JPH0793078A - 入力装置及びキーパターン作成方法 - Google Patents
入力装置及びキーパターン作成方法Info
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- JPH0793078A JPH0793078A JP23772493A JP23772493A JPH0793078A JP H0793078 A JPH0793078 A JP H0793078A JP 23772493 A JP23772493 A JP 23772493A JP 23772493 A JP23772493 A JP 23772493A JP H0793078 A JPH0793078 A JP H0793078A
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- key
- pattern
- key pattern
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Abstract
(57)【要約】
【目的】タッチパネルのキー配置を容易に変更できる入
力装置を提供する。 【構成】キーパターンの設定を開始すると、まず、その
パターン番号等の設定データを入力する(a)。それが
終えたなら、キーの大きさや位置を決め、キーパターン
のマトリクス設定する(b)。その後、各キーのラベル
であるキートップと、キーを押した際に与えるリターン
コードとを設定する。これらb,c,dの3つの設定項
目は、自由に設定し直すことができる。設定の終えたキ
ーパターンは、メモリに記憶され、新規のキーパターン
をアプリケーションから呼び出す際には、所望のパター
ンを配列を見ながら選び、それを用いることができる。
力装置を提供する。 【構成】キーパターンの設定を開始すると、まず、その
パターン番号等の設定データを入力する(a)。それが
終えたなら、キーの大きさや位置を決め、キーパターン
のマトリクス設定する(b)。その後、各キーのラベル
であるキートップと、キーを押した際に与えるリターン
コードとを設定する。これらb,c,dの3つの設定項
目は、自由に設定し直すことができる。設定の終えたキ
ーパターンは、メモリに記憶され、新規のキーパターン
をアプリケーションから呼び出す際には、所望のパター
ンを配列を見ながら選び、それを用いることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばタッチパネルを
有する携帯型端末装置等の入力装置及びその入力パター
ン作成方法に関するものであり、特にタッチパネルに組
み合わされた表示器上のキーの表示を切り替えるものに
関する。
有する携帯型端末装置等の入力装置及びその入力パター
ン作成方法に関するものであり、特にタッチパネルに組
み合わされた表示器上のキーの表示を切り替えるものに
関する。
【0002】
【従来の技術】表示器の前面にタッチパネルを設け、両
者の位置アドレスを互いに関連付けた装置では、操作者
が画面上に表示される情報を参照しながらデータ入力で
きる。具体的には、タッチパネルの押下位置を識別する
手段と、識別された位置情報に対応するキーイメージを
画面に表示する手段を用意し、この組み合わせで操作者
のキー入力を可能にしていた。
者の位置アドレスを互いに関連付けた装置では、操作者
が画面上に表示される情報を参照しながらデータ入力で
きる。具体的には、タッチパネルの押下位置を識別する
手段と、識別された位置情報に対応するキーイメージを
画面に表示する手段を用意し、この組み合わせで操作者
のキー入力を可能にしていた。
【0003】この実現方法の例として、キー枠の構造
(マトリクス)・キー枠内部に表示する内容(キートッ
プ)・キー枠を押した時に返却するコード(リターンコ
ード)等の各情報を一括してデータテーブルまたはファ
イルに格納して利用する方法がある。これらの情報によ
って画面に表示されるキー形状の表示をキーパターンと
呼び、一つのキーパターンに対するこれらの情報をキー
パターンデータと呼ぶ。通常はアプリケーシヨンプログ
ラムにおいては複数のキーパターンを使用するので、前
記データテーブルまたはファイルには複数のキーパター
ンデータが格納されている。
(マトリクス)・キー枠内部に表示する内容(キートッ
プ)・キー枠を押した時に返却するコード(リターンコ
ード)等の各情報を一括してデータテーブルまたはファ
イルに格納して利用する方法がある。これらの情報によ
って画面に表示されるキー形状の表示をキーパターンと
呼び、一つのキーパターンに対するこれらの情報をキー
パターンデータと呼ぶ。通常はアプリケーシヨンプログ
ラムにおいては複数のキーパターンを使用するので、前
記データテーブルまたはファイルには複数のキーパター
ンデータが格納されている。
【0004】キーパターンを利用してキー入力を行なう
場合、まずキーパターンデータ内部のキー枠の構造情報
とキー枠内部に表示する内容の情報からLCD上にキー
イメージの表示を行なう。タッチパネルが押されると押
されたキー枠部に対応した返却するコードをキーパター
ンから読み出してアプリケーシヨンプログラムに返すと
いうシーケンスになる。
場合、まずキーパターンデータ内部のキー枠の構造情報
とキー枠内部に表示する内容の情報からLCD上にキー
イメージの表示を行なう。タッチパネルが押されると押
されたキー枠部に対応した返却するコードをキーパター
ンから読み出してアプリケーシヨンプログラムに返すと
いうシーケンスになる。
【0005】キーパターンデータは通常の電子機器の上
位機であるパーソナルコンピューターでファイルとして
作成されるか、またはアプリケーシヨンプログラム内部
でデータテーブルとして抱えるのが一般的であり、アプ
リケーシヨンプログラムと共に電子機器にロードして利
用するという形態であった。
位機であるパーソナルコンピューターでファイルとして
作成されるか、またはアプリケーシヨンプログラム内部
でデータテーブルとして抱えるのが一般的であり、アプ
リケーシヨンプログラムと共に電子機器にロードして利
用するという形態であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
は以下に上げる様な欠点があった。 (1)キーパターンデータは、ホストコンピュータ等の
上位器で作成されて電子機器にロードされることから、
キーパターンは予め準備された固定の物となる。よっ
て、操作者の年齢・体格・性別・経験・能力など個々の
要求に対応したキーパターンを準備することができな
い。 (2)予め多くのキーパターンを準備して、操作者に好
みのキーパターンを選択できる様にしておくことは可能
である。しかし、そのためにキーパターンデータのサイ
ズが膨れ上がり電子機器のメモリを消費する結果とな
る。また多くのキーパターンを準備する付加が生じ、ア
プリケーシヨンプログラム側で望むキーパターンを呼び
出す仕組みも複雑になるという欠点がある。 (3)よって通常の電子機器では、操作対象者のなるべ
く多くに対応できる様に設計された固定のキーパターン
を持つことしかできなくなっている。このような場合、
大多数の操作者に適したキーパターンを設計できない
と、不満を持つ操作者の割合が多くなってしまう。
は以下に上げる様な欠点があった。 (1)キーパターンデータは、ホストコンピュータ等の
上位器で作成されて電子機器にロードされることから、
キーパターンは予め準備された固定の物となる。よっ
て、操作者の年齢・体格・性別・経験・能力など個々の
要求に対応したキーパターンを準備することができな
い。 (2)予め多くのキーパターンを準備して、操作者に好
みのキーパターンを選択できる様にしておくことは可能
である。しかし、そのためにキーパターンデータのサイ
ズが膨れ上がり電子機器のメモリを消費する結果とな
る。また多くのキーパターンを準備する付加が生じ、ア
プリケーシヨンプログラム側で望むキーパターンを呼び
出す仕組みも複雑になるという欠点がある。 (3)よって通常の電子機器では、操作対象者のなるべ
く多くに対応できる様に設計された固定のキーパターン
を持つことしかできなくなっている。このような場合、
大多数の操作者に適したキーパターンを設計できない
と、不満を持つ操作者の割合が多くなってしまう。
【0007】本発明は上記従来例に鑑みて成されたもの
で、キーパターンを容易に変更することができ、そのた
めに要するメモリ容量を小さく押さえることができる入
力装置及びキーパターン作成方法を提供することを目的
とする。
で、キーパターンを容易に変更することができ、そのた
めに要するメモリ容量を小さく押さえることができる入
力装置及びキーパターン作成方法を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上記目的を達成するために、本発明の入力装置
は次のように構成される。
は次のように構成される。
【0009】表示器と座標入力板とを組み合わせた入力
装置であって、キーを所望に配列してキーパターンを作
成する作成手段と、該作成手段により設定されたキーパ
ターンを記憶する記憶手段と、該記憶手段により記憶さ
れたキーパターンから所望のキーパターンを選択する選
択手段とを備える。
装置であって、キーを所望に配列してキーパターンを作
成する作成手段と、該作成手段により設定されたキーパ
