JP2003077938A - リードフレーム送り装置 - Google Patents

リードフレーム送り装置

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JP2003077938A
JP2003077938A JP2001271129A JP2001271129A JP2003077938A JP 2003077938 A JP2003077938 A JP 2003077938A JP 2001271129 A JP2001271129 A JP 2001271129A JP 2001271129 A JP2001271129 A JP 2001271129A JP 2003077938 A JP2003077938 A JP 2003077938A
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Japan
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lead frame
roller
feed
feeding device
conveying
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Daisuke Nakayama
大助 中山
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Nidec Powertrain Systems Corp
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Nidec Tosok Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リードフレームの搬送を高速化する。 【解決手段】 搬送路3を搬送レール11で構成し、搬
送レール11の段部12の上流側4に切欠部15を設け
る。切欠部15が設けられた搬送レール3の部位にフィ
ードセンサー16を設け、リードフレーム2の送り穴3
2が位置した際にオン信号を制御装置21へ出力可能と
する。搬送レール3下流側の送り機構41に、押さえロ
ーラ51と搬送ローラ46からなるインデックスローラ
61を設ける。インデックスローラ61は、回転に応じ
てリードフレーム2を下流側5へ移動する。搬送ローラ
46をパルスモータ74に接続し、パルスモータ74
を、制御装置21からの駆動パルスに応じて回動する。
制御装置21は、リードフレーム位置を検出するフィー
ドセンサー16での検出結果に応じてパルスモータ74
を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップ等がワイヤ
ボンディングされるリードフレームを移動するリードフ
レーム送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リードフレーム上の半導体チップ
とリードフレーム上のリードにワイヤを接続する際に
は、ワイヤボンダが用いられている。
【0003】このワイヤボンダは、図5に示すように、
搬送路101を備えており、当該ワイヤボンダには、前
記搬送路101上のリードフレーム102を上流側から
下流側へ移動するリードフレーム送り装置103が併設
されている。
【0004】該リードフレーム送り装置103は、下段
ベース111と、該下段ベース111に起立壁112,
112を介して支持された上段ベース113とを備えて
なり、該上段ベース113には、搬送路101に沿って
延在するガイド114が上下動自在に支持されている。
該ガイド114には、シャフト状のスライダ115がス
ライド自在に支持されており、該スライダ115の各所
から上方に延設されたアーム116,・・・には、前記
搬送路101上のリードフレーム102の送り穴へ抜き
差し自在に挿入される送りピン117,・・・が設けら
れている。
【0005】前記下段ベース111には、モータによっ
て回転される駆動軸121が、ベアリング122,12
2を介して前記起立壁112,112に支持されてお
り、この駆動軸121の中間部にはピン上下カム123
が、先端にはピン送りカム124が設けられている。
【0006】また、前記下段ベース111には、下端が
回動自在に軸支された傾倒作動アーム131が立設され
ており、該傾倒作動アーム131は、その下端部が前記
ピン送りカム124に摺接するように構成されている。
この傾倒作動アーム131の自由端部は、前記スライダ
115より延出した前記アーム116下端部に接続され
ており、当該傾倒作動アーム131が前記ピン送りカム
124の回転に従って傾倒することで、前記スライダ1
15をスライドできるように構成されている。これによ
り、該スライダ115に各アーム116,・・・を介し
て設けられた送りピン117,・・・が、スライダ11
5のスライド方向へ移動できるように構成されている。
【0007】一方、前記ピン上下カム123には、前記
ガイド114より下方に延出した上下作動アーム141
がカムフォロア142を介して接続されている。これに
よって、当該上下作動アーム114が前記ピン上下カム
123の回転に従って上下動することで、前記ガイド1
14及び前記スライダ115が上下動し、該スライダ1
