JPH05134712A - センサ信号処理装置および車両補助装置のコントロールユニツト - Google Patents

センサ信号処理装置および車両補助装置のコントロールユニツト

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JPH05134712A
JPH05134712A JP32373191A JP32373191A JPH05134712A JP H05134712 A JPH05134712 A JP H05134712A JP 32373191 A JP32373191 A JP 32373191A JP 32373191 A JP32373191 A JP 32373191A JP H05134712 A JPH05134712 A JP H05134712A
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sensor
signal
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processing
control
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JP32373191A
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Kiyoshi Takezawa
清 竹澤
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Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 センサケーブルの増加やセンサ入力に対する
波形処理等の無駄を省き、コントロールユニット側のC
PUのコストを低減する。 【構成】 複数のセンサ23〜32からの信号をインテ
リジェントセンサユニット60に取り込み、ここで波形
処理するとともに、検出した物理量を所定の信号レベル
に変換し、その他、センサ信号の異常判定等を行った
後、シリアル通信可能な信号に変換して1つの通信ケー
ブル44によって、複数のセンサ23〜2の情報を一定
周期で順次外部の複数のコントローラ1〜コントローラ
nに送信する。その後、コントローラ1〜コントローラ
n側でシリアル通信によって伝送された信号を受信し、
該受信した信号に基づいて車両補助装置を駆動する制御
値を演算し、この制御値に基づいて車両補助装置を駆動
するアクチュエータの駆動信号を生成し、アクチュエー
タにより車両補助装置(例えば、車両のアクティブサス
ペンション装置)を駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センサ信号処理装置お
よび車両補助装置のコントロールユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の電子制御装置には種々の
ものが開発されており、例えばパワーステアリング装置
もその1つである。このようなパワーステアリング装置
では、各種センサを使用し、その出力信号に基づいてモ
ータ電流を制御している。モータはアクチュエータとし
て小型、軽量等の利点から今後とも増加傾向にある。ま
た、油圧式のアクティブサスペンション装置や4輪操舵
システムも開発されており、同様にコントロールユニッ
トが使用されている。
【0003】一例としてアクティブサスペンション装置
のコントロールユニット100を示すと、図6のように
表される。同図において、コントロールユニット100
は車速センサ101、エンジン回転数センサ102、操
舵角センサ103、トルクセンサ104、モータ温度セ
ンサ105からの信号を一旦内部のセンサインターフェ
ース回路111によって受信し、ここでアナログからデ
ジタル信号に変換する等の処理を施した後に、μCPU
(以下、単にCPUという)112に供給し、ここで車
両の補助制御(例えば、アクティブサスペンション制
御)の処理値を演算し、その結果を出力制御回路113
に送っている。
【0004】出力制御回路113はCPU112からの
処理値を駆動に必要な信号レベルに変換して前輪又は後
輪駆動部115に供給し、前輪又は後輪駆動部115は
出力制御回路113からの駆動信号に基づいてアクチュ
エータを駆動(例えば、油圧の制御)して、サスペンシ
ョン等の調整を実行する。電源回路114はコントロー
ルユニット100の各回路に電源を供給する。
【0005】また、前記各センサ101〜105および
センサインターフェース回路111はセンサ信号処理部
