JPH0794822A - 半導体発光素子 - Google Patents
半導体発光素子Info
- Publication number
- JPH0794822A JPH0794822A JP23325693A JP23325693A JPH0794822A JP H0794822 A JPH0794822 A JP H0794822A JP 23325693 A JP23325693 A JP 23325693A JP 23325693 A JP23325693 A JP 23325693A JP H0794822 A JPH0794822 A JP H0794822A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- active layer
- substrate
- compound semiconductor
- clad
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Semiconductor Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】紫外から緑色の波長領域(280nm〜535
nm)で発振する2重ヘテロ構造を有する半導体レーザ
を実現する。 【構成】組成式(1)CdxMgyZn1-x-ySvSewT
e1-v-w(0≦x、y、v、w≦1,0≦x+y≦1,
0≦v+w≦1)で表せるII-VI族化合物半導体を活性
層とし、それより禁制帯幅が大きく屈折率が小さい組成
式(2)AlaGabIn1-a-bNcAsdP1-c-d(0≦
a、b、c、d≦1,0≦a+b≦1,0≦c+d≦
1)で表せるIII-V族化合物半導体をクラッド層として
2重へテロ構造を形成する。また、基板とクラッド層間
に格子不整が存在する場合は、組成式(2)が連続的に
変化するクラッド層とは異なるバッファ層を導入して、
各層での結晶欠陥の発生を抑制する。さらには、活性層
とクラッド層間に活性層とは異なる組成式(2)の光閉
じ込め層を形成する。
nm)で発振する2重ヘテロ構造を有する半導体レーザ
を実現する。 【構成】組成式(1)CdxMgyZn1-x-ySvSewT
e1-v-w(0≦x、y、v、w≦1,0≦x+y≦1,
0≦v+w≦1)で表せるII-VI族化合物半導体を活性
層とし、それより禁制帯幅が大きく屈折率が小さい組成
式(2)AlaGabIn1-a-bNcAsdP1-c-d(0≦
a、b、c、d≦1,0≦a+b≦1,0≦c+d≦
1)で表せるIII-V族化合物半導体をクラッド層として
2重へテロ構造を形成する。また、基板とクラッド層間
に格子不整が存在する場合は、組成式(2)が連続的に
変化するクラッド層とは異なるバッファ層を導入して、
各層での結晶欠陥の発生を抑制する。さらには、活性層
とクラッド層間に活性層とは異なる組成式(2)の光閉
じ込め層を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電流注入型の半導体レ
ーザからなる半導体発光素子に係り、例えば光ディスク
装置、レーザビームプリンタ、ポインタ、バーコードリ
ーダ、レーザディスプレイ等の情報端末機器に好適な2
80nm〜535nmの波長域で発光する電流注入型の
半導体レーザからなる発光素子に関する。
ーザからなる半導体発光素子に係り、例えば光ディスク
装置、レーザビームプリンタ、ポインタ、バーコードリ
ーダ、レーザディスプレイ等の情報端末機器に好適な2
80nm〜535nmの波長域で発光する電流注入型の
半導体レーザからなる発光素子に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、II-VI族化合物半導体で活性層及
びクラッド層を形成した2重ヘテロ構造による半導体レ
ーザとして、CdxZn1-xSe(ただし、x=0.15
〜0.18,0.2,0.22,0.23,0.27,
0.31)を活性層とし、ZnSvSe1-v(ただし、v
=0.07,0.1)をクラッド層とする緑色半導体レ
ーザが、低温(77K)パルス動作で実現され、また、
ZnSeを活性層、MgyZn1-ySvSe1-v(ただし、
y=0.1,v=0.18)をクラッド層とする青色半
導体レーザが、低温(77K)で実現されている。な
お、この種のII-VI族化合物半導体による緑色及び青色
発光半導体レーザに関するものとしては、例えば、アプ
ライド・フィジックス・レター、第59巻、第1272
頁〜第1274頁、1991年〔Appl.Phys.Lett. 59
(1991) 1272-1274)〕が挙げられる。
びクラッド層を形成した2重ヘテロ構造による半導体レ
ーザとして、CdxZn1-xSe(ただし、x=0.15
〜0.18,0.2,0.22,0.23,0.27,
0.31)を活性層とし、ZnSvSe1-v(ただし、v
=0.07,0.1)をクラッド層とする緑色半導体レ
ーザが、低温(77K)パルス動作で実現され、また、
ZnSeを活性層、MgyZn1-ySvSe1-v(ただし、
y=0.1,v=0.18)をクラッド層とする青色半
導体レーザが、低温(77K)で実現されている。な
お、この種のII-VI族化合物半導体による緑色及び青色
発光半導体レーザに関するものとしては、例えば、アプ
ライド・フィジックス・レター、第59巻、第1272
頁〜第1274頁、1991年〔Appl.Phys.Lett. 59
