JP2001315942A - プリント基板組み立て装置の基板搬送用コンベアの間隔変更機器 - Google Patents

プリント基板組み立て装置の基板搬送用コンベアの間隔変更機器

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JP2001315942A
JP2001315942A JP2000137948A JP2000137948A JP2001315942A JP 2001315942 A JP2001315942 A JP 2001315942A JP 2000137948 A JP2000137948 A JP 2000137948A JP 2000137948 A JP2000137948 A JP 2000137948A JP 2001315942 A JP2001315942 A JP 2001315942A
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Japan
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feed screw
pair
printed circuit
conveyors
circuit board
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JP2000137948A
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English (en)
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Yoshiaki Nagaoka
義明 長岡
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NAGAOKA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
NAGAOKA SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板組み立て装置の機器に備えられ
た一対のコンベアの間隔を変更する間隔変更機器を得
る。 【解決手段】 送りねじ機構30の送りねじピッチが同
じ2つ以上の機器140のそれぞれに備えられた一対の
コンベア22、24の間隔を変更する送りねじ機構の送
りねじ32、34を同時に同一方向に同一角度回転させ
る回転手段150を備える。回転手段150には、該回
転手段を駆動制御する制御手段160をコード170を
介して電気的に接続する。そして、その回転手段150
及び制御手段160を用いて、上記の2つ以上の機器1
40のそれぞれの送りねじ機構30が付設された一対の
コンベア22、24の間隔を基板10の幅に合わせて同
時に広狭に変更できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板組み
立て装置の基板搬送用の一対のコンベアの間隔を該一対
のコンベアに搭載して搬送する基板の幅に合わせて広狭
に変更する間隔変更機器であって、プリント基板組み立
て装置に後付けにより備えるプリント基板組み立て装置
の基板搬送用コンベアの間隔変更機器に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント基板組み立て装置は、図4に示
したように、印刷機100に基板を搬入する基板供給機
器135と、その基板にマスキングフィルムを被せて、
該フィルム上からクリーム半田を基板に形成された回路
パターンの所定部位に印刷する印刷機100と、その半
田が印刷された基板に半導体チップ等の電子部品を搭載
するチップマウンタ110と、該電子部品が搭載された
基板を加熱して、電子部品の端子をクリーム半田が印刷
された回路パターンに半田付けするリフロー炉120と
が、基板の搬送機器130を介してほぼ直列に並べて配
列された構造をしている。このプリント基板組み立て装
置によれば、基板供給機器135から基板を印刷機10
0に搬入できる。次いで、印刷機100を用いて、基板
に形成された回路パターンの所定部位にクリーム半田を
印刷できる。次いで、チップマウンタ110を用いて、
半導体チップ等の電子部品を基板に搭載できる。その
後、その電子部品が搭載された基板を、リフロー炉12
0を通過させて加熱し、電子部品の端子を基板の回路パ
ターンに半田付けできる。その際には、搬送機器130