116を構成している。なお、アクティブサスペンショ
ン装置のコントロールユニット100に限らず、他のパ
ワーステアリング装置や4輪操舵システムのコントロー
ルユニットにおいてもセンサ入力の処理については同様
の構成になっている。
【0006】次に、図7は例えばアクティブサスペンシ
ョン装置のコントロールユニット100における内部処
理を示すフローチャートである。この図において、プロ
グラムがスタートすると、まずステップS1でコントロ
ールユニットの初期処理(例えば、内部回路や情報の初
期化および自己診断)を行い、ステップS2でイグニッ
ションスイッチの状態(例えば、オンしているか)を確
認し、ステップS3でイグニッションスイッチがオンし
ているか否かを判別する。
【0007】オンしていないときは、ステップS2に戻
り、オンすると、ステップS4でコントロールユニット
100に接続されている前述した複数のセンサの情報を
入手する。センサ情報の入手方法は、各センサ毎に異な
る。例えば、A/D変換処理して情報を入手するものや
H/L判定して情報を入手するもの、あるいはパルス信
号として入力されるもの等がある。
【0008】センサ情報の読み込みは、各周期の中で実
施されるもの以外に、パルス入力など割込み処理で変化
を検出し、変化の間隔を各周期毎に計算するものがあ
る。
【0009】次いで、ステップS5で複数のセンサの情
報、すなわちセンサの出力信号を波形処理し、さらにこ
の信号に対して物理量(例えば、車速、バッテリ電圧)
の変換を行い、ステップS6でセンサの異常を確認す
る。異常としては、例えばセンサが故障で信号がノイズ
に埋れて入力しない、あるいはケーブルが断線して信号
の入力がない等の判断を行う。次いで、ステップS7で
センサに異常があるか否かを判別し、異常があるときは
ステップS8で異常情報(センサの種類、異常の内容
等)を記憶するとともに、制限フラグをオン(制限フラ
グ=[1])にしてステップS9に進む。制限フラグは
センサが異常なので、使用を制限する旨を表すものであ
る。
【0010】一方、ステップS7でセンサに異常がない
ときは、直ちにステップS9に進む。ステップS9では
センサからの得られた情報に基づいて各種制御仕様に見
合った計算や判定を行って車両補助装置(例えば、アク
ティブサスペンション装置)における各アクチュエータ
の制御処理値を演算し、ステップS10で制限フラグの
値を確認して制御出力を決定する。例えば、制限フラグ
=[1]のときは該当するセンサの情報は使用せずに制
御出力を決定するようにする。
【0011】次いで、ステップS11で演算した制御出
力を対応するアクチュエータに出力する。これにより、
センサ情報に基づいてアクチュエータ(例えば、油圧回
路の絞り弁)が動作し、アクティブサスペンションのダ
ンパ定数が調整される。なお、フィードバックやフィー
ドフォワード系の制御の場合には出力指令と、出力結果
とを比較して制御を行う。
【0012】次いで、ステップS12でアクチュエータ
の異常を確認する。これは、例えば決定された制御出力
を各アクチュエータ駆動回路に供給し、アクチュエータ
の状態が断線や短絡等の異常状態になっていないかを判
断して行う。次いで、ステップS13でアクチュエータ
の異常有りと判別したときは、ステップS15で対応す
る異常アクチュエータへの制御出力を禁止するととも
に、この異常状態を記憶する。
【0013】その後、ステップS16でイグニッション
情報を確認し、ステップS17でイグニッションがオン
のときはステップS16に待機して上記制御を継続し、
イグニッションがオフになると、ステップS2にリター
ンしてルーチンを繰り返す。一方、ステップS13でア
クチュエータに異常がないときは、ステップS14で周
期タイマ割込み発生まで待機し、その後、ステップS2
にリターンしてルーチンを繰り返す。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の電子制御装置のセンサ入力システム装置にあっ
ては、各コントロールユニットが同じセンサ類を使用し
てその信号入力、波形処理物理量変換、センサ異常検出
等の処理を各CPUで重複して行っていたため、センサ
ケーブルの増加やセンサ入力の波形処理を行うに際して
複数のコントロールユニット内で同じ処理をしければな
らず無駄が多いという問題点があった。
【0015】また、各コントロールユニットはセンサ入
力の波形処理や異常検出を省略することができず、その
結果、コントロールユニット側のCPUのコストが増加
するという欠点があった。さらに、各センサの仕様が変
