JPH0796242A - 回転カップ式塗布装置 - Google Patents

回転カップ式塗布装置

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Publication number
JPH0796242A
JPH0796242A JP23948793A JP23948793A JPH0796242A JP H0796242 A JPH0796242 A JP H0796242A JP 23948793 A JP23948793 A JP 23948793A JP 23948793 A JP23948793 A JP 23948793A JP H0796242 A JPH0796242 A JP H0796242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chuck
cleaning
cup
inner cup
liq
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP23948793A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohito Sago
宏仁 佐合
Hideya Kobari
英也 小針
Yasuji Ueda
康爾 上田
Hiroki Endo
弘樹 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd filed Critical Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
Priority to JP23948793A priority Critical patent/JPH0796242A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転カップ式塗布装置の整流板下面を自動的
に洗浄する。 【構成】 チャック22の上面には凹部27が形成さ
れ、この凹部27を仕切るように複数のリブ28が設け
られている。ここで、凹部27は中心部が深く、周縁部
が浅い擂り鉢状をなし、この凹部27内には洗浄液を貯
留する。そして、洗浄の際に回転によってインナーカッ
プ3内を減圧状態とすると、凹部27内に貯留した洗浄
液は蒸発して整流板17下面等に付着した塗布液を洗浄
除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶ディスプレイ(LC
D)用のガラス基板や半導体ウェハ等の表面にレジスト
液等を塗布する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】薄膜トランジスタ(TFT)や金属/絶
縁体/金属接合(MIM)などの素子をガラス基板や半
導体ウェハ上に形成する工程の1つに塗布工程があり、
この塗布工程等に使用する回転カップ式塗布装置として
特開平3−293056号公報に開示される装置が知ら
れている。
【0003】上記の回転カップ式塗布装置は、スピンナ
ーにて回転せしめられるインナーカップの外側にドレイ
ンを受けるアウターカップを固設し、インナーカップ内
に配置したチャック上にガラス基板や半導体ウェハ等の
被処理物をセットし、この被処理物の表面に塗布液を滴
下し、次いでインナーカップ上面及びアウターカップ上
面をそれぞれの蓋体で閉塞した状態でチャックとインナ
ーカップとを一体的に回転せしめ、被処理物の表面に滴
下した塗布液を均一に拡散せしめるとともに、回転に伴
う遠心力でインナーカップ内を減圧し塗布液に溶解して
いる気体を除去するようにしている。
【0004】また、最近の回転カップ式塗布装置にあっ
ては、インナーカップの蓋体の下面に整流板を取り付
け、チャックに保持された被処理物の表面と整流板下面
との間隔を狭め、インナーカップ内に乱流が生じないよ
うにして塗布を行うようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した回転カップ式
塗布装置にあっては、回転塗布の際に塗布液が滴下され
た被処理物の表面と蓋体下面或いは整流板下面とが接近
しているため、蓋体下面或いは整流板下面に塗布液が付
着し、これが乾燥した後に小さなパーティクルとなって
被処理物の表面に落下すると、歩留りの低下になる。そ
こで、塗布液が付着しやすい整流板下面等については頻
繁に洗浄し、パーティクルの発生を防止しなければなら
ない。このため、従来にあっては手作業によって蓋体下
面や整流板下面を洗浄しているが、手間がかかり、塗布
工程の効率低下につながっている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、回転カップ式塗布装置のインナーカップの中央
