JPH0794531A - リードフレーム搬送装置 - Google Patents
リードフレーム搬送装置Info
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Abstract
ものとする。 【構成】 搬送路15の供給側Pには付勢機構21を、
送出側Qには送り機構18を設ける。送り機構18をパ
ルスモータ23とスプロケットローラ19とから構成す
る。スプロッケットローラ19のスプロケットは複数の
歯を有している。付勢機構21をトルクモータ20とテ
ンションローラ22とにより構成する。リードフレーム
を引張しつつ供給側Pから送り側Qへ搬送する。搬送時
にはパルスモータ23の回転を制御し、リードフレーム
を常に引張した状態で定められた送り量ごとに間欠的に
移動する。そして、リードフレームの変更に伴い送り量
が変わった場合にはパルスモータ23への位相の制御を
変更する。
Description
ンダ等において、リードフレームを搬送するリードフレ
ーム搬送装置に関する。
導体部品を製造するダイボンダやワイヤボンダ等は、リ
ードフレーム搬送装置を備えている。こうしたリードフ
レーム搬送装置は図9に示すように、型抜き加工によっ
て複数のリードが形成されたリードフレーム1を、加熱
しつつ、送り機構により搬送路の供給側から送出側であ
る搬送方向(矢印A)へ向かって一定距離づつ間欠的に
移動させるものであって、一般的には、送り動作と上下
動作とを行う構成の組み合わせよりリードフレーム1を
間欠的に移動させている。
9、図11に示すように、リードフレーム1の搬送路と
平行して延在する送り機構10を有している。該送り機
構10は作動軸9を有しており、該作動軸9には、互い
に所定の間隔をおき複数のアーム2が取付部材11を介
して取り付けられている。該アーム2は、その一端側を
取付部材11に固定されるとともに、その先端部にはリ
ードフレーム1を移動するための爪2aが設けられてい
る。
材11が延在方向及び回転方向に所定の順序、すなわ
ち、図10に示した〜の順序に従って作動されると
前記爪2aが、下降→送り→上昇→戻りの各動作を1サ
イクルとして作動される。すると、この間における下降
動作に伴って爪2aがリードフレーム1に存在する穴1
aに遊挿された後、その送り動作に伴って搬送路のリー
ドフレーム1が送出方向へ移動される。したがって、か
かる作動を繰り返し行わせることにより、リードフレー
ム1を間欠的に移動させることができるのである。
0は、図11、図12に示すように、リードフレーム搬
送装置に取り付けられた送りモーター3により、送りカ
ム4を回転させ(矢印B)第1リンク5を上下(矢印
C)に駆動させる。前記第1リンク5は図11に示すよ
うに、第2リンク6を左右(矢印D)に駆動し、腕部7
を介し第3リンク8へ伝える。これにより、第3リンク
8が前記搬送方向と同方向である左右(矢印E)に駆動
され、これに伴う作動軸9の作動により前記爪2aが、
送り・戻しの動作(矢印J)を行う。
下用カム12が時計回り(矢印F)に回転され、第4リ
ンク13が、上下(矢印G)に駆動される。これによ
り、第5リンク14を介して、作動軸9が軸回り(矢印
H)に回動される。そして、図12に示すように、前記
爪2が、上昇・下降の動作を行うのである。
うな従来のリードフレーム搬送装置にあっては、製造す
る部品の種類の変更に伴い前記リードフレーム1が変更
されると、その場合、前記送り機構の送り量をその都
度、調節する必要がある。一方、その送り量は前記送り
カム4に依存している。したがって、リードフレームが
変更されるごとに前記送りカム4を交換し、送り量を変
更しなければならず、かかる際には、前記送りカム4の
交換する作業や、これに伴う装置全体の調整作業に多大
な労力及び時間を要していた。
なされたものであり、送りカムなどの部品の交換を必要
とせずに送り量の可変を可能としたリードフレーム搬送
装置を提供することを目的とする。
に本発明にあっては、搬送路に設けられた送り機構によ
って、リードフレームを該リードフレームに対応した送
り量ごとに前記搬送路の供給側から送出側へ送るリード
フレーム搬送装置において、前記送り機構は、回転運動
により前記リードフレームを送る回転部材と、該回転部
材を回転駆動する駆動源とからなることを特徴としてい
る。
リードフレームと係合する係合部を有し、前記駆動源が
パルスモータである構成とした。