により、基板を印刷機100からチップマウンタ110
へと搬送したり、基板をチップマウンタ110からリフ
ロー炉120へと搬送したりできる。基板を印刷機10
0からチップマウンタ110へと搬送する際は、その搬
送機器130中を搬送される基板の回路パターンの所定
部位に半田が的確に印刷されているか否かを、作業者等
が検査できる。同様に、基板をチップマウンタ110か
らリフロー炉120へと搬送する際は、その搬送機器1
30中を搬送される基板に電子部品が的確に搭載させて
いるか否かを、作業者等が検査できる。なお、組み立て
る基板の種類によっては、プリント基板組み立て装置を
構成する複数の機器140は、印刷機100、チップマ
ウンタ110、リフロー炉120又は搬送機器130
が、他の種類の機器140と入れ替わったり、それ以外
の種類の機器140に変更されたりする。
【0003】ところで、プリント基板組み立て装置を構
成している印刷機100、チップマウンタ110、リフ
ロー炉120、搬送機器130等の複数の機器140を
順に自動搬送される基板は、その用途やその製造メーカ
ーが異なると、その幅も大小様々に異なっている。その
ために、図5に示したように、プリント基板組み立て装
置の複数の機器140のそれぞれに前後に並べて備えら
れた基板搬送用の一対のコンベア22、24には、該一
対のコンベアの離隔間隔を基板10の幅に合わせて広狭
に変更する間隔変更機器がそれぞれ独立して備えられて
いる。間隔変更機器には、送りねじ機構30が用いらて
いて、例えば図5に示したように、一対のコンベア2
2、24をプーリ(図示せず)を介して巡回可能に支持
する一対のフレーム23、25の左右に架け渡された一
対の送りねじ32、34を同時に同一方向に同一角度正
逆に回転させることにより、一対のフレーム23、25
に支持された一対のコンベア22、24の離隔間隔を基
板10の幅に合わせて広狭に変更できる構造をしてい
る。一対の送りねじ32、34は、図5に示したよう
に、プーリ35、36及びベルト37を介して互いに同
時に同一方向に同一角度回転可能に連結されている。そ
して、図6に示したように、その一方の送りねじ34の
一端に取り付けられたハンドル39により、一対の送り
ねじ32、34を手動で同時に同一方向に同一角度回転
させたり、又はその一方の送りねじ34に連結された電
動モータ(図示せず)により、一対の送りねじ32、3
4を同時に同一方向に同一角度自動回転させたりできる
構造をしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
プリント基板組み立て装置を用いた基板の組み立て作業
において、基板10の幅が異なるプリント基板の組み立
て作業を行う度毎に、プリント基板組み立て装置の複数
の機器140の一対のコンベア22、24のそれぞれに
備えられた一対の送りねじ32、34を、ハンドル39
により次々と手動で同時に回転させたり、又は電動モー
タにより次々と同時に自動回転させたりして、その複数
の機器140のそれぞれに備えられた一対のコンベア2
2、24の離隔間隔をいちいち順に変更する作業は、多
大な手数を要し、プリント基板の組み立て作業の省力化
を図る際のネックとなっていた。また、プリント基板組
み立て装置の複数の機器140の一対のコンベア22、
24のそれぞれに備えられた一対の送りねじ32、34
を電動モータにより同時に同一方向に同一角度自動回転
させて、その複数の機器140の一対のコンベア22、
24のそれぞれの離隔間隔を独立して広狭に変更する従
来の電動モータ等からなる間隔変更機器は、その構造が
複雑であって、その取り付け作業及びそのメンテナンス
作業に多大な手数を要した。また、従来の間隔変更機器
は、プリント基板組み立て装置の複数の機器140のそ
れぞれに別個に独立させて備える構造をしていて、プリ
ント基板組み立て装置をコストアップさせる要因となっ
ていた。
【0005】本発明は、このような課題を解消可能な、
プリント基板組み立て装置の2つ以上の機器の基板搬送
用の一対のコンベアの離隔間隔を基板の幅に合わせて手
数を掛けずに同時に容易かつ迅速に広狭に自動変更でき
る基板搬送用コンベアの間隔変更機器であって、プリン
ト基板組み立て装置の2つ以上の機器に後付けにより纏
めて装着できる簡便で安価な、プリント基板組み立て装
置の基板搬送用コンベアの間隔変更機器(以下、間隔変
更機器という)を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の間隔変更機器は、ほぼ直列に並べて配置
