JPH0795658A - 通信コネクタ - Google Patents

通信コネクタ

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JPH0795658A
JPH0795658A JP5237892A JP23789293A JPH0795658A JP H0795658 A JPH0795658 A JP H0795658A JP 5237892 A JP5237892 A JP 5237892A JP 23789293 A JP23789293 A JP 23789293A JP H0795658 A JPH0795658 A JP H0795658A
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JP
Japan
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communication
control
connector
control device
noise
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Application number
JP5237892A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Ozaki
哲司 小崎
Hideo Wakata
秀雄 若田
Shinji Hiraiwa
伸次 平岩
Masahiro Miyoshi
昌弘 三好
Tomohisa Kishigami
友久 岸上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高度な放射ノイズ対策や外来ノイズ対策を不
要にし、小型化と共に十分な耐ノイズ性を確保すること
のできる通信コネクタを提供すること。 【構成】 シールドコネクタ1は、セラミックなどで形
成された回路基板11、LAN通信用端子13、電源用
端子15、回路接続用端子17が樹脂19でモールドさ
れ、更に樹脂21のモールドによりコネクタハウジング
部分とともに一体形成され、その外面は全体にシールド
導体23により覆われている。回路基板11上には、通
信・制御用IC111、電源IC112等の回路要素が
搭載されている。ノイズの放射源であり外来ノイズに弱
い通信処理部及び演算制御部がある通信・制御用IC1
11は、シールド導体15で覆われたコネクタハウジン
グ内に収められている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリアル通信による分
散型の制御装置に用いられる通信コネクタに関し、例え
ば、制御機能を複数の装置に分散した分散型制御システ
ム及び複数の制御機能を連携させる自動車の総合制御シ
ステムなど、制御装置間を高速通信で接続する制御シス
テムに用いて有効な通信コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、自動車用電子制御装置には、ワイヤハーネス削減の
観点から多重通信が導入され、その通信線には耐ノイズ
性の確保のためシールド線が多用されている。そのシー
ルド線の扱い方はノイズに関する性能、コストに大きく
影響するため、例えば特開平4−325340号にある
ように、処理方法に色々な工夫が成されている。
【0003】特開平4−325340号に開示されてい
るワイヤーハーネスは、中間部において外被が除去され
たシールド線と中間部において外被が除去されたアース
線とを備え、シールド線の外被除去部とアース線の外被
除去部とを圧着端子で接続したものである。この提案
は、それまで端末のシールドをほぐしてアース線に接続
するものであったため、端末から離れた位置においてア
ース線に接続するシールドを持つシールド線では、端末
において大きな範囲でシールドされていないコアが発生
し、シールド効果が半減してしまうのを防止しようとす
るものである。そして、このワイヤーハーネスによれ
ば、端末においてシールド線のコアが所定位置までシー
ルドに被覆されているため、シールド効果の低下を抑制
できるというものである。
【0004】しかしながら、このような処理でもやはり
接続部において外被が除去された部分が生じてしまい、
高速の通信を行うと、通信路から外部にノイズを放射し
てしまったり、外来ノイズの影響を通信部が受けてしま
うのである。この外部へのノイズ遮断や外来ノイズの影
響を通信部に与えないようにするためには、一般に電子