15に各アーム116,・・・を介して設けられた送り
ピン117,・・・が上下動されるように構成されてい
る。
【0008】図6は、前記駆動軸121に応じた前記ピ
ン上下カム123の回転角と前記各送りピン117,・
・・の上下動、及び前記ピン送りカム124の回転角と
前記スライダ115の移動に応じた前記各送りピン11
7,・・・の移動との関係を示したタイミングチャート
であり、上段には送りピン117,・・・の上下作動
が、下段には送りピン117,・・・のスライド量が示
されている。
【0009】すなわち、送りピン117,・・・は、駆
動軸121の回転に従って下動され、リードフレーム1
02の送り穴に係止された状態で、下流側へスライドさ
れる。そして、各送りピン117,・・・は、上動され
リードフレーム102との係止状態が解除された状態
で、上流側の元の位置まで移動される。このように、前
記各送りピン117,・・・は、図5に示したようなピ
ンサイクルを繰り返すように構成されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなリードフレーム送り装置103にあっては、送りピ
ン117,・・・をカム機構でサイクル作動してリード
フレーム102を搬送する構造上、高速化には限界があ
った。
【0011】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、リードフレームの搬送を高速化す
ることができるリードフレーム送り装置を提供すること
を目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の請求項1のリードフレーム送り装置にあって
は、搬送路上のリードフレームを上流側から下流側へ移
動するリードフレーム送り装置において、回転に応じて
前記リードフレームを移動するローラと、該ローラを駆
動する駆動手段と、前記ローラで移動される前記リード
フレームの位置を検出する検出手段と、該検出手段によ
る検出結果に応じて前記駆動手段を制御する制御手段
と、を備えている。
【0013】すなわち、搬送路上にて移動されるリード
フレームは、駆動手段で回動されるローラによって送ら
れる。
【0014】そして、リードフレームが予め設定された
所定量送られる際には、その位置が検出手段によって検
出される。すると、この検出手段による検出結果に応じ
て、前記駆動手段の制御が行われる。これにより、リー
ドフレームの送り量が定められる。
【0015】また、請求項2のリードフレーム送り装置
においては、前記検出手段を、前記ローラより上流側に
設けた。
【0016】すなわち、リードフレームは、ローラの回
転によって送られるため、下流側では弛み等が生じる恐
れがある。しかし、前記検出手段は、前記ローラより上
流側に設けられているため、この弛みに起因した影響が
排除される。
【0017】さらに、請求項3のリードフレーム送り装
置では、前記リードフレームを加熱する加熱手段を、前
記ローラと前記検出手段間の部位に設けた。
【0018】すなわち、ワイヤボンダにあっては、ワイ
ヤのボンディングを容易とする為に、リードフレームを
加熱する加熱手段を備えている。そして、この加熱手段
は、前記ローラと前記検出手段間の部位に設けられてい
る。このため、熱膨張によりリードフレームに伸びが生
じた場合であっても、その伸び分、前記ローラが駆動さ
れることによって、リードフレームの送り位置が調整さ
れる。
【0019】加えて、請求項4のリードフレーム送り装
置にあっては、前記検出手段は、前記リードフレームの
側縁に沿って配列された穴の位置から位置検出を行う。
【0020】すなわち、チップ等がボンディングされる
リードフレームには、ボンディング位置を構成する部位
と共に送り穴が打ち抜き形成されており、ボンディング
位置に合わせて送り穴が形成されている。ここで、前記
検出手段は、前記リードフレームの側縁に沿って配列さ
れた穴、すなわち前記送り穴の位置から位置検出を行
う。このため、ボンディングに適した位置送りが行われ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかるリー
ドフレーム送り装置1を示す図である。該リードフレー
ム送り装置1は、リードフレーム2上の半導体チップと
リードフレーム2に形成されたリードとをワイヤで接続
するワイヤボンダに併設されており、搬送路3上にセッ
トされたリードフレーム2を上流側4から下流側5へ移
動する装置である。
【0022】前記搬送路3は、離間して配置された一対
の搬送レール11,11からなり、両搬送レール11,
11の内縁には、前記リードフレーム2の側縁部を支持
する段部12,12が凹設されている。この段部12の
幅寸法は、中央部にて狭くなるように設定されており、
中央部の幅狭部13,13と、上流側及び下流側の幅広
部14,・・・とによって構成されている。一方の搬送
レール11の段部12において、上流側4の幅広部14
には、円弧状に切り欠かれてなる切欠部15が形成され
ており、該切欠部15が設けられた搬送レール3の部位
には、検出手段としてのフィードセンサー16が設けら
れている。
【0023】該フィードセンサー16は、例えば前記切
欠部15を介して前記リードフレーム2の側縁部に光り
