JP2535011B2 - 内視鏡用光源装置 - Google Patents

内視鏡用光源装置

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JP2535011B2
JP2535011B2 JP62110054A JP11005487A JP2535011B2 JP 2535011 B2 JP2535011 B2 JP 2535011B2 JP 62110054 A JP62110054 A JP 62110054A JP 11005487 A JP11005487 A JP 11005487A JP 2535011 B2 JP2535011 B2 JP 2535011B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、面順次式の撮像手段を備えたスコープ、カ
ラーモザイク式の撮像手段を備えたスコープ、およびフ
ァイバスコープに適合する照明光を供給できる内視鏡用
光源装置に関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする問題点] 近年、体腔内に細長の挿入部を挿通することにより、
対空内臓器等を観察したり、必要に応じて処置具チャン
ネル内に挿通した処置具を用いて各種治療処置のできる
内視鏡(スコープまたはファイバスコープとも呼ぶ。)
が広く用いられている。
また、電荷結合素子(CCD)等の固体撮像素子を撮像
手段に用いた電子スコープも種々提案されている。この
電子スコープは、ファイバスコープに比べて解像度が高
く、画像の記録及び再生等が容易であり、また、画像の
拡大や2画像の比較等の画像処理が容易である等の利点
を有する。
前記電子スコープのカラー画像の撮像方式には、例え
ば、特開昭61−82731号公報に示されるように、照明光
をR(赤),G(緑),B(青)等に順次切換える面順次式
と、例えば、特開昭60−76888号公報に示されるよう
に、固体撮像素子の前面にR,G,B等の色光をそれぞれ透
過する色フィルタをモザイク状等に配列したフィルタア
レイを設けたカラーモザイク式(同時式とも呼ぶ。)と
がある。面順次式は、カラーモザイク式に比べて画素数
を少なくできるという利点を有し、一方、カラーモザイ
ク方式は、色ずれを生じないという利点を有する。
また、前記電子スコープは、その使用目的により、多
種化している。例えば、上部あるいは下部消火器用で
は、挿入部の外径が10φmm前後のものが用いられてい
る。これに対し、例えば、気管支用では、通常外径5φ
mm前後以下のものが必要とされる。このように、挿入部
の外径が広範囲にわたる種々の電子スコープに対して、
同一種の撮像素子及び同一種の撮像方式を用いること
は、物理的、性能的に無理がある。すなわち、例えば、
気管支用(細径)の電子スコープを実現させるために
は、画素数の少ない撮像素子を用いることにならざるを
得ない。
このように画素数が少ない場合には、解像度の低下を
防ぐために、カラーモザイクフィルタを用いたカラーモ
ザイク式の先像方式よりも、R,G,Bの各波長の光で面順
次方式に照明し、その照明のもとで面順次撮像し、これ
らを合成してカラー表示する面順次式のカラー撮像方式
が有利である。
一方、外径10φmm前後のものに対しては、画素数を多
くし、撮像方式をカラーモザイク式とすることが、画質
向上のために有利である。
ところで、前記ファイバスコープあるいは電子スコー
プは、一般に、各スコープに適合する照明光を供給する
光源装置に接続して用いられる。
前記ファイバスコープ、面順次式の電子スコープ、カ
ラーモザイク式の電子スコープでは、照明方法が異な
る。すなわち、ファイバスコープとカラーモザイク式の
電子スコープでは白色光を必要とし、面順次式の電子ス
コープではR,G,B等に順次切換わる光を必要とする。更
に、同じ面順次式の撮像方式でも固体撮像素子の種類や
内視鏡の用途に応じて、照明光の分光強度やブランキン
グ期間を変える必要があるため、使用者は、スコープの
種類により、それぞれ異なる光源装置を用意して、異な
る操作を行う必要があり、経済性及び効率が悪かった。