された複数の機器のそれぞれに前後に並べて備えられた
同一方向に同期巡回する一対のコンベア上を基板を順に
自動搬送するプリント基板組み立て装置のうちの、前記
一対のコンベアの間隔を、該一対のコンベアに付設され
た送りねじ機構の送りねじを正逆に回転させて、基板の
幅に合わせて広狭に変更するプリント基板組み立て装置
に後付けにより備えるプリント基板組み立て装置の基板
搬送用コンベアの間隔変更機器であって、前記送りねじ
機構の送りねじピッチが同じ2つ以上の機器の送りねじ
機構の送りねじを同時に同一方向に同一角度回転させる
回転手段と、該回転手段により同一方向に同一角度回転
させる2つ以上の機器の送りねじ機構の送りねじの回転
角度を制御して、その2つ以上の機器のそれぞれの送り
ねじ機構が付設された一対のコンベアの間隔をそれに搭
載して搬送する基板の幅に合わせて広狭に変更する制御
手段とが備えられたことを特徴としている。
【0007】この間隔変更機器においては、基板搬送用
の一対のコンベアの間隔を広狭に変更する送りねじ機構
の送りねじピッチが同じプリント基板組み立て装置の2
つ以上の機器のそれぞれの送りネジ機構の送りねじに、
回転手段を後付けにより纏めて連結できる。そして、そ
の回転手段を制御手段により駆動制御して、その送りね
じピッチが同じ2つ以上の機器のそれぞれの送りネジ機
構の送りねじを回転手段により同時に同一方向に同一角
度回転させることができる。そして、プリント基板組み
立て装置の2つ以上の機器のそれぞれの送りねじピッチ
が同じ送りねじ機構が付設された一対のコンベアの間隔
を、該一対のコンベアに搭載して搬送する基板の幅に合
わせて手数を掛けずに同時に容易かつ迅速に広狭に変更
できる。
【0008】本発明の間隔変更機器においては、前記回
転手段が前記機器に後付けにより付設されて、その回転
手段の出力軸がプーリ及びベルトを介して送りねじ機構
の送りねじに連結され、前記制御手段が収容された制御
ボックスが前記機器から離して備えられて、該制御ボッ
クスに収容された制御手段と前記回転手段とがコードを
介して電気的に接続された構造とすることを好適として
いる。
【0009】この間隔変更機器にあっては、プリント機
構組み立て装置の送りねじ機構の送りねじピッチが同じ
2つ以上の機器のそれぞれに回転手段を後付けにより付
設して、その回転手段の出力軸をプーリ及びベルトを介
して上記の2つ以上の機器のそれぞれの送りネジ機構の
送りねじに連結できる。そして、プリント基板組み立て
装置の機器から離して備えられた制御ボックスに収容さ
れた制御手段により、該制御手段とコードを介して電気
的に接続された回転手段を駆動制御して、上記の送りネ
ジ機構の送りねじピッチが同じ2つ以上の機器の送りネ
ジ機構の送りねじを同時に同一方向に同一角度回転させ
ることができる。そして、上記の2つ以上の機器のそれ
ぞれの一対のコンベアの間隔を基板の幅に合わせて同時
に広狭に変更できる。
【0010】また、本発明の間隔変更機器においては、
前記回転手段及び制御手段が、前記機器から離れた制御
ボックスに収容されて、該制御ボックスに収容された回
転手段の出力軸と送りねじ機構の送りねじとが、フレキ
シブルなシャフトにより連結された構造とすることを好
適としている。
【0011】この間隔変更機器にあっては、プリント基
板組み立て装置の機器から離れた制御ボックスに収容さ
れた回転手段を、同じ制御ボックスに収容された制御手
段により、駆動制御できる。そして、その制御ボックス
に収容された回転手段の出力軸と送りねじ機構の送りね
じピッチが同じ2つ以上の機器のそれぞれの送りねじ機
構の送りねじとを連結しているフレキシブルなシャフト
により、回転手段の出力軸の回転力を、フレキシブルな
シャフトを介して、その送りねじピッチが同じ2つ以上
の機器のそれぞれの送りねじ機構の送りねじに伝えて、
その送りねじを同時に同一方向に同一角度自動回転させ
ることができる。そして、その送りねじピッチが同じ2
つ以上の機器の一対のコンベアのそれぞれの間隔を、基
板の幅に合わせて同時に広狭に変更できる。その際に
は、回転手段の出力軸と送りねじ機構の送りねじとが互
いに偏心させて配置されていても、その回転手段の出力
軸と送りねじ機構の送りねじとの位置関係に拘束されず
に、回転手段の出力軸の回転力を送りねじ機構の送りね
じに、フレキシブルなシャフトを介して、抵抗少なく円
滑に伝えることができる。また、回転手段を送りねじ機
構の送りねじピッチが同じ2つ以上の機器のそれぞれに
