JPH079482Y2 - ガンマ補正回路 - Google Patents

ガンマ補正回路

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JPH079482Y2
JPH079482Y2 JP1987199245U JP19924587U JPH079482Y2 JP H079482 Y2 JPH079482 Y2 JP H079482Y2 JP 1987199245 U JP1987199245 U JP 1987199245U JP 19924587 U JP19924587 U JP 19924587U JP H079482 Y2 JPH079482 Y2 JP H079482Y2
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JP
Japan
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amplifier
level
transistor
circuit
gamma correction
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佳男 千葉
正二 小倉
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はビデオカメラに適用して好適なガンマ補正回路
に関する。
〔考案の概要〕
本考案は、帰線期間に、基準レベルを有する基準パルス
が挿入された映像信号が供給される増幅器と、抵抗器を
介して増幅器の出力端子にエミッタが接続されると共
に、映像信号が供給される増幅器の入力端子にコレクタ
が接続されたトランジスタと、増幅器の出力端子から出
力される基準パルスのレベルを検出するレベル検出回路
と、そのレベル検出回路によって検出された検出レベル
と基準レベルとを比較し、その比較結果に応じた電圧を
トランジスタのベースに供給するレベル比較回路とを有
し、増幅器の出力端子からガンマ補正後の映像信号が出
力されるようにしたことにより、回路素子の温度特性に
影響されずに正確なガンマ補正を行うことができるよう
にしたものである。
〔従来の技術〕
以下に、第3図を参照して、従来のビデオカメラに用い
られているガンマ補正回路について説明する。エミッタ
接地型増幅器を構成するNPN形トランジスタ(2)のベ
ースに、入力端子(1)から映像信号が供給される。ト
ランジスタ(2)のコレクタは負荷抵抗器(3)を通じ
て電源+Bに接続され、そのエミッタは抵抗器(4)を
通じて接地される。
トランジスタ(2)のコレクタは、ダイオード(5)の
カソード・アノード間及び抵抗器(9)の直列回路を通
じて、エミッタフォロア型非線形増幅器を構成するNPN
形トランジスタ(6)のベースに接続される。トランジ
スタ(6)のベースは、同方向に直列接続されたガンマ
補正用のダイオード(7)、(8)のカソード・アノー
ド間を通じて電源+Bに接続されると共に、抵抗器
(9)、(10)の直列回路を通じて接地される。トラン
ジスタ(6)のコレクタは電源+Bに接続されると共
に、そのエミッタは負荷抵抗器(11)を通じて接地され
る。
ダイオード(5)及び抵抗器(9)の接続中点は、同方
向に直列接続されたダイオード(13)、(14)のカソー
ド・アノード間を通じて、エミッタフォロア型の線形増
幅器を構成するNPN形トランジスタ(16)のベースに接
続される。トランジスタ(16)のベースは、抵抗器(1
5)を通じて電源+Bに接続され、そのコレクタは直接
電源+Bに接続され、そのエミッタは抵抗器(17)、
(18)の直列回路を通じて接地される。
(19)はトランジスタ(6)、(16)の出力を混合する
と共に、その混合比を可変するポテンショメータで、そ
の一端がオンオフスイッチ(12)を通じてトランジスタ
(6)のエミッタに接続され、他端は抵抗器(17)、
(18)の接続中点に接続され、可動端子がエミッタ接地
型出力増幅器を構成するPNP形トランジスタ(20)のベ
ースに接続される。トランジスタ(20)のエミッタはダ
イオード(7)、(8)の温度特性を補償するためのサ
ーミスタ(21)を通じて電源+Bに接続されると共に、
負荷抵抗器(22)を通じて接地され、そのコクレタから
出力端子(23)が導出される。