尚、特開昭60−243625号公報には、面順次式の光源装
置を備えた電子スコープの制御装置に、像伝達用の光学
繊維束を備えたファイバスコープを接続してモニタテレ
ビ等の表示画面で観察することができるようにした接続
システムが開示されている。しかしながら、このシステ
ムでは、カラーモザイク式の電子スコープを用いるこ
と、及びファイバスコープを用いて肉眼観察することは
できない。
[発明の目的] 本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ス
コープの撮像方式及び固体撮像素子の特性に適合する照
明光を供給できる内視鏡用光源装置を提供することを目
的とする。
[問題点を解決するための手段及び作用] 本発明による内視鏡用光源装置は、光源から出射され
る照明光を内視鏡へ供給する内視鏡用光源装置におい
て、 この内視鏡用光源装置に対して着脱自在であって前記
光源と被写体の間に面順次の各色光を順次透過する回転
フィルタを具備したフィルタカセットと、このフィルタ
カセットに設けられ前記回転フィルタの種類に関する記
録がなされたフィルタ種類記録部と、前記フィルタカセ
ットが前記内視鏡用光源装置に装着されたとき前記フィ
ルタ種類記録部の記録内容に基づき前記回転フィルタの
種類を判別するフィルタ種類判別手段とを有することを
特徴とし、スコープの撮像方式及び撮像素子の特性に応
じた光源装置を構成することができるものである。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図ないし第10図は第1実施例に係り、第1図は光
源部の構成を示す断面図、第2図は第1図のA−A′方
向断面図、第3図は回転フィルタの収納方法を示す斜視
図、第4図(a)は内視鏡装置の構成を示すブロック
図、第4図(b)はカラーモザイク式電子スコープの構
成を示す説明図、第5図は面順次外付けカメラ付きファ
イバスコープの構成を示す説明図、第6図はモザイク式
外付けカメラ付きファイバスコープの構成を示す説明
図、第7図はファイバスコープの構成を示す説明図、第
8図は面順次式プロセス回路の構成を示すブロック図、
第9図はモザイク式プロセス回路の構成を示すブロック
図、第10図は出力回路の構成を示すブロック図である。
第4図(a)ないし第7図に示すように、内視鏡装置
1には、本実施例の光源装置と映像信号処理を行うビデ
オプロセッサとが収納され、各種のスコープ(内視鏡)
2A,2B,2C,2D,2Eのいずれをも接続可能とする制御装置1a
を備えている。スコープとしては、図に示すように5種
類のもの、すなわち、面順次式電子スコープ2A、カラー
モザイクフィルタを使用したカラーモザイク式電子スコ
ープ2B、面順次式テレビカメラを外付けしたファイアバ
スコープ(以下、面順次式テレビカメラ付きファイバス
コープと記す。)2C、カラーモザイク式テレビカメラを
外付けしたファイバスコープ(以下、カラーモザイク式
テレビカメラ付きファイバスコープと記す。)2D、及び
ファイバスコープ2Eがある。
前記各スコープ2A,2B,2C,2D,2Eは、それぞれ細長の挿
入部3と、この挿入部3の後端側に連設された操作部4
を有し、この操作部4から図示しないユニバーサルコー
ドが延設され、この図示しないユニバーサルコードの先
端に、光源用コネクタ5A,5B,5C,5D,5Eが設けられてい
る。また、面順次式電子スコープ2Aと、カラーモザイク
式電子スコープ2Bでは、前記ユニバーサルコード4aの先
端側に、光源用コネクタ5A,5Bの他に信号用コネクタ6A,
6Bが設けられている。また、面順次式テレビカメラ付き
ファイバスコープ2Cとカラーモザイク式テレビカメラ付
きファイバスコープ2Dは、ファイバスコープ2Eの接眼部
10に面順次式テレビカメラ8C、カラーモザイク式テレビ
カメラ8Dをそれぞれ装着した構成であり、各テレビカメ
ラ8C,8Dから延出され信号ケーブルの先端に信号用コネ
クタ6C,6Dが設けられている。
前記各スコープ2A,2B,2C,2D,2E(以下、これら全ての
スコープに共通する場合には、符号2で代表する。)の
コネクタ5A,6A;5B,6B;5C,6C;5D,6D,5Eを接続して各スコ
