JPH0792917A - 操作パネル - Google Patents

操作パネル

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Publication number
JPH0792917A
JPH0792917A JP23973793A JP23973793A JPH0792917A JP H0792917 A JPH0792917 A JP H0792917A JP 23973793 A JP23973793 A JP 23973793A JP 23973793 A JP23973793 A JP 23973793A JP H0792917 A JPH0792917 A JP H0792917A
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JP
Japan
Prior art keywords
operation panel
display
display cover
light emitting
cooking
Prior art date
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Application number
JP23973793A
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English (en)
Inventor
Kazuya Ideta
和也 出田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1個のディスプレイカバーに明るさの異なる
複数の発光表示部を構成する。 【構成】 操作パネル本体4の開口部4aに透明スモー
ク樹脂からなるディスプレイカバー11を設ける。ディ
スプレイカバー11に厚肉部11aと薄肉部11bとを
設ける。ディスプレイカバー11表面の印刷シート12
に部分的にスモーク印刷を設ける。ディスプレイカバー
11の裏面側の基板5に蛍光表示管17,ランプ18,
20等の発光源を設け、明るさの異なる複数の発光表示
部を形成する。発光表示部を区画するリブ11cを一体
形成し、操作パネル本体4にリブ11cにラップする隔
壁部4bを一体に設ける。プリント基板5にスイッチ本
体24aを設け、印刷シート12に押圧操作部12bを
一体に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスプレイカバーに
明るさの異なる複数の発光表示部を構成するようにした
操作パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばオーブン・グリル機能付きの電子
レンジにあっては、使用者が加熱態様や加熱時間などを
設定して調理を実行させるいわゆる手動調理や、マイコ
ンに予め多数の調理メニューに応じた調理プログラムを
記憶させておき、使用者が調理メニューを選択すること
に基づいて、選択された調理メニューの調理を自動的に
実行するいわゆる自動調理の実行を可能としたものがあ
る。
【0003】このような電子レンジの操作パネルには、
各種の操作キーが設けられていると共に、透光性ある合
成樹脂製のディスプレイカバーの裏面側に発光源を配置
してなる時間表示部や調理メニュー表示部などの複数の
発光表示部が設けられている。具体的には、前記時間表
示部は、比較的濃い色に着色されたディスプレイカバー
の裏面側に蛍光表示管を配置して構成され、調理メニュ
ー表示部は、前面に調理メニューの文字等が印刷された
比較的色の薄いディスプレイカバーの裏面側にランプや
LEDを設けて構成されている。
【0004】この場合、時間表示部においては、発光し
ている文字以外の他の文字は極力読取れないようにディ
スプレイカバーが暗く構成され、調理メニュー表示部に
おいては、1個のランプでディスプレイカバーの比較的
広い範囲を発光させると共に、ランプの消灯時にも使用
者が調理メニュー名をある程度読取れるように、ディス
プレイカバーが比較的明るく構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の操作パネルにあっては、望まれる明るさや発光方式
が相違する発光表示部間にて、色の濃さの異なる着色が
なされた複数のディスプレイカバーを、別パーツで設け
るようにしていた。このため、操作パネルを構成する部
品点数が増加し、コスト高となる不具合があると共に、
ディスプレイカバー全体を一体化できないためのデザイ
ン的な制約も大きかった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、1個のディスプレイカバーに明るさの
