JPH0795942A - 電気掃除機のコードリール装置 - Google Patents

電気掃除機のコードリール装置

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JPH0795942A
JPH0795942A JP24453093A JP24453093A JPH0795942A JP H0795942 A JPH0795942 A JP H0795942A JP 24453093 A JP24453093 A JP 24453093A JP 24453093 A JP24453093 A JP 24453093A JP H0795942 A JPH0795942 A JP H0795942A
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cord reel
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コードリール装置の回転ドラムを水平回りに
回転させつつ、電気コードがドラムの下側円板からはみ
出すのを防止できる電気掃除機のコードリール装置を提
供することを目的とする。 【構成】 回転ドラム54を水平回りに回転させること
により電気コード50を巻き取るようにした電気掃除機
のコードリール装置51において、前記回転ドラム54
の下側円板54cが、前記電気コード50がその自重で
裾広がりに載置されることに対応して上側円板54bよ
りも大径に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転ドラムを水平回り
に回転させることにより電気コードを巻き取るようにし
た電気掃除機のコードリール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気掃除機には、巻きばねによる回転力
を用いて回転ドラムに電気コードを巻き取るようにした
コードリール装置が設けられているが、一般に、このコ
ードリール装置は、回転ドラムを垂直回りに回転させる
ように設けられる(特公昭46−6276号公報参
照)。その一方、いわゆるポット型の電気掃除機では、
その上部側に電気コード巻取スペースを設け、利用者が
手巻きで電気コードを巻き取るものも知られている(特
開平2−224721号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記コード
リール装置の回転ドラムを垂直回りではなくて水平回り
に回転するように設けることが考えられ、特に上記ポッ
ト型の電気掃除機では、回転ドラムを水平回りに設ける
方が、掃除機の機構上、或いは掃除機の小型化の点でよ
り望ましいと考えられる。
【0004】しかし、このように回転ドラムを水平回り
に回転するように設けると、回転ドラムに巻き取られる
電気コードがその自重によってドラムの下側円板上に片
寄って載置されることになり、この下側円板からはみ出
してリールケース内壁に接触し、或いはこの内壁と下側
円板との間に挟まり、ドラムの回転を阻止してしまうお
それがある。
【0005】また、コードリール装置には、回転ドラム
の回転を制動するブレーキ機構が設けられる。このブレ
ーキ機構は、一般に、回転ドラム支持板にて回動自在に
支持されたブレーキアームのブレーキローラを、回転ド
ラムの外周面と回転ドラム支持板に形成した固定ブレー
キ面との間に噛み込ませることで制動を行うように構成
されるが(特開平4−218131号公報参照)、コー
ド巻取時などに上記ブレーキアームに強い衝撃が加わる
と、このブレーキアームが移動し、ブレーキローラが回
転ドラムの外周面から離脱して制動が行えなくなるとい
う問題を有していた。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑み、コードリー
ル装置の回転ドラムを水平回りに回転させつつ、電気コ
ードがドラムの下側円板からはみ出すのを防止でき、ま
た、回転ドラムの制動が確実に行える電気掃除機のコー
ドリール装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電気掃除機のコ
ードリール装置は、上記の課題を解決するために、回転
ドラムを水平回りに回転させることにより電気コードを
巻き取るようにした電気掃除機のコードリール装置にお
いて、前記回転ドラムの下側円板が、上側円板よりも大
径に形成されていることを特徴としている。
【0008】また、本発明の電気掃除機のコードリール
装置は、回転ドラムを水平回りに回転させることにより
電気コードを巻き取るようにした電気掃除機のコードリ