(1991) 1272-1274)〕が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の半導体レーザは、発振波長が77Kで447nmと
490nmであり、現在のところ室温で紫外から緑色ま
での領域(280nm〜535nm)で連続発振可能な
2重ヘテロ構造による半導体レーザは実現していない。
半導体レーザの基本構造である2重ヘテロ構造は、発光
層となる活性層を活性層より禁制帯幅の大きいクラッド
層ではさみ込む構造である。もし、活性層の禁制帯幅
が、クラッド層の禁制帯幅よりも大きければ、活性層で
発光した光がクラッド層で吸収され、発光効率が低下す
るため、レーザ発振が起こらなくなる。そのため、クラ
ッド層の禁制帯幅は活性層の禁制帯幅よりも大きくなけ
ればならない。したがって、紫外領域である280nm
(4.43eV)の波長で発振する半導体レーザを得る
ためには、4.5eVより大きな禁制帯幅を持つ半導体
をクラッド層とする必要がある。
来の半導体レーザは、発振波長が77Kで447nmと
490nmであり、現在のところ室温で紫外から緑色ま
での領域(280nm〜535nm)で連続発振可能な
2重ヘテロ構造による半導体レーザは実現していない。
半導体レーザの基本構造である2重ヘテロ構造は、発光
層となる活性層を活性層より禁制帯幅の大きいクラッド
層ではさみ込む構造である。もし、活性層の禁制帯幅
が、クラッド層の禁制帯幅よりも大きければ、活性層で
発光した光がクラッド層で吸収され、発光効率が低下す
るため、レーザ発振が起こらなくなる。そのため、クラ
ッド層の禁制帯幅は活性層の禁制帯幅よりも大きくなけ
ればならない。したがって、紫外領域である280nm
(4.43eV)の波長で発振する半導体レーザを得る
ためには、4.5eVより大きな禁制帯幅を持つ半導体
をクラッド層とする必要がある。
【0004】また、クラッド層の屈折率を活性層の屈折
率よりも小さくすれば、光は活性層に閉じ込められ、効
率よく光の増幅を行うことができる。そのため、クラッ
ド層の材料としては、活性層よりも屈折率の小さいもの
が望ましい。
率よりも小さくすれば、光は活性層に閉じ込められ、効
率よく光の増幅を行うことができる。そのため、クラッ
ド層の材料としては、活性層よりも屈折率の小さいもの
が望ましい。
【0005】II-VI族化合物半導体は、室温で1.53
eVから4.50eVまで禁制帯幅を変化させることが
できるので、II-VI族化合物半導体を活性層として半導
体レーザを作製すれば、紫外から赤外の領域まで発振波
長を変化させることができる。その中で特に応用上重要
なのは、紫外から緑色までの領域(280nm〜535
nm)である。II-VI族化合物半導体の中で、MgyZ
n1-ySvSe1-v(0≦y、v≦1)系を活性層に用い
ると禁制帯幅が2.7eVから4.5eVまで変化し、
発振波長は460nmから280nmまで変化するの
で、青色から紫外までの領域での発振が可能である。し
かし、MgyZn1-ySvSe1-v(0≦y、v≦1)系を
活性層に用いる場合、それよりも大きな禁制帯幅を持つ
材料をクラッド層としなければならないが、II-VI族化
合物半導体の中には、現在のところその条件を満たす材
料は無い。そのため、II-VI族化合物半導体だけの組合
せで280nmまでの短波長化は困難である。
eVから4.50eVまで禁制帯幅を変化させることが
できるので、II-VI族化合物半導体を活性層として半導
体レーザを作製すれば、紫外から赤外の領域まで発振波
長を変化させることができる。その中で特に応用上重要
なのは、紫外から緑色までの領域(280nm〜535
nm)である。II-VI族化合物半導体の中で、MgyZ
n1-ySvSe1-v(0≦y、v≦1)系を活性層に用い
ると禁制帯幅が2.7eVから4.5eVまで変化し、
発振波長は460nmから280nmまで変化するの
で、青色から紫外までの領域での発振が可能である。し
かし、MgyZn1-ySvSe1-v(0≦y、v≦1)系を
活性層に用いる場合、それよりも大きな禁制帯幅を持つ
材料をクラッド層としなければならないが、II-VI族化
合物半導体の中には、現在のところその条件を満たす材
料は無い。そのため、II-VI族化合物半導体だけの組合
せで280nmまでの短波長化は困難である。
【0006】上述の理由で、II-VI族化合物半導体を活
性層とクラッド層に用いて、紫外領域の波長で発振する
半導体レーザを得ることは困難である。したがって、本
発明の目的は、上記従来の問題点を解消することにあ
り、紫外から緑色の領域の波長(280nm〜535n
m)で発振する2重ヘテロ構造を有する半導体レーザを
実現することである。すなわち、新たな材料をクラッド
層に用いることで、クラッド層とII-VI族化合物半導体
活性層との禁制帯幅の差と屈折率差を大きくした半導体
レーザを提供することである。
性層とクラッド層に用いて、紫外領域の波長で発振する
半導体レーザを得ることは困難である。したがって、本
発明の目的は、上記従来の問題点を解消することにあ
り、紫外から緑色の領域の波長(280nm〜535n
m)で発振する2重ヘテロ構造を有する半導体レーザを
実現することである。すなわち、新たな材料をクラッド
層に用いることで、クラッド層とII-VI族化合物半導体
活性層との禁制帯幅の差と屈折率差を大きくした半導体