異なる複数の発光表示部を構成することを可能とした操
作パネルを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の操作パネルは、
操作パネルの外殻を構成する操作パネル本体と、この操
作パネル本体の開口部を塞ぐように設けられた透明スモ
ーク樹脂からなるディスプレイカバーと、操作パネル本
体の裏面側に設けられた基板と、この基板にディスプレ
イカバーの裏面側に位置して設けられた発光源とを具備
すると共に、ディスプレイカバーに厚肉部と薄肉部とを
形成することにより、該ディスプレイカバーに明るさの
異なる複数の発光表示部を構成したところに特徴を有す
る。
【0008】この場合、ディスプレイカバーの表面に、
印刷シートを設けると共に、その印刷シートに部分的に
スモーク印刷を施すことにより、ディスプレイカバーに
さらに明るさの異なる複数の発光表示部を構成すること
もできる(請求項2の発明)。また、ディスプレイカバ
ーの裏面に、部分的にしぼ加工を施すようにしても良い
(請求項3の発明)。さらには、ディスプレイカバーの
裏面部に、発光表示部を区画するリブを一体に形成する
と共に、操作パネル本体に、前記リブにラップする隔壁
部を設ければ効果的である(請求項4の発明)。ディス
プレイカバーの薄肉部の裏面部に、光拡散板を設けるこ
ともできる(請求項5の発明)。
【0009】そして、ディスプレイカバーに形成された
孔に対応して基板にスイッチを設けると共に、前記ディ
スプレイカバーの表面に前記孔を塞ぐシートを盛上り状
に設けることにより、前記スイッチの押圧操作部を構成
することもできる(請求項6の発明)。
【0010】
【作用】本発明の請求項1の操作パネルによれば、透明
スモーク樹脂からなるディスプレイカバーに、厚肉部と
薄肉部とを形成したので、厚肉部が薄肉部に比べて透光
性が低くなり、以て、1個のディスプレイカバーに、明
るさの異なる複数の発光表示部を構成することができ
る。
【0011】この場合、ディスプレイカバーの表面に設
けられた印刷シートに部分的にスモーク印刷を施すこと
により(請求項2の発明)、スモーク印刷が施された部
分の透光性が他の部分に比べて低くなり、明るさの段階
がより多様となった発光表示部を構成することができ
る。ディスプレイカバーの裏面にしぼ加工を施せば(請
求項3の発明)、発光源からの光がしぼ加工部分にて拡
散され、その部分を均一に発光させることができる。
【0012】さらには、ディスプレイカバーの裏面部の
発光表示部を区画するリブに、操作パネル本体の隔壁部
をラップさせれば(請求項4の発明)、隣の発光表示部
への光の漏れなどを防止することができる。また、ディ
スプレイカバーの薄肉部の裏面部に光拡散板を設ければ
(請求項5の発明)、発光源からの光が広い範囲に拡散
されるようになり、広い部分を発光させることができ
る。
【0013】そして、ディスプレイカバーの表面に孔を
塞ぐシートを盛上り状に設けることにより、スイッチの
押圧操作部を構成するようにすれば(請求項6の発
明)、発光表示部に一体的にスイッチを組込むことがで
き、デザイン性の向上などを図ることが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明をオーブン・グリル機能付きの
電子レンジに適用した一実施例について、図面を参照し
て説明する。まず、図5は電子レンジの外観を示し、こ
こで、電子レンジの本体1は、内部に図示しない調理室
を有すると共に、前面にその調理室を開閉するための扉
2が設けられている。また、本体1の前面の右側部位に
は、後述する本実施例に係る操作パネル3が設けられて
いる。
【0015】詳しい説明及び図示は省略するが、電子レ
ンジの本体1内には、レンジ調理用のマグネトロン、グ
リル調理用のグリルヒータ、オーブン調理用のオーブン
ヒータ等が設けられ、これらはマイコン等からなる制御
装置により制御されるようになっている。これにて、制
御装置は、使用者の操作パネル3による調理の態様に関
する選択に基づいて、予め記憶された調理プログラムや
各種センサの検出出力等に従って調理動作を実行するよ
うになっている。
【0016】この場合、使用者が選択する調理の態様と
しては、大きく分けて手動調理と自動調理との2つがあ
る。後の操作パネル3の説明にて明らかとなるように、
このうち手動調理は、使用者が、レンジ調理,グリル調
理,オーブン調理のいずれかの加熱態様を手動選択する
と共に、調理時間あるいは調理温度などを手動設定する
ことにより、選択された加熱態様及び調理時間等に基づ
いて実行されるものである。
