JPH0795475A - 信号変換装置 - Google Patents

信号変換装置

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JPH0795475A
JPH0795475A JP5341603A JP34160393A JPH0795475A JP H0795475 A JPH0795475 A JP H0795475A JP 5341603 A JP5341603 A JP 5341603A JP 34160393 A JP34160393 A JP 34160393A JP H0795475 A JPH0795475 A JP H0795475A
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Yasuhiro Fujimori
泰弘 藤森
Tetsujiro Kondo
哲二郎 近藤
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/74Circuits for processing colour signals for obtaining special effects
    • H04N9/75Chroma key
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/222Studio circuitry; Studio devices; Studio equipment
    • H04N5/262Studio circuits, e.g. for mixing, switching-over, change of character of image, other special effects ; Cameras specially adapted for the electronic generation of special effects
    • H04N5/272Means for inserting a foreground image in a background image, i.e. inlay, outlay

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  • Signal Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の画像を切り替えて合成画像を生成する
場合、ストレッチ処理を施しても量子化雑音を抑制する
ことができる。 【構成】 入力端子31から供給された前景画像信号
は、色領域抽出部34において特定色領域が検出され
る。マッピング部35は、色領域抽出部34の出力信号
に基づいてクラス分類を行い、クラスに対応し、予め学
習によって得られた予測係数を用いてより高いレベルの
解像度信号が生成される。端子33からしきい値Thが
ストレッチ部36へ供給され、ストレッチ処理が施され
る。ストレッチ部36からキー信号として係数kが乗算
器37と相補信号発生部38へ供給される。相補信号発
生部38から係数(1−k)が乗算器39へ供給され
る。前景画像と背景画像は、係数kと(1−k)が夫々
掛け合わされ合成画像として出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の画像を切り替
えて合成画像を生成する信号変換装置に関して、特に画
像切り替えのためのキー信号の生成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の画像を切り替えて合成画像
を生成する信号変換装置としては、クロマキー装置、ス
イッチャー、およびビデオエフェクター等が挙げられ
る。一例として、クロマキー装置は図9に示すように、
少なくとも2種類の画像に対し、一方の画像(前景画
像)中の特別な色を指定し、該当するその色の部分を他
方の画像(背景画像)で置き換え、合成画像を生成する
装置である。
【0003】この色指定による切り替え信号は、キー信
号と呼ばれ、画像切り替えを部分の劣化を如何に減らす
か工夫されている。劣化問題の一つにキー信号の量子化
雑音がある。キー信号を用いて2種類の画像を切り替え
る方法としては、2値のキー信号で切り替えるハードキ
ーと、中間レベルを持たせるソフトキーがある。どちら
の場合も図8に示すように、前景画像中に含まれる指定
色のキー信号に対してしきい値処理を施し、画像の切り
替え用に引き延ばすという手法が用いられる。この拡大
処理の手法をストレッチと呼び、このストレッチの拡大
率がストレッチゲインと呼ばれる。
【0004】図8の例では、ストレッチゲインが `5'
とされている。このストレッチゲインが大きいほど、量
子化雑音が増加し、画像劣化の原因となる。例えば、水
の入った透明のコップを前景画像として、画像の切り替
