JPH0792551B2 - 内視鏡用光源装置 - Google Patents

内視鏡用光源装置

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JPH0792551B2
JPH0792551B2 JP62054597A JP5459787A JPH0792551B2 JP H0792551 B2 JPH0792551 B2 JP H0792551B2 JP 62054597 A JP62054597 A JP 62054597A JP 5459787 A JP5459787 A JP 5459787A JP H0792551 B2 JPH0792551 B2 JP H0792551B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、面順次式の撮像手段を備えたスコープ、カラ
ーモザイク式の撮像手段を備えたスコープ、およびファ
イバスコープに適合する照明光を供給できる内視鏡用光
源装置に関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする問題点] 近年、体腔内に細長の挿入部を挿通することにより、体
腔内蔵器等を観察したり、必要に応じて処置具チャンネ
ル内に挿通した処置具を用いて各種治療処置のできる内
視鏡(スコープまたはファイバスコープとも呼ぶ。)が
広く用いられている。
また、電荷結合素子(CCD)等の固体撮像素子を撮像手
段に用いた電子スコープも種々提案されている。この電
子スコープは、ファイバスコープに比べて解像度が高
く、画像の記録及び再生等が容易であり、また、画像の
拡大や2画像の比較等の画像処理が容易である等の利点
を有する。
前記電子スコープのカラー画像の撮像方式には、例え
ば、特開昭61−82731号公報に示されるように、照明光
をR(赤),G(緑),B(青)等に順次切換える面順次式
と、例えば、特開昭60−76888号公報に示されるよう
に、固体撮像素子の前面にR,G,B等の色光をそれぞれ透
過する色フィルタをモザイク状等に配列したフィルタア
レイを設けたカラーモザイク式(同時式とも呼ぶ。)と
がある。面順次式は、カラーモザイク式に比べて画像数
を少なくできるという利点を有し、一方、カラーモザイ
ク方式は、色ずれを生じないという利点を有する。
また、前記電子スコープは、その使用目的により、多種
化している。例えば、上部あるいは下部消化器用では、
挿入部の外径が10φmm前後のものが用いられている。こ
れに対し、例えば、気管支用では、通常外径5φmm前後
以下のものが必要とされる。このように、挿入部の外径
が広範囲にわたる種々の電子スコープに対して、同一種
の撮像素子及び同一種の撮像方式を用いることは、物理
的、性能的に無理がある。すなわち、例えば、気管支用
(細径)の電子スコープを実現させるためには、画素数
の少ない撮像素子を用いることにならざるを得ない。
このように画素数が少ない場合には、解像度の低下を防
ぐために、カラーモザイクフィルタを用いたカラーモザ
イク式の撮像方式よりも、R,G,Bの各波長の光で面順次
方式に照明し、その照明のもとで面順次撮像し、これら
を合成してカラー表示する面順次式のカラー撮像方式が
有利である。
一方、外径10φmm前後のものに対しては、画素数を多く
し、撮像方式をカラーモザイク式とすることが、画質向
上のために有利である。
ところで、前記ファイバスコープあるいは電子スコープ
は、一般に、各スコープに適合する照明光を供給する光
源装置に接続して用いられる。
前記ファイバスコープ、面順次式の電子スコープ、カラ
ーモザイク式の電子スコープでは、照明方法が異なる。
すなわち、ファイバスコープとカラーモザイク式の電子
スコープでは白色光を必要とし、面順次式の電子スコー
プではR,G,B等に順次切換わる光を必要とする。しかし
ながら、従来の光源装置は、面順次式の電子スコープ
と、カラーモザイク式の電子スコープあるいはファイバ
スコープとのどちらか一方に対応する照明光しか出力で
きず、そのため、使用者は、スコープの種類によって、
それぞれ異なる光源装置を用意し、異なる操作を行なう
必要があり、経済性、効率が悪かった。
尚、特開昭60−243625号公報には、面順次式の光源装置
を備えた電子スコープの制御装置に、像伝達用の光学繊
