JPH11241646A - 車両用制御装置及び車両用制御装置の放射ノイズ低減方法 - Google Patents

車両用制御装置及び車両用制御装置の放射ノイズ低減方法

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JPH11241646A
JPH11241646A JP4530098A JP4530098A JPH11241646A JP H11241646 A JPH11241646 A JP H11241646A JP 4530098 A JP4530098 A JP 4530098A JP 4530098 A JP4530098 A JP 4530098A JP H11241646 A JPH11241646 A JP H11241646A
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秀樹 石原
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良市 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用制御装置からの放射ノイズを、部品を
追加せずに低減する。 【解決手段】 車両用制御装置41のプリント配線基板
43に形成された配線パターンのうちで、アクチュエー
タを駆動するトランジスタ19のベース端子と制御用I
C13の出力端子o1 とをベース電流制限用抵抗器25
を介して接続する配線パターンP5 ,P6 上には、制御
用IC13の出力端子o1 の近傍であって、上記配線パ
ターンP5 ,P6 が他の配線パターンP2 と交差する位
置よりも、また、上記配線パターンP5 ,P6 が他の配
線パターンP8 に最も接近する位置よりも、出力端子o
1 側に、上記抵抗器25が実装されている。このため、
制御用IC13の出力端子o1 から出る高周波ノイズ
が、その出力端子o1 の直近で減衰させられて、他の配
線パターンへのノイズ誘導を抑制でき、その結果、当該
装置41からワイヤハーネス3を介して外部へ放射され
るノイズを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載される
車両用制御装置に関し、特に、その車両用制御装置から
放射される放射ノイズを低減するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図2に示すように、車両に搭
載される車両用制御装置1は、車両内に配設されたワイ
ヤハーネス(電線の束)3を介して、センサやスイッチ
等の各種入力器機と、電磁弁やモータ等の各種アクチュ
エータとに接続されるが、そのワイヤハーネス3から
は、車両用制御装置1の内部で発生したノイズが放射さ
れる。
【0003】そして、このワイヤハーネス3からの放射
ノイズは、図2における一点鎖線の矢印で示すように、
車両に取り付けられたラジオ5のアンテナ7や、ラジオ
5の本体等に伝達されて、ラジオ5の雑音障害となる。
これが、一般的に言われるラジオノイズである。
【0004】そこで、従来の車両用制御装置1では、ラ
ジオノイズを低減するための対策(ラジオノイズ対策)
として、ワイヤハーネス3と接続されるコネクタの各端
子の近傍に、コンデンサ等のノイズ吸収用部品を設ける
ようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のラジオノイズ対策では、大きな部品実装面積を必要
とし、また、コストアップを招いてしまう。そして、こ
の問題は、車両用制御装置の入出力数(コネクタの端子
数)が多いほど顕著になる。
【0006】このため、ラジオノイズ対策の理想として
は、車両用制御装置から放射される放射ノイズを、特別
なノイズ吸収用部品を追加することなく低減することで
あるが、それを実現可能な方法は考えられていなかっ
た。ここで、本発明者は、車両用制御装置からノイズが
放射されるメカニズムについて検討した。以下、その検
討結果について具体例を挙げて説明する。
【0007】まず図3は、車両用制御装置1の一般的な
回路構成を表す概略回路図であり、図4は、図3の回路
構成を実現するプリント配線基板9の一般的な配線パタ
ーン及び部品配置を表す模式図である。尚、ここでは、
車両用制御装置1が車両のエンジンを制御するものであ
るとして説明する。また、図3及び図4に例示する車両
用制御装置1は、入力信号の数が2つであり、出力信号
の数が3つであるが、これに限るものではない。
