JPH0794424B2 - 新スパガリン関連化合物およびその製造法 - Google Patents

新スパガリン関連化合物およびその製造法

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JPH0794424B2
JPH0794424B2 JP62244260A JP24426087A JPH0794424B2 JP H0794424 B2 JPH0794424 B2 JP H0794424B2 JP 62244260 A JP62244260 A JP 62244260A JP 24426087 A JP24426087 A JP 24426087A JP H0794424 B2 JPH0794424 B2 JP H0794424B2
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    • C07C279/04Derivatives of guanidine, i.e. compounds containing the group, the singly-bound nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups having nitrogen atoms of guanidine groups bound to acyclic carbon atoms of a carbon skeleton
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明の化合物は免疫調節作用を有し、医薬として期待
されるものである。
〔従来の技術〕
スパガリンは発明者らの一人である梅沢らにより発見さ
れた抗生物質であり、(特開昭57−48957号参照)、そ
の後、同発明者らにより関連化合物の合成が数多く行わ
れてきた。(特開昭59−42356号、同60−185758号など
参照)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来免疫調節剤としては免疫賦活剤、免疫抑制剤など種
々知られているが満足すべきものはなく新しい免疫調節
剤が望まれている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは種々研究の結果、一般式〔I〕 (式中Xは−(CH23〜5−又は を示し、Rは−H又は−CH2−OH,R1及びR2はアミノ酸も
しくはペプチドのカルボキシル基より水酸基を除いた残
基を示す。但しR1およびR2は同時に を示さない。)で表わされる新規なスパガリン関連化合
物又はその薬理学的に許容される塩が優れた免疫調節作
用、例えば免疫増強作用を有することを見出し、本発明
を完成した。
本発明の一般式(I)において、R1及びR2としては例え
ば下記アミノ酸もしくは下記ペプチドのカルボキシル基
より水酸基を除いた残基があげられる。なおアミノ酸残
基の立体配置はグリシン、β−アラニンおよびγ−アミ
ノ酪酸を除き、L,DあるいはDL型を示す。
(1) アミノ酸 アラニン、アルギニン、オルニチン、アスパラギン酸、
アスパラギン、システイン、シスチン、グルタミン酸、
グルタミン、ピログルタミン酸、グリシン、ヒスチジ
ン、リジン、プロリン、ヒドロキシプロリン、イソロイ
シン、ロイシン、メチオニン、フエニルアラニン、フエ
ニル置換フエニルアラニン、セリン、スレオニン、トリ
プトフアン、ホモセリン、チロシン、バリン、フエニル
グリシン、パラヒドロキシフエニルグリシン、4−ヒド
ロキシメチル−3−ヒドロキシフエニルグリシン、β−
アラニン、γ−アミノ酪酸、3−アミノ−2−ヒドロキ
シ−4−フエニル酪酸等 (2) ペプチド 上記(1)のアミノ酸が単独あるいは組みあわさって2
〜3個のアミノ酸が縮合したジあるいはトリペプチドな
どが好ましい。例えばアラニルアラニン、ロイシルロイ
シン、バリルバリン、フエニルアラニルフエニルアラニ
ン、チロシルチロシン、フエニルグリシルフエニルグリ
シン、グリシルグリシン、イソロイシルイソロイシン、
ロイシルフエニルアラニン、フエニルアラニルロイシ
ン、ロイシルフエニルグリシン、フエニルグリシルロイ
シン、グリシルグリシルグリシン、フエニルグリシルフ
エニルグルシルフエニルグリシン、フエニルアラニルフ
エニルアラニルフエニルアラニンおよびロイシルロイシ