制御装置全体でのシールド処理が必要となる。この場
合、筺体サイズが大きい事もあって、かなり複雑なシー
ルド処理が必要となり、また構造や形状によって対応方
法が異なるために、特殊な技術を必要とするなど、コス
トアップの大きな要因となっている。
【0005】そして、上記のように、高速通信を必要と
する自動車用の電子制御装置においては、特にエンジン
ルーム付近の高ノイズ環境下に置かれる場合やラジオの
アンテナ付近など放射ノイズを極端に抑制する必要があ
る場合に、シールド線の端子処理、筺体部のシールド処
理などの、特殊なノイズ対策処理が必要となる。このノ
イズ対策は、論理的な解決よりも試作品による試行錯誤
によって行われる事が多く、開発時間、費用の増大を招
く結果となっている。
【0006】そこで、本発明は、従来のような高度な放
射ノイズ対策や外来ノイズ対策を不要にし、小型化と共
に十分な耐ノイズ性を確保することのできる通信コネク
タを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】この目的を達成
するために成された本発明の通信コネクタは、シリアル
通信による分散型の制御装置に用いられる通信用のコネ
クタであって、上記シリアル通信の信号処理部と、該信
号処理部により処理された信号を基にして演算制御を行
う演算制御部とを、シールド導体によって覆われたコネ
クタハウジング内に配設したことを特徴とする。
【0008】上記構成を有する本発明の通信コネクタに
よれば、ノイズの放射源でありまた外来ノイズに弱い通
信処理部及び演算制御部がシールド導体で覆われたコネ
クタハウジング内に収められているため、小型化と共に
十分な耐ノイズ性を確保する事ができる。つまり、通信
処理部及び演算制御部は、外部に対して放射ノイズ源と
なる高速のパルス信号部分であり、その高速のパルス信
号部分がシールド導体によって覆われることなって外部
と遮断される。そのため高度な放射ノイズ対策を必要と
しない。また、パルス状の外来ノズルに対しても、シー
ルド導体がその影響を遮断することができる。そして、
従来のように電子制御装置全体をシールド処理するので
なく、通信処理部及び演算制御部をシールド導体で覆わ
れたコネクタハウジング内に収めればよいので、小型で
低コストに構成できる。
【0009】このように、通信処理部と制御演算部をシ
ールドされたコネクタハウジング内部に収納することに
よって、従来のような高度な放射ノイズ対策や外来ノイ
ズ対策を不要にすることができるのである。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
従って説明する。本通信コネクタの一実施例であるシー
ルドコネクタの断面構造を図1に示す。シールドコネク
タ1は、セラミックなどで形成された回路基板11、L
AN(Local Area Network)通信用端子13、電源用端
子15、回路接続用端子17が樹脂12でモールドさ
れ、更に樹脂16のモールドによりコネクタハウジング
部分と共に一体形成され、その外面は全体にシールド導
体19により覆われている。
【0011】また、回路基板11上には、通信・制御用
IC111、電源IC112、回路配線パターン11
3、コモンモードチョークコイル114などの回路要素
が搭載され、上記各端子13,15,17も、はんだ付
けや溶接などにより回路配線パターン113と電気的に
適切に接続されている。
【0012】図2は、通信・制御用IC111の内部構
成をブロック図で表したものである。制御処理を実行す
る演算制御部AはCPU1111、ROM1112、R
AM1113、外部と信号の入出力を行うI/O111
4が内部バス1118で接続された構成で、この内部バ
ス1118には、さらにデュアルポートRAM(以下D
PRAMと記す)1115が接続され、演算制御部Aと
通信処理部Bとのデータの授受を行えるようにしてい
る。DPRAM1115のもう一方のポートは、通信処
理の中心となるプロトコル制御回路1116に接続され
る。ここでは、マスタ/スレーブ方式、CSMA/CD
(carrier sense multiple access/collision detecti
on)方式、トークン(token )など使用するLANシス
テムに好適な通信プロトコルの制御を行う。
【0013】またプロトコル制御回路1116は、LA
N通信媒体(図示しない)を通して外部と信号を送受信
する通信ドライバ/レシーバ1117が接続されてい
る。図3には、本コネクタを使用した制御系システムの
構成例を示す。このシステム構成は、自動車のエンジン