維束を備えたファイバスコープを接続してモニタテレビ
等の表示画面で観察することができるようにした接続シ
ステムが開示されている。しかしながら、このシステム
では、カラーモザイク式の電子スコープを用いること、
及びファイバスコープを用いて肉眼観察することはでき
ない。
[発明の目的] 本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、面順
次式の撮像手段を備えたスコープ、カラーモザイク式の
撮像手段を備えたスコープ、及び肉眼観察が可能なファ
イバスコープに適合する照明光を供給できる内視鏡用光
源装置を提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段及び作用] 本発明は、面順次方式の撮像手段を備えたスコープに適
合する白色光を出射する光源と、この光源と被写体との
間に配設された面順次の各色光を順次透過するフィルタ
部および白色光用孔を有する回転フィルタとから構成さ
れる内視鏡用光源装置において、前記回転フィルタの回
転による遠心力により、前記白色光用孔を遮る手段を設
け、カラーモザイク式の撮像手段を備えたスコープ及び
ファイバスコープに適合する白色光も出力できるように
したものである。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図ないし第9図は第1実施例に係り、第1図(a)
は回転フィルタの停止したときの構成説明図、第1図
(b)は第1図(a)の回転フィルタが回転したときの
状態図、第2図(a)は内視鏡装置の構成を示すブロッ
ク図、第2図(b)はカラーモザイク式電子スコープの
構成を示す説明図、第3図は面順次式外付けカメラ付き
ファイバスコープの構成を示す説明図、第4図はモザイ
ク式外付けカメラ付きファイバスコープの構成を示す説
明図、第5図はファイバスコープの構成を示す説明図、
第6図は内視鏡装置のシステム全体を示す斜視図、第7
図は面順次式プロセス回路の構成を示すブロック図、第
8図はモザイク式プロセス回路の構成を示すブロック
図、第9図は出力回路の構成を示すブロック図である。
第6図に示すように、内視鏡装置1には、本実施例の光
源装置と映像信号処理を行うビデオプロセッサとが収納
され、各種のスコープ(内視鏡)2A,2B,2C,2D,2Eのいず
れをも接続可能とする制御装置1aを備えている。スコー
プとしては、図に示すように5種類のもの、すなわち、
面順次式電子スコープ2A、カラーモザイクフィルタを使
用したカラーモザイク式電子スコープ2B、面順次式テレ
ビカメラを外付けしたファイアバスコープ(以下、面順
次式テレビカメラ付きファイバスコープと記す。)2C、
カラーモザイク式テレビカメラを外付けしたファイバス
コープ(以下、カラーモザイク式テレビカメラ付きファ
イバスコープと記す。)2D、及びファイバスコープ2Eが
ある。
前記各スコープ2A,2B,2C,2D,2Eは、それぞれ細長の挿入
部3と、この挿入部3の後端側に連設された操作部4を
有し、この操作部4からユニバーサルコード4aが延設さ
れ、このユニバーサルコード4aの先端に、光源用コネク
タ5A,5B,5C,5D,5Eが設けられている。また、面順次式電
子スコープ2Aと、カラーモザイク式電子スコープ2Bで
は、前記ユニバーサルコード4aの先端側に、光源用コネ
クタ5A,5Bの他に信号用コネクタ6A,6Bが設けられてい
る。また、面順次式テレビカメラ付きファイバスコープ
2Cとカラーモザイク式テレビカメラ付きファイバスコー
プ2Dは、ファイバスコープ2Eの接眼部10に面順次式テレ
ビカメラ8C、カラーモザイク式テレビカメラ8Dをそれぞ
れ装着した構成であり、各テレビカメラ8C,8Dから延出
され信号ケーブルの先端に信号用コネクタ6C,6Dが設け
られている。
前記各スコープ2A,2B,2C,2D,2E(以下、これら全てのス
コープに共通する場合には、符号2で代表する。)のコ
ネクタ5A,6A;5B,6B;5C,6C;5D,6D,5Eを接続して各スコー
プ2を使用可能な状態に設定できるように、制御装置1a
の例えばハウジングの前面には、1組のコネクタ受けが
設けられている。これらコネクタ受けは、光源用コネク
タ受け11、信号用コネクタ受け12とからなる。前記光源
用コネクタ受け11は、前記各スコープ2の互いに同一形