【0017】また、前記自動調理は、これも後の操作パ
ネル3の説明でも述べるように、多数用意されている調
理メニューのなかから使用者が所望の調理メニューを選
択することにより、予め記憶された自動調理プログラム
等に従って自動で調理が実行されるものである。尚、本
実施例では、調理の出来上り時刻を設定することができ
る予約機能も存している。
【0018】次に、前記操作パネル3について、図1乃
至図4も参照して詳述する。まず、図4は本実施例に係
る操作パネル3の全体構成を示しており、ここで、操作
パネル3の外殻を構成する操作パネル本体4は、例えば
非透光性(着色不透明)のプラスチックからなり、全体
として前後に薄形の矩形箱状をなしている。そして、こ
の操作パネル本体4の裏面側には、裏面開口部を塞ぐよ
うにしてプリント基板5(図1,図2参照)が配設され
ている。このプリント基板5には、後述する各種の発光
源や、スイッチ及びそれらの通電回路等が配設されてい
る。
【0019】そして、操作パネル本体4の前面には、下
端部に位置して、操作部6が設けられている。この操作
部6には、左側に位置して縦に並んで4個の手動調理キ
ー7が設けられていると共に、右側に位置してダイアル
8及び取消キー9等が配設されている。そのうち手動調
理キー7は、上記した手動調理における加熱態様を選択
するためのレンジキー7a,トースターグリルキー7
b,オーブンキー7c、及び、オーブン調理時の温度設
定を行うための温度調節キー7dから構成されている。
【0020】また、前記ダイアル8は、回動操作及び押
圧操作が可能に設けられており、手動調理時(手動調理
キー7のいずれかが操作されたとき)には、時間設定つ
まみとして機能し、その他の場合には、自動調理の調理
メニュー選択つまみとして機能するようになっている。
さらに、このダイアル8は押圧操作されることによりス
タートキーとして機能するようになっている。前記取消
キー9は、使用者が誤った設定を行った場合などにその
設定を取消すためのものである。
【0021】さて、操作パネル本体4の前記操作部6の
上部には、表示パネル部10が設けられている。この表
示パネル部10は、操作パネル本体4の前面に形成され
た丸みを帯びた縦長矩形状の開口部4aを塞ぐように設
けられた1枚のディスプレイカバー11、及び、その裏
面側に位置して前記プリント基板5に設けられた後述す
る各種の発光源などから構成されている。
【0022】前記ディスプレイカバー11は、透明スモ
ーク樹脂(例えばAS樹脂)から板状に成形されている
のであるが、図1及び図2に示すように、上下端部(後
述する時間等表示部及びスイッチ配設部)には厚肉部1
1aが形成され、それらの間(後述する主要調理メニュ
ー表示部及び特定調理メニュー表示部)が薄肉部11b
とされている。また、前記ディスプレイカバー11の前
面には、透明フィルムをベースとした印刷シート12が
インサート成形により設けられている。
【0023】この場合、表示パネル部10は、上から順
に、調理時間や調理情報等を表示する時間等表示部1
3、自動調理メニューのうち比較的頻繁に使用される6
つの代表的な自動調理メニューを表示する主要調理メニ
ュー表示部14,その他の自動調理メニューを表示する
特定調理メニュー表示部15の3つに大別された発光表
示部を有し、さらに下端部に位置して、スイッチ配設部
16を有して構成されている。以下、これら各発光表示
部13〜15及びスイッチ配設部16について個別に詳
述する。
【0024】即ち、まず、時間等表示部13は、図1に
示すように、前記ディスプレイカバー11の厚肉部11
aの裏面側に、発光源たる蛍光表示管17を配設して構
成されている。図3及び図4に示すように、蛍光表示管
17は、調理時間や現在時刻,予約時刻等の数字を点灯
表示すると共に、加熱態様(レンジ調理かオーブン調理
か等)などの調理情報の文字を点灯表示するようになっ
ている。さらに、前記印刷シート12には、便宜上図3
にハッチングを付して示すように、ほぼ四角形の領域に
スモーク印刷12aが施されている。
【0025】次に、前記主要調理メニュー表示部14
は、横に3列、縦に2段の6つの領域からなり、図3及
び図4に示すように、前記印刷シート12に、各々の領
域に位置して、「ごはん」,「おかず」,「牛乳」,
「酒かん」,「生解凍」,「トースト」の文字及びそれ
らに応じた円形のマーク14a〜14fが印刷されてい
る。さらに、「あたため」の文字が、「ごはん」,「お
かず」,「牛乳」,「酒かん」の4つの領域を囲むよう
にして印刷されている。この場合、図3に示すように、
各マーク14a〜14fのうちの背景部分は、スモーク
