JPH079563Y2 - 電源スイッチング回路 - Google Patents

電源スイッチング回路

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JPH079563Y2
JPH079563Y2 JP16866886U JP16866886U JPH079563Y2 JP H079563 Y2 JPH079563 Y2 JP H079563Y2 JP 16866886 U JP16866886 U JP 16866886U JP 16866886 U JP16866886 U JP 16866886U JP H079563 Y2 JPH079563 Y2 JP H079563Y2
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JP
Japan
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transistor
power supply
supply switching
circuit
collector
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JP16866886U
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俊昭 室井
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Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、例えばVTRなどの電子機器において電源回路
の短絡が生じたときに電子機器を保護する機能を備えた
電源スイッチング回路に関する。
<従来の技術> 第2図は、従来の電源スイッチング回路の構成を示す。
Q1は電源スイッチング用トランジスタ、Q3は制御用トラ
ンジスタ、Fはヒューズ、Sは主電源である。この電源
スイッチング回路では、制御入力eが“H"レベルである
とトランジスタQ3がオン状態にスイッチングし、トラン
ジスタQ1にベース電流が流れ、トランジスタQ1がオン状
態にスイッチングし、主電源Sから電力が供給される。
<考案が解決しようとする問題点> 上述の電源スイッチング回路では、電源回路において短
絡が生じると、ヒューズFによる回路の遮断により、電
子機器の回路を保護していた。しかるに、この場合に
は、一度短絡事故が生じると、ヒューズを交換しない限
り復帰することができなかった。したがって、操作が煩
雑であるという問題があった。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、主電源(S)にコレクタが接続された電源ス
イッチング用トランジスタ(Q1)と、この電源スイッチ
ング用トランジスタ(Q1)のベース側に接続され,制御
信号に応じてこの電源スイッチング用トランジスタ
(Q1)を制御する制御用トランジスタ(Q3)とを備えた
電源スイッチング回路において、上記電源スイッチング
用トランジスタ(Q1)と上記制御用トランジスタ(Q3
との間に第3のトランジスタ(Q2)を設けて、該第3の
トランジスタ(Q2)のコレクタを上記電源スイッチング
用トランジスタ(Q1)のベースに接続し、エミッタを上
記制御用トランジスタ(Q3)に接続するとともに、ベー
スを上記電源スイッチング用トランジスタ(Q1)のコレ
クタ側に接続し、かつ、該第3のトランジスタ(Q2)の
コレクタとエミッタとの間にコンデンサ(C1)を接続し
てなるものである。
<作用> 電源スイッチング用トランジスタ(Q1)がオン状態にあ
るときに短絡が生じると、第3のトランジスタ(Q2)の
ベース電圧が低下して、この第3のトランジスタ(Q2
はオフ状態となる。その結果、コンデンサ(C1)に充電
電流が流れ、第3のトランジスタ(Q2)のコレクタ電圧
が電源スイッチング用トランジスタ(Q1)のエミッタ電
圧まで上昇し、これによって、その電源スイッチング用
トランジスタ(Q1)にベース電流が流れなくなり、電源
スイッチング用トランジスタ(Q1)がオフし、この状態
を保持する。
<実施例> 第1図は本実施例の電源スイッチング回路の構成を示
す。この回路は、第2図の従来の回路においてトランジ
スタQ1とトランジスタQ3との間に保護回路Pを設けたも
のである。
保護回路Pは、トランジスタQ2、コンデンサC1、抵抗R
3,R4,R5から構成される。トランジスタQ2は、コレクタ
が抵抗R2に接続され、エミッタが制御用トランジスタQ3
のコレクタに接続される。トランジスタQ2のコレクタと
エミッタとの間には、コンデンサC1と抵抗R4が直列に接
続される。トランジスタQ2のベースとエミッタの間に
は、抵抗R5が接続される。トランジスタQ2のベースは、
さらに抵抗R3を介してトランジスタQ1のコレクタに接続
される。
以下、動作を説明する。
通常のオン,オフ動作 制御端子iに“H"レベルの電圧信号が与えられると、制
御用トランジスタQ3がオン状態にスイッチングし、コン
デンサC1に充電電流が流れる。この結果、トランジスタ
Q1のベース電流が流れ、トランジスタQ1がオン状態にス
イッチングし、電源電圧が出力される。この電源電圧の
出力により、抵抗R3を介してトランジスタQ2のベースへ
電流が流れ、トランジスタQ2はオン状態にスイッチング
する。このトランジスタQ2のオンにより、トランジスタ
Q1のベース電流が継続して流れ、トランジスタQ1のオン
状態が保持される。そして、図示しない電子機器の回路
へ電源電圧が供給される。電源の供給を停止するときに
は、制御端子iを“L"レベルにすると、トランジスタQ3
がオフ状態になり、トランジスタQ1のベース電流が流れ
なくなって、トランジスタQ1がオフ状態にスイッチング
する。
短絡時の動作 電源スイッチング用トランジスタQ1がオン状態にあると
きに、電源回路がアースに短絡すると、トランジスタQ2
のベース電圧が降下するので、トランジスタQ2はオフ状
態になる。この結果、コンデンサC1に充電電流が流れ、
トランジスタQ2のコレクタ電圧がトランジスタQ1のエミ
ッタ電圧まで上昇する。したがって、トランジスタQ1の
ベース電流が流れなくなりトランジスタQ1はオフ状態に
スイッチングし、このトランジスタQ1のオフ状態が保持
される。そして、短絡が生じた後に、短絡に原因を取り
除くとともに、コンデンサC1の放電を行う等して、電源
スイッチング回路を初期状態に戻し、この状態で、制御
端子iが“H"レベルになると、トランジスタQ3のオン、
コンデンサC1の充電、トランジスタQ1のオン、トランジ
スタQ2のオンの順序で電源スイッチングトランジスタQ1
がオン状態へスイッチングするとともに、トランジスタ
Q1のオン状態が保持される。
尚、コンデンサC1の放電する手段としては、従来より周
知な種々の方法が採用できる。
<考案の効果> 以上説明したように、本考案によれば、コンデンサ
(C1)の充電電圧の変化により、短絡が発生すると電源
スイッチング用トランジスタ(Q1)をオフ状態にすると
ともに、短絡が解消すると電源スイッチング用トランジ
スタ(Q1)をオン状態へ復帰できるようにしたので、短
絡時のヒューズによる遮断を必要とせず、したがって、
短絡後の復帰のための処置が簡単にできる。さらに、一
度短絡が発生すると、コンデンサ(C1)をリセットしな
い限り、保護回路が遮断状態を保持しているので、電源
回路の異常過熱等が生じず、安全を確保することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の回路構成を示す図、 第2図は従来例の回路構成を示す図である。 Q1,Q2,Q3…トランジスタ C1…コンデンサ R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7…抵抗