【0008】図3に示すように、車両用制御装置1は、
ワイヤハーネス3及び当該制御装置1に設けられたコネ
クタ11を介して、回転センサやスロットルセンサ等の
様々なセンサS1 ,S2 と、インジェクタやイグナイタ
等の様々なアクチュエータA1 ,A2 ,A3 とに接続さ
れる。
【0009】そして、車両用制御装置1は、制御対象
(この例ではエンジン)を制御するための制御動作を行
うマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)やカ
スタムIC等の制御用IC13と、上記各センサS1 ,
S2 からの信号を制御用IC13の入力端子i1 ,i2
に夫々に入力させる入力保護用抵抗器15,17と、制
御用IC13の出力端子o1 ,o2 ,o3 から夫々出力
される制御信号に応じて、上記各アクチュエータA1 ,
A2 ,A3 に駆動信号(この例では駆動電流)を供給す
る駆動素子としての出力トランジスタ(この例ではNP
Nトランジスタ)19,21,23と、出力トランジス
タ19,21のベース端子と制御用IC13の出力端子
o1 ,o2 との間に夫々接続されたベース電流制限用抵
抗器25,27とを備えている。
【0010】尚、センサS1 ,S2 からの信号は、一般
には、抵抗器やコンデンサ等からなる入力回路を介し
て、制御用IC13の入力端子i1 ,i2 に夫々に入力
されるが、図3では、その入力回路を構成する入力保護
用抵抗器15,17のみ図示している。
【0011】そして更に、車両用制御装置1は、制御用
IC13の出力端子o3 にベース端子が接続され、所定
の電源電圧VCC(例えば5V)にエミッタ端子が接続さ
れたPNP型の抵抗内蔵トランジスタ29と、この抵抗
内蔵トランジスタ29のコレクタ端子と出力トランジス
タ23のベース端子との間に接続されたベース電流制限
用抵抗器31と、出力トランジスタ19,21,23の
ベース端子と接地電位(=0V)との間に夫々接続され
た誤動作防止用抵抗器33,35,37とを備えてい
る。
【0012】尚、抵抗内蔵トランジスタ29は、PNP
トランジスタ29aと、そのPNPトランジスタ29a
のベースと当該抵抗内蔵トランジスタ29のベース端子
との間に直列に設けられたベース電流制限用抵抗29b
と、PNPトランジスタ29aのベースと当該抵抗内蔵
トランジスタ29のエミッタ端子(即ち、PNPトラン
ジスタ29aのエミッタ)との間に設けられたバイアス
抵抗29cとから構成されている。
【0013】次に、図4に示す如く、図3の車両用制御
装置1を構成するプリント配線基板9には、上記コネク
タ11と、制御用IC13と、出力トランジスタ19,
21,23と、抵抗器15,17,25,27,31〜
37と、抵抗内蔵トランジスタ29とが実装される。
尚、図4では、誤動作防止用抵抗器33,35,37及
びそれに関する配線パターンは、図示を省略している。
【0014】そして更に、プリント配線基板9には、図
3の回路構成を実現するために、センサS1 と入力保護
用抵抗器15の一端とを接続する配線パターンP1 と、
入力保護用抵抗器15の他端と制御用IC13の入力端
子i1 とを接続する配線パターンP2 と、センサS2 と
入力保護用抵抗器17の一端とを接続する配線パターン
P3 と、入力保護用抵抗器17の他端と制御用IC13
の入力端子i2 とを接続する配線パターンP4 と、制御
用IC13の出力端子o1 とベース電流制限用抵抗器2
5の一端とを接続する配線パターンP5 と、ベース電流
制限用抵抗器25の他端と出力トランジスタ19のベー
ス端子とを接続する配線パターンP6 と、制御用IC1
3の出力端子o2 とベース電流制限用抵抗器27の一端
とを接続する配線パターンP7 と、ベース電流制限用抵
抗器27の他端と出力トランジスタ21のベース端子と
を接続する配線パターンP8 と、制御用IC13の出力
端子o3 と抵抗内蔵トランジスタ29のベース端子(ベ
ース電流制限用抵抗29bの一端)とを接続する配線パ
ターンP9 と、抵抗内蔵トランジスタ29のコレクタ端
子とベース電流制限用抵抗器31の一端とを接続する配
線パターンP10と、ベース電流制限用抵抗器31の他端
と出力トランジスタ23のベース端子とを接続する配線
パターンP11と、出力トランジスタ19,21,23の
コレクタ端子とアクチュエータA1 ,A2 ,A3 とを夫
々接続する配線パターンP12,P13,P14とが形成され
ている。
【0015】尚、図4では、出力トランジスタ19,2
