JPH0794231B2 - 四輪操舵特殊車両 - Google Patents

四輪操舵特殊車両

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JPH0794231B2
JPH0794231B2 JP25036391A JP25036391A JPH0794231B2 JP H0794231 B2 JPH0794231 B2 JP H0794231B2 JP 25036391 A JP25036391 A JP 25036391A JP 25036391 A JP25036391 A JP 25036391A JP H0794231 B2 JPH0794231 B2 JP H0794231B2
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JP
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steering
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正 畠山
格 小林
昭信 山岸
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株式会社ショーシン
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前輪の操舵動作を後輪
へ伝達する伝達系の中途部に断続手段を設けたスピード
スプレイヤ等の四輪操舵特殊車両に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、四輪駆動、四輪操舵の特殊車両
は小旋回可能で、かつ傾斜地等の走行が可能である。こ
の種の車両として、例えばスピードスプレイヤがあり、
このスピードスプレイヤは果樹園内の不整地あるいは傾
斜地等を果樹等の間を旋回しつつ走行し、薬剤を散布す
るものである。この種のスピードスプレイヤとして、四
輪駆動、四輪操舵の車両も出現しているが、前輪の操舵
動作を後輪に伝達する伝達系としてリンク機構が採用さ
れているものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述するよう
に、前輪の操舵動作を後輪操舵機構にリンク機構を介し
て伝達する機構では、リンク機構の作動する大きな空間
を確保することが必要となってしまう。このため、車両
の底面部にリンク機構が内蔵されるような空間を設ける
ことが必要なので、他の機器の搭載に制約を受ける。ま
た、スピードスプレイヤにおいては、果樹園での散布作
業の際には四輪駆動、四輪操舵であることか必要である
が、果樹園と果樹園との移動の際等には必ずしも四輪操
舵であることは必要なく、かえって高速での走行安定性
が良くない。例えば、四輪操舵で直進しているときに、
右にステアリングホイールを切ると、前輪は右に、後輪
は左に同時に操舵され、車両後部が左に大きく振られ
る。特に、斜面を斜めに下っているときに、山側に操舵
すると重量慣性も加わり、一層車両後部は谷側に振ら
れ、排水溝等に脱輪を起こすことがある。このため、四
輪操舵と前輪操舵とに切換え可能な特殊車両の出現が望
まれ、この四輪操舵から前輪操舵への切換えの際に後輪
が直進状態で固定されることが必要である。そこで、本
発明は後輪が直線走行状態で操舵動作を解除して後輪を
定することができるとともに、四輪操舵への切換えの
際にも前輪が直線走行状態で後輪と接続することができ
るスピードスプレイヤ等の四輪操舵特殊車両を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、前輪および
後輪アクスルの両端でキングピンを介して前輪および後
輪を操舵可能とするとともに、前輪および後輪をキング
ピンを中心に回動するナックルアームを設け、各ナック
ルアームを、ステアリングホイールの回転により操舵す
るように連繋した四輪操舵特殊車両において、前輪の両
ナックルアームの間にリンクアームを設け、このリンク
アームの中央に一体的に軸体を設けて該軸体を中心に回
動自在にリンクアームを軸支する一方、リンクアームの
両端を各ナックルアームと連繋して各前輪が同一方向に
切れるように関係づけ、前輪を左右に操舵することによ