印刷(便宜上ハッチングを付して示す)とされている。
【0026】図1に示すように、この主要調理メニュー
表示部14を構成するディスプレイカバー11は、薄肉
部11bからなり、その裏面側に各領域(マーク14a
〜14f)に対応して6個(2個のみ図示)の発光源た
るランプ18が配設されている。そして、ディスプレイ
カバー11の裏面部には、各領域を区画するようにリブ
11cが縦横方向に格子状に延びて形成されており、こ
れと共に、前記操作パネル本体4には、ディスプレイカ
バー11の裏面とプリント基板5との間に位置して、各
領域を区画するように縦横方向に格子状に延びる隔壁部
4bが一体に形成されている。この隔壁部4bの先端
は、前記リブ11cに被るようにラップしている。
【0027】さらに、前記ディスプレイカバー11(薄
肉部11b)の裏面部には、リブ11cにて区画された
各領域に対応して6枚(2枚のみ図示)の光拡散板19
が配設されている。この光拡散板19は、白色半透明の
プラスチック板から構成され、薄肉部11bの裏面に密
着するように取付けられている。尚、前記操作パネル本
体4には、前記時間等表示部13とこの主要調理メニュ
ー表示部14との境界部においても、横方向に延びる隔
壁部4bが一体に形成されている。
【0028】次に、前記特定調理メニュー表示部15
は、大きく分けて上下2段の領域からなり、前記印刷シ
ート12には、夫々の領域の上部に位置して「レンジメ
ニュー」,「オーブン・グリルメニュー」の文字が印刷
されている。そして、上段の「レンジメニュー」の領域
には、「葉菜のゆで物」,「根菜のゆで物」…等の8個
の調理メニューの文字が左右2列に渡って4個ずつ抜き
印刷されている。さらに、それら各調理メニューの左部
分に、後述するLEDにより点灯される楕円形の点灯マ
ーク15iが印刷されている。また、「オーブン・グリ
ルメニュー」の領域においても同様に、「ケーキ専
科」,「クッキー専科」…等の計10個の調理メニュー
の文字が5個ずつ2列に渡って抜き印刷されていると共
に、それらに対応して点灯マーク15iが印刷されてい
る。
【0029】これにて、図4に二点鎖線で囲んで示すよ
うに、特定調理メニュー表示部15は、上段左から順
に、LED点灯部15a,調理メニュー表示部15b,
LED点灯部15c,調理メニュー表示部15d、下段
左から順に、LED点灯部15e,調理メニュー表示部
15f,LED点灯部15g,調理メニュー表示部15
hの8つの中領域から構成されているのである。
【0030】そして、それらのうち、調理メニュー表示
部15b,15d,15f,15hの4つの中領域にあ
っては、図1に示すように、ディスプレイカバー11の
薄肉部11bの裏面側に各中領域に対応して4個(2個
のみ図示)の発光源たるランプ20が配設され、また、
ディスプレイカバー11の裏面部には、各中領域に対応
して4枚(2枚のみ図示)の光拡散板21が配設されて
いる。
【0031】また、ディスプレイカバー11の裏面部に
は、各中領域を区画するようにリブ11cが縦横方向に
格子状に延びて形成され、前記操作パネル本体4には隔
壁部4bがリブ11cにラップするように一体に形成さ
れている。尚、前記主要調理メニュー表示部14とこの
特定調理メニュー表示部15との間にも、リブ11c及
び隔壁部4bが設けられている。
【0032】さらに、前記LED点灯部15a,15
c,15e,15gの4つの中領域にあっては、図2に
示すように、ディスプレイカバー11の裏面に微細な凹
凸が施されたしぼ加工面11dが形成されており、その
裏面側に位置して、前記各点灯マーク15iに対応した
発光源たる計18個のLED22(4個のみ図示)が配
設されている。そして、前記操作パネル本体4には、薄
肉な隔壁部4bが前記各LED22を区画するように一
体に形成されている。これにて、LED点灯部15a及
び15cは夫々さらに縦に4個の小領域に区画され、L
ED点灯部15e及び15gは夫々さらに縦に5個の小
領域に区画されているのである。
【0033】最後に、前記スイッチ配設部16に、図3
及び図4に示すように、「弱め」及び「強め」の仕上り
調節スイッチ23及び24、並びに予約スイッチ25が
配設されている。これら3個のスイッチは、図1に「強
め」の仕上り調節スイッチ24を代表させて示すよう
に、ディスプレイカバー11の厚肉部11aに楕円形
(予約スイッチ25に関しては円形)の孔11eを形成
し、前記プリント基板5にその孔11eに対応して例え
ばタクトスイッチからなるスイッチ本体24aを設ける
と共に、そのスイッチ本体24aを作動させるためのぼ
たん部24bをヒンジ部24cと共に操作パネル本体4
に一体に形成して構成されている。