1,23のエミッタ端子を接地電位に接続するための配
線パターンと、抵抗内蔵トランジスタ29のエミッタ端
子を電源電圧VCCに接続するための配線パターンは、図
示を省略している。以上のような車両用制御装置1で
は、センサS1 ,S2 からの信号が、配線パターンP1
,P2 と配線パターンP3 ,P4 との各々により、制
御用IC13の入力端子i1 ,i2 に伝達される。そし
て、制御用IC13は、入力端子i1 ,i2 に入力され
る入力信号(即ち、センサS1 ,S2 からの信号)に応
じて、アクチュエータA1 ,A2 ,A3 を駆動制御する
ための制御信号を、出力端子o1,o2 ,o3 から夫々
出力する。
【0016】すると、出力端子o1 からの制御信号は、
配線パターンP5 ,P6 により、抵抗器25を介して出
力トランジスタ19のベース端子に伝達される。このた
め、出力トランジスタ19は、上記出力端子o1 からの
制御信号に応じて駆動電流を発生し、その駆動電流が、
配線パターンP12を介してアクチュエータA1 に伝達供
給されることとなる。具体的に説明すると、アクチュエ
ータA1 には、配線パターンP12と出力トランジスタ1
9のコレクタ−エミッタ間を介して、駆動電流が流れ
る。
【0017】同様に、出力端子o2 からの制御信号は、
配線パターンP7 ,P8 により、抵抗器27を介して出
力トランジスタ21のベース端子に伝達される。このた
め、出力トランジスタ21は、上記出力端子o2 からの
制御信号に応じて駆動電流を発生し、その駆動電流が、
配線パターンP13を介してアクチュエータA2 に伝達供
給されることとなる。
【0018】また、出力端子o3 からの制御信号は、配
線パターンP9 により、抵抗内蔵トランジスタ29内の
抵抗29bを介して、同じく抵抗内蔵トランジスタ29
内のPNPトランジスタ29aのベースに伝達され、そ
のPNPトランジスタ29aにより電流供給能力が高め
られる。そして、その電流供給能力が高められた制御信
号(即ち、PNPトランジスタ29aのコレクタから出
力される信号)は、配線パターンP10 ,P11により、
抵抗器31を介して出力トランジスタ23のベース端子
に伝達される。このため、出力トランジスタ23は、上
記出力端子o3からの制御信号に応じて駆動電流を発生
し、その駆動電流が、配線パターンP14を介してアクチ
ュエータA3 に伝達供給されることとなる。
【0019】ここで、図4に示す如く、一般に、出力ト
ランジスタ19,21,23は、バッテリ電圧VB (通
常12V)を電力源として、アクチュエータA1 ,A2
,A3 へ大きな電流を供給するため、コネクタ11の
近くに配置される。また、各出力トランジスタ19,2
1,23と共に出力回路を形成するベース電流制限用抵
抗器25,27,31及び抵抗内蔵トランジスタ29の
各々は、特にコネクタ11の近くに配置する必要はない
が、通常は出力回路を一箇所にまとめるために、各自に
対応する出力トランジスタ19,21,23の近くに配
置されていた。
【0020】ところが、図4に示すように、ベース電流
制限用抵抗器25,27と抵抗内蔵トランジスタ29を
出力トランジスタ19,21,23の近傍に配置する
と、制御用IC13の各出力端子o1 ,o2 ,o3 と、
ベース電流制限用抵抗器25,27及び抵抗内蔵トラン
ジスタ29の各々とを結ぶ配線パターンP5 ,P7 ,P
9 が長くなり、車両用制御装置1の内部で発生するノイ
ズ電圧が大きくなってしまう。
【0021】つまり、制御用IC13の出力端子o1 ,
o2 ,o3 から出力される制御信号は、ハイレベルから
ロウレベル、或いは、ロウレベルからハイレベルといっ
た具合いに、急峻にレベル変化するが、その制御信号の
レベル変化に伴い、上記配線パターンP5 ,P7 ,P9
から高周波のノイズが発生する。そして、こうしたノイ
ズの電圧(ノイズ電圧)Vnは、下記の式1によって表
される。尚、式1において、「L」は、配線パターンの
自己インダクタンスであり、「di/dt」は、配線パ
ターンにおける単位時間当りの電流変化量である。
【0022】
【数1】Vn=L×di/dt …式1 また、配線パターンの自己インダクタンスLと、配線パ
ターンの幅a及び長さlとの関係を示す図5から分かる
ように、式1における自己インダクタンスLは、配線パ
ターンの長さlが長いほど、また、配線パターンの幅a
が小さいほど、大きくなる。
【0023】よって、上記配線パターンP5 ,P7 ,P
9 が長くなると、その自己インダクタンスLが大きくな