ープ2を使用可能な状態に設定できるように、制御装置
1aの例えばハウジングの前面には、1組のコネクタ受け
が設けられている。これらコネクタ受けは、光源用コネ
クタ受け11、信号用コネクタ受け12とからなる。前記光
源用コネクタ受け11は、前記各スコープ2の互いに同一
形状の光源用コネクタ5A,5B,5C,5D,5Eを各々接続できる
形状になっている。また、光源用コネクタ受け11の下側
に隣接する前記信号用コネクタ受け12は、前記各スコー
プ2の互いに同一形状の信号用コネクタ6A,6B,6C,6D,を
各々接続できる形状になっている。
前記ファイバスコープ2Eを接続して使用する場合に
は、肉眼観察であるが、他のスコープ2A,2B,2C,2Dを使
用する場合には、制御装置1aの信号出力端に接続したカ
ラーモニタ13によって、撮像した像をカラー表示できる
ようになっている。
尚、各スコープ2におる光源用コネクタ5A,5B,5C,5D,
5Eには、本実施例では、ライトガイドコネクタと共に、
図示しない送気・送水用コネクタが設けられており、コ
ネクタ受け11もこれらを接続できる構造になっている。
更に、信号用コネクタ6A,6B,6C,6D内には、図示しない
スコープ長さ判別抵抗及び静電気保護抵抗が設けられて
おり、信号用コネクタ受け12もこれらを接続できる構造
になっている。
各スコープ2は、それぞれ照明光を伝送するライトガ
イド14が挿通され、制御装置1a内の光源装置15の光源部
15aから入射端面に供給された照明光を出射端面側に伝
送し、この出射端面の前方に配置した配光レンズ16を経
て、前方の被写体側を照明できるようになっている。
また、前記各スコープ2は、挿入部3の先端部に結像
用の対物レンズ17が配設されている。この対物レンズ17
の結像位置には、面順次式またはカラーモザイク式の両
電子スコープ2Aまたは2Bにおいては、CCD等の固体撮像
素子18が配設され、一方、ファイバスコープ2E、テレビ
カメラ8Cあるいは8Dを装着したテレビカメラ付きファイ
バスコープ2Cまたは2Dでは、イメージガイド19の入射端
面が臨むように配設されている。また、前記イメージガ
イド19の出射端面に対向して接眼レンズ21が配設されて
おり、ファイバスコープ2Eでは、接眼部7に目を近づけ
て肉眼による観察を行うことができるようになってい
る。
一方、ファイバスコープ2Eの接眼部7に面順次式のテ
レビカメラ8Cまたはカラーモザイク式テレビカメラ8Dを
装着したものにおいては、接眼レンズ21に対向して図示
しない結像用レンズを介してそれぞれ固体撮像素子22が
配設されている。
撮像手段を構成する固体撮像素子18まはた22は、撮像
面に結像された光学像を光電変換し、プリアンプ24で増
幅された後、信号伝送ラインを経て、信号用コネクタ6
(6A,6B,6C,6Dを代表する。)側に伝送し、このコネク
タ6が接続された信号用コネクタ受け12を経て、ビデオ
プロセッサ25aまたは25bに入力されるようになってい
る。また、各固体撮像素子18または22には、前記ビデオ
プロセッサ25aまたは25bのドライバ26aまたは26bから固
体撮像素子駆動用クロックが印加されるようになってい
る。
また、ファイバスコープ2E以外のスコープには、スコ
ープ識別用タイプ信号を出力するタイプ信号発生回路27
A,27B,27C,27Dが設けらており、信号用コネクタ6を介
して制御装置1a内の識別回路28で識別されるようになっ
ている。
ところで、前記いずれのスコープ2でも接続可能な制
御装置1a内は、第4図(a)に示すように、光源部15a
からなる光源装置15と、2組のビデオプロセッサ25a,25
bとが収納されている。
前記光源装置15の光源部15aは、第1図及び第2図に
おいて、白色光を出射する光源ランプ31と、ライトガイ
ド14の入射端面とを結ぶ光路上には、絞り用モータ34に
よって駆動され、光量調整する絞り35と回転フィルタ33
に入射する白色光を集光するための集光レンズ36とライ
トガイド14の入射端面にフォーカスとデフォーカスの状
態を作る集光レンズ37が配設されている。
前記回転フィルタ33は、円盤状であって、板面の周方
向には、赤(R),緑(G),青(B)の3原色の色透