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主電源(S)にコレクタが接続された電源
    スイッチング用トランジスタ(Q1)と、 この電源スイッチング用トランジスタ(Q1)のベース側
    に接続され,制御信号に応じてこの電源スイッチング用
    トランジスタ(Q1)を制御する制御用トランジスタ
    (Q3)とを備えた電源スイッチング回路において、 上記電源スイッチング用トランジスタ(Q1)と上記制御
    用トランジスタ(Q3)との間に第3のトランジスタ
    (Q2)を設けて、 該第3のトランジスタ(Q2)のコレクタを上記電源スイ
    ッチング用トランジスタ(Q1)のベースに接続し、エミ
    ッタを上記制御用トランジスタ(Q3)に接続するととも
    に、ベースを上記電源スイッチング用トランジスタ
    (Q1)のコレクタ側に接続し、 かつ、該第3のトランジスタ(Q2)のコレクタとエミッ
    タとの間にコンデンサ(C1)を接続したことを特徴とす
    る電源スイッチング回路。
JP16866886U 1986-10-31 1986-10-31 電源スイッチング回路 Expired - Lifetime JPH079563Y2 (ja)

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JPS6374833U JPS6374833U (ja) 1988-05-18
JPH079563Y2 true JPH079563Y2 (ja) 1995-03-06

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