ルロイシン等があげられる。
好ましいアミノ酸もしくはペプチドとしてはフエニルグ
リシン、フエニルアラニン、ロイシン、アスパラギン
酸、トリプトフアン、アラニン及びこれらのアミノ酸が
2〜3個縮合したペプチド等である。
R1およびR2の代表的な基を示すと下記の通りである。
(式中nは0又は1,X1は−H又は−OH,X2は−H又は−C
H2OHを示す。)で示される基、 式 (式中mは0〜4の整数、X3は−H,−COOH,−OH,−NH2
又は−CONH2,X4は−H又は−NH2を示し、少なくともX3
及びX4のいずれか一方は−NH2を示す。)で示される
基、 式 H−(A)y−(式中yは1又は2、Aは を示し、y=2のとき、両者はペプチド結合しているも
のとする。) で示される基または、 式 で示される基などである。
一般式〔I〕の化合物の中で好ましい化合物としては一
般式〔I〕におけるXが Rが−CH2OH,R1およびR2がそれぞれ同一もしくは異なっ
てもよく である化合物又はその薬理学的に許容される塩、などが
あげられる。
一般式(I)で表わされる新規なスパガリン関連化合物
は酸と塩を形成するが、塩を形成するための酸として
は、非毒性のものであれば無機酸、有機酸のいずれでも
よい。無機酸としては特に制限はないが、塩酸、硫酸、
硝酸、リン酸などが好ましく、有機酸も特に制限はない
が、酢酸、プロピオン酸、コハク酸、フマル酸、マレイ
ン酸、リンゴ酸、酒石酸、グルタル酸、クエン酸、ベン
ゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、メタンスルホン
酸、エタンスルホン酸、プロパンスルホン酸、アスパラ
ギン酸、グルタミン酸などが好ましい。
一般式〔I〕の化合物の例示 本発明の一般式〔I〕の化合物としては例えば次の第一
表の化合物があげられる。
本発明の一般式〔I〕の化合物は次のようにして合成さ
れる。
一般式〔II〕 〔式中Xは−(CH23〜5−又は を示し、R3は−H又は−CO2−O−Y(ここでYは−H
又は水酸基の保護基を示す。)、R4及びR5は保護された
アミノ基を有するアミノ酸もしくはペプチドのカルボキ
シル基より水酸基を除いた残基(これらの残基は側鎖が
保護されていてもよい。)を示す。但しR4およびR5は同
時にN−保護フエニルグリシル基を示さない。)〕 で表わされる保護基を有する化合物から保護基を除去す
ることによって得られる。
保護基の除去は還元、酸分解、加水分解等の方法によっ
て行うことができる。
反応は通常不活性溶媒中で−60℃〜溶媒の沸点、好まし
くは−50℃〜100℃程度で行われる。不活性溶媒として
は、水および親水性有機溶媒例えばメタノール、エタノ
ールなどの低級アルコール、アセトンおよびメチルエチ
ルケトンなどのケトン、ジメチルホルムアミドおよびジ
メチルアセトアミドなどのアミド類、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサンなどの環状エーテル、酢酸、トリフルオ
ロ酢酸などの低級脂肪酸、液体アンモニア、液体フツ化
水素などである。
保護基を除去した反応液から一般式(I)の新規なスパ
ガリン関連化合物の単離は、例えばパラジウム黒での接
触還元により保護基を除去した場合は触媒を別し、
液を減圧濃縮し、残渣をCM−セフアデツクス (Na+
およびセフアデツクス LH−20を用いる公知の精製法
(T.Takeuchi et.al.,J.Antibiotics,34,1619(1981)
参照)で精製することにより、また、トリフルオロ酢酸
により保護基を除去した場合は反応液を減圧で濃縮し、
残渣を上述と同様の公知の精製法で精製することにより
単離することができる。
上記の精製法により、一般式(I)の新規なスパガリン
関連化合物は塩酸塩として得られるが、他の塩に導く場
合は、例えば塩酸塩を水に溶かし、その水溶液を強塩基
性イオン交換樹脂に通し、目的物を含むフラクシヨンを
集め、目的とする酸、それを含む水溶液またはメタノー
ル、エタノール、アセトン、テトラヒドロフラン、ジオ
キサンのような親水性有機溶媒溶液を加えて中和し、中
和液を減圧乾固するか、有機溶媒を含む場合は有機溶媒
を減圧留去後凍結乾燥することにより行うか、また一般
式(I)の化合物の塩酸塩に水酸化銀または酸化銀水溶
液を加えて塩酸を中和し、不溶の塩化銀を別後液に
