JP2023154196A - 炊飯器 - Google Patents
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Abstract
【課題】状態表示部の表示を大きくしても好適に表示させることができる炊飯器を提供する。【解決手段】本発明の炊飯器は、炊飯に関わる様々な情報を表示するLCD16と、LCD16とは異なる位置に設けられ、炊飯器の状態を示すLED表示部17とを備え、LED表示部17は、光源となるLED22-1~22-4の点灯により炊飯器の状態を表示するものであり、LED表示部17に、光を拡散させる拡散シート20を設けた構成としている。【選択図】図2
Description
本発明は、炊飯器の状態を示す状態表示部を有する炊飯器に関する。
この種の炊飯器は数多く存在し、例えば特許文献1では、何れかの操作を行なう操作部とは異なる位置に設けられ、各工程を表示する表示部を備えたものが開示されている。この表示部は、上面カバーに形成された開口部内に表示用の発光ダイオードを臨ませ、当該開口部を覆うように、「炊飯」「むらし」「保温」などの工程の文字が付された表示用のプラスチックシートが設けられて構成される。
近年、ユーザーフレンドリーのために状態表示部の表示を大きくすることが求められる場合がある。しかしながら発光ダイオードの光は指向性が高いため、表示を大きくするためにプラスチックシートの文字や記号などの記載を大きくすると当該記載の中心部は明るく表示される一方で、当該表示の端部分が暗く表示され、状態表示部のそれぞれの記載の全体が表示されないことが考えられる。
そこで本発明は、状態表示部の表示を大きくしても好適に表示させることができる炊飯器を提供することを目的とする。
本発明の炊飯器は、炊飯に関わる様々な情報を表示する画面表示部と、前記画面表示部とは異なる位置に設けられ、前記炊飯器の状態を示す状態表示部とを備え、前記状態表示部は、光源となるLEDの点灯により前記炊飯器の状態を表示するものであり、前記状態表示部に、光を拡散させる拡散シートを設けたことを特徴とする。
本発明の炊飯器によれば、状態表示部の表示を大きくしても好適に表示させることができる。
以下、本発明における炊飯器の一実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。なお、これらの全図面にわたり、共通する部分には共通する符号を付すものとする。
図1~図4は、本発明における炊飯器の一実施形態を示している。先ず炊飯器全体の構成を図1に基づいて説明すると、1は本体であり、上方から見て前面と後面、左側面と右側面が対向する略矩形状をなし、上面が開口されている。2は本体1の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体であり、本体1と同様に、上方から見て前面と後面、左側面と右側面が対向する略矩形状をなし、上面が略平坦に構成されている。蓋体2の後部には本体1との連結部となるヒンジ3が設けられ、また蓋体2の前方上面には、蓋体操作体4が露出状態で配設されており、この蓋体操作体4を押すと、本体1と蓋体2との係合が解除され、本体1の上部後方に設けたヒンジバネ(図示せず)により、ヒンジ3のヒンジ軸を回転中心として蓋体2が開く構成となっている。
本体1の内部には、被炊飯物を加熱する誘導コイルなどの加熱手段(図示せず)が配設される。被炊飯物は本体1に着脱可能な有底筒状の鍋(図示せず)に収容されており、加熱手段に高周波電流を供給すると、加熱手段24から発生する交番磁界によって、鍋の外面に設けた磁性体が発熱し、炊飯時と保温時に本体1内の被炊飯物を加熱する構成となっている。
蓋体2の外形を形成する樹脂製の外蓋11の上面の略全体に亘って、例えばPET(Polyethyleneterephthalate:ポリエチレンテレフタレート)製の平坦な板状の操作パネル13が配設されており、蓋体2の上面部を形成している。操作パネル13の前方には前述した蓋体操作体4が配設され、また操作パネル13の後方には、鍋内の被炊飯物から発生する蒸気を炊飯器の外部に排出する蒸気口15が配設される。また操作パネル13には、蓋体操作体4や蒸気口15の他にも、炊飯に関わる様々な情報を表示するための、画面表示部としてのLCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)16や状態表示部としてのLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)表示部17などで構成される表示手段18と、タッチセンサで構成されてLCD16の上方に配設され、炊飯を開始させたり、時間や炊飯コ-スなどを選択させたりするための操作手段19と、がそれぞれ配設される。そのため、これらのLCD16と操作手段19とで操作表示部10を構成している。