を投光する発光部と、該発光部から投光された光を受光
した際にオン作動する受光部とによって構成されてお
り、該受光部は、受光してオン作動した際にオン信号を
制御装置21に出力するように構成されている。なお、
このフィードセンサー16は、光学式のものに限定され
るものではなく、他の方式によってリードフレーム2の
位置を検出するものであっても良い。
【0024】ここで、ワイヤがボンディングされる前記
リードフレーム2には、半導体チップがボンディングさ
れたボンディング部31やリードと共に、円形の送り穴
32,・・・が当該リードフレーム2の両側縁に沿って
配列された状態で打ち抜き形成されており、これら送り
穴32,・・・の位置と前記ボンディング部31,・・
・やリードの位置とは、相関関係を有している。また、
これら送り穴32,・・・が、前記発光部と前記受光部
間を通過するように、前記リードフレーム2は前記段部
12,12によって案内されており、前記発光部と受光
部間に前記送り穴32が位置した状態で、発光部からの
光が受光部で受光され、該受光部からオン信号が出力さ
れるように構成されている。
【0025】そして、前記送り穴32が前記発光部と受
光部間に位置した状態で、下流側のボンディング部31
やリードが、ボンディングを行うボンディングポイント
BPに位置するように設定されている。これにより、前
記受光部からオン信号が出力された際に、前記リードフ
レーム2の前記ボンディング部31やリードが前記ボン
ディングポイントBPに位置したことを把握できるよう
に構成されている。
【0026】前記搬送レール3の下流側には、図2にも
示すように、送り機構41が設けられている。該送り機
構41は、図3にも示すように、下段ベース42と、該
下段ベース42に壁部43を介して支持された上段ベー
ス44とを備えており、該上端ベース44には、相対向
する起立壁45,45が離間して立設されている。両起
立壁45,45間には、円柱状の搬送ローラ46が配置
されており、該搬送ローラ46は、両側から突出する回
転軸47がベアリング48,48を介して、前記起立壁
45,45に支持されている。
【0027】この搬送ローラ46上には、該搬送ローラ
46より小径円柱状の押さえローラ51が配置されてお
り、該押さえローラ51の周面には、滑り止め用のゴム
52,・・・が外嵌されている。この押さえローラ51
の両側部に突出した軸部53は、アーム54,54に支
持されており、該アーム54,54の基端部は、前記起
立壁45,45上に設けられた支持部55,55に回動
自在に支持されている。これらアーム54,54と前記
起立壁45,45間には、ねじ等を含む押さえ機能を有
した固定肢56,56が設けられており、このアーム5
4,54に支持された前記押さえローラ51が、前記搬
送ローラ46へ付勢されるように構成されている。
【0028】この押さえローラ51と前記搬送ローラ4
6とによって構成されるインデックスローラ61は、図
1に示したように、前記搬送路3の延長上に位置するよ
うに配置されており、当該インデックスローラ61の前
記各ローラ46,51間に、前記リードフレーム2を挟
持した状態で、当該インデックスローラ61の回転に応
じて前記リードフレーム2を下流側5へ移動できるよう
に構成されている。
【0029】なお、前記リードフレーム2は、一部のみ
を図示したが、前記搬送路3より上流側4から前記送り
機構41まで連続して延在するとともに、さらに下流側
5へ連続して延出する。
【0030】前記搬送ローラ46において、図3に示し
たように、一方の起立壁45を挿通した前記回転軸47
には、従動プーリ71が設けられており、該従動プーリ
71はベルト72を介して駆動プーリ73に接続されて
いる。該駆動プーリ73は、前記下段ベース42に設置
された駆動手段としてのパルスモータ74における出力
軸75に設けられている。このパルスモータ74は、図
1に示したように、前記制御装置21に接続されてお
り、該制御装置21からの駆動パルスに応じた回転角回
動するように構成されている。
【0031】該制御装置21は、マイコンを中心に構成
されており、パルスモータ74へ駆動パルスを出力して
リードフレーム2を前記インデックスローラ61で下流
側5へ移動するとともに、移動されたリードフレーム2
の位置を検出する前記インデックスローラ61より上流
側4に設けられたフィードセンサー16での検出結果に
応じて、前記パルスモータ74への駆動パルスを制御す
るように構成されている。
【0032】そして、前記搬送路3の中央部には、前記
リードフレーム2を下面より加熱する加熱手段としての
ヒートブロック81が、前記両搬送レール11,11間
に設けられている。このヒートブロック81は、前記イ
ンデックスローラ61と前記フィードセンサー16間に
配置されており、当該ヒートブロック81上には、前記
ボンディングポイントBP,BPが設定されている。
【0033】以上の構成にかかる本実施の形態におい
て、当該リードフレーム送り装置1の動作を、図4に示
すフローチャートに従って説明する。
【0034】すなわち、制御装置21内のマイコンが作
動を開始し、送り処理が実行された際には、プログラム
に予め設定されたパルス数の駆動パルスがパルスモータ
74に出力され、該パルスモータ74が所定の角度回転