所望の酸を加えて塩とし、凍結乾燥することにより行わ
れる。
上記の方法により得られる目的物は、処理条件により水
和物を有する場合がある。
本発明の原料である一般式〔II〕の保護されたスパガリ
ン関連化合物は次のようにして合成される。
(a)R4およびR5がともにN−保護アミノ酸残基又はN
−の保護ペプチド残基である化合物の合成 一般式〔III〕 (式中▲R ▼および▲R ▼はともにN−保護ア
ミノ酸残基又はN−保護ペプチド残基を表わす。)で表
わされる化合物に一般式〔IV〕 (式中P2は保護基を示し、R3は前記と同じ意味を表わ
す。) で表わされる保護アミノ酸又はその反応性誘導体を縮合
させ、一般式〔V〕 (式中P2,R3,▲R ▼および▲R ▼は前記と同じ
意味を表わす。) の化合物を得、保護基P2を選択的に除去した後 一般式〔VI〕 (式中Xは前記と同じ意味を表わす。) で表わされるω−グアニジノ脂肪酸又はその反応性誘導
体を縮合させることにより、一般式〔II〕においてR4
よびR5がともにN−保護アミノ酸残基又はN−保護ペプ
チド残基である化合物を得ることができる。
なお一般式〔III〕の化合物は常法に従って、次のよう
にして得られる。例えば、一般式〔VII〕 P1−NH−(CH2−NH−(CH23NH2 (式中P1は保護基を表わす。) で表わされるN−保護スペルミジン1モルに対し、 一般式〔VIII〕 ▲R ▼−OH (▲R ▼は前記と同じ意味を表わす。) N−保護アミノ酸と1,3−チアゾリジン−2−チオンと
から得られる反応性誘導体1モルの割合で縮合させた
後、次いで一般式〔IX〕 ▲R ▼−OH (式中▲R ▼は保護されたアミノ基を有するアミノ
酸(側鎖が保護されていてもよい。)から−OHを除いた
残基を示す。) で表わされるN−保護アミノ酸を反応させ、次いで保護
基P1を選択的に除去することによって得ることができ
る。
また▲R ▼および▲R ▼が同一であるときは、
上記の方法によっても得られるが、一般式〔VII〕のN
−保護スペルミジン1モルに対し、2モル以上の一般式
〔VIII〕又は一般式〔IX〕の保護アミノ酸もしくはその
反応性誘導体を反応させ、次いで保護基P1を選択的に除
去することによって得られる。
また一般式〔VII〕のN−保護スペルミジンは一般式
〔X〕 P1−NH(CH24NH2 (式中P1は前記と同じ意味を表わす。) で表わされる化合物とアクリロニトリルを反応させたの
ちニトリル基を還元することにより得ることができる。
上記(a)における縮合は、ペプチド結合に使用される
通常の方法が使用できる。
即ち、ジシクロヘキシルキルボジイミド、1−エチル−
8−(3−ジメチルアミノプロピル)−カルボジイミド
などを用いるカルボジイミド法、ヒドラジドからのアジ
ド法、クロル炭酸エチル、クロル炭酸イソブチルなどを
用いる混合酸無水物法、シアノメチルエステル、ビニル
エステル、置換および未置換フエニルエステル、チオフ
エニルエステル、ヒドロキシコハク酸イミドエステルな
どの活性エステル法、アセトキシム、シクロヘキサノン
オキシムなどを用いるO−アシルヒドロキシルアミン誘
導体法、カルボニルジイミダゾールなどを用いるN−ア
シル化合物法および1,3−チアゾリジン−2−チオンを
用いるカルボン酸活性化法などがあげられる。また縮合
に用いる溶媒としては通常のペプチド縮合に用いられる
溶媒を使用できる。たとえばジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類、酢酸エチ
ルなどのエステル類、アセトン、メチルエチルケトンな
どのケトン類、塩化メチレン、クロロホルムなどのハロ
ゲン化炭化水素類、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド、などのアミド類、アセトニトリルなどのニ
トリル類などを単独であるいは水と混ざる溶媒の場合は
水との混合溶媒として使用できる。
本発明で使用できるアミノ基の保護基としてはベンジル
オキシカルボニル基、p−メトキシベンシルオキシカル
ボニル基のような置換ベンジルオキシカルボニル基、t
−ブチルオキシカルボニル基、t−アミルオキシカルボ
ニル基、ホルミル基、トリチル基、O−ニトロフエニル
スルフエニル基などがあげられる。
また、アミノ酸側鎖の保護基としてのカルボキシル基の