ターンを記憶する記憶手段と、該記憶手段により記憶さ
れたキーパターンから所望のキーパターンを選択する選
択手段とを備える。
【0010】また、本発明のキーパターン入力装置は次
のような構成からなる。
のような構成からなる。
【0011】キーパターン中の各キーの大きさと位置と
を指定する工程と、前記各キーのラベルを指定する工程
と、前記各キーのリターンコードを指定する工程と、キ
ーパターンをメモリに記憶する工程と、記憶されたキー
パターンから所望のキーパターンを選択する選択工程と
を備える。
を指定する工程と、前記各キーのラベルを指定する工程
と、前記各キーのリターンコードを指定する工程と、キ
ーパターンをメモリに記憶する工程と、記憶されたキー
パターンから所望のキーパターンを選択する選択工程と
を備える。
【0012】
【実施例】本発明の実施例として携帯型端末装置を説明
する。図1は、端末装置のキーパターンの設定機構をブ
ロック図で示したものである。
する。図1は、端末装置のキーパターンの設定機構をブ
ロック図で示したものである。
【0013】図において、ブロックaで設定データの入
力を行なった後、ブロックbでマトリクスの設定、ブロ
ックcでキートップの設定、ブロックdでリターンコー
ドの設定などを行なう。図に示す様に、ブロックb,
c,dの処理間の移動は可能になっている。この方式に
よりキーパターンデータを携帯型端末装置上で作成する
ことが可能となる。
力を行なった後、ブロックbでマトリクスの設定、ブロ
ックcでキートップの設定、ブロックdでリターンコー
ドの設定などを行なう。図に示す様に、ブロックb,
c,dの処理間の移動は可能になっている。この方式に
よりキーパターンデータを携帯型端末装置上で作成する
ことが可能となる。
【0014】<装置の構成>図2は実施例の携帯型端末
装置の外観図(平面図)である。1は表示器としてのL
CDとその上に置かれた入力手段としての透明タッチパ
ネルで構成されている。2はLCD上に表示されたキー
であり、例えば[A]と表示されているキーの上を触れ
るとLCDの上面に配置されている透明タッチパネルに
よって触れられた位置を検出しその位置に表示されてい
る[A]のキーが押されたと判断される様に構成されて
いる。
装置の外観図(平面図)である。1は表示器としてのL
CDとその上に置かれた入力手段としての透明タッチパ
ネルで構成されている。2はLCD上に表示されたキー
であり、例えば[A]と表示されているキーの上を触れ
るとLCDの上面に配置されている透明タッチパネルに
よって触れられた位置を検出しその位置に表示されてい
る[A]のキーが押されたと判断される様に構成されて
いる。
【0015】図3に装置の断面図及びLCD・タッチパ
ネルと基板との接続方法を示す斜視図を示す。
ネルと基板との接続方法を示す斜視図を示す。
【0016】装置の断面図3(a)において、3は透明
タッチパネルであり、4はタッチパネル3を支持する為
のゴム枠でありタッチパネル3の周囲を覆う様になって
いる。5は表示機としてのLCDであり、タッチパネル
3はゴム枠4を介してLCD5の上面に配置されてい
る。6は中蓋でありLCD5・タッチパネル3を支持し
ている。7は基板でありLCD5・タッチパネル3のコ
ントロールを含む全ての制御を行なう回路が配置されて
いる。8は上面外装の一部でありタッチパネル3の位置
出しを行なう為のガイドとなっている。9はガイド8と
同様にLCD5のガイドである。このガイド8とガイド
9とによってLCD5とタッチパネル3の位置関係は固
定されている。10は上面外装、11は下面外装であ
る。上面外装10、下面外装11、中蓋6、基板7はネ
ジ12により共締めされ固定されている。
タッチパネルであり、4はタッチパネル3を支持する為
のゴム枠でありタッチパネル3の周囲を覆う様になって
いる。5は表示機としてのLCDであり、タッチパネル
3はゴム枠4を介してLCD5の上面に配置されてい
る。6は中蓋でありLCD5・タッチパネル3を支持し
ている。7は基板でありLCD5・タッチパネル3のコ
ントロールを含む全ての制御を行なう回路が配置されて
いる。8は上面外装の一部でありタッチパネル3の位置
出しを行なう為のガイドとなっている。9はガイド8と
同様にLCD5のガイドである。このガイド8とガイド
9とによってLCD5とタッチパネル3の位置関係は固
定されている。10は上面外装、11は下面外装であ
る。上面外装10、下面外装11、中蓋6、基板7はネ
ジ12により共締めされ固定されている。
【0017】LCD5・タッチパネル3と基板7との接
続方法を示す斜視図3(b)において、タッチパネル3
のコントロール信号がフレキシブルケーブル14に接続
されている。タッチパネル3にゴム枠4を取り付ける時
点でゴム枠4に予め開けられているスリット13にケー
ブル14を通した後、基板7上に取り付けられたコネク
タ16に接続を行なう。LCD5のコントロール信号は
ケーブル14に接続されており、このケーブル14を1
7のコネクタに接続を行なう。このように接続され基板
7上のコントロール回路からLCD5・タッチパネル3
のコントロールを行なう。
続方法を示す斜視図3(b)において、タッチパネル3
のコントロール信号がフレキシブルケーブル14に接続
されている。タッチパネル3にゴム枠4を取り付ける時
点でゴム枠4に予め開けられているスリット13にケー
ブル14を通した後、基板7上に取り付けられたコネク
タ16に接続を行なう。LCD5のコントロール信号は
ケーブル14に接続されており、このケーブル14を1
7のコネクタに接続を行なう。このように接続され基板
7上のコントロール回路からLCD5・タッチパネル3
のコントロールを行なう。
【0018】図4は当装置のブロック図である。図にお
いて、46は全ての制御を行なうCPU、47はプログ
ラムが格納されているROM、48はファイルの格納や
アプリケーシヨンプログラムの格納に使用されるRA
M、49は外部と通信を行なう為の外部I/F、50は
タッチパネル3の制御を行なうタッチパネルコントロー
ラ、51はLCD5の制御を行なうLCDコントローラ
である。以上全てはバス54で接続されている。また、
タッチパネルコントローラ50にはタッチパネル3、L
CDコントローラ51にはLCD5がそれぞれ接続され
ている。
いて、46は全ての制御を行なうCPU、47はプログ
ラムが格納されているROM、48はファイルの格納や
アプリケーシヨンプログラムの格納に使用されるRA
M、49は外部と通信を行なう為の外部I/F、50は
タッチパネル3の制御を行なうタッチパネルコントロー
ラ、51はLCD5の制御を行なうLCDコントローラ
である。以上全てはバス54で接続されている。また、
タッチパネルコントローラ50にはタッチパネル3、L
CDコントローラ51にはLCD5がそれぞれ接続され
ている。
【0019】<タッチパネル入力の検出>図5乃至図9
を参照してタッチパネルの構造と位置検出の原理を説明
する。
を参照してタッチパネルの構造と位置検出の原理を説明
する。
【0020】図5はタッチパネル3の断面図である。1
8は上ガラスであり厚さt=0.2mmの板ガラスを使
用し、19は下ガラスでありt=1.1mmの板ガラス
を使用している。20、21はITO膜と呼ばれる透明
抵抗物質を上下ガラスの内面に均一に塗布した膜であ
る。22はシリコン樹脂を材料と下計200μm、高さ
数十μのスペーサであり、7mmピッチ間隔で全面に配
置されている。このスペーサ22により上下ガラスの間
は数十μのギャップを保ち、上下のITO膜20・21
は絶縁状態となっている。
8は上ガラスであり厚さt=0.2mmの板ガラスを使
用し、19は下ガラスでありt=1.1mmの板ガラス
を使用している。20、21はITO膜と呼ばれる透明
抵抗物質を上下ガラスの内面に均一に塗布した膜であ
る。22はシリコン樹脂を材料と下計200μm、高さ
数十μのスペーサであり、7mmピッチ間隔で全面に配
置されている。このスペーサ22により上下ガラスの間
は数十μのギャップを保ち、上下のITO膜20・21
は絶縁状態となっている。
【0021】図6は1点を押された時のタッチパネルの
断面図である。23にてパネルの一点を押されると(入
力は一般的には指入力である)、上ガラス18とITO
膜20が歪み、押された点において下ガラス19、IT
O膜21と接触する。これより点24において上下IT
O膜は導通状態となる。
断面図である。23にてパネルの一点を押されると(入
力は一般的には指入力である)、上ガラス18とITO
膜20が歪み、押された点において下ガラス19、IT
O膜21と接触する。これより点24において上下IT
O膜は導通状態となる。
【0022】図7はタッチパネル3とタッチパネルコン
トローラ50の接続図である。タッチパネル3上の点4
1が入力された時の位置の検出方法を説明する。上ガラ
スに塗布されたITO膜20と下ガラスに塗布されたI
TO膜21とは、点41で物理的に接触をしている。こ
れは図6で説明したとおりである。35、36は上ガラ
スの銀パターン、38、39は下ガラスの銀パターンで
あり、銀パターンは抵抗値が非常に小さくITO膜に均
一に電圧をかけるために用いられている。
トローラ50の接続図である。タッチパネル3上の点4
1が入力された時の位置の検出方法を説明する。上ガラ
スに塗布されたITO膜20と下ガラスに塗布されたI
TO膜21とは、点41で物理的に接触をしている。こ
