JPS63240220A

JPS63240220A - 監視切替制御方式

Info

Publication number: JPS63240220A
Application number: JP7504487A
Authority: JP
Inventors: Teruo Otake; 大竹　輝夫
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1987-03-27
Filing date: 1987-03-27
Publication date: 1988-10-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［概　要コ通信回線網（以下電話網ともいう）に接続されていて、
該通信回線網を介して他の装置との間で信号の送受信を
行なう装置においては、該装置が障害などのため、それ
まで閉回路で形成していた通信回線間の回路を開放する
と、通信回線の接続状態が解かれ、再度通信を行なうな
めには、新たに接続のための操作をしなければならない
。

通信系の信頼性を高度のものとするため、現用の装置が
障害を発生したとき、回路を切り替えることにより通信
の継続を図ることを目的とした予備の装置を設けたもの
においても、従来は、現用の装置が障害を発生すると、
一旦通信状態が中断され、回路を予備系に切り替えた後
、再び相手側との接続をし直すという動作を余儀なくさ
れていた。

本発明はこのような従来の問題点を解決するため、装置
障害が発生したとき、通信回線の接続状態を保持したま
ま予備系への切り替えを可能とする技術について開示し
ている。

［産業上の利用分野］本発明は障害の発生に備えた待機冗長型の予備系を有し
、通信回線網を通じて他の装置等との間で信号の送受信
を行なう系における、現用・予備の切り替えの制御に関
するものであって、特に、相手側との通信回線の接続状
態を中断することなく現用・予備の切り替えが可能な方
式［従来の技術］第４図は従来の待機予備系を持つシステム構成の例を示
すブロック図であって、５１はファクシミリ装置、５２
は電話機、５３は通信回線網、５４は網制御装置、５５
は切り替え器、５６は現用の処理装置、５７は予備の処
理装置を表している。

同図において、通常は、例えば、ファクシミリ装置５１
→通信回線網５３→網制御装Ｎ５４→切り替え器５５→
処理装置５６あるいはその逆の経路で信号の授受を行な
い処理を行なっているが、処理装置５６が障害を発生し
て処理を続行できなくなると、網制御装置５４が通信回
練絹５３との接続を断って、切り替え器５５により、回
路を処理装置５７側に切り替えた後、再び通信回線網５
３を経由してファクシミリ装置５１との接続を行ない、
処理を再開する。

［発明が解決しようとする問題点］上述したように、従来の系においては、現用の装置が障
害を発生したとき、それまで接続状態であった通信回線
が一旦切断されるため、予備系に切り替えた後、再接続
しなければならないから、再接続に要する手間がかかる
上、処理の中断時間が長いという問題点があった。

障害により通信回線の接続状態か断たれる原因には、網
制御装置の障害によるものと処理装置の障害によるもの
とがあるが、いずれの場合にも、再接続が必要であり、
これは、折角、待機冗長型の予備系を設けているのに、
通信を一旦中断しなければならないこと、および、再接
続に要する時間のため中断時間が長くなるという問題点
を有するものであった。

４一本発明はこのような従来の問題点に鑑み、障害が発生し
ても直ちに通信回線の接続状態が断たれることがなく、
その接続関係を継続したまま予備系の装置に切り替える
ことの可能な方式を提供することを目的としている。

［問題点を解決するための手段］本発明によれば、上述の目的は、前記特許請求の範囲に
記載した手段により達成される。すなわち、本発明は現
用装置が障害となったときこれと切り替って処理を行な
うべき待機型の予備装置を備え、通信回線網を通して相
手側装置と信号の送受信を行なう系において、現用装置
が正常に動作しているか否かを監視する手段と、現用装
置が障害のため通信回線を開放しようとしたとき、これ
を検出して該通信回線のループ状態を一定時間保持する
手段と、該通信回線のループ状態を保持している間に装
置を予備系に切り替える手段とを具備する監視切替制御
装置を設けたものである。

［作　用］上述の手段において、現用系でＩＲ害が発注し、それま
で接続状態であった通信回線開放されようとするとき、
これを検知した監視装置は直ちに当該通信回線のループ
状態を一定時間保持して、通信回線網の交換機等によっ
てそれが切断されることを阻止する。そして、その間に
障害を発生した現用装置から予備装置への切り替えが行
なわれる。

［実　施　例コ第１図は本発明の第１の実施例のブロック図であって、
特許請求の範囲第（２）項の実施態様に対応するもので
ある。

同図のような待機予備系を持つシステム構成において、
以下に示す機能を有する監視切替制御装置１を網制御装
置２と処理装置の間に接続することにより、電話回線３
を切断することなく予備機切替が可能となる。

［接続中の電話回線を記憶しておく機能」、「現用機４
の障害検出機能」、「現用機４の障害時にも網制御装置
２に対し、回線接続指令を一定時間継続して出す機能」
、［切替器９による現用機４と予備機５の切替機能」、
「予備機５への予備切替完了通知機能」本実施例においての切り替え制御手順は以下のように行
なわれる。

■監視切替制御装置１は現用機４と接続中の電話回線３
を記憶するとともに、当該回線に対する回線接続指令６
（１１１１制御装置）を保持しておく。

■現用機４の障害を検出したら、■接続中の回線におい
ては、網制御装置２に対する回線接続指令６を一定指令
６を一定時間保持し続ける。

■現用機４と予備機５を切り替え、■予備機５に対し切
替完了通知を行う。

■予備機５はリカバリ処理後、接続中の電話回線３に対
する処理を継続して行う。

予備機切り替え後、一定時間経過しても予備機５側から
の回線接続指令６が出力されない場合には、監視切替制
御装置１が保持していた網制御装置２への回線接続指令
６を終了し、電話回線３を切断する。

