JP2531726B2 - 内視鏡用光源装置 - Google Patents

内視鏡用光源装置

Info

Publication number
JP2531726B2
JP2531726B2 JP63037745A JP3774588A JP2531726B2 JP 2531726 B2 JP2531726 B2 JP 2531726B2 JP 63037745 A JP63037745 A JP 63037745A JP 3774588 A JP3774588 A JP 3774588A JP 2531726 B2 JP2531726 B2 JP 2531726B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
light
filter
source device
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63037745A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01211715A (ja
Inventor
文幸 小野田
俊明 錦織
一成 中村
昭彦 宮崎
剛明 中村
義直 大明
博雅 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP63037745A priority Critical patent/JP2531726B2/ja
Publication of JPH01211715A publication Critical patent/JPH01211715A/ja
Priority to US07/538,610 priority patent/US4983019A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2531726B2 publication Critical patent/JP2531726B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、面順次式の撮像手段を備えたスコープ、カ
ラーモザイク式の撮像手段を備えたスコープ、およびフ
ァイバスコープに適合する照明光を供給できる内視鏡用
光源装置に関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする問題点] 近年、体腔内に細長の挿入部を挿通することにより、
体腔内臓器等を観察したり、必要に応じて処置具チャン
ネル内に挿通した処置具を用いて各種治療処置のできる
内視鏡(スコープまたはファイバスコープとも呼ぶ。)
が広く用いられている。
また、電荷結合素子(CCD)等の固体撮像素子を撮像
手段に用いた電子スコープも種々提案されている。この
電子スコープは、ファイバスコープに比べて解像度が高
く、画像の記録及び再生等が容易であり、また、画像の
拡大や2画像の比較等の画像処理が容易である等の利点
を有する。
前記電子スコープのカラー画像の撮像方式には、例え
ば、特開昭61−82731号公報に示されるように、照明光
をR(赤),G(緑),B(青)等に順次切換える面順次式
と、例えば、特開昭60−76888号公報に示されるよう
に、固体撮像素子の前面にR,G,B等の色光をそれぞれ透
過する色フィルタをモザイク状等に配列したフィルタア
レイを設けたカラーモザイク式(同時式とも呼ぶ。)と
がある。面順次式は、カラーモザイク式に比べて画素数
を少なくできるという利点を有し、一方、カラーモザイ
ク方式は、色ずれを生じないという利点を有する。
また、前記電子スコープは、その使用目的により、多
種化している。例えば、上部あるいは下部消化器用で
は、挿入部の外径が10φmm前後のものが用いられてい
る。これに対し、例えば、気管支用では、通常外径5φ
mm前後以下のものが必要とされる。このように、挿入部
の外径が広範囲にわたる種々の電子スコープに対して、
同一種の撮像素子及び同一種の撮像方式を用いること
は、物理的、性能的に無理がある。すなわち、例えば、
気管支用(細径)の電子スコープを実現させるために
は、画素数の少ない撮像素子を用いることにならざるを
得ない。
このように画素数が少ない場合には、解像度の低下を
防ぐために、カラーモザイクフィルタを用いたカラーモ
ザイク式の撮像方式よりも、R,G,Bの各波長の光で面順
次方式に照明し、その照明のもとで面順次撮像し、これ