えをソフトキーで行なった場合、コップ内側の部分で量
子化雑音が目立つ合成画像が生成される。量子化雑音へ
の対策の一例として、ストレッチゲインの小さい画像を
選択する手法がある。また、他の例としては、伝送量子
化ビット数を増加させる手法がある。しかしながら、こ
の伝送量子化ビット数を増やす手法は、伝送路の問題等
もあり運用上の負担が大きい。
【0005】図9に従来のディジタルクロマキー装置の
一例の概略的構成を示す。入力端子61から供給される
前景画像信号と入力端子62から供給される背景画像信
号の2種類の画像信号が夫々入力され、入力端子61か
ら供給される前景画像信号から指定される特定色の領域
が抜き出される。その抜き出された信号の一例を図8に
示す。この図8の例では、(0〜しきい値)の間の信号
(図8A)を(0〜255)の信号(図8B)へ拡大し
ている。また、この例では、データを8ビットで扱う場
合を想定し、(0〜255)と表記している。この説明
において、画像信号に含まれる各画素は、8ビットデー
タとする。
【0006】図9において、しきい値Thは、可変であ
り、キー信号発生部64においてストレッチ処理を実行
するため、外部から端子63を介してキー信号発生部6
4へしきい値Thが供給される。乗算器65では、入力
端子61から入力された前景画像信号とキー信号発生部
64から供給されるキー信号の係数kが掛け合わされ
る。乗算器67では、入力端子62から入力された背景
画像信号とキー信号発生部64から相補信号発生部66
を介して供給されるキー信号の係数(1−k)が掛け合
わされる。加算器68は、乗算器65および67の夫々
の出力の画像合成演算が実行される。その結果、背景画
像中に前景画像がはめ込まれた合成画像が生成され、そ
の生成された合成画像は、出力端子69に取り出され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のような、従来の
クロマキー装置において、合成画像が生成された場合、
生成された合成画像には劣化が生じる。この劣化は、キ
ー信号を生成するためにストレッチ処理を施すことによ
り発生する。すなわち、上述のようにストレッチゲイン
が `5' の例では、画像切り替え用キー信号の量子化雑
音も5倍になり合成画像における画像劣化が問題とな
る。
【0008】従って、この発明の目的は、ストレッチ処
理を施しても、画像切り替え信号の量子化雑音が増える
ことを防止できる信号変換装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数の画像
をキー信号によって切り替えて合成画像を生成する信号
変換装置において、画像の信号波形に基づきクラス分類
を行い、予め学習により獲得された予測係数値がクラス
毎に格納された記憶回路と、予測係数値を用いた演算に
より入力画素値より高いレベル解像度を有する画素推定
値を生成する回路と、画素推定値に対して信号整形を施
すことによりキー信号を生成する回路とからなる信号変
換装置である。
【0010】
【作用】この発明は、画像切り替え用のキー信号を生成
するための入力画像の画素データのレベル解像度を増加
させることにより、ストレッチ処理を施してもキー信号
の量子化歪みを許容範囲内に制限するものである。
【0011】
【実施例】以下、この発明に係る信号変換装置の一実施
例について、図面を参照しながら詳細に説明する。この
一例として、ディジタル画像信号を8ビットデータから
10ビットデータへ変換し、10ビットデータへ変換さ
れたディジタル画像信号に基づいて切り替え用キー信号
が生成される。8ビットから10ビットへの変換は、予
め学習によって獲得された予測係数を用いてなされる。
【0012】図1は、この発明の一実施例の信号変換装
置の学習時の構成を示すブロック図である。1は、入力
端子で10ビットで生成された原ディジタルキー信号が
入力され、入力された原ディジタルキー信号は、ビット
数変換回路2と学習部3へ夫々供給される。この一実施
例の図では、省略したが、色領域抽出部において、特定
色領域が検出された原ディジタルキー信号が入力端子1
から供給されてもよい。
【0013】ビット数変換回路2は、原ディジタルキー
信号の10ビットデータを8ビットデータへ変換する。
変換の簡単な一例として、10ビット中の下位2ビット
を除去することにより8ビットデータへ変換するもので
もよい。学習部3に対して、入力端子1から10ビット
データが供給され、ビット数変換回路2から8ビットデ
ータが学習部3へ供給される。学習部3は、クラスコー
ドcと予測係数w0 ,w1 ,w2 を予測係数メモリ4へ
出力する。このクラスコードcと予測係数w0,w1
2 は、後述する手法から生成される。予測係数メモリ
4は、クラスコードcと予測係数w0 ,w1 ,w2 を記
憶する。
【0014】この一実施例に用いる画素(サンプル値)
