JPH0793824A - 光ディスクの貼り合わせ装置および貼り合わせ方法 - Google Patents
光ディスクの貼り合わせ装置および貼り合わせ方法Info
- Publication number
- JPH0793824A JPH0793824A JP23515993A JP23515993A JPH0793824A JP H0793824 A JPH0793824 A JP H0793824A JP 23515993 A JP23515993 A JP 23515993A JP 23515993 A JP23515993 A JP 23515993A JP H0793824 A JPH0793824 A JP H0793824A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper jig
- jig
- central portion
- peripheral
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Abstract
(57)【要約】
【目的】光ディスクの内部に気泡が残ることのない貼り
合わせ技術を提供する。 【構成】下治具と上治具は共に円盤状の中央部18と2
8、円環状の周縁部20と30をそれぞれ有し、その押
圧面にはゴムシート32を備えている。下治具の中央部
18はサブベース14に固定で、周縁部20は下治具周
縁部支持シャフト25により上下に移動可能に支持され
ている。上治具の中央部28は上治具中央部支持シャフ
ト35により上下に移動可能に支持され、周縁部30は
上治具周縁部支持シャフト39により上下に移動可能に
支持されている。上治具中央部支持シャフト35と上治
具周縁部支持シャフト39は、偏心カム40で連結され
た上治具中央部支持ベース34と上治具中央部支持ベー
ス34にそれぞれ固定されている。上治具の中央部28
と周縁部30は、この偏心カム40によって相対的な高
さが変えられるようになっている。
合わせ技術を提供する。 【構成】下治具と上治具は共に円盤状の中央部18と2
8、円環状の周縁部20と30をそれぞれ有し、その押
圧面にはゴムシート32を備えている。下治具の中央部
18はサブベース14に固定で、周縁部20は下治具周
縁部支持シャフト25により上下に移動可能に支持され
ている。上治具の中央部28は上治具中央部支持シャフ
ト35により上下に移動可能に支持され、周縁部30は
上治具周縁部支持シャフト39により上下に移動可能に
支持されている。上治具中央部支持シャフト35と上治
具周縁部支持シャフト39は、偏心カム40で連結され
た上治具中央部支持ベース34と上治具中央部支持ベー
ス34にそれぞれ固定されている。上治具の中央部28
と周縁部30は、この偏心カム40によって相対的な高
さが変えられるようになっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクの貼り合わ
せ装置と貼り合わせ方法に関する。
せ装置と貼り合わせ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光学的記録媒体の総称として広く知られ
ている光ディスクは、特に12インチの光ディスクは、
通常、情報を記録した記録層を設けた円盤状の透明部材
を、これと同様な円盤状の剛性の高い基板に貼り合わせ
て作られている。この貼り合わせは、まず透明部材の記
録層の側にシート状粘着剤を貼り付け、そのあとでこの
シート状粘着剤付き透明部材を基板の両面に貼り付けて
いる。透明部材とシート状粘着剤の貼り合わせ、シート
状粘着剤付き透明部材と基板の貼り合わせは、上面が平
らな下治具の上に両者を重ねて配置し、これを下面が平
らな上治具で上から押さえ付けることにより行なってい
る。
ている光ディスクは、特に12インチの光ディスクは、
通常、情報を記録した記録層を設けた円盤状の透明部材
を、これと同様な円盤状の剛性の高い基板に貼り合わせ
て作られている。この貼り合わせは、まず透明部材の記
録層の側にシート状粘着剤を貼り付け、そのあとでこの
シート状粘着剤付き透明部材を基板の両面に貼り付けて
いる。透明部材とシート状粘着剤の貼り合わせ、シート
状粘着剤付き透明部材と基板の貼り合わせは、上面が平
らな下治具の上に両者を重ねて配置し、これを下面が平
