JPH0793633B2 - ループ状伝送路障害自動回復方式 - Google Patents

ループ状伝送路障害自動回復方式

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JPH0793633B2
JPH0793633B2 JP1115386A JP11538689A JPH0793633B2 JP H0793633 B2 JPH0793633 B2 JP H0793633B2 JP 1115386 A JP1115386 A JP 1115386A JP 11538689 A JP11538689 A JP 11538689A JP H0793633 B2 JPH0793633 B2 JP H0793633B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、ループ状伝送路障害をループアクセスユニ
ット相互間の連携動作により自動回復するためのループ
状伝送路障害自動回復方式に関するものである。
「従来の技術」 第5図に示すループネットワークは、ループアクセスユ
ニット(以下AUと記す)110〜150が、右廻りの現用系伝
送路Aと左廻りの予備系伝送路Bを介して相互接続され
る。各AUは現用系伝送路に対してのみ送受信可能であ
る。
このループネットワークにおいては、第6図に示すよう
にAU130とAU140との間の伝送路が両系とも障害の場合、
AU相互間の連携動作によりAU130で左廻り、AU140で右廻
りをループバック構成をとることにより障害箇所を自動
的に切離して高信頼化を図っているものがある。この障
害自動切離しは、概略以下の手順により実現される。
AU140がキャリア断を検出し、伝送路A上の下流AU
に対して予備系伝送路Bを現用系とする系切替えを特殊
なビットパターン又は系切替えコマンド(グローバルア
ドレスのフレーム)により指示する。
上記切替え指示を出したAU140及びこの指示を受信
した他AUは、現用系を伝送路Bに切替えると共に伝送路
障害回復モードに移行する。
伝送路障害回復モードのAU130は、伝送路B上でキ
ャリア断を検出すると左廻りのループバック構成をと
り、上流AUからの正常キャリア受信を一定時間監視す
る。
この監視時間内にキャリア検出が出来ない場合、AU
130は再度上記切替え指示を伝送路B上に送出する。
各AUは、上記伝送路B上の切替え指示を受信する
と、伝送路障害回復モードのまま現用系を伝送路Aに切
替える(AU130はループバック構成保存)。
今度はAU140が伝送路障害回復モードの時にキャリ
ア断を検出し、右廻りのループバック構成をとって伝送
路A上で上流からの正常キャリア受信を監視する。
AU130およびAU140のループバック構成設定により、
AU130とAU140との間の伝送路障害が切離されたことにな
り、各AUは一定時間以内にキャリアの正常受信が可能と
なる。これにより、各AUは伝送路障害回復モードをリセ
ットし、正常交信状態を復元する。
以上の障害自動回復動作において、伝送路A及びBの障
害箇所が異なるAU間にある場合、ループバック構成への
切替えが正常に行えず、障害箇所の切離しが出来ないケ
ースがあるという問題が発生する。即ち、第7図に示す
ように、伝送路AはAU120とAU130との間、伝送路BはAU
140とAU150との間にそれぞれ伝送路障害がある場合の様
に、伝送路Aと伝送路Bのそれぞれの障害箇所の間に2
台以上のAUが接続されている場合、または第8図に示す
様に、伝送路Aと伝送路Bのそれぞれの障害箇所の間に
1台のAUだけしかなく、且つ現用系の伝送路から見たAU
の接続順番で、予備系の伝送路障害箇所が現用系の伝送
路障害箇所より上流にある場合は、それぞれ第9図、第
10図に示すようなループバック構成を作ることにより、
自動的に障害箇所を切離し、伝送路を復旧することが可
能となる。
しかし、伝送路Aと伝送路Bのそれぞれの障害箇所の間
に1台のAUだけしかなく、且つ現用系の伝送路から見た
AUの接続順番で、予備系の伝送路障害箇所が現用系の伝
送路障害箇所より下流にある場合は、第11図に示すよう
な変則的なループバック状態が構成され、障害箇所の完
全切離しが出来ない。
「発明が解決しようとする課題」 この発明の目的は、二本のループ状伝送路のうち、一方
を現用系、他方を予備系として使用し、これらの伝送路
に障害が発生した場合は自動的にこれを検出し、障害箇
所を切離すことの出来る機能を具備したループネットワ
ークにおいて、両系の伝送路障害を障害箇所によっては
正常に切離し出来ない問題を解決し、伝送路障害を障害
箇所によらず正常に自動切離しできるループ状伝送路障
害自動回復方式を提供することにある。
「課題を解決するための手段」 この発明におけるループネーツトワーク上のループアク
セスユニット(AU)は、「従来の技術」に示す手順で伝
送路障害の検出・切離しをAU間の連携動作により自動的
に行うが、この従来技術のままでは第11図のように変則
的ループバック状態のまま放置されるケースが発生する
問題を解決するため、ループバック切替えを行ったAU
は、一定時間正常キャリア受信を監視し、この間に正常
キャリア受信がない場合は自分と同一方向のループバッ
ク切替え指示を下流の全AUに対して送出する。この指示
を受信した各AUは、受信通知を下流の全AUに対して送出
する、この一連の動作で、ループバック指示は受信する
が、この指示受信通知は受けないAUが1台存在する。こ
のAUが指示された方向のループバック切替えを行うこと
により、第1図に示すループバック状態が構成され、障
害箇所にはさまれた1台のAUだけを切離して伝送路を交
信可能状態に復旧する。このようにして障害箇所に依ら
ず伝送路障害を全てAU間の連携動作により自動復旧でき
る。
「実施例」 この発明は、第5図に示したように、複数のループアク
セスユニット(AU)が2本のループ状伝送路(信号の流
れ:逆方向)を介して相互接続され、伝送路障害発生時
は自動的に検出・切離しを行う伝送路障害自動回復機能
を具備したループネツトワークを対象とする。
以下の説明では第11図に示したように現用系伝送路Aは
AU130とAU140との間、予備系伝送路はAU140とAU150との
間にそれぞれ伝送路障害がある場合を対象とする。
第2図にこの発明におけるAUの構成例を示し、第3図に
この発明による伝送路障害自動回復の動作フローを示
し、第4図に伝送路障害自動回復動作に伴うループ接続
構成の遷移を示す。
〔I〕まず第4図(I)の接続状態で現用系伝送路Aの
障害に対し、AU140でキャリア断が検出される。このキ
ャリア断は受信バッファ20で検出され、受信制御部30に
通知される。この通知を受けた受信制御部30は、現用系
の伝送路を予備系と切替えるための特殊パターン送出を
バス線70経由で送信制御部50に指示する、この指示をう
けた送信制御部50は、レジスタ60に記憶した特殊パター
ンをバス線80経由にて送信バッファ90に送り、切替え制
御部10を通じて連続パターンとして伝送路A上に送出す
る。その後、AU140とこの特殊パターンを受信した他の
全AUは、受信制御部30からの指示により伝送路障害回復
モード設定を送信制御部50に通知し、通常の交信処理を
抑止すると共に、バス線70経由で切替え制御部10に指示
を送り、現用系伝送路を伝送路Bに切替え、第4図(I
I)に示す接続状態となる。伝送路障害回復モード設定
はフリップフロップ(以下F/Fと略称)41に記憶し、同
時にこのモード解除契機を得るため、リカバリタイマ42
を起動する。
〔II〕伝送路切替え後、各AUが安定した信号送出可能に
なる時間経過して、今度は伝送路B上で正常キャリア断
の有無を確認する、信号安定化までの待ち時間は、監視
タイマ43でコントロールする。即ち、受信制御部30は、
伝送路切替時点でバス線31経由で所要監視時間をタイマ
43に送り、信号線32経由でタイマ43の起動を指示する。
このタイマ43のオーバフローまでの時間が、信号安定化
までの待ち時間であり、オーバフローは信号線33経由で
受信制御部30に通知される。
伝送路B上のAU140とAU150間の伝送路障害により、再度
AU140でキャリア断が検出される。AU140において、受信
バッファ20からのキャリア断検出通知を受けた受信制御
部30は、AU150を切離す方向のループバック切替え指示
をバス線70経由で切替え制御部10に出す。切替え制御部
10は、これを受けてループバック切替えを行う。また、
受信制御部30はこのループバック指示と同時に上記手順
で監視タイマ43を起動し、このオーバフロー時点で再度
キャリア断検出の有無を確認する。
伝送路Bが現用系で、AU140のループバック切替えによ
り、AU140とAU150間が両系とも切断状態になっているた
め、AU140は再度キャリア断を検出する。これを受けて
受信制御部30は上記手順で送信制御部50に特殊パターン
送出を指示し、この指示を受けた送信制御部50は、上記
手順で特殊パターンを送信バッファ90に送り、ここから
連続的に伝送路Bに送出する。また、受信制御部30はこ
の特殊パターン送出指示と同時に上記手順で監視タイマ
43を起動し、このオーバフロー時点で再度キャリア断検
出の有無を確認する。なお、このタイミングで受信制御
部30がバス線31経由で指示する監視タイマ43の設定時間
は、下記〔III〕におけるAU150でのループバック切替え
時間を組み入れた時間とする。
〔III〕伝送路B上で特殊パターンを受信したAU140以外
の全AUは、上記手順で現用系を伝送路Aとする系切替え
を行う(AU140はループバック構成のまま)。この時接
続状態は第4図(III)の状態となる。この系切替え
後、AU140がループバック構成をとっていることによ
り、伝送路A上でAU150がキャリア断を検出し前記AU140
と同様の手順でループバック切替えを行い、第4図(I
V)に示す接続状態となる。このループバック切替え
後、AU150はAU140でループバックされたキャリアを伝送
路Bを経由して受信し、正常なキャリア検出状態にな
る。
〔IV〕AU140は、ループバック切替え・特殊パターン送
出後のキャリア検出でもキャリア断となる。このため、
受信制御部30は上記手順で特殊パターン送出を行い、AU
140とAU150を除く全AUが現用系を伝送路Bに切替えた
後、レジスタ40に記憶しているAU140のループ接続構成
と同一のループバック構成への切替え指示(LBI)送信
要求を、バス線70を経由して送信制御部50に行う。この
要求を受けた送信制御部50は、指定されたLBIを意味す
る特有のパターン(LBパターン)をバッファメモリ61か
ら索引し、LBIとしてバス線80を経由して送信バッファ9
0に送る。これを受けた送信バッファ90は連続的にLBパ
ターンを伝送路B上に送出する。
〔V〕AU140を除く全AUは、AU140からのLBIを受ける
と、LBI受信を通知するフレーム(LBIR)を同報通信に
より送出する。即ち、受信バッファ20からのLBI受信通
知を受けた受信制御部30は、LBIR送信をバス線70を経由
して送信制御部50に要求する。これを受けた送信制御部
50は、LBIRを同報アドレスを持つ情報フレームとして、
バッファメモリ62上に作成し、バス線80を経由して送信
バッファ90に送る。送信バッファ90は、数個連続したフ
レームによりこのLBIRを送出する。
非ループバックAUのうち、AU130だけがLBI受信後に、他
AUからのLBIRを受信出来ない。このため、AU130は前記
手順にて第4図(V)に示すようにループバック切替え
を行い、引き続きキャリア断有無の確認を行う。
今度は2箇所の伝送路障害を完全に切離されたループバ
ックを構成しているため、これに接続される各AUで更に
キャリア断が検出されることはない。この後、各AUはリ
カバリタイマ42のオーバフローを待ってF/F41をリセッ
トし、伝送路障害回復モードを解除する。これにより、
通常の交信状態が復元される。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば伝送路を複数の
小ループに分割することで、伝送路障害を数、場所に依
らず自動的に切り離すことが可能になる。このため、ル
ープネットワーク全体が使用不能になるカタストロフィ
ックな障害を回避できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明により第11図の障害パターンに対して
障害箇所の自動切離しを行った後のループ接続構成を示
す図、第2図はこの発明を実現するAUの構成例を示すブ
ロック図、第3図はこの発明による伝送路障害自動回復
方式の動作を示す流れ図、第4図はこの発明による回復
動作時におけるループ接続構成の遷移を示す図、第5図
はループネットワークの構成図、第6図は両系伝送路が
AU130とAU140との間に障害を持つ場合の、従来方式でル
ープバック切替えを行って障害箇所を自動切離しした後
の接続構成を示す図、第7図及び第8図はそれぞれ従来
の伝送路障害自動回復方式により、正常に障害箇所が切
離される障害パターンを示す図、第9図及び第10図はそ
れぞれ第7図,第8図の障害箇所を切離した後のループ
接続構成を示す図、第11図は従来の伝送路障害自動回復
方式により正常に障害箇所を切離せない障害パターン
と、この障害に対する切離し動作を行った後の変則的な
ループ接続構成を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送方向が異なる現用系と予備系の一対の
    ループ状伝送路と、この両方の伝送路に接続される複数
    のループアクセスユニットとからなるデータ伝送システ
    ムにおいて、 現用系のループ状伝送路のキャリア断を検出する手段
    と、 このキャリア断検出時点で伝送路障害回復モードを設定
    し、ループ状伝送路の現用系と予備系との切替え指示を
    特殊パターン又はグローバルアドレスのフレームにて下
    流の全ループアクセスユニットに出すと共に、これまで
    の予備系を現用系とする伝送路の系切替えを行う手段
    と、 キャリア断末検出のループアクセスユニットが上記切替
    え指示を受信すると伝送路障害回復モードを設定し、こ
    れまでの予備系を現用系とする伝送路の系切替えを行う
    手段と、 上記伝送路障害回復モード設定中に伝送路のキャリア断
    を検出すると現用伝送路のすぐ上流のループアクセスユ
    ニットを切り離す方向のループバック切替えを行う手段
    と、 このループバック切替えを行ったループアクセスユニッ
    トが正常なキャリア受信をタイマ監視する手段を持ち、
    所定時間内に正常なキャリア受信がない場合は自分と同
    一方向のループバック切替えを指示する特有パターン又
    はグローバルアドレスのフレームを下流の全ループアク
    セスユニットに送出する手段と、 このループバック切替え指示用特有パターン又はフレー
    ムを受信したループアクセスユニットが、その受信を通
    知する専用のパターン又はグローバルアドレスのフレー
    ムを送出する手段と、 上流ループアクセスユニットから上記受信通知を受信し
    ない場合のみ指示された方向のループバック切替えを行
    う手段とを有するループ状伝送路障害自動回復方式。
JP1115386A 1989-05-08 1989-05-08 ループ状伝送路障害自動回復方式 Expired - Fee Related JPH0793633B2 (ja)

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