レーザを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明者等は、この種のII-VI族化合物半導体を活性
層とする半導体レーザについて種々詳細な実験検討した
ところ、クラッド層を特定のIII-V族化合物半導体で構
成すれば所期の目的を達成することができると云う知見
を得た。本発明はこのような知見に基づいてなされたも
ので、上記目的を達成するための第1の発明は、II-VI
族もしくはIII-V族化合物半導体基板上に、下記の組成
式(1)からなるII-VI族化合物半導体を活性層とし、
その両側に伝導型の異なる一組のクラッド層を設け、こ
れらを活性層よりも禁制帯幅が大きく屈折率の小さい下
記の組成式(2)からなるIII-V族化合物半導体で構成
して2重ヘテロ構造としたものである。この場合、クラ
ッド層は、基板と格子定数を等しい値に整合させること
が必要である。
に本発明者等は、この種のII-VI族化合物半導体を活性
層とする半導体レーザについて種々詳細な実験検討した
ところ、クラッド層を特定のIII-V族化合物半導体で構
成すれば所期の目的を達成することができると云う知見
を得た。本発明はこのような知見に基づいてなされたも
ので、上記目的を達成するための第1の発明は、II-VI
族もしくはIII-V族化合物半導体基板上に、下記の組成
式(1)からなるII-VI族化合物半導体を活性層とし、
その両側に伝導型の異なる一組のクラッド層を設け、こ
れらを活性層よりも禁制帯幅が大きく屈折率の小さい下
記の組成式(2)からなるIII-V族化合物半導体で構成
して2重ヘテロ構造としたものである。この場合、クラ
ッド層は、基板と格子定数を等しい値に整合させること
が必要である。
【0008】
【化5】 CdxMgyZn1-x-ySvSewTe1-v-w …(1) ただし、0≦x、y、v、w≦1,0≦x+y≦1,0
≦v+w≦1。
≦v+w≦1。
【0009】
【化6】 AlaGabIn1-a-bNcAsdP1-c-d …(2) ただし、0≦a、b、c、d≦1,0≦a+b≦1,0
≦c+d≦1。
≦c+d≦1。
【0010】また、第2の発明は、第1の発明の構成に
おいて、基板と基板上に形成された活性層に隣接するク
ラッド層との間にクラッド層と同一組成式(2)を有す
るが実質的に異なる組成のバッファ層を設けて格子不整
を緩和することにある。すなわち、この発明において、
バッファ層の組成はクラッド層と同一組成式(2)を有
するが基板と格子整合する値から厚さ方向にクラッド層
の組成と等しい値まで連続的に変化しており、両者の界
面を除いては実質的に異なっていることと、活性層の厚
さがクラッド層との界面において格子不整合による欠陥
を生じない程度の厚さを有していることが重要な要件と
なる。このような条件を満たす活性層の厚さは通常、3
00nm以下であり、実用的には5〜300nm程度と
なる。ただし、組成の組合せによっては格子不整合が生
じない場合もあり、そのような場合には300nmを超
えても問題ない。また、極端に薄過ぎると光の閉じ込め
が不十分となることから最低限必要な厚さとしては少な
くとも1nmとなる。
おいて、基板と基板上に形成された活性層に隣接するク
ラッド層との間にクラッド層と同一組成式(2)を有す
るが実質的に異なる組成のバッファ層を設けて格子不整
を緩和することにある。すなわち、この発明において、
バッファ層の組成はクラッド層と同一組成式(2)を有
するが基板と格子整合する値から厚さ方向にクラッド層
の組成と等しい値まで連続的に変化しており、両者の界
面を除いては実質的に異なっていることと、活性層の厚
さがクラッド層との界面において格子不整合による欠陥
を生じない程度の厚さを有していることが重要な要件と
なる。このような条件を満たす活性層の厚さは通常、3
00nm以下であり、実用的には5〜300nm程度と
なる。ただし、組成の組合せによっては格子不整合が生
じない場合もあり、そのような場合には300nmを超
えても問題ない。また、極端に薄過ぎると光の閉じ込め
が不十分となることから最低限必要な厚さとしては少な
くとも1nmとなる。
【0011】また、第3の発明は、第2の発明の構成に
おいて、クラッド層と活性層の間に活性層と同一組成式
(1)を有するが異なる組成の活性層より大なる禁制帯
幅と、活性層より小なる屈折率とを有するII-VI族化合
物半導体の超格子構造から成る光閉じ込め層を設けたこ
とにある。また、この光閉じ込め層は、クラッド層より
も禁制帯幅が小さく屈折率が大きくなるような値をとる
ものとする。
おいて、クラッド層と活性層の間に活性層と同一組成式
(1)を有するが異なる組成の活性層より大なる禁制帯
幅と、活性層より小なる屈折率とを有するII-VI族化合
物半導体の超格子構造から成る光閉じ込め層を設けたこ
とにある。また、この光閉じ込め層は、クラッド層より
も禁制帯幅が小さく屈折率が大きくなるような値をとる
ものとする。
【0012】
【作用】本発明によれば、上記組成式(1)で示したII
-VI族化合物半導体を活性層とし、これより大きい禁制
帯幅と、これより小さい屈折率とを有する上記組成式
(2)で示したIII-V族化合物半導体をクラッド層とす
る2重ヘテロ構造を作製して、紫外領域から緑色領域ま
で(280〜535nm)のレーザ発振を得ることがで
きる。さらにバッファ層、光閉じ込め層を設けることに