れは図6で説明したとおりである。35、36は上ガラ
スの銀パターン、38、39は下ガラスの銀パターンで
あり、銀パターンは抵抗値が非常に小さくITO膜に均
一に電圧をかけるために用いられている。
【0023】まずY方向の位置の検出方法を説明する。
SW2とSW4とをONにする(SW1、SW3はOF
F)。これよりVcc29−SW2−Y1銀パターン3
5−上ガラスITO20−Y2銀パターン36−SW4
−GND40と電流は流れる。また点41で上下ガラス
ITO膜が接触していることより点41−下ガラスX2
銀パターン39−ADコンバータ31の入力と接続する
(ADコンバータの入力インピーダンスは非常に大きく
電流はほとんど流れない)。よって上ガラスのITO膜
20の両端に電圧Vccがかかっていることになる。こ
の状態における等価回路を図8に示す。
SW2とSW4とをONにする(SW1、SW3はOF
F)。これよりVcc29−SW2−Y1銀パターン3
5−上ガラスITO20−Y2銀パターン36−SW4
−GND40と電流は流れる。また点41で上下ガラス
ITO膜が接触していることより点41−下ガラスX2
銀パターン39−ADコンバータ31の入力と接続する
(ADコンバータの入力インピーダンスは非常に大きく
電流はほとんど流れない)。よって上ガラスのITO膜
20の両端に電圧Vccがかかっていることになる。こ
の状態における等価回路を図8に示す。
【0024】図8において、点Y1−点41間のITO
膜の抵抗値をr1、点41−点Y2間の抵抗値をr2と
すると、点X2に発生する電圧はVcc×r2/(r1
+r2)となる。このうちVcc/(r1+r2)は押
された点に関わらず一定であることより、点X2に発生
する電圧はr2に比例することとなる。ITO膜は均一
に塗布され、距離と抵抗値は比例しており、タッチパネ
ル3の銀パターンY1に最も近い点を押した時発生する
電圧はVcc、銀パターンY2に近い点を押した時に発
生する電圧は0となることにより、点X2に発生する電
圧をADコンバータ31でデジタル値に変換し、ADコ
ンバータ31の出力33をCPU46が読み取ることに
ょりY方向の位置を知ることができる。
膜の抵抗値をr1、点41−点Y2間の抵抗値をr2と
すると、点X2に発生する電圧はVcc×r2/(r1
+r2)となる。このうちVcc/(r1+r2)は押
された点に関わらず一定であることより、点X2に発生
する電圧はr2に比例することとなる。ITO膜は均一
に塗布され、距離と抵抗値は比例しており、タッチパネ
ル3の銀パターンY1に最も近い点を押した時発生する
電圧はVcc、銀パターンY2に近い点を押した時に発
生する電圧は0となることにより、点X2に発生する電
圧をADコンバータ31でデジタル値に変換し、ADコ
ンバータ31の出力33をCPU46が読み取ることに
ょりY方向の位置を知ることができる。
【0025】次にX方向の位置の検出方法を説明する。
図7において、SW2とSW3とをONにする(SW
2、SW4はOFF)。これよりVcc29−SW1−
X1銀パターン38−下ガラスITO21−X2銀パタ
ーン39−SW3−GND30と電流は流れる。また点
41で上下ガラスITO膜が接触していることより、点
41−上ガラスY2銀パターン36−ADコンバータ3
2の入力と接続する。この状態における等価回路を図9
に示す。
図7において、SW2とSW3とをONにする(SW
2、SW4はOFF)。これよりVcc29−SW1−
X1銀パターン38−下ガラスITO21−X2銀パタ
ーン39−SW3−GND30と電流は流れる。また点
41で上下ガラスITO膜が接触していることより、点
41−上ガラスY2銀パターン36−ADコンバータ3
2の入力と接続する。この状態における等価回路を図9
に示す。
【0026】図9において、点X1−点41間のITO
膜の抵抗値をr3、点41−点X2間の抵抗値をr4と
すると、点Y2に発生する電圧はY方向と同様にr4に
比例した値となり、Y2に発生する電圧をADコンバー
タ32でデジタル値に変換し、ADコンバータ32の出
力34をCPU46が読み取ることによりX方向の位置
を知ることができる。前記のSW動作とADコンバータ
の出力の読み取りを一連の動作で行なうことより押され
た位置のXY座標を知ることができる。
膜の抵抗値をr3、点41−点X2間の抵抗値をr4と
すると、点Y2に発生する電圧はY方向と同様にr4に
比例した値となり、Y2に発生する電圧をADコンバー
タ32でデジタル値に変換し、ADコンバータ32の出
力34をCPU46が読み取ることによりX方向の位置
を知ることができる。前記のSW動作とADコンバータ
の出力の読み取りを一連の動作で行なうことより押され
た位置のXY座標を知ることができる。
【0027】図10はタッチパネル3のパネル自体が持
っている誤差(ITOの塗布ムラなど)や、装置取付時
の誤差を補正するための調整方法を示した図である。図
10を、CPU46の行う処理として説明する。まず図
10(a)に示す様に、LCD上に◎55とその上を押
させる指示とを画面上に表示する。この◎55上をペン
56により押す。この時のADコンバータ出力の読み取
り値をLCD表示を行なっている位置の基準値として記
憶する。ただし、予め設定されている仮基準値を大きく
離れている場合は間違い(◎を押されたのではない)と
判断し受け付けない。これと同様にLCD画面上の3点
についての基準値を入力することにより、それまでの仮
基準値または前回の基準値設定による値で計算していた
キー入力位置は、新しく補正された基準値で計算される
ことになる。
っている誤差(ITOの塗布ムラなど)や、装置取付時
の誤差を補正するための調整方法を示した図である。図
10を、CPU46の行う処理として説明する。まず図
10(a)に示す様に、LCD上に◎55とその上を押
させる指示とを画面上に表示する。この◎55上をペン
56により押す。この時のADコンバータ出力の読み取
り値をLCD表示を行なっている位置の基準値として記
憶する。ただし、予め設定されている仮基準値を大きく
離れている場合は間違い(◎を押されたのではない)と
判断し受け付けない。これと同様にLCD画面上の3点
についての基準値を入力することにより、それまでの仮
基準値または前回の基準値設定による値で計算していた
キー入力位置は、新しく補正された基準値で計算される
ことになる。
【0028】こうして基準値の補正が終了すると、図1
0(b)のように、キー58,59,60と「チェック
して下さい」のメッセージを表示する。この状態でペン
56により画面上を押すとその座標を読み取りLCDに
×(点57)を表示する。オペレータは押した点と×が
一致しているかを確認し、一致している場合は「設定」
キー58を押すことにより再度この補正が行なわれるま
で基準値は有効となる。「再設定」キー59が押された
時には再度◎を表示し図10(a)の基準値設定を行な
う。「取り消し」キー60が押された時には基準値はキ
ャンセルされて補正が行なわれる前の状態に戻る。以上
の補正を行なうことにより誤差は3〜4mm程度まで抑
えることができ、指入力を対象とするならば充分な精度
を得ることができる。
0(b)のように、キー58,59,60と「チェック
して下さい」のメッセージを表示する。この状態でペン
56により画面上を押すとその座標を読み取りLCDに
×(点57)を表示する。オペレータは押した点と×が
一致しているかを確認し、一致している場合は「設定」
キー58を押すことにより再度この補正が行なわれるま
で基準値は有効となる。「再設定」キー59が押された
時には再度◎を表示し図10(a)の基準値設定を行な
う。「取り消し」キー60が押された時には基準値はキ
ャンセルされて補正が行なわれる前の状態に戻る。以上
の補正を行なうことにより誤差は3〜4mm程度まで抑
えることができ、指入力を対象とするならば充分な精度
を得ることができる。
【0029】<キーパターンデータの説明>図11でキ
ーの構成を説明する。61は当装置の表示画面であり、
62は予め作成されたキーの組み合わせであるキーパタ
ーンである。この装置は、透明タッチパネル3を透かし
て表示されたキー上を押された場合にその座標を検出し
て、どのキー表示の上を押されたのかによりそのキーに
対応したコード(リターンコード)を発生する様構成さ
れている。キーパターン62は、RAM48内に表示及
びリターンコードなど必要な情報をキーパターンデータ
64として持っている。キーパターンデータ64の構成
は、キー番号及び設定データ65(キーの大きさ、表示
位置など)、キーの形状を表すマトリクスデータ66
(例えば[ENT]は横2倍のキーなど)、キー上の表
示データであるキートップデータ67(例えば[0]、
[ENT]など)、押された時に発生するコードである
リターンコードデータ68(例えば[0]キーを押され
た時には31H、[ENT]キーが押された時には0D
Hなど:ここでHは16進数を表す)の各データが格納
されている。キーパターンデータは全て統一されたフォ
ーマットに従っており、キーパターンを表示する時には
このキーパターンデータに基づいて表示及びリターンコ
ードの設定を行なう様になっている。
ーの構成を説明する。61は当装置の表示画面であり、
62は予め作成されたキーの組み合わせであるキーパタ
ーンである。この装置は、透明タッチパネル3を透かし