更されたような場合、コントロールユニット側の処理手
順を同じように変更する必要があり、面倒であった。
【0016】そこで本発明は、センサケーブルの増加や
センサ入力に対する波形処理等の無駄を省き、コントロ
ールユニット側のCPUのコストを低減し、かつ各セン
サの仕様が変更されてもコントロールユニット側の処理
手順を変更する必要のないセンサ信号処理装置および車
両補助装置のコントロールユニットを提供することを目
的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明によるセンサ信号処理装置は、
車両の運転状態を検出する複数のセンサからの信号を受
け入れて波形処理し、検出された物理量を所定の信号レ
ベルに変換するとともに、その他にセンサ信号に対して
必要な処理を行う信号処理手段と、信号処理手段の出力
信号を、外部に一定周期で前記複数のセンサの情報を一
定周期で順次伝送可能なように変換する信号伝送変換手
段と、を備えたことを特徴とする。
【0018】また、請求項6記載の発明による車両補助
装置のコントロールユニットは、請求項1記載のセンサ
信号処理装置からの信号を受信し、該受信した信号に基
づいて車両補助装置を駆動する制御値を演算する制御値
演算手段と、制御値演算手段の出力に基づいて車両補助
装置を駆動するアクチュエータの駆動信号を生成する駆
動信号生成手段と、を備えたことを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明では、複数のセンサからの信号はセンサ
信号処理装置に取り込まれ、ここで波形処理されるとも
に、検出された物理量が所定の信号レベルに変換され、
その他、センサ信号の異常判定等が行われた後、外部に
一定周期で、例えばシリアル通信可能な信号に変換され
て1つの通信ケーブルによって、複数のセンサの情報が
一定周期で順次外部の複数のコントロールユニットに送
信される。
【0020】その後、コントロールユニット側ではシリ
アル通信して伝送された信号を受信し、該受信した信号
に基づいて車両補助装置を駆動する制御値が演算され、
この制御値に基づいて車両補助装置を駆動するアクチュ
エータの駆動信号が生成され、アクチュエータにより車
両補助装置(例えば、車両のアクティブサスペンション
装置)が駆動される。なお、他の複数のコントロールユ
ニットでは順次受信した信号に基づいて同様の制御値演
算等を行う。
【0021】したがって、1つの専用のセンサ信号処理
装置によってセンサ信号の処理および伝送が複数のコン
トロールユニットに対して行われるから、センサケーブ
ルの増加やセンサ入力に対する波形処理等の無駄が省か
れる。また、コントロールユニット側の処理量が減り、
内部CPUのコストが低減する。さらに、各センサの仕
様が変更されてもコントロールユニット側の処理手順を
変更する必要がなく、センサ側の波形処理手順等を変更
するのみで対応可能になる。
【0022】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図5は本発明に係るセンサ信号処理装置および車両
補助装置のコントロールユニットの一実施例を示す図で
あり、本発明を車両のアクティブサスペンション装置に
適用した例である。
【0023】図1はアクティブサスペンション装置の制
御に必要な各種センサの信号処理を行うセンサ信号処理
装置についてのブロック図を示すものである。図1にお
いて、21はバッテリ、22はイグニッションスイッ
チ、23はバッテリ電圧検出センサ、24は車速セン
サ、25は各車輪の速度を検出する車輪速度センサ、2
6はハンドルの操舵角を検出する舵角センサ(1)、2
7はハンドルの操舵角を検出する舵角センサ(2)、2
8はブレーキの操作を検出するブレーキスイッチ、29
はアクセル開度を検出するアクセル開度センサ、30は
車体の各方向の加速度を検出する各方向Gセンサ、31
はシフトレバーの操作位置を検出するためのスイッチ等
からなるシフト位置センサ、32はアクティブサスペン
ション装置の制御に必要な油圧を検出する油圧センサで
ある。
【0024】バッテリ21やイグニッションスイッチ2
2は内部回路の駆動や後述のCPU41のバックアップ
等に使用される。また、イグニッションスイッチ22は
イグニッションのオン/オフ状態を検出するために用い
られる。バッテリ電圧検出センサ23はバッテリ21の
電圧を検出し、この検出結果に基づきバッテリ21の電
圧が正常なときのみアクティブサスペンションの制御を
許可したり、また制御値の補正をするために用いられ
る。
【0025】車速センサ124からの車速信号は走行速