りリンクアームと共に回動する前記軸体の回動力を後輪
方向に伝達すべく伝達シャフトを前記軸体に連繋し、該
伝達シャフトの回動力を後輪のナックルアームに伝達す
るリンク機構を設け、前輪と連動して後輪を操舵するよ
うにし、前記伝達シャフトを前後に二分して設け、後輪
側の伝達シャフト上に軸線方向にスライド可能、かつ該
伝達シャフトと共に回転するドグクラッチを設け、前輪
側の伝達シャフトには、端面周方向に同一幅の凹と凸が
交互に形成され凹凸嵌合部を有し、前記ドククラッチが
前輪側に移動した際、ドグクラッチの一端面に設けられ
た凹凸嵌合部と凹凸嵌合して前輪側の伝達シャフトの回
動力を後輪側の伝達シャフトに伝達する嵌合体を設け、
一方、端面周方向に同一幅の凹と凸が交互に形成され凹
凸嵌合部を有し、前記ドグクラッチが後輪側に移動さ
れ、前記嵌合体とドグクラッチとの嵌合状態が解除され
た際に、ドグクラッチの他端面に設けられた凹凸嵌合部
とが凹凸嵌合して後輪側の伝達シャフトの回転をロック
する固定体を設け、前輪および後輪が直線走行状態のと
きにのみ、ドグクラッチと嵌合体、ドグクラッチと固定
体との各凹凸嵌合部の嵌脱をさせるべく、ドグクラッチ
の凸部の数をNとした場合、ステアリングホイールを回
転することによる伝達シャフトの最 大回転角度が(36
0°/N)より小さくなるように設定したことを特徴と
する。
【0005】
【作用】作用について説明する。前輪を操舵することに
より、リンクアームや伝達シャフト等を介して後輪のナ
ックルアームを操舵し、前輪と連動して後輪を操舵す
る。また、伝達シャフトの中間に断続装置を設け、後輪
への操舵を断続して、四輪操舵と前輪操舵とに切換え
て、小旋回可能状態と高速走行状態とにする。なお、後
輪への操舵伝達を解除する際には、後輪が直線走行状態
でしか切換えができないように設定されている。また、
四輪操舵への切換えの際にも前輪が直線走行状態でしか
後輪と接続することができないように設定されている。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面に基づいて詳細に説明する。図1は四輪駆動、四輪操
舵のスピードスプレイヤの操舵機構を示す概略的機構図
である。スピードスプレイヤ10の前輪12、12およ
び後輪14、14は、それぞれ駆動可能である。
【0007】図3は、車輪の舵取りおよび駆動伝達機構
を示す断面図である。前輪12、12および後輪14、
14の駆動機構について概略的に述べる。アクスル16
内のディファレンシャルギヤを介してアクスルシャフト
16aに駆動力が伝達される。アクスル16の先端には
固定ギヤボックス18が連結され、この固定ギヤボック
ス18内にアクスルシャフト16aが延出し、このアク
スルシャフト16aの駆動力はベベルギヤを介してキン
グピン20に伝達される。このキングピン20は固定ギ
ヤボックス18の下方に延出している。キングピン20
の下部は、固定ギヤボックス18の下方に位置する側面
L字状の回動ギヤボックス22の水平部22A内部に延
出している。そして、キングピン20の下端は、回動ギ
ヤボックス22内の底面のベアリング24に回転可能に
支持されている。また、回動ギヤボックス22内のキン
グピン20の先端部にベベルギヤ26が固定されてい
る。そして、回動ギヤボックス22の垂直部22Bの外
側壁面を貫通して突出する車軸25が取付板28により
組み付けられている。回動ギヤボックス22内に位置す
る車軸25上には、キングピン20上のベベルギヤ26
に歯合するためのベベルギヤ27が設けられている。ま
た、車軸25先端には、フランジ部30がボルト32に
より固定されている。このフランジ部30には、タイヤ
のホイール34が固定されている。
【0008】固定ギヤボックス18の上面には(キング
ピン20の上方(同軸線上))、ベアリング(図示せ
ず)を介して回動アーム38が設けられている。また、
回動アーム38の他端は、回動ギヤボックス22の垂直
部22Bの頂部に固定されている。また、回動アーム3
8を回動するためのナックルアーム40Aが、回動アー
ム38上のキングピン20と同軸位置に設けられてい
る。
【0009】もう一方の前輪12も同様の舵取りおよび
駆動伝達機構を有し、回動アーム38のキングピン20