らを合成してカラー表示する面順次式のカラー撮像方式
が有利である。
一方、外径10φmm前後のものに対しては、画素数を多
くし、撮像方式をカラーモザイク式とすることが、画質
向上のために有利である。
ところで、前記ファイバスコープあるいは電子スコー
プは、一般に、各スコープに適合する照明光を供給する
光源装置に接続して用いられる。
前記ファイバスコープ、面順次式の電子スコープ、カ
ラーモザイク式の電子スコープでは、照明方法が異な
る。すなわち、ファイバスコープとカラーモザイク式の
電子スコープでは白色光を必要とし、面順次式の電子ス
コープではR,G,B等に順次切換わる光を必要とする。更
に、同じ面順次式の撮像方式でも固体撮像素子の種類や
内視鏡の用途に応じて、照明光の分光強度やブランキン
グ期間を変える必要があるため、使用者は、スコープの
種類により、それぞれ異なる光源装置を用意して、異な
る操作を行う必要があり、経済性及び効率が悪かった。
上記のような問題を解決するために本出願人によっ
て、R,G,Bの各波長を通過することのできるフィルタを
光源装置に挿脱自在に設け、1台の光源装置でも種々の
撮像方式の内視鏡装置に対応できるようにした技術が提
案されている。ところで、このフィルタを抜去した場
合、光源より出射される照明光の光量増加によって観察
部位に照明光を伝達するライトガイドの入射端面を焼損
する可能性があり、上記の本出願人によって提案された
技術ではこの問題は考慮されていなかった。
[発明の目的] 本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、R,
G,Bの各波長を透過することのできるフィルタを抜去し
た場合でも、照明光によってライトガイド入射端面が焼
損することのない内視鏡用光源装置を提供することを目
的とする。
[問題点を解決するための手段及び作用] 本発明による内視鏡用光源装置は、白色光を出射する
光源装置本体と、該光源装置本体に挿脱自在で前記光源
装置本体に装着することにより前記光源装置本体から複
数色光を順次出射するフィルタカセットとからなる内視
鏡用光源装置において、 前記フィルタカセットが前記光源装置本体より抜去さ
れることを検出する検出手段と、この検出手段の検出結
果に基づいて前記光源装置本体から出射される白色光の
光量を減少させる光量減少手段とを具備することを特徴
とし、フィルタカセットが光源装置本体より抜去された
ことを検出手段が検出したときには、白色光の光量を絞
りライトガイドへの入射光を減少させる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図ないし第14図は一実施例を示す。
第4図(a)ないし第7図に示すように、内視鏡装置
1には、本実施例の光源装置と映像信号処理を行うビデ
オプロセッサとが収納され、各種のスコープ(内視鏡)
2A,2B,2C,2D,2Eのいずれをも接続可能とする制御装置1a
を備えている。スコープとしては、図に示すように5種
類のもの、すなわち、面順次式電子スコープ2A、カラー
モザイクフィルタを使用したカラーモザイク式電子スコ
ープ2B、面順次式テレビカメラを外付けしたファイアバ
スコープ(以下、面順次式テレビカメラ付きファイバス
コープと記す。)2C、カラーモザイク式テレビカメラを
外付けしたファイバスコープ(以下、カラーモザイク式
テレビカメラ付きファイバスコープと記す。)2D、及び
ファイバスコープ2Eがある。
前記各スコープ2A,2B,2C,2D,2Eは、それぞれ細長の挿
入部3と、この挿入部3の後端側に連設された操作部4
を有し、この操作部4から図示しないユニバーサルコー
ドが延設され、この図示しないユニバーサルコードの先
端に、光源用コネクタ5A,5B,5C,5D,5Eが設けられてい
る。また、面順次式電子スコープ2Aと、カラーモザイク
式電子スコープ2Bでは、前記ユニバーサルコード4aの先
端側に、光源用コネクタ5A,5Bの他に信号用コネクタ6A,
6Bが設けられている。また、面順次式テレビカメラ付き
ファイバスコープ2Cとカラーモザイク式テレビカメラ付
きファイバスコープ2Dは、ファイバスコープ2Eの接眼部
7に面順次式テレビカメラ8C、カラーモザイク式テレビ
カメラ8Dをそれぞれ接着した構成であり、各テレビカメ
ラ8C,8Dから延出され信号ケーブルの先端に信号用コネ
クタ6C,6Dが設けられている。