度情報を得るためのパルス信号である。車輪速度センサ
25からの信号は前後左右各車輪の回転速度、加速度を
得るためのパルス信号である。舵角センサ(1)26、
舵角センサ(2)27はハンドルの回転角度から回転速
度、回転方向、回転加速度の情報を得るためのパルス信
号で、2つ設けたのはフェールセーフのためである。
【0026】ブレーキスイッチ28は、ブレーキが踏ま
れているか否かを知るために用いられるスイッチ情報を
得るものである。アクセル開度センサ29はアクセルの
踏込み状態(位置、変化量等)を得るためのもので、こ
れは可変抵抗などを用いたアナログ量である。
【0027】各方向Gセンサ30は、車体の各方向の加
速度を得るためのもので、これはアナログ量信号であ
る。油圧センサ32は油圧レベルや油圧力、温度を得る
ためのもので、これはスイッチによる信号若しくはサー
ミスタ等のアナログ信号である。
【0028】上記各センサからの出力信号はコントロー
ルユニット40に入力されており、コントロールユニッ
ト40は大きく分けてCPU41、CPU電源・WDT
部42および通信インターフェース部43によって構成
される。CPU41はセンサ信号の処理の遂行に必要な
付属回路(例えば、信号の入出力をコントロールするイ
ンタフェース回路等)を含むもので、前述した各センサ
23〜32からの信号が入力される。
【0029】CPU(信号処理手段)41は上記各セン
サ23〜32からの入力信号を処理、例えばセンサ入力
信号を波形処理するとともに、センサ情報を物理量に変
換し、さらにセンサ信号の異常判定等を行った後、通信
インターフェース部43に出力する。通信インターフェ
ース部(信号伝送変換手段)43はCPU41から供給
された信号をシリアル通信可能な信号に変換し、通信ケ
ーブル44を介して一定周期で外部の複数のコントロー
ラ1〜コントローラnに出力する。
【0030】CPU41の動作そのものはCPU電源・
WDT部42によって常時監視されており、CPU電源
・WDT部42はバッテリ21の電圧を受け入れて各部
に動作電源を供給するとともに、CPU41の動作に異
常が生じた場合にはCPU41を強制的にリセットする
ようになっている。具体的には、CPU電源・WDT部
42はWDT(ウオッチドッグタイマ)を有し、このW
DTによってCPU41の状態を監視するとともに、C
PU41や内部ロジック駆動の5Vの安定化電源を供給
する安定化電源回路、およびリセット信号を発生するリ
セット発生回路を有している。なお、CPU41からC
PU電源・WDT部42に対してWDTクリアパルスが
入力される。
【0031】上記各センサ23〜32およびコントロー
ルユニット40は全体としてインテリジェントセンサユ
ニット(センサ信号処理装置)60を構成する。インテ
リジェントセンサユニット60は車両に1つだけ専用に
設置されている。これに対して複数のコントローラ1〜
コントローラnは、例えばアクティブサスペンション装
置、パワーステアリング装置、4輪操舵システム等の車
両補助装置のそれぞれに対応している。
【0032】ここで、通信インターフェース部43にお
ける通信方式について説明する。本実施例で採用してい
る通信方式は次のようなものである。 a)片方向通信である。 b)シリアル通信であり、これはクロック同期式あるい
は調歩同期式の何れかによる。 c)ビット長は、8ビット+パリティビットのものを用
いる。 d)スタートマーク/エンドマークを設ける。 e)データ構成は、スタートマーク、センサ1情報、セ
ンサ2情報、センサ3情報、・・・・・センサn情報、
エンドマークという順とする。 f)センサ情報は物理量をASCIIコードに変換して
通知し、異常な場合は数値以外のある特定コードを規定
して通知する。
【0033】各周期毎の通信データは図2(a)に示す
ように、スタート/センサデータブロック/エンドとい
う方式である。また、1データブロックの構成は図2
(b)に示すように、スタートマーク、センサ1デー
タ、センサ2データ、・・・・センサnデータ、エンド
マークという方式である。
【0034】センサxデータの構成は図2(c)に示す
ように、8ビット情報時はデータコードH/データコー
ドLという方式であり、16ビット情報時はデータコー
ドHH/データコードHL/データコードLH/データ
コードLLという方式である。なお、データコードは8
ビットの情報を16進の2桁情報に変換した上位(H)
および下位(L)の数値をASCIIコードに変換した
8ビットの2進数で、Hは上位、Lは下位に対応する。
16ビット情報の場合は4バイト構成になり、4ビット
情報の場合は1バイト構成になる。