て表示されたキー上を押された場合にその座標を検出し
て、どのキー表示の上を押されたのかによりそのキーに
対応したコード(リターンコード)を発生する様構成さ
れている。キーパターン62は、RAM48内に表示及
びリターンコードなど必要な情報をキーパターンデータ
64として持っている。キーパターンデータ64の構成
は、キー番号及び設定データ65(キーの大きさ、表示
位置など)、キーの形状を表すマトリクスデータ66
(例えば[ENT]は横2倍のキーなど)、キー上の表
示データであるキートップデータ67(例えば[0]、
[ENT]など)、押された時に発生するコードである
リターンコードデータ68(例えば[0]キーを押され
た時には31H、[ENT]キーが押された時には0D
Hなど:ここでHは16進数を表す)の各データが格納
されている。キーパターンデータは全て統一されたフォ
ーマットに従っており、キーパターンを表示する時には
このキーパターンデータに基づいて表示及びリターンコ
ードの設定を行なう様になっている。
【0030】<キーパターンの作成>次に本発明の特徴
である、当装置上で任のキーパターンを作成する方法を
説明する。
である、当装置上で任のキーパターンを作成する方法を
説明する。
【0031】図12にキーパターンの作成の手順を表す
フローチャートを示す。本フローチャートは、ROM4
7に格納されたプログラムをCPU46が実行すること
で実現される。
フローチャートを示す。本フローチャートは、ROM4
7に格納されたプログラムをCPU46が実行すること
で実現される。
【0032】オペレータにより所定のシーケンスに従っ
てキーパターン作成プログラムの実行開始が指示される
と、ステップS121でキー番号・大きさなどの設定デ
ータの入力を行なう。次にステップS122でマトリク
スの設定をし、以下、オペレータの指示に従って次段の
処理に進む。ステップS126でキートップの設定を、
ステップS124でリターンコードの設定をそれぞれ行
ない、全設定終了により終了となり図11のキーパター
ンデータ64が完成する。
てキーパターン作成プログラムの実行開始が指示される
と、ステップS121でキー番号・大きさなどの設定デ
ータの入力を行なう。次にステップS122でマトリク
スの設定をし、以下、オペレータの指示に従って次段の
処理に進む。ステップS126でキートップの設定を、
ステップS124でリターンコードの設定をそれぞれ行
ない、全設定終了により終了となり図11のキーパター
ンデータ64が完成する。
【0033】図12のフローチャートの詳細を、図13
乃至図29を参照して説明する。 (設定データの入力)図13は、図12のステップS1
21における設定データの入力画面である。図におい
て、項目75はこれから作成されるキーパターンの番号
であり、ここで入力された番号によって作成したキーパ
ターンを呼び出すことができる様になる。もしもアプリ
ケーシヨンプログラムですでに使用されているキーパタ
ーン番号を入力した場合にはそのキーパターンデータが
表示されこの後行なう全ての画面がそのキーパターンの
データとなり既成のキーパターンに修正を行なっていく
こととなる。つまりすでに使用しており入力しずらいキ
ーパターンを修正したい時にはその番号をここで指定す
れば良いのである。ただし、OSや当プログラムで使用
しているキー番号は入力を受け付けない。
乃至図29を参照して説明する。 (設定データの入力)図13は、図12のステップS1
21における設定データの入力画面である。図におい
て、項目75はこれから作成されるキーパターンの番号
であり、ここで入力された番号によって作成したキーパ
ターンを呼び出すことができる様になる。もしもアプリ
ケーシヨンプログラムですでに使用されているキーパタ
ーン番号を入力した場合にはそのキーパターンデータが
表示されこの後行なう全ての画面がそのキーパターンの
データとなり既成のキーパターンに修正を行なっていく
こととなる。つまりすでに使用しており入力しずらいキ
ーパターンを修正したい時にはその番号をここで指定す
れば良いのである。ただし、OSや当プログラムで使用
しているキー番号は入力を受け付けない。
【0034】項目76はキーパターンを表示する時に表
示位置にあらかじめ表示されているデータ(キーパター
ンの表示により見えなくなる部分の表示)をセーブする
/しないの設定であり、セーブするとしたときにはキー
パターンを消すと元の画面に戻り、しないとしたときに
はキーパターンを消した時にその部分は未表示となる。
示位置にあらかじめ表示されているデータ(キーパター
ンの表示により見えなくなる部分の表示)をセーブする
/しないの設定であり、セーブするとしたときにはキー
パターンを消すと元の画面に戻り、しないとしたときに
はキーパターンを消した時にその部分は未表示となる。
【0035】項目77は上書きする/しないの設定であ
り、するとした場合は、キーパターンを表示する時に表
示位置にあらかじめ表示されているデータとの論理和を
とって表示される。項目78はデフォルト表示位置の指
定でありキー79によりどの部分に表示するかを設定す
る。キー79は選択された部分(右下)がキー81の様
に白黒反転表示する様になっている。キーパターンはあ
る程度の表示領域を占めるので、ここでは画面に対して
左上、左下、右上、右下の4つの選択項目としている。
項目80はキーモードの選択でありキーパターン作成時
の基本となるキー構成(図14の様に画面を8×14に
分割するか、7×14に分割するか6×12に分割する
かなどあらかじめ設定されているいくつかの分割方法)
を選択する。これらの入力は設定入力用のキーパターン
82により入力を行なう。全入力終了後に[設定終了]
キー83を押すことにより設定を終了し、図14の画面
に移る。
り、するとした場合は、キーパターンを表示する時に表
示位置にあらかじめ表示されているデータとの論理和を
とって表示される。項目78はデフォルト表示位置の指
定でありキー79によりどの部分に表示するかを設定す
る。キー79は選択された部分(右下)がキー81の様
に白黒反転表示する様になっている。キーパターンはあ
る程度の表示領域を占めるので、ここでは画面に対して
左上、左下、右上、右下の4つの選択項目としている。
項目80はキーモードの選択でありキーパターン作成時
の基本となるキー構成(図14の様に画面を8×14に
分割するか、7×14に分割するか6×12に分割する
かなどあらかじめ設定されているいくつかの分割方法)
を選択する。これらの入力は設定入力用のキーパターン
82により入力を行なう。全入力終了後に[設定終了]
キー83を押すことにより設定を終了し、図14の画面
に移る。
【0036】図14は図13の項目80のキーモード設
定に基づいたキー構成である。キーの集合84の1つの
キーをキーユニットと呼び、1つのキーの大きさは指入
力を想定し最小でも約10×10mmサイズとなってい
る。ここでは作成するキーパターンの全体の大きさを決
定する。決定方法は必要な矩形の大きさを対向する二つ
のコーナーを形成するキーユニットを押すことによる。
例としては図15に示す様にまずキーユニット85を押
してそれを反転表示させ、次にキーユニット86を押す
ことにより図16の様に表示される。図16の87はキ
ーユニット85−86を対角として決定されたキーであ
り、ウインドウ88にキーパターンサイズとして縦5ユ
ニット、横7ユニットと表示される。この大きさで良け
れば[OK]キー89を押し、変更したければ[変更]
キー90を押すことにより図14の画面へ戻る。以上こ
こまでが図12のフローチャートのステップS121の
設定データの入力となる。 (マトリクスの設定)図17はステップS122による
マトリクスの設定画面である。図16で[OK]キー8
9を押すことによりこの画面へ移る。キー91としては
ステップS121で決定したキーパターンの全体が表示
され、ウインドウ92で「マトリクスを指定して下さ
い。」と表示される。ここでも1つのキーの大きさ(組
合せ)を決定する方法は図15、16で説明した方法と
同じである。
定に基づいたキー構成である。キーの集合84の1つの
キーをキーユニットと呼び、1つのキーの大きさは指入
力を想定し最小でも約10×10mmサイズとなってい
る。ここでは作成するキーパターンの全体の大きさを決
定する。決定方法は必要な矩形の大きさを対向する二つ
のコーナーを形成するキーユニットを押すことによる。
例としては図15に示す様にまずキーユニット85を押
してそれを反転表示させ、次にキーユニット86を押す
ことにより図16の様に表示される。図16の87はキ
ーユニット85−86を対角として決定されたキーであ
り、ウインドウ88にキーパターンサイズとして縦5ユ
ニット、横7ユニットと表示される。この大きさで良け
れば[OK]キー89を押し、変更したければ[変更]
キー90を押すことにより図14の画面へ戻る。以上こ
こまでが図12のフローチャートのステップS121の
設定データの入力となる。 (マトリクスの設定)図17はステップS122による
マトリクスの設定画面である。図16で[OK]キー8
9を押すことによりこの画面へ移る。キー91としては
ステップS121で決定したキーパターンの全体が表示
され、ウインドウ92で「マトリクスを指定して下さ
い。」と表示される。ここでも1つのキーの大きさ(組
合せ)を決定する方法は図15、16で説明した方法と
同じである。
