JP2006147231A - 膜電極接合体の接合装置及び膜電極接合体の接合方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 アノード電極及びカソード電極と高分子電解質膜との間にしわを発生させることなく接合させる。
【解決手段】 アノード電極17及びカソード電極18からはみ出た固体高分子電解質膜16を挟み込む下側外プレス20及び上側外プレス21と、固体高分子電解質膜16を挟んでその両面に配置されたアノード電極17とカソード電極18を挟み込む下側内プレス26及び上側内プレス27と、アノード電極17を上側内プレス27の押圧面27aに吸着保持させまたは該押圧面27aから剥離させるエアー孔28及びエアーポンプ29からなる加減圧手段と、外プレスと内プレスとの間の密閉空間を加湿する噴き出し孔30と蒸気供給部31からなる加湿手段とを備え、外プレスで固体高分子電解質膜16を挟み込んだ後、内プレスでアノード電極17及びカソード電極18を固体高分子電解質膜16に対して押圧して接合させる。
【選択図】 図7
【解決手段】 アノード電極17及びカソード電極18からはみ出た固体高分子電解質膜16を挟み込む下側外プレス20及び上側外プレス21と、固体高分子電解質膜16を挟んでその両面に配置されたアノード電極17とカソード電極18を挟み込む下側内プレス26及び上側内プレス27と、アノード電極17を上側内プレス27の押圧面27aに吸着保持させまたは該押圧面27aから剥離させるエアー孔28及びエアーポンプ29からなる加減圧手段と、外プレスと内プレスとの間の密閉空間を加湿する噴き出し孔30と蒸気供給部31からなる加湿手段とを備え、外プレスで固体高分子電解質膜16を挟み込んだ後、内プレスでアノード電極17及びカソード電極18を固体高分子電解質膜16に対して押圧して接合させる。
【選択図】 図7
Description
本発明は、膜電極接合体の接合装置及び膜電極接合体の接合方法に関する。
燃料ガス(水素)と酸化剤ガス(酸素)を供給することにより発電する燃料電池は、高分子電解質膜の両面にアノード電極とカソード電極を配置して接合一体化してなる膜電極接合体(MEA:membrane electrode assembly)を有し、その膜電極接合体をアノードセパレータとカソードセパレータで挟み込んで燃料電池単セルを構成し、その燃料電池単セルの複数個を積層することで燃料電池スタックを構成している。
例えば、前記膜電極接合体は、高分子電解質膜の上に、アノード電極またはカソード電極となる触媒層及びガス拡散層を配置した後、これらを挟み込んでホットプレス機で圧着することにより接合一体化される(例えば、特許文献1など参照)。
特開2002−216789号公報(第4頁および第5頁、第1図から第3図)
しかしながら、前記触媒層及びガス拡散層と高分子電解質膜とを圧着する際には、ホットプレス機にてこれら全体に同じ圧力をかけてプレスするため、これら触媒層、ガス拡散層及び高分子電解質膜の各熱膨張の違いにより、これらの接合境界にしわが発生する。また、これら触媒層及びガス拡散層と高分子電解質膜は、しわになったままで圧着されることがある。
そこで、本発明は、アノード電極及びカソード電極と高分子電解質膜との間にしわを発生させることなく接合させることのできる膜電極接合体の接合装置及び膜電極接合体の接合方法を提供することを目的とする。
本発明に係る膜電極接合体の接合装置は、アノード電極及びカソード電極からはみ出た高分子電解質膜を、その膜厚方向から挟み込む外プレスと、高分子電解質膜を挟んでその両面に配置されたアノード電極とカソード電極を、その膜厚方向から挟み込む内プレスとを備える。そして、この接合装置では、外プレスで高分子電解質膜を挟み込んだ後、内プレスでアノード電極及びカソード電極を前記高分子電解質膜に対して押圧して接合させる。
本発明の接合装置によれば、外プレスで高分子電解質膜を挟み込んだ後、内プレスでアノード電極及びカソード電極を高分子電解質膜に対して押圧して接合する構造としているので、ホットプレス時の熱によって高分子電解質膜が収縮してしまうのを外プレスで押さえることができる。
したがって、本発明によれば、アノード電極またはカソード電極と高分子電解質膜との接合境界にしわが発生することもなく、また、高分子電解質膜が引っ張られた状態なるのでしわが生じたままこの上にアノード電極またはカソード電極が接合されることもない。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