状の光源用コネクタ5A,5B,5C,5D,5Eを各々接続できる形
状になっている。また、光源用コネクタ受け11の下側に
隣接する前記信号用コネクタ受け12は、前記各スコープ
2の互いに同一形状の信号用コネクタ6A,6B,6C,6D,を各
々接続できる形状になっている。
前記ファイバスコープ2Eを接続して使用する場合には、
肉眼観察であるが、他のスコープ2A,2B,2C,2Dを使用す
る場合には、制御装置1aの信号出力端に接続したカラー
モニタ13によって、撮像した像をカラー表示できるよう
になっている。
尚、各スコープ2におる光源用コネクタ5A,5B,5C,5D,5E
には、本実施例では、ライトガイドコネクタと共に、図
示しない送気・送水用コネクタが設けられており、コネ
クタ受け11もこれらを接続できる構造になっている。
前記各スコープ2A,2B,2C,2D,2Eの内部は、それぞれ第2
図(a)、第2図(b)、第3図、第4図、第5図に示
すように構成されている。
各スコープ2は、それぞれ照明光を伝送するライトガイ
ド14が挿通され、制御装置1a内の光源装置15の光源部15
aから入射端面に供給された照明光を出射端面側に伝送
し、この出射端面の前方に配置した配光レンズ16を経
て、前方の被写体側を照明できるようになっている。
また、前記各スコープ2は、挿入部3の先端部に結像用
の対物レンズ17が配設されている。この対物レンズ17の
結像位置には、面順次式またはカラーモザイク式の両電
子スコープ2Aまたは2Bにおいては、CCD等の固体撮像素
子18が配設され、一方、ファイバスコープ2E、テレビカ
メラ8Cあるいは8Dを装着したテレビカメラ付きファイバ
スコープ2Cまたは2Dでは、イメージガイド19の入射端面
が臨むように配設されている。また、前記イメージガイ
ド19の出射端面に対向して接眼レンズ21が配設されてお
り、ファイバスコープ2Eでは、接眼部7に目を近づけて
肉眼による観察を行うことができるようになっている。
一方、ファイバスコープ2Eの接眼部7に面順次式のテレ
ビカメラ8Cまたはカラーモザイク式テレビカメラ8Dを装
着したものにおいては、接眼レンズ21に対向して図示し
ない結像用レンズを介してそれぞれ固体撮像素子22が配
設されている。
撮像手段を構成する固体撮像素子18まはた22は、撮像面
に結像された光学像を光電変換し、プリアンプ24で増幅
された後、信号伝送ラインを経て、信号用コネクタ6
(6A,6B,6C,6Dを代表する。)側に伝送し、このコネク
タ6が接続された信号用コネクタ受け12を経て、ビデオ
プロセッサ25aまたは25bに入力されるようになってい
る。また、各固体撮像素子18または22には、前記ビデオ
プロセッサ25aまたは25bのドライバ26aまたは26bから固
体撮像素子駆動用クロック信号が印加されるようになっ
ている。
また、ファイバスコープ2E以外のスコープには、スコー
プ識別用タイプ信号を出力するタイプ信号発生回路27A,
27B,27C,27Dが設けらており、信号用コネクタ6を介し
て制御装置1a内の識別回路28で識別されるようになって
いる。
ところで、前記いずれのスコープ2でも接続可能な制御
装置1a内は、第2図(a)に示すように、光源部15aか
らなる光源装置15と、2組のビデオプロセッサ25a,25b
とが収納されている。
前記光源部15aは、白色光を出射する光源ランプ31と、
赤(R),緑(G),青(B)の3原色の色透過フィル
タを有しモータ32により回転駆動される回転フィルタ33
と集光レンズ34から構成されている。第1図(a)に示
すように、前記回転フィルタ33のフィルタ枠35にはR,G,
Bの色透過フィルタ36R,36G,36Bが設けてあると共に、例
えばR,Bの色透過フィルタ36R,36Bの間の遮光部分に白色
照明用孔37と中心とを結ぶ線分途中位置を枢支点として
回動自在に取付けられた開閉手段としての遮光板38によ
って遮光できるようにしてある。
即ち、上記遮光板38は、モータ32によってフィルタ枠35
が回転された状態では、遠心力によって、第1図(b)
に示すように円板状遮光部の中心位置と枢支点とを結ぶ
方向が半径方向に一致し、この状態では孔37を遮光板38
で遮ぐ状態になり、通常のR,G,Bの面順次照明を行うこ
とができる。
一方、停止すると、遠心力が働かないので、第1図