【0037】まずキーユニット94を押すとそれは反転
表示され、次にキーユニット95を押すことにより必要
な1つのキーの大きさを決定する。これにより図18の
画面へ移る。
表示され、次にキーユニット95を押すことにより必要
な1つのキーの大きさを決定する。これにより図18の
画面へ移る。
【0038】この画面では図17のキーユニット94−
95で指定したキー96に対して、ウインドウ97でキ
ーの形状の、ウインドウ98で表示形式の設定を行なわ
せる。ウインドウ97で[角]は四角のキーであり、
[真中]はキーの中心部分に表示される横長のキーであ
り、[丸]は丸いキーであり、[下]はキーの下の部分
に表示される横長のキーであり、[消去]は何も表示し
ないである。ウインドウ98で[丸め]はキーの角を丸
め、[影]はキーの下と右横だけ線を太くして影の様に
表示し、[模様]はキーの内部に点々模様を付けるもの
であり、[反転]は押されたときに反転表示するもので
あり、[太枠]は通常の2倍の太さの線の枠とし、
[音]はキーが押された時にクリック音がなる様に設定
するものである。選択されたキーは反転表示される。図
18の例では「四角いキー形状で、影がつき押された時
にクリック音がなる。」と設定されている。ここで[確
定]キー99を押すとキー96の部分が設定に従ったキ
ー表示となり、再び図17の画面となる。設定を変更す
る時には図17の状態で変更したいキーを押すことによ
り図18の画面へと移り形状・表示形式の変更を行なう
ことができ、更に図18でキー96を押すとキー96は
キーユニットに分解され図17の画面へと戻る。このよ
うに設定を行ない全部の設定が終了したら図17の[終
了]キー93を押すことによりマトリクスの設定は終了
して例えば図19の画面となる。
95で指定したキー96に対して、ウインドウ97でキ
ーの形状の、ウインドウ98で表示形式の設定を行なわ
せる。ウインドウ97で[角]は四角のキーであり、
[真中]はキーの中心部分に表示される横長のキーであ
り、[丸]は丸いキーであり、[下]はキーの下の部分
に表示される横長のキーであり、[消去]は何も表示し
ないである。ウインドウ98で[丸め]はキーの角を丸
め、[影]はキーの下と右横だけ線を太くして影の様に
表示し、[模様]はキーの内部に点々模様を付けるもの
であり、[反転]は押されたときに反転表示するもので
あり、[太枠]は通常の2倍の太さの線の枠とし、
[音]はキーが押された時にクリック音がなる様に設定
するものである。選択されたキーは反転表示される。図
18の例では「四角いキー形状で、影がつき押された時
にクリック音がなる。」と設定されている。ここで[確
定]キー99を押すとキー96の部分が設定に従ったキ
ー表示となり、再び図17の画面となる。設定を変更す
る時には図17の状態で変更したいキーを押すことによ
り図18の画面へと移り形状・表示形式の変更を行なう
ことができ、更に図18でキー96を押すとキー96は
キーユニットに分解され図17の画面へと戻る。このよ
うに設定を行ない全部の設定が終了したら図17の[終
了]キー93を押すことによりマトリクスの設定は終了
して例えば図19の画面となる。
【0039】以上でステップS122のマトリクス設定
は終了する。
は終了する。
【0040】図19において100は設定終了時のキー
マトリクスである。101は縦2・横3のキーユニット
による四角・影付きキーであり、102は縦1・横1キ
ーユニットの丸キーであり、103は縦1・横3のキー
ユニットの下キーであり、その他のキーのない部分10
6は[消去]を指定されている。ここで次の処理の選択
として[リターンコード]104、[キートップ]10
5が表示されどちらかを選択することによりその処理画
面に移る。[リターンコード]104を選択した場合、
すなわち、ステップS123でリターンコードが選択さ
れ、ステップS124に分岐する場合を説明する。 (リターンコードの設定)図20は、図12のステップ
S124によるリターンコードの設定画面である。
マトリクスである。101は縦2・横3のキーユニット
による四角・影付きキーであり、102は縦1・横1キ
ーユニットの丸キーであり、103は縦1・横3のキー
ユニットの下キーであり、その他のキーのない部分10
6は[消去]を指定されている。ここで次の処理の選択
として[リターンコード]104、[キートップ]10
5が表示されどちらかを選択することによりその処理画
面に移る。[リターンコード]104を選択した場合、
すなわち、ステップS123でリターンコードが選択さ
れ、ステップS124に分岐する場合を説明する。 (リターンコードの設定)図20は、図12のステップ
S124によるリターンコードの設定画面である。
【0041】キーを押した時に発生するコードすなわち
リターンコードはキーパターンを表示しただけではわか
らないものであるのであらかじめ知っておく必要がある
が、例えばキートップ表示に対応して定義されていると
便利である。図20において、107は既に設定された
キーマトリクスであり、これらの全てのキーにリターン
コードを設定する。リターンコードは原則として1バイ
トであり、16進数で入力を行なう。109は設定用の
キーであり矢印キー110により設定するキーを選択す
る。選択されたキーは太線で囲まれ、108に示す様に
任意のリターンコードを設定することが可能となる。図
20では設定したリターンコードが108の様にエコー
バックされている。全てのキーに対してリターンコード
の設定が終了すると[設定終了]キー111を押すこと
により設定を終了する。以上が図12のステップS12
4によるリターンコード設定処理である。[設定終了]
キー111を押すと、図19の104、105に様に次
に処理として[マトリクス]、[キートップ]と表示さ
れる。ステップS125によりいずれにも分岐できる
が、次にキートップの設定を説明する。 (キートップの設定)図21はキートップの設定画面で
ある。112は既に設定されたキーマトリクス画面であ
る。ここでキートップを設定したいキーを押すことによ
りカーソル113がそのキー内に移動する。ここでキー
114により入力したい文字種を選択しこの設定に応じ
て入力用のキーパターン115が表示される。図21で
は[漢字]が選択されており漢字入力用のキーパターン
115が表示されている。この漢字入力用のキーではキ
ートップが「あ」から「わ」までの部分で「あ」が選択
されているので「あ」行の「う」列、すなわち「う」が
入力されている状態になっている。「や」「わ」などの
入力によって表示される5つのキーの空きに、「ん」や
濁音、半濁音、促音、拗音などの入力の設定ができるキ
ーを配置する。
リターンコードはキーパターンを表示しただけではわか
らないものであるのであらかじめ知っておく必要がある
が、例えばキートップ表示に対応して定義されていると
便利である。図20において、107は既に設定された
キーマトリクスであり、これらの全てのキーにリターン
コードを設定する。リターンコードは原則として1バイ
トであり、16進数で入力を行なう。109は設定用の
キーであり矢印キー110により設定するキーを選択す
る。選択されたキーは太線で囲まれ、108に示す様に
任意のリターンコードを設定することが可能となる。図
20では設定したリターンコードが108の様にエコー
バックされている。全てのキーに対してリターンコード
の設定が終了すると[設定終了]キー111を押すこと
により設定を終了する。以上が図12のステップS12
4によるリターンコード設定処理である。[設定終了]
キー111を押すと、図19の104、105に様に次
に処理として[マトリクス]、[キートップ]と表示さ
れる。ステップS125によりいずれにも分岐できる
が、次にキートップの設定を説明する。 (キートップの設定)図21はキートップの設定画面で
ある。112は既に設定されたキーマトリクス画面であ
る。ここでキートップを設定したいキーを押すことによ
りカーソル113がそのキー内に移動する。ここでキー
114により入力したい文字種を選択しこの設定に応じ
て入力用のキーパターン115が表示される。図21で
は[漢字]が選択されており漢字入力用のキーパターン
115が表示されている。この漢字入力用のキーではキ
ートップが「あ」から「わ」までの部分で「あ」が選択
されているので「あ」行の「う」列、すなわち「う」が
入力されている状態になっている。「や」「わ」などの
入力によって表示される5つのキーの空きに、「ん」や
濁音、半濁音、促音、拗音などの入力の設定ができるキ
ーを配置する。
【0042】これらのキーにより「りょう」と入力し変
換を行うとこの読みの漢字が表示される。[次]を押す
ことにより漢字の反転表示を移動させて漢字を選択す
る。図では「了」が選択されている。[かな]、[カ
ナ]、[ANK]のそれぞれについてもキーパターン1
15のようにそれぞれに対応した入力用キーパターンを
持っている。キートップの設定が終了したときには[終
了]キー116を押す。これで図12のステップS12
6によるキートップの設定処理が終了する。これより次
の処理として図19と同じように[マトリクス]、[リ
ターンコード]が表示されれ修正がある場合はこれらの
キーを選択する。さらに全設定が終了しているために前
記2つのキーの他に[終了]キーが表示され設定が全て
良ければこのキーを押すことにより終了する。これらに
従って入力することで、ステップS127における分岐