LED表示部17は、実際の炊飯器の状態を表示するもので、本実施形態では、予約設定がされていているときに「予約」のLED表示体17-1が点灯することにより表示され、保温状態になると「保温」のLED表示体17-2が表示され、鍋の内部が大気圧より低い減圧状態になると「真空」のLED表示体17-3が表示され、鍋の内部が大気圧より高い加圧状態になると「圧力」のLED表示体17-4が表示されるように構成される。そのため、LCD16のバックライトを減光させた減光状態のときでも、ユーザがLED表示部17を確認することで炊飯器の現在の状態を一目で理解することができる。LED表示部17の構成については、後程詳しく説明する。
タッチセンサで構成された操作手段19は、例えば、導電性ポリマーによる透明電極部と、LCD16を搭載した制御PC板(図示せず)に接続する接点部との間をパターン配線で繋いだ構成要素が、タッチキーとして複数配設されるものであり、LCD16に表示される複数のボタン表示部の何れかにタッチ操作を行なうことで、そのボタン表示部の上に配設され、当該ボタン表示部に対応したタッチキーがタッチ操作されて、このボタン表示部が選択される構成となっている。
このようにユーザの操作性および安全性を考慮して、蓋体操作体4は炊飯器におけるユーザに近い側である操作パネル13の前方に配置され、蒸気口15は炊飯器におけるユーザから離れた側である操作パネル13の後方に配置されることで、操作パネル13において蓋体操作体4と蒸気口15との間に操作表示部10を設けるスペースを大きく確保することができ、表示手段18や、その上方に配設される操作手段19を大きく設けることができるため、操作表示部10の視認性および操作性を向上させることができる。また操作パネル13、すなわち蓋体2の上面には、LCD16上方の操作手段19以外には、従来の炊飯器に設けられていた、例えば炊飯キーや切キーのような物理キー・ボタンなどの操作手段が存在せず、操作手段19のみで炊飯器の操作を行なうために操作時にボタンを探す手間が省け、操作性を向上させることができる。また非常にスマートな外観にすることができ、精密部品である表示手段18や操作手段19の配置されたスペースをコンパクトにすることができる。また物理キー・ボタンなどを除くことで蓋体2の上面を略平面状に構成することができ、拭き掃除などもしやすく清掃性を向上させている。なお、この構成は一例であり、物理キー・ボタンなどの操作手段が、タッチセンサと併せて、またはタッチセンサの代わりに操作手段19を構成してもよく、LCD16とこれらの操作手段19で操作表示部10を構成してもよい。
ここで本実施形態の本体1および蓋体2の外観色、特に蓋体2の上面部の色は、例えば黒色などの暗色系で構成され、そのため外蓋11の外観色や操作パネル13の色もこの暗色系で構成されている。なお、これらの本体1および蓋体2の外観色は、操作表示部10の消灯状態における色、すなわちLCD25の暗転時の画面の色やLED表示部17の消灯時の色と略同一の色にすることが好ましい。このようにすることにより、炊飯器を一見したときに操作表示部10やLED表示部17が存在しないような外観にすることができ、スタイリッシュなデザインの外観の炊飯器にすることができる。
図2は、図1におけるA-A断面図を示している。同図を参照してLED表示部17の構成を説明すると、LED表示部17は、それぞれのLED表示体17-1~17-4で同様の構成を有しており、基板21に搭載されたLED22-1~22-4と、縦方向の筒状で断面略矩形状に形成される筒状部23-1~23-4と、筒状部23-1~23-4の上側の開口部を覆うように取付けられる1枚の拡散シート20と、外蓋11の上面に配置され、「予約」の白抜き文字の印刷部13-1、「保温」の白抜き文字の印刷部13-2、「真空」の白抜き文字の印刷部13-3および「圧力」の白抜き文字13-4の印刷部が設けられた操作パネル13と、により主に構成されている。なお本実施形態では、LED表示体17-1~17-4が複数である4つの場合の例を説明しているが、LED表示体が1つであってもよく、この場合は筒状部が後述する導光部23として作用する。