かかるガンマ補正回路では、スイッチ(12)がオンのと
き、ガンマ補正が行われ、ポテンショメータ(19)の可
動端子を調整することにより、γの値の調整を行うこと
ができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
かかる従来のガンマ補正回路では、サーミスタ(21)に
よっては、トランジスタ(6)のベースに接続されてい
るダイオード(7)、(8)の温度特性によるガンマ補
正の狂いを十分補正することはできなかった。
かかる点に鑑み、本考案は、回路素子の温度特性に影響
されずに正確なガンマ補正を行うことのできるガンマ補
正回路を提案しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案によるガンマ補正回路は、帰線期間に、基準レベ
ルを有する基準パルスが挿入された映像信号が供給され
る増幅器(35)と、抵抗器(37)を介して増幅器(35)
の出力端子にエミッタが接続されると共に、映像信号が
供給される増幅器(35)の入力端子にコレクタが接続さ
れたトランジスタ(36)と、増幅器(35)の出力端子か
ら出力される基準パルスのレベルを検出するレベル検出
回路(55)と、そのレベル検出回路(55)によって検出
された検出レベルと基準レベルとを比較し、その比較結
果に応じた電圧をトランジスタ(36)のベースに供給す
るレベル比較回路(38)とを有し、増幅器(35)の出力
端子からガンマ補正後の映像信号が出力されるようにし
たものである。
〔作用〕
かかる本考案によれば、増幅器(35)、トランジスタ
(36)及び抵抗器(37)の存在によって、増幅器(35)
の出力レベルの変動に対してトランジスタ(36)のベー
ス・エミッタ間を流れる電流は指数関数的に変化し、こ
にに応じてトランジスタ(36)のコレクタ・エミッタ間
を流れる電流も指数関数的に変化するので、増幅器(3
5)の出力端子(36)から、その入力映像信号のガンマ
補正された出力映像信号が得られる。
又、レベル検出回路(55)によって、増幅器(35)の出
力端子から出力される基準パルスのレベルを検出し、レ
ベル比較回路(38)によって、その検出レベルと基準レ
ベルとを比較し、その比較結果に応じた電圧をトランジ
スタ(36)のベースに供給することによって、上述のガ
ンマ補正を回路素子の温度特性に影響されずに、正確に
行うことができる。
〔実施例〕
以下に、第1図を参照して、本考案をビデオカメラのガ
ンマ補正回路に適用した実施例を説明する。(35)は映
像増幅器としての差動増幅器である。そして、入力端子
(31)からの映像信号(第2図A)と、入力端子(32)
からの基準レベル(ここでは白レベル)の基準パルス
〔映像信号の水平帰線期間(垂直帰線期間も可)に発生
する〕(第2図B)とが夫々抵抗器(33)、(34)によ
って加算され、その加算信号が増幅器(35)の反転入力
端子に供給される。この増幅器(35)の非反転入力端子
は接地される。
この増幅器(35)の出力端子及び反転入力端子間の負帰
還回路に、抵抗器(37)及びNPN形トランジスタ(36)
の直列回路が接続される。即ち、増幅器(35)の出力端
子が抵抗器(37)を通じて、トランジスタ(36)のエミ
ッタに接続される。そして、トランジスタ(36)のコレ
クタが増幅器(35)の反転入力端子に接続される。増幅
器(35)の出力端子から出力端子(46)が導出される。
(38)は演算増幅器から成るレベル比較回路で、その反
転入力端子及び出力端子間には、発振防止用のコンデン
サ(39)が接続されている。出力端子(46)がオンオフ
スイッチ(ゲート)(43)を通じ、比較回路(38)の非
反転入力端子に接続される。このスイッチ(43)は、入
力端子(44)からの、上述の基準パルス(第2図B)と
同じタイミングのパルス(第2図D)によって、その到
来時のみオンにされる。そして、この増幅器(38)の非
反転入力端子はコンデンサ(42)を通じて接地される。
そして、これらスイッチ(43)及びコンデンサ(42)に
てサンプルホールド回路(55)が構成される。そして、
このサンプルホールド回路(55)によって、増幅器(3
8)の出力中の基準パルス(第2図B)のレベルが検出
されて、増幅器(38)の非反転入力端子に供給される。
他方、電源+B及び接地間に接続されたポテンショメー