の配置を図2に示す。キー信号自身は、時間的に劣化す
る1次元波形であるが、図2は、このキー信号を時系列
変換し、2次元分布されたキー信号の画素(サンプル
値)として表している。学習の場合、8ビットデータx
0 〜x8 の中からx0 〜x2 と10ビットデータYを用
いて予測係数w0 ,w1 ,w2 を学習する。各8ビット
データは、線形1次結合式で表現される。その一例とし
て、式(1)を下記に示す。 Y=w00 +w11 +w22 (1)
【0015】学習部3では各クラス毎に、式(1)に代
入された複数の信号データに基づいて正規方程式が生成
され、最小自乗法を使用し、誤差の自乗が最小となるよ
うな予測係数w0 ,w1 ,w2 が決定される。ここで一
例として、クラス分類に後述する1ビットADRC(適
応ダイナッミクレンジ符号化)を使用した場合、図2に
示すように(3×3)ブロックに含まれる10ビットデ
ータからなる注目画素Y(x8 )を除く、8個の画素y
(x0 〜x7 )から8ビットのクラスコードcを取り出
すことができる。この1ビットADRCでは、下式が成
立するときに `1' の出力データが形成され、それ以外
は `0' のデータが形成される。 (y−MIN)/DR ≧ 0.5 (2)
【0016】8ビットのクラスコードcが、例えば(01
011001)となった場合、このクラスコードcの値は、画
素y(x0 〜x7 )、ブロック内の画素の最小値MIN
およびダイナッミクレンジDRの相互の関係から複数の
学習対象が考えられる。この複数の学習対象を用いて正
規方程式を生成する場合、ダイナッミクレンジDR、す
なわちアクティビティーの小さい画素の分布は、学習対
象から除外される。この理由として、アクティビティー
の小さい分布は、ノイズの影響が大きく、クラスの本来
の推定値から外れることが多いので、アクティビティー
の小さい画素分布を学習に含むと予測精度が低下する。
よって、予測精度の低下を避けるため、学習において、
アクティビティーの小さい画素分布は、学習対象から除
外される。
【0017】また、クラスコードcが(00000000)また
は(11111111)となるような場合、ダイナッミクレンジ
DRは、 `0' となる。このとき、学習のための正規方
程式は、生成することができる。しかしながら、1ビッ
トADRC、すなわち式(2)が成立しないため、クラ
スコードcを生成することができない。よって、例外と
してダイナッミクレンジDRが `0' の場合、既知のデ
ータ、例えば完全平均を用いる。
【0018】上述のようにクラス分類の一例として、A
DRCを使用した場合、アクティビティーの判定は、ダ
イナッミクレンジが用いられる。また、ADRCの代わ
りにDPCM(予測符号化)を使用するならば差分絶対
値和、BTC(Block Trancation Coding )を使用する
ならば標準偏差の絶対値等がアクティビティーの判定に
用いられる。
【0019】ここで、図2に示すように注目画素Yを中
心として、(3×3)ブロックの画素データを一例とし
てクラス分けのための1ビットADRCを説明する。A
DRCの構成の一例を図3に示す。図3において、入力
端子11からブロックの順序に変換されたデータに関し
て、検出回路12がブロック毎に最大値MAX、最小値
MINを検出する。減算回路13に対してMAXおよび
MINが供給され、その出力にダイナミックレンジDR
が発生する。入力データおよびMINが減算回路14へ
供給され、減算回路14では、入力データから最小値が
除去されることで、正規化された画素データが発生す
る。
【0020】ダイナミックレンジDRが割算回路15へ
供給され、正規化された画素データがダイナミックレン
ジDRで割算され、割算回路15の出力データが比較回
路16へ供給される。比較回路16では、注目画素以外
の8個の画素の割算出力が0.5 を基準として、より大き
いか、より小さいかが判断される。この結果に応じて、
`1' または `0' のデータDTが発生する。この比較
出力DTは、出力端子17に取り出される。この1ビッ
トADRCを用いてクラス分類を行なえば(3×3)ブ
ロックのクラスコードcが8ビットで表現される。
【0021】図4は、上述した学習をソフトウェア処理
で行う時のその動作を示すフローチャートである。ステ
ップ21から学習処理の制御が開始され、ステップ22
の学習データ形成では、既知の画像に対応した学習デー
タが形成される。具体的には、上述したように、図2の
画素の配列を使用できる。ここでも、ダイナミックレン
ジDRがしきい値より小さい分布、すなわちアクティビ
ティーが小さい分布は、学習データとして扱わない制御
がなされる。ステップ23のデータ終了では、入力され
た全データ例えば1フレームのデータの処理が終了して
いれば、ステップ26の予測係数決定へ制御が移り、終
了していなければ、ステップ24のクラス決定へ制御が
移る。