らな上治具で上から押さえ付けることにより行なってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように製造される
光ディスクの断面構造を図2に示す。前述したように基
板50の両面に透明部材52がシート状粘着剤54を介
して貼り付けられている。透明部材52は通常、その周
縁部52aが盛り上がっている。このため、光ディスク
を上下治具の平らな面で挟んだ際に透明部材52の全面
が均一な力で押されないため、透明部材52とシート状
粘着剤54の間、シート状粘着剤54と基板50の間に
入り込んだ気泡が完全に押し出されずに残ってしまう。
説明を加えると、上下治具は光ディスクを押圧した際に
若干しなるので中央部の近くに入り込んだ気泡は順次外
側に押し出されるが、周縁部52aの盛り上がりの根元
の部分では治具との間に隙間ができてしまっていて、こ
こを押圧する力が弱くなっているため、内側から押し出
されてきた気泡がこれ以上外側へ移動しなくなって、こ
の部分に残ってしまう。このような事態は光ディスクの
信頼性の面で非常に好ましくない。本発明は、光ディス
クの内部に気泡が残ることのない貼り合わせ装置と貼り
合わせ方法を提供することを目的とする。
光ディスクの断面構造を図2に示す。前述したように基
板50の両面に透明部材52がシート状粘着剤54を介
して貼り付けられている。透明部材52は通常、その周
縁部52aが盛り上がっている。このため、光ディスク
を上下治具の平らな面で挟んだ際に透明部材52の全面
が均一な力で押されないため、透明部材52とシート状
粘着剤54の間、シート状粘着剤54と基板50の間に
入り込んだ気泡が完全に押し出されずに残ってしまう。
説明を加えると、上下治具は光ディスクを押圧した際に
若干しなるので中央部の近くに入り込んだ気泡は順次外
側に押し出されるが、周縁部52aの盛り上がりの根元
の部分では治具との間に隙間ができてしまっていて、こ
こを押圧する力が弱くなっているため、内側から押し出
されてきた気泡がこれ以上外側へ移動しなくなって、こ
の部分に残ってしまう。このような事態は光ディスクの
信頼性の面で非常に好ましくない。本発明は、光ディス
クの内部に気泡が残ることのない貼り合わせ装置と貼り
合わせ方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスクの貼
り合わせ装置は、貼り合わせる光ディスクの構成部材を
載せるための下治具であって同中心の位置関係にある円
盤状の中央部と円環状の周縁部からなる下治具と、下治
具に載せた構成部材を押圧するための上治具であって同
中心の位置関係にある円盤状の中央部と円環状の周縁部
からなる上治具と、上治具を上下に移動させる上治具移
動手段と、下治具の中央部と周縁部を相対的に上下に移
動させる下治具用相対移動手段と、上治具の中央部と周
縁部を相対的に上下に移動させる上治具用相対移動手段
とを備えている。
り合わせ装置は、貼り合わせる光ディスクの構成部材を
載せるための下治具であって同中心の位置関係にある円
盤状の中央部と円環状の周縁部からなる下治具と、下治
具に載せた構成部材を押圧するための上治具であって同
中心の位置関係にある円盤状の中央部と円環状の周縁部
からなる上治具と、上治具を上下に移動させる上治具移
動手段と、下治具の中央部と周縁部を相対的に上下に移
動させる下治具用相対移動手段と、上治具の中央部と周
縁部を相対的に上下に移動させる上治具用相対移動手段
とを備えている。
【0005】上治具と下治具が光ディスクの構成部材と
接する面にゴムシートを備えていると更に好ましい。ま
た、本発明は、平らな中央部と盛り上がった周縁部とを
有する透明部材と、シート状粘着剤と、基板とからなる
光ディスクの貼り合わせ方法であり、少なくとも透明部
材とシート状粘着剤を重ねて配置する行程と、透明部材
の中央部に相当する領域を押圧する行程と、透明部材の
周縁部に相当する領域を、中央部に相当する領域とは独
立に押圧する行程とを有している。
接する面にゴムシートを備えていると更に好ましい。ま
た、本発明は、平らな中央部と盛り上がった周縁部とを
有する透明部材と、シート状粘着剤と、基板とからなる
光ディスクの貼り合わせ方法であり、少なくとも透明部
材とシート状粘着剤を重ねて配置する行程と、透明部材
