JPH07955Y2 - 表示切換時計 - Google Patents

表示切換時計

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Publication number
JPH07955Y2
JPH07955Y2 JP1987150118U JP15011887U JPH07955Y2 JP H07955 Y2 JPH07955 Y2 JP H07955Y2 JP 1987150118 U JP1987150118 U JP 1987150118U JP 15011887 U JP15011887 U JP 15011887U JP H07955 Y2 JPH07955 Y2 JP H07955Y2
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JP
Japan
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display
plate
wheel
date
dial
Prior art date
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Application number
JP1987150118U
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English (en)
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JPS6453986U (ja
Inventor
守 渡辺
Original Assignee
セイコー電子工業株式会社
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Publication date
Application filed by セイコー電子工業株式会社 filed Critical セイコー電子工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はほぼ12時間ごとに文字板に形成された窓を通し
て表示を切り換える時計の構造に関する。
〔考案の概要〕
本考案は午前、午後で文字板に形成された窓を通して、
色、文字、数字等の表示部を切り換えることにより、午
前、午後の区別を容易にしたものである。
〔従来の技術〕
従来午前、午後を表示する時計では第3図に示すよう
な、円環状表示板の一部に設けられた2箇所の表示切換
係合部が、筒車と噛合する表示作動車に設けられた表示
作動ピンと係合し、ほぼ12時間ごとに午前、午後の表示
を切り換えていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕 上記の構造においては、円環状の表示板を使っているた
め、カレンダー表示ができず、かつ表示面の制約もあっ
た。
そこで本考案の目的は、表示面の制約が少なく、かつカ
レンダー機能をも付加できる表示切換時計を提供するこ
とである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は表示面の制約の少ない、かつカレンダー表示も
でき、なおかつ安定した作動をすべく、表示板の回転案
内径より外に表示作動ピンとの係合部を配置し、かつ表
示面下面に躍制のための歯部を形成した。
〔作用〕
上記のように構成された表示切換時計においては、表示
板の回転時において、支点の変動が少なく、安定した作
動が得られる。また表示板の面積が大きくとれるので、
表示の自由度が高い。さらにカレンダーの表示機構も入
れることができる。
〔実施例〕
以下第1図、第2図によって本考案を説明する。
第1図(a)は12時近くの時刻であり、筒車1が2回転
すると1回転するよう歯数比を定められた表示作動車2
に設けられた表示作動車ピン2aは、前記筒車1を回転案
内とした表示板3に設けられた一方の係合部である係合
部A3aと係合している。前記表示板3の下面には歯部3d
が設けられ、これと係合する表示躍制バネ7によって位
置決めされ、かつ文字板4に形成された文字板窓4aを通
して1〜12までの前記表示板3上に表示された数字を表
示している。また第2図から明らかなように、前記表示
作動車2は前記地板5に設けられた作動車ピン5aを回転
中心として回転する。また前記表示板3は表示板押え10
によって上下方向の動きを制限される。
第1図(b)においては、ほぼ12時の状態を示してお
り、前記表示作動車ピン2aは前記係合部A3aと係合した
まま、これを反時計回り方向に回転させ、前記表示躍制
バネ7は前記歯部3dを乗り越えようとしている。そのた
め、前記文字板窓4aに表示された数字は代わりつつあ
る。またこの時、前記表示躍制バネ7と前記表示作動車
ピン2aとの合力により、前記表示板の前記筒車1との支
点は角度θ分ずれて、その変動量はlである。しかるに
第3図より明らかなように従来例においては、角度θ分
ずれると、その変動量はmであり、明らかに、l<mと
なる。又、図から明らかなように前記角度θの変動Δθ
によるΔl、Δmの変動量も本考案の構造の方が少ない
ため、これを回転させる回転トルクの変動も少なく、安
定した作動が得られる。
第1図(c)はさらに時間が進んだ状態であり、表示が
切り換わった状態を示す。図から明らかなように、前記
文字板窓4aからは前記表示板3の上面に表記された13〜
24までの数字が表示されている。すなわち、午後になっ
たことを示している。さらに時間が進み前記筒車1が回
転し、ほぼ24時近くになると、前記筒車1と歯合し、回
転する前記表示作動車2は、第1図(a)の状態からほ