【0022】ステップ24のクラス決定は、入力された
学習データのクラス分類がなされる。これは、上述のよ
うに、ADRC等によって情報量が圧縮された参照画素
のデータが用いられる。ステップ25の正規方程式加算
では、後述する式(8)および(9)の正規方程式が作
成される。
【0023】ステップ23のデータ終了から全データの
処理が終了後、制御がステップ26に移り、ステップ2
6の予測係数決定では、後述する式(10)を行列解法
を用いて解いて、予測係数を決める。ステップ27の予
測係数ストアで、予測係数をメモリにストアし、ステッ
プ28で学習処理の制御が終了する。
【0024】図4中のステップ25(正規方程式生成)
およびステップ26(予測係数決定)の処理をより詳細
に説明する。注目画素の真値をyとし、その推定値をy
´とし、その周囲の画素の値をx1 〜xn としたとき、
クラス毎に係数w1 〜wn によるnタップの線形1次結
合 y´=w11 +w22 +‥‥+wn n (3) を設定する。学習前はwi が未定係数である。
【0025】上述のように、学習はクラス毎になされ、
データ数がmの場合、式(7)に従って、 yj ´=w1j1+w2j2+‥‥+wn jn (4) (但し、j=1,2,‥‥m)
【0026】m>nの場合、w1 〜wn は一意には決ま
らないので、誤差ベクトルEの要素を ej =yj −(w1j1+w2j2+‥‥+wn jn) (5) (但し、j=1,2,‥‥m)と定義して、次の式
(6)を最小にする係数を求める。
【0027】
【数1】
【0028】いわゆる最小自乗法による解法である。こ
こで式(6)のwi による偏微分係数を求める。
【0029】
【数2】
【0030】式(7)を `0' にするように各wi を決
めればよいから、
【0031】
【数3】
【0032】として、行列を用いると
【0033】
【数4】
【0034】となる。この方程式は一般に正規方程式と
呼ばれている。この方程式を掃き出し法等の一般的な行
列解法を用いて、wi について解けば、予測係数wi
求まり、クラスコードをアドレスとして、この予測係数
i をメモリに格納しておく。
【0035】なお、情報圧縮を行う場合、参照画素を同
一のビット数のデータへ変換しているが、注目画素と参
照画素との間の距離を考慮して、割り当てビット数を異
ならせても良い。すなわち、注目画素により近い参照画
素の割り当てビット数がそれが遠いもののビット数より
多くされる。
【0036】図5は、この発明をクロマキー装置に対し
て適応した一実施例のブロック図である。31は、前景
画像信号が供給される入力端子で、この前景画像中の特
定色領域が色領域抽出部34において検出される。色領
域抽出部34の出力信号は、図8Aに示す信号に対応す
る。マッピング部35は、色領域抽出部34の出力信号
が供給され、その出力信号の波形に基づいてクラス分類
が行なわれる。クラスに対応し、予め学習された予測係
数を用いて、8ビットより高いレベル解像度のある信号
がマッピング部35において、生成される。
【0037】すなわち、特定色領域信号は、8ビットか
ら、例えば10ビットへ変換され、マッピング部35か
らストレッチ部36へ供給される。8ビットの信号にス
トレッチ処理を施し、キー信号を生成する手法と比較し
て、この例に示すように、10ビットの信号にストレッ
チ処理を施せば、量子化雑音は1/4に低減できる。言
い換えると、10ビットの信号を、4倍にストレッチ処
理を施した後の量子化雑音は、ストレッチ処理を施す前
の8ビットの信号の量子化雑音と同等である。このよう
なレベル解像度を向上する処理において、画像の局所的
特徴を反映するように、クラス分類は、用いられる。
【0038】端子33から入力されたしきい値Thは、
ストレッチ部36へ供給される。ストレッチ部36で
は、マッピング部35から供給される10ビットの信号
に対し、その(0〜しきい値Th)の間のレベルが(0
〜255)の値へストレッチされる。ストレッチ部36
は、8ビットのキー信号(そのゲインが係数kと対応す
る)が出力される。そして、乗算器37へ係数kが供給
され、乗算器39へは、相補信号発生部38から発生す
る係数(1−k)を夫々供給する。入力端子31から供
給される前景画像と係数kが乗算器37で乗算され、入
力端子32から供給される背景画像が係数(1−k)が
乗算器39で乗算される。乗算器37および39の夫々
の出力が加算器40で加算され、出力端子31からクロ
スフェードされ、量子化雑音の低減された合成画像が供
給される。
【0039】ここで、マッピング部35の構成を図6に
示し、説明する。入力端子45から入力された8ビット
の信号は、クラス分類部46と予測演算部47へ供給さ
れる。クラス分類部46は、クラスコードcの生成にお
いて、上述の学習時と同様ADRCに限らずDPCMお
よびBTC等によるクラス分類を採用することができ