後付けにより装着する面倒な作業を省くことができる。
【0012】また、本発明の間隔変更機器においては、
前記回転手段の駆動源が、サーボモータ又はステッピン
グモータであることを好適としている。
【0013】この間隔変更機器にあっては、回転手段の
駆動源を構成している回転角度を正確に制御できるサー
ボモータ又はステッピングモータにより、該回転手段に
連結された送りねじ機構の送りねじを正逆に所定角度正
確に回転させることができる。
【0014】また、本発明の間隔変更機器においては、
前記制御ボックスに収容された制御手段が、該制御手段
が収容された制御ボックスから離れたリモコンと赤外
線、無線又は有線により接続されて、該リモコンを操作
することにより制御される構造のものであることを好適
としている。
【0015】この間隔変更機器にあっては、リモコンに
より、制御ボックスに収容された制御手段を、制御ボッ
クスから離れた位置から操作できる。そして、その制御
手段を用いて、回転手段により、該回転手段が連結され
た送りねじ機構の送りねじを所定角度正逆に回転させる
ことができる。
【0016】また、本発明の間隔変更機器においては、
前記制御ボックスに収容された制御手段が、同じ制御ボ
ックスに備えられた操作盤に電気的に接続されて、該操
作盤を操作することにより制御される構造のものであっ
ても良い。
【0017】この間隔変更機器にあっては、制御ボック
スに備えられた操作盤により、制御ボックスに収容され
た制御手段を操作できる。そして、その制御手段を用い
て、回転手段により、該回転手段が連結された送りねじ
機構の送りねじを、電波ノイズ等に妨害されずに、所定
角度正逆に回転させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1と図2は本発明の間隔変更機
器の好適な実施の形態を示し、図1はその概略構造説明
図、図2はその装着状態を示す説明図である。以下に、
この間隔変更機器を説明する。
【0019】図において、140は、プリント基板組み
立て装置を構成している印刷機100、チップマウンタ
110、リフロー炉120、搬送機器130等の機器で
ある。機器140には、一対のコンベア22、24が所
定間隔あけて前後に並べて備えられている。一対のコン
ベア22、24は、プーリ(図示せず)を介して一対の
フレーム23、25のそれぞれに巡回可能に支持されて
いる。そして、その一対のコンベア22、24に亙って
基板10を搭載して、該一対のコンベアを同一方向に同
期巡回させることにより、基板10を一対のコンベア2
2、24上を自動搬送できる構造をしている。
【0020】一対のコンベア22、24には、該一対の
コンベアの間隔を広狭に変更する送りねじ機構30が備
えられている。具体的には、一対のコンベア22、24
を支持する一対のフレーム23、25の左右に、棒状の
一対の送りねじ32、34が架設されている。送りねじ
32、34の一端は、一方のフレーム23に回転可能に
固定されている。送りねじ32、34の他端は、機器1
40に立設された固定フレーム26に回転可能に固定さ
れている。送りねじ32、34の中途部は、他方のフレ
ーム25に回動可能に螺挿されている。一対の送りねじ
32、34は、プーリ35、36及びタイミングベルト
37を介して互いに連結されていて、同時に同一方向に
同一角度回転させることができるように構成されてい
る。そして、その一対の送りねじ32、34を同時に同
一方向に同一角度正逆に回転させることにより、他方の
フレーム25を、送りねじ32、34のピッチで一方の
フレーム23に接近させたり、一方のフレーム23から
送りねじ32、34のピッチで離隔させたりできるよう
に構成されている。そして、その一対のフレーム23、
25に支持された一対のコンベア22、24の間隔を広
狭に変更できるように構成されている。一対のフレーム
23、25の左右には、一対の送りねじ32、34に加
えて、一対のガイド棒27、28が架設されている。ガ
イド棒27、28の一端は、一方のフレーム23に固定
されている。ガイド棒27、28の他端は、固定フレー
ム26に固定されている。ガイド棒27、28の中途部
は、他方のフレーム25に摺動自在に挿通されている。
そして、その他方のフレーム25を、一対のガイド棒2
7、28に支持しながら、一対のガイド棒27、28に
沿って移動させて、一方のフレーム23に接近させた
り、一方のフレーム23から離隔させたりできるように
構成されている。
【0021】以上の構成は、従来のプリント基板組み立