り、上記配線パターンP5 ,P7 ,P9 で発生するノイ
ズ電圧Vnが大きくなるのである。そして、このような
配線パターンP5 ,P7 ,P9 で発生した大きなノイズ
は、その配線パターンP5 ,P7 ,P9 に隣接する隣接
配線パターンや、上記配線パターンP5 ,P7 ,P9 と
立体的に交差するクロス配線パターンに誘導される。
【0024】例えば、図4において、配線パターンP5
に着目すると、その配線パターンP5 で発生したノイズ
は、当該配線パターンP5 に隣接する配線パターンP7
,P8 ,P13に誘導されると共に、プリント配線基板
9の裏面で配線パターンP5 と立体的に交差する配線パ
ターンP2 (延いては、配線パターンP1 )に誘導され
る。尚、図4における一点鎖線は、配線パターンP2 の
うちでプリント配線基板43の裏面に形成された部分を
示している。
【0025】従って、車両用制御装置1からノイズが放
射される主な原因は、制御用IC13の出力端子から出
る高周波ノイズが、その出力端子に直接接続された長い
配線パターンで大きくなり、更に他の配線パターンへ次
々と伝達して、最終的に、コネクタ11を通りワイヤハ
ーネス3から外部に放射されることにあると言える。
【0026】そして、プリント配線基板9上の複数の配
線パターンにノイズが伝達してしまうと、もはや、その
ノイズを抑制することができないため、従来の車両用制
御装置1では、図8に示すように、コネクタ11の各端
子の近傍に、コンデンサ等のノイズ吸収用部品39を夫
々余分に設ける必要があったのである。
【0027】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
のであり、車両用制御装置から放射される放射ノイズ
を、簡単な構成で低減することを目的としている。
【0028】
【課題を解決するための手段、及び発明の効果】上記目
的を達成するためになされた請求項1に記載の電子制御
装置は、入力端子に入力される入力信号に応じて、車両
に設けられたアクチュエータを駆動制御するための制御
信号を、出力端子から出力する制御用ICと、該制御用
ICから出力される制御信号が抵抗素子を介して伝達さ
れ、その制御信号に応じて、前記アクチュエータを駆動
するための駆動信号を発生する駆動素子と、前記制御用
IC,前記駆動素子,及び前記抵抗素子が実装されるプ
リント配線基板とを備えている。
【0029】そして、プリント配線基板には、前記入力
信号を制御用ICの入力端子に伝達するための配線パタ
ーンと、制御用ICから出力される制御信号を前記抵抗
素子を介して前記駆動素子に伝達するための配線パター
ン(以下、制御信号用配線パターンともいう)と、前記
駆動素子によって発生される駆動信号を前記アクチュエ
ータに伝達するための配線パターンとが形成されている
が、特に、前記抵抗素子は、プリント配線基板上にて制
御用ICの出力端子の近傍に実装されている。
【0030】つまり、請求項1に記載の車両用制御装置
は、請求項4に記載の放射ノイズ低減方法を採用してお
り、前記抵抗素子を、プリント配線基板上にて制御用I
Cの出力端子の近傍に実装することにより、制御信号用
配線パターンのうち、制御用ICの出力端子から抵抗素
子までの配線パターンを短くするようにしている。
【0031】このような請求項1に記載の車両用制御装
置及び請求項4に記載の放射ノイズ低減方法によれば、
制御用ICの出力端子から出る高周波ノイズが、その出
力端子の直近で抵抗素子により減衰させられるため、そ
の抵抗素子よりも先の配線パターン(つまり、制御信号
用配線パターンのうち、抵抗素子から駆動素子へ至る配
線パターン)には、大きなノイズが伝達されなくなる。
即ち、式1における「di/dt」が抵抗素子によって
減少するため、仮に制御信号用配線パターンの全長が同
じであっても、その制御信号用配線パターンで発生する
ノイズ電圧Vnが小さくなる。
【0032】そして、このため、制御信号用配線パター
ンに隣接する隣接配線パターンや、制御信号用配線パタ
ーンと立体的に交差するクロス配線パターンに誘導され
る誘導ノイズの電圧(誘導ノイズ電圧)も小さくなる。
つまり、誘導ノイズ電圧Vmは、下記の式2によって表
されるため、「di/dt」が減少すれば、誘導ノイズ
電圧Vmも減少するのである。尚、式2において、
「M」は、配線パターンの相互インダクタンスである。
【0033】
【数2】Vm=M×di/dt …式2 このように、請求項1に記載の車両用制御装置及び請求
項4に記載の放射ノイズ低減方法によれば、制御用IC