「燃料電池スタックの構成」
先ず、燃料電池を構成する燃料電池スタックの構成について簡単に説明する。図1は燃料電池スタックの全体構成を示す斜視図である。
先ず、燃料電池を構成する燃料電池スタックの構成について簡単に説明する。図1は燃料電池スタックの全体構成を示す斜視図である。
燃料電池スタック1は、図1に示すように、燃料ガスと酸化剤ガスの反応により起電力を生じる単位電池としての燃料電池単セル2を所定数だけ積層した積層体3とされ、その積層体3の両端に集電板4、絶縁板5およびエンドプレート6を配置し、該積層体3の内部に貫通した貫通孔(図示は省略する)にタイロッド7を貫通させ、そのタイロッド7の端部にナット(図示は省略する)を螺合させることで構成されている。
この燃料電池スタック1においては、燃料ガス、酸化剤ガスおよび冷却水をそれぞれ各燃料電池単セル2のセパレータ(図示は省略する)に形成された流路溝に流通させるための燃料ガス導入口8、燃料ガス排出口9、酸化剤ガス導入口10、酸化剤ガス排出口11、冷却水導入口12および冷却水排出口13を、一方のエンドプレート6に形成している。
燃料ガスは、燃料ガス導入口8より導入されてセパレータに形成された燃料ガス供給用の流路溝を流れた後、燃料ガス排出口9より排出される。酸化剤ガスは、酸化剤ガス導入口10より導入されてセパレータに形成された酸化剤ガス供給用の流路溝を流れた後、酸化剤ガス排出口11より排出される。冷却水は、冷却水導入口12より導入されてセパレータに形成された冷却水供給用の流路溝を流れた後、冷却水排出口13より排出される。
燃料電池単セル2は、図2に示すように、膜電極接合体(MEA:membrane electrode assembly)14と、この膜電極接合体14の両面にそれぞれ配置されるセパレータ15とから構成される。図2に示す燃料電池単セル2の構成は、その一例を示すもので、この構成に限定されるものではない。
膜電極接合体14は、例えば水素イオンを通す高分子電解質膜である固体高分子電解質膜16と、この固体高分子電解質膜16のアノード側に配置されるアノード電極17と、該固体高分子電解質膜16のカソード側に配置されるカソード電極18とからなる。かかる膜電極接合体14は、固体高分子電解質膜16の両面にアノード電極17とカソード電極18を配置しホットプレスことにより接合一体化される。
アノード電極17は、図3に示すように、アノード触媒17Aとミル層(カーボン層)17Bとガス拡散層17Cとからなる。カソード電極18は、カソード触媒18Aとミル層18Bとガス拡散層18Cとからなる。なお、ミル層17B、18Bは、必要に応じて設けても良いし或いは無くても良い。
アノード側に配置されるセパレータ15は、固体高分子電解質膜16に燃料ガスを供給するための燃料ガス流路を有している。カソード側に配置されるセパレータ15は、固体高分子電解質膜16に酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス流路を有している。また、セパレータ15には、前記した燃料ガス導入口8、燃料ガス排出口9、酸化剤ガス導入口10、酸化剤ガス排出口11、冷却水導入口12および冷却水排出口13と連通するそれぞれのマニホールド(図示は省略する)が形成されている。さらに、セパレータ15には、タイロッド7を貫通させるスタッキング孔が形成されている。
このように構成された膜電極接合体14とセパレータ15とは、該膜電極接合体14の両面にセパレータ15を積層し、これらの間をシール部材19でシールすることで燃料電池単セル2を構成し、その各燃料電池単セル2の複数個を積層することで燃料電池スタック1が構成される。
「膜電極接合体の接合装置」
次に、膜電極接合体の接合装置について説明する。図4はアノード電極及びカソード電極を固体高分子電解質膜に接合させた状態を示す接合装置の正面図、図5はアノード電極及びカソード電極を固体高分子電解質膜に接合する前の初期状態を示す接合装置の正面図、図6は固体高分子電解質膜を配置した状態を示す接合装置の正面図、図7はアノード電極及びカソード電極を内パンチに保持した状態を示す接合装置の正面図、図8は外パンチで固体高分子電解質膜を挟み込んだ状態を示す接合装置の正面図である。