前記各スコープ2A,2B,2C,2D,2E(以下、これら全ての
スコープに共通する場合には、符号2で代表する。)の
コネクタ5A,6A;5B,6B;5C,6C;5D,6D,5Eを接続して各スコ
ープ2を使用可能な状態に設定できるように、制御装置
1aの例えばハウジングの前面には、1組のコネクタ受け
が設けられている。
これらコネクタ受けは、光源用コネクタ受け11、信号
用コネクタ受け12とからなる。前記光源用コネクタ受け
11は、前記各スコープ2の互いに同一形状の光源用コネ
クタ5A,5B,5C,5D,5Eを各々接続できる形状になってい
る。また、光源用コネクタ受け11の下側に隣接する前記
信号用コネクタ受け12は、前記各スコープ2の互いに同
一形状の信号用コネクタ6A,6B,6C,6D,を各々接続できる
形状になっている。
前記ファイバスコープ2Eを接続して使用する場合に
は、肉眼観察であるが、他のスコープ2A,2B,2C,2Dを使
用する場合には、制御装置1aの信号出力端に接続したカ
ラーモニタ13によって、撮像した像をカラー表示できる
ようになっている。
尚、各スコープ2におる光源用コネクタ5A,5B,5C,5D,
5Eには、本実施例では、ライトガイドコネクタと共に、
図示しない送気・送水用コネクタが設けられており、コ
ネクタ受け11もこれらを接続できる構造になっている。
更に、信号用コネクタ6A,6B,6C,6D内には、図示しない
スコープ長さ判別抵抗及び静電気保護抵抗が設けられて
おり、信号用コネクタ受け12もこれらを接続できる構造
になっている。
各スコープ2は、それぞれ照明光を伝送するライトガ
イド14が挿通され、制御装置1a内の光源装置15の光源部
15aから入射端面に供給された照明光を出射端面側に伝
送し、この出射端面の前方に配置した配光レンズ16を経
て、前方の被写体側を照明できるようになっている。
また、前記各スコープ2は、挿入部3の先端部に結像
用の対物レンズ17が配設されている。この対物レンズ17
の結像位置には、面順次式またはカラーモザイク式の両
電子スコープ2Aまたは2Bにおいては、CCD等の固体撮像
素子18が配設され、一方、ファイバスコープ2E、テレビ
カメラ8Cあるいは8Dを装着したテレビカメラ付きファイ
バスコープ2Cまたは2Dでは、イメージガイド19の入射端
面が臨むように配設されている。また、前記イメージガ
イド19の出射端面に対向して接眼レンズ21が配設されて
おり、ファイバスコープ2Eでは、接眼部7に眼を近づけ
て肉眼による観察を行うことができるようになってい
る。
一方、ファイバスコープ2Eの接眼部7に面順次式のテ
レビカメラ8Cまたはカラーモザイク式テレビカメラ8Dを
装着したものにおいては、接眼レンズ21に対向して図示
しない結像用レンズを介してそれぞれ固体撮像素子22が
配設されている。
撮像手段を構成する固体撮像素子18または22は、撮像
面に結像された光学像を光電変換し、プリアンプ24で増
幅された後、信号伝送ラインを経て、信号用コネクタ6
(6A,6B,6C,6Dを代表する。)側に伝送し、このコネク
タ6が接続された信号用コネクタ受け12を経て、ビデオ
プロセッサ25aまたは25bに入力されるようになってい
る。また、各固体撮像素子18または22には、前記ビデオ
プロセッサ25aまたは25bのドライバ26aまたは26bから固
体撮像素子駆動用クロックが印加されるようになってい
る。
また、ファイバスコープ2E以外のスコープには、スコ
ープ識別用タイプ信号を出力するタイプ信号発生回路27
A,27B,27C,27Dが設けられており、信号用コネクタ6を
介して制御装置1a内の識別回路28で識別されるようにな
っている。
ところで、前記いずれのスコープ2でも接続可能な制
御装置1a内は、第4図(a)に示すように、光源部15a
からなる光源装置15と、2組のビデオプロセッサ25a,25
bとが収納されている。
前記光源装置15の光源部15aは、第1図及び第2図に
おいて、白色光を出射する光源ランプ31と、この光源ラ
ンプ31とライトガイド14の入射端面とを結ぶ光路上に
は、絞り用モータ34によって駆動されて光量調整する絞
り35と、光源装置15に面順次式電子スコープ2Aと面順次
式テレビカメラ8Cが接続された場合に挿着されるフィル
タカセット38と、このフィルタカセット38内に設けられ
た回転フィルタ33に入射する白色光を平行光とするため
の平行光レンズ36とライトガイド14の入射端面に回転フ