がなされる。
換を行うとこの読みの漢字が表示される。[次]を押す
ことにより漢字の反転表示を移動させて漢字を選択す
る。図では「了」が選択されている。[かな]、[カ
ナ]、[ANK]のそれぞれについてもキーパターン1
15のようにそれぞれに対応した入力用キーパターンを
持っている。キートップの設定が終了したときには[終
了]キー116を押す。これで図12のステップS12
6によるキートップの設定処理が終了する。これより次
の処理として図19と同じように[マトリクス]、[リ
ターンコード]が表示されれ修正がある場合はこれらの
キーを選択する。さらに全設定が終了しているために前
記2つのキーの他に[終了]キーが表示され設定が全て
良ければこのキーを押すことにより終了する。これらに
従って入力することで、ステップS127における分岐
がなされる。
【0043】以上作成されたキーパターンデータはRA
M48内にキーパターンデータとして格納される。
M48内にキーパターンデータとして格納される。
【0044】<キーパターンデータの構成>図11にキ
ーパターンデータの構成を示したが、図11の各データ
の詳細を説明する。ここで説明するデータは例として作
成過程を示した前記のキーパターンに於けるデータを示
している。図22は設定データである。117はキーパ
ターン番号[21]、118はキーモード[1]、11
9は表示位置であり図22の4と8は図14で示すキー
ユニットのマトリクスで縦4、横8ユニット目にキーパ
ターンの左上が表示されることを意味する(今回のキー
パターンでは5×7ユニットのため結果として図13で
指定したように右下に表示される)。120はキーパタ
ーンサイズ5×7ユニットを意味している。これらは図
13〜図16の設定データを網羅してる。
ーパターンデータの構成を示したが、図11の各データ
の詳細を説明する。ここで説明するデータは例として作
成過程を示した前記のキーパターンに於けるデータを示
している。図22は設定データである。117はキーパ
ターン番号[21]、118はキーモード[1]、11
9は表示位置であり図22の4と8は図14で示すキー
ユニットのマトリクスで縦4、横8ユニット目にキーパ
ターンの左上が表示されることを意味する(今回のキー
パターンでは5×7ユニットのため結果として図13で
指定したように右下に表示される)。120はキーパタ
ーンサイズ5×7ユニットを意味している。これらは図
13〜図16の設定データを網羅してる。
【0045】図23はマトリクスデータであり121は
マトリクス形状を示す。マトリクス形状の表し方は図2
4に示す。5×7のキーパターンサイズに左上を124
に示すように「1」として順に番号を振る。ここでキー
の位置と大きさを表わすために左上と右下の対角の番号
で示す。つまり図23のマトリクス形状データ“11
0”は図24の太枠で囲われたキー125を示すことと
なる。図23の形状122は図25の数字に対応する。
図23の表示形式123は図26のビットの1/0で表
される。図26で影有り、音有りとした場合対応するビ
ットが1になるので、図23の形式123は16進数で
22Hである。こられが各キーに対して必要となる。図
23に示されている例は図21で作成した「OK」のキ
ートップ表示されるキー部のマトリクスデータである。
マトリクス形状を示す。マトリクス形状の表し方は図2
4に示す。5×7のキーパターンサイズに左上を124
に示すように「1」として順に番号を振る。ここでキー
の位置と大きさを表わすために左上と右下の対角の番号
で示す。つまり図23のマトリクス形状データ“11
0”は図24の太枠で囲われたキー125を示すことと
なる。図23の形状122は図25の数字に対応する。
図23の表示形式123は図26のビットの1/0で表
される。図26で影有り、音有りとした場合対応するビ
ットが1になるので、図23の形式123は16進数で
22Hである。こられが各キーに対して必要となる。図
23に示されている例は図21で作成した「OK」のキ
ートップ表示されるキー部のマトリクスデータである。
【0046】図27はキートップデータである。ここで
は表示エリア(キーパターン内のキートップの表示可能
な範囲)の左上から右下へ表示していく場合の文字コー
ドの連続した羅列となっている。
は表示エリア(キーパターン内のキートップの表示可能
な範囲)の左上から右下へ表示していく場合の文字コー
ドの連続した羅列となっている。
【0047】図28はリターンコードデータである。こ
こでは作成されたキーパターンの左上から順に設定され
たリターンコードがキーの数だけ納められている。
こでは作成されたキーパターンの左上から順に設定され
たリターンコードがキーの数だけ納められている。
【0048】作成したキーパターンが新規の場合はキー
パターンデータを新規で作成してファイルとして管理さ
れ、既存のキーパターンの修正の場合は修正前のデータ
を全て削除して新たにキーパターンデータを作成するこ
ととなる。
パターンデータを新規で作成してファイルとして管理さ
れ、既存のキーパターンの修正の場合は修正前のデータ
を全て削除して新たにキーパターンデータを作成するこ
ととなる。
【0049】<アプリケーションによる入力>次にアプ
リケーションプログラムからのキーパターンの呼び出し
方法を説明する。
リケーションプログラムからのキーパターンの呼び出し
方法を説明する。
【0050】アプリケーションからキーパターンを呼び
出す場合、既存のキーパターンが修正されたならば、そ
れは既にアプリケーシヨンに使用されているキーパター
ン番号なので修正前のキーパターンに変わって新しいキ
ーパターンが表示されることとなる。しかしキーパター
ンが新規作成された場合は、図29に示すように新規作
成キーパターンデータファイルが前記キーパターン作成
プログラムの終了時点でキーパターンデータと同時に作
成される。新規作成キーパターンデータは、新規作成キ
ーパターンの個数126とキーパターン番号127から
構成される。複数のキーパターンを作成した場合は、図
29(b)のように個数126が作成したキーパターン
の個数を意味しキー番号127が複数になる。
出す場合、既存のキーパターンが修正されたならば、そ
れは既にアプリケーシヨンに使用されているキーパター
ン番号なので修正前のキーパターンに変わって新しいキ
ーパターンが表示されることとなる。しかしキーパター
ンが新規作成された場合は、図29に示すように新規作
成キーパターンデータファイルが前記キーパターン作成
プログラムの終了時点でキーパターンデータと同時に作
成される。新規作成キーパターンデータは、新規作成キ
ーパターンの個数126とキーパターン番号127から
構成される。複数のキーパターンを作成した場合は、図
29(b)のように個数126が作成したキーパターン
の個数を意味しキー番号127が複数になる。
【0051】図30にはアプリケーションからキー入力
要求があった場合のフローチャートを示す。ステップ1
28でキー入力要求が発生しOSが呼ばれる。OSにつ
いてはすでに広く知られるところであり、この場合、ア
プリケーションプログラムの実行とタッチパネル入力の
実行とをスケジュールする機能を有するもので、CPU
46により実行される。
要求があった場合のフローチャートを示す。ステップ1
28でキー入力要求が発生しOSが呼ばれる。OSにつ
いてはすでに広く知られるところであり、この場合、ア
プリケーションプログラムの実行とタッチパネル入力の
実行とをスケジュールする機能を有するもので、CPU
46により実行される。
【0052】次にステップ129で新規作成キーパター
ンデータを読み込む。ステップ130でキーパターンの
個数(図29の個数126の値)が0かどうか判定し、
0であればYESでステップ132のキー入力待ちとな
る。ステップ130でキーパターンの個数が0でなけれ
ばNOでステップ131の「キーパターンNO.(ナン
バー)キー」の表示へと移る。このキーの表示状態を例
で示すと図31の137のようになりキーパターン番号
をキートップとしたものもある。つまり、新規作成キー
パターンデータが存在すると新規作成したキーパターン
番号が表示されることになる。次にステップ132でキ
ー入力待ちとなる。
ンデータを読み込む。ステップ130でキーパターンの
個数(図29の個数126の値)が0かどうか判定し、
0であればYESでステップ132のキー入力待ちとな
る。ステップ130でキーパターンの個数が0でなけれ
ばNOでステップ131の「キーパターンNO.(ナン
バー)キー」の表示へと移る。このキーの表示状態を例
で示すと図31の137のようになりキーパターン番号
をキートップとしたものもある。つまり、新規作成キー
パターンデータが存在すると新規作成したキーパターン
番号が表示されることになる。次にステップ132でキ
ー入力待ちとなる。
【0053】ステップ133でキー入力が検出されたと
きには、ステップ134でそれが「キーパターンNO.
キー]かどうかを判定する。「キーパターンNO.キ
ー」であればYESで、ステップ135で、選択された
新規に作成されたキーパターンの表示となる(図31の
138)。これにより新規に作成したキーパターンが表
示されて有効となり、この状態でステップ132のキー
入力待ちへと戻る。この後のキー入力はこのキーパター
ンで行われる。
きには、ステップ134でそれが「キーパターンNO.