過フィルタ32R,32G,32Bを有し、色透過フィルタ32R,32
G,32Bの内径側の周方向には、固体撮像素子信号読みだ
しのタイミング検出用に複数の孔47,47…が設けられて
いる。
前記回転フィルタ33は、フィルタカセット38に収納さ
れており、該回転フィルタ33の回転中心には、フィルタ
カセット38の中央部に設けられた玉軸受39,39に軸支さ
れた回転軸40が設けられている。
前記フィルタカセット38の正面板48と背面板49には、
窓50,50が設けられ、光源ランプ31を出射した白色光が
色透過フィルタ32R,32G,32Bを透過できるようになって
いる。更に、前記タイミング検出用の孔47を臨むように
正面板48と背面板49には、窓53,53が設けられており、
一方の窓53から孔47を臨むように例えば発光素子74が配
設され、他方の窓53から孔47を臨むように例えばフォト
センサ75が設けられている。
前記回転軸40の正面側端面には、長手方向に設けられ
た溝部51,51を有する穴66が設けられており、正面板48
の中央部には、該穴66を臨むように窓67が設けられてい
る。
前記穴66には、径方向に突起したピン69,69が前記溝
部51,51と一致するように設けられ、滑り軸受72aに支持
された回転フィルタ駆動用モータ70の駆動軸68が挿入さ
れている。
前記回転フィルタ駆動用モータ70の前方には、制御装
置1aの例えば前面板71を貫通し、滑り軸受72bによって
支持された略円筒状の着脱ノブ73が連設されている。
前記フィルタカセット38内には、フィルタの種類を判
別するための、例えばROM(リードオンリーメモリ)や
接点の組合せ等によるフィルタ種類記録部83が設けられ
ており、フィルタカセット38の側面に設けられた接点84
に接続されている。
前記フィルタカセット38は、第3図のように、例えば
制御装置1aの頂板77に設けられた、開口部78より挿入さ
れ、フィルタカセット38の底面に設けられて位置決めピ
ン79,79により位置決めされるようになっている。位置
決めの後に、着脱ノブ73を制御装置1aの方向に押すこと
により回転フィルタ駆動用モータ70の駆動軸68が、回転
フィルタ33を支持する回転軸40に設けられた穴66内に挿
入され、回転を伝達できるように連結される。
なお、フィルタ種類記録部83の接点84は、フィルタカ
セット38が位置決めされると同時に制御装置1a内のタイ
ミングジェネレータ52と接続されるようになっており、
挿入された回転フィルタ33の種類及び特性をタイミング
ジェネレータ52に伝送し、これに適合する信号を面順次
式プロセス回路41aとモザイク式プロセス回路41bとドラ
イバ26a,26bと出力回路80とドライバ116とに出力できる
ようになっている。
前記ドライバ116は、タイミングジェネレータ52から
の回転フィルタ33に適合した、同期信号により回転フィ
ルタ駆動用モータ70に駆動する。
なお、前記フォトセンサ75は、タイミングジェネレー
タ52のクロックのタイミングを回転フィルタ33の回転に
同期させ、且つこのタイミングジェネレータ52の出力は
面順次式プロセス回路41aのタイミングを制御するよう
になっている。
ところで、一方のビデオプロセッサ25aは、面順次式
信号処理用のものであって、面順次式信号用コネクタ受
け12の信号入力用端子に入力された信号は、面順次式プ
ロセス回路41aに入力され、R,G,Bの各波長の照明光のも
とでそれぞれ撮像された信号を色信号R,G,Bとして出力
するようになっている。この各色信号R,G,Bは、出力回
路80により3原色出力端43から3原色信号RGBとして出
力される。また、前記色信号R,G,BはNTSC方式の複合ビ
デオ信号に変換され、NTSC出力端46から出力される。
前記面順次式プロセス回路41aは、例えば第8図に示
すように構成されている。
すなわち、プリアンプを経て入力される信号は、サン
プルホールド回路54に入力され、サンプルホールドされ
た後、γ補正回路55でγ補正されてA/Dコンバータ56で
ディジタル信号に変換される。そして、前記タイミング
ジェネレータ52の信号で切換えられるマルチプレクサ57