(a)に示すように遮光板38は重力で孔37から退避する
ようにしてある。
上記フィルタ枠35は、停止状態では孔37が光源ランプ31
とレンズ34を結ぶ光軸上にあるように位置制御される。
この位置制御用のためあるいはR,G,B面順次の際の固体
撮像素子信号読出しのタイミング検出用に、フィルタ枠
35には周方向に多数の孔39,39…を設けると共に、フィ
ルタ枠35の板面両側に発光素子及びフォトセンサ40を配
置して位置検出用のロータリエンコーダを形成してい
る。尚、第1図(a)において、フォトセサン40はセン
サ取付け板47の先端に取付けてある。
なお、前記モータ32は第2図(a)に示すように回転/
停止制御回路161により回転/停止の制御が行なわれ
る。つまり面順次式のスコープ2を光源用コネクタ受け
11と信号用コネクタ受け12に接続した場合、識別回路28
により、接続されたスコープ2が識別され回転/停止回
路161によりモータ32に回転駆動を指令する。一方、カ
ラーモザイク式のスコープ2を光源用コネクタ受け11と
信号用コネクタ受け12に接続した場合、識別回路28によ
り接続されたスコープ2が識別され、回転/停止回路16
1によりモータ32の停止準備の指令が出される。この指
令と同時にフォトセンサ40によりフィルタ枠35に設けら
れた孔37の位置検出が行なわれ、孔37が光源ランプ31と
レンズ34を結ぶ光軸と一致したときにモータ32を停止さ
せる。
なお、前記フォトセンサ40は白色光用孔37の位置検出を
するほかに、タイミングジェネレータ52のクロックのタ
イミングを回転フィルタ33の回転に同期させ、且つこの
タイミングジェネレータ52の出力は面順次式プロセス回
路41aのタイミングを制御するようになっている。
ところで、一方のビデオプロセッサ25aは、面順次式信
号処理用のものであって、面順次式信号用コネクタ受け
12の信号入力用端子に入力された信号は、面順次式プロ
セス回路41aに入力され、R,G,Bの各波長の照明光のもと
でそれぞれ撮像された信号を色信号R,G,Bとして出力す
るようになっている。この各色信号R,G,Bは、出力回路8
0により3原色出力端43から3原色信号RGBとして出力さ
れる。また、前記色信号R,G,BはNTSC方式の複合ビデオ
信号に変換され、NTSC出力端46から出力される。
前記面順次式プロセス回路41aは、例えば第7図に示す
ように構成されている。
すなわち、プリアンプを経て入力される信号は、サンプ
ルホールド回路54に入力され、サンプルホールドされた
後、γ補正回路55でγ補正されてA/Dコンバータ56でデ
ィジタル信号に変換される。そして、前記タイミングジ
ェネレータ52の信号で切換えられるマルチプレクサ57を
経てR,G,Bの面順次照明のもので撮像された信号は、R
フレームメモリ58R、Gフレームメモリ58G、Bフレーム
メモリ58Bに書込まれる。これら各フレームメモリ58R,5
8G,58Bに書込まれた信号データは同時に読出され、それ
ぞれD/Aコンバータ59でアナログ色信号R,G,Bに変換さ
れ、出力回路80に出力される。
一方、カラーモザイク式電子スコープ2B、モザイク式外
付けカメラ付きファイバスコープ2Eの固体撮像素子18ま
たは22で撮像された信号は、カラーモザイク式プロセス
回路41bに入力され、輝度信号Y、色差信号R−Y,B−Y
が出力される。そして、この信号は出力回路80に入力さ
れ、NTSC方式の複合ビデオ信号に変換され、NTSC出力端
46から出力される。また、前記輝度信号Y、色差信号R
−Y,B−Yは、前記出力回路80により色信号R,G,Bに変換
され、3原色信号出力端43から3原色信号RGBが出力さ
れる。
尚、前記カラーモザイク式プロセス回路41bは、例え
ば、第8図に示すように構成されている。
すなわち、プリアンプ24で増幅された固体撮像素子18ま
たは22からの信号は、輝度信号処理回路61を経て輝度信
号Yが生成される。また、色信号再生回路62に入力さ
れ、色差信号R−Y,B−Yが1水平ラインごとに時系列
的に生成され、ホワイトバランス回路63でホワイトバラ
ンス補償され、一方はアナログスイッチ64に直接、もう
一方は1Hディレイライン63aで1水平ライン遅延されて
アナログスイッチ64aに入力され、タイミングジェネレ
ータ52の切換信号によって、色差信号R−Y,B−Yが得
られる。