保護基としては低級アルキル基、t−ブチル基、ベンジ
ル基、置換ベンジル基、水酸基の保護基としてt−ブチ
ル、ベンジル基、メルカプト基の保護基としてベンジル
基、p−メトキシベンジン基、イミダゾール基の保護基
としてベンジルオキシカルボニル基、ベンジル基、トシ
ル基およびグアニジン基の保護基としてニトロ基、トシ
ル基、t−ブチルオキシカルボニル基等があげられるが
必ずしもこれらに限定されるものではない。
原料として使用される一般式〔II〕の代表的化合物を第
2表に示す。第2表中のアミノ酸残基、保護基および保
護基を含むアミノ酸残基の略号は以下の通りである。な
おアミノ酸残基の立体配置はグリシン、β−アラニン、
γ−アミノ酪酸を除きL,DあるいはDL型を示す。
アミノ酸残基 Ala: アラニル残基 Leu: ロイシル残基 Phe: フエニルアラニル残基 Asp: アスパルチル残基 Asn: アスパラギニル残基 Lys: リジル残基 PhG: フエニルグリシル残基 Pro: プロリル残基 Tyr: チロシル残基 Ser: セリル残基 β−Ala:ベータアラニル残基 AHPA: 3−アミノ−2−ヒドロキシ−4−フエニルブ
チリル残基 Gly: グリシル残基 Glu :グルタミル残基 γ−ABA: γ−アミノブタノイル残基 保護基 Z : ベンジルオキシカルボニル基 Boc : t−ブチルオキシカルボニル基 pMz : パラメトキシベンジルオキシカルボニル基 Aoc : t−アミルオキシカルボニル基 保護基を含むアミノ酸残基 Asp(OBz1): β−ベンジルアスパルチル Asp(OBut): β−t−ブチルアスパルチル Ser(Bz1) : O−ベンジルセリル Ser(But) : O−t−ブチルセリル Tyr(But) : O−t−ブチルチロシル 以上のようにして得られた本発明化合物を医薬として使
用する場合、必要に応じ医薬用担体とともに常法により
製剤化し、経口投与または非経口投与すればよい。
注射液の場合には、通常0.1乃至30重量%、好ましくは
1乃至10重量%の有効成分を含むようにすることがよ
い。経口投与する場合には、錠剤、カプセル剤、粉剤、
顆粒剤、液剤、ドライシロツプ剤等の形態で用いられ
る。カプセル、顆粒、粉剤は一般に5乃至100重量%、
好ましくは25乃至100重量%の有効成分を含む。
投与量は、患者の年齢、体重、症状、治療目的等により
決定されるが治療量は一般に、非経口投与で1乃至100m
g/Kg/日、経口投与で5〜500mg/Kg/日である。
〔作 用〕
次に本発明化合物の生理活性を実験例により示す。
1. 実験方法 (a) 抗体産生増強作用 CDF1−SLC系雌性マウス(1群5匹)に羊赤血球(SRB
C)1×108/0.2mlをi.V.感作する。本発明化合物を生理
食塩水で各種濃度に希釈し、感作した翌日から1日1回
体重10g当り0.1ml(0.1ml/10g/1日)ずつ3日間連続投
与する。対照群には生理食塩水を投与する。
感作後4日目にマウスを屠殺し脾細胞中の抗SRBC抗体産
生細胞(plague−formingcell,PFC)数を測定し、脾細
胞106個あたりのPFC数を算出した。本発明化合物の効果
は対照群のPFC数に対する本発明の化合物投与群のPFC数
の増強率(%)で表わした。
2. 実験結果 本発明化合物の代表例の抗体産生増強作用を第3表に示
す。対照物質としては生理食塩液を用いた。
以上の試験例から明らかなように、本発明化合物は優れ
た免疫増強活性を有し、各種感染症の治療並びに予防剤
もしくは抗腫瘍剤などの医薬として期待されるものであ
る。
次に実施例により本発明を具体的に説明する。なお、実
施例中に記載した薄層クロマトグラフイー(TLC)のRf
値はシリカゲル60F254プレート(厚さ0.25mm;メルク社
製)を用い、記載の展開溶媒で約8cm展開し、原点から
目的物のスポツトの中心までの距離を原点から展開溶媒
の先端までの距離で割って算出した。検出はUV(2537
Å)、ニンヒドリン及び坂口試薬を用いて行った。
実施例1 10−{N−〔4−(4−グアニジノフエニル)ブタノイ
ル〕−L−セリル}−1,5−ジ−L−ロイシル−1,5,10
−トリアザデカン・3塩酸塩(化合物No.1)油状の10−
{N−〔4−(4−グアニジノフエニル)ブタノイル〕
−O−ベンジル−L−セリル}−1,5−ジ−(N−ベン
ジルオキシカルボニル−L−ロイシル)−1,5,10−トリ