ール装置において、前記回転ドラムの下側円板の下面に
この下側円板よりも小径で中心を同じくする周状突起を
形成するとともに、回転ドラム支持板に立設した支持軸
にて回動自在に支持されたブレーキアームの一端側にブ
レーキローラを設け、このブレーキローラを前記周状突
起の外周ブレーキ面と前記支持板に形成したブレーキ面
との間に噛み込ませて回転ドラムの制動を行うブレーキ
機構を備えたことを特徴としている。
【0009】また、本発明の電気掃除機のコードリール
装置は、回転ドラムを水平回りに回転させることにより
電気コードを巻き取るようにした電気掃除機のコードリ
ール装置において、下側円板の周囲縁部上面に、上り勾
配のテーパ部が形成されていることを特徴としている。
【0010】
【作用】上記の第1の構成によれば、電気コードがその
自重で下側円板上に片寄って巻き取られ、その径が大き
くなったとしても、それに対応して下側円板が大径に形
成されているため、電気コードは下側円板からはみ出さ
ない。よって、電気コードがケース内壁に接触し或いは
この内壁と下側円板との間に挟まって回転ドラムの回転
が阻止されるといったことがなくなる。一方、上側円板
側でのコード巻取径は逆に小さくなるので、上側円板の
径はその分小さくてもよく、これを小径とすることによ
り、その材料費が節約できる。
【0011】また、このように上側円板と下側円板の径
が相違することにより、回転ドラムの上下関係が一目で
判断でき、組み立て時の装着ミスも回避されることにな
る。更に、下側円板上に電気コードが広がりをもって載
置されるため、電気コードの冷却が効率的に行われるこ
とになる。
【0012】上記の第2の構成によれば、ブレーキアー
ムは、回転ドラム支持板と下側円板との間に挟まれるよ
うな形で配置されることになる。従って、ブレーキアー
ムに強い衝撃が加わってブレーキローラが外周ブレーキ
面から外れようとしても、下方には回転ドラム支持板が
存在し、上方には下側円板が存在するため、これら両者
によってブレーキローラーの上下動が規制され、外周ブ
レーキ面から外れるのが防止される。
【0013】また、第3の構成によれば、下側円板の周
囲縁部上面に上り勾配のテーパ部が形成されているの
で、電気コードの引出しや巻取がスムーズに行われる。
【0014】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図に基づい
て説明する。
【0015】図1は電気掃除機の内部構造を示す縦断正
面図であり、図2は同縦断側面図である。この電気掃除
機は、水貯留ユニット1、送風機ユニット2、及び電気
コードユニット3の三つのユニットから成り、これら三
つのユニットをこの順に積み重ねて構成される。水貯留
ユニット1とモーターユニット2とは固定クランプ4に
て着脱自在とされ、モーターユニット2と電気コードユ
ニット3とは図示しないねじにて固定されている。
【0016】(送風機ユニット)電動送風機9は、モー
タ部9aとファン部9bとから成る。また、電動送風機
9の後部側には冷却ファン10が備えられている。電動
送風機9は、ファン部9bの吸気側と排気側、及びファ
ン部9bとモータ部9aをそれぞれ気密に封止する第
1,第2環状パッキン15,16に弾性支持されてエア
ーガイド筒11に収納されている。また、上記モータ部
9aの後部は、冷却ファン10を収納するモータ部支持
筒19及びモータ部支持パッキン20を介して当該送風
機ユニットの外ケース5の天板部5aに支持されてい
る。
【0017】エアーガイド筒11は、前記電動送風機9
のモータ部9aを覆うモータ覆い筒12とファン部9b
を覆うファン覆い筒13とにより構成されている。ファ
ン覆い筒13の中央には、前記ファン部9bの吸気側に
連通する吸気口14が形成されている。そして、エアー
ガイド筒11は、前記吸気口14を底板8の下面開口1
7から下向きに臨むようにしてエアーガイド支持環状パ
ッキン18により下部を保持されて内ケース6内の中央
より左側にずれた位置に収納される。
【0018】送風機ユニット2における前記外ケース5
の側部には、排気口31及び冷却風排気口32が形成さ
れている。上記排気口31の近傍には、集中排気用口7
1、活性炭フィルター体72、微塵用フィルター体33
が設けられている。そして、前記電動送風機9のファン
部9aの排気側から出た吸込空気は、ファン覆い筒13
の排出口34を経て排気通路35を通り、上記の微塵用
フィルター体33、活性炭フィルター体72、及び集中
排気用口71を通過して機外に排出されるようになって
いる。なお、排気口31には蓋体73が設けられてお
り、この蓋体73を開けて上記集中排気用口71にパイ
プをはめ込むことによりこのパイプに排気を集中させる