ルームに制御アクチュエータが搭載されているパワート
レイン系制御システムを高速LAN(Local Area Netwo
rk)20で結んだものであり、従来は一体的に構成され
ていたパワートレイン制御装置を制御機能毎に分割した
分散型制御システムとして構成されている。
【0014】(図示しない)エンジン上またはエンジン
ルーム内に、噴射制御装置22、点火制御装置23、I
/O制御装置24、ミッション制御装置25、スロット
ル制御装置26及び、車室内に搭載するパワートレイン
制御装置21で構成した分散制御系とし、アクチュエー
タがエンジンルーム内に搭載されているブレーキ制御装
置27も取り込んで、それらを高速LAN20で接続し
たものである。
【0015】各制御装置22〜27には、制御対象とな
るアクチュエータや個別に入力されるセンサ類が接続さ
れている。また高速のパルス信号で、エンジン制御の同
期信号であるクランク角信号は専用線28によりパワー
トレイン制御装置21、噴射制御装置22、点火制御装
置23、I/O制御装置24に分配されている。
【0016】図4には、図1に示したシールドコネクタ
1を用いた、図3の噴射制御装置22の構成例を示す。
噴射制御装置22は、回路基板221上にシールドコネ
クタ1、噴射処理用IC223、図示しない燃料インジ
ェクタを駆動するパワートランジスタ225、消弧回路
227(本構成例では8気筒独立噴射用を示しているの
で、パワートランジスタ225及び消弧回路227は8
組搭載している)、図示しない燃料インジェクタ等への
接続をするコネクタ229からなる。
【0017】回路基板221は、アルミナ等のセラミッ
ク基板または、アルミニウム等の金属をベースとしてそ
の上に樹脂の絶縁層をはさんで回路パターンを形成した
いわゆる金属ベース基板などによって形成する。噴射処
理用IC223は、シールドコネクタ1中のI/O11
14(図2参照)からの噴射駆動出力を、パワートラン
ジスタ225を駆動するのに必要なレベルまで電流増幅
をするバッファ回路、フューエルポンプ(図示しない)
駆動回路、スタータ、アイドルスイッチ(何れも図示し
ない)からの信号をI/O1114へ入力する回路から
なる。このIC223は、回路パターンにより、シール
ドコネクタ1の回路接続用端子17に接続される。
【0018】消弧回路227は、誘導性負荷に対してト
ランジスタを保護するためのもので、いわゆる低電圧ダ
イオードによるもの、CR(コンデンサ、抵抗)直列回
路によるものなどがある。なお、パワートランジスタ2
25は、バイポーラ型のものに限らず、いわゆるパワー
MOS型を使っても良い。
【0019】次に、以上のような構成においてシールド
コネクタ1が、どのように作用するのかについて説明す
る。高速LAN20より送信されてくる高速のパルス信
号(通信信号)は、通信・制御用IC111に入力され
る。ここでは、通信ドライバ/レシーバ1117を通し
てプロトコル制御回路1116に入力され、ここでこの
シールドコネクタ1が搭載されている電子制御装置(例
えば噴射制御装置22など)に必要な信号であるか否か
が判定され、必要と判断された信号は、DPRAM11
15内に設定された受信バッファに送られ、CPU11
11により参照できるデータに返還される。
【0020】CPU1111は、ROM1112に記憶
されている制御プログラムにより、デュアルポートRA
M1115の受信データに基づいて制御演算を行い、結
果をI/O1114から、回路接続用端子17に出力す
る。また当該電子装置からLAN送信する信号は、回路
接続用端子17より通信・制御用IC111に入力さ
れ、デュアルポートRAM1115に設定されている送
信バッファを通じて、プロトコル制御回路1116にお
いてLAN通信速度に対応する高速パルス信号に変換さ
れ、通信ドライバ/レシーバ1117、コモンモードチ
ョークコイル114を経て、LAN通信用端子13に出
力される。なおコモンモードチョークコイル114は、
差動電流で駆動される高速LAN20を流れる電流を、
流入側・流出側で完全に一致させることで、通信ライン
からの放射ノイズを抑制するためのものである。
【0021】以上のような信号の流れとなるため、外部
に対して放射ノイズ源となる高速のパルス信号部分は、
シールド導体19により外部と遮断される。そのため、
噴射制御装置22のような電子制御装置には、高度な放
射ノイズ対策を必要としない。また、パルス状の外来ノ
ズルに対しても、シールド導体19がその影響を遮断す
ることができる。そして、従来のように電子制御装置全
