JPH0794217A - 通信線の接続装置 - Google Patents
通信線の接続装置Info
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- JPH0794217A JPH0794217A JP23467093A JP23467093A JPH0794217A JP H0794217 A JPH0794217 A JP H0794217A JP 23467093 A JP23467093 A JP 23467093A JP 23467093 A JP23467093 A JP 23467093A JP H0794217 A JPH0794217 A JP H0794217A
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Abstract
に空隙が少なくても通信用同軸ケーブルの接続作業が確
実に行える通信線の接続装置を提供すること。 【構成】 一方の面に同軸ケーブルが取り付けられるケ
ーブル用コネクタ30が固定され、他方の面に内部コネ
クタ32が固定されたコネクタユニット35と、このコ
ネクタユニットの内部コネクタ側を覆う上部カバー50
並びに下部カバー60と、このコネクタユニットのケー
ブル用コネクタ側を覆うと共に、当該上部カバー並びに
下部カバーに係止される上部ケース70並びに下部ケー
ス80とを具備し、この上部ケース並びに下部ケースの
ケーブル用コネクタと対向する前面がフロントパネル4
0に装着されると共に、当該フロントパネルと前記ケー
ブル用コネクタとの間隔dは当該同軸ケーブルが前記ケ
ーブル用コネクタに係止されることによる曲げ剛性の増
大を吸収する長さとしたことを特徴としている。
Description
れる通信線の接続装置に係り、特に同軸ケーブルの接続
作業が狭い空間でも容易に行える構造に関する。
出願人の提案にかかる実開平2−16636号公報に開
示されているように、入出力用の通信ケーブルを接続す
るコネクタユニットが筐体側に設けられている。図4は
このような従来のコネクタユニットの構成図で、(A)
は正面図、(B)は正面図のB−B断面図である。図に
おいて、プリント基板10は入出力用の配線パターンが
形成されたもので、ベークライト等の材料よりなるスペ
ーサ11を介して表側ブラケット12と平行に位置して
いる。裏側ブラケット13はプリント基板10の裏側に
装着されるもので、ケーブル用コネクタ30をネジ止め
するための補強に用いている。
前面に設けられるフロントパネル40に固定するもの
で、Eリング等の抜け止め21が取付けられている。締
結ネジ23は表側ブラケット12にプリント基板10を
固定している。取付けネジ24はケーブル用コネクタ3
0を表側ブラケット12に取り付けるもので、先端は裏
側ブラケット13に到達している。ケーブル用コネクタ
30は、同軸ケーブルを用いた通信ケーブルが取り付け
られるもので、例えばN形コネクタと呼ばれる形式にな
っている。プレート31はケーブル用コネクタ30の一
部をなす平板で、表側ブラケット12と当接すると共
に、取付けネジ24用の穴が4隅に設けられている。内
部コネクタ32はプリント基板10の裏側に装着される
もので、筐体内部に収容されたユニットとの信号線接続
に供される。
ジ20が2本、締結ネジ23が2本、取付けネジ24が
8本とネジ本数が多く、またスペーサ11にもネジ用貫
通孔を加工する必要があり、製造コストが増大するとい
う課題があった。また、フロントパネル面40にケーブ
ル用コネクタ30が突出した状態で取り付けられる従来
のコネクタユニットでは、通信ケーブルを接続するに当
たりユニット筐体の周囲に通信ケーブルの曲げ半径に相
当する間隙を確保しても、通信ケーブルを屈曲させるの
に必要な実質的な間隔が不足して、通信ケーブルの接続
ができない場合がある。すると、再度ユニット筐体の周
囲に充分な通信ケーブルの接続空間を確保する必要が生
じて、そのユニット筐体が更に大型の筐体に収容される
場合には取付け位置を変更し、そのユニット筐体が計装
室に設置される場合には計装工事を再度行う必要が生じ
て、通信用同軸ケーブルの接続作業が煩雑になるという
課題があった。本発明は上述の課題を解決したもので、
部品点数が少なく、且つユニット筐体の周囲に空隙が少
なくても通信用同軸ケーブルの接続作業が確実に行える
通信線の接続装置を提供することを目的とする。
る本発明は、一方の面に同軸ケーブルが取り付けられる
ケーブル用コネクタ30が固定され、他方の面に内部コ
ネクタ32が固定されたコネクタユニット35と、この
コネクタユニットの内部コネクタ側を覆う上部カバー5