尚、タイミングジェネレータ52は、それぞれドライバ26
a,26b及び図示しないNTSCエンコーダに信号を印加し、
固体撮像素子18または22から信号読出しに用いる駆動パ
ルスに同期した信号処理を行うように制御する。この場
合、面順次式のビデオプロセッサ25aにおいては、前述
したように、前記タイミングジェネレータ52はフォトセ
ンサ40の出力によって、回転フィルタ33に同期させてい
る。
ところで、タイプ信号発生回路27A,27B,27C,27Dは、例
えば2つの端子間にそれぞれ異なる抵抗値の抵抗等を接
続して形成され、一方、識別回路28は、2つの端子間の
抵抗値をコンパレータ等を用いていずれの抵抗値のスコ
ープが接続されたかを識別できるようにしている。
前記識別回路28は、両ドライバ26a,26bを制御する他
に、切換スイッチ103の切換を制御する。例えば、面順
次式スコープ2A又は2Cが接続されると、面順次側に切換
えられ、ドライバ26aの駆動パルスがコネクタを経て固
体撮像素子18に印加されると共に、固体撮像素子18から
読出された信号は面順次式プロセス回路41aに入力され
る。
一方、面順次式スコープ2A,2Cが接続されてないと、モ
ザイク式プロセス回路側が選択されるようになってい
る。尚、モザイク式スコープ2B又は2Dの場合を検出し
て、切換スイッチ103をモザイク式側に切換えるように
しても良い。
上記識別回路28は、タイミングジェネレータ52にも制御
信号を送り、いずれの方式にも対処できるようにしてい
る。
また、第9図に示すように出力回路80は、マトリックス
回路44aの出力端とNTSCエンコーダ45との間に3回路2
接点の切換スイッチ81を設け、且つ逆マトリックス回路
44bの出力端とドライバを形成するバッファ42との間に
も3回路2接点の切換スイッチ82が設けてある。
上記切換スイッチ81は、一方の接点側がオンされると、
マトリックス回路44aの信号を共通のNTSCエンコーダ45
に導き、このNTSCエンコーダ45でNTSC方式のビデオ信号
にされて共通のNTSC出力端46から出力する。又、他方の
接点側が選択されると、モザイク式プロセス回路41bの
信号をNTSCエンコーダ45に導き、共通のNTSC出力端46か
ら出力する。
一方、他方の切換スイッチ82については、面順次側が選
択されると、面順次式プロセス回路41aの出力信号がド
ライバを形成する共通のバッファ42を経て共通のRGB出
力端43から3原色信号が出力される。又、モザイク式プ
ロセス回路側が選択されると、逆マトリックス回路44b
を経た3原色信号R,G,Bが共通のRGB出力端43から出力さ
れる。
上記切換スイッチ81,82は、それぞれマニュアルで切換
えることができるし、これらを連動して切換えるように
することもできる。
第10図は第2実施例を示す回転フィルタの構成を示す説
明図である。
この実施例では、フィルタ枠35に設られた孔37の回転方
向の両側に、2つのスライド板70,70がフィルタ枠35の
半径方向に延設されている。このスライド板70,70間に
は、前記孔37を覆うことが可能な大きさの遮光板71がフ
ィルタ枠35の半径方向に摺動自在に嵌合している。この
遮光板71は、一端がこの遮光板71よりも中心側で前記フ
ィルタ枠35に固定されたばね72の他端に取付けられ、こ
のばねによって中心方向へ付勢されている。また、前記
孔37のフィルタ枠35の半径方向外側には、前記遮光板71
の外側への移動を規制するストッパピン73が設けられて
いる。
そして、前記遮光板71は、モータ32によってフィルタ枠
35が回転された状態では、遠心力によって前記ばね72の
付勢力に抗して、フィルタ枠35の半径方向外側に移動
し、前記孔37を遮ぐ状態になり、通常のR,G,Bの面順次
照明を行うことができるようになっている。
一方、前記フィルタ枠35を停止すると、遠心力等が働か
ないので、第10図に示すように遮光板71は、前記ばね72
によってフィルタ枠35の半径方向内側に移動し、前記孔
37から退避するようになっている。
その他の構成については、第1実施例と同様である。
第11図は第3実施例を示す回転フィルタの構成を示す説
明図である。この実施例では、例えばR,Bの色透過フィ
ルタ36R,36Bの間の遮光部分に白色照明用孔37と中心と
を結ぶ線分途中位置を枢支点74として回動自在に取付け