ィルタ33の透過光を集光する集光レンズ37とが配設され
ている。
前記回転フィルタ33は、円盤状であって、板面の周方
向には、赤(R),緑(G),青(B)の3原色の色透
過フィルタ32R,32G,32Bを有し、光源ランプ31より出射
した白色光を赤,緑,青の各波長の照明光とし、面順次
式電子スコープ2Aと面順次式テレビカメラ8Cに適合した
照明光を出射できるようになっている。なお、このフィ
ルタカセット38は光源装置15にモザイク式電子スコープ
2Bとモザイク式テレビカメラ8Dとファイバスコープ2Eが
接続された場合に抜去して各スコープに適合する白色光
を出射できるようになっている。
この色透過フィルタ32R,32G,32Bの内径側の周方向に
は、固体撮像素子信号読みだしのタイミング検出用に複
数の孔47,47…が設けられている。
前記回転フィルタ33は、フィルタカセット38に収納さ
れており、該回転フィルタ33の回転中心には玉軸受39,3
9に軸支され、フィルタカセット38の中央部に設けられ
た回転軸40が設けられている。
前記フィルタカセット38の正面板48と背面板49には、
窓50,50が設けられ、光源ランプ31を出射した白色光が
色透過フィルタ32R,32G,32Bを透過できるようになって
いる。更に、前記タイミング検出用の孔47を臨むように
正面板48と背面板49には、窓53,53が設けられており、
一方の窓53から孔47を臨むように例えば発光素子47が配
設され、他方の窓53から孔47を臨むように例えばフォト
センサ75が設けられている。
前記回転軸40の正面側端面には、軸方向に設けられた
溝部51,51を有する穴66が設けられており、正面板48の
中央部には、該穴66を臨むように窓67が設けられてい
る。
前記穴66には、径方向に突出したピン69,69が前記溝
部51,51と一致するように設けられ、滑り軸受72aに支持
された回転フィルタ駆動用モータ70の駆動軸68が挿入さ
れている。
前記回転フイルタ駆動用モータ70の前方には、制御装
置1aの例えば前面板71を貫通し、滑り軸受72bによって
支持された略円筒状の着脱ノブ73が連設されている。
前記フィルタカセット38内には、フィルタの種類を判
別するための、例えばROM(リードオンリーメモリ)や
接点の組合せ等によって回転フィルタ33を透過する照明
光の分光強度やブランキング期間等の情報が記憶された
フィルタ種類記録部83が設けられており、フィルタカセ
ット38の側面に設けられた接点84に接続されている。
前記フィルタカセット38は、第3図のように、例えば
制御装置1aの頂板77に設けられた、開口部78より挿入さ
れ、フィルタカセット38の底板86に設けられた位置決め
ピン79,79により位置決めされるようになっている。位
置決めの後に、着脱ノブ73を制御装置1aの方向に押すこ
とにより回転フィルタ駆動用モータ70の駆動軸68が、回
転フィルタ33を支持する回転軸40に設けられた穴66内に
挿入され、回転を伝達できるように連結される。
更に、この位置決めと同時にフィルタカセット38の底
板86がスイッチ87をオンするようになっており、このス
イッチ87のオン信号は自動調光回路115に入力される。
この自動調光回路115はオン信号が入力されると絞り用
モータ34を動作させて絞り35を開けるようにして色透過
フィルタ32R,32G,32Bに入射する照明光の光量を増加さ
せるようになっている。
前記フィルタカセット38を抜去した場合はスイッチ87
がオフとなり、自動調光回路115は絞り用モータ34によ
って絞り35を動作させ、ライトガイド入射端面に入射す
る照明光を絞るようになっている。
なお、フィルタ種類記録部83の接点84は、フィルタカ
セット38が位置決めされると同時に制御装置1a内のタイ
ミングジェネレータ52と接続されるようになっており、
挿入された回転フィルタ33の種類及び特性をタイミング
ジェネレータ52に伝送し、これに適合する信号を面順次
式プロセス回路41aとモザイク式プロセス回路41bとドラ
イバ26a,26bと出力回路80とドライバ116とに出力できる
ようになっている。
前記ドライバ116は、タイミングジェネレータ52から
の回転フィルタ33に適合した、同期信号により回転フィ
ルタ駆動用モータ70を駆動する。
なお、前記フォトセンサ75は、タイミングジェネレー
タ52のクロックのタイミングを回転フィルタ33の回転に