部に配置されたチャック上面に凹部を形成し、この凹部
に洗浄液を貯留するようにした。
【0007】
【作用】回転塗布を行っている間は、チャック上面の凹
部内に洗浄液を入れず、また洗浄を行う場合に凹部内に
洗浄液を入れ、板状被処理物を外した状態でインナーカ
ップを回転せしめる。すると、蓋体で閉じられたインナ
ーカップ内は減圧状態になるので凹部内の洗浄液は飛散
・蒸発し、蓋体下面や整流板下面を洗浄する。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明に係る回転カップ式塗
布装置の全体断面図、図2はチャックの平面図、図3は
図2のA−A線断面図、図4は図2のB−B線断面図で
ある。
【0009】回転カップ式塗布装置はベース1上に環状
のアウターカップ2を固定し、このアウターカップ2内
側にインナーカップ3を配置し、このインナーカップ3
の中央部にチャック4を収納し、更にアウターカップ2
とインナーカップ3の上方に蓋部5を設けている。
【0010】アウターカップ2は上半体2aと下半体2
bからなり、これら半体2a,2bを組み付けた状態で
環状の塗布液回収通路6が形成され、上半体2aにはイ
ンナーカップ3の外周部に設けた連通孔7に向けて洗浄
液を噴出するノズル8を所定間隔開けて取り付けてい
る。
【0011】インナーカップ3はその軸部9がベース1
にベアリング10を介して回転自在に支承され、また、
インナーカップ3の上面は上方に開放された凹部3aと
され、この凹部3a内と前記塗布液回収通路6内とをエ
ア抜き及びドレイン抜きを兼ねる前記連通孔7で連通し
ている。
【0012】また、前記蓋部5はアウターカップ用蓋体
11とインナーカップ用蓋体12からなり、アウターカ
ップ用蓋体11はロボットアーム13の先端に固着した
ブロック14にピン15を介して上下動可能に支持さ
れ、インナーカップ用蓋体12はその軸部16を介して
アウターカップ用蓋体11に形成した開口に回転自在且
つ落下しないように支持されている。
【0013】また、インナーカップ用蓋体12の下面に
は整流板17が取り付けられ、この整流板17とインナ
ーカップ用蓋体12との間には隙間18が形成され、こ
の隙間18の中央には開閉弁19を介してブロック14
に穿設した洗浄液供給通路20が連結し、また隙間18
の外周端はインナーカップ3の凹部3a内周面近くに開
口している。
【0014】一方、インナーカップ3の中央部には軸方
向に段付き孔21が設けられ、この段付き孔21にチャ
ック22が臨んでいる。このチャック22は昇降自在な
スピンナー軸23にビス24にて固着され、スピンナー
軸23が上昇することで、チャック22とインナーカッ
プ3との凹凸係合部25が外れ、この状態でチャック2
2上に半導体ウェハ等の板状被処理物Wをセットする。
そして、スピンナー軸23を下降することで、凹凸係合
部25が係合し、スピンナー軸23の回転がインナーカ
ップ3に伝達される。
【0015】尚、実施例にあってはスピンナー軸23の
回転を凹凸係合部を介してインナーカップ3に伝達する
ようにしたが、モータにてインナーカップ3を回転さ
せ、この回転をチャック22に伝えるようにしてもよ
い。この場合には軸23は単に昇降動するための部材と
なる。
【0016】また、前記チャック22は図2乃至図4に
示すように、中心部に軸方向の吸引孔26が穿設され、
この吸引孔26はスピンナー軸23に形成した孔を介し
て真空引き装置につながっている。
【0017】更に、前記チャック22の上面には凹部2
7が形成され、この凹部27を仕切るように複数のリブ
28が設けられている。ここで、凹部27は中心部が深
く、周縁部が浅い擂り鉢状をなし、この凹部27内に洗
浄液を貯留することが可能になっている。
【0018】以上において、板状被処理物Wの表面に塗
布液を塗布するには、アウターカップ2及びインナーカ
ップ3の上面を開放し、凹部27内に洗浄液を貯留して
いない状態のチャック22をインナーカップ3よりも上
昇させて板状被処理物Wをチャック22上に吸引して固
定し、次いでチャック22をインナーカップ3の上面と
面一になるまで下降せしめ、チャック22とインナーカ
ップ3とを凹凸係合部25で係合し、更に蓋体11,1
2を被せた後にチャック22とインナーカップ3とを一
体的に回転せしめ、遠心力により塗布液を板状被処理物
Wの表面に均一に拡散塗布する。
【0019】以上の塗布工程が終了したら、或いは複数
回の塗布工程が終了したら洗浄を行う。洗浄を行うに
は、先ず蓋体11,12を開け、洗浄液供給ノズルをチ
ャック22上方に臨ませ、チャック22の凹部27内に
洗浄液を貯留する。この後、洗浄液供給ノズルは後退