アザデカン・塩酸塩5.92g(5.24mmol)をメタノール50m
lおよび酢酸30mlの混液に溶かし、パラジウム黒0.6gを
加えて55℃に加熱し、常圧で6時間接触還元を行う。反
応後触媒を別し、液を減圧濃縮し、油状の残渣をア
セトン50mlに懸濁させ、上澄みを2回デカンテーシヨン
する。
次いで減圧濃縮すると白色結晶4.8gが得られる。この白
色結晶を蒸留水70mlに溶かし、CM−セフアデツクス
(Na+)500mlを充填したカラムに付し、蒸留水2.5
と1.3M塩化ナトリウム水溶液2.5との間のグラジエン
ト溶出法で溶出する。目的物を含むフラクシヨンを集め
減圧で濃縮乾固し、乾固物にメタノールを加えて不溶物
の塩化ナトリウムを別する。得られた油状物からの目
的物の精製は、次のようにして行う。残存する少量の塩
化ナトリウムを除去するために得られた油状物をメタノ
ール30mlに溶かし、セフアデツクス LH−20 210mlを
充填したカラムに付し、メタノールで溶出し、目的物を
含むフラクシヨンを集め、減圧で濃縮する。さらに少量
の不純物を除去するために得られた油状物を蒸留水20ml
に溶かし三菱化成HP−20 180mlを充填したカラムに付
す。蒸留水270mlで洗滌したのち、次いで20〜30%メタ
ノール溶液で溶出する。目的物を含むフラクシヨンを集
め、減圧で濃縮する。得られた油状物を蒸留水12mlに溶
かし、不溶物を別後凍結乾燥すると目的物1.73g(収
率37.4%)が得られる。
NMR(D2O,external TMS) δ=1.2〜1.8(bd,12H,J=5Hz),1.8〜3.4(m,18H),3.
4〜4.1(m,8H),4.1〜4.4(d,2H,J=6Hz),4.2〜5.0
(m,3H),7.5〜8.0(m,4H) IR(KBr) ν(cm-1)=3240,2940,1635,1510,1460,1365,1255,117
0,1125,1060. TLC(クロロホルム:メタノール:17%アンモニア水=6:
2.5:0.5v/v) Rf=0.26 〔α▲〕20 D▼−4.9o(C=1.0,H2O) 以下、一般式〔II〕で表わされる化合物を実施例1と同
様に処理することによって一般式〔I〕で表わされる化
合物を得ることができる。
ただし、一般式〔II〕で表わされる化合物の1位のアミ
ノ酸のアミノ基の保護基としてベンジルオキシカルボニ
ル基の代わりにtert−ブチルオキシカルボニル基、p−
メトキシベンジルオキシカルボニル基あるいは、t−ア
ミルオキシカルボニル基、またカルボキシル基あるいは
ヒドロキシル基の保護基としてはtert−ブチル基にて実
施例を行ったが、その場合の処理法としては接触還元の
代わりにトリフルオロ酢酸で処理した後、あるいはベン
ジルオキシカルボニル基とtert−ブチル基の両方の保護
基を有している一般式〔II〕の化合物に対しては、まず
接触還元を行い、ついでトリフルオロ酢酸で処理した
後、実施例1と同様に処理することによって目的物を得
ることができる。
以下、次表に示す通り一般式〔II〕の化合物を用い一般
式〔I〕で表わされる化合物が得られた。
なお、一般式〔II〕の化合物は次に示す参考例もしくは
それに準じて合成した。
参考例1 10−{N−〔4−(4−グアニジノフエニル)ブタノイ
ル〕−O−ベンジル−L−セリル}−1.5−ジ−(N−
ベンジルオキシカルボニル−L−ロイシル)−1,5,10ト
リアザデカン・塩酸塩の合成 (1) 10−tert−ブチルオキシカルボニル−1,5,10−
トリアザデカン モノ−N−tert−ブチルオキシカルボニル−1.4−ブタ
ンジアミン(特開昭57−192347号参照)18.9g(100mmo
l)をクロロホルム150mlに溶かし、氷冷下アクリロニト
リル5.57g(105mmol)を加え、室温で3日間反応させ
る。反応液を減圧濃縮すると油状物23.4gが得られる。
この油状物23.4gをアンモニア飽和エタノール260mlに溶
かしラネーニツケル20gを加え、室温にて60気圧で5時
間水素添加する。
反応後触媒を別し、液を減圧濃縮すると、油状の目
的物23.7g(収率96.7%)が得られる。
NMR(D2O,external TMS) δ=1.6〜2.5(m,6H),1.9(s,9H),2.7〜3.3(m,6H),
3.4〜3.8(m,3H). (2) 10−tert−ブチルオキシカルボニル−1.5−ジ