同期させ、且つこのタイミングジェネレータ52の出力は
面順次式プロセス回路41aのタイミングを制御するよう
になっている。
ところで、一方のビデオプロセーサ25aは、面順次式
信号処理用のものであって、面順次式信号用コネクタ受
け12の信号入力用端子に入力された信号は、面順次式プ
ロセス回路41aに入力され、R,G,Bの各波長の照明光のも
とでそれぞれ撮像された信号を色信号R,G,Bとして出力
するようになっている。この各色信号R,G,Bは、出力回
路0により3原色出力端43から3原色信号RGBとして出
力される。また、前記色信号R,G,BはNTSC方式の複合ビ
デオ信号に変換され、NTSC出力端46から出力される。
前記面順次式プロセス回路41aは、例えば第8図に示
すように構成されている。
すなわち、プリアンプを経て入力される信号は、サン
プルホールド回路54に入力され、サンプルホールドされ
た後、γ補正回路55でr補正されてA/Dコンバータ56で
ディジタル信号に変換される。そして、前記タイミング
ジェネレータ52の信号で切換えられるマルチプレクサ57
を経て、R,G,Bの面順次照明のもとで撮像された信号
は、Rフレームメモリ58R、Gフレームメモリ58G、Bフ
レームメモリ58Bに書込まれる。これら各フレームメモ
リ58R,58G,58Bに書込まれた信号データは同時に読出さ
れ、それぞれD/Aコンバータ59でアナログ色信号R,G,Bに
変換され、出力回路80に出力される。
一方、カラーモザイク式電子スコープ2B、モザイク式
外付けカメラ付きファイバスコープ2Eの固体撮像素子18
または22で撮像された信号は、カラーモザイク式プロセ
ス回路41bに入力され、輝度信号Y、色差信号R−Y,B−
Yが出力される。そして、この信号は出力回路80に入力
され、NTSC方式の複合ビデオ信号に変換され、NTSC出力
端46から出力される。また、前記輝度信号Y、色差信号
R−Y,B−Yは、前記出力回路80により色信号R,G,Bに変
換され、3原色信号出力端43から3原色信号RGBが出力
される。
尚、前記カラーモザイク式プロセス回路41bは、例え
ば、第9図に示すように構成されている。
すなわち、プリアンプ24で増幅された固体撮像素子18
または22からの信号は、輝度信号処理回路61を経て輝度
信号Yが生成される。また、色信号再生回路62に入力さ
れ、色差信号R−Y,B−Yが1水平ラインごとに時系列
的に生成され、ホワイトバランス回路63でホワイトバラ
ンス補償され、一方はアナログスイッチ64に直接、もう
一方は1Hディレイライン63aで1水平ライン遅延されて
アナログスイッチ64aに入力され、タイミングジェネレ
ータ52の切換信号によって、色差信号R−Y,B−Yが得
られる。
尚、タイミングジェネレータ52は、それぞれドライバ
26a,26b及び図示しないNTSCエンコーダに信号を印加
し、固体撮像素子18または22から信号読出しに用いる駆
動パルスに同期した信号処理を行うように制御する。こ
の場合、面順次式のビデオプロセッサ25aにおいては、
前述したように、前記タイミングジェネレータ52はフォ
トセンサ75の出力によって、回転フィルタ33に同期させ
ている。
ところで、タイプ信号発生回路27A,27B,27C,27Dは、
例えば2つの端子間にそれぞれ異なる抵抗値の抵抗等を
接続して形成され、一方、識別回路28は、2つの端子間
の抵抗値をコンパレータ等を用いていずれの抵抗値のス
コープが接続されたかを識別できるようにしている。
前記識別回路28は、両ドライバ26a,26bを制御する他
に、切換スイッチ103の切換を制御する。例えば、面順
次式スコープ2A又は2Cが接続されると、面順次側に切換
えられ、ドライバ26aの駆動パルスがコネクタを経て固
体撮像素子18に印加されると共に、固体撮像素子18から
読出された信号は面順次式プロセス回路41aに入力され
る。
一方、面順次式スコープ2A,2Cが接続されてないと、
モザイク式プロセス回路側が選択されるようになってい
る。尚、モザイク式スコープ2B又は2Dの場合を検出し
て、切換スイッチ103をモザイク式側に切換えるように
しても良い。
上記識別回路28は、タイミングジェネレータ52にも制
御信号を送り、いずれの方式にも対処できるようにして
いる。
また、第10図に示すように出力回路80は、マトリック
ス回路44aの出力端とNTSCエンコーダ45との間に3回路
2接点の切換スイッチ81を設け、且つ逆マトリックス回