より、より注入電流効率の高いレーザ発振を得ることが
できる。
-VI族化合物半導体を活性層とし、これより大きい禁制
帯幅と、これより小さい屈折率とを有する上記組成式
(2)で示したIII-V族化合物半導体をクラッド層とす
る2重ヘテロ構造を作製して、紫外領域から緑色領域ま
で(280〜535nm)のレーザ発振を得ることがで
きる。さらにバッファ層、光閉じ込め層を設けることに
より、より注入電流効率の高いレーザ発振を得ることが
できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面にしたがって
さらに具体的に説明する。 〈実施例1〉図1は、本発明の一実施例となる半導体レ
ーザの基本構造を示した断面図であり、以下この図にし
たがって説明する。同図において、1はn−GaP基
板、2はIII-V族化合物半導体であるn−AlN0.17A
s0.83からなるクラッド層、3はII-VI族化合物半導体
であるZn0.84Cd0.16Seからなる活性層、4はp−
AlN0.17As0.83からなるクラッド層、5は絶縁膜、
6、7はそれぞれ上下電極である。
さらに具体的に説明する。 〈実施例1〉図1は、本発明の一実施例となる半導体レ
ーザの基本構造を示した断面図であり、以下この図にし
たがって説明する。同図において、1はn−GaP基
板、2はIII-V族化合物半導体であるn−AlN0.17A
s0.83からなるクラッド層、3はII-VI族化合物半導体
であるZn0.84Cd0.16Seからなる活性層、4はp−
AlN0.17As0.83からなるクラッド層、5は絶縁膜、
6、7はそれぞれ上下電極である。
【0014】この場合、クラッド層2はこの組成で、基
板1と格子整合をとっているが、格子不整による欠陥が
生じなければこの組成でなくとも良い。また、活性層3
も格子整合をとっている。活性層3の組成を変化させた
とき、格子不整により歪が入ることがあるが、その場合
は、活性層3を超格子構造とすることで、歪による欠陥
の発生を抑制することができる。ここでは、活性層の厚
さを100nmとしている。また、クラッド層2、4の
禁制帯幅は、活性層の禁制帯幅よりも大きいので、活性
層で発生した光がクラッド層で吸収されることはない。
また、クラッド層の屈折率は活性層の屈折率よりも小さ
いので、光は活性層に閉じ込められ、効率良く光を取り
出すことができる。
板1と格子整合をとっているが、格子不整による欠陥が
生じなければこの組成でなくとも良い。また、活性層3
も格子整合をとっている。活性層3の組成を変化させた
とき、格子不整により歪が入ることがあるが、その場合
は、活性層3を超格子構造とすることで、歪による欠陥
の発生を抑制することができる。ここでは、活性層の厚
さを100nmとしている。また、クラッド層2、4の
禁制帯幅は、活性層の禁制帯幅よりも大きいので、活性
層で発生した光がクラッド層で吸収されることはない。
また、クラッド層の屈折率は活性層の屈折率よりも小さ
いので、光は活性層に閉じ込められ、効率良く光を取り
出すことができる。
【0015】このレーザ構造は、MBE(分子線エピタ
キシー)法により作製した。その後、通常のプロセス工
程により絶縁膜、電極等を形成し、半導体レーザとし
た。この構造では、波長486nmでレーザ発振した。
なお、この構造で活性層3の組成を組成式(1)にした
がって種々変化させることにより、460nmから53
5nmの波長領域で発光した。MOCVD(有機金属気
相成長)法やMOMBE(有機金属分子線エピタキシ
ー)法で作製した素子も同様の特性を示した。
キシー)法により作製した。その後、通常のプロセス工
程により絶縁膜、電極等を形成し、半導体レーザとし
た。この構造では、波長486nmでレーザ発振した。
なお、この構造で活性層3の組成を組成式(1)にした
がって種々変化させることにより、460nmから53
5nmの波長領域で発光した。MOCVD(有機金属気
相成長)法やMOMBE(有機金属分子線エピタキシ
ー)法で作製した素子も同様の特性を示した。
【0016】〈実施例2〉図2は、実施例1の基板とク
ラッド層との間にバッファ層を介挿した構造の本発明の
他の一実施例となる半導体レーザの断面図を示したもの
であり、以下この図にしたがって説明する。同図におい
て、11はn−GaAs基板、12はクラッド層と同様
に組成式(2)で示されるIII-V族化合物半導体のn−
GaNcAs1-cよりなるバッファ層で、cは、0.0か
ら1.0まで基板11側から連続的に変化している。1
3はn−GaNよりなるクラッド層、14はZnSeよ
りなる活性層、15はp−GaNよりなるクラッド層、
5は絶縁膜、6、7は電極である。実施例1と異なる点
は、基板11がGaPからGaAsへ、クラッド層がA
lN0.17As0.83からGaNへ、活性層がZn0.84Cd
0.16SeからZnSeへと組成を変えた他に、構造的に
は基板11とクラッド層13の間にバッファ層12を形
成していることである。基板11とクラッド層13との
間には、約20%の格子不整が存在するが、バッファ層
12の組成を連続的に変化させることにより、格子定数
も連続的に変化させて、格子不整による応力を緩和し、
クラッド層13での格子欠陥を抑制している。
ラッド層との間にバッファ層を介挿した構造の本発明の
他の一実施例となる半導体レーザの断面図を示したもの
であり、以下この図にしたがって説明する。同図におい