と同軸にナックルアーム40Bが設けられている。この
ナックルアーム40Bは、平面L字状であり、折曲部分
がキングピン20と同軸である。ナックルアーム40B
の一端には、駆動シリンダ42のロッド42aが連結さ
れている。駆動シリンダ42は、ステアリングホイール
からの操作が従来公知の伝達手段により作動されるもの
である。
【0010】前記ナックルアーム40A、40Bの間に
平面V字状のリンクアーム44が配置され、このリンク
アーム44の両端とが伝達アーム46、46を介して連
結している。リンクアーム44の折曲部は、断続装置5
0の軸体としての回動軸52にボルト等を介して一体的
に固定されている。回動軸52の軸線をLとする。リン
クアーム44も軸線Lを中心に回動する。断続装置50
の後方に延出する出力軸54からユニバーサルジョイン
ト56、伝達軸58、ユニバーサルジョイント60を介
し、軸受け62、62に支持された軸体64に伝達され
る。図2に示すように、軸体64上には動作アーム66
の基部が固定され、この基部から2つに分岐した連結部
66a、66bが設けられている。この連結部66a、
66bと、前記前輪12、12と同様に構成された舵取
りおよび駆動伝達機構の回動アーム38のキングピン2
0と同軸上に設けられたナックルアーム41、41とが
連結アーム68、68を介して連結されている。このた
め、軸体64が回動すると、動作アーム66、連結アー
ム68、68、ナックルアーム41、41等を介して回
動ギヤボックス22、22と共に後輪14、14が左右
に切られる。
【0011】ここで断続装置50について、図4を参照
しつつ説明する。断続装置50の前部の下面から回動軸
52が突出している。この回動軸52はベアリングによ
り支持され、断続装置50のケーシング内の回動軸52
の上部にベベルギヤ70aが設けられている。また、回
動軸52と直交する位置関係となるように断続装置50
のケーシング内に前記出力軸54がベアリングに支持さ
れた状態で配置され、出力軸54の後端は断続装置50
の後方に延出し、先端にはベベルギヤ70bが設けられ
回動軸52のベベルギヤ70aと噛合している。
【0012】出力軸54は、前輪側の軸体80と、後輪
側の軸体82との2つの軸体から構成されている。軸体
80の先方側に前記ベベルギヤ70bが固定され、中途
部が軸受けにより支持されている。また、軸体80の後
端には軸線方向の凹部80aが形成されるとともに、拡
径しているフランジ部80bが形成されている。軸体8
0の凹部80a内には軸体82の前輪側先端の細軸82
aが侵入して軸受け57に支持されている。また、フラ
ンジ部80bの後端面には、周縁部に沿って等間隔に後
述するドグクラッチの歯体に歯合する歯体81a・・・
が形成されている。この歯体81a・・・と該歯体81
aの間隔81b・・・とは同じ角度αである。すなわ
ち、フランジ部80bの後端面は、端面周方向に同一幅
の凹(間隔81b)と凸(歯体81a)が交互に形成さ
れ凹凸嵌合部を有する嵌合体に形成されている。軸体8
2の中途部には、軸体82に沿って進退し、かつ軸体8
2と共に回転するドグクラッチとしのクラッチ体60が
設けられている。このクラッチ体60の前後端面61
A、61Bには、フランジ部80bの歯体81a・・・
と同様に歯体61a・・・が形成されるとともに、歯体
61aの位相がαずれている凹凸嵌合部が形成されてい
る(図5参照)。このため、前端面61Aの歯体61a
・・・がフランジ部80bの後端面の間隔81b・・・
に嵌合するとともに、歯体61a・・・の間隔61b・
・・に歯体81a・・・が嵌合可能である。このように
嵌合することにより、軸体80と軸体82とが一体的に
回動する。すなわち、クラッチ体60の前端面61Aの
凹凸嵌合部と、フランジ部80bの後端面の凹凸嵌合部
が嵌合することにより軸体80と軸体82とが一体的に
回動可能である。また、クラッチ体60の後端面61
の凹凸嵌合部(歯体61a・・・と間隔61b)に対応
して嵌合するため、断続装置50の後端に歯体84a・
・・とその間隔84bが形成された凹凸嵌合部を有する
固定体としての固定歯体84が設けられている。また、
クラッチ体60は、操縦席に設けた切換えレバー等によ
り移動可能である。このため、クラッチ体60を前輪方