し、チャック22上に板状被処理物Wをセットしない状
態で、蓋体11,12にてアウターカップ2とインナー
カップ3の上面開口を閉じ、また開閉弁19を開として
行う。
【0020】以上において回転を行うと、洗浄液供給通
路20からの洗浄液は、開閉弁19及び隙間18を介し
てインナーカップ3の凹部3a内に外周部から供給さ
れ、凹部3a内周面等に付着した塗布液を洗浄除去し、
また回転によってインナーカップ3内は減圧状態となる
ので、チャック22の凹部27内に貯留した洗浄液は飛
散・蒸発して整流板17下面、インナーカップ内壁等に
付着した塗布液が洗浄除去される。
【0021】ここで、洗浄にあたってはチャック22の
上面と蓋体12の下面或いは整流板17の下面が極力接
近することが洗浄効率を高める上で好ましい。このため
の方法としてはチャック22が回転カップからの回転運
動が伝達されている状態を保ちつつ上昇するようにする
か、蓋体12或いは整流板17が下降するようにする。
【0022】以上の洗浄は、インナーカップ3の内壁、
蓋体12の下面、整流板17の下面及び凹部27内表面
が乾くまで続行するが、蓋体12の下面及び整流板17
の下面の方が他の箇所より速く乾く場合には、一端回転
を停止させ、蓋体11,12を開けて、回転カップのみ
を回転させて乾燥を促進する。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
板状被処理物をチャックにセットせず、且つ塗布液を供
給しない状態で蓋体を閉じ、この状態で回転塗布と同じ
ようにインナーカップを回転するだけで、整流板下面の
洗浄ができる。したがって、洗浄を手作業で行う必要が
なく、しかも塗布装置に特別な姿勢をとらすことなく洗
浄できるので、塗布装置の構造を複雑化することなく自
動的な洗浄が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転カップ式塗布装置の全体断面
【図2】チャックの平面図
【図3】図2のA−A線断面図
【図4】図2のB−B線断面図
【符号の説明】
2…アウターカップ、3…インナーカップ、11…アウ
ターカップ用蓋体、12…インナーカップ用蓋体、17
…整流板、22…チャック、23…スピンナー軸、27
…凹部、28…リブ、W…板状被処理物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 弘樹 神奈川県川崎市中原区中丸子150番地 東 京応化工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インナーカップの中心部に板状被処理物
    を吸着するチャックをインナーカップと一体的な回転が
    可能になるように配置し、またインナーカップの外側に
    はインナーカップからのドレインを受けるアウターカッ
    プを配置し、これらインナーカップ及びアウターカップ
    の上面を蓋体で覆った状態で塗布及び洗浄を行うように
    した回転カップ式塗布装置において、前記チャック上面
    には洗浄液を貯留する凹部が形成されていることを特徴
    とする回転カップ式塗布装置。
JP23948793A 1993-09-27 1993-09-27 回転カップ式塗布装置 Withdrawn JPH0796242A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23948793A JPH0796242A (ja) 1993-09-27 1993-09-27 回転カップ式塗布装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23948793A JPH0796242A (ja) 1993-09-27 1993-09-27 回転カップ式塗布装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0796242A true JPH0796242A (ja) 1995-04-11

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ID=17045513

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23948793A Withdrawn JPH0796242A (ja) 1993-09-27 1993-09-27 回転カップ式塗布装置

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JP (1) JPH0796242A (ja)

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