【0035】次に、通信インターフェース部43から送
られてくるデータを受けるコントローラ1〜コントロー
ラnについて説明する。複数のうちから一例として1つ
のコントローラ1の内部構成を図3に示す。
【0036】図3において、コントローラ1は大きく分
けてCPU71、CPU電源・WDT部72およびアク
チュエータ駆動回路・断線短絡検出回路73によって構
成される。CPU71は受信したセンサ信号の処理の遂
行に必要な付属回路(例えば、信号の入出力をコントロ
ールするインタフェース回路等)を含むもので、前述し
たインテリジェントセンサユニット60からのシリアル
通信の信号が入力される。
【0037】CPU71はインテリジェントセンサユニ
ット60からのセンサ入力信号に基づいてアクティブサ
スペンションの制御に必要な処理値を演算し、駆動指示
信号、、・・・駆動指示信号mをアクチュエータ駆
動回路・断線短絡検出回路73に出力する。アクチュエ
ータ駆動回路・断線短絡検出回路73はバルブやモータ
等のアクチュエータを駆動するためのもので、駆動信号
を生成して各種アクチュエータ80に出力する。
【0038】各種アクチュエータ80は、例えば車両補
助装置の1つであるショックアブソーバであり、アクチ
ュエータ駆動回路・断線短絡検出回路73からの駆動信
号に基づいて減衰力を3段階(ソフト、ミディアム、ハ
ード)に切り換え可能なもので、例えば絞りを含む油圧
回路を備え、ダンパ定数に従って絞りを調整する。すな
わち、ダンパ定数が大きいと油圧回路の抵抗が大きくな
って減衰力が堅め(ハード)となるように、ダンパ定数
が小さいと油圧回路の抵抗が小さくなって減衰力が柔ら
かめ(ソフト)となるように絞りが調整される。
【0039】また、アクチュエータ駆動回路・断線短絡
検出回路73は内部の断線短絡検出回路によってアクチ
ュエータ80の電流や電圧を検出して断線や短絡状態を
検出し、その結果を断線短絡検出信号、、・・・断
線短絡検出信号nとしてCPU71に出力する。
【0040】CPU71の動作そのものはCPU電源・
WDT部72によって常時監視されており、CPU電源
・WDT部72はバッテリ21の電圧を受け入れて各部
に動作電源を供給するとともに、CPU71の動作に異
常が生じた場合にはCPU71を強制的にリセットする
ようになっている。
【0041】具体的には、CPU電源・WDT部72は
WDT(ウオッチドッグタイマ)を有し、このWDTに
よってCPU71の状態を監視するとともに、CPU7
1や内部ロジック駆動の5Vの安定化電源を供給する安
定化電源回路、およびリセット信号を発生するリセット
発生回路を有している。なお、CPU71からCPU電
源・WDT部72に対してWDTクリアパルスが入力さ
れる。さらに、CPU71からダイアグ情報入出力信号
が出力されており、このダイアグ出力信号はコントロー
ルユニット1の状態を外部に通知するためのもので、ラ
ンプを点灯したり、あるいは通信などによって実現す
る。
【0042】次に、アクティブサスペンション制御の動
作について図4、図5に示すフローチャートを参照して
説明する。図4はインテリジェントセンサユニット60
におけるセンサ入力信号の処理手順を示すフローチャー
トである。図4において、プログラムがスタートする
と、まずステップS21でコントロールユニット40の
初期処理(例えば、内部回路や情報の初期化および自己
診断)を行い、ステップS22でイグニッションスイッ
チの状態(例えば、オンしているか)を確認し、ステッ
プS23でイグニッションスイッチがオンしているか否
かを判別する。
【0043】オンしていないときは、ステップS22に
戻り、オンすると、ステップS24でコントロールユニ
ット40に接続されている前述した複数のセンサ23〜
32からの情報を入手する。センサ情報の入手方法は、
各センサ毎に異なる。例えば、A/D変換処理して情報
を入手するものやH/L判定して情報を入手するもの、
あるいはパルス信号として入力されるもの等がある。
【0044】センサ情報の読み込みは、各周期の中で実
施されるもの以外に、パルス入力など割込み処理で変化
を検出し、変化の間隔を各周期毎に計算するものがあ
る。
【0045】次いで、ステップS25で複数のセンサの
情報、すなわちセンサ23〜32の出力信号を波形処理
するとともに、波形処理した信号に対して物理量(例え
ば、車速、バッテリ電圧)の変換を行い、ステップS2
6でセンサ23〜32の異常を確認する。異常として
は、例えばセンサ23〜32が故障で信号がノイズに埋
れて入力しない、あるいはケーブルが断線して信号の入