する(S1)。すると、インデックスローラの61の搬
送ローラ46と押さえローラ51との間に挟持されたリ
ードフレーム2が予め設定された所定量、下流側5へ移
動される。このように、搬送路3上のリードフレーム2
は、パルスモータ74で回動されるインデックスローラ
61によって送られる。
【0035】次に、フィードセンサー16からオン信号
が出力されたか否かが判断される(S2)。オン信号が
出力されていない場合には、リードフレーム2の送り穴
32がフィードセンサー16の発光部と受光部間に位置
しておらず、リードフレーム2のボンディング部31や
リードがボンディングポジションBPに到達していない
ので、少パルス数の駆動パルスをゆっくりとパルスモー
タ74へ出力する等してパルスモータ74を微速で駆動
し(S3)、前記ステップS2へ移行してフィードセン
サー16からオン信号が出力されたか否かを判断する。
【0036】このとき、フィードセンサー16からオン
信号が出力されていない場合には、オン信号が検出され
るまで前記ステップS3、S2を繰り返す一方、オン信
号が出力されていた場合には、リードフレーム2の送り
穴32がフィードセンサー16の発光部と受光部間に位
置しており、リードフレーム2のボンディング部31や
リードがボンディングポジションBPに到達したため、
パルスモータ74への駆動パルスを停止してブレーキ状
態にする等して停止処理をした後(S4)、もとのルー
チンへ戻る。このように、前記フィードセンサー16で
の検出結果に応じて、前記パルスモータ74が制御さ
れ、リードフレーム2の送り量が定められる。
【0037】以上のように、本実施の形態のリードフレ
ーム送り装置1にあっては、搬送路3上のリードフレー
ム2を、回動されるインデックスローラ61で送ること
ができる。
【0038】したがって、リードフレーム2に係止され
る送りピンをカム機構でサイクル作動して搬送する構造
上、高速化が困難であった従来と比較して、リードフレ
ーム2移動時の高速化を図ることができ、生産効率を高
めることができる。
【0039】そして、移動されたリードフレーム2の位
置をフィードセンサー16によって検出し、その検出結
果に応じて、インデックスローラ61の駆動制御を行う
ため、リードフレーム2の送り量を所定値に定めること
ができるとともに、カム等の機構を変更すること無く、
送りピッチの変更を容易に行うことができる。
【0040】さらに、リードフレーム2の位置を検出し
てインデックスローラ61による移動量を制御するた
め、インデックスローラ61に滑りが生じたり、リード
フレーム2に伸びが生じたりする事によって、リードフ
レーム2の送り量と、リードフレーム2の送り位置とに
差異が生じた場合であっても、これらを吸収することが
できる。よって、搬送されるリードフレーム2を適切な
位置に移動することができる。
【0041】ここで、前記インデックスローラ61の回
転で送られるリードフレーム2は、当該インデックスロ
ーラ61の下流側5において弛み等が生じる恐れがあ
る。しかし、本実施の形態にあっては、前記フィードセ
ンサー16を、前記インデックスローラ61より上流側
4に設けたので、インデックスローラ61で送られるリ
ードフレーム2に生じ得る下流側5での弛みに起因した
検出誤差による影響を排除することができる。これによ
り、検出精度を高めることができる。
【0042】また、このワイヤボンダにあっては、リー
ドフレーム2上へのワイヤのボンディングを容易とする
為に、リードフレーム2を加熱するヒートブロック81
を備えている。そして、このヒートブロック81は、前
記インデックスローラ61と前記フィードセンサー16
間の部位に設けられている。このため、熱膨張によりリ
ードフレーム2に伸びが生じた場合であっても、その伸
び分、前記インデックスローラ61が制御装置21によ
るフィードバック制御によって駆動され、リードフレー
ム2の送り位置が調整される。
【0043】よって、当該ワイヤボンダにおいて必要な
ヒートブロックを備えつつ、送り精度を保持することが
できる。
【0044】加えて、前記フィードセンサー16は、リ
ードフレーム2の側縁に沿って配列された送り穴32,
・・・の位置から位置検出を行う。すなわち、半導体チ
ップがボンディングされるリードフレーム2には、ボン
ディング位置を構成するボンディング部31,・・・や
リードと共に送り穴32,・・・が打ち抜き形成されて
おり、これら送り穴32,・・・の位置とボンディング
部31,・・・やリードの位置とは、相関関係を有して
いる。
【0045】そこで、リードフレーム2の側縁に沿って
配列された前記送り穴32,・・・を利用して位置検出
を行うことによって、ボンディングに適した位置送り
を、より正確に行うことができる。したがって、送り位
置精度を、さらに高めることができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
リードフレーム送り装置にあっては、搬送路上のリード
フレームを、回動されるローラで送ることができる。
【0047】したがって、リードフレームに係止される
送りピンをカム機構でサイクル作動して搬送する構造
上、高速化が困難であった従来と比較して、リードフレ
ーム移動時の高速化を図ることができる。これにより、