を経てR,G,Bの面順次照明のもとで撮像された信号は、
Rフレームメモリ58R、Gフレームメモリ5G、Bフレー
ムメモリ58Bに書込まれる。これら各フレームメモリ58
R,58G,58Bに書込まれた信号データは同時に読出され、
それぞれD/Aコンバータ59でアナログ色信号R,G,Bに変換
され、出力回路80に出力される。
一方、カラーモザイク式電子スコープ2B、モザイク式
外付けカメラ付きファイバスコープ2Eの固体撮像素子18
または22で撮像された信号は、カラーモザイク式プロセ
ス回路41bに入力され、輝度信号Y、色差信号R−Y,B−
Yが出力される。そして、この信号は出力回路80に入力
され、NTSC方式の複合ビデオ信号に変換され、NTSC出力
端46から出力される。また、前記輝度信号Y、色差信号
R−Y,B−Yは、前記出力回路80により色信号R,G,Bに変
換され、3原色信号出力端43から3原色信号RGBが出力
される。
尚、前記カラーモザイク式プロセス回路41bは、例え
ば、第9図に示すように構成されている。
すなわち、プリアンプ24で増幅された固体撮像素子18
または22からの信号は、輝度信号処理回路61を経て輝度
信号Yが生成される。また、色信号再生回路62に入力さ
れ、色差信号R−Y,B−Yが1水平ラインごとに時系列
的に生成され、ホワイトバランス回路63でホワイトバラ
ンス補償され、一方はアナログスイッチ64に直接、もう
一方は1Hディレイライン63aで1水平ライン遅延されて
アナログスイッチ64aに入力されタイミングジェネレー
タ52の切換信号によって、色差信号R−Y,B−Yが得ら
れる。
尚、タイミングジェネレータ52は、それぞれドライバ
26a,26b及び図示しないNTSCエンコーダに信号を印加
し、固体撮像素子18または22から信号読出しに用いる駆
動パルスに同期した信号処理を行うように制御する。こ
の場合、面順次式のビデオプロセッサ25aにおいては、
前述したように、前記タイミングジェネレータ52はフォ
トセンサ75の出力によって、回転フィルタ33に同期させ
ている。
ところで、タイプ信号発生回路27A,27B,27C,27Dは、
例えば2つの端子間にそれぞれ異なる抵抗値の抵抗等を
接続して形成され、一方、識別回路28は、2つの端子間
の抵抗値をコンパレータ等を用いていずれの抵抗値のス
コープが接続されたかを識別できるようにしている。
前記識別回路28は、両ドライバ26a,26bを制御する他
に、切換スイッチ103の切換を制御する。例えば、面順
次式スコープ2A又は2Cが接続されると、面順次側に切換
えられ、ドライバ26aの駆動パルスがコネクタを経て固
体撮像素子18に印加されると共に、固体撮像素子18から
読出された信号は面順次式プロセス回路41aに入力され
る。
一方、面順次式スコープ2A,2Cが接続されてないと、
モザイク式プロセス回路側が選択されるようになってい
る。尚、モザイク式スコープ2B又は2Dの場合を検出し
て、切換スイッチ103をモザイク式側に切換えるように
しても良い。
上記識別回路28は、タイミングジェネレータ52にも制
御信号を送り、いずれの方式にも対処できるようにして
いる。
また、第10図に示すように出力回路80は、マトリック
ス回路44aの出力端とNTSCエンコーダ45との間に3回路
2接点の切換スイッチ81を設け、且つ逆マトリックス回
路44bの出力端とドライバを形成するバッファ42との間
にも3回路2接点の切換スイッチ82が設けてある。
上記切換スイッチ81は、一方の接点側がオンされる
と、マトリックス回路44aの信号を共通のNTSCエンコー
ダ45に導き、このNTSCエンコーダ45でNTSC方式のビデオ
信号にされて共通のNTSC出力端46から出力する。又、他
方の接点側が選択されると、モザイク式プロセス回路41
bの信号をNTSCエンコーダ45に導き、共通のNTSC出力端4
6から出力する。
一方、他方の切換スイッチ82については、面順次式側
が選択されると、面順次式プロセス回路41aの出力信号
がドライバを形成する共通のバッファ42を経て、一方は
自動調光回路115に出力され、他方は共通のRGB出力端43
から3原色信号が出力される。又、モザイク式プロセス