て、11はn−GaAs基板、12はクラッド層と同様
に組成式(2)で示されるIII-V族化合物半導体のn−
GaNcAs1-cよりなるバッファ層で、cは、0.0か
ら1.0まで基板11側から連続的に変化している。1
3はn−GaNよりなるクラッド層、14はZnSeよ
りなる活性層、15はp−GaNよりなるクラッド層、
5は絶縁膜、6、7は電極である。実施例1と異なる点
は、基板11がGaPからGaAsへ、クラッド層がA
lN0.17As0.83からGaNへ、活性層がZn0.84Cd
0.16SeからZnSeへと組成を変えた他に、構造的に
は基板11とクラッド層13の間にバッファ層12を形
成していることである。基板11とクラッド層13との
間には、約20%の格子不整が存在するが、バッファ層
12の組成を連続的に変化させることにより、格子定数
も連続的に変化させて、格子不整による応力を緩和し、
クラッド層13での格子欠陥を抑制している。
【0017】また、この実施例では、活性層14とクラ
ッド層13、15の間には、格子不整が存在するが、活
性層14を超格子構造とすることで、歪による欠陥の発
生を抑制している。また、クラッド層13、15の禁制
帯幅は、活性層14の禁制帯幅よりも大きいので、活性
層14で発生した光がクラッド層13、15で吸収され
ることはない。また、クラッド層の屈折率は活性層の屈
折率よりも小さいので、光は活性層に閉じ込められ、効
率良く光を取り出すことができる。この半導体レーザの
発光波長は460nmであった。
ッド層13、15の間には、格子不整が存在するが、活
性層14を超格子構造とすることで、歪による欠陥の発
生を抑制している。また、クラッド層13、15の禁制
帯幅は、活性層14の禁制帯幅よりも大きいので、活性
層14で発生した光がクラッド層13、15で吸収され
ることはない。また、クラッド層の屈折率は活性層の屈
折率よりも小さいので、光は活性層に閉じ込められ、効
率良く光を取り出すことができる。この半導体レーザの
発光波長は460nmであった。
【0018】〈実施例3〉図3は、実施例2において、
活性層14とクラッド層13、15との間に、超格子光
閉じ込め層16、17を形成した構造の本発明のさらに
異なる他の実施例となる半導体レーザの断面図を示した
ものであり、以下この図にしたがって説明する。超格子
光閉じ込め層16は、活性層と同様に組成式(1)で示
されるII-VI族化合物半導体のn−ZnSvSe1-vより
なり、超格子光閉じ込め層17はp−ZnSvSe1-vよ
りなる。vは、活性層14よりも禁制帯幅が大きく屈折
率が小さく、かつ、クラッド層13、15よりも禁制帯
幅が小さく屈折率が大きくなるような値をとるものとす
る。ここでは、v=0.3としている。また、超格子光
閉じ込め層16、17とクラッド層13、15の間にも
格子不整が生じるが、超格子光閉じ込め層16、17の
厚さを十分薄くすることで歪を緩和させることができる
ので、超格子光閉じ込め層16、17に欠陥は発生しな
い。ここでは超格子光閉じ込め層16、17の厚さを、
それぞれ5nmとしたが、実用上可能な厚さの上限は、
300nmである。この半導体レーザの発光波長は実施
例2と同様に460nmである。
活性層14とクラッド層13、15との間に、超格子光
閉じ込め層16、17を形成した構造の本発明のさらに
異なる他の実施例となる半導体レーザの断面図を示した
ものであり、以下この図にしたがって説明する。超格子
光閉じ込め層16は、活性層と同様に組成式(1)で示
されるII-VI族化合物半導体のn−ZnSvSe1-vより
なり、超格子光閉じ込め層17はp−ZnSvSe1-vよ
りなる。vは、活性層14よりも禁制帯幅が大きく屈折
率が小さく、かつ、クラッド層13、15よりも禁制帯
幅が小さく屈折率が大きくなるような値をとるものとす
る。ここでは、v=0.3としている。また、超格子光
閉じ込め層16、17とクラッド層13、15の間にも
格子不整が生じるが、超格子光閉じ込め層16、17の
厚さを十分薄くすることで歪を緩和させることができる
ので、超格子光閉じ込め層16、17に欠陥は発生しな
い。ここでは超格子光閉じ込め層16、17の厚さを、
それぞれ5nmとしたが、実用上可能な厚さの上限は、
300nmである。この半導体レーザの発光波長は実施
例2と同様に460nmである。
【0019】〈実施例4〉図4は、実施例2と同様に基
板とクラッド層との間にバッファ層を介挿した構造の本
発明のさらに異なる他の実施例となる半導体レーザの断
面図を示したものであり、以下この図にしたがって説明
する。同図において、11はn−GaAs基板、21は
組成式(2)で示されるIII-V族化合物半導体のn−A
laGa1-aNcAs1-cよりなるバッファ層、22はn−
AlNよりなるクラッド層、23はII-VI族化合物半導
体のMgSよりなる活性層、24はp−AlNよりなる
クラッド層、5は絶縁膜、6、7はそれぞれ上下電極で
ある。バッファ層21の組成は、基板11からクラッド
層22に至るまで、aは0から1へ、cは0から1へと
それぞれ連続的に変化している。この場合も、前述のよ
うに格子不整は発生しない。この半導体レーザの発光波
長は、紫外領域である波長280nmであった。また、
活性層23に組成式(1)で示されるII-VI族化合物半
導体のCdxMgyZn1-x-ySvSewTe1-v-w(ただ
し、0≦x、y、v、w≦1、0≦x+y≦1、0≦v