の出力端子から出るノイズを、その出力端子の直近で減
衰させて、制御信号用配線パターンから他の配線パター
ンへのノイズ誘導を抑制することができ、その結果、車
両用制御装置から外部へ放射される放射ノイズを、簡単
な構成で低減できる。
【0034】ところで、前記抵抗素子は、請求項2に記
載の車両用制御装置及び請求項5に記載の放射ノイズ低
減方法のように、制御用ICから出力される制御信号を
当該抵抗素子を介して駆動素子に伝達するための配線パ
ターン(つまり、経路中に当該抵抗素子が実装される制
御信号用配線パターン)が、プリント配線基板に形成さ
れた他の配線パターンと立体的に交差する位置よりも、
制御用ICの出力端子側に実装すれば、制御信号用配線
パターンと立体的に交差する他の配線パターンへのノイ
ズ誘導を確実に抑制して、車両用制御装置から外部へ放
射される放射ノイズを低減することができる。
【0035】つまり、クロスパターン(互いに交差する
配線パターン)の相互インダクタンスMと、クロス部
(配線パターンが交差する部分)の幅a,長さl,及び
間隔Pとの関係を示す図6から分かるように、クロス部
の長さlが長く、また、クロス部の幅aが大きいほど
(P/aが小さいほど)、相互インダクタンスMは大き
くなり、それに応じてクロスパターン間での誘導ノイズ
電圧Vmも大きくなるが(式2参照)、抵抗素子を、制
御信号用配線パターンが他の配線パターンと交差する位
置よりも制御用IC側に実装すれば、他の配線パターン
へのノイズ誘導を効果的に抑制して、車両用制御装置か
らの放射ノイズを確実に低減できるのである。
【0036】また、前記抵抗素子は、請求項3に記載の
車両用制御装置及び請求項6に記載の放射ノイズ低減方
法のように、制御用ICから出力される制御信号を当該
抵抗素子を介して駆動素子に伝達するための配線パター
ン(つまり、経路中に当該抵抗素子が実装される制御信
号用配線パターン)が、プリント配線基板に形成された
他の配線パターンに最も接近する位置よりも、制御用I
Cの出力端子側に実装すれば、制御信号用配線パターン
に隣接する他の配線パターンへのノイズ誘導を確実に抑
制して、車両用制御装置から外部へ放射される放射ノイ
ズを低減することができる。
【0037】つまり、隣接パターン(互いに隣接する配
線パターン)の相互インダクタンスMと、隣接パターン
の幅a,長さl,及び間隔Eとの関係を示す図7から分
かるように、隣接パターンの長さlが長く、また、間隔
Eが小さいほど(E/aが小さいほど)、相互インダク
タンスMは大きくなり、それに応じて、隣接パターン間
での誘導ノイズ電圧Vmも大きくなるが(式2参照)、
抵抗素子を、制御信号用配線パターンが他の配線パター
ンに最も接近する位置よりも制御用IC側に実装すれ
ば、他の配線パターンへのノイズ誘導を効果的に抑制し
て、車両用制御装置からの放射ノイズを確実に低減でき
るのである。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用された実施形
態の車両用制御装置について、図1を用いて説明する。
尚、本実施形態の車両用制御装置41は、車両のエンジ
ンを制御するものであり、図3に示した車両用制御装置
1と全く同じ回路構成を有している。そして、図1は、
本実施形態の車両用制御装置41を構成するプリント配
線基板43の配線パターン及び部品配置を表す模式図で
あるが、この図1において、図3及び図4に示した部材
と同じものについては、同一の符号を付しているため、
詳細な説明は省略する。また、図1では、図4の場合と
同様に、誤動作防止用抵抗器33,35,37及びそれ
に関する配線パターンと、出力トランジスタ19,2
1,23のエミッタ端子を接地電位に接続するための配
線パターンと、抵抗内蔵トランジスタ29のエミッタ端
子を電源電圧VCCに接続するための配線パターンについ
ては、図示を省略している。
【0039】図1に示すように、本実施形態の車両用制
御装置41を構成するプリント配線基板43は、図4に
示したプリント配線基板9と比較して、以下の〜の
点が異なっている。 :制御用IC13の出力端子o1 から出力される制御
信号を、ベース電流制限用抵抗器25を介して出力トラ
ンジスタ19のベース端子に伝達するための配線パター
ンP5 ,P6 上において、ベース電流制限用抵抗器25
は、制御用IC13の出力端子o1 の近傍に実装されて
いる。
【0040】このため、図4のプリント配線基板9と比
較して、制御信号用配線パターンとしての配線パターン
P5 ,P6 のうち、制御用IC13の出力端子o1 から