回路側が選択されると、逆マトリックス回路44bを経た
3原色信号R,G,Bが、一方は自動調光回路115に出力さ
れ、他方は共通のRGB出力端43から出力される。
上記切換スイッチ81,82は、それぞれがマニュアルで
切換えることができるし、これらを連動して切換えるよ
うにすることもできる。
前記自動調光回路115は、被写体の映像信号の大きさ
が一定になるように絞り用モータ34を駆動し、絞り35の
調整するようになっている。
なお、色透過フィルタは、赤外観察等の特殊観察用フ
ィルタとしてもよい。また、カラーモザイク式の撮像手
段を備えたスコープ、及びファイバスコープを光源装置
に接続し使用する場合は、回転フィルタを挿入する必要
はなく、ライトガイド入射端面に入射する白色光を集光
レンズによりデフォーカスするようにしてもよい。
本実施例では、回転フィルタをフィルタカセット中央
部に嵌入された玉軸受により軸支しているが、玉軸受を
固定せず、例えばばね等のような弾性部材を玉軸受外輪
に固定し、回転フィルタを支持するようにしてもよい。
このように弾性部材で支持することにより、回転フィル
タ駆動用モータと回転フィルタとの軸心に多少の誤差が
出た場合でも、弾性部材により誤差を吸収することがで
きるようになっている。
以上説明したように本実施例によれば、スコープの撮
像方式や用途、更に、固体撮像素子の特性に適合する照
明光をフィルタカセットを交換することにより容易に得
ることができる。
第11図は第2実施例を示す光源部の構成を示す断面図
である。
光源ランプ85を出射した白色光は、集光レンズ90を透
過し、反射鏡86によって直角に光路を変えられ、回転フ
ィルタ87に設けられた、赤(R),青(B),緑(G)
の3原色の色透過フィルタ88を透過して、各波長の照明
光にされた後、直角プリズム89により再び光路を直角に
変えられて、集光レンズ90を透過し、ライトガイド14の
入射端面に入射するようになっている。
回転フィルタ87は、水平に設けられており、回転フィ
ルタ駆動用モータ91の駆動軸92が、回転フィルタ87の回
転中心を貫通するようになっている。
前記回転フィルタ87は、前記駆動軸92の段部96に当接
するようになっており、駆動軸92の先端部に設けられた
雄ねじ95に螺合した固定ナット94により駆動軸92に固定
されるようになっている。
なお、回転フィィルタ87を、保護のためにカセット内
に収納してもよい。
本実施例のように光源とフィルタ駆動部とを重ねて設
けることにより、第1実施例に比べ、光源装置の外形の
奥行きを小さくすることができる。
その他の構成及び作用は、第1実施例と同様である。
第12図は、第3実施例を示す光源部の斜視図である。
円盤状であって、回転中心に孔96を有し、周方向に赤
(R),青(B),緑(G)の3原色の色透過フィルタ
97R,97B,97Bが設けられた回転フィルタ98は、フィルタ
カセット99内に収納されており、光源装置1a内に設けら
れたカセットケース100内にフィルタカセット99の側面
から挿入されるようになっている。
前記カセットフィルタ99の上面及び背面には、色透過
フィルタ97R,97G,97Bを図示しない光源ランプから出射
した白色光が透過できるように窓77,77が設けられ、更
に、中央部には、回転フィルタ98の中央部に設けられて
孔を臨むことができるように、窓118,118が設けられて
いる。
前記フィルタカセット99の正面及び背面には、色透過
フィルタ97R,97G,97Bに白色光が透過できるように窓117
と中央部に回転フィルタ98の孔96を臨むように窓118と
が設けられている。
前記フィルタカセット99の挿入方向に対向してスイッ
チ101が設けられており、挿入終了位置においてスイッ
チ101は、オンの状態になるようになっている。
前記カセットケース100の背面には、回転フィルタ駆
動用モータ102が設けられており、該回転フィルタ駆動
用モータ102の磁性材料で形成された駆動軸104の先端部
の細径部105が前記回転フィルタ98の孔96を貫通し、該
細径部105の後方に設けられた段部106に回転フィルタ98
の板面が当接するようになっている。