られた遮光板75に錘76を取付け、第1実施例に比べ回転
フィルタ33の回転停止動作に対する応答性を向上させた
ものである。
その他の構成については、第1実施例と同様である。
第12図は第4実施例を示す回転フィルタの構成を示す説
明図である。この実施例では、フィルタ枠35に設けられ
た孔83の回転方向の両側に、2つのスライド板84,84が
フィルタ枠35の半径方向に延設されている。このスライ
ド板84,84間には、前記孔83を覆うことが可能な大きさ
の例えばRの色透過フィルタ85Rがフィルタ枠85の半径
方向に摺動自在に嵌合している。前記スライド板84,84
の孔83側にはフィルタ枠35に固定されたばね86,86が中
心方向へ取付けられている。そして、前記色透過フィル
タ85Rは、モータ32によってフィルタ枠35が回転された
状態では、遠心力によって、前記ばね86,86の付勢力に
抗して、フィルタ枠35の半径方向外周側に移動し、前記
孔83を覆う状態になる。同様にフィルタ枠35の周方向に
G,Bの色透過フィルタ85G,85Rを設けることにより通常の
R,G,Bの面順次照明を行うことができるようになってい
る。一方、前記フィルタ枠35を停止すると、遠心力が働
かないので、色透過フィルタ85R,85G,85Bは前記ばね86
によってフィルタ枠35の半径方向中心側に移動し、前記
孔83から退避し、孔83は白色光用孔となる。
このように構成することによって白色光専用の孔を設け
る必要がなくなる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、色フィルタに設け
られた白色光用孔を機械的に選択開閉する開閉手段を配
設したことにより、面順次式の撮像手段を備えたスコー
プ、カラーモザイク式の撮像手段を備えたスコープ、及
び肉眼観察が可能なファイバスコープに適合する照明光
を供給できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図は第1実施例に係り、第1図(a)
は回転フィルタの停止したときの構成説明図、第1図
(b)は第1図(a)の回転フィルタが回転したときの
状態図、第2図(a)は内視鏡装置の構成を示すブロッ
ク図、第2図(b)はカラーモザイク式電子スコープの
構成を示す説明図、第3図は面順次式外付けカメラ付き
ファイバスコープの構成を示す説明図、第4図はモザイ
ク式外付けカメラ付きファイバスコープの構成を示す説
明図、第5図はファイバスコープの構成を示す説明図、
第6図は内視鏡装置のシステム全体を示す斜視図、第7
図は面順次式プロセス回路の構成を示すブロック図、第
8図はモザイク式プロセス回路の構成を示すブロック
図、第9図は出力回路の構成を示すブロック図、第10図
は第2実施例を示す回転フィルタの構成を示す説明図、
第11図は第3実施例を示す回転フィルタの構成を示す説
明図、第12図は第4実施例を示す回転フィルタの構成を
示す説明図である。 31……光源ランプ、33……回転フィルタ 36R……色透過フィルタ(赤) 36G……色透過フィルタ(緑) 36B……色透過フィルタ(青) 37……白色照明用孔、38……遮光板
フロントページの続き (72)発明者 高村 幸治 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 吉永 純 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 加藤 伸一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−82731(JP,A) 特開 昭60−232125(JP,A) 特開 昭60−73613(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】面順次方式の撮像手段を備えたスコープに
    適合する白色光を出射する光源と、 この光源と被写体との間に配設され、面順次の各色光を
    順次透過するフィルタ部および白色光用孔を有する回転
    フィルタと、 この回転フィルタの回転による遠心力により、前記白色
    光用孔を遮る手段と、 を設けたことを特徴とする内視鏡用光源装置。
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