ベース電流制限用抵抗器25までの配線パターンP5 が
短くなっている。具体的に説明すると、ベース電流制限
用抵抗器25は、配線パターンP5 ,P6 が他の配線パ
ターン(この場合は、P2 )と立体的に交差する位置よ
りも、制御用IC13の出力端子o1 側に実装されてい
る。尚、図1における一点鎖線は、図4の場合と同様
に、配線パターンP2 のうちでプリント配線基板43の
裏面に形成された部分を示している。そして更に、ベー
ス電流制限用抵抗器25は、配線パターンP5 ,P6 が
他の配線パターン(この場合は、P8 )に最も接近する
位置よりも、制御用IC13の出力端子o1 側に実装さ
れている。
【0041】よって、制御用IC13の出力端子o1 か
ら出る高周波ノイズが、その出力端子o1 の直近でベー
ス電流制限用抵抗器25により減衰させられるため、そ
の抵抗器25よりも先の配線パターンP6 には、大きな
ノイズが伝達されなくなる。そして、上記配線パターン
P6 に隣接する配線パターンP8 ,P13や、上記配線パ
ターンP6 と交差する配線パターンP2 に夫々誘導され
る誘導ノイズも小さくなる。
【0042】:制御用IC13の出力端子o2 から出
力される制御信号を、ベース電流制限用抵抗器27を介
して出力トランジスタ21のベース端子に伝達するため
の配線パターンP7 ,P8 上において、ベース電流制限
用抵抗器27は、制御用IC13の出力端子o2 の近傍
に実装されている。
【0043】このため、図4のプリント配線基板9と比
較して、制御信号用配線パターンとしての配線パターン
P7 ,P8 のうち、制御用IC13の出力端子o2 から
ベース電流制限用抵抗器27までの配線パターンP7 が
短くなっている。具体的に説明すると、ベース電流制限
用抵抗器27は、配線パターンP7 ,P8 が他の配線パ
ターン(この場合は、P2 )と立体的に交差する位置よ
りも、制御用IC13の出力端子o2 側に実装されてい
る。そして更に、ベース電流制限用抵抗器27は、配線
パターンP7 ,P8 が他の配線パターン(この場合は、
P6 )に最も接近する位置よりも、制御用IC13の出
力端子o2 側に実装されている。
【0044】よって、制御用IC13の出力端子o2 か
ら出る高周波ノイズが、その出力端子o2 の直近でベー
ス電流制限用抵抗器27により減衰させられるため、そ
の抵抗器27よりも先の配線パターンP8 には、大きな
ノイズが伝達されなくなる。そして、上記配線パターン
P8 に隣接する配線パターンP6 や、上記配線パターン
P8 と交差する配線パターンP2 に夫々誘導される誘導
ノイズも小さくなる。
【0045】:制御用IC13の出力端子o3 から出
力される制御信号を、抵抗内蔵トランジスタ29内のベ
ース電流制限用抵抗29bを介して出力トランジスタ2
3のベース端子に伝達するための配線パターンP9 ,P
10上において、抵抗内蔵トランジスタ29は、制御用I
C13の出力端子o3 の近傍に実装されている。
【0046】このため、図4のプリント配線基板9と比
較して、制御信号用配線パターンとしての配線パターン
P9 ,P10のうち、制御用IC13の出力端子o3 から
抵抗内蔵トランジスタ29内のベース電流制限用抵抗2
9bまでの配線パターンP9が短くなっている。
【0047】具体的に説明すると、抵抗内蔵トランジス
タ29は、配線パターンP9 ,P10が他の配線パターン
(この場合は、P4 )に最も接近する位置よりも、制御
用IC13の出力端子o3 側に実装されている。よっ
て、制御用IC13の出力端子o3 から出る高周波ノイ
ズが、その出力端子o3 の直近で抵抗内蔵トランジスタ
29内のベース電流制限用抵抗29bにより減衰させら
れるため、その抵抗内蔵トランジスタ29よりも先の配
線パターンP10には、大きなノイズが伝達されなくな
る。そして、上記配線パターンP10に隣接する他の配線
パターンP3 ,P4 に誘導される誘導ノイズも小さくな
る。
【0048】以上のように、本実施形態の車両用制御装
置41によれば、制御用IC13の出力端子o1 ,o2
,o3 から出るノイズを、その出力端子o1 ,o2 ,
o3 の直近で減衰させて、制御信号用配線パターンから
他の配線パターンへのノイズ誘導を抑制することがで
き、その結果、当該車両用制御装置41からワイヤハー
ネス3を介して外部へ放射される放射ノイズを、コンデ
ンサ等のノイズ吸収用部品を追加することなく低減する
ことができる。また、放射ノイズを低減させるべきレベ