の中央部に相当する領域を押圧する行程と、透明部材の
周縁部に相当する領域を、中央部に相当する領域とは独
立に押圧する行程とを有している。
【0006】
【作用】下治具の上に透明部材とシート状粘着剤を重ね
て配置する。必要ならば基板も重ねて配置する。透明部
材は、情報を記録した記録層を備えており、その反対側
の面は、中央部は平らであるが、周縁部は盛り上がって
いる。下治具と上治具は共に円盤状の中央部と円環状の
周縁部とからなり、それぞれ透明部材の中央部と周縁部
に対応している。上治具の中央部は、下治具の中央部と
の間で、透明部材の平らな中央部に相当する部分を挟
み、これを押圧する。上治具の周縁部は、下治具の周縁
部との間で、透明部材の盛り上がっている周縁部に相当
する部分を挟んで、これを押圧する。これにより、透明
部材とシート状粘着剤(と基板)は均一な力で押圧され
る。均一な押圧力を得るため、上治具の下面と下治具の
上面にゴムシートを設けるとなおよい。
て配置する。必要ならば基板も重ねて配置する。透明部
材は、情報を記録した記録層を備えており、その反対側
の面は、中央部は平らであるが、周縁部は盛り上がって
いる。下治具と上治具は共に円盤状の中央部と円環状の
周縁部とからなり、それぞれ透明部材の中央部と周縁部
に対応している。上治具の中央部は、下治具の中央部と
の間で、透明部材の平らな中央部に相当する部分を挟
み、これを押圧する。上治具の周縁部は、下治具の周縁
部との間で、透明部材の盛り上がっている周縁部に相当
する部分を挟んで、これを押圧する。これにより、透明
部材とシート状粘着剤(と基板)は均一な力で押圧され
る。均一な押圧力を得るため、上治具の下面と下治具の
上面にゴムシートを設けるとなおよい。
【0007】
【実施例】本発明の実施例である貼り合わせ装置につい
て図1を用いて説明する。メインベース12とサブベー
ス14は共に固定されている。サブベース14の上には
必要に応じてチャンバー壁16が配置される。このチャ
ンバー壁16は、固定の油圧シリンダー36によって上
下に移動できるように支持されていて、サブベース14
に接して配置された際に、その内面とサブベース14の
上面とで囲まれる空間にチャンバーを構成する。サブベ
ース14の上に下治具が、チャンバー壁16の内側に上
治具が配置されている。
て図1を用いて説明する。メインベース12とサブベー
ス14は共に固定されている。サブベース14の上には
必要に応じてチャンバー壁16が配置される。このチャ
ンバー壁16は、固定の油圧シリンダー36によって上
下に移動できるように支持されていて、サブベース14
に接して配置された際に、その内面とサブベース14の
上面とで囲まれる空間にチャンバーを構成する。サブベ
ース14の上に下治具が、チャンバー壁16の内側に上
治具が配置されている。
【0008】下治具は、中心を共通とする円盤状の中央
部18と円環状の周縁部20とを有している。同様に上
治具は、同中心の関係にある円盤状の中央部28と円環
状の周縁部30とを有している。下治具の中央部18と
周縁部20、上治具の中央部28と周縁部30は、共に
0.5mmの隙間をおいて配置されている。下治具は中
央部18と周縁部20の上面に、上治具は中央部28と
周縁部30の下面にゴムシート32を備えている。ゴム
シート32は例えば厚さ10mmで硬度90度を有して
いる。下治具の中央部18と上治具の中央部28、下治
具の周縁部20と上治具の周縁部30は同じ大きさで、
向かい合って配置されている。
部18と円環状の周縁部20とを有している。同様に上
治具は、同中心の関係にある円盤状の中央部28と円環
状の周縁部30とを有している。下治具の中央部18と
周縁部20、上治具の中央部28と周縁部30は、共に
0.5mmの隙間をおいて配置されている。下治具は中
央部18と周縁部20の上面に、上治具は中央部28と
周縁部30の下面にゴムシート32を備えている。ゴム
シート32は例えば厚さ10mmで硬度90度を有して
いる。下治具の中央部18と上治具の中央部28、下治
具の周縁部20と上治具の周縁部30は同じ大きさで、
向かい合って配置されている。
【0009】下治具の中央部18はサブベース14に固
定されている。下治具の周縁部20はサブベース14に
上下に移動可能に設けられた下治具周縁部支持シャフト