出側に設けられ、前記搬送路の前記供給側に、前記送り
機構より小さな力によって前記リードフレームを反搬送
方向へ付勢する付勢機構を設けるようにした。
前記リードフレームを付勢する付勢部材と、前記付勢部
材を駆動するトルクモータとにより構成されているもの
が望ましい。
レームを送る回転部材と、該回転部材を回転駆動する駆
動源とから構成されているため、前記駆動源の、駆動/
停止を繰り返すことにより前記リードフレームを間欠的
に送ることができる。したがって、前記駆動源を駆動す
る時間を制御することにより前記送り量を可変すること
ができる。
ムと係合する係合部を有しているため、滑りなどを防止
し、前記駆動源の駆動力を効率良くリードフレームへ伝
達することができる。しかも、前記駆動源はパルスモー
タであるため、パルスモータへの位相制御により、前記
送り量のより細かな制御が行える。
けられ、前記供給側には前記送り機構より小さな力によ
り前記リードフレームを反搬送方向へ付勢する付勢機構
が設けられているため、リードフレームは、搬送方向と
反搬送方向とに常に引張された状態で搬送路上を搬送さ
れる。
リードフレームを付勢する付勢部材と、前記付勢部材を
駆動するトルクモータとにより構成されているため、前
記トルクモータの駆動力を変化させることによりリード
フレームを付勢する力を制御することができる。
説明する。図1に示すように本発明に係るリードフレー
ム搬送装置は長尺状のリードフレームを搬送するもので
あって、搬送路15の供給側Pに付勢機構21が設けら
れ、搬送路15の送出側Qに送り機構18が設けられて
いている。また、前記搬送路15の中央下方側には、図
2に示すように、ヒーター24が設けられており、前記
搬送路15を通過する穴1aを有したリードフレーム1
を加熱する構成となっている。
ベース25の相対向する壁25a,25bに設けられて
おり、一方の壁25aには、駆動源であるパルスモータ
20が、他方の壁25bには、第1回転軸27を回転自
在に支持したベアリング25cが取り付けられている。
そして、前記パルスモータ20の軸は、第1カップリン
グ26を介して前記第1回転軸27の一端に結合されて
いる。また、該第1回転軸27の他端には、回転部材と
してのスプロケットローラ19が結合されている。
結合部19aを中心に、該結合部19aより大径で同形
状のスプロケット30と案内ローラ32とをリードフレ
ームの幅に対応した間隔をおき連設し、形成されてい
る。また、前記スプロケット30は、前記第1回転軸2
7側に設けられており、その周縁には、係合部である複
数の歯30aを等間隔に有している。前記スプロケット
30の歯30aは、断面がインボリュート曲線状の側面
を有し、図8に示すように、前記リードフレーム1に設
けられた穴1aと順次係合可能なように、その間隔を設
定されている。
示すように、該ベース25に突設された支持部25dに
枢支され、バネ25eにより、下方へ付勢された枢支部
材33aが設けられている。該枢支部材33aには、回
転自在な円柱状の押え部材33が設けられており、該押
え部材33は、前記スプロケットローラ19の上方に位
置されるとともに、バネ25eによって前記スプロケッ
トローラ19に押さえ付けられている。
円柱状の第1フレーム押えローラ34と第2フレーム押
えローラ45と、各押えローラ34,45と連設した、
これらより小径の結合部33bにより一体的に形成され
ている。
外周に溝を有しており、前記歯30aを挟み込むよう
に、前記スプロケット30に圧接されている。また、前
記第2フレーム押えローラ45は、前記案内ローラ32
に圧接されている。
うに、ベース25jの前記供給側Pにおいて相対向して
突設された壁25f,25gに設けられており、一方の
壁25fにはトルクモータ23が、他方の壁25gに
は、第2回転軸37を回転自在に係合したベアリングが
取り付けられている。前記トルクモータ23の軸は、第
2カップリング36を介して、前記第2回転軸37の一
端に結合されている。また、該第2回転軸37の他端に
は、付勢部材としてのテンションローラ22が結合され
ている。該テンションローラ22は、リードフレームの
幅に対応した間隔をおき、相対向する同径で円柱状のロ
ーラ40,40と、各ローラ40,40を連結する、こ
れらよりも小径の結合部4bとによって、形成されてい
る。
7に示すように、第2枢支部材41aが回動自在に設け