て装置を構成している機器140に備えられた一対のコ
ンベア22、24の間隔変更機器と同様であるが、図の
間隔変更機器では、図2に示したように、送りねじ機構
30の送りねじピッチが同じ2つ以上の機器140の、
例えばチップマウンタ110とリフロー炉120とそれ
らの間を基板10を自動搬送する搬送機器130のそれ
ぞれの送りねじ機構の送りねじ32、34を同時に同一
方向に同一角度回転させる回転手段150が、その2つ
以上の機器140のそれぞれに後付けにより付設されて
いる。プリント基板組み立て装置を構成している複数の
機器140の一対のコンベア22、24や送りねじ機構
30は、同じ基板10を搬送する都合上、ほぼ同一構造
をしていて、該一対のコンベアの間隔を変更する送りね
じ機構30の送りねじピッチが、通常は同一に設定され
ている。回転手段150は、図1に示したように、電動
モータ152と、プーリ35、36及びタイミングベル
ト37を介して互いに同時に同一方向に同一角度回転可
能に連結された一対の送りねじ32、34の一方の送り
ねじ34に電動モータ152の出力軸の回転力を伝える
プーリ154、156及びタイミングベルト158とか
ら構成されている。
【0022】回転手段150には、該回転手段により同
一方向に同一角度回転させる2つ以上の機器140のそ
れぞれの送りねじ機構の送りねじ32、34の回転角度
を制御して、その2つ以上の機器140のそれぞれの一
対のコンベア22、24の間隔をそれに搭載して搬送す
る基板10の幅に合わせて広狭に変更する制御手段16
0が、コード170を介して電気的に接続されている。
制御手段160は、機器140から離して備えられた制
御ボックス162に収容されている。制御手段160
は、半導体チップ等の電子部品を組み合わせて形成され
ている。
【0023】図1と図2に示した間隔変更機器は、以上
のように構成されている。この間隔変更機器において
は、プリント基板組み立て装置の送りねじ機構30の送
りねじピッチが同じ2つ以上の機器140のそれぞれの
送りねじ機構の一方の送りねじ34に回転手段150を
後付けにより纏めて連結できる。そして、その回転手段
150を、該回転手段にコード170を介して電気的に
接続された制御ボックス162に収容された制御手段1
60により、駆動制御できる。そして、その送りねじピ
ッチが同じ2つ以上の機器140のそれぞれの送りネジ
機構の送りねじ32、34を、回転手段150の電動モ
ータ152により同時に同一方向に同一角度正逆に回転
させることができる。そして、プリント基板組み立て装
置の2つ以上の機器140のそれぞれの送りねじピッチ
が同じ送りねじ機構30が備えられた一対のコンベア2
2、24の間隔を、該一対のコンベアに搭載して搬送す
る基板10の幅に合わせて広狭に同時に変更できる。
【0024】図3は本発明の間隔変更機器の他の好適な
実施の形態を示し、図3はそのフレキシブルなシャフト
部分の拡大構造説明図である。以下に、この間隔変更機
器を説明する。
【0025】この間隔変更機器では、回転手段150及
び制御手段160が、機器140から離れた制御ボック
ス162に収容されて、該制御ボックスに収容された回
転手段150の、例えば電動モータ152の出力軸と、
送りねじ機構30の送りねじピッチが同じ2つ以上の機
器140の、例えば印刷機100及び搬送機器130の
一対のコンベア22、24に備えられた送りねじ機構の
一方の送りねじ34とが、図2に示したように、フレキ
シブルなシャフト180により連結されている。シャフ
ト180は、金属ワイヤがコイル状に密着させて巻かれ
た構造をしていて、種々の方向に自在に屈曲可能な構造
をしている。
【0026】その他は、図1と図2に示した間隔変更機
器と同様に構成されている。この間隔変更機器にあって
は、プリント基板組み立て装置の機器140から離れた
制御ボックス162に備えられた回転手段150を、同
じ制御ボックス162に備えられた制御手段160によ
り、駆動制御できる。そして、その制御ボックス162
に収容された回転手段150の電動モータ152等の出
力軸と送りねじ機構30の送りねじピッチが同じ2つ以
上の機器140のそれぞれの送りねじ機構の一方の送り
ねじ34とを連結しているフレキシブルなシャフト18
0により、回転手段150の出力軸の回転力を、フレキ
シブルなシャフト180を介して、その送りねじピッチ
が同じ2つ以上の機器140のそれぞれの送りねじ機構
の送りねじ32、34に伝えて、その送りねじ32、3