25に支持されていて、上下に移動できるようになって
いる。下治具周縁部支持シャフト25は、偏心カム26
を介してメインベース12に連結されている下治具周縁
部支持ベース24に固定されている。これにより下治具
の周縁部20は偏心カム26の回転により上下に移動さ
れる。
定されている。下治具の周縁部20はサブベース14に
上下に移動可能に設けられた下治具周縁部支持シャフト
25に支持されていて、上下に移動できるようになって
いる。下治具周縁部支持シャフト25は、偏心カム26
を介してメインベース12に連結されている下治具周縁
部支持ベース24に固定されている。これにより下治具
の周縁部20は偏心カム26の回転により上下に移動さ
れる。
【0010】上治具の中央部28には、チャンバー壁1
6の上部に上下に移動可能に設けられた上治具中央部支
持シャフト35が取り付けられている。上治具中央部支
持シャフト35は、固定の油圧シリンダー36に上下に
移動可能に支持されている上治具中央部支持ベース34
に固定されている。上治具の周縁部30には、チャンバ
ー壁16の上部に上下に移動可能に設けられた上治具周
縁部支持シャフト39が取り付けられている。この上治
具周縁部支持シャフト39は、偏心カム35によって上
治具中央部支持ベース34に連結されている上治具周縁
部支持ベース38に固定されている。これにより上治具
の中央部28と周縁部30は油圧シリンダー36により
一体となって上下に移動され、また周縁部30は偏心カ
ム40の回転により中央部28に対して上下に移動され
る。
6の上部に上下に移動可能に設けられた上治具中央部支
持シャフト35が取り付けられている。上治具中央部支
持シャフト35は、固定の油圧シリンダー36に上下に
移動可能に支持されている上治具中央部支持ベース34
に固定されている。上治具の周縁部30には、チャンバ
ー壁16の上部に上下に移動可能に設けられた上治具周
縁部支持シャフト39が取り付けられている。この上治
具周縁部支持シャフト39は、偏心カム35によって上
治具中央部支持ベース34に連結されている上治具周縁
部支持ベース38に固定されている。これにより上治具
の中央部28と周縁部30は油圧シリンダー36により
一体となって上下に移動され、また周縁部30は偏心カ
ム40の回転により中央部28に対して上下に移動され
る。
【0011】次に図面に従って透明部材52とシート状
粘着剤54の貼り合わせについて説明する。まず、油圧
シリンダー36を用いて上治具を上昇させ、チャンバー
壁16を上に引き上げる。下治具18と20の上にシー
ト状粘着剤54を載せる。透明部材52をシート状粘着
剤54に接しないようにその上方に配置する。チャンバ
ー壁16をその下端がサブベース14に接するまで下降
させ、これにより構成されたチャンバーの内部を真空に
引く。このとき上治具の下降は透明部材52に接する前
に止めることが好ましい。偏心カム40を回転させて、
上治具の周縁部30の下面が中央部28の下面より若干
上にくるように調整する。この状態のまま油圧シリンダ
ー36を用いて上治具の中央部28と周縁部30を一緒
に下降させて透明部材52をシート状粘着剤54に押し
付ける。この段階では、透明部材52の平らな中央部分
が周縁部に比べて強く圧される。言い換えれば、中央部
28に対する周縁部30の高さを調整する段階で、上治
具が透明部材52に接した際に、透明部材52の中央部
を圧す力がその周縁部を圧す力よりも強くなるように調
整しておくわけである。続いて偏心カム26を回転させ
て下治具の周縁部20を上昇させる。この結果、透明部
材52とシート状粘着剤54はその全面が均一な力で押
圧される。このとき、盛り上がっている透明部材52の
周縁部ではゴムシート32がその形状に応じて弾性変形
しており、このゴムシート32の存在が均一の押圧力を
得る効果を助長している点も見逃せない。押圧終了後
は、油圧シリンダー36を用いてチャンバー壁16を上
昇させて真空破壊して、透明部材52とシート状粘着剤
54の貼り合わせ体を取り出す。
粘着剤54の貼り合わせについて説明する。まず、油圧
シリンダー36を用いて上治具を上昇させ、チャンバー
壁16を上に引き上げる。下治具18と20の上にシー
ト状粘着剤54を載せる。透明部材52をシート状粘着
剤54に接しないようにその上方に配置する。チャンバ