LED22-1~22-4はLED表示体17-1~17-4の光源となるものである。本実施形態のLED表示部17では、LED22-1~22-4がLED表示体17-1~17-4にそれぞれ対応しており、したがってLEDが4つ設けられている。そのため、それぞれのLED表示体17-1~17-4を独立して点灯/消灯させることができる。なおLED22-1~22-4でLED以外の光源を採用してもよく、またLED22-1~22-4の光の色も特に限定されないが、LED表示体17-1~17-4ごとにLED22-1~22-4の光の色を変更する構成が好ましく、ユーザが炊飯器の現在の状態をLED22-1~22-4の光の色で理解することができる。
筒状部23-1~23-4は、それぞれ対応するLED22-1~22-4の光を上方向に導くものであり、断面矩形状でLED22-1~22-4の光が通過する導光孔24-1~24-4を有している。また筒状部23-1~23-4は外蓋11と一体に形成されており、そのため外蓋11と同様に樹脂製で、外蓋11の外観色である暗色系で構成されている。そして、これらの筒状部23-1~23-4は、LED表示体17-1~17-4の配置に対応して横に一直線に並べて配置され、筒状部23-1~23-4の左右の壁が隣り合う他の筒状部23-1~23-4の壁と一体に形成されて、略直方体形状の導光部23を構成している。なお筒状部23-1~23-4の構成は一例であり、本実施形態では導光孔24-1~24-4がそれぞれ略直方体形状を形成するように筒状部23-1~23-4が形成されるが、導光孔24-1~24-4がそれぞれ、LED22-1~22-4側が狭く操作パネル13側が広い逆錐台形状を形成するように筒状部23-1~23-4が形成されてもよく、また略円柱形状や略逆円錐台形状などの他の形状に形成されてもよい。そして導光部23の構成は一例であり、LED22-1~22-4やLED表示体17-1~17-4の配置に対応して変更されてもよい。
筒状部23-1~23-4は、それぞれ上側周縁部の全周に亘り、当該上側周縁部に沿って設けられる凸状の突出部25-1~25-4(図4参照)を有している。これらの突出部25-1~25-4は、筒状部23-1~23-4の上側に取付けられる拡散シート20の後述する下面Bと接触し、拡散シート20が移動することを抑制するものであり、滑り止め部としての機能を有している。また突出部25-1~25-4はそれぞれ筒状部23-1~23-4の上側周縁部の全周に亘り当該上側周縁部に沿って設けられるため、下面Bと接触することで筒状部23-1~23-4のそれぞれの開口部が拡散シート20で完全に覆われて、突出部25-1~25-4と拡散シート20との間から光が漏れることを防止し、導光孔24-1~24-4から他の場所に光が漏れることを防止している。
また導光部23の上面部の両端に相当する筒状部23-1および23-4の上側端部には、突出部25-1および25-4に加えて、拡散シート20の後述する舌状部20-2,20-2を挿入可能な挿入孔26-1,26-1が穿設される。本実施形態では、挿入孔26-1,26-1同士の間の長さLHが後述するシート本体20-1の長さLPと略同一で、挿入孔26-1の幅WHが舌状部20-2の幅WPと略同一になるように形成されており、拡散シート20の位置を決める位置決め部としての機能を有している。なお挿入孔26-1の数や位置や構成は一例であり、例えば挿入孔26-1,26-1の幅WHを舌状部20-2,20-2の幅WPより大きくしてもよい。また挿入孔26-1,26-1を、舌状部20-2,20-2の位置に対応させて他の位置に設けてもよい。