体をシールド処理するのでなく、通信処理部B及び演算
制御部Aをシールド導体19で覆われたコネクタハウジ
ング内に収めればよいので、小型で低コストに構成でき
る。以上のようにして、高速通信機能を含む電子制御装
置を小型で低コストに構成できる。
【0022】なお、このようなシールドコネクタ1で
は、樹脂によるモールドが施されるため、各制御装置間
でコネクタの外観を共通化できることが低コスト化には
効果的である。そのために、通信・制御用IC111は
ROM1112部分のみでなくI/O回路1114をユ
ニット化して、制御機能に合わせた回路構成とする事
で、回路接続用端子14の本数を共通化する工夫をして
いる。
【0023】本構成では、シールドコネクタ1は2重成
形によって製作したが、適当な樹脂材料を選択する事で
1重の成形による構造としてもよい。また、回路基板1
1を各端子13,15,17をインサート成形したケー
スに接着し、回路基板11と各端子13,15,17を
溶接などで接続する構造としても良い。さらには、シー
ルドコネクタ1内の回路構成において、コモンモードチ
ョークコイル114を使用しているが、これは高速の通
信の場合に必要となるものであり、1Mbps(ビット
毎秒)以下の通信速度では、通信ドライバ/レシーバ1
117部分の回路構成によって省略することが可能であ
る。
【0024】なお、上記実施例では図3に示すように、
従来は一体的に構成されていたパワートレイン制御装置
を制御機能毎に分割し、ブレーキ制御システムも含めた
分散型制御システムを例に取って説明した。この分散型
にした背景や理由等について以下に補足説明をしてお
く。
【0025】従来より、特にパワートレイン制御系で
は、排出ガス規制や燃費規制等の対策のため、多くのセ
ンサや制御アクチュエータが取り入れられ、非常に大規
模な制御システムとなっている。そして、そのための電
子制御装置の開発には多大な開発費用が必要となってい
る。さらに、電子制御装置は、搭載される車両、エンジ
ン、仕向地毎に、ソフトウェアを中心として細かく仕様
が設定されるため、多くのバリエーションを生み出し、
それらに対応して個別開発が行われることによって開発
費用の増大を助長することとなる。また車両搭載の面で
も、システムの大規模化で接続するワイヤーハーネスが
非常に大きなものとなり、重量・線径の増大から組み付
け作業が著しく悪化する等の問題が生じている。
【0026】このような問題点を解決しようとするもの
が、本分散制御であり、周辺制御装置(図3の噴射制御
装置22、点火制御装置23、I/O制御装置24、ミ
ッション制御装置25、スロットル制御装置26)は、
接続されている制御対象のアクチュエータや個別に入力
されるセンサ類に対する基本的な制御動作を実行する機
能を持つ。ここで基本的な制御動作とは、例えば同期タ
イミング信号に合わせて所定の時間パワートランジスタ
をONさせるとか、目標指令値までモータを回転させる
とか、指示されたチャネルのトランジスタをONさせる
等の比較的単純な動作を言う。
【0027】この基本動作では、制御ロジックのような
制御演算方法等は各装置毎に同一のものとなり、必要に
応じてアクチュエータの特性を反映した制御呈するのよ
うな制御パラメータのみが可変となる。このような変更
は図1に示したPROM14等を用いて対応できるの
で、同一のハードウェアを他の仕様にも転用でき、上述
した開発費用の低減につながる。また、パワートレイン
制御装置21も、従来行っていたこのような駆動処理か
ら解放されるので、比較的簡単に制御プログラムを構成
できるようになり、ハードウェアの規模も縮小できるた
め、開発費用の低減ができる。
【0028】そして、上記実施例のように、パワートレ
イン制御装置21と周辺制御装置22〜26とを高速L
AN20で接続することにより、従来車室内にあるパワ
ートレイン制御装置21とエンジンルーム内にある制御
アクチュエータとを、車室を区切る隔壁を貫通させてワ
イヤーハーネスで接続していたものが、通信線と電源線
等の一部のワイヤーハーネスのみに置き換えられる。ま
た周辺制御装置22〜26とその制御アクチュエータは
近接して、あるいは一体的に構成されるため、その間の
接続ワイヤーハーネス量も十分に削減できる。従って、
車両組み付け上で問題となっていたワイヤーハーネスを
大幅に削減することができるのである。
【0029】なお、図3の構成では、制御アクチュエー
タがエンジンルームに搭載され、ワイヤハーネス削減の
観点からエンジンルーム内に電子制御装置と一体的に構