路44bの出力端とドライバを形成するバッファ42との間
にも3回路2接点の切換スイッチ82が設けてある。
上記切換スイッチ81は、一方の接点側がオンされる
と、マトリックス回路44aの信号を共通のNTSCエンコー
ダ45に導き、このNTSCエンコーダ45でNTSC方式のビデオ
信号にされて共通のNTSC出力端46から出力する。又、他
方の接点側が選択されると、モザイク式プロセス回路41
bの信号をNTSCエンコーダ45に導き、共通のNTSC出力端4
6から出力する。
一方、他方の切換スイッチ82については、面順次式側
が選択されると、面順次式プロセス回路41aの出力信号
がドライバを形成する共通のバッファ42を経て、一方は
自動調光回路115に出力され、他方は共通のRGB出力端43
から3原色信号が出力される。又、モザイク式プロセス
回路側が選択されると、逆マトリックス回路44bを経た
3原色信号R,G,Bが、一方は前記自動調光回路115に出力
され、他方は共通のRGB出力端43から出力される。
上記切換スイッチ81,82は、それぞれがマニュアルで
切換えることができるし、これらを連動して切換えるよ
うにすることもできる。
前記自動調光回路115は、例えば3原色信号R,G,Bから
輝度信号を生成して積分し、この輝度信号の大きさが一
定になるように絞り用モータ34を駆動し、絞り35を調整
するようになっている。
なお、第11図に示すようにフィルタカセット38の誤挿
入を防止するようにしてもよい。
第11図(a)において、フィルタカセット38はカセッ
ト保持部材88を挿入できる凹部89が設けられている。こ
の凹部89にはフィルタカセット38の側板92に設けられた
孔93に嵌合できるピン91が突設されている。また、第11
図(b)はフィルタカセット38の一つの縁部94がカセッ
ト38の厚方向に突出するようになっており、挿入方向を
誤るとこの縁部94がカセット保持部材88と当接し、挿入
できないようになっている。
また、第12図のように、回転フィルタ33の回転してい
る場合はフィルタカセット38を抜去できないようにして
もよい。
第12図において、回転フィルタ33を駆動する回転フィ
ルタ用モータ70の後端部にモータ70が駆動されている場
合のみ、例えばパルス波等の信号を発生できる周波数発
生器96が設けられている。この周波数発生器96の信号は
回転/停止検知回路97に入力される。回転/停止検知回
路97はフィルタカセット38の側板92の孔93に挿入された
ピン98を有するソレノイド99を動作させるようになって
いる。この回転/停止検知回路97はパルス波を入力され
るとピン98を突出させてフィルタカセット38が誤って抜
去されるのを防止するようになっている。また、回転フ
ィルタ33の回転が停止してパルス波が入力されなくなる
とピン98を待避させてフィルタカセット38を抜去可能な
ようにする。
更にまた、第13図および第14図ようにフィルタカセッ
ト38の窓50に蓋を設けて抜去された場合には窓50より埃
等が入り込まないようにしてもよい。
第13図において、カセットフィルタ38の照明光が透過
する窓50には上下にスライドできる蓋106が設けられて
いる。この蓋106の下部にはフランジ部107が設けられて
おり、このフランジ部107の端部はフィルタカセット38
の側方向に突出する爪部108を形成するようになってい
る。このフランジ部107にはフィルタカセット38に一方
の端部を支持されたばね109の他方の端部が係止されて
おり、蓋106が開けられた場合にばね109が付勢されるよ
うになっている。前記爪部108はフィルタカセット38が
矢印Rの方向に挿入されると、光源装置15に設けられた
突起部111に当接してばね109を付勢するようにして蓋10
6を開けるようになっている。また、カセットフィルタ3
8を抜去するとばね109によって蓋106は閉じられ埃等の
侵入を防止できるようになっている。
第14図において、フィルタカセット38には駆動軸68の
挿入口と照明光の窓が一体となった開口部121が形成さ
れている。この開口部121を塞ぐ2枚のシャッタ羽根12
2,123はフィルタカセット38に固定された軸124,126にそ
れぞれ枢着され、カセット側の固定ピン127,128とシャ
ッタ羽根側の固定ピン129,131との間の引張りばね132,1
33により互いに相対的に回動し開口部121を閉塞するよ
うに付勢されている。フィルタカセット38の側板には側