図3は拡散シート20の斜視図を示している。拡散シート20は1枚の光拡散シートから形成され、シート本体20-1と、このシート本体20-1の両端に設けられる舌状部20-2,20-2とを有している。シート本体20-1は当該シート本体20-1の上面Fまたは下面Bから当てられたLED22-1~22-4の光を多方向に均一に拡散させるものであり、例えば上面Fから当てられたLED22-1~22-4の光を拡散させて下面B側で光が照らす範囲を拡大させ、反対に下面Bから当てられたLED22-1~22-4の光を拡散させて上面F側で光が照らす範囲を拡大させる。したがってLED表示体17-1~17-4の表示である「予約」の白抜き文字の印刷部13-1、「保温」の白抜き文字の印刷部13-2、「真空」の白抜き文字の印刷部13-3および「圧力」の白抜き文字13-4の印刷部13-3を大きくしても、それぞれの白抜き文字の印刷部13-1~13-4の全体に光を届かせ、これらの白抜き文字の印刷部13-1~13-4の全体を好適に表示させることができる。またシート本体20-1は裏表関係なく当てられたLED22-1~22-4の光を拡散させて均一にすることができるため、拡散シート20を導光部23に取付けるときにシート本体20-1の裏表を確認する必要がない。なお、シート本体20-1の大きさや形状は導光部23の上面部と略同一であることが好ましく、筒状部23-1~23-4の全ての開口部を覆うことができるようにしている。
舌状部20-2,20-2は、シート本体20-1に対して上方向または下方向に折り曲げられて、導光部23の挿入孔26-1,26-1に挿入されるものであり、舌状部20-2,20-2が挿入孔26-1,26-1で保持されることで、拡散シート20が導光部23の所定の取付位置に保持される。図3に示される例では舌状部20-2,20-2がシート本体20-1に対して下方向である下面B方向に折り曲げられており、この場合、拡散シート20はシート本体20-1の上面Fを上側にして導光部23に取付けられる。その一方で、舌状部20-2,20-2がシート本体20-1に対して上方向である上面F方向に折り曲げられた場合は、拡散シート20はシート本体20-1の下面Bを上側にして導光部23に取付けられる。なお舌状部20-2の数や位置や構成は一例であり、例えばシート本体20-1の長手方向の辺に設けられてもよい。
操作パネル部13の白抜き文字の印刷部13-1~13-4は、外蓋11における筒状部23-1~23-4の上側開口部の位置に対応して設けられており、操作パネル13が外蓋11に配設されたときに、筒状部23-1の上側開口部の上方に「予約」の印刷部13-1が、筒状部23-2の上側開口部の上方に「保温」の印刷部13-2が、筒状部23-3の上側開口部の上方に「真空」の印刷部13-3が、筒状部23-4の上側開口部の上方に「圧力」の白抜き文字の印刷部13-1が、それぞれ配置されるように構成される。そのため白抜き文字の印刷部13-1~13-4は状態表示の記載としての機能を有している。なお白抜き印刷部13-1~13-4の記載は一例であり、他の記載であってもよいことはもちろんであり、また印刷部13-1~13-4が白抜き文字以外の記載で構成されてもよく、印字以外の作成方法により作成されてもよい。
操作パネル13では、拡散シート20で拡散されたLED22-1~22-4からの光が操作パネル13の裏面方向から当てられると、白抜き文字の印刷部13-1~13-4はその光の少なくとも一部を透過する一方で、その他の場所はその光を遮断する。そのためLED表示部17で、これらの光により白抜き文字の印刷部13-1~13-4を光らせるように表示して他のLED表示部を消灯状態にすることにより、ユーザが炊飯器の現在の状態を一目で理解することができる。
次に図4を参照して、本実施形態のLED表示部17の組立について説明する。舌状部20-2,20-2をシート本体20-1に対して下方向に折り曲げて挿入孔26-1,26-1に挿入すると、舌状部20-2,20-2が挿入孔26-1,26-1で保持され、拡散シート20が導光部23における取付位置に位置決めされて保持される。この取付位置では、4つの筒状部23-1~23-4の全ての開口部が1枚の拡散シート20で覆われるように構成され、LED表示部17の部品点数を減少させて組立てを簡易化することができ、すなわちLED表示部17の組立性を向上させることができる。