られている。該第2枢支部材41aには、円柱状の一対
の押え部42a,42aを有する押えローラ42が回動
自在に設けられており、該押えローラ42は前記テンシ
ョンローラ22の上方に配置されている。そして、前記
各押え部42a,42aは、図5に示すように、前記ロ
ーラ40,40と夫々摺動自在に係合している。なお、
前記付勢機構21のトルクモータ23は、前記パルスモ
ータ20のトルクより弱いトルクに設定されている。
ードフレームを搬送する際には、長さ方向に等間隔の穴
1aを有した長尺状のリードフレーム1の先端部を、前
記テンションローラ22の各ローラ40,40と前記押
えローラ42の押え部42a,42aとの間を通す。そ
して、リードフレーム1を前記搬送路15上に延在さ
せ、先端部を、前記スプロケットローラ19のスプロケ
ット30、案内ローラ32と押え部材33の各押えロー
ラ34,45とにより挟む。次に、前記ヒーター24へ
通電して過熱し、前記各モータ20,23へ通電してス
プロケットローラ19を回転させる。これにより、リー
ドフレーム1が供給側Pから送り側Qへ搬送される(矢
印K)。
前記穴1aに挿入されリードフレーム1と係合されるの
で、駆動力を確実にリードフレーム1へ伝達することが
できる。また、前記搬送時には、パルスモータ20の回
転が制御され、リードフレーム1が定められた送り量ご
とに間欠的に移動される。このため、パルスモータ20
への位相を制御することにより、細かな回転制御、すな
わちリードフレーム1の送り制御を精密に行うことがで
きる。さらに、送り量の調節を任意にかつ正確に設定す
ることができる。しかも、スプロケットローラ19の回
転運動により、直接リードフレーム1を送るため、送り
動作に不必要な工程がなく、送り動作のスピードアップ
につながる。
に設けられたトルクモータ23が、リードフレーム1が
前記供給側Pへ戻る方向(矢印L)へ前記テンションロ
ーラ22が回転される。これにより、図2に示すよう
に、リードフレーム1が反搬送方向(矢印M)へ付勢さ
れる。ここで、前記トルクモータ23が、前記パルスモ
ータ20よりも弱いトルクに設定されているため、前記
リードフレーム1は搬送方向(矢印N)と反搬送方向
(矢印M)とから引張されつつ、搬送方向(矢印N)へ
送られる。よって、前記リードフレーム1の穴1aと前
記歯30aとのバックラシュが防止でき、前記送り量を
常に一定に保つことができる。また、搬送路15上で
の、たるみの発生も防止でき、搬送路15上にてリード
フレーム1をムラなく加熱することができる。さらに、
トルクモータ23の駆動力を変化させることにより前記
リードフレーム1を付勢する力を制御することができる
ため、引っ張り強度の異なるリードフレーム1に対して
も容易に対応できる。
ーム1の変更に伴い前記送り量が変わった場合でも、前
記パルスモータ20への位相の制御を変更するだけで良
い。よって、従来のようにリードフレーム搬送装置のカ
ムなどの部品を交換する場合に比べ、容易にかつ短時間
で、変更作業を行うことができる。
駆動する駆動源をパルスモータ20としたが、パルスモ
ータ20でない場合でも、駆動/停止を繰り返し行うこ
とによりリードフレーム1を間欠的に送り、かつ送り量
を任意に設定することができる。また、前記付勢機構2
1は、テンションローラ22とトルクモータ23との構
成により、前記リードフレーム1を付勢したが、他の構
成により前記リードフレーム1を付勢しても良い。
レーム搬送装置においては、前記駆動源の駆動/停止を
繰り返し、さらには、駆動する時間を制御することによ
り、リードフレームに対応した送り量を任意に設定する
ことができる。よって、製造する部品が変わりリードフ
レームの変更に伴う前記送り量の変更にも、容易に対応
することができる。さらに、回転運動により、直接リー
ドフレームを送るため、送り動作に不必要な工程がな
く、送り動作のスピードアップにもつながる。
ムと係合する係合部を有しているため、前記駆動源の駆
動力を効率良くリードフレームへ伝達し、確実にリード
フレームを搬送することができる。さらに、前記駆動源
はパルスモータであるため、パルスモータへの位相制御
により、より細かな回転制御が行える。よって、リード
フレームの送り量をより細かく設定でき、送り精度をよ
り向上させることができ、さらには、送り量の補正をも
行うことができる。
向と前記反搬送方向とに常に引張されるため、送り機構