ー壁16をその下端がサブベース14に接するまで下降
させ、これにより構成されたチャンバーの内部を真空に
引く。このとき上治具の下降は透明部材52に接する前
に止めることが好ましい。偏心カム40を回転させて、
上治具の周縁部30の下面が中央部28の下面より若干
上にくるように調整する。この状態のまま油圧シリンダ
ー36を用いて上治具の中央部28と周縁部30を一緒
に下降させて透明部材52をシート状粘着剤54に押し
付ける。この段階では、透明部材52の平らな中央部分
が周縁部に比べて強く圧される。言い換えれば、中央部
28に対する周縁部30の高さを調整する段階で、上治
具が透明部材52に接した際に、透明部材52の中央部
を圧す力がその周縁部を圧す力よりも強くなるように調
整しておくわけである。続いて偏心カム26を回転させ
て下治具の周縁部20を上昇させる。この結果、透明部
材52とシート状粘着剤54はその全面が均一な力で押
圧される。このとき、盛り上がっている透明部材52の
周縁部ではゴムシート32がその形状に応じて弾性変形
しており、このゴムシート32の存在が均一の押圧力を
得る効果を助長している点も見逃せない。押圧終了後
は、油圧シリンダー36を用いてチャンバー壁16を上
昇させて真空破壊して、透明部材52とシート状粘着剤
54の貼り合わせ体を取り出す。
【0012】本実施例によれば、透明部材52とシート
状粘着剤54は全面が均一な力で圧されるので、両者の
間に気泡が残ることなく貼り合わせられる。実施例で
は、透明部材52とシート状粘着剤54の貼り合わせに
ついて説明したが、同様の手順によって、これらと一緒
に基板を貼り合わせることもできる。
状粘着剤54は全面が均一な力で圧されるので、両者の
間に気泡が残ることなく貼り合わせられる。実施例で
は、透明部材52とシート状粘着剤54の貼り合わせに
ついて説明したが、同様の手順によって、これらと一緒
に基板を貼り合わせることもできる。
【0013】
【発明の効果】本発明よれば、貼り合わせる光ディスク
の構成部材が均一な力で押圧されるので、内部に気泡が
残ることのない光ディスクの貼り合わせ技術が提供され
るようになる。
の構成部材が均一な力で押圧されるので、内部に気泡が
残ることのない光ディスクの貼り合わせ技術が提供され
るようになる。
【図1】本発明の実施例である貼り合わせ装置の構成を
示す図である。
示す図である。
【図2】光ディスクの断面構造を示す図である。
【符号の説明】 18…下治具の中央部、20…下治具の周縁部、24…
下治具周縁部支持ベース、25…下治具周縁部支持シャ
フト、26…偏心カム、28…上治具の中央部、30…
上治具の周縁部、34…上治具中央部支持ベース、35
…上治具中央部支持シャフト、36…油圧シリンダー、
38…上治具周縁部支持ベース、39…上治具周縁部支
持シャフト、40…偏心カム。
下治具周縁部支持ベース、25…下治具周縁部支持シャ
フト、26…偏心カム、28…上治具の中央部、30…
上治具の周縁部、34…上治具中央部支持ベース、35
…上治具中央部支持シャフト、36…油圧シリンダー、
38…上治具周縁部支持ベース、39…上治具周縁部支
持シャフト、40…偏心カム。
Claims (4)
- 【請求項1】 光ディスクの構成部材を貼り合わせる装
置であり、 貼り合わせる構成部材を載せるための下治具であって、
同中心の位置関係にある円盤状の中央部と円環状の周縁
部からなる下治具と、 下治具に載せた構成部材を押圧するための上治具であっ
て、同中心の位置関係にある円盤状の中央部と円環状の
周縁部からなる上治具と、 上治具を上下に移動させる上治具移動手段と、 下治具の中央部と周縁部を相対的に上下に移動させる下
治具用相対移動手段と、 上治具の中央部と周縁部を相対的に上下に移動させる上
治具用相対移動手段とを備えている光ディスクの貼り合
わせ装置。 - 【請求項2】メインベースと、メインベースに対して固
定されたサブベースと、上治具と下治具を収容するチャ
ンバーをさらに備え、 上治具移動手段は、上治具の中央部を上下に移動可能に
支持する上治具中央部支持体と、上治具の周縁部を上下
に移動可能に支持する上治具周縁部支持体と、上治具中
央部支持体と上治具周縁部支持体を連結する偏心カム
と、上治具中央部支持体を上下に移動させる油圧シリン