力がない等の判断を行う。次いで、ステップS27でセ
ンサ23〜32に異常があるか否かを判別し、異常があ
るときはステップS28で異常情報(センサ23〜32
の種類、異常の内容等)を記憶してステップS29に進
む。なお、変換された物理量が正常か異常かの判定情報
は通信を利用して外部に出力される。
【0046】一方、ステップS27でセンサ23〜32
に異常がないときは、直ちにステップS29に進む。ス
テップS9ではセンサ23〜32からの得られた情報を
外部の複数のコントローラ1〜コントローラnに送信す
るための通信データを設定するとともに、同時にこの通
信データに対して送信許可を与える。なお、センサ信号
の取り込や通信の周期は適用される各システムによって
異なるが、基本的には情報を最も頻繁に必要とするコン
トローラ1〜コントローラnの周期に依存させ、mse
c単位で処理する必要がある。
【0047】次いで、ステップS30で通信異常がある
か否かを判別し、異常がなければステップS31で周期
タイマ割込み発生まで待機する。このとき、通信の周期
タイマ割込みが発生すると、通信が開始されてコントロ
ーラ1〜コントローラnに対して通信ケーブル44を介
してセンサ情報が伝送される。なお、通信開始後におけ
る各バイト毎の通信は送信割込み処理で行う。その後、
ステップS22にリターンする。
【0048】一方、ステップS30で通信異常があると
判定したときは、ステップS32で通信処理を初期化す
るとともに、異常復帰まで待機し、その後、ステップS
22にリターンする。
【0049】次に、図5はコントローラ1における信号
処理を示すフローチャートである。図5において、プロ
グラムがスタートすると、まずステップS41でコント
ローラ1の初期処理(例えば、内部回路や情報の初期化
および自己診断)を行い、ステップS42でイグニッシ
ョンスイッチの状態(例えば、オンしているか)を確認
し、ステップS43でイグニッションスイッチがオンし
ているか否かを判別する。
【0050】オンしていないときは、ステップS42に
戻り、オンすると、ステップS44でコントローラ1に
接続されている前述したインテリジェントセンサユニッ
ト60からのセンサ情報を受信処理するとともに、必要
な受信データについて保管する。入手するセンサ情報は
既に物理量変換されたデータや異常検出の判定がされた
情報である。受信データが必要なもののみ保管し、不要
なものは廃棄する。
【0051】ここで、受信は受信割込みで情報を受け
る。この場合、スタートマークを確認して新しい周期の
センサ情報通信開始と判断する。また、受信したデータ
数をカウントし、どのセンサ情報が受信されたかを判断
する。そして、対応するコントローラでは不要のセンサ
情報は受信処理は行うが、保管はしない。エンドマーク
を確認してその周期の通信が終了したと判断する。ま
た、通信周期がコントローラ1の制御周期より早い場合
は、データ受信は行うが、データを制御に必要な間隔以
外は使用しない対応や必要なとき以外は受信処理自体を
禁止してしまうことも行う。
【0052】次いで、ステップS45でセンサ23〜3
2の異常を確認する。異常としては、例えばインテリジ
ェントセンサユニット60から送信されてきたセンサ2
3〜32の信号がノイズに埋れて入力しない、あるいは
ケーブルが断線して信号の入力がない等の判断を行う。
次いで、ステップS46でセンサ23〜32に異常があ
るか否かを判別し、異常があるときはステップS47で
異常情報(センサ23〜32の種類、異常の内容等)を
記憶するとともに、制限フラグをオン(制限フラグ=
[1])にしてステップS48に進む。制限フラグはセ
ンサが異常なので、使用を制限する旨を表すものであ
る。なお、変換された物理量が正常か異常かの判定情報
は通信を利用して外部に出力される。
【0053】一方、ステップS46でセンサ23〜32
に異常がないときは、直ちにステップS48に進む。ス
テップS48ではインテリジェントセンサユニット60
から送信されることによって得られた物理量変換された
情報をもとに、各種制御仕様(この場合はアクティブサ
スペンション制御仕様)に見合った計算や判定を行って
車両補助装置(すなわち、アクティブサスペンション装
置)における各アクチュエータ80の制御処理値を演算
し、ステップS49で制限フラグの値を確認して制御出
力を決定する。
【0054】例えば、制限フラグ=[1]のときは該当
するセンサの情報は使用せずに制御出力を決定するよう
にする。すなわち、センサ異常の内容に従って制御範囲
を制限する。また、通信に異常が発生したときは正常時
点での情報を利用して制御を保持するか、保持が不可能