ことができる。
【0019】一方、モータ覆い筒12の内側には、前記
の排気通路35とは別に冷却風路37が形成されてお
り、冷却ファン10にて吸引された空気は、電動送風機
9のモータ部9aを冷却した後、上記の冷却風路37を
通り前記冷却風排気口32を経て機外に排出されるよう
になっている。
【0020】また、開閉蓋39aで開閉される吸込開口
39には、前記外ケース5の底板部に開口する吸込ホー
ス接続筒38が接続されている。
【0021】(水貯留ユニット)図中の40は水貯留ユ
ニット1内に着脱自在に収納装備された円筒型水タンク
で、集塵フィルターとしての水41を貯留する上面開口
の円筒型下容器42と、この上面開口を覆って取り外し
可能に取付られる上蓋43とからなる。
【0022】前記上蓋43の中央部には前記底板8の下
面開口17を介して前記吸気口14に気密に連通する連
通口44が形成され、側部には前記接続筒38の下端開
口部38aに連通する吸込口部45が形成されている。
この吸込口部45は前記上蓋43を貫通して裏面側に連
通するように形成されるとともに、水タンク40の周方
向に横向きに開口した横向き出口を有している。
【0023】前記の連通口44には円筒形のプリフィル
ター46が接続されている。プリフィルター46は、電
動送風機9への塵埃の吸い込みを防ぐものであり、例え
ばメッシュにより構成される。また、プリフィルター4
6内には、フロート弁体47が収納されており、水タン
ク40内に水等の液体を多量に吸い込んだときにフロー
ト弁体47が浮き上がって前記連通口44を塞ぐように
なっている。
【0024】(電気コードユニット)電気コードユニッ
ト3内には、電気コード50を巻き取るコードリール装
置51、及び電動送風機9の制御等を行うための回路が
配置されたプリント基板52等が設けられている。
【0025】前記のコードリール装置51は、ドラム支
持板53、回転ドラム54、及び巻取ばね体55を備え
て構成される。
【0026】ドラム支持板53は、上記回転ドラム54
を回転自在に支持する支持軸56の下端を保持するとと
もに電気コードユニット3の底壁板を成す。また、ドラ
ム支持板53には、周状凹部53aおよびこの周状凹部
53aよりも更に深いブレーキ機構収容凹部53gが形
成されている。更に、ドラム支持板53には、通気口5
3b…が形成されている。
【0027】回転ドラム54は、前記の支持軸56に支
持されて水平回りに回転し、その巻取胴部54aに電気
コード50を巻回するようになっている。また、巻取胴
部54aの上側及び下側にはそれぞれ上側円板54b及
び下側円板54cが形成されている。
【0028】上側円板54bの上面には、巻取ばね体5
5が配置されている。この巻取ばね体55は、螺旋状に
収納されたばねの一端側がリール部54に接続され他端
側が支持軸56に接続されて成るものであり、電気コー
ド50が引き出されるときの回転ドラム54の回転によ
って縮まり、電気コード50を巻き取るための回転力を
蓄えるようになっている。
【0029】下側円板54cの下面には、図3に示すよ
うに、前記周状凹部53a内に垂下する周状突起54e
が設けられており、この周状突起54eの外周ブレーキ
面にブレーキ機構80による制動力が付与されるように
なっている。周状突起54eは下側円板54cよりも小
径でかつこれと同心に形成されている。
【0030】ブレーキ機構80は、引き出された電気コ
ード50の戻りを阻止するためのものであり、電気コー
ドユニット3のケース上面に設けられた図示しないボタ
ンを下方に押すことにより上記戻り阻止は解除され、電
気コード50が回転ドラム54に巻き取られるようにな
っている。
【0031】図4,図5はブレーキ機構80を示すもの
であり、図4はブレーキ機構収容凹部53gに収容され
ている状態の縦断面図を、図5はその平面図をそれぞれ
示している。ブレーキアーム81は、ドラム支持板53
に立設した支持軸53hにて回動自在に支持されてい
る。ブレーキアーム81の一端側と上記支持板53との
間には、ばね82介在されており、このばね82によっ
てブレーキアーム81は図中時計回り(制動力付与の方
向)に付勢される。
【0032】ブレーキアーム81の他端側にはブレーキ
ローラ83が設けられているが、このブレーキローラ8
3は、ブレーキアーム81から突設された上下一対のロ
ーラー支持片81a,81aに各々形成された長穴に嵌
合されて、水平回りに回転自在に設けられる。そして、
ブレーキローラ83は、前記周状突起54eの外周ブレ
ーキ面に当接するとともにドラム支持板53に形成され
たブレーキ面53iにも当接するように設けられてい