【0034】そして、前記印刷シート12には、所定の
文字の印刷が成されていると共に、前記ぼたん部24b
ひいてはスイッチ本体24aを外部から押圧操作するた
めの押圧操作部12bが、前記孔11eを塞ぎ且つ前面
側に盛上がるようにして一体形成されている。この押圧
操作部12bは、前面側に盛上がるように形成されてい
ることにより、ばね性を存した状態とされている。尚、
前記操作パネル本体4には、前記特定調理メニュー表示
部15とこのスイッチ配設部16との間にも、横方向に
延びる隔壁部4bが一体に形成されている。
【0035】次に、上記構成の作用について述べる。使
用者が調理を実行させるにあたっては、調理室内に調理
物を収容した状態で、操作パネル3を操作して所望の調
理態様を設定選択するのであるが、まず、手動調理を実
行させたい場合には、手動調理キー7a〜7cのいずれ
かを操作し、ダイアル8による時間設定あるいは温度調
節キー7dによる温度設定を行う。
【0036】すると、時間等表示部13において、蛍光
表示管17により、操作した手動調理キー7a〜7cに
応じた「レンジ」,「オーブン」などの加熱態様を表す
文字が点灯表示されると共に、設定時間あるいは設定温
度を表す数字が点灯表示されるのである。設定時間ある
いは設定温度を表す数字は、ダイアル8の回動量あるい
は温度調節キー7dの操作回数に応じて変化するように
なっており、所望の数値が現われた状態でその操作を停
止すれば良い。その後、ダイアル8を押圧操作すれば、
設定された態様の調理が開始される。
【0037】このとき、時間等表示部13においては、
透明スモーク樹脂からなるディスプレイカバー11が厚
肉(厚肉部11a)とされ、しかも前面の印刷シート1
2にスモーク印刷12aが施されているので、蛍光表示
管17の発光している数字,文字のみがくっきりと鮮や
かに表示され、それ以外の文字等は読取り不能となって
いる。尚、この手動調理時においては、表示パネル部1
0のその他の部分においては、発光表示は行われない。
また、通常時即ち調理を行っていない時には、時間等表
示部13には現在時刻が表示されるようになっている。
【0038】一方、使用者が自動調理を実行させたい場
合には、ダイアル8を例えば時計回り方向に回動操作す
る。すると、まず、主要調理メニュー表示部14におい
て、「ごはん」のマーク14aの裏面側に位置するラン
プ18が点灯し、そのマーク14aが発光表示される。
そして、ダイアル8の回動操作を続けると、ランプ18
の点灯が1個づつ切換えられて行き、回動量に応じて
「おかず」,「牛乳」,「酒かん」,「生解凍」,「ト
ースト」のマーク14b〜14fが順に発光表示される
ようになっている。所望の調理メニューのマークが発光
表示されているところでダイアル8の操作を停止すれ
ば、その調理メニューが選択されるようになる。
【0039】このとき、主要調理メニュー表示部14に
おいては、ディスプレイカバー11を薄肉(薄肉部11
b)とすると共に、その裏面に光拡散板19を設けてい
るので、各ランプ18の点灯により各マーク14a〜1
4fが大きく且つ明るく発光表示されるようになり、使
用者にとって見易い表示が行われるようになる。また、
各領域を区画する隔壁部4bがリブ11cにラップする
ように設けられているので、ランプ18の光が他の領域
に漏れることを防止することができ、1個のマーク14
a〜14f部分だけがくっきりと発光表示されるように
なる。しかも、各ランプ18の消灯時においても、ある
程度マーク14a〜14fが読取れるので、使用者が、
どこにどの調理メニューのマーク14a〜14fがある
かが分り、誤ることなく確実に選択を行うことができる
のである。
【0040】さらに、使用者が、「トースト」のマーク
14fの発光表示状態から、ダイアル8の回動操作を続
けると、特定調理メニュー表示部15における発光表示
に進む。ここでは、まず、左上段部の調理メニュー表示
部15bの裏面側のランプ20が点灯して4つの調理メ
ニューの文字が発光表示されると共に、LED点灯部1
5aにおける最上段(「葉菜のゆで物」に対応)のLE
D22が点灯して点灯マーク15iが発光表示される。
そして、使用者のダイアル8の回動操作量に応じて、L
ED点灯部15aにおけるLED22が上から順に1個
ずつ点灯するようになる。
【0041】「煮豆」に対応したLED22の点灯状態
からさらにダイアル8が回動操作されると、次に、右上
段部の調理メニュー表示部15dに対応したランプ20
の点灯に切換えられ、LED点灯部15cにおける最上
段(「炊飯」に対応)のLED22が点灯し、やはり使
用者のダイアル8の回動操作量に応じて、LED点灯部