+w≦1)を用いることにより、発光波長280〜53
5nmでのレーザ発振を得ることができる。
板とクラッド層との間にバッファ層を介挿した構造の本
発明のさらに異なる他の実施例となる半導体レーザの断
面図を示したものであり、以下この図にしたがって説明
する。同図において、11はn−GaAs基板、21は
組成式(2)で示されるIII-V族化合物半導体のn−A
laGa1-aNcAs1-cよりなるバッファ層、22はn−
AlNよりなるクラッド層、23はII-VI族化合物半導
体のMgSよりなる活性層、24はp−AlNよりなる
クラッド層、5は絶縁膜、6、7はそれぞれ上下電極で
ある。バッファ層21の組成は、基板11からクラッド
層22に至るまで、aは0から1へ、cは0から1へと
それぞれ連続的に変化している。この場合も、前述のよ
うに格子不整は発生しない。この半導体レーザの発光波
長は、紫外領域である波長280nmであった。また、
活性層23に組成式(1)で示されるII-VI族化合物半
導体のCdxMgyZn1-x-ySvSewTe1-v-w(ただ
し、0≦x、y、v、w≦1、0≦x+y≦1、0≦v
+w≦1)を用いることにより、発光波長280〜53
5nmでのレーザ発振を得ることができる。
【0020】〈実施例5〉この例は、実施例2におい
て、基板11としてn−GaPを、バッファ層12とし
て、III-V族化合物半導体のn−GaNcP1-cを、クラ
ッド層13として、n−GaN0.5P0.5を、活性層14
として、ZnSe0.5Te0.5を、クラッド層15とし
て、p−GaN0.5P0.5を形成したものである。cは、
0から0.5まで基板11からクラッド層13に向かっ
て連続的に変化している。この構造に依り、波長500
nmのレーザ発振を実現した。
て、基板11としてn−GaPを、バッファ層12とし
て、III-V族化合物半導体のn−GaNcP1-cを、クラ
ッド層13として、n−GaN0.5P0.5を、活性層14
として、ZnSe0.5Te0.5を、クラッド層15とし
て、p−GaN0.5P0.5を形成したものである。cは、
0から0.5まで基板11からクラッド層13に向かっ
て連続的に変化している。この構造に依り、波長500
nmのレーザ発振を実現した。
【0021】〈実施例6〉この例は、実施例2におい
て、基板11としてn−GaPを、バッファ層12とし
て、III-V族化合物半導体のn−GaNcP1-cを、クラ
ッド層13として、n−Al0.4In0.6Nを、活性層1
4として、Zn0.5Mg0.25Cd0.25Seを、クラッド
層15として、p−Al0.4In0.6Nを形成したもので
ある。cは、0から0.76まで基板11からクラッド
層13に向かって連続的に変化している。この構造に依
り、波長465nmのレーザ発振を実現した。
て、基板11としてn−GaPを、バッファ層12とし
て、III-V族化合物半導体のn−GaNcP1-cを、クラ
ッド層13として、n−Al0.4In0.6Nを、活性層1
4として、Zn0.5Mg0.25Cd0.25Seを、クラッド
層15として、p−Al0.4In0.6Nを形成したもので
ある。cは、0から0.76まで基板11からクラッド
層13に向かって連続的に変化している。この構造に依
り、波長465nmのレーザ発振を実現した。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明により所期
の目的を達成することができた。すなわち、本発明の第
1の発明では、紫外から緑色の領域(280nm〜53
5nm)で発光する2重ヘテロ構造を持った半導体レー
ザ発光素子を実現している。また、第2の発明では、バ
ッファ層の組成を層の厚み方向に連続的に変化させてい
るので、基板とクラッド層との格子不整を容認でき、半
導体発光素子の設計においてより自由に材料を選択する
ことができる。さらにまた、第3の発明では、光閉じ込
め層を設けることにより、レーザ光を活性層内に効果的
に閉じ込め、発光に寄与する注入電流効率を一層向上さ
せることができる。
の目的を達成することができた。すなわち、本発明の第
1の発明では、紫外から緑色の領域(280nm〜53
5nm)で発光する2重ヘテロ構造を持った半導体レー
ザ発光素子を実現している。また、第2の発明では、バ
ッファ層の組成を層の厚み方向に連続的に変化させてい
るので、基板とクラッド層との格子不整を容認でき、半
導体発光素子の設計においてより自由に材料を選択する
ことができる。さらにまた、第3の発明では、光閉じ込
め層を設けることにより、レーザ光を活性層内に効果的
に閉じ込め、発光に寄与する注入電流効率を一層向上さ
せることができる。
【図1】本発明の一実施例となる半導体レーザの断面構
造図。
造図。
【図2】同じく他の一実施例となる半導体レーザの断面
構造図。
構造図。
【図3】同じく他の一実施例となる半導体レーザの断面
構造図。
構造図。
【図4】同じく他の一実施例となる半導体レーザの断面
構造図。
構造図。
1…n−GaP基板、 2…n−AlN0.17
As0.83クラッド層、3…Zn0.84Cd0.16Se活性
層、4…p−AlN0.17As0.83クラッド層、5…絶縁
膜、 6、7…電極、11…n−G
aAs基板、 12…n−GaNcAs1-cバッフ
ァ層、13…n−GaNクラッド層、 14…ZnS
e活性層、15…p−GaNクラッド層、 16…n