の前記係合部とリードフレームとのバックラシュが防止
でき、前記送り量を常に一定に保つことができる。加え
て、搬送路上での、たるみの発生が防止でき、搬送路上
を搬送されるリードフレームをムラなく加熱でき、ボン
ディング作業での不良品の発生率を低下させることがで
きる。
前記リードフレームを付勢する付勢部材と、前記付勢部
材を駆動するトルクモータとにより構成されているた
め、前記トルクモータの駆動力を変化させることによ
り、前記リードフレームを付勢する力を制御することが
できる。よって、引っ張り強度の異なるリードフレーム
に対しても容易に対応できる。
図である。
送られる様子を示す説明図である。
られる様子を示す説明図である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 搬送路に設けられた送り機構によって、
リードフレームを該リードフレームに対応した送り量ご
とに前記搬送路の供給側から送出側へ送るリードフレー
ム搬送装置において、 前記送り機構は、回転運動により前記リードフレームを
送る回転部材と、該回転部材を回転駆動する駆動源とか
らなることを特徴とするリードフレーム搬送装置。 - 【請求項2】 前記回転部材が、前記リードフレームと
係合する係合部を有し、前記駆動源がパルスモータであ
ることを特徴とする請求項1記載のリードフレーム搬送
装置。 - 【請求項3】 前記回転部材が前記搬送路の前記送出側
に設けられ、前記搬送路の前記供給側に、前記送り機構
より小さな力によって前記リードフレームを反搬送方向
へ付勢する付勢機構を設けたことを特徴とする請求項1
または2記載のリードフレーム搬送装置。 - 【請求項4】 前記付勢機構が、回転運動により前記リ
ードフレームを付勢する付勢部材と、前記付勢部材を駆
動するトルクモータとにより構成されていることを特徴
とする請求項3記載のリードフレーム搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25920293A JP3452272B2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | リードフレーム搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25920293A JP3452272B2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | リードフレーム搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0794531A true JPH0794531A (ja) | 1995-04-07 |
JP3452272B2 JP3452272B2 (ja) | 2003-09-29 |
Family
ID=17330810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25920293A Expired - Fee Related JP3452272B2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | リードフレーム搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3452272B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113523153A (zh) * | 2021-06-01 | 2021-10-22 | 深圳市奋达机器人有限公司 | 打圈机 |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP25920293A patent/JP3452272B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113523153A (zh) * | 2021-06-01 | 2021-10-22 | 深圳市奋达机器人有限公司 | 打圈机 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3452272B2 (ja) | 2003-09-29 |
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