なお、図中の７はＦＡＸ、９は電話機を表している。

第２図は本発明の第２の実施例のブロック図であって、
特許請求の範囲第（３）項の実施態様に対応するもので
ある。

本実施例の場合においては、以下に示す機能を有する監
視切替制御装置１０を網と処理装置の間に接続すること
により、電話回線を切断することなく予備機切を可能と
している。

「接続中の電話回線を記憶しておく機能」、［現用ｔＲ
１１の障害検出機能」、「現用機１１の＃害時にも電話
回線側のループが切れないように一定時間継続ループを
保持する機能１３」、「現用機１１と予備機１２の切替
機能」、［予備機への予備切替完了通知機能」本実施例における切り替え制御は以下に述べる手順で行
なわれる。

■現用機１１と接続中の電話回線３を記憶するとともに
、当該回線に対する回線ループ保持回路１３を動作して
おく。■現用機１１の障害を検出したら、■接続中の回
線においては、回線ループ保持回路１３を一定時間動作
させ続ける。

■現用機１１と予備機１２を切り替え、■予備機１２に
対し切替完了通知を行う。

■予備機１２はリカバリ処理後、接続中の電話回線に対
する処理を継続して行なう。

予備機切り替え後、一定時間経過しても予備機１２が回
線を接続しない場合には、監視切替制御装置１０が保持
していた回線ループを切り、電話回線３を切断する。

なお、同図において、１４．１５は網制御装置を表して
いる。

第３図は本発明の第３の実施例のブロック図であって、
特許請求の範囲第（４）項の実施態様に対応するもので
ある。

本実施例においては、以下に示す機能を有する監視切替
制御装置１８を網と処理装置１９の間に接続することに
より、電話回線を切断することなく網制御装置の予備機
切替が可能となる。

「接続中の電話回線を記憶しておく機能」、「現用網制
御装置１６の障害検出機能」、「現用網制御装置１６障
害時にも電話回線側のループが切れないように、一定時
間回線ループを保持する機能１３」、「現用網制御装置
１６と予備網制御装置］７の切替機能」、「処理装置１
９への網制御装置予備切替完了通知機能」本実施例における切替制御は以下の手順により行なわれ
る。

■接続中の電話回線３を記憶するとともに、当該回線に
対する回線ループ保持回路１３を動作させておく。■現
用網制御装置１６の障害を検出したら、■接続中の回線
においては、回線ループ保持回路１３を一定時間動作さ
せ続ける。

■現用網制御装置１６と予備網制御装置１７を切り替え
、■処理装置１つに対して網制御装置予備切替完了通知
を行う。

■処理装置１９はリカバリ後、接続中の電話回線３に対
する処理を接続して行う。

網制御装置予備切替後、一定時間経過しても予備網制御
装置１７が回線を接続しない場合には、監視切替制御装
置１８が保持していた回線ループを切り電話回線３を切
断する。

［発明の効果］以上説明したように本発明によれば、現用機（現用処理
装置あるいは網制御装置）の障害時においても、接続中
の電話回線については、監視切替制御装置が一定時間接
続を保持するので、この間に予備機（予備処理装置ある
いは網制御装置）への切替、処理装置側でのリカバリを
行なうことで、利用者に装置の障害を意識させることな
く、処理の継続が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例のブロック図、第２図は
本発明の第２の実施例のブロック図、第３図は本発明の
第３の実施例のブロック図、第４図は従来の待機予備系
を持つシステム構成の例を示すブロック図である。１．１０．１８・・・・・・監視切替制御装置、２．１
４．１５・・・・・・網制御装置、３・旧・・電話回線
、４．１１・・・・・・現用機、５．１２・旧・・予備
機、６・・・・・・回線接続指令、７・旧・・ＦＡＸ、
８・・・・・・電話機、９．９′・・・・・・切り替え
器、１３・・・・・・回線ループ保持回路、１６・・・
・・・現用網制御装置、１７・・・・・・予備網制御装
置、１９・旧・・処理装置１２一本発明の第１の炙施馴のブロック図第　／　＠人ｙ本発明の沸Ｚの炙施例のブロック図第２　図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）通信回線網を通じて、他の置との間で信号の授受
を行なう装置であって、待機型の予備装置を備えて成る
系において、現用装置が正常に動作しているか否かを監視する手段と
、現用装置が障害のため通信回線を開放しようとしたとき
、これを検出して該通信回線のループ状態を一定時間保
持する手段と、該通信回線のループ状態を保持している間に装置を予備
系に切り替える手段とを具備する監視切替制御装置を設
けたことを特徴とする監視切替制御方式。
（２）通信回線が１台の網制御装置に接続されていて、
該通信回線のループ状態を保持する手段は該網制御装置
に対する回線接続指令信号の発出を継続するものである
特許請求の範囲第（１）項記載の監視切替制御方式。
（３）現用の網制御装置と該網制御装置に接続された処
理装置、および、予備の網制御装置と該網制御装置に制
御された処理装置とを有する特許請求の範囲第（１）項
記載の監視切替制御方式。
（４）現用の網制御装置と予備の網制御装置と、これら
の網制御装置を切り替えて用いる１台の処理装置とを有
する特許請求の範囲第（１）項記載の監視切替制御方式
。