な状態のときは通信が正常になるまで制御を禁止する。
【0055】次いで、ステップS50で演算した制御出
力を対応するアクチュエータ80に出力する。これによ
り、センサ情報に基づいてアクチュエータ80(例え
ば、油圧回路の絞り弁)が動作し、アクティブサスペン
ションのダンパ定数が調整される。なお、フィードバッ
クやフィードフォワード系の制御の場合には出力指令
と、出力結果とを比較して制御を行う。
【0056】次いで、ステップS51でアクチュエータ
80の異常を確認する。これは、例えば決定された制御
出力を各アクチュエータ駆動回路73に供給し、アクチ
ュエータ80の状態が断線や短絡等の異常状態になって
いないかを判断して行う。次いで、ステップS52でア
クチュエータ80の異常有りと判別したときは、ステッ
プS53で対応する異常アクチュエータ80への制御出
力を禁止するとともに、この異常状態を記憶する。
【0057】その後、ステップS54でイグニッション
情報を確認し、ステップS55でイグニッションがオン
のときはステップS54に待機して上記制御を継続し、
イグニッションがオフになると、ステップS42リター
ンしてルーチンを繰り返す。一方、ステップS52でア
クチュエータ80に異常がないときは、ステップS56
で周期タイマ割込み発生まで待機し、その後、ステップ
S42にリターンしてルーチンを繰り返す。
【0058】上記処理による本実施例の特徴を、従来の
制御との比較で詳細に説明する。従来の制御 まず、従来は例えば、自動車の足まわりの制御におい
て、コントローラは生のセンサ信号を直接に入力し、内
部CPUで信号を加工(制御用の数値に変換する等)し
ていた。処理の内容は波形整形、物理量変換、センサ異
常判定である。具体的には、車速パルスは一定時間のパ
ルスカウント数から車速を計算により求め、温度センサ
やGセンサ等は入力される電圧から各変換式に従って温
度や加速度を求めていた。したがって、コントローラが
増えると、全体からみて同じ処理を各CPUが行ってい
ることになり、この処理量も制御の処理と同等にCPU
には負荷となる。
【0059】また、1個のセンサ信号を複数のコントロ
ーラに入力するために配線が増え、さらにはセンサに流
れ込む電流やセンサから吐き出される電流が多くなり、
コントローラは逆流防止の対策も必要となる。センサか
らみて電流容量以上の電流を流すことはできないため、
コントローラのコネクタに流せる電流もコントローラの
数が増加する毎に小さくなる。
【0060】各コントローラを設計する際にCPUの処
理能力でCPUの価格が変わる。すなわち、信号処理に
要する分高いCPUを選択する必要がある。
【0061】各センサの変換処理に加え、自動車の制御
では高信頼性が要求されることから、センサの正常・異
常を判定する処理も必要になる。各センサからみると、
複数のコントローラに対して信号を出力する必要があ
り、それなりの出力能力を持たなければならない。自動
車自体からみると、センサとコントローラにおける配線
が増加し、しいては重量のアップにもつながることにな
る。
【0062】本発明の制御 これに対して、本発明を適用した一実施例の制御では、
複数のコントローラ1〜コントローラnに使用されるセ
ンサ23〜32を中心にしてセンサ23〜32の信号処
理を専用して行うとともに、さらに通信を使用して各コ
ントローラ1〜コントローラnに情報を伝達する機能を
持ったインテリジェントセンサユニット60が1つだけ
設置される。そして、このインテリジェントセンサユニ
ット60から通信を使用して複数のコントローラ1〜コ
ントローラnが必要なセンサ情報を得ている。
【0063】すなわち、従来と異なり、センサ情報の入
力、波形整形、物理量変換、正常・異常判定をコントロ
ーラではなく、インテリジェントセンサユニット60で
行っている。そして、このインテリジェントセンサユニ
ット60は各コントローラ1〜コントローラnに対し、
物理量変換した情報とセンサの正常・異常判定をした情
報を通信という手段をもって実現される。通信はシリア
ル通信で、各センサ23〜32からの情報が数msec
毎に更新できる能力で行われる。
【0064】また、通信は各センサ23〜32の情報を
順番に一定周期で送信して行われる。センサ情報出力以
前に同期情報が送信される。すなわち、[同期情報〜セ
ンサ1情報〜センサ2情報〜・・・・・・〜センサn情
報]〜時間待ちという方式で通信が行われる。なお、
[ ]の部分が一定周期毎に情報を出力するサイクリ
ック伝送方式となっている。
【0065】各コントローラ1〜コントローラnでは、
送信された情報を制御に必要なとのにのみ受けて、各制