ルによっては、コンデンサ等のノイズ吸収用部品を併用
することも有り得るが、そのような場合でも、本実施形
態の方法を採れば、ノイズ吸収用部品の数を少なくする
ことができ、簡単な構成で大きなノイズ低減効果を得る
ことができる。
【0049】尚、本実施形態では、ベース電流制限用抵
抗器25,27と、抵抗内蔵トランジスタ29内のベー
ス電流制限用抵抗29bが、抵抗素子に相当している。
一方、本発明者は、入力信号の数が5つで、出力信号の
数が4つで、電源供給ラインの数が1つである車両用制
御装置について、図4に示したような一般的な考え方に
基づき設計したプリント配線基板(対策前のプリント配
線基板)を用いた場合と、図1に示した本実施形態の手
法を適用したプリント配線基板(対策後のプリント配線
基板)を用いた場合とで、コネクタの各端子から出る9
6MHzのノイズのレベルがどの様に違うかを実験によ
り確認してみた。
【0050】そして、表1に示すように、対策後のプリ
ント配線基板を用いた場合には、対策前のプリント配線
基板を用いた場合と比較して、ノイズのレベルが、平均
で約11[dBm]、最高で約21[dBm]減少する
ことを確認できた。
【0051】
【表1】
【0052】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではな
く、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。例え
ば、上記実施形態の車両用制御装置41は、エンジンを
制御するものであったが、本発明は、トランスミッショ
ンやブレーキ装置の油圧系統等、エンジン以外の制御対
象を制御する車両用制御装置に対しても、全く同様に適
用することができる。
【0053】また、上記実施形態では、駆動素子として
の出力トランジスタ19,21,23が、NPNトラン
ジスタであったが、駆動素子としては、PNPトランジ
スタやMOSトランジスタ等、他の素子を用いても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の車両用制御装置を構成するプリン
ト配線基板の配線パターン及び部品配置を表す模式図で
ある。
【図2】 車両用制御装置によるラジオノイズを説明す
る説明図である。
【図3】 車両用制御装置の一般的な回路構成を表す概
略回路図である。
【図4】 図3の回路構成を実現するプリント配線基板
の一般的な配線パターン及び部品配置を表す模式図であ
る。
【図5】 配線パターンの自己インダクタンスLと配線
パターンの幅a及び長さlとの関係を示すグラフであ
る。
【図6】 クロスパターンの相互インダクタンスMとク
ロス部の幅a,長さl,及び間隔Pとの関係を示すグラ
フである。
【図7】 隣接パターンの相互インダクタンスMと隣接
パターンの幅a,長さl,及び間隔Eとの関係を示すグ
ラフである。
【図8】 従来のラジオノイズ対策を説明する説明図で
ある。
【符号の説明】
1,41…車両用制御装置 3…ワイヤハーネス
5…ラジオ 7…アンテナ A1 〜A3 …アクチュエータ S1
,S2 …センサ 9,43…プリント配線基板 11…コネクタ 1
3…制御用IC i1 ,i2 …入力端子 o1 〜o3 …出力端子 15,17…入力保護用抵抗器 19,21,23…
出力トランジスタ 25,27,31…ベース電流制限用抵抗器 29…
抵抗内蔵トランジスタ 29a…PNPトランジスタ 29b…ベース電流制
限用抵抗 29c…バイアス抵抗 33,35,37…誤動作防
止用抵抗器 P1 〜P14…配線パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木下 謙二 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子に入力される入力信号に応じ
    て、車両に設けられたアクチュエータを駆動制御するた
    めの制御信号を、出力端子から出力する制御用ICと、 該制御用ICから出力される制御信号が抵抗素子を介し
    て伝達され、その制御信号に応じて、前記アクチュエー
    タを駆動するための駆動信号を発生する駆動素子と、 前記制御用IC,前記駆動素子,及び前記抵抗素子が実
    装されると共に、前記入力信号を前記制御用ICの入力
    端子に伝達するための配線パターン,前記制御用ICか
    ら出力される制御信号を前記抵抗素子を介して前記駆動
    素子に伝達するための配線パターン,及び前記駆動素子
    によって発生される駆動信号を前記アクチュエータに伝