前記回転フィルタ駆動用モータ102は、下面にラック1
07が設けられた移動板108上に取りつけられており、前
記ラック107と噛合し、移動用モータ113の駆動軸109に
設けられたピニオン110により回転フィルタ駆動用モー
タ102の軸方向に移動できるようになっている。
前記移動板108の移動方向には、スイッチ111,112が設
けられ、回転フィルタ側のスイッチ111は、移動板108の
端面に当接しており、背面方向のスイッチ112は、端面
から離れた状態になっている。
ところで、フィルタカセット99をカセットケース100
の挿入するとフィルタカセット99の側面がスイッチ101
に当接し、移動用モータ113を駆動させる。移動用モー
タ113は、駆動軸104の細径部105を回転フィルタ98の孔9
6に貫通させ、段部106が回転フィルタ98の板面に当接し
たところでスイッチ111が、移動板108の端面と当接し、
移動用モータ113を停止させるようになっている。
なお、フィルタカセット99を抜出すときは、、スイッ
チ111を手動で電気的に解除し、移動用モータ113を逆転
させ、スイッチ112により移動用モータ113を停止させる
ようになっている。
本実施例のように構成することにより、回転フィルタ
と駆動用モータとの着脱を自動的に行うことができる。
その他の構成及び作用は第1実施例と同様である。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、回転フィルタがフ
ィルタカセット内にあるため、光源装置からの着脱が容
易であり、スコープの撮像方式や用途、更に、固体撮像
素子の特性に適合する照明光をフィルタカセットを交換
することにより容易に得ることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第10図は第1実施例に係り、第1図は光源
部の構成を示す断面図、第2図は第1図のA−A′方向
断面図、第3図は回転フィルタの収納方法を示す斜視
図、第4図(a)は内視鏡装置の構成を示すブロック
図、第4図(b)はカラーモザイク式電子スコープの構
成を示す説明図、第5図は面順次式外付けカメラ付きフ
ァイバスコープの構成を示す説明図、第6図はモザイク
式外付けカメラ付きファイバスコープの構成を示す説明
図、第7図はファイバスコープの構成を示す説明図、第
8図は面順次式プロセス回路の構成を示すブロック図、
第9図はモザイク式プロセス回路の構成を示すブロック
図、第10図は出力回路の構成を示すブロック図、第11図
は第2実施例を示す光源部の構成を示す断面図、第12図
は第3実施例を示す光源部の斜視図である。 15……光源装置 31……光源ランプ 33……回転フィルタ 38……フィルタカセット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源から出射される照明光を内視鏡へ供給
    する内視鏡用光源装置において、 この内視鏡用光源装置に対して着脱自在であって、前記
    光源と被写体の間に面順次の各色光を順次透過する回転
    フィルタを具備したフィルタカセットと、 このフィルタカセットに設けられ、前記回転フィルタの
    種類に関する記録がなされたフィルタ種類記録部と、 前記フィルタカセットが前記内視鏡用光源装置に装着さ
    れたとき、前記フィルタ種類記録部の記録内容に基づき
    前記回転フィルタの種類を判別するフィルタ種類判別手
    段と、 を有することを特徴とする内視鏡用光源装置。
JP62110054A 1987-05-06 1987-05-06 内視鏡用光源装置 Expired - Fee Related JP2535011B2 (ja)

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JPS6194016A (ja) * 1984-10-15 1986-05-12 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡装置用アダプタ

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