向に移動させると、クラッチ体60の前端面60Aの歯
体61aと間隔61bとが、フランジ部80bの歯81
a・・・と間隔81bとに嵌合して、軸体80と軸体8
2とが共に回転して、前輪12の操舵動作を伝達する。
一方、クラッチ体60を後輪方向に移動させると、クラ
ッチ体60の前端面60Aの歯体61a(間隔61b)
と、フランジ部80bの間隔81b(歯81a)との嵌
合関係が解除され、クラッチ体60後端面60Bの歯体
61a(間隔61b)と、固定歯体84の間隔84b
(歯体84a)とがそれぞれ嵌合し、軸体82は車体に
固定状態になる(軸体80と軸体82とは非連結状態で
ある)。すなわち、軸体82にリンク結合される後輪1
4、14は操舵ができない固定状態となる。なお、クラ
ッチ体60が移動する際には、一方の嵌合関係が解除さ
れる直前に、他方に嵌合するような位置関係に形成され
ている(図4の状態)。一方、軸体82の中途部も軸受
けにより支持されている。また、軸体82の後端には接
続用のフランジ体72が固定され、伝達軸83を介して
ユニバーサルジョイント56に連結されている。
【0013】なお、後輪14、14の操舵動作を解除・
固定するには、後輪14、14が操舵角ゼロの状態(直
線走行状態)で行うことが必要である。すなわち、スピ
ードスプレイヤ10が直線走行時にクラッチ体60が、
軸体80の歯81a・・・あるいは固定歯体84の歯体
84a・・・に着脱できるようにする。続いて、具体例
について説明する。図5は、クラッチ体60の後端面6
1Bを示している。後端面61Bの周縁部には、歯体6
1a・・・と間隔61b・・・とが形成されている(斜
線部分を歯体61a・・・とする)。直線走行状態で歯
体61aに対応して、固定歯体84の間隔84bがそれ
ぞれ嵌合する状態である。例えば、クラッチ体60の歯
体61aを5枚とし、出力軸54の回動角度を最大40
度とすると、四輪操舵状態(クラッチ体60前端面60
Aの歯体61a(間隔61b)と、フランジ部80bの
間隔81b(歯81a)との嵌合状態)で、操舵した際
に、後輪14、14への操舵動作を切ろうと、クラッチ
体60を後輪14、14方向に移動させても、固定歯体
84の間隔84bに対して歯体61aが40度ずれた状
態では、固定歯体84の間隔84bに歯体61aが嵌合
できない。嵌合するためには、直線走行状態であるか出
力軸54の回動角度を72度回転しないとならない。し
たがって、出力軸54の回動角度を最大40度としてお
くと、直線走行状態でないと、クラッチ体60の切換え
ができなくなる。このため、後輪14、14が操舵され
た状態で固定されることがない。一方、四輪操舵への切
換えの際にも前輪12、12が直線走行状態でないと後
輪14、14と接続することができない。すなわち、ク
ラッチ体60の歯体61aの数をN枚とすると、出力軸
54の最大回動角度は、(360°/N)より小さけれ
ばよい。
【0014】上述するように、クラッチ体60の切換え
は直進走行状態でしか行えないが、この判断は目視ある
いはステアリングホイールの状態など体感によってもよ
い。しかし、現実には、切換えレバーを操作しながら、
同時にステアリングホイールを左右に回転しながら行う
ことが必要となっしてまう。このため、切換えレバーと
クラッチ体60とを単に機械的に連結するのでなく、例
えばクラッチ体60をスプリングにより付勢するように
したり、電気的なソレノイドにより容易に着脱可能とす
ると、片手ハンドル等の必要がなく、操作性を向上させ
ることができる。
【0015】上述するように構成された操舵機構の伝達
系の伝達状態を、スピードスプレイヤの動きとともに説
明する。果樹園等の間を移動する際に高速で走行する
が、後輪14、14が操舵しない状態の方が高速安定性
があり、走行には適している。この場合、断続装置50
のクラッチ体60を前輪12、12方向に移動せさ、出
力軸54を構成している軸体80と軸体82が切れた状
態とする。また、果樹園等内を走行して、果樹等に薬液
を散布する際には、四輪操舵状態とする。このために
は、直線走行状態において、断続装置50のクラッチ体
60を後輪14、14方向に移動せさ、出力軸54を構
成している軸体80と軸体82を接続する。以上本発明
の好適な実施例を挙げて種々説明したが、本発明は上記