この状態で、操作パネル13を外蓋11に取付けると、拡散シート20が操作パネル13および外蓋11の導光部23の間で挟持され、前述の取付位置で固定される。このとき拡散シート20は、舌状部20-2,20-2が挿入孔26-1,26-1で保持され、またシート本体20-1の下面Bが筒状部23-1~23-4の突出部25-1~25-4と接触しているため、操作パネル13の取付時に操作パネル13が拡散シート20の上面Fに接触しても、拡散シート20が取付位置から移動することがない。そのため容易に取付位置で拡散シート20を操作パネル13および導光部23の間で挟持することができ、LED表示部17の組立性を向上させることができる。また拡散シート20が粘着剤などを使用することなく取付位置に固定されるため、拡散シート20に粘着剤などが付着することがない。
次に、上記構成の炊飯器についてその作用を説明する。例えば操作手段19が操作されて予約設定がされるとLED22-1が点灯し、LED22-1から照射された光が導光部23の筒状部23-1を通過する。ここでLED22-1の光は指向性が高いため、この光は筒状部23-1の内面には殆ど当たらず、また筒状部23-1の内面が暗色系で構成されているため光の反射率が低く、この光が筒状部23-1の内面に当たっても殆ど反射しない。そのためLED22-1の光の大部分が拡散シート20の下面Bに直接当てられる。シート本体20-1は、下面Bから当てられたLED22-1の光を多方向に均一に拡散させて、上面F側でこの光が照らす範囲を拡大させる。そして、この光が操作パネル13の裏面に当てられると、「予約」の印刷部13-1はその光の少なくとも一部を透過し、操作パネル13のその他の場所はその光を遮断する。ここで、LED22-1の光は拡散シート20で均一化されて照らす範囲が拡大しているので、「予約」の印刷部13-1の端部分にまで光が届き、また「予約」の印刷部13-1が均一的に光って表示される。そのためユーザは「予約」の印刷部13-1の表示を確認しやすくなり、炊飯器の現在の状態は予約設定がされた状態であると一目で理解することができる。
また炊飯器が保温状態になるとLED22-2が点灯し、同様にLED22-2から照射された光が導光部23の筒状部23-2を通過し、拡散シート20の下面Bに当たって多方向に均一に拡散する。そしてこの光が操作パネル13の裏面に当てられると、「保温」の印刷部13-2はその光の少なくとも一部を透過して、「保温」の印刷部13-2の端部分にまで均一的に光って表示される。そして鍋の内部が減圧状態になるとLED22-3が点灯し、同様にLED22-3から照射された光が導光部23の筒状部23-3を通過し、拡散シート20の下面Bに当たって多方向に均一に拡散する。そしてこの光が操作パネル13の裏面に当てられると、「真空」の印刷部13-3はその光の少なくとも一部を透過して、「真空」の印刷部13-3の端部分にまで均一的に光って表示される。また鍋の内部が大気圧より高い加圧状態になるとLED22-4が点灯し、同様にLED22-3から照射された光が導光部23の筒状部23-4を通過し、拡散シート20の下面Bに当たって多方向に均一に拡散する。そしてこの光が操作パネル13の裏面に当てられると、「圧力」の印刷部13-4はその光の少なくとも一部を透過して、「圧力」の印刷部13-4の端部分にまで均一的に光って表示される。
以上のように、本実施形態の炊飯器では、炊飯に関わる様々な情報を表示する画面表示部としてのLCD16と、LCD16とは異なる位置に設けられ、炊飯器の状態を示す状態表示部としてのLED表示部17とを備え、LED表示部17は、光源となるLED22-1~22-4の点灯により炊飯器の状態を表示するものであり、LED表示部17に、光を拡散させる拡散シート20を設けた構成としている。
このように構成することにより、状態表示としての白抜き文字の印刷部13-1~13-4の全体に光を届かせ、これらの白抜き文字の印刷部13-1~13-4の全体を均一的に表示させることができる。したがって白抜き文字の印刷部13-1~13-4を大きくしても好適に表示させることができる。
また本実施形態の炊飯器では、LED22-1~22-4の光を導く縦方向の筒状部23-1~23-4を有する構成としており、LED22-1~22-4の光が、対応する導光孔24-1~24-4から他の場所に漏れることを防止することができる。
また本実施形態の筒状部23-1~23-4は暗色系で構成され、そのため筒状部23-1~23-4と一体に形成される外蓋11を暗色系で構成することができる。