−(N−ベンジルオキシカルボニル−L−ロイシル)−
1,5,10−トリアザデカン油状の10−tert−ブチルオキシ
カルボニル−1,5,10−トリアザデカン4.0g(16.30mmo
l)とN−ベンジルオキシカルボニル−L−ロイシン8.6
5g(32.6mmol)をジクロロメタン50mlに溶かし、氷冷下
1−エチル−3−(3′−ジメチルアミノプロピル)−
カルボジイミド・塩酸塩6.87g(35.86mmol)を加え、室
温で一夜反応させる。反応液を減圧濃縮すると油状物が
得られる。得られた油状物を酢酸エチル200mlに溶か
し、5%炭酸ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄
する。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮
すると油状物10.0gが得られる。
得られた油状物はシリカゲル60(メルク社製)によりカ
ラムクロマトグラフイーに付し、クロロホルム−アセト
ン(10:1v/v)の混液で展開すると油状物6.9g(収率57.
2%)が得られる。
NMR(CDCl3) δ=0.5〜1.1(d,12H,J=5Hz),1.1〜2.1(b,12H)1.4
(s,9H),2.6〜3.9(b,8H),3.9〜5.4(b,3H),5.1(s,
4H),5.4〜6.1(b,2H),6.4〜8.1(b,H),7.34(s,10
H) TLC(クロロホルム:アセトン=10:1v/v) Rf=0.16 (3) 1,5−ジ−(N−ベンジルオキシカルボニル−
L−ロイシル)−1,5,10−トリアザデカン・塩酸塩 10−tert−ブチルオキシカルボニル−1,5−ジ−(N−
ベンジルオキシカルボニル−L−ロイシル)−1,5,10−
トリアザデカン5.4g(7.3mmol)をジクロロメタン5mlに
溶かし、氷冷下ジオキサン中の4N−塩酸10mlを加え、室
温で2時間反応させる。反応液を減圧で濃縮し、得られ
た油状物をn−ヘキサン50mlに懸濁させ、上澄みを2回
デカンテーシヨンする。次いで減圧濃縮すると、油状の
目的物5.1g(定量的)が得られる。
TLC(クロロホルム:メタノール=10:1v/v) Rf=0.2 (4) 10−(N−tert−ブチルオキシカルボニル−O
−ベンジル−L−セリル)−1,5−ジ−(N−ベンジル
オキシカルボニル−L−ロイシル−)1,5,10−トリアザ
デカン 1,5−ジ−(N−ベンジルオキシカルボニル−L−ロイ
シル)−1,5,10−トリアザデカン塩酸塩4.5g(6.09mmo
l)をジクロロメタン50mlに溶かし、氷冷下トリエチル
アミン1.0g(10.05mmol)を加え、さらにN−tert−ブ
チルオキシカルボニル−O−ベンジル−L−セリン−N
−ヒドロキシコハク酸イミドエステル2.39g(6.09mmo
l)を加え、室温で一夜反応させる。反応液を減圧濃縮
し、残渣を酢酸エチル200mlに溶かし、5%リン酸、5
%炭酸ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄する。
有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、乾燥剤を別後
液を減圧濃縮すると、淡黄色油状物10gが得られる。
得られた油状物はシリカゲル60(メルク社製)によるカ
ラムクロマトグラフイーに付し、クロロホルム−アセト
ン(10:1v/v)の混液で展開する。次いでクロロホル
ム:メタノール(50:1v/v)の混液で展開すると淡黄色
油状の目的物5.0g(収率86.2%)が得られる。
NMR(CDCl3) δ=0.6〜1.1(d,12H,J=5Hz),1.1〜2.1(b,12H),1.4
(s,9H),2.5〜4.0(b,10H),4.0〜8.0(b,6H),4.5
(s,2H),5.0(s,4H),5.3〜5.9(b,2H),7.3(s,15H) TLC(クロロホルム:メタノール=40:1v/v) Rf=0.28 (5) 10(O−ベンジル−L−セリル)−1,5−ジ−
(N−ベンジルオキシカルボニル−L−ロイシル)−1,
5,10−トリアザデカン・塩酸塩 10−(N−tert−ブチルオキシカルボニル−O−ベンジ
ル−L−セリル)−1,5−ジ−(N−ベンジルオキシカ
ルボニル−L−ロイシル)−1,2,10−トリアザデカン5.