4を同時に同一方向に同一角度正逆に自動回転させるこ
とができる。そして、その2つ以上の機器140の送り
ねじピッチが同じ送りねじ機構30が備えられた一対の
コンベア22、24のそれぞれの間隔を、該一対のコン
ベアに搭載して搬送する基板10の幅に合わせて広狭に
同時に変更できる。その際には、回転手段150の出力
軸と送りねじ機構の一方の送りねじ34とが、図3に示
したように、互いに偏心させて配置されていても、その
回転手段150の出力軸と送りねじ機構の一方の送りね
じ34との位置関係に拘束されずに、回転手段150の
出力軸の回転力を送りねじ機構の一方の送りねじ34に
フレキシブルなシャフト180を介して、抵抗少なく円
滑に伝えることができる。また、回転手段150を送り
ねじ機構30の送りねじピッチが同じ2つ以上の機器1
40のそれぞれに後付けにより装着する面倒な作業を省
くことができる。
【0027】図1と図2又は図3に示した間隔変更機器
においては、回転手段150の駆動源を、サーボモータ
又はステッピングモータとすると良い。そして、その回
転手段150の駆動源を構成する回転角度を正確に制御
できるサーボモータ又はステッピングモータにより、回
転手段150にプーリ154、156及びタイミングベ
ルト158又はフレキシブルなシャフト180を介して
連結された送りねじ機構の一方の送りねじ34と、該送
りねじにプーリ35、36及びタイミングベルト37を
介して連結された他方の送りねじ32とを、同時に同一
方向に正確に所定の同一角度正逆に回転させることがで
きるようにすると良い。
【0028】また、図1と図2又は図3に示した間隔変
更機器においては、図2に示したように、制御ボックス
162が収容された制御手段160が、制御ボックス1
62から離れたリモコン190と赤外線、無線又は有線
により接続されて、該リモコンを操作することにより制
御される構造のものとすると良い。そして、そのリモコ
ン190により、制御ボックス162に収容された制御
手段160を、制御ボックス162から離れた位置から
制御できるようにすると良い。そして、その制御手段1
60を用いて、回転手段150により、該回転手段が連
結された送りねじ機構の一方の送りねじ34と、該送り
ねじにプーリ35、36及びタイミングベルト37を介
して連結された他方の送りねじ32とを、同時に同一方
向に所定の同一角度正確に正逆に回転させることができ
るようにすると良い。
【0029】又は、図3に示したように、制御ボックス
162に収容された制御手段160が、同じ制御ボック
ス162に備えられた操作盤164に電気的に接続され
て、該操作盤を操作することにより制御される構造のも
のとしても良い。そして、その制御ボックス162に備
えられた操作盤164により、制御手段160を操作で
きるようにしても良い。そして、その制御手段160を
用いて、回転手段150により、該回転手段が連結され
た送りねじ機構の一方の送りねじ34と、該送りねじに
プーリ35、36及びタイミングベルト37を介して連
結された他方の送りねじ32とを、電波ノイズ等に妨害
されずに、同時に同一方向に所定の同一角度正確に正逆
に回転させることができるようにしても良い。
【0030】図1と図2又は図3に示した間隔変更機器
の回転手段150、制御手段160には、他の構造のも
のを用いることも、勿論可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の間隔変更
機器によれば、該間隔変更機器をプリント基板組み立て
装置の送りねじ機構の送りねじピッチが同じ2つ以上の
機器に後付けにより纏めて備えることができる。そし
て、その2つ以上の機器の送りねじ機構の送りねじを同
時に同一方向に同一角度回転させることができる。そし
て、その2つ以上の機器のそれぞれに備えられた一対の
コンベアの間隔をそれに搭載して搬送する基板の幅に合
わせて手数を掛けずに同時に容易かつ迅速に広狭に変更
できる。そして、プリント基板組み立て装置を用いた基
板の組み立て作業の大幅な省力化を図れる。
【0032】また、プリント基板組み立て装置の複数の
機器のそれぞれに、基板搬送用の一対のコンベアの間隔
を変更する間隔変更機器をそれぞれ別個に独立させて備
える構造のものに比べて、送りねじ機構の送りねじピッ
チが同じ2つ以上の機器のそれぞれに備えられた一対の
コンベアの間隔を同時に変更する間隔変更機器を後付け
により纏めて装着できる。そして、プリント基板組み立
て装置の送りねじ機構の送りねじピッチが同じ2つ以上
