温管の末端の断面図
【図15】 水道用保温管の末端の断面図
【符号の説明】
(1)水道用地上敷設管路 (3A)(3B)水道用地中埋設管路 (6)(6A)(6B)水道用保温管 (7)(7A)(7B)通水管 (8)(8A)(8B)保護管 (9)(9A)(9B)(9C)(9D)(9E)保温
層 (19A)(19B)通水管継手 (20)保護管継手 (24)発熱体 (25)エンドキャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03B 7/12 E03B 7/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂又は金属製の通水管と該通水管を軸
    芯上に挿通させる樹脂製の保護管との間に保温材より成
    る保温層を設け、且つ、通水管の端部が保護管及び保温
    層の端部から突出する水道用保温管の接合方法におい
    て、スリーブ形状の樹脂又は金属製の通水管継手と、ス
    リーブ形状の樹脂製の保護管継手とを備え、一方の保護
    管外面に前記保護管継手を嵌合させた状態で、通水管同
    士を前記通水管継手を用いて接合した後、一方の保護管
    に予め嵌合させてある前記保護管継手を通水管接合部に
    スライド移動させ、該保護管継手を用いて保護管同士を
    接合することを特徴とする水道用保温管の接合方法。
  2. 【請求項2】 通水管が金属製のときは金属製の通水管
    継手を用い、通水管が樹脂製のときは樹脂製の通水管継
    手を用い、樹脂製の通水管継手及び保護管継手は、管と
    の接合面に導電線が埋設され、該導電線に通電すること
    によって継手と管の接合面の樹脂を加熱・溶融させ、継
    手と管を融着させるエレクトロフュージョン継手を用い
    る請求項1記載の水道用保温管の接合方法。
  3. 【請求項3】 樹脂又は金属製の通水管と該通水管を軸
    芯上に挿通させる樹脂製の保護管との間に保温材より成
    る保温層を設け、且つ、通水管の端部が保護管及び保温
    層の端部から突出する水道用保温管の接合部の保温方法
    において、請求項1又は2記載の接合方法で水道用保温
    管同士を接合した後、保護管継手に空気抜孔と共に設け
    た注入孔から該保護管継手の内部に保温材の成形原料を
    注入し、通水管接合部と該通水管接合部を軸芯上に挿通
    させる保護管接合部との間に保温材より成る保温層を成
    形することを特徴とする水道用保温管の接合部の保温方
    法。
  4. 【請求項4】 樹脂又は金属製の通水管と該通水管を軸
    芯上に挿通させる樹脂製の保護管との間に保温材より成
    る保温層を設け、且つ、通水管の端部が保護管及び保温
    層の端部から突出する水道用保温管の末端処理方法にお
    いて、スリーブ形状の樹脂製の保護管継手と、水道用地
    中埋設管又は該水道用地中埋設管と接合する水道用保温
    管の通水管を挿通させる挿通孔を中心に設け、且つ、前
    記保護管継手の端部に嵌合してこの端面を閉鎖する樹脂
    製のエンドキャップとを備え、前記保護管継手の一端を
    水道用保温管の保護管に接合させると共に、該保護管継
    手の他端に前記エンドキャップを嵌合させた後、保護管
    継手に空気抜孔と共に設けた注入孔から該保護管継手の
    内部に保温材の成形原料を注入し、通水管と該通水管を
    軸芯上に挿通させる端部を閉鎖した保護管継手との間又
    は通水管と水道用地中埋設管との接合部を軸芯上に挿通
    させる端部を閉鎖した保護管継手との間に保温材より成
    る保温層を成形することを特徴とするを水道用保温管の
    末端処理方法。
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