15cにおけるLED22が上から順に1個ずつ点灯す
るようになる。さらに、ダイアル8を回動操作すると、
今度は下段に移り、調理メニュー表示部15fの5つの
調理メニューの文字が発光表示されると共に、LED点
灯部15eにおけるLED22が1個ずつ順に点灯す
る。さらには、調理メニュー表示部15hへ進むように
なる。
【0042】このようにして、所望の調理メニューに対
応した点灯マーク15iが発光表示されているところ
で、ダイアル8の操作を停止すれば、その調理メニュー
が選択されるようになるのである。尚、末尾の調理メニ
ュー(「トンカツ」)からさらにダイアル8が回動操作
されると、前記主要調理メニュー表示部14の表示へ再
び戻るようになる。また、ダイアル8を逆方向(反時計
回り方向)に回動操作すると、上記とは逆方向に表示が
切換わって行くようになる。
【0043】この特定調理メニュー表示部15のうち調
理メニュー表示部15b,15d,15f,15hにあ
っては、上記主要調理メニュー表示部14と同様に、デ
ィスプレイカバー11が薄肉とされていると共に、その
裏面に光拡散板21が設けられているので、1個のラン
プ20により比較的広い範囲で存在する調理メニューの
文字全体を明るく発光表示させることができ、また、各
領域を区画する隔壁部4bにより、ランプ20の光が他
の領域に漏れることを防止することができ、1個の領域
(調理メニュー表示部15b,15d,15f,15
h)部分だけがくっきりと発光表示されるようになる。
【0044】そして、LED点灯部15a,15c,1
5e,15gにあっては、ディスプレイカバー11が薄
肉とされていると共に、その裏面にしぼ加工面11dが
形成されているので、そのしぼ加工面11dが発光面と
なって、点灯マーク15iが斜め方向からでも見易く発
光表示されるようになる。また、各LED22を区画す
る隔壁部4bにより、LED22の光が他の領域に漏れ
ることを防止することができる。この結果、使用者にと
って見易い表示が行われるようになり、所望の調理メニ
ューを確実且つ簡単に選択することができるようになる
のである。
【0045】最後に、使用者が、仕上り調節を行う場合
や予約を行いたい場合には、ディスプレイカバー11に
形成されたスイッチ配設部16の押圧操作部12bを操
作することにより、仕上り調節スイッチ23及び24や
予約スイッチ25を動作させることができる。この場
合、表示パネル部10に一体的にスイッチを組込むもの
であるから、操作パネル3の各種スイッチの配置の自由
度が増し、デザイン性の向上などを図ることが可能とな
るのである。
【0046】このように本実施例によれば、透明スモー
ク樹脂からなる1個のディスプレイカバー11に、厚肉
部11aと薄肉部11bとを形成したことにより、明る
さの異なる複数の発光表示部を構成することが可能とな
った。従って、明るさや発光方式が相違する発光表示部
間にて別パーツのディスプレイカバーを設けていた従来
のものと異なり、簡単且つ安価な構成で済ませることが
でき、またデザイン性の向上も図ることができるもので
ある。
【0047】そして、特に本実施例では、ディスプレイ
カバー11に厚肉部11aと薄肉部11bとを形成した
ことに加え、印刷シート12に部分的にスモーク印刷1
2aを施したり、また、ディスプレイカバー11の裏面
にしぼ加工を施したり、ディスプレイカバー11の裏面
部に光拡散板19,21を設けるようにしているので、
望まれる明るさや発光方式の相違に応じた適切な表示パ
ネル部10を構成することができるものである。
【0048】しかも、ディスプレイカバー11の発光表
示部を区画するリブ11cにラップする隔壁部4bを操
作パネル本体4に一体に形成したので、隣の発光表示部
への光の漏れなどを防止することができ、使用者にとっ
てより見易い表示パネル部10となるのである。さらに
は、表示パネル部10に一体にスイッチ23,24,2
5を設けるようにしたので、デザイン性の向上、部品点
数の削減によるコストダウンなど図ることができるもの
である。
【0049】尚、本発明は上記し且つ図面に示した一実
施例に限定されるものではなく、例えばディスプレイカ
バーの肉厚を3段階に構成しても良く、また、電子レン
ジに限らず各種製品の操作パネルに適用することができ
るなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し
得るものである。
【0050】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の操作パネルによれば、透明スモーク樹脂からなるディ
スプレイカバーに厚肉部と薄肉部とを形成するようにし