の機器のそれぞれに後付けにより装着する一対のコンベ
アの間隔変更機器の取り付け作業の大幅な容易化、簡易
化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の間隔変更機器の拡大構造説明図であ
る。
【図2】本発明の間隔変更機器のプリント基板組み立て
装置への装着状態を示す説明図である。
【図3】本発明の間隔変更機器の拡大構造説明図であ
る。
【図4】プリント基板組み立て装置の複数の機器の配列
構造を示す説明構造である。
【図5】プリント基板組み立て装置の機器に備えられた
間隔変更機器の拡大構造説明図である。
【図6】プリント基板組み立て装置の機器に備えられた
間隔変更機器の拡大側面図である。
【符号の説明】
10 基板 22、24 コンベア 23、25 フレーム 26 固定フレーム 27、28 ガイド棒 30 送りねじ機構 32、34 送りねじ 35、36 プーリ 37 タイミングベルト 100 印刷機 110 チップマウンタ 120 リフロー炉 130 搬送機器 140 機器 150 回転手段 160 制御手段 164 操作盤 162 制御ボックス 170 コード 180 フレキシブルなシャフト 190 リモコン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ直列に並べて配置された複数の機器
    のそれぞれに前後に並べて備えられた同一方向に同期巡
    回する一対のコンベア上を基板を順に自動搬送するプリ
    ント基板組み立て装置のうちの、 前記一対のコンベアの間隔を、該一対のコンベアに付設
    された送りねじ機構の送りねじを正逆に回転させて、基
    板の幅に合わせて広狭に変更するプリント基板組み立て
    装置に後付けにより備えるプリント基板組み立て装置の
    基板搬送用コンベアの間隔変更機器であって、 前記送りねじ機構の送りねじピッチが同じ2つ以上の機
    器の送りねじ機構の送りねじを同時に同一方向に同一角
    度回転させる回転手段と、該回転手段により同一方向に
    同一角度回転させる2つ以上の機器の送りねじ機構の送
    りねじの回転角度を制御して、その2つ以上の機器のそ
    れぞれの送りねじ機構が付設された一対のコンベアの間
    隔をそれに搭載して搬送する基板の幅に合わせて広狭に
    変更する制御手段とが備えられたことを特徴とするプリ
    ント基板組み立て装置の基板搬送用コンベアの間隔変更
    機器。
  2. 【請求項2】 前記回転手段が前記機器に後付けにより
    付設されて、その回転手段の出力軸がプーリ及びベルト
    を介して前記機器に備えられた送りねじ機構の送りねじ
    に連結され、前記制御手段が収容された制御ボックスが
    前記機器から離して備えられて、該制御ボックスに収容
    された制御手段と前記回転手段とがコードにより電気的
    に接続された請求項1記載のプリント基板組み立て装置
    の基板搬送用コンベアの間隔変更機器。
  3. 【請求項3】 前記回転手段及び制御手段が、前記機器
    から離れた制御ボックスに収容されて、該制御ボックス
    に収容された回転手段の出力軸と送りねじ機構の送りね
    じとが、フレキシブルなシャフトにより連結された請求
    項1記載のプリント基板組み立て装置の基板搬送用コン
    ベアの間隔変更機器。
  4. 【請求項4】 前記回転手段の駆動源が、サーボモータ
    又はステッピングモータである請求項1、2又は3記載
    のプリント基板組み立て装置の基板搬送用コンベアの間
    隔変更機器。
  5. 【請求項5】 前記制御ボックスに収容された制御手段
    が、該制御ボックスから離れたリモコンと赤外線、無線
    又は有線により接続されて、該リモコンを操作すること
    により制御される構造のものである請求項2、3又は4
    記載のプリント基板組み立て装置の基板搬送用コンベア
    の間隔変更機器。
  6. 【請求項6】 前記制御ボックスに収容された制御手段
    が、同じ制御ボックスに備えられた操作盤に電気的に接
    続されて、該操作盤を操作することにより制御される構
    造のものである請求項2、3又は4記載のプリント基板
    組み立て装置の基板搬送用コンベアの間隔変更機器。
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