実施例に限定されるものでなく、発明の精神を逸脱しな
い範囲内で多くの改変を施し得ることはもちろんであ
る。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る四輪操舵特殊車両は次に示
すような顕著な効果を奏する。 輪への操舵動作の伝達の解除を、直線走行状態の
ときのみ可能としたので、後輪が操舵角を持った状態で
固定されることがなく、また前輪が操舵された状態で後
輪と接続されることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】四輪駆動、四輪操舵特殊車両の操舵機構を示す
概略的機構図である。
【図2】後輪のナックルアームへの操舵伝達構造の一部
を示す説明図である。
【図3】車輪の舵取りおよび駆動伝達機構を示す断面図
である。
【図4】断続装置の内部構造を示す断面説明図である。
【図5】クラッチ体の端面を示すとともに、クラッチ体
の回動角度の限界等を示す説明図である。
【符号の説明】
10 スピードスプレイヤ 12 前輪 14 後輪 16 アクスル 20 キングピン 40A ナックルアーム 40B ナックルアーム 41 ナックルアーム 50 断続装置 54 出力軸 60 クラッチ体
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−67072(JP,U) 実開 平2−132584(JP,U) 実開 昭52−140547(JP,U) 実開 昭52−63821(JP,U) 特公 昭41−7015(JP,B1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪および後輪アクスルの両端でキング
    ピンを介して前輪および後輪を操舵可能とするととも
    に、前輪および後輪をキングピンを中心に回動するナッ
    クルアームを設け、 各ナックルアームを、ステアリングホイールの回転によ
    り操舵するように連繋した四輪操舵特殊車両において、 輪の両ナックルアームの間にリンクアームを設け、こ
    のリンクアームの中央に一体的に軸体を設けて該軸体を
    中心に回動自在にリンクアームを軸支する一方、リンク
    アームの両端を各ナックルアームと連繋して各前輪が同
    一方向に切れるように関係づけ、 前輪を左右に操舵することによりリンクアームと共に回
    動する前記軸体の回動力を後輪方向に伝達すべく伝達シ
    ャフトを前記軸体に連繋し、 該伝達シャフトの回動力を後輪のナックルアームに伝達
    するリンク機構を設け、前輪と連動して後輪を操舵する
    ようにし、 前記伝達シャフトを前後に二分して設け、 後輪側の伝達シャフト上に軸線方向にスライド可能、か
    つ該伝達シャフトと共に回転するドグクラッチを設け、 前輪側の伝達シャフトには、端面周方向に同一幅の凹と
    凸が交互に形成され凹凸嵌合部を有し、前記ドククラッ
    チが前輪側に移動した際、ドグクラッチの一端面に設け
    られた凹凸嵌合部と凹凸嵌合して前輪側の伝達シャフト
    の回動力を後輪側の伝達シャフトに伝達する嵌合体を設
    け、 一方、端面周方向に同一幅の凹と凸が交互に形成され凹
    凸嵌合部を有し、前記ドグクラッチが後輪側に移動さ
    れ、前記嵌合体とドグクラッチとの嵌合状態が解除され
    た際に、ドグクラッチの他端面に設けられた凹凸嵌合部
    とが凹凸嵌合して後輪側の伝達シャフトの回転をロック
    する固定体を設け、 前輪および後輪が直線走行状態のときにのみ、ドグクラ
    ッチと嵌合体、ドグクラッチと固定体との各凹凸嵌合部
    の嵌脱をさせるべく、ドグクラッチの凸部の数をNとし
    た場合、ステアリングホイールを回転することによる伝
    達シャフトの最大回転角度が(360°/N)より小さ
    くなるように設定し たことを特徴とする四輪操舵特殊車
    両。
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JPS6167072U (ja) * 1984-10-05 1986-05-08
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