る。ブレーキ面53iは、その面の延長線が、ブレーキ
ローラ83が接触するところの周状突起54eの接線に
交わるように形成されている。これにより、ブレーキロ
ーラ83は、図中B方向のドラム回転に対しては、図中
反時計回りの回転力を得て上記ブレーキ面53iと周状
突起54eとの間に噛み込んでドラム回転を制止する一
方、図中A方向のドラム回転に対しては、図中時計回り
の回転力を得てブレーキアーム81を僅かに回動させて
ドラム回転を許容するようになっている。
【0033】また、ブレーキアーム81には、カム部材
84が形成されている。カム部材84は、上面に斜面形
状のカム面84aを有している。このカム面84aに鉛
直方向の押圧力が与えられると、ブレーキアーム81は
前記ばね82の付勢力に抗して支持軸53hを中心にし
て図中反時計回りに回動し、ブレーキローラ83をブレ
ーキ面53iから離脱させ、回転ドラムの回転を許容す
ることになる。鉛直方向の押圧力は、電気コードユニッ
ト3のケース上面に設けられた図示しないボタンを下方
に押すことにより与えることができる。
【0034】また、カム部材84はドラム支持板53の
上面に乗り上げて位置しており、前記鉛直方向の押圧力
がカム面84aに加わるときには、カム部材84の下面
がドラム支持板53に当接して支持される。更に、ドラ
ム支持板53には、前記カム部材84の回動軌跡上にス
トッパ部53j,53kが形成されており、これらスト
ッパ部53j,53kによりブレーキアーム81の回動
範囲が規制される。
【0035】このように、ブレーキアーム81は、ドラ
ム支持板53と下側円板54cとの間に挟まれるような
形で配置されているため、ブレーキ機構80の信頼性が
格段に向上することになる。即ち、ブレーキアーム81
に外部からの強い衝撃が加わったり、或いはコード巻き
取り時の急にブレーキをかけたとき等の力によってブレ
ーキローラ83が周状突起54eの外周ブレーキ面から
外れようとしても、その下方にはドラム支持板53が存
在し、上方には下側円板54cの外周部分が存在するた
め、これら両者によってブレーキローラー83の上下動
が規制され、外周ブレーキ面から外れるのが防止される
からである。
【0036】また、下側円板54cは、上側円板54b
よりも大径に形成されている。これは、回転ドラム54
が水平回りに回転して電気コード50を巻回するため、
電気コード50の自重により下側円板54c上に片寄っ
て巻き取られ、下側円板54c側での巻取径が大きくな
ることに鑑みたものである。即ち、仮にコードリール装
置51が垂直回りに回転するように設けられた場合で電
気コード50の長さからして十分とされるであろうドラ
ム側板の直径に比べ、それよりも上側円板54bは小径
に、下側円板54cは大径に形成されているものであ
る。本実施例では、下側円板54cの直径を上側円板5
4bの直径よりも30mm〜40mm大きくしている。
この数値は、巻取胴部54aの直径と幅、電気コード5
0の太さと長さ、及び巻取胴部54aに巻回された電気
コード50の自重による巻取勾配などを考慮して定めら
れる。
【0037】このように、下側円板54cが大径に形成
されたことにより、電気コード50が下側円板54c上
に片寄って巻き取られてその径が大きくなっても、電気
コード50が下側円板54aからはみ出すことがなくな
る。従って、下側円板54cと内壁との間に電気コード
50が噛み込んで回転ドラム54の回転が止まるといっ
た事態が回避される。一方、上側円板54b側でのコー
ド巻取径は逆に小さくなるので、上側円板54bの径は
その分小さくてもよく、これを小径とすることにより、
その材料費が節約できる。
【0038】また、このように上側円板54bと下側円
板54cの径が相違することにより、回転ドラム54の
上下関係が一目で判断でき、組み立て時の装着ミスも回
避されることになる。更に、冷却ファン10により取り
入れられる冷却用空気は、下側円板54cの通気口を通
過するときに電気コード50を冷却することになるが、
前述のように下側円板54cが大径に形成されており、
この下側円板54c上に電気コード50が広がりをもっ
て載置されるため、電気コード50の冷却が効率的に行
われることになる。
【0039】また、下側円板54cの縁側上面には、外
周側に向かって上り勾配となるテーパ部54dが形成さ
れている。このテーパ部54dは、電気コード引出し開
口部75の奥側に形成されたプラグ没入防止壁76の奥
側テーパ部76aとにより略同一勾配を成すコード案内
路を形成するようになっている。これにより、電気コー
ド50の引出し、特に下側円板54c側に巻回されてい
る電気コード50の引出しがスムーズに行えるようにな
る。