縁に沿って摺動するフック134,136が設けられており、
フィルタカセット38を矢印Rの方向に挿入する際、光源
装置側の図示しない突起部と係合し、矢印bの方向に摺
動して、このフック134,136からガイドローラ137,138を
介してシャッタ羽根122,123のアオリ止め139,141に固定
されたワイヤ142,143によりシャッタ羽根122,123を開く
ようになっている。
なお、シャッタ羽根122,123には、ストッパ144,146と
協動して回転フィルタ33が使用されていない場合に回転
フィルタ33のガタを防止するフィルタ押え147,148が設
けられている。
上記実施例では、オンオフスイッチ87によってフィル
タカセット38の挿脱を検知しているが、この実施例に限
定されることなく、その他の検知手段、例えば発光ダイ
オードとフォトトランジスタ等を使用してもよい。ま
た、フィルタ種類記録部83の発生する信号を自動調光回
路115に入力し、絞り35を動作させるようにしてもよ
い。
更に、光量制御する手段として集光レンズ37を移動さ
せてライトガイド入射端面に入射する照明光をデフォー
カスするようにしてもよい。
更にまた、色透過フィルタ32R,32G,32Bは赤外観察等
の特殊観察用フィルタとしてもよい。
また、光源ランプ31の出射する光量を減少させるよう
にしてもよい。
本発明では、フィルタカセット38の挿脱を検知できる
スイッチ87設けることによって自動調光回路115を3原
色信号を介してだけでなく直接動作させることができる
ため、フィルタカセット38を抜去した場合でも素早くラ
イトガイド入射端面に入射する照明光を絞ることがで
き、ライトガイド入射端面の焼損を確実に防止すること
ができる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、R,G,Bの各波長を
透過することのできるフィルタを抜去した場合でも、フ
ィルタを抜去したことを検知できる検知手段を設けるこ
とによって、過大な光量の照明光によってライトガイド
入射端面が焼損することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第14図は一実施例に係り、第1図は光源部
の構成を示す断面図、第2図は第1図のA−A′方向断
面図、第3図は回転フィルタの収納方法を示す斜視図、
第4図(a)は内視鏡装置の構成を示すブロック図、第
4図(b)はカラーモザイク式電子スコープの構成を示
す説明図、第5図は面順次式外付けカメラ付きファイバ
スコープの構成を示す説明図、第6図はモザイク式外付
けカメラ付きファイバスコープの構成を示す説明図、第
7図はファイバスコープの構成を示す説明図、第8図は
面順次式プロセス回路の構成を示すブロック図、第9図
はモザイク式プロセス回路の構成を示すブロック図、第
10図は出力回路の構成を示すブロック図、第11図はフィ
ルタカセットの誤挿入防止装置の斜視図、第12図は回転
フィルタが回転している場合はフィルタカセットを抜去
できないように構成された抜去防止装置の説明図、第13
図はフィルタカセットの照明光用窓の蓋装置の説明図、
第14図はシャッタ羽根が設けられたフィルタカセットの
説明図である。 15……光源装置、33……回転フィルタ 38……フィルタカセット、87……スイッチ 115……自動調光回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 昭彦 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大明 義直 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 博雅 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−13014(JP,A) 特開 昭60−73613(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】白色光を出射する光源装置本体と、該光源
    装置本体に挿脱自在で、前記光源装置本体に装着するこ
    とにより、前記光源装置本体から複数色光を順次出射す
    るフィルタカセットとからなる内視鏡用光源装置におい
    て、 前記フィルタカセットが前記光源装置本体より抜去され
    ることを検出する検出手段と、 この検出手段の検出結果に基づいて、前記光源装置本体