キー]かどうかを判定する。「キーパターンNO.キ
ー」であればYESで、ステップ135で、選択された
新規に作成されたキーパターンの表示となる(図31の
138)。これにより新規に作成したキーパターンが表
示されて有効となり、この状態でステップ132のキー
入力待ちへと戻る。この後のキー入力はこのキーパター
ンで行われる。
【0054】ステップ134でNOであれば、すなわち
新規作成したキーパターンの呼び出しの要求でない場
合、ステップ136で押されたキーに対応したリターン
コードをアプリケーションプログラムに返却して終了す
る。こうして一旦確定したキーパターンは、それをユニ
ークに識別するための識別子をメモリに記憶しておくな
どによって、以後のキー入力要求ではそのキーパターン
を用いることができる。
新規作成したキーパターンの呼び出しの要求でない場
合、ステップ136で押されたキーに対応したリターン
コードをアプリケーションプログラムに返却して終了す
る。こうして一旦確定したキーパターンは、それをユニ
ークに識別するための識別子をメモリに記憶しておくな
どによって、以後のキー入力要求ではそのキーパターン
を用いることができる。
【0055】以上のようにキーパターンの修正や新規作
成を行う事が可能であり、作成したキーパターンを自由
に呼び出すことができる。
成を行う事が可能であり、作成したキーパターンを自由
に呼び出すことができる。
【0056】尚、図30のステップ128のキー入力要
求では全てのキー入力要求を意味しているが、基本ソフ
トウェアで内部的なフラグなどで管理する事により、新
規作成キーパターンが使用可能なキー入力と不可のキー
入力と2種類用意することは容易である。この場合、不
必要な「キーパターンNO.キー」の表示を行わない事
か可能になる。
求では全てのキー入力要求を意味しているが、基本ソフ
トウェアで内部的なフラグなどで管理する事により、新
規作成キーパターンが使用可能なキー入力と不可のキー
入力と2種類用意することは容易である。この場合、不
必要な「キーパターンNO.キー」の表示を行わない事
か可能になる。
【0057】また、新しいアプリケーションで使用する
ために新規のキーパターンを作成した場合など、当面新
規キーパターンが不用な場合は、図29の新規作成キー
パターンデータの個数126、キー番号127を「0」
とすることにより、図31のキーパターンNO.キー1
37は表示せずに、従来のキーパターンを生かす事も可
能である。
ために新規のキーパターンを作成した場合など、当面新
規キーパターンが不用な場合は、図29の新規作成キー
パターンデータの個数126、キー番号127を「0」
とすることにより、図31のキーパターンNO.キー1
37は表示せずに、従来のキーパターンを生かす事も可
能である。
【0058】以上説明した構成及び手順により、本実施
例の携帯型端末装置は、アプリケーシヨンプログラムは
上位機で定形的に作成されるが、入力におけるキーパタ
ーン表示は個々の操作者が自ら作成した使い勝手の良い
キーパターンを利用する事が可能となる。
例の携帯型端末装置は、アプリケーシヨンプログラムは
上位機で定形的に作成されるが、入力におけるキーパタ
ーン表示は個々の操作者が自ら作成した使い勝手の良い
キーパターンを利用する事が可能となる。
【0059】また、1つのアプリケーシヨンプログラム
を多くの定型的電子機器において利用する場合、個々の
機器を使用する現場ではその地域性や市場動向の変化に
より、頻繁に使用されるオペレーション部が異なってく
る。よって個別に頻繁に使用するオペレーション部のキ
ーパターンを改善し操作効率を上げる事が可能になる。
を多くの定型的電子機器において利用する場合、個々の
機器を使用する現場ではその地域性や市場動向の変化に
より、頻繁に使用されるオペレーション部が異なってく
る。よって個別に頻繁に使用するオペレーション部のキ
ーパターンを改善し操作効率を上げる事が可能になる。
【0060】更に、アプリケーシヨンプログラムは、基
本的なキーパターンのみ予め準備しておけばよい事によ
り、開発工数は削減され、キーパターンやプログラム自
体のボリュームも小さくなりメモリの使用効率を高める
効果がある。
本的なキーパターンのみ予め準備しておけばよい事によ
り、開発工数は削減され、キーパターンやプログラム自
体のボリュームも小さくなりメモリの使用効率を高める
効果がある。
【0061】
【他の実施例】もうひとつの実施例として、前の実施例
の端末装置の構成において、既存のキーパターンの変更
を行う方法を述べる。携帯型緒端末装置の構成、タッチ
パネルの構造、位置の検出方法及びキーパターンデータ
の構成に関しては前の実施例と全く同じであり、ここで
の説明は省略する。
の端末装置の構成において、既存のキーパターンの変更
を行う方法を述べる。携帯型緒端末装置の構成、タッチ
パネルの構造、位置の検出方法及びキーパターンデータ
の構成に関しては前の実施例と全く同じであり、ここで
の説明は省略する。
【0062】本装置上で任意のキーパターンの変更を行
うプログラムについて、図32〜図37の表示画面及び
図38のフローチャートを参照して説明する。基本的な
動きは実施例と同じである。
うプログラムについて、図32〜図37の表示画面及び
図38のフローチャートを参照して説明する。基本的な
動きは実施例と同じである。
【0063】まずプログラムを実行すると図32の画面
となる(図38ステップS381)。キーパターン13
9は、変更可能(OSや当プログラム中で使用している
キーパターンは変更不可)な最もキーパターン番号の小
さいキーパターンである。オペレータはここで変更した
いキーパターンを選択する。
となる(図38ステップS381)。キーパターン13
9は、変更可能(OSや当プログラム中で使用している
キーパターンは変更不可)な最もキーパターン番号の小
さいキーパターンである。オペレータはここで変更した
いキーパターンを選択する。
【0064】図32の[次]キー140が押されるとキ
ーパターン番号の小さい順にキーパターンを表示する。
オペレータは変更したいキーパターン(図33のパター
ン141)が表示されたら図33の[OK]キー142
を押し、変更したいキーパターンを決定する(ステップ
S382)。キー番号・設定データに関してはこのキー
を選択した時点で選択したキーパターンのデータが設定
される。キーパターンサイズの設定は前の実施例と同じ
である(図14,15,16;ステップS383)。
ーパターン番号の小さい順にキーパターンを表示する。
オペレータは変更したいキーパターン(図33のパター
ン141)が表示されたら図33の[OK]キー142
を押し、変更したいキーパターンを決定する(ステップ
S382)。キー番号・設定データに関してはこのキー
を選択した時点で選択したキーパターンのデータが設定
される。キーパターンサイズの設定は前の実施例と同じ
である(図14,15,16;ステップS383)。
【0065】次にマトリクスの設定では形状・表示形式
を決定するときに図34のキー「◎」143を表示し、
このキーが押されると(ステップS384−YES)、
変更前のキーパターン144を表示する(ステップS3
85)。ここでキー145.1が押されると、キー14
5.1の形状・表示形式をウインドウ145.2,14
5.3のように表示する。オペレータは、この表示され
た設定に対して変更を行える。このような機能を持つこ
とにより変更したいところだけ変え残りの部分はできる
だけ変えないでおくことができる。なお、キー143を
もう一度押すことにより144のキーパターンは消すこ
とができる。こうして、既にあるキーパターンを表示し
ながらマトリクスを設定し(ステップS386)、設定
し終えたなら、次の処理を選ばせる(ステップS38
7)。
を決定するときに図34のキー「◎」143を表示し、
このキーが押されると(ステップS384−YES)、
変更前のキーパターン144を表示する(ステップS3
85)。ここでキー145.1が押されると、キー14
5.1の形状・表示形式をウインドウ145.2,14
5.3のように表示する。オペレータは、この表示され
た設定に対して変更を行える。このような機能を持つこ
とにより変更したいところだけ変え残りの部分はできる
だけ変えないでおくことができる。なお、キー143を
もう一度押すことにより144のキーパターンは消すこ
とができる。こうして、既にあるキーパターンを表示し
ながらマトリクスを設定し(ステップS386)、設定
し終えたなら、次の処理を選ばせる(ステップS38
7)。
【0066】キートップの設定方法は実施例と同じであ
り省略する(ステップS388〜S389)。
り省略する(ステップS388〜S389)。
【0067】次にリターンコードの設定を説明する。図
35はリターンコードの設定画面である。キー146が
押されると(ステップS390−YES)、変更前のキ
ーパターン147のリターンコードを表示する(ステッ
プS391)。オペレータは、この変更前のリターンコ
ードを見ながら変更したキーパターンにリターンコード
設定していけるのである。
35はリターンコードの設定画面である。キー146が
押されると(ステップS390−YES)、変更前のキ
ーパターン147のリターンコードを表示する(ステッ
プS391)。オペレータは、この変更前のリターンコ
ードを見ながら変更したキーパターンにリターンコード
設定していけるのである。
【0068】図35に於て既設定リターンコード147
を表示したときにそれが設定用のキー148に重なって
しまった場合は、図35のようにキー148は破線で表
示される。ここでキー148のどこかを押すと、図36
の様に押されたキーの方が上に表示され、キーパターン
149の様に下となった方が破線となる。この様に14
7と148のように画面上に重なり合う場合でも必要な
方を上側に持ってくる事により、入力を行なわせること
が出来る(ステップS392)。
を表示したときにそれが設定用のキー148に重なって
しまった場合は、図35のようにキー148は破線で表
示される。ここでキー148のどこかを押すと、図36
の様に押されたキーの方が上に表示され、キーパターン
149の様に下となった方が破線となる。この様に14
7と148のように画面上に重なり合う場合でも必要な
方を上側に持ってくる事により、入力を行なわせること
が出来る(ステップS392)。
【0069】次に図37で設定終了して[設定終了]キ
ー150が押されると、変更前後のリターンコードを照
合して過不足を調べる(ステップS393)。図37で
は、キー151のリターンコードが変更前は0DH(1
6進数)であったのが0EHと変わったために行152
の「0Dが不足しています。」と行153の「0Eが追
加されています。」と照合結果を表示する。これはリタ
ーンコードが異なるとアプリケーションで入力できなく
なったり、対応していないリターンコードによって誤動
作したりする可能性があるためである。
ー150が押されると、変更前後のリターンコードを照
合して過不足を調べる(ステップS393)。図37で
は、キー151のリターンコードが変更前は0DH(1