ダーとを有し、 上治具用相対移動手段は上治具中央部支持体と上治具周
縁部支持体を連結する偏心カムで構成され、 下治具用相対移動手段は、下治具の周縁部を上下に移動
可能に支持する下治具周縁部支持体と、下治具周縁部支
持体をメインベースと連結する偏心カムとを有している
請求項1に記載の光ディスクの貼り合わせ装置。 - 【請求項3】 上治具と下治具が光ディスクの構成部材
と接する面にゴムシートを備えている請求項1に記載の
光ディスクの貼り合わせ装置。 - 【請求項4】 平らな中央部と盛り上がった周縁部とを
有する透明部材と、シート状粘着剤と、基板とからなる
光ディスクの貼り合わせ方法であり、 少なくとも透明部材とシート状粘着剤を重ねて配置する
行程と、 透明部材の中央部に相当する領域を押圧する行程と、 透明部材の周縁部に相当する領域を、中央部に相当する
領域とは独立に押圧する行程とを有している光ディスク
の貼り合わせ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23515993A JPH0793824A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 光ディスクの貼り合わせ装置および貼り合わせ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23515993A JPH0793824A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 光ディスクの貼り合わせ装置および貼り合わせ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0793824A true JPH0793824A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=16981930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23515993A Pending JPH0793824A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 光ディスクの貼り合わせ装置および貼り合わせ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0793824A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006147231A (ja) * | 2004-11-17 | 2006-06-08 | Nissan Motor Co Ltd | 膜電極接合体の接合装置及び膜電極接合体の接合方法 |
JP2006156036A (ja) * | 2004-11-26 | 2006-06-15 | Nissan Motor Co Ltd | 膜電極接合体の接合装置及び膜電極接合体の接合方法 |
JP2006164887A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Nissan Motor Co Ltd | 燃料電池用積層体の形成装置及び燃料電池用積層体の形成方法 |
-
1993
- 1993-09-21 JP JP23515993A patent/JPH0793824A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006147231A (ja) * | 2004-11-17 | 2006-06-08 | Nissan Motor Co Ltd | 膜電極接合体の接合装置及び膜電極接合体の接合方法 |
JP2006156036A (ja) * | 2004-11-26 | 2006-06-15 | Nissan Motor Co Ltd | 膜電極接合体の接合装置及び膜電極接合体の接合方法 |
JP2006164887A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Nissan Motor Co Ltd | 燃料電池用積層体の形成装置及び燃料電池用積層体の形成方法 |
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