また本実施形態の拡散シート20は、筒状部23-1~23-4の一側である上側の開口部を覆うように裏表関係なく取付けられ、筒状部23-1および23-4が拡散シート20を取付けたときの位置を決める位置決め部としての挿入孔26-1,26-1を有する構成としており、そのため拡散シート20が裏表関係なく使用できるものであり、この拡散シート20を導光部23に取付けるときに、拡散シート20の取付位置を調整する必要がなく、またシート本体20-1の裏表を確認する必要がないためLED表示部17の組立てを簡易化することができ、LED表示部17の組立性を向上させることができる。
また本実施形態のLED表示部17は筒状部23-1~23-4を複数である4つ有し、この4つの筒状部23-1~23-4の全ての開口部が1枚の拡散シート20で覆われる構成としており、そのためLED表示部17の部品点数を減少させて組立てを簡易化することができ、すなわちLED表示部17の組立性を向上させることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更可能である。例えば本実施形態では、筒状部23-1~23-4を組み合わせて導光部23を構成しているが、外蓋11の上面部を所定以上の厚さに形成し、導光孔24-1~24-4を穿設し、これらの導光孔24-1~24-4の周囲に突出部25-1~25-4や挿入孔26-1,26-2を設けて導光部23としてもよい。また、実施形態中で例示した数値などはあくまでも一例にすぎず、炊飯器の仕様などに応じて適宜変更してかまわない。
16 LCD(画面表示部)
17 LED表示部(状態表示部)
20 拡散シート
22-1,22-2,22-3,22-4 LED
23-1,23-2,23-3,23-4 筒状部
17 LED表示部(状態表示部)
20 拡散シート
22-1,22-2,22-3,22-4 LED
23-1,23-2,23-3,23-4 筒状部
Claims (5)
- 炊飯に関わる様々な情報を表示する画面表示部と、
前記画面表示部とは異なる位置に設けられ、炊飯器の状態を示す状態表示部とを備え、
前記状態表示部は、光源となるLEDの点灯により前記炊飯器の状態を表示するものであり、
前記状態表示部に、光を拡散させる拡散シートを設けたことを特徴とする炊飯器。 - 前記状態表示部は、前記LEDの光を導く縦方向の筒状部を有することを特徴とする請求項1に記載の炊飯器。
- 前記筒状部が暗色系で構成されることを特徴とする請求項2に記載の炊飯器。
- 前記拡散シートは、前記筒状部の一側の開口部を覆うように、裏表関係なく取付けられ、
前記筒状部は、前記拡散シートを取付けたときの位置を決める位置決め部を有することを特徴とする請求項2または3に記載の炊飯器。 - 前記状態表示部は前記筒状部を複数有し、
前記複数の筒状部の全ての前記開口部が1枚の前記拡散シートで覆われることを特徴とする請求項4に記載の炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022063349A JP2023154196A (ja) | 2022-04-06 | 2022-04-06 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022063349A JP2023154196A (ja) | 2022-04-06 | 2022-04-06 | 炊飯器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2023154196A true JP2023154196A (ja) | 2023-10-19 |
Family
ID=88372644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2022063349A Pending JP2023154196A (ja) | 2022-04-06 | 2022-04-06 | 炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2023154196A (ja) |
-
2022
- 2022-04-06 JP JP2022063349A patent/JP2023154196A/ja active Pending
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