生産効率を高めることができる。
【0048】そして、移動されたリードフレームの位置
を検出し、その検出結果に応じて、ローラの駆動制御を
行うため、リードフレームの送り量を所定値に定めるこ
とができるとともに、カム等の機構を変更すること無
く、送りピッチを容易に変更することができる。
【0049】さらに、リードフレームの位置を検出して
ローラによる移動量を制御するため、ローラに滑りが生
じたり、リードフレームに伸びが生じたりする事によっ
て、リードフレームの送り量と、リードフレームの送り
位置とに差異が生じた場合であっても、これらを吸収す
ることができる。よって、搬送されるリードフレームを
適切な位置に移動することができる。
【0050】また、請求項2のリードフレーム送り装置
においては、前記検出手段を、前記ローラより上流側に
設けたので、ローラで送られるリードフレームに生じ得
る下流側で弛みに起因した検出誤差による影響を排除す
ることができる。これにより、検出精度を高めることが
できる。
【0051】さらに、請求項3のリードフレーム送り装
置では、リードフレームへのボンディングを容易とする
為の加熱手段を、前記ローラと前記検出手段間の部位に
設けることによって、熱膨張によりリードフレームに伸
びが生じた場合であっても、その伸び分、前記ローラを
駆動することにより、リードフレームの送り位置を調整
することができる。
【0052】よって、ワイヤボンダにおいて、必要な加
熱手段を備えつつ、送り精度を保持することができる。
【0053】加えて、請求項4のリードフレーム送り装
置にあっては、前記検出手段は、リードフレームの側縁
に沿って配列された穴の位置から位置検出を行う。すな
わち、チップ等がボンディングされるリードフレームに
は、ボンディング位置を構成する部位やリードと共に送
り穴が打ち抜き形成されており、ボンディング位置やリ
ードに合わせて送り穴が形成されている。
【0054】そこで、リードフレームの側縁に沿って配
列された穴、つまり前記送り穴の位置から位置検出を行
うことによって、ボンディングに適した位置送りを、よ
り正確に行うことができる。したがって、送り位置精度
を、さらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態を示す平面図である。
【図2】同実施の形態にかかる送り機構を示す平面図で
ある。
【図3】同実施の形態にかかる送り機構の要部の断面と
側面を示す図である。
【図4】同実施の形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】従来のリードフレーム送り装置を示す模式図で
ある。
【図6】同従来例の送りピンの動作を示すタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
1 リードフレーム送り装置 2 リードフレーム 3 搬送路 4 上流側 5 下流側 16 フィードセンサー(検出手段) 32 送り穴 41 送り機構 46 搬送ローラ 61 インデックスローラ 74 パルスモータ(駆動手段) 81 ヒートブロック(加熱手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送路上のリードフレームを上流側から
    下流側へ移動するリードフレーム送り装置において、 回転に応じて前記リードフレームを移動するローラと、 該ローラを駆動する駆動手段と、 前記ローラで移動される前記リードフレームの位置を検
    出する検出手段と、 該検出手段による検出結果に応じて前記駆動手段を制御
    する制御手段と、 を備えたことを特徴とするリードフレーム送り装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段を、前記ローラより上流側
    に設けたことを特徴とする請求項1記載のリードフレー
    ム送り装置。
  3. 【請求項3】 前記リードフレームを加熱する加熱手段
    を、前記ローラと前記検出手段間の部位に設けたことを
    特徴とする請求項2記載のリードフレーム送り装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、前記リードフレームの
    側縁に沿って配列された穴の位置から位置検出を行うこ
    とを特徴とした請求項1、2又は3記載のリードフレー
    ム送り装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006038746A1 (en) * 2004-10-09 2006-04-13 Hanmi Semiconductor Co., Ltd. Feeding apparatus and feeding method for semiconductor lead frame
CN102368470A (zh) * 2011-10-21 2012-03-07 顺德工业(江苏)有限公司 集成电路引线框架生产线中的放料控制装置
KR20130091137A (ko) * 2012-02-07 2013-08-16 주식회사 탑 엔지니어링 리드프레임공급장치

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