タ(41)が設けられ、その可動端子が抵抗器(40)を介
して増幅器(38)の反転入力端子に接続されて、γの値
を例えば0.45に設定するための基準電圧が与えられる。
そして、比較回路(38)において、サンプルホールド回
路(55)の出力が、基準電圧と比較され、その比較出力
がトランジスタ(36)のベースに供給されて、そのエミ
ッタ・コレクタ間のインピーダンスが制御される。
(45)はクランプ回路で、以下これについて説明する。
(49)、(52)は夫々演算増幅器である。出力端子(4
6)がオンオフスイッチ(ゲート)(47)を通じて演算
増幅器(49)の非反転入力端子に接続される。このスイ
ッチ(47)は、入力端子(48)からの、映像信号(第2
図A)の水平帰線期間の、基準パルス(第2図B)と別
のタイミングのクランプパルス(第2図C)によって、
その到来時のみオンにされる。又、増幅器(49)の非反
転入力端子は、コンデンサ(50)を通じて接地される。
そして、これらスイッチ(47)及びコンデンサ(50)に
てサンプルホールド回路(56)が構成される。増幅器
(49)の反転入力端子は接地される。増幅器(49)の出
力端子は抵抗器(51)を通じて増幅器(52)の反転入力
端子に接続される。増幅器(52)の非反転入力端子は接
地される。増幅器(52)の出力端子及び反転入力端子間
にコンデンサ(53)が接続される。そして、増幅器(5
2)の出力端子が、増幅器(35)の反転入力端子に接続
されて、映像信号(第2図A)にそのペデスタルのレベ
ルが接地電位と成るようにクランプが掛けられる。
かかるガンマ補正回路によれば、増幅器(35)、トラン
ジスタ(36)及び抵抗器(37)の存在によって、増幅器
(35)の出力レベルの変動に対してトランジスタ(36)
のベース・エミッタ間を流れる電流は指数関数的に変化
し、これに応じてトランジスタ(36)のコレクタ・エミ
ッタ間を流れる電流も指数関数的に変化するので、増幅
器(35)の出力端子(46)から、その入力映像信号(第
2図A)のガンマ補正された出力映像信号(第2図E)
が得られる。そして、サンプルホールド回路(55)によ
って検出された、基準パルス(第2図B)のレベルが一
定と成るようにトランジスタ(36)のベースバイアスが
制御されるので、トランジスタ(36)のエミッタ・ベー
ス間電圧VBEの温度特性の影響を受けずに、映像信号に
正確なガンマ補正を掛けることができる。
〔考案の効果〕
上述せる本考案ガンマ補正回路によれば、回路素子の温
度特性に影響されずに正確なガンマ補正を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す回路図、第2図はその説
明に供する波形図、第3図は従来例を示す回路図であ
る。 (35)は増幅器、(36)はトランジスタ、(38)はレベ
ル比較回路、(55)はサンプルホールド回路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】帰線期間に、基準レベルを有する基準パル
    スが挿入された映像信号が供給される増幅器と、 抵抗器を介して上記増幅器の出力端子にエミッタが接続
    されると共に、上記映像信号が供給される上記増幅器の
    入力端子にコレクタが接続されたトランジスタと、 上記増幅器の出力端子から出力される上記基準パルスの
    レベルを検出するレベル検出回路と、 該レベル検出回路によって検出された検出レベルと基準
    レベルとを比較し、該比較結果に応じた電圧を上記トラ
    ンジスタのベースに供給するレベル比較回路とを有し、 上記増幅器の出力端子からガンマ補正後の上記映像信号
    が出力されるようにしたことを特徴とするガンマ補正回
    路。
JP1987199245U 1987-12-29 1987-12-29 ガンマ補正回路 Expired - Lifetime JPH079482Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS491166A (ja) * 1972-04-17 1974-01-08
JPS6238088A (ja) * 1985-08-12 1987-02-19 Sony Corp テレビジヨン受像機

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