【0040】なお、以上の実施例では、下側円板54c
を大径に形成するとともにブレーキローラ83を下側円
板54cの下方に配置することにより、下側円板54c
を大径にしたことによる電気掃除機の大型化回避とブレ
ーキ機構80の信頼性向上とを図ったものであるが、上
記ブレーキローラ83を下側円板54cの下方に配置さ
せる構造は、下側円板54cが大径に形成されることに
従属するものではなく、上下円板54b,54cが同径
に形成される場合においても下側円板54cの下方にブ
レーキローラー83を配置する構成としてもよいもので
ある。上記のテーパ部54dについても同様に、下側円
板54cが大径に形成されることに従属するものではな
く、上側円板54bと下側円板54cが同径の場合にお
いても上記テーパ部54dが下側円板54cに形成され
ることで電気コード50の引出しがスムーズに行えるも
のである。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、電気コ
ードが下側円板上に片寄って巻き取られてその径が大き
くなったとしても、当該下側円板は上記巻取径に対応し
た径になるように上側円板よりも大径に形成されている
ので、電気コードが下側円板からはみ出すといったこと
がなくなり、はみ出たコードの噛み込み等によるドラム
停止といった従来欠点を解消することができる。更に、
上側円板は大きくしないことによる材料費の節約、両円
板の径が相違することによる組み立て時の装着ミスの回
避、及び電気コード冷却の効率化が図れる。
【0042】また、ブレーキアームに衝撃などが加わっ
てもブレーキローラが周状突起の外周ブレーキ面から外
れることがないので、ブレーキ機構の信頼性が格段に向
上することになる。
【0043】更に、下側円板に形成したテーパ部によ
り、電気コードの引出しがスムーズに行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機のコードリール装置を示す
縦断正面図である。
【図2】本発明の電気掃除機のコードリール装置を示す
縦断側面図である。
【図3】本発明の回転ドラム(下側円板)を示す底面図
である。
【図4】本発明のコードリール装置およびブレーキ機構
を示す縦断側面図である。
【図5】本発明のブレーキ機構を示す平面図である。
【符号の説明】
50 電気コード 51 コードリール装置 53 ドラム支持板 54 回転ドラム 54a 巻取胴部 54b 上側円板 54c 下側円板 54d テーパ部 54e 周状突起 80 ブレーキ機構 81 ブレーキアーム 82 ばね 83 ブレーキローラ 84 カム部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ドラムを水平回りに回転させること
    により電気コードを巻き取るようにした電気掃除機のコ
    ードリール装置において、前記回転ドラムの下側円板
    が、上側円板よりも大径に形成されていることを特徴と
    する電気掃除機のコードリール装置。
  2. 【請求項2】 回転ドラムを水平回りに回転させること
    により電気コードを巻き取るようにした電気掃除機のコ
    ードリール装置において、前記回転ドラムの下側円板の
    下面にこの下側円板よりも小径で中心を同じくする周状
    突起を形成するとともに、回転ドラム支持板に立設した
    支持軸にて回動自在に支持されたブレーキアームの一端
    側にブレーキローラを設け、このブレーキローラを前記
    周状突起の外周ブレーキ面と前記支持板に形成したブレ
    ーキ面との間に噛み込ませて回転ドラムの制動を行うブ
    レーキ機構を備えたことを特徴とする電気掃除機のコー
    ドリール装置。
  3. 【請求項3】 回転ドラムを水平回りに回転させること
    により電気コードを巻き取るようにした電気掃除機のコ
    ードリール装置において、下側円板の周囲縁部上面に、
    上り勾配のテーパ部が形成されていることを特徴とする
    電気掃除機のコードリール装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006283399A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Toto Ltd 衛生洗浄便座装置及びトイレ装置
JP2010104693A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Toshiba Corp 電気掃除機

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