0g(5.24mmol)をジクロロメタン5mlに溶かし、氷冷下
ジオキサン中の4N−塩酸10mlを加え、2時間反応させ
る。反応液を減圧で濃縮し、得られた油状物をn−ヘキ
サン50mlに懸濁させ、上澄みをデカンテーシヨンする。
この操作を2回くり返した後、減圧濃縮すると、白色結
晶の目的物4.8g(定量的)が得られる。
TLC(クロロホルム:メタノール=10:1v/v) Rf=0.42 (6) 10−{N−4−(4−グアニジノフエニル)ブ
タノイル〕−O−ベンジル−L−セリル}−1,5−ジ−
(N−ベンジルオキシカルボニル−L−ロイシル)−1,
5,10−トリアザデカン・塩酸塩 4−(4−グアニジノフエニル)酪酸塩酸塩1.49g(5.7
8mmol)をジメチルホルムアミド20mlに溶かし、氷冷
下、N−ヒドロキシコハク酸イミド0.79g(6.9mmol)と
N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド1.43g(6.9mmo
l)を加え、室温で一夜反応させる。析出したN,N′−ジ
シクロヘキシル尿素を別し、液はそのまま次の反応
に使用する。
白色結晶の10(O−ベンジル−L−セリル)−1,5−ジ
−(N−ベンジルオキシカルボニル−L−ロイシル)−
1,5,10−トリアザデカン・塩酸塩4.8g(5.24mmol相当)
をジメチルホルムアミド40mlに溶かし、氷冷下トリエチ
ルアミン0.64g(6.3mmol)を加え、次いで上に述べた4
−(4−グアニジノフエニル)酪酸塩酸塩N−ヒドロキ
シコハク酸イミドエステルのジメチルホルムアミド溶液
を加え、室温で5時間反応させる。反応液を減圧濃縮
し、油状の残渣をジクロロメタン200mlに溶かし、飽和
食塩水で3回洗浄する。
有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、乾燥剤を別後
液を減圧濃縮すると淡黄色油状の目的物6.4g(定量
的)が得られる。
NMR(CD3OD) δ=0.6〜1.1(d,12H,J=5Hz),1.1〜3.9(m,28H),3.9
〜4.9(m,3H),3.9〜7.6(b,9H),4.51(s,2H),5.0
(s,4H),6.8〜7.4(m,4H),7.3(s,15H). IR(KBr) ν(cm-1)=3260,3030,2930,1630,1525,1445,1245,110
0,1035. TLC(クロロホルム:メタノール:17%アンモニア水=6:
1.5:0.25v/v) Rf=0.28 以下本参考例に準じて、化合物No.2〜No.11の原料化合
物の一般式〔II〕の化合物を合成した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07K 5/06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式〔I〕 (式中、Xは−(CH23〜5−又は を示し、Rは−H又は−CH2−OH,R1及びR2はアミノ酸も
    しくはペプチドのカルボキシル基より水酸基を除いた残
    基を示す。但しR1およびR2は同時に を示さないものとする。)で表わされる新スパガリン関
    連化合物又はその薬理学的に許容される塩。
  2. 【請求項2】一般式〔II〕 〔式中Xは−(CH23〜5−又は を示し、R3は−H又は−CH2−O−Y(ここでYは−H
    又は水酸基の保護基を示す。)、R4及びR5は保護された
    アミノ基を有するアミノ酸もしくはペプチドのカルボキ
    シル基より水酸基を除いた残基(これらの残基は側鎖が
    保護されていてもよい。)を示す。但し、R4およびR5
    同時に、N−保護フエニルグリシル基を示さない。)〕
    で表わされる保護基を有する化合物から保護基を除去す
    ることを特徴とする一般式〔I〕 (式中Xは前記と同じ基を示し、Rは−H又は−CH2OH,
    R1及びR2はアミノ酸もしくはペプチドのカルボキシル基
    より水酸基を除いた残基を示す。但し、R1およびR2は同
    時に を示さない。)で表わされる新スパガリン関連化合物又
    はその薬理学的に許容される塩の製造法。
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