6進数)であったのが0EHと変わったために行152
の「0Dが不足しています。」と行153の「0Eが追
加されています。」と照合結果を表示する。これはリタ
ーンコードが異なるとアプリケーションで入力できなく
なったり、対応していないリターンコードによって誤動
作したりする可能性があるためである。
【0070】ここでオペレータが、リターンコードの過
不足が発生したために再度変更するときには[再設定]
キー154を押すと[設定終了]はキャンセルされる。
しかし[終了]キー155を押すとリターンコードが異
なったまま終了させることもできる。これは変更前のキ
ーパターンに全く使用しないキーなどが含まれていたと
きなど、そのキーを削除することもできるようにするた
めである。
不足が発生したために再度変更するときには[再設定]
キー154を押すと[設定終了]はキャンセルされる。
しかし[終了]キー155を押すとリターンコードが異
なったまま終了させることもできる。これは変更前のキ
ーパターンに全く使用しないキーなどが含まれていたと
きなど、そのキーを削除することもできるようにするた
めである。
【0071】以上の処理により、変更対象となったキー
パターンについては、変更前のキーパターンデータが削
除されて変更後のキーパターンデータが新たに作成され
る。これによりアプリケーションでキーパターンが呼ば
れたときには変更後のキーパターンが表示されることと
なる。
パターンについては、変更前のキーパターンデータが削
除されて変更後のキーパターンデータが新たに作成され
る。これによりアプリケーションでキーパターンが呼ば
れたときには変更後のキーパターンが表示されることと
なる。
【0072】以上説明した手順により、既存のキーパタ
ーンを変更する際には、オペレータは変更対象となる既
存のデータを参照しつつ、変更が必要な箇所を選んで作
業を行うことができる。そのため、変更作業が容易で効
率的に進めることができ、誤りを防止することができ
る。
ーンを変更する際には、オペレータは変更対象となる既
存のデータを参照しつつ、変更が必要な箇所を選んで作
業を行うことができる。そのため、変更作業が容易で効
率的に進めることができ、誤りを防止することができ
る。
【0073】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる入
力装置及びキーパターン作成方法は、キーパターンを容
易に変更することができ、そのために要するメモリ容量
を小さく押さえることができるという効果がある。
力装置及びキーパターン作成方法は、キーパターンを容
易に変更することができ、そのために要するメモリ容量
を小さく押さえることができるという効果がある。
【図1】キーパターン作成処理のブロック図である。
【図2】装置外観図である。
【図3】装置断面図、LCD・タッチパネル接続であ
る。
る。
【図4】装置ブロック図である。
【図5】タッチパネル断面図(押されていない)であ
る。
る。
【図6】タッチパネル断面図(押されている)である。
【図7】タッチパネルコントローラの回路図である。
【図8】Y方向検出等価回路図である。
【図9】X方向検出等価回路図である。
【図10】キー調節方法を例示する図である。
【図11】キーパターン構成を例示する図である。
【図12】キーパターン作成処理手順のフローチャート
である。
である。
【図13】設定データの入力画面を例示する図である。
【図14】キーパターンサイズ設定画面を例示する図で
ある。
ある。
【図15】キーパターンサイズ設定画面を例示する図で
ある。
ある。
【図16】キーパターンサイズ設定画面を例示する図で
ある。
ある。
【図17】キーマトリクス設定画面を例示する図であ
る。
る。
【図18】キーマトリクス設定画面を例示する図であ
る。
る。
【図19】キーマトリクス設定画面を例示する図であ
る。
る。
【図20】リターンコード設定画面を例示する図であ
る。
る。
【図21】キートップ設定画面を例示する図である。
【図22】設定データフォーマットを例示する図であ
る。
る。
【図23】マトリクスデータフォーマットを例示する図
である。
である。
【図24】マトリクス形状を例示する図である。
【図25】キー形状を例示する図である。
【図26】キー表示形式を例示する図である。
【図27】キートップデータフォーマットを例示する図
である。
である。
【図28】リターンコードデータフォーマットを例示す
る図である。
る図である。
【図29】新規作成キーパターンデータフォーマットを
例示する図である。
例示する図である。
【図30】キーパターン呼び出し処理手順のフローチャ
ートである。
ートである。
【図31】アプリケーシヨンでの使用画面を例示する図
である。
である。
【図32】キーパターン選択画面を例示する図である。
【図33】キーパターン選択画面を例示する図である。
【図34】マトリクス設定画面を例示する図である。
【図35】リターンコード設定画面を例示する図であ
る。
る。
【図36】リターンコード設定画面を例示する図であ
る。
る。
【図37】リターンコード設定画面を例示する図であ
る。
る。
【図38】キーパターン作成処理手順フローチャートで
ある。
ある。
3…タッチパネル、 5…LCD、 46…CPU、 47…ROM、 48…RAM、 49…外部I/F、 50…タッチパネルコントローラ、 51…LCDコントローラである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03M 11/22 G06F 3/03 380 G
Claims (6)
- 【請求項1】 表示器と座標入力板とを組み合わせた入
力装置であって、 キーを所望に配列してキーパターンを作成する作成手段
と、 該作成手段により設定されたキーパターンを記憶する記
憶手段と、 該記憶手段により記憶されたキーパターンから所望のキ
ーパターンを選択する選択手段と、を備えることを特徴
とする入力装置。 - 【請求項2】 前記作成手段は、キーの大きさと位置と
を指定する手段と、キーのラベルを指定する手段と、キ
ーのリターンコードを指定する手段とを有することを特
徴とする請求項1記載の入力装置。 - 【請求項3】 前記作成手段は、既存のキーパターンを
表示する手段を有することを特徴とする請求項1または
2記載の入力装置。 - 【請求項4】 前記選択手段は、前記作成手段により新
たに作成されたキーパターンから所望のキーパターンを
選択することを特徴とする請求項1記載の入力装置。 - 【請求項5】 キーパターン中の各キーの大きさと位置
とを指定する工程と、 前記各キーのラベルを指定する工程と、 前記各キーのリターンコードを指定する工程と、 キーパターンをメモリに記憶する工程と、 記憶されたキーパターンから所望のキーパターンを選択
する選択工程と、を備えることを特徴とする。 - 【請求項6】既存のキーパターンを表示する工程を更に
備えることを特徴とする請求項5記載のキーパターン作
成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23772493A JPH0793078A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 入力装置及びキーパターン作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23772493A JPH0793078A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 入力装置及びキーパターン作成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0793078A true JPH0793078A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=17019558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23772493A Pending JPH0793078A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 入力装置及びキーパターン作成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0793078A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08305339A (ja) * | 1995-05-10 | 1996-11-22 | Casio Comput Co Ltd | 文字入力装置 |
JP2010266513A (ja) * | 2009-05-12 | 2010-11-25 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2011100400A (ja) * | 2009-11-09 | 2011-05-19 | Sharp Corp | 表示装置及び画像形成装置 |
US8026922B2 (en) | 2004-10-29 | 2011-09-27 | Nec Infrontia Corporation | Data input device and display layout method for the same |
JP2011191927A (ja) * | 2010-03-12 | 2011-09-29 | Ntt Docomo Inc | 情報処理装置及び処理実行方法 |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP23772493A patent/JPH0793078A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08305339A (ja) * | 1995-05-10 | 1996-11-22 | Casio Comput Co Ltd | 文字入力装置 |
US8026922B2 (en) | 2004-10-29 | 2011-09-27 | Nec Infrontia Corporation | Data input device and display layout method for the same |
JP2010266513A (ja) * | 2009-05-12 | 2010-11-25 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2011100400A (ja) * | 2009-11-09 | 2011-05-19 | Sharp Corp | 表示装置及び画像形成装置 |
JP2011191927A (ja) * | 2010-03-12 | 2011-09-29 | Ntt Docomo Inc | 情報処理装置及び処理実行方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011126 |