−ZnS0.3Se0.7光閉じ込め層、17…p−ZnS
0.3Se0.7光閉じ込め層、21…n−AlaGa1-aNc
As1-cバッファ層、22…n−AlNクラッド層、
23…MgS活性層、24…p−AlNクラッド層。
As0.83クラッド層、3…Zn0.84Cd0.16Se活性
層、4…p−AlN0.17As0.83クラッド層、5…絶縁
膜、 6、7…電極、11…n−G
aAs基板、 12…n−GaNcAs1-cバッフ
ァ層、13…n−GaNクラッド層、 14…ZnS
e活性層、15…p−GaNクラッド層、 16…n
−ZnS0.3Se0.7光閉じ込め層、17…p−ZnS
0.3Se0.7光閉じ込め層、21…n−AlaGa1-aNc
As1-cバッファ層、22…n−AlNクラッド層、
23…MgS活性層、24…p−AlNクラッド層。
フロントページの続き (72)発明者 右田 雅人 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 山本 立春 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内
Claims (5)
- 【請求項1】化合物半導体基板と、基板上に設けられ、
下記の組成式(1)で表せるII-VI族化合物半導体から
なる活性層と、この活性層の両側に設けられ、互いに伝
導型が異なり、基板と等しい格子定数を有し、活性層よ
りも禁制帯幅が大きく、屈折率の小さい下記の組成式
(2)で表せるIII-V族化合物半導体からなる一組のク
ラッド層とを有して成る半導体発光素子。 【化1】 CdxMgyZn1-x-ySvSewTe1-v-w …(1) ただし、0≦x、y、v、w≦1,0≦x+y≦1,0
≦v+w≦1。 【化2】 AlaGabIn1-a-bNcAsdP1-c-d …(2) ただし、0≦a、b、c、d≦1,0≦a+b≦1,0
≦c+d≦1。 - 【請求項2】化合物半導体基板と、基板上に設けられ、
下記の組成式(1)で表せるII-VI族化合物半導体から
なる活性層と、この活性層の両側に設けられ、互いに伝
導型が異なり、活性層よりも禁制帯幅が大きく、屈折率
の小さい下記の組成式(2)で表せるIII-V族化合物半
導体からなる一組のクラッド層とを有する構造であっ
て、基板とクラッド層との間に、さらにクラッド層と同
一組成式(2)を有するが実質的に異なる組成のバッフ
ァ層を設け、これを基板と格子整合する値からクラッド
層の組成に等しい値まで連続的に変化した層構造とし、
格子不整を緩和する構成として成る半導体発光素子。 【化3】 CdxMgyZn1-x-ySvSewTe1-v-w …(1) ただし、0≦x、y、v、w≦1,0≦x+y≦1,0
≦v+w≦1。 【化4】 AlaGabIn1-a-bNcAsdP1-c-d …(2) ただし、0≦a、b、c、d≦1,0≦a+b≦1,0
≦c+d≦1。 - 【請求項3】クラッド層と活性層との間に、活性層と同
一組成式(1)を有するが実質的に組成が異なり、活性
層より大なる禁制帯幅と小なる屈折率とを有する超格子
構造から成る光閉じ込め層を設けた構造の請求項1もし
くは2記載の半導体発光素子。 - 【請求項4】活性層の厚さを5〜300nmとして成る
請求項1乃至3何れか記載の半導体発光素子。 - 【請求項5】光閉じ込め層の厚さを300nm以下とし
て成る請求項3記載の半導体発光素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23325693A JPH0794822A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 半導体発光素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23325693A JPH0794822A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 半導体発光素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0794822A true JPH0794822A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=16952230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23325693A Pending JPH0794822A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 半導体発光素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0794822A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08213654A (ja) * | 1994-10-28 | 1996-08-20 | Mitsubishi Chem Corp | 分布ブラッグ反射ミラー多層膜を有する半導体装置 |
JP2013239751A (ja) * | 2013-08-26 | 2013-11-28 | Toshiba Corp | 半導体発光装置 |
JP2014053648A (ja) * | 2013-12-19 | 2014-03-20 | Toshiba Corp | 半導体発光装置 |