成するブレーキ制御装置27も同一のLANシステムに
接続している。これによって、パワートレインシステム
とブレーキ制御システムとの強調制御(例えば、ブレー
キ制御時のアイドルアップによるエンジンブレーキ禁止
など)が、個別通信線などのハードウェアの追加無しに
実現できるのである。
【0030】このようなシステム構成におけるLANシ
ステムは、エンジンの高回転まで対応できること、同時
に複数の制御機能を動作させることなどのために、高速
通信が必要となる。点火ノイズなどのノイズ環境が厳し
く、ラジオへのノイズ混入を防ぐために放射ノイズ条件
も厳しい車両環境内において、このような高速通信を実
現するためには、電磁シールドが不可欠である。通信信
号処理などを含む高速信号処理部分をシールドコネクタ
1内に内蔵させることによって、電磁シールド処理が簡
単に実現できる。
【0031】また、上記実施例では、自動車の制御シス
テムに応用した場合を示したが、自動車には限らず、例
えば工作機械でアーム側、支持台側のそれぞれの制御装
置とそれらを統括するホストコンピュータを備えるよう
な分散型の制御装置であっても同じように適用できる。
工場内には振動や高周波発生源が多くあり、上述した自
動車の場合と同じく、放射ノイズや外来ノイズの影響を
考慮する必要がある状況が生じるからである。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の通信コネ
クタによれば、ノイズの放射源でありまた外来ノイズに
弱い通信処理部及び演算制御部がシールド導体で覆われ
たコネクタハウジング内に収められているため、十分な
耐ノイズ性を確保することができ、従来のように電子制
御装置全体をシールド処理するのでなく、通信処理部及
び演算制御部をシールド導体で覆われたコネクタハウジ
ング内に収めればよいので、小型で構成することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるシールドコネクタ1
の断面図である。
【図2】 本実施例の通信・制御用IC111の内部構
成を示すブロック図である。
【図3】 本実施例のシールドコネクタ1を使用した制
御系システムの構成例を示すブロック図である。
【図4】 図1のシールドコネクタ1を用いた、図3の
噴射制御装置22の構成例を示す断面図である。
【符号の説明】
A…演算制御部、 B…通信処理部、 1…
シールドコネクタ、11…回路基板、 13…LA
N通信用端子、14…回路接続用端子、15…電源用端
子、 17…回路接続用端子、 20…高速LAN 21…パワートレイン制御装置、 22…噴射制御装
置、23…点火制御装置、 24…I/O制御装置、
25…ミッション制御装置、26…スロットル制御装
置、 27…ブレーキ制御装置、111…通信・
制御用IC、 113…回路配線パターン、114
…コモンモードチョークコイル、 1114…I/O
回路、1116…プロトコル制御回路、 1117
…通信ドライバ/レシーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H05K 1/02 P (72)発明者 三好 昌弘 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 岸上 友久 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリアル通信による分散型の制御装置に
    用いられる通信用のコネクタであって、 上記シリアル通信の信号処理部と、該信号処理部により
    処理された信号を基にして演算制御を行う演算制御部と
    を、シールド導体によって覆われたコネクタハウジング
    内に配設したことを特徴とする通信コネクタ。
JP5237892A 1993-09-24 1993-09-24 通信コネクタ Pending JPH0795658A (ja)

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JP5237892A JPH0795658A (ja) 1993-09-24 1993-09-24 通信コネクタ

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JP5237892A JPH0795658A (ja) 1993-09-24 1993-09-24 通信コネクタ

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