次に、膜電極接合体の接合装置について説明する。図4はアノード電極及びカソード電極を固体高分子電解質膜に接合させた状態を示す接合装置の正面図、図5はアノード電極及びカソード電極を固体高分子電解質膜に接合する前の初期状態を示す接合装置の正面図、図6は固体高分子電解質膜を配置した状態を示す接合装置の正面図、図7はアノード電極及びカソード電極を内パンチに保持した状態を示す接合装置の正面図、図8は外パンチで固体高分子電解質膜を挟み込んだ状態を示す接合装置の正面図である。
本実施の形態の膜電極接合体の接合装置は、図4及び図5に示すように、アノード電極17及びカソード電極18からはみ出た固体高分子電解質膜16をその膜厚方向から挟み込む外プレスと、固体高分子電解質膜16を挟んでその両面に配置されたアノード電極17とカソード電極18をその膜厚方向から挟み込む内プレスと、アノード電極17またはカソード電極18の何れかを内プレスの押圧面に吸着保持させまたは押圧面から剥離させる加減圧手段と、外プレスと内プレスとの間の密閉空間を加湿する加湿手段とを備える。
外プレスは、固体高分子電解質膜16、アノード電極17及びカソード電極18である被接合体を挟んで下側に配置される下側外プレス20と、上側に配置される上側外プレス21とからなる。
下側外プレス20は、プレス機のホルダに取り付けられる下プレート22に固定されている。この下側外プレス20には、後述する下側内プレスを内部に可動自在とさせるための収容部22が形成されている。上側外プレス21は、プレス機のラムに取り付けられる上プレート23に対して弾性部材などのコイルバネ24を介して被接合体に接近離反方向に上下動するように取り付けられている。この上側外プレス21には、先の下側外プレス20と同様、後述する上側内プレスを内部に可動自在とさせるための収容部25が形成されている。
内プレスは、被接合体を挟んで下側に配置される下側内プレス26と、上側に配置される上側内プレス27とからなる。
下側内プレス26は、下側外プレス20の収容部22内に配置され、図示を省略する可動手段によって図4中矢印Aで示す上下方向に可動自在とされている。同様に、上側内プレス27は、上側外プレス21の収容部25内に配置され、図示を省略する可動手段によって図4中矢印Bで示す上下方向に可動自在とされている。そして、これら下側内プレス26及び上側内プレス27の押圧面26a、27aは、共に平坦な面とされている。
加減圧手段は、図5に示すように、上側内プレス27に形成された複数のエアー孔28と、このエアー孔28を介してエアーを吸引しまたは該エアー孔28からエアーを噴出させるエアーポンプ29とからなる。エアー孔28は、押圧面27aに複数開口して形成され、エアーポンプ29と接続されている。エアーポンプ29が減圧されると、エアー孔28を介してエアーが吸い込まれ、その押圧面27aにアノード電極17が固定保持される。一方、エアーポンプ29が加圧されると、エアー孔28を介してエアーが吹き出され、押圧面27aに固定保持したアノード電極17を剥離させる。
加湿手段は、図5に示すように、上側外プレス21に形成された複数の噴き出し孔30と、これら噴き出し孔30に蒸気を供給する蒸気供給部31とからなる。噴き出し孔30は、上側内プレス27を取り囲む周壁の内面21aに形成されており、押圧面27aに吸着保持させたアノード電極17に対して均一に蒸気を噴出させるようになされている。かかる噴き出し孔30は、蒸気を供給するための蒸気供給部31と接続されている。
「接合方法」
次に、上記した接合装置を使用して固体高分子電解質膜16にアノード電極17とカソード電極18を接合する方法について説明する。以下に、その接合方法の一例を示す。なお、接合手順は一例であり、これに限定されることはない。
次に、上記した接合装置を使用して固体高分子電解質膜16にアノード電極17とカソード電極18を接合する方法について説明する。以下に、その接合方法の一例を示す。なお、接合手順は一例であり、これに限定されることはない。
先ず、図6に示すように、下側外プレス20と下側内プレス26が平面をなすように、図示を省略する可動手段によって下側内プレス26を上昇させる。そして、水平となった下側外プレス20と下側内プレス26の押圧面26aに固体高分子電解質膜16を載せる。固体高分子電解質膜16を載せるに際しては、しわが生じないように該固体高分子電解質膜16を延ばした状態で配置する。