JP2014064038A (ja) * | 2013-12-25 | 2014-04-10 | Toshiba Corp | 半導体発光装置 |
US8993999B2 (en) | 2011-01-19 | 2015-03-31 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor light emitting device and method for manufacturing same |
JP2015109482A (ja) * | 2015-03-09 | 2015-06-11 | 株式会社東芝 | 半導体発光装置およびその製造方法 |
JP2017157865A (ja) * | 2017-06-07 | 2017-09-07 | 株式会社東芝 | 半導体発光装置およびその製造方法 |
-
1993
- 1993-09-20 JP JP23325693A patent/JPH0794822A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08213654A (ja) * | 1994-10-28 | 1996-08-20 | Mitsubishi Chem Corp | 分布ブラッグ反射ミラー多層膜を有する半導体装置 |
US8993999B2 (en) | 2011-01-19 | 2015-03-31 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor light emitting device and method for manufacturing same |
US9077154B2 (en) | 2011-01-19 | 2015-07-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor light emitting device and method for manufacturing same |
JP2013239751A (ja) * | 2013-08-26 | 2013-11-28 | Toshiba Corp | 半導体発光装置 |
JP2014053648A (ja) * | 2013-12-19 | 2014-03-20 | Toshiba Corp | 半導体発光装置 |
JP2014064038A (ja) * | 2013-12-25 | 2014-04-10 | Toshiba Corp | 半導体発光装置 |
JP2015109482A (ja) * | 2015-03-09 | 2015-06-11 | 株式会社東芝 | 半導体発光装置およびその製造方法 |
JP2017157865A (ja) * | 2017-06-07 | 2017-09-07 | 株式会社東芝 | 半導体発光装置およびその製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3504742B2 (ja) | レーザダイオード | |
US20140077157A1 (en) | Nitride semiconductor device | |
US20030118066A1 (en) | Graded semiconductor layers for reducing threshold voltage for a nitride-based laser diode structure | |
KR100689782B1 (ko) | 반도체 발광 소자 및 그 제조 방법 | |
JPH10335757A (ja) | 窒化物半導体素子 | |
JP2003115642A (ja) | 窒化物半導体素子 | |
JP2002335052A (ja) | 窒化物半導体素子 | |
JPH11298090A (ja) | 窒化物半導体素子 | |
JP2900990B2 (ja) | 窒化物半導体発光素子 | |
JP2007201040A (ja) | 半導体発光素子 | |
JPH08228048A (ja) | 窒化物半導体レーザ素子 | |
US6081001A (en) | Nitride semiconductor light emitting device | |
JPH0888441A (ja) | 窒化ガリウム系化合物半導体レーザ素子及びその製造方法 | |
JPH0794822A (ja) | 半導体発光素子 | |
JP3056062B2 (ja) | 半導体発光素子 | |
JP2003506877A (ja) | Iii族窒化物4元材料系を用いた半導体構造体 | |
JPH11224972A (ja) | 窒化物半導体発光素子 | |
JP2001144375A (ja) | 半導体発光素子 | |
US20100238963A1 (en) | Gallium nitride based semiconductor laser device | |
JP3209786B2 (ja) | 半導体発光素子 | |
JPH10242585A (ja) | 半導体発光素子 | |
JP3005115B2 (ja) | 半導体発光素子 | |
JPH0541560A (ja) | 半導体レーザ素子 | |
JP2876543B2 (ja) | 半導体装置及びその製造法 | |
JPH08181386A (ja) | 半導体光素子 |