    達するための配線パターンが形成されたプリント配線基
    板と、 を備えた車両用制御装置において、 前記抵抗素子は、前記プリント配線基板上にて、前記制
    御用ICの出力端子の近傍に実装されていること、 を特徴とする車両用制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用制御装置におい
    て、 前記抵抗素子は、前記制御用ICから出力される制御信
    号を当該抵抗素子を介して前記駆動素子に伝達するため
    の配線パターンが、前記プリント配線基板に形成された
    他の配線パターンと立体的に交差する位置よりも、前記
    制御用ICの出力端子側に実装されていること、 を特徴とする車両用制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の車両用制御装置におい
    て、 前記抵抗素子は、前記制御用ICから出力される制御信
    号を当該抵抗素子を介して前記駆動素子に伝達するため
    の配線パターンが、前記プリント配線基板に形成された
    他の配線パターンに最も接近する位置よりも、前記制御
    用ICの出力端子側に実装されていること、 を特徴とする車両用制御装置。
  4. 【請求項4】 入力端子に入力される入力信号に応じ
    て、車両に設けられたアクチュエータを駆動制御するた
    めの制御信号を、出力端子から出力する制御用ICと、 該制御用ICから出力される制御信号が抵抗素子を介し
    て伝達され、その制御信号に応じて、前記アクチュエー
    タを駆動するための駆動信号を発生する駆動素子と、 前記制御用IC,前記駆動素子,及び前記抵抗素子が実
    装されると共に、前記入力信号を前記制御用ICの入力
    端子に伝達するための配線パターン,前記制御用ICか
    ら出力される制御信号を前記抵抗素子を介して前記駆動
    素子に伝達するための配線パターン,及び前記駆動素子
    によって発生される駆動信号を前記アクチュエータに伝
    達するための配線パターンが形成されたプリント配線基
    板と、 を備えた車両用制御装置に用いられ、該車両用制御装置
    から放射される放射ノイズを低減するための放射ノイズ
    低減方法であって、 前記抵抗素子を、前記プリント配線基板上にて、前記制
    御用ICの出力端子の近傍に実装すること、 を特徴とする車両用制御装置の放射ノイズ低減方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の車両用制御装置の放射
    ノイズ低減方法において、 前記抵抗素子を、 前記制御用ICから出力される制御信号を当該抵抗素子
    を介して前記駆動素子に伝達するための配線パターン
    が、前記プリント配線基板に形成された他の配線パター
    ンと立体的に交差する位置よりも、前記制御用ICの出
    力端子側に実装すること、 を特徴とする車両用制御装置の放射ノイズ低減方法。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の車両用制御装置の放射
    ノイズ低減方法において、 前記抵抗素子を、 前記制御用ICから出力される制御信号を当該抵抗素子
    を介して前記駆動素子に伝達するための配線パターン
    が、前記プリント配線基板に形成された他の配線パター
    ンに最も接近する位置よりも、前記制御用ICの出力端
    子側に実装すること、 を特徴とする車両用制御装置の放射ノイズ低減方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012082835A (ja) * 2011-11-28 2012-04-26 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関
JP2012228576A (ja) * 2012-08-25 2012-11-22 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2014054951A (ja) * 2012-09-13 2014-03-27 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電源装置

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