次に、図7に示すように、下側内プレス26を下降させた後、この下側内プレス26の押圧面26aにカソード電極18を配置する。その一方、上側内プレス27の押圧面27aに、エアーポンプ29を減圧してエアー孔28からエアーを吸い込むことによりアノード電極17を吸着保持させる。
次に、ラムを下降させて上側外プレス21を下側外プレス20に対して接近するように下降させる。すると、図8に示すように、上側外プレス21が上側内プレス27に先行して下降し、前記固体高分子電解質膜16を下側外プレス20と上側外プレス21とで挟み込む。
次に、蒸気供給部31から蒸気を供給し、その蒸気を上側外プレス21に形成した噴き出し孔30からアノード電極17に向かって噴出させる。そして、かかる蒸気を噴出させながら上側内プレス27を図8中矢印で示すように下降させ、該上側内プレス27の押圧面27aに吸着保持したアノード電極17を固体高分子電解質膜16に押し付ける。このように、下側内プレス26、上側内プレス27、下側外プレス20及び上側内プレス27で囲まれた密閉空間は、噴き出し孔30から吹き出される蒸気で満たされることになる。
図4に示すように、アノード電極17とカソード電極18で固体高分子電解質膜16をその両面から押し付けるに際しては、これら外プレスと内プレスにそれぞれ最適な熱を加えて押圧する、いわゆるホットプレスを行う。所定時間の押圧を行った後、上側外プレス21、上側内プレス27及び下側内プレス26をそれぞれ初期状態に戻すと、固体高分子電解質膜16の両面にアノード電極17とカソード電極18が接合されてなる膜電極接合体14が得られる。
このように、本実施の形態によれば、アノード電極17とカソード電極18からはみ出た固体高分子電解質膜16の外周縁部をその膜厚方向から押さえ込んだ後に、ホットプレスしているので、ホットプレス時の熱によって固体高分子電解質膜16が熱収縮してしまうのを防止することができると共に、アノード電極17、カソード電極18及び固体高分子電解質膜16それぞれの熱膨張係数の違いによる影響で、それらの接合境界にしわが発生するのを防止できる。また、固体高分子電解質膜16の外周縁部を挟み込んでピンと張った状態としているので、当該固体高分子電解質膜16にしわが生じたままこの上にアノード電極17及びカソード電極18が接合されるのを防止できる。
また、本実施の形態によれば、外プレスと内プレスを別個独立した構成としているので、固体高分子電解質膜16に適した温度の熱を外プレスにかけることができると共に、アノード電極17及びカソード電極18に適した温度の熱を内プレスにかけることができる。
また、本実施の形態によれば、ホットプレス前はアノード電極17をエアー吸引によって上側内プレス27の押圧面27aに吸着保持させることができ、ホットプレス後はエアー噴出によって固体高分子電解質膜16に負担がかからないように上側内プレス27の押圧面27aから固体高分子電解質膜16を剥離させることができる。
また、本実施の形態によれば、上側外プレス21の周壁に形成された噴き出し孔30から蒸気を噴出させることによって、外プレスと内プレスとの間の密閉空間を加湿することができ、この加湿により固体高分子電解質膜16に対するアノード電極17及びカソード電極18の密着効果を高めることができる。
「その他の実施の形態」
上述の実施の形態では、図6に示すように、平面をなすように下側内プレス26を上昇させて固体高分子電解質膜16を下側外プレス20の上に配置させた後、下側内プレス26を下降させてその押圧面26aにカソード電極18を配置したが、最初にカソード電極18を下側内プレス26の押圧面26aに載せた後、この下側内プレス26を上昇させ、該カソード電極18及び下側外プレス20の上に固体高分子電解質膜16を載置させるようにしてもよい。このようにすれば、下側内プレス26の動作を少なくすることができ、接合プロセスを削減することができる。
上述の実施の形態では、図6に示すように、平面をなすように下側内プレス26を上昇させて固体高分子電解質膜16を下側外プレス20の上に配置させた後、下側内プレス26を下降させてその押圧面26aにカソード電極18を配置したが、最初にカソード電極18を下側内プレス26の押圧面26aに載せた後、この下側内プレス26を上昇させ、該カソード電極18及び下側外プレス20の上に固体高分子電解質膜16を載置させるようにしてもよい。このようにすれば、下側内プレス26の動作を少なくすることができ、接合プロセスを削減することができる。