0並びに下部カバー60と、このコネクタユニットのケ
ーブル用コネクタ側を覆うと共に、当該上部カバー並び
に下部カバーに係止される上部ケース70並びに下部ケ
ース80とを具備している。
のケーブル用コネクタと対向する前面がフロントパネル
40に装着されると共に、当該フロントパネルと前記ケ
ーブル用コネクタとの間隔dは当該同軸ケーブルが前記
ケーブル用コネクタに係止されることによる曲げ剛性の
増大を吸収する長さとしたことを特徴としている。
れると、その固定の影響により曲げ剛性が端部では増大
する。そこで、同軸ケーブルを屈曲させてフロントパネ
ルに装着する場合には、この曲げ剛性の増大に起因する
距離をフロントパネルとケーブル用コネクタとの間隔d
により吸収すれば、フロントパネルから見た同軸ケーブ
ルの曲げ半径はケーブル用コネクタとの接続の影響を受
けない小さな値となり、同軸ケーブルの取付け作業が容
易になる。ここでは、フロントパネルとケーブル用コネ
クタとの間隔dをコネクタユニット、上下部カバー並び
に上下部ケースとすることで確保している。
は本発明の一実施例を示す組立状態の構成図、図2は組
立後の構成図で、(A)は平面図で一部を破断して示し
てあり、(B)は正面図,(C)は背面図、(D)は側
面図である。図3はコネクタユニット35の構成図で、
(A)は正面図、(B)は平面の断面図、(C)は側面
図である。図において、コネクタユニット35は図4の
ものに比較して小型化されたもので、ブラケット14は
ケーブル用コネクタ30を2個搭載するのに必要とされ
る面積を有するもので、このブラケット14を折り曲げ
て形成した脚部15によりプリント基板10に取り付け
られている。内部コネクタ32は、プリント基板10の
ケーブル用コネクタ30と反対側に搭載されている。
クタユニット35の内部コネクタ32側を覆うものであ
る。上部カバー50には、プリント基板10の端部と係
合する案内溝51が上部カバー50の側面内側に設けら
れ、下部カバー60との係止に用いられる矩形の係止穴
52が側面上側に2個設けられている。コネクタカバー
53は、上部カバー50の背面側に位置するもので、内
部コネクタ32のピン穴が露出する状態で、下部カバー
60の背面と共にコネクタユニット35の背面を覆う。
ケース取付け溝54は上部カバー50の正面側端部に設
けられたもので、上部ケース70と係合する。ガイドピ
ン55は上部カバー50の背面に設けられた凸部で、フ
ロントパネル40と一体のユニット(図示せず)に対し
て位置決めする働きをし、これにより内部コネクタ32
とユニット側コネクタとの接続が容易になる。
端部と係合する案内溝61が下部カバー60の側面内側
に設けられ、係止穴52と係合する係止爪53が側面上
側に2個設けられている。筐体案内突起63は下部カバ
ー60の側面に設けられたもので、フロントパネル40
と一体のユニット(図示せず)に装着する際に、ユニッ
ト側のレールと係合して挿入方向の案内をする。ケース
取付け溝64は下部カバー60の正面側端部に設けられ
たもので、下部ケース80と係合する。
クタユニット35のケーブル用コネクタ30側を覆うも
ので、上部カバー50及び下部カバー60と共同してコ
ネクタユニット35全体を囲うが、同軸ケーブル90用
の開口部はケーブル挿入穴76として確保されている。
上部ケース70には、側面の下端に案内突起71が設け
られており、下部ケース80との位置決めを担当する。
保持溝72は上部ケース70の側面の正面側端部に設け
られたもので、保持突起82と係合して上部ケース70
と下部ケース80との係合をする。前面73は上部ケー
ス70の正面に位置するもので、ケーブル挿入穴76用
の凹部が形成されている。カバー取付け突起74は、ケ
ース取付け溝54と係合するもので、上部カバー50に
対する上部ケース70の位置決めをする。ネジ75は上
部ケース70を下部ケース80に対して固定する。
起81が設けられており、上部ケース70との位置決め
を担当する。保持突起82は下部ケース80の正面裏側
の側面近傍に設けられたもので、保持溝72と係合す
る。前面83は下部ケース80の正面に位置するもの
で、ケーブル挿入穴76用の凹部が形成されていると共
に、前面73の両側を包むような形状になっている。筐
体固定部84は、前面83の上端並びに下端に設けられ
たもので、フロントパネル40にネジ止めする為のネジ
87が取り付けられる。カバー取付け突起85は、ケー
ス取付け溝64と係合するもので、下部カバー60に対
する下部ケース80の位置決めをする。筐体案内突起8
6は下部ケース80の側面に設けられたもので、フロン
トパネル40と一体のユニット(図示せず)に装着する