たので、1個のディスプレイカバーに明るさの異なる複
数の発光表示部を構成することが可能となるという優れ
た実用的効果を奏するものである。
【0051】この場合、ディスプレイカバーの表面に設
けられた印刷シートに部分的にスモーク印刷を施すこと
により、明るさの段階がより多様となった発光表示部を
構成することができる。また、ディスプレイカバーの裏
面にしぼ加工を施せば、しぼ加工部分を均一に発光させ
ることができる。さらには、ディスプレイカバーの裏面
部の発光表示部を区画するリブに、操作パネル本体の隔
壁部をラップさせれば、隣の発光表示部への光の漏れな
どを防止することができる。また、ディスプレイカバー
の薄肉部の裏面部に光拡散板を設ければ、発光源からの
光が広い範囲に拡散されるようになり、広い部分を発光
させることができる。そして、ディスプレイカバーの表
面に孔を塞ぐシートを盛上り状に設けることにより、ス
イッチの押圧操作部を構成するようにすれば、発光表示
部に一体的にスイッチを組込むことができ、デザイン性
の向上などを図ることが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、操作パネルの
表示パネル部の図3のA−A線に沿う縦断側面図
【図2】表示パネル部の図3のB−B線に沿う縦断側面
【図3】表示パネル部の正面図
【図4】操作パネルの全体の正面図
【図5】電子レンジの斜視図
【符号の説明】
図面中、3は操作パネル、4は操作パネル本体、4aは
開口部、4bは隔壁部、5はプリント基板、10は表示
パネル部、11はディスプレイカバー、11aは厚肉
部、11bは薄肉部、11cはリブ、11dはしぼ加工
面、11eは孔、12は印刷シート、12aはスモーク
印刷、12bは押圧操作部、13は時間等表示部、14
は主要調理メニュー表示部、15は特定調理メニュー表
示部、15a,15c,15e,15gはLED点灯
部、15b,15d,15f,15hは調理メニュー表
示部、15iは点灯マーク、16はスイッチ配設部、1
7は蛍光表示管(発光源)、18,20はランプ(発光
源)、19,21は光拡散板、22はLED(発光
源)、23〜25はスイッチである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作パネルの外殻を構成する操作パネル
    本体と、この操作パネル本体の開口部を塞ぐように設け
    られた透明スモーク樹脂からなるディスプレイカバー
    と、前記操作パネル本体の裏面側に設けられた基板と、
    この基板に前記ディスプレイカバーの裏面側に位置して
    設けられた発光源とを具備し、 前記ディスプレイカバーに厚肉部と薄肉部とを形成する
    ことにより、該ディスプレイカバーに明るさの異なる複
    数の発光表示部が構成されていることを特徴とする操作
    パネル。
  2. 【請求項2】 ディスプレイカバーの表面には、印刷シ
    ートが設けられていると共に、その印刷シートに部分的
    にスモーク印刷を施すことにより、前記ディスプレイカ
    バーに明るさの異なる複数の発光表示部が構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の操作パネル。
  3. 【請求項3】 ディスプレイカバーの裏面に、部分的に
    しぼ加工を施すようにしたことを特徴とする請求項1又
    は2記載の操作パネル。
  4. 【請求項4】 ディスプレイカバーの裏面部には、発光
    表示部を区画するリブが一体に形成されていると共に、
    操作パネル本体には、前記リブにラップする隔壁部が設
    けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    かに記載の操作パネル。
  5. 【請求項5】 ディスプレイカバーの薄肉部の裏面部に
    は、光拡散板が設けられていることを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれかに記載の操作パネル。
  6. 【請求項6】 ディスプレイカバーに形成された孔に対
    応して基板にスイッチを設けると共に、前記ディスプレ
    イカバーの表面に前記孔を塞ぐシートを盛上り状に設け
    ることにより、前記スイッチの押圧操作部を構成するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに
    記載の操作パネル。
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