ぼ180度回転し、第1図(d)の状態となる。前記表示
作動車2に設けられた前記表示作動車ピン2aは、前記表
示板3のもう一方の係合部B3bと係合する。
第1図(e)においては、ほぼ24時の状態を示してお
り、前記表示作動車ピン2aは前記係合部B3bと係合した
まま、これを時計回り方向に回転させ、前記表示躍制バ
ネ7は前記表示板3の下面に設けられた歯部3dを乗り越
えようとしている。そのため、前記文字板窓4aに表示さ
れた数字は変わりつつある。
第1図(f)はさらに時間が進んだ状態であり、表示が
切り換わった状態を示す。すなわち午前になったことを
示している。
このように第1図(a)〜(f)までを繰り返し、表示
を変える。
次に第4図について説明すると、第4図は本考案の他の
実施例の平面図であり、カレンダー付となっている。表
示作動車2には日送り爪2bが設けてあり24時近くになる
と、日車6に設けられた日車歯部6aと係合し、これを送
る。前記日車6は他板5に設けられた日車案内5bによっ
てガイドされ、日車躍制バネ8によって位置決めされ
る。また第4図から明らかなように、前記日車6は日車
押え9によって上下方向の動きを制限される。
次に第6図について説明すれば、第6は本考案によるも
う一つの他の実施例であり、日車6の径より大きく、表
示板3が張り出しており、前記表示板3には、文字板窓
4aと同位置に、前記文字板窓4aより大きな表示板窓3cが
設けられており、前記日車6に記された日付は、前記文
字板窓4a、及び前記表示板窓3cと通して表示する。な
お、本願考案に係る表示板3上の午前,午後の時刻表示
は、数字による表示にこだわることなく、デザインの要
求に応じて、色分けや文字等による表示を採用してもよ
い。
〔考案の効果〕
本考案によれば、表示板の回転案内より外に表示作動ピ
ンとの係合部を配置することにより、安定した作動で、
表示の自由度の高いカレンダー表示をも付加した表示切
換時計を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(f)は本考案の実施例の作動順を示す
平面図、第2図は本考案の断面図、第3図は従来例の平
面図、第4図は本考案の他の実施例の平面図、第5図は
本考案の他の実施例の断面図、第6図は本考案のもう一
つの他の実施例の平面図である。 1……筒車、2a……表示作動車ピン 2……表示作動車、2b……日送り爪 3……表示板、3a……係合部A 4……文字板、3b……係合部B 5……地板、3c……表示板窓 6……日車、3d……歯部 7……表示躍制バネ、4a……文字板窓 8……日車躍制バネ、5a……作動車ピン 9……日車押え、5b……日車案内 10……表示板押え、6a……日車歯部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】12時間表示、24時間表示の切換機構を有す
    る時計において、筒車と噛合しながら、1日に1回転
    し、かつ表示作動車ピンを有する表示作動車と、一部に
    前記表示作動車の表示作動車ピンと12時間毎に係合する
    2箇所の係合部を有し、かつ上面に複数の数字もしくは
    色分け等の表示部を有し、下面に躍制のための歯部を形
    成した表示板と、前記表示板の位置決めをする躍制バネ
    と、前記表示板に記された複数の表示を交互に表示する
    窓を形成した文字板とからなり、前記表示板の係合部と
    歯部とは、前記表示板の回転案内径より外部に設けるこ
    とを特徴とする表示切換時計。
  2. 【請求項2】前記表示作動車には日送り爪が設けられ、
    日車と、1日1回係合して前記日車を送る実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の表示切換時計。
JP1987150118U 1987-09-30 1987-09-30 表示切換時計 Expired - Lifetime JPH07955Y2 (ja)

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JP1987150118U JPH07955Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30 表示切換時計

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JPS6453986U JPS6453986U (ja) 1989-04-03
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010528270A (ja) * 2007-05-25 2010-08-19 ハーツバンド ポール 可変の時間の環を有する時計

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JPS54119275A (en) * 1978-03-09 1979-09-17 Seiko Epson Corp Calendar watch
JPS566948U (ja) * 1979-06-28 1981-01-21

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JP4672814B2 (ja) * 2007-05-25 2011-04-20 ハーツバンド ポール 可変の時間の環を有する時計

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JPS6453986U (ja) 1989-04-03

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