る。ここで、クラス数の制限が無い場合は、PCMによ
り生成されたクラスコードcの値をそのまま使用するこ
とも可能である。しかしながら、そのときのクラスコー
ドは、8ビット×8画素=64ビットとなり、クラス数
が264という膨大な数になる。
【0040】クラス分類部46の出力、すなわちクラス
コードcは、予測係数メモリ4へ供給され、クラスコー
ドcに対応した予測係数w0 ,w1 ,w2 が予測係数メ
モリ4から読み取られる。予測演算部47では、入力端
子45から供給された8ビットの信号と予測係数メモリ
4から得た予測係数w0 、w1 、w2 が夫々供給され、
上述した式(1)により演算された、10ビットデータ
の最適推定値Yが得られ、出力端子48から取り出され
る。
【0041】ここで、学習をソフトウェアで行う場合の
他の実施例として、図7に示す重心法を用いた学習フロ
ーチャートに沿ってその手法を説明する。ステップ51
は、このフローチャートの開始を表し、ステップ52
は、この学習を行うための準備として、クラスの度数カ
ウンタN(*)およびクラスのデータテーブルE(*)
の初期化を行うために全ての度数カウンタN(*)およ
び全てのデータテーブルE(*)へ `0' データが書き
込まれる。ここで、 `*' は、全てのクラスを示し、ク
ラスc0に対応する度数カウンタは、N(c0)とな
り、データテーブルは、E(c0)となる。ステップ5
2(初期化)の制御が終了するとステップ53へ制御が
移る。
【0042】ステップ53は、注目画素を中心とした学
習対象画素近傍データからクラスcが決定される。この
ステップ53(クラス決定)では、上述のPCM、AD
RC、DPCM、BTC等による表現方法が可能であ
る。そして、ステップ54では、この学習対象となる1
0ビット画素値eが検出される。このとき、10ビット
画素値eそのものを検出する場合、近傍データから補間
された基準値からの差分を画素値eとして検出する場合
等が考えられる。後者は、学習条件に応じ推定値の精度
を向上させる目的で使用される。
【0043】こうしてステップ53(クラス決定)およ
びステップ54(データ検出)から制御がステップ55
へ移り、ステップ55のデータ加算では、クラスcのデ
ータテーブルE(c)の内容に画素値eが加算される。
次に、ステップ56の度数加算において、そのクラスc
の度数カウンタN(c)が `+1' インクリメントされ
る。
【0044】全学習対象画素について、ステップ53
(クラス決定)からステップ56(度数加算)の制御が
終了したか否かを判定するステップ57では、全データ
の学習が終了していれば `YES' 、すなわちステップ
58へ制御が移り、全データの学習が終了していなけれ
ば `NO' 、すなわちステップ53(クラス決定)へ制
御が移り、全データの学習が終了になるまで、繰り返し
実行され、全てのクラスの度数カウンタN(*)と対応
する全てのクラスのデータテーブルE(*)が生成され
る。
【0045】ステップ58では、画素値eの積算値が保
持されている各クラスのデータテーブルE(*)が対応
する画素値eの出現度数が保持されている各クラスの度
数カウンタN(*)で除算され、各クラスの平均値が算
出される。この平均値が各クラスの推定値となる。ステ
ップ59では、ステップ58において、算出された推定
値(平均値)が各クラス毎に登録される。全クラスの推
定値の登録が終了すると、制御がステップ60へ移り、
この学習フローチャートの終了となる。この手法は、学
習対象画素値の分布の平均から推定値が生成されること
から、重心法と呼ばれる。
【0046】
【発明の効果】この発明に係る信号変換装置は、ストレ
ッチ処理以降のキー信号のレベル解像度を向上させるこ
とで、ストレッチ処理を施しても量子化雑音の増加が抑
えられたキー信号を得ることが可能となり、量子化雑音
の少ない高画質な合成画像を生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る信号変換装置における学習部の
構成の一例のブロック図である。
【図2】この発明の一実施例における画像データの説明
に用いる略線図の一例である。
【図3】1ビットADRCの説明に用いる一例のブロッ
ク図である。
【図4】この発明に係る予測係数の学習を行う一例のフ
ローチャートである。
【図5】この発明に係る信号変換装置における構成の一
例のブロック図である。
【図6】この発明の係るマッピング部の構成の一例のブ
ロック図である。
【図7】この発明に係る重心法の学習を行う一例のフロ
ーチャートである。
【図8】信号のストレッチの説明に用いる略線図であ
る。
【図9】従来の信号変換装置における構成の一例のブロ
ック図である。
【符号の説明】
34 色領域抽出部 35 マッピング部 36 ストレッチ部 37、39 乗算器 38 相補信号発生部 40 加算器