際に、ユニット側のレールと係合して挿入方向の案内を
する。尚、組み立てた状態では筐体案内突起63,86
は直線状になっている。
用コネクタ30とフロントパネル40との間隔dは、実
質的にケーブル用コネクタ30とケーブル挿入穴76背
面との間隔dと一致する。同軸ケーブル90は、ケーブ
ル用コネクタ30との係合用コネクタの影響を受けない
部位では曲げ半径Rになっている。そこで、この間隔d
を同軸ケーブル90の係合用コネクタに比較して長くし
て、ケーブル挿入穴76から同軸ケーブル90を屈曲さ
せる際の同軸ケーブル90の曲げ剛性をケーブル用コネ
クタ30の影響を受けない値まで小さくしている。これ
により、通信用同軸ケーブル90のフロントパネル40
に対する処理が容易に行える。
塩化ビニルが使用されている場合には、可塑剤による割
れを防止するため、上部ケース70と下部ケース80は
ABS樹脂とし、上部カバー50と下部カバー60はナ
イロンを用いると良い。また、ブラケット31にすずメ
ッキ鋼板を用いている場合には、直接プリント基板10
と接触しているとホイスカと呼ばれる現象が発生する。
そこで、上部カバー50と下部カバー60によりブラケ
ット31とプリント基板10とを隔離すると、ホイスカ
現象が防止される。また、異なる形式のバスにこのケー
ブルユニット35を利用する場合には、互換性がないこ
とが望まれることがある。そこで、互換性を無くして誤
装着を防止するために、装着するユニットに応じてガイ
ドピン55の位置を変更するとよい。
ネクタユニットを上下カバー及び上下ケースで覆ってい
るので、組み立て作業が円滑であると共に、フロントパ
ネル40に比較してケーブル用コネクタが奥に位置して
いるので、同軸ケーブル90の曲げ半径を確保するのが
容易になるという効果がある。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】一方の面に同軸ケーブルが取り付けられる
ケーブル用コネクタ(30)が固定され、他方の面に内
部コネクタ(32)が固定されたコネクタユニット(3
5)と、 このコネクタユニットの内部コネクタ側を覆う上部カバ
ー(50)並びに下部カバー(60)と、 このコネクタユニットのケーブル用コネクタ側を覆うと
共に、当該上部カバー並びに下部カバーに係止される上
部ケース(70)並びに下部ケース(80)とを具備
し、 この上部ケース並びに下部ケースのケーブル用コネクタ
と対向する前面がフロントパネル(40)に装着される
と共に、当該フロントパネルと前記ケーブル用コネクタ
との間隔(d)は当該同軸ケーブルが前記ケーブル用コ
ネクタに係止されることによる曲げ剛性の増大を吸収す
る長さとしたことを特徴とする通信線の接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05234670A JP3119332B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 通信線の接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05234670A JP3119332B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 通信線の接続装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0794217A true JPH0794217A (ja) | 1995-04-07 |
JP3119332B2 JP3119332B2 (ja) | 2000-12-18 |
Family
ID=16974636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05234670A Expired - Fee Related JP3119332B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 通信線の接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3119332B2 (ja) |
-
1993
- 1993-09-21 JP JP05234670A patent/JP3119332B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3119332B2 (ja) | 2000-12-18 |
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