また、この他、図6に示すように、下側内プレス26及び下側外プレス20の上に固体高分子電解質膜16を載置した後、上側内プレス27にアノード電極17を吸着保持させ、蒸気を吹き付けながらこのアノード電極17を固体高分子電解質膜16に押圧して接合させ、その後、この固体高分子電解質膜16をひっくり返して他方の面にカソード電極18を同様に押圧して接合するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態では、固体高分子電解質膜16の上にアノード電極17を配置すると共に固体高分子電解質膜16の下にカソード電極18を配置したが、固体高分子電解質膜16の上にカソード電極18を配置し、該固体高分子電解質膜16の下にアノード電極17を配置するようにしてもよい。
1…燃料電池スタック
2…燃料電池単セル
14…膜電極接合体
15…セパレータ
16…固体高分子電解質膜(高分子電解質膜)
17…アノード電極
18…カソード電極
20…下側外プレス(外プレス)
21…上側外プレス(外プレス)
26…下側内プレス(内プレス)
27…上側内プレス(内プレス)
26a、27a…押圧面
28…エアー孔(加減圧手段)
29…エアーポンプ(加減圧手段)
30…噴き出し孔(加湿手段)
31…蒸気供給部(加湿手段)
2…燃料電池単セル
14…膜電極接合体
15…セパレータ
16…固体高分子電解質膜(高分子電解質膜)
17…アノード電極
18…カソード電極
20…下側外プレス(外プレス)
21…上側外プレス(外プレス)
26…下側内プレス(内プレス)
27…上側内プレス(内プレス)
26a、27a…押圧面
28…エアー孔(加減圧手段)
29…エアーポンプ(加減圧手段)
30…噴き出し孔(加湿手段)
31…蒸気供給部(加湿手段)
Claims (7)
- 高分子電解質膜の両面にアノード電極とカソード電極を配置し、これらを熱プレスして接合する膜電極接合体の接合装置において、
前記アノード電極及びカソード電極からはみ出た前記高分子電解質膜を、その膜厚方向から挟み込む外プレスと、
前記高分子電解質膜を挟んでその両面に配置された前記アノード電極とカソード電極を、その膜厚方向から挟み込む内プレスとを備え、
前記外プレスで前記高分子電解質膜を挟み込んだ後、前記内プレスで前記アノード電極及びカソード電極を前記高分子電解質膜に対して押圧して接合させる
ことを特徴とする膜電極接合体の接合装置。 - 請求項1に記載の膜電極接合体の接合装置であって、
前記アノード電極または前記カソード電極の何れかを、前記内プレスの押圧面に吸着保持させまたは該押圧面から剥離させる加減圧手段を備えた
ことを特徴とする膜電極接合体の接合装置。 - 請求項2に記載の膜電極接合体の接合装置であって、
前記加減圧手段は、前記内プレスに形成された複数のエアー孔と、このエアー孔を介してエアーを吸引しまたは該エアー孔からエアーを噴出させるエアーポンプとからなる
ことを特徴とする膜電極接合体の接合装置。 - 少なくとも請求項1から請求項3の何れか一つに記載の膜電極接合体の接合装置であって、
前記外プレスと前記内プレスとの間の密閉空間を加湿する加湿手段を備えた
ことを特徴とする膜電極接合体の接合装置。 - 請求項4に記載の膜電極接合体の接合装置であって、
前記加湿手段は、前記外プレスに形成された複数の噴き出し孔と、これら噴き出し孔に蒸気を供給する蒸気供給部とからなる
ことを特徴とする膜電極接合体の接合装置。 - 高分子電解質膜の両面にアノード電極とカソード電極をホットプレスして接合するに際して、該高分子電解質膜の外周縁部をその膜厚方向から挟み込んだ後、少なくとも高分子電解質膜の一方の面にアノード電極またはカソード電極を配置し押圧して接合する
ことを特徴とする膜電極接合体の接合方法。 - 請求項6に記載の膜電極接合体の接合方法であって、
前記アノード電極及びカソード電極を前記高分子電解質膜に押圧する前に、これらアノード電極、カソード電極及び高分子電解質膜に蒸気を吹き付ける
ことを特徴とする膜電極接合体の接合方法。
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