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像をキー信号によって切り替え
    て合成画像を生成する信号変換装置において、 画像の信号波形に基づきクラス分類を行い、予め学習に
    より獲得された予測係数値がクラス毎に格納された記憶
    手段と、 上記予測係数値を用いた演算により入力画素値より高い
    レベル解像度を有する画素推定値を生成する手段と、 上記画素推定値に対して信号整形を施すことによりキー
    信号を生成する手段とからなる信号変換装置。
  2. 【請求項2】 複数の画像をキー信号によって切り替え
    て合成画像を生成する信号変換装置において、 画像の信号波形に基づきクラス分類を行い、クラス毎に
    予め学習により獲得された入力量子化ビット数以上の予
    測レベル値を格納した記憶手段と、 入力画素値より高いレベル解像度を有する上記予測レベ
    ル値を画素推定値として出力する手段と、 上記画素推定値に対して信号整形を施すことによりキー
    信号を生成する手段とからなる信号変換装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の信号変
    換装置において、 上記クラス分類の手段として、入力画素値を直接使用す
    るクラス分類を特徴とする信号変換装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の信号変
    換装置において、 上記クラス分類の手段として、入力画素値にADRC符
    号化を施し、符号化された値に基づいて、クラス分類を
    行うことを特徴とする信号変換装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載の信号変
    換装置において、 上記クラス分類の手段として、入力画素値にDPCM符
    号化を施し、符号化された値に基づいて、クラス分類を
    行うことを特徴とする信号変換装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2に記載の信号変
    換装置において、 上記クラス分類の手段として、入力画素値にBTC符号
    化を施し、符号化された値に基づいて、クラス分類を行
    うことを特徴とする信号変換装置。
  7. 【請求項7】 請求項1または請求項2に記載の信号変
    換装置において、 予測係数値または、予測レベル値を学習により決定する
    ようになし、上記学習において、入力画素値のアクティ
    ビティーの低い画素分布を学習対象から除くことを特徴
    とする信号変換装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の信号変換装置におい
    て、 上記高いレベル解像度を有する画素推定値を得る手段と
    して、 推定対象画素周辺の複数の入力画素値と予測係数値との
    線形一次結合式を用い、最適な画素推定値を得る手段を
    特徴とする信号変換装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の信号変換装置におい
    て、 予測係数値を学習により予め決定するようになし、上記
    予測係数値は、真値との誤差の自乗を最小とするように
    最小自乗法によって、決定することを特徴とする信号変
    換装置。
  10. 【請求項10】 第1のディジタル画像信号と第2のデ
    ィジタル画像信号を合成するようにしたディジタルクロ
    マキー装置において、 上記第1のディジタル画像信号からキー信号を生成する
    手段と、 上記キー信号の波形に基づくクラス分類を行い、予め学
    習により獲得された予測係数値がクラス毎に格納された
    記憶手段と、 上記予測係数値を用いた演算により上記キー信号より高
    いレベル解像度を有する画素推定値を生成する手段と、 上記画素推定値に対してストレッチ処理を施す手段とか
    らなるディジタルクロキー装置。
  11. 【請求項11】 第1のディジタル画像信号と第2のデ
    ィジタル画像信号を合成するようにしたディジタルクロ
    マキー装置において、 上記第1のディジタル画像信号からキー信号を生成する
    手段と、 上記キー信号の波形に基づくクラス分類を行い、クラス
    毎に予め学習により獲得された入力量子化ビット数以上
    の予測レベル値を格納した記憶手段と、 上記キー信号より高いレベル解像度を有する上記予測レ
    ベル値を画素推定値として出力する手段と、 上記画素推定値に対してストレッチ処理を施す手段とか
    らなるディジタルクロマキー装置。
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