御が行われる。これにより、コントローラは制御に集中
することができる。また、センサの仕様変更に対して、
各コントローラの処理を変更しなくても、インテリジェ
ントセンサユニット60の処理を変更することで対応で
き、仕様変更に対する負荷が軽減する。
【0066】なお、本発明の適用は電子式サスペンショ
ン制御装置に限るものではなく、他の装置、例えば、電
動式パワーステアリング装置、4輪操舵システム、エン
ジンの燃焼制御装置、ブレーキ制御装置等にも適用する
ことができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1つの専用のセンサ信号処理装置によってセンサ信号の
処理および伝送が複数のコントロールユニットに対して
行われるので、以下の具体的効果を得ることができる。
【0068】センサの波形処理や異常検出を分割する
ことで、コントロールユニットの処理量を軽減すること
ができる。その結果、コントロールユニット側のCPU
のコストを低減することができる。 各センサの仕様が変更されてもコントロールユニット
側の処理手順(ソフト)を全く変更しなくて済み、セン
サ側の波形処理手順を変更するのみで対応できる。した
がって、仕様変更に対する処置が面倒でなく、この面か
らもコントロールユニット側のCPUのコストが低減す
る。
【0069】コントロールユニット側の制御状況(制
御処理量変動)に関係なく、各センサの波形処理を行う
ことができる。 各コントロールユニットへの伝送をシリアル通信で行
うことにより、従来に比べて必要な配線(例えば、セン
サケーブル)を大幅に省略することができる。 他のコントロールユニット(例えば、電子式サスペン
ション制御装置以外)にも必要な情報を伝送することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るセンサ信号処理装置および車両補
助装置のコントロールユニットの一実施例の電子式サス
ペンション制御装置のセンサ信号処理装置側の構成を示
すブロック図である。
【図2】同実施例の通信データの構成を示す図である。
【図3】同実施例のコントローラ側の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】同実施例のセンサ信号処理装置側の処理を実行
するためのフローチャートである。
【図5】同実施例のコントローラ側の処理を実行するた
めのフローチャートである。
【図6】従来のセンサ信号処理の構成を示すブロック図
である。
【図7】従来のコントロールユニットにおける内部信号
処理を実行するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1〜n コントローラ 21 バッテリ 22 イグニッションスイッチ 23 バッテリ電圧検出センサ 24 車速センサ 25 車輪速度センサ 26、27 舵角センサ 28 ブレーキスイッチ 29 アクセル開度センサ 30 各方向Gセンサ 31 シフト位置センサ 32 油圧センサ 40 コントロールユニット 41 CPU(信号処理手段) 42 CPU電源・WDT部 43 通信インターフェース部(信号伝送変換手段) 60 インテリジェントセンサユニット(センサ信号処
理装置) 71 CPU 72 CPU電源・WDT部 73 アクチュエータ駆動回路・断線短絡検出回路 80 各種アクチュエータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の運転状態を検出する複数のセンサ
    からの信号を受け入れて波形処理し、検出された物理量
    を所定の信号レベルに変換するとともに、その他にセン
    サ信号に対して必要な処理を行う信号処理手段と、 信号処理手段の出力信号を、外部に一定周期で前記複数
    のセンサの情報を一定周期で順次伝送可能なように変換
    する信号伝送変換手段と、を備えたことを特徴とするセ
    ンサ信号処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のセンサ信号処理装置から
    の信号を受信し、該受信した信号に基づいて車両補助装
    置を駆動する制御値を演算する制御値演算手段と、 制御値演算手段の出力に基づいて車両補助装置を駆動す
    るアクチュエータの駆動信号を生成する駆動信号生成手
    段と、を備えたことを特徴とする車両補助装置のコント
    ロールユニット。
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