    から出射される白色光の光量を減少させる光量減少手段
    と、 を具備することを特徴とする内視鏡用光源装置。
JP63037745A 1987-05-06 1988-02-19 内視鏡用光源装置 Expired - Fee Related JP2531726B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63037745A JP2531726B2 (ja) 1988-02-19 1988-02-19 内視鏡用光源装置
US07/538,610 US4983019A (en) 1987-05-06 1990-06-13 Endoscope light source apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63037745A JP2531726B2 (ja) 1988-02-19 1988-02-19 内視鏡用光源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01211715A JPH01211715A (ja) 1989-08-24
JP2531726B2 true JP2531726B2 (ja) 1996-09-04

Family

ID=12506014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63037745A Expired - Fee Related JP2531726B2 (ja) 1987-05-06 1988-02-19 内視鏡用光源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2531726B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6073613A (ja) * 1983-09-30 1985-04-25 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡装置
JPH0679107B2 (ja) * 1986-07-04 1994-10-05 オリンパス光学工業株式会社 電子スコ−プ用光源装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01211715A (ja) 1989-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4860094A (en) Control apparatus for use with different types of endoscopes
JPH0479245B2 (ja)
US4855819A (en) Endoscope imaging system for use with multiple color imaging systems
JP2641653B2 (ja) 内視鏡装置
JP2531726B2 (ja) 内視鏡用光源装置
JP2688358B2 (ja) 内視鏡用光源装置
JPH0820608B2 (ja) 内視鏡用光源装置
JP2535011B2 (ja) 内視鏡用光源装置
JP2524349B2 (ja) 内視鏡用光源装置
JP2821119B2 (ja) 内視鏡用光源装置
JPH0745058Y2 (ja) 内視鏡用光源装置
JP2837912B2 (ja) 色ずれ軽減装置
JPH01211714A (ja) 内視鏡用光源装置
JP2624993B2 (ja) 内視鏡用光源装置
JPH0792551B2 (ja) 内視鏡用光源装置
JP2702144B2 (ja) 内視鏡用光源装置
JP2556513B2 (ja) 内視鏡用光源装置
JP2531665B2 (ja) 内視鏡用光源装置
JP2541976B2 (ja) 内視鏡用光源装置
JPH0820609B2 (ja) 内視鏡用光源装置
JP2592461B2 (ja) 内視鏡システム
JP2524350B2 (ja) 内視鏡用光源装置
JPS63228118A (ja) 内視鏡用光源装置
JPS63189820A (ja) 内視鏡システム
JPH01217411A (ja) フィルタカセット

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees