JPH0558328A - 四輪操舵特殊車両 - Google Patents

四輪操舵特殊車両

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JPH0558328A
JPH0558328A JP25036391A JP25036391A JPH0558328A JP H0558328 A JPH0558328 A JP H0558328A JP 25036391 A JP25036391 A JP 25036391A JP 25036391 A JP25036391 A JP 25036391A JP H0558328 A JPH0558328 A JP H0558328A
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shaft
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Tadashi Hatakeyama
正 畠山
Itaru Kobayashi
格 小林
Akinobu Yamagishi
昭信 山岸
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Shoshin Co Ltd
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SHIYOOSHIN KK
Shoshin Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は前輪の操舵動作を後輪へ伝達する伝
達系としてシャフトを用いる一方、高速走行時には後輪
の操舵動作を解除・固定することができるスピードスプ
レイヤ等の四輪操舵特殊車両を提供することを目的とす
る。 【構成】 前輪12、12の両ナックルアーム40A、40Bの
間にリンクアーム44を設け、このリンクアーム44の中央
に一体的に軸体52を設けて該軸体52を中心に回動自在に
リンクアーム44を軸支する一方、リンクアーム44の両端
を各ナックルアーム40A、40Bと連繋して前輪12、12が
同一方向に切れるように関係づけ、前輪12、12を左右に
操舵することによりリンクアーム44と共に回動する軸体
52の回動力を後輪14、14方向に伝達すべく伝達シャフト
58を軸体52に連繋し、伝達シャフト58の回動力を後輪1
4、14のナックルアーム41、41に伝達するリンク機構を
設け、前輪12、12と連動して後輪14、14を操舵する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前輪の操舵動作を後輪
へ伝達する伝達系の中途部に断続手段を設けたスピード
スプレイヤ等の四輪操舵特殊車両に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、四輪駆動、四輪操舵の特殊車両
は小旋回可能で、かつ傾斜地等の走行が可能である。こ
の種の車両として、例えばスピードスプレイヤがあり、
このスピードスプレイヤは果樹園内の不整地あるいは傾
斜地等を果樹等の間を旋回しつつ走行し、薬剤を散布す
るものである。この種のスピードスプレイヤとして、四
輪駆動、四輪操舵の車両も出現しているが、前輪の操舵
動作を後輪に伝達する伝達系としてリンク機構が採用さ
れているものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述するよう
に、前輪の操舵動作を後輪操舵機構にリンク機構を介し
て伝達する機構では、リンク機構の作動する大きな空間
を確保することが必要となってしまう。このため、車両
の底面部にリンク機構が内蔵されるような空間を設ける
ことが必要なので、他の機器の搭載に制約を受ける。ま
た、スピードスプレイヤにおいては、果樹園での散布作
業の際には四輪駆動、四輪操舵であることか必要である
が、果樹園と果樹園との移動の際等には必ずしも四輪操
舵であることは必要なく、かえって高速での走行安定性
が良くない。例えば、四輪操舵で直進しているときに、
右にステアリングホイールを切ると、前輪は右に、後輪
は左に同時に操舵され、車両後部が左に大きく振られ
る。特に、斜面を斜めに下っているときに、山側に操舵
すると重量慣性も加わり、一層車両後部は谷側に振ら
れ、排水溝等に脱輪を起こすことがある。さらに、四輪
操舵特殊車両において、前輪のみの操舵に切り換えるも
のはなかった。そこで、本発明は前輪の操舵動作を後輪
へ伝達する伝達系としてシャフトを用いたスピードスプ
レイヤ等の四輪操舵特殊車両を提供することを目的とす
る。また、他の目的とするところは、高速走行時には後
輪の操舵動作を解除・固定することができるスピードス
プレイヤ等の四輪操舵特殊車両を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、前輪および
後輪アクスルの両端でキングピンを介して前輪および後
輪を操舵可能とするとともに、前輪および後輪をキング
ピンを中心に回動するナックルアームを設け、各ナック
ルアームを、ステアリングホイールの回転により操舵す
るように連繋した四輪操舵特殊車両において、前輪の一
方のナックルアームをステアリングホイールに連繋され
た駆動体により駆動可能とし、前輪の両ナックルアーム
の間にリンクアームを設け、このリンクアームの中央に
一体的に軸体を設けて該軸体を中心に回動自在にリンク
アームを軸支する一方、リンクアームの両端を各ナック
ルアームと連繋して各前輪が同一方向に切れるように関
係づけ、前輪を左右に操舵することによりリンクアーム
と共に回動する軸体の回動力を後輪方向に伝達すべく伝
達シャフトを前記軸体に連繋し、該伝達シャフトの回動
力を後輪のナックルアームに伝達するリンク機構を設
け、前輪と連動して後輪を操舵するようにしたことを特
徴とする。また、前記伝達シャフトの中間に断続装置を
設け後輪への操舵を断続するようにしても良い。さら
に、前記伝達シャフトを前後に二分して設け、後輪側の
伝達シャフト上に軸線方向にスライド可能、かつ該伝達
シャフトと共に回転するドグクラッチを設ける一方、前
輪側の伝達シャフト端部には、該伝達シャフトに一体的
に、ドグクラッチと凹凸嵌合して前輪側の伝達シャフト
の回動力を後輪側の伝達シャフトに伝達する嵌合体を設
け、ドグクラッチを後輪方向に移動し、嵌合体とドグク
ラッチとの嵌合状態を解除した際に、ドグクラッチが凹
凸嵌合して後輪側の伝達シャフトの回転がロックされる
固定体を設け、前輪および後輪が直線走行状態のときに
のみ、ドグクラッチと嵌合体、ドグクラッチと固定体と
の嵌脱をするように、ドグクラッチ、嵌合体および固定
体の凹凸状態を設定すくようにしても良い。
【0005】
【作用】作用について説明する。前輪を操舵することに
より、リンクアームや伝達シャフト等を介して後輪のナ
ックルアームを操舵し、前輪と連動して後輪を操舵す
る。また、伝達シャフトの中間に断続装置を設け、後輪
への操舵を断続して、四輪操舵と前輪操舵とに切換え
て、小旋回可能状態と高速走行状態とにする。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面に基づいて詳細に説明する。図1は四輪駆動、四輪操
舵のスピードスプレイヤの操舵機構を示す概略的機構図
である。スピードスプレイヤ10の前輪12、12およ
び後輪14、14は、それぞれ駆動可能である。
【0007】図3は、車輪の舵取りおよび駆動伝達機構
を示す断面図である。前輪12、12および後輪14、
14の駆動機構について概略的に述べる。アクスル16
内のディファレンシャルギヤを介してアクスルシャフト
16aに駆動力が伝達される。アクスル16の先端には
固定ギヤボックス18が連結され、この固定ギヤボック
ス18内にアクスルシャフト16aが延出し、このアク
スルシャフト16aの駆動力はベベルギヤを介してキン
グピン20に伝達される。このキングピン20は固定ギ
ヤボックス18の下方に延出している。キングピン20
の下部は、固定ギヤボックス18の下方に位置する側面
L字状の回動ギヤボックス22の水平部22A内部に延
出している。そして、キングピン20の下端は、回動ギ
ヤボックス22内の底面のベアリング24に回転可能に
支持されている。また、回動ギヤボックス22内のキン
グピン20の先端部にベベルギヤ26が固定されてい
る。そして、回動ギヤボックス22の垂直部22Bの外
側壁面を貫通して突出する車軸25が取付板28により
組み付けられている。回動ギヤボックス22内に位置す
る車軸25上には、キングピン20上のベベルギヤ26
に歯合するためのベベルギヤ27が設けられている。ま
た、車軸25先端には、フランジ部30がボルト32に
より固定されている。このフランジ部30には、タイヤ
のホイール34が固定されている。
【0008】固定ギヤボックス18の上面には(キング
ピン20の上方(同軸線上))、ベアリング(図示せ
ず)を介して回動アーム38が設けられている。また、
回動アーム38の他端は、回動ギヤボックス22の垂直
部22Bの頂部に固定されている。また、回動アーム3
8を回動するためのナックルアーム40Aが、回動アー
ム38上のキングピン20と同軸位置に設けられてい
る。
【0009】もう一方の前輪12も同様の舵取りおよび
駆動伝達機構を有し、回動アーム38のキングピン20
と同軸にナックルアーム40Bが設けられている。この
ナックルアーム40Bは、平面L字状であり、折曲部分
がキングピン20と同軸である。ナックルアーム40B
の一端には、駆動シリンダ42のロッド42aが連結さ
れている。駆動シリンダ42は、ステアリングホイール
からの操作が従来公知の伝達手段により作動されるもの
である。
【0010】前記ナックルアーム40A、40Bの間に
平面V字状のリンクアーム44が配置され、このリンク
アーム44の両端とが伝達アーム46、46を介して連
結している。リンクアーム44の折曲部は、断続装置5
0の軸体としての回動軸52にボルト等を介して一体的
に固定されている。回動軸52の軸線をLとする。リン
クアーム44も軸線Lを中心に回動する。断続装置50
の後方に延出する出力軸54からユニバーサルジョイン
ト56、伝達軸58、ユニバーサルジョイント60を介
し、軸受け62、62に支持された軸体64に伝達され
る。図2に示すように、軸体64上には動作アーム66
の基部が固定され、この基部から2つに分岐した連結部
66a、66bが設けられている。この連結部66a、
66bと、前記前輪12、12と同様に構成された舵取
りおよび駆動伝達機構の回動アーム38のキングピン2
0と同軸上に設けられたナックルアーム41、41とが
連結アーム68、68を介して連結されている。このた
め、軸体64が回動すると、動作アーム66、連結アー
ム68、68、ナックルアーム41、41等を介して回
動ギヤボックス22、22と共に後輪14、14が左右
に切られる。
【0011】ここで断続装置50について、図4を参照
しつつ説明する。断続装置50の前部の下面から回動軸
52が突出している。この回動軸52はベアリングによ
り支持され、断続装置50のケーシング内の回動軸52
の上部にベベルギヤ70aが設けられている。また、回
動軸52と直交する位置関係となるように断続装置50
のケーシング内に前記出力軸54がベアリングに支持さ
れた状態で配置され、出力軸54の後端は断続装置50
の後方に延出し、先端にはベヘルギヤ70bが設けられ
回動軸52のベベルギヤ70aと噛合している。
【0012】出力軸54は、前輪側の軸体80と、後輪
側の軸体82との2つの軸体から構成されている。軸体
80の先方側に前記ベヘルギヤ70bが固定され、中途
部が軸受けにより支持されている。また、軸体80の後
端には軸線方向の凹部80aが形成されるとともに、拡
径しているフランジ部80bが形成されている。軸体8
0の凹部80a内には軸体82の前輪側先端の細軸82
aが侵入して軸受け57に支持されている。また、フラ
ンジ部80bの後端面には、周縁部に沿って等間隔に後
述するドグクラッチの歯体に歯合する歯体81a・・・
が形成されている。この歯体81a・・・と該歯体81
aの間隔81b・・・とは同じ角度αである。軸体82
の中途部には、軸体82に沿って進退し、かつ軸体82
と共に回転するドグクラッチとしのクラッチ体60が設
けられている。このクラッチ体60の前後端面61A、
61Bには、フランジ部80bの歯体81a・・・と同
様に歯体61a・・・が形成されるとともに、歯体61
aの位相がαずれている(図5参照)。このため、前端
面61Aの歯体61a・・・がフランジ部80bの後端
面の間隔81b・・・に嵌合するとともに、歯体61a
・・・の間隔61b・・・に歯体81a・・・が嵌合可
能である。このように嵌合することにより、軸体80と
軸体82とが一体的に回動する。また、クラッチ体60
の後端面61Bに形成された歯体61a・・・と間隔6
1bに対応して嵌合するため、断続装置50の後端に歯
体84a・・・とその間隔84bが形成された固定歯体
84が設けられている。また、クラッチ体60は、操縦
席に設けた切換えレバー等により移動可能である。この
ため、クラッチ体60を前輪方向に移動させると、クラ
ッチ体60の前端面60Aの歯体61aと間隔61bと
が、フランジ部80bの歯81a・・・と間隔81bと
に嵌合して、軸体80と軸体82とが共に回転して、前
輪12の操舵動作を伝達する。一方、クラッチ体60を
後輪方向に移動させると、クラッチ体60の前端面60
Aの歯体61a(間隔61b)と、フランジ部80bの
間隔81b(歯81a)との嵌合関係が解除され、クラ
ッチ体60後端面60Bの歯体61a(間隔61b)
と、固定歯体84の間隔84b(歯体84a)とがそれ
ぞれ嵌合し、軸体82は車体に固定状態になる(軸体8
0と軸体82とは非連結状態である)。すなわち、軸体
82にリンク結合される後輪14、14は操舵ができな
い固定状態となる。なお、クラッチ体60が移動する際
には、一方の嵌合関係が解除される直前に、他方に嵌合
するような位置関係に形成されている(図4の状態)。
一方、軸体82の中途部も軸受けにより支持されてい
る。また、軸体82の後端には接続用のフランジ体72
が固定され、伝達軸83を介してユニバーサルジョイン
ト56に連結されている。
【0013】なお、後輪14、14を操舵せず固定する
場合は、後輪14、14は操舵角ゼロの状態として行う
ことが必要である。すなわち、スピードスプレイヤ10
が直線走行時にクラッチ体60が、軸体80の歯81a
・・・あるいは固定歯体84の歯体84a・・・に着脱
できるようにする。続いて、具体例について説明する。
図5は、クラッチ体60の後端面61Bを示している。
後端面61Bの周縁部には、歯体61a・・・と間隔6
1b・・・とが形成されている(斜線部分を歯体61a
・・・とする)。直線走行状態で歯体61aに対応し
て、固定歯体84の間隔84bがそれぞれ嵌合する状態
である。例えば、クラッチ体60の歯体61aを5枚と
し、出力軸54の回動角度を最大40度とすると、四輪
操舵状態(クラッチ体60前端面60Aの歯体61a
(間隔61b)と、フランジ部80bの間隔81b(歯
81a)との嵌合状態)で、操舵した際に、後輪14、
14への操舵動作を切ろうと、クラッチ体60を後輪1
4、14方向に移動させても、固定歯体84の間隔84
bに対して歯体61aが40度ずれた状態では、固定歯
体84の間隔84bに歯体61aが嵌合できない。嵌合
するためには、直線走行状態であるか出力軸54の回動
角度を72度回転しないとならない。したがって、出力
軸54の回動角度を最大40度としておくと、直線走行
状態でないと、クラッチ体60の切換えができなくな
る。すなわち、クラッチ体60の歯体61aの数をN枚
とすると、出力軸54の最大回動角度は、(360°/
N)より小さければよい。
【0014】上述するように、クラッチ体60の切換え
は直進走行状態でしか行えないが、この判断は、直進状
態の判断は目視、あるいはステアリングホイールの状態
など体感によってもよい。しかし、現実には、切換えレ
バーを操作しながら、同時にステアリングホイールを左
右に操作しながら行うことが必要となっしてまう。この
ため、切換えレバーとクラッチ体60とを単に機械的に
連結するのでなく、例えばクラッチ体60をスプリング
により付勢するようにしたり、電気的なソレノイドによ
り容易に着脱可能とすると、片手ハンドル等の必要がな
く、操作性を向上させることができる。
【0015】上述するように構成された操舵機構の伝達
系の伝達状態を、スピードスプレイヤの動きとともに説
明する。果樹園等の間を移動する際に高速で走行する
が、後輪14、14が操舵しない状態の方が高速安定性
があり、走行には適している。この場合、断続装置50
のクラッチ体60を前輪12、12方向に移動せさ、出
力軸54を構成している軸体80と軸体82が切れた状
態とする。また、果樹園等内を走行して、果樹等に薬液
を散布する際には、四輪操舵状態とする。このために
は、直線走行状態において、断続装置50のクラッチ体
60を後輪14、14方向に移動せさ、出力軸54を構
成している軸体80と軸体82を接続する。以上本発明
の好適な実施例を挙げて種々説明したが、本発明は上記
実施例に限定されるものでなく、発明の精神を逸脱しな
い範囲内で多くの改変を施し得ることはもちろんであ
る。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る四輪操舵特殊車両は次に示
すような顕著な効果を奏する。 果樹園内の不整地あるいは傾斜地等を果樹等の間を
旋回しつつ走行する場合には、四輪駆動、四輪操舵で走
行し、果樹園と果樹園との移動の際等には、後輪の操舵
動作を解除・固定することができる。 前輪の操舵動作を後輪へ伝達する伝達系としてシャ
フトを用いたので、リンク機構を用いたものより小スペ
ースで良い。 後輪への操舵動作の伝達・解除を、直線走行状態の
ときのみ可能としたので、後輪が操舵角を持った状態で
固定されることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】四輪駆動、四輪操舵特殊車両の操舵機構を示す
概略的機構図である。
【図2】後輪のナックルアームへの操舵伝達構造の一部
を示す説明図である。
【図3】車輪の舵取りおよび駆動伝達機構を示す断面図
である。
【図4】断続装置の内部構造を示す断面説明図である。
【図5】クラッチ体の端面を示すとともに、クラッチ体
の回動角度の限界等を示す説明図である。
【符号の説明】
10 スピードスプレイヤ 12 前輪 14 後輪 16 アクスル 20 キングピン 40A ナックルアーム 40B ナックルアーム 41 ナックルアーム 50 断続装置 54 出力軸 60 クラッチ体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪および後輪アクスルの両端でキング
    ピンを介して前輪および後輪を操舵可能とするととも
    に、前輪および後輪をキングピンを中心に回動するナッ
    クルアームを設け、 各ナックルアームを、ステアリングホイールの回転によ
    り操舵するように連繋した四輪操舵特殊車両において、 前輪の一方のナックルアームをステアリングホイールに
    連繋された駆動体により駆動可能とし、 前輪の両ナックルアームの間にリンクアームを設け、こ
    のリンクアームの中央に一体的に軸体を設けて該軸体を
    中心に回動自在にリンクアームを軸支する一方、リンク
    アームの両端を各ナックルアームと連繋して各前輪が同
    一方向に切れるように関係づけ、 前輪を左右に操舵することによりリンクアームと共に回
    動する軸体の回動力を後輪方向に伝達すべく伝達シャフ
    トを前記軸体に連繋し、 該伝達シャフトの回動力を後輪のナックルアームに伝達
    するリンク機構を設け、前輪と連動して後輪を操舵する
    ようにしたことを特徴とする四輪操舵特殊車両。
  2. 【請求項2】 前記伝達シャフトの中間に断続装置を設
    け後輪への操舵を断続するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の四輪操舵特殊車両。
  3. 【請求項3】 前記伝達シャフトを前後に二分して設
    け、 後輪側の伝達シャフト上に軸線方向にスライド可能、か
    つ該伝達シャフトと共に回転するドグクラッチを設け、 前輪側の伝達シャフト端部には、該伝達シャフトに一体
    的に、ドグクラッチと凹凸嵌合して前輪側の伝達シャフ
    トの回動力を後輪側の伝達シャフトに伝達する嵌合体を
    設け、 一方、ドグクラッチを後輪方向に移動し、嵌合体とドグ
    クラッチとの嵌合状態を解除した際に、ドグクラッチが
    凹凸嵌合して後輪側の伝達シャフトの回転がロックされ
    る固定体を設け、 前輪および後輪が直線走行状態のときにのみ、ドグクラ
    ッチと嵌合体、ドグクラッチと固定体との嵌脱をするよ
    うに、ドグクラッチ、嵌合体および固定体の凹凸状態を
    設定したことを特徴とする請求項1または2記載の四輪
    操舵特殊車両。
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JPS5263821U (ja) * 1975-11-05 1977-05-11
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