JP2592461B2 - 内視鏡システム - Google Patents

内視鏡システム

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JP2592461B2
JP2592461B2 JP62195903A JP19590387A JP2592461B2 JP 2592461 B2 JP2592461 B2 JP 2592461B2 JP 62195903 A JP62195903 A JP 62195903A JP 19590387 A JP19590387 A JP 19590387A JP 2592461 B2 JP2592461 B2 JP 2592461B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、面順次式の撮像手段を備えたスコープ、カ
ラーモザイク式の撮像手段を備えたスコープ、及び肉眼
観察が可能なスコープを用いることができる内視鏡シス
テムに関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする問題点] 近年、体腔内に細長の挿入部を挿通することにより、
体腔内臓器等を観察したり、必要に応じて処置具チャン
ネル内に挿通した処理具を用いて各種治療処置のできる
内視鏡(スコープまたはファイバスコープとも呼ぶ。)
が広く用いられている。
また、電荷結合素子(CCD)等の固体撮像素子を撮像
手段に用いた電子スコープも種々提案されている。この
電子スコープは、ファイバスコープに比べて解像度が高
く、画像の記録及び再生等が容易であり、また、画像の
拡大や2画像の比較等の画像処理が容易である等の利点
を有する。
前記電子スコープのカラー画像の撮像方式には、例え
ば、特開昭61−82731号公報に示されるように、照明光
をR(赤),G(緑),B(青)等の順次切換える面順次式
と、例えば、特開昭60−76888号公報に示されるよう
に、固体撮像素子の前面にR,G,B等の色光をそれぞれ透
過する色フィルタをモザイク状等に配列したフィルタア
レイを設けたカラーモザイク式(同時式とも呼ぶ。)と
がある。面順次式は、カラーモザイク式に比べて画素数
を少なくできるという利点を有し、一方、カラーモザイ
ク方式は、色ずれを生じないという利点を有する。
また、前記電子スコープは、その使用目的により、多
重化している。例えば、上部あるいは下部消化器用で
は、挿入部の外径が10φmm前後のものが用いられてい
る。これに対し、例えば、気管支用では、通常外径5φ
mm前後以下のものが必要とされる。このように、挿入部
の外径が広範囲にわたる種々の電子スコープに対して、
同一種の撮像素子及び同一種の撮像方式を用いること
は、物理的,性能的に無理がある。すなわち、例えば、
気管支用(細径)の電子スコープを実現させるために
は、画素数の少ない撮像素子を用いることにならざるを
得ない。
このように画素数が少ない場合には、解像度の低下を
防ぐために、カラーモザイクフィルタを用いたカラーモ
ザイク式の撮像方式よりも、R,G,Bの各波長の光で面順
次方式に照明し、その照明のもとで面順次撮像し、これ
らを合成してカラー表示する面順次式のカラー撮像方式
が有利である。
一方、外径10φmm前後のものに対しては、画素数を多
くし、撮像方式をカラーモザイク式とすることが、画質
向上のために有利である。
ところで、前記ファイバスコープあるいは電子スコー
プは、一般に、各スコープに適合する照明光を供給する
光源装置に接続して用いられる。
前記ファイバスコープ,面順次式の電子スコープ,カ
ラーモザイク式の電子スコープでは、照明方法が異な
る。すなわち、ファイバスコープとカラーモザイク式の
電子スコープでは白色光を必要とし、面順次式の電子ス
コープではR,G,B等に順次切換わる光を必要とする。し
かしながら、従来の光源装置は、面順次式の電子スコー
プと、カラーモザイク式の電子スコープあるいはファイ
バスコープとのどちらか一方に対応する照明光しか出力
できず、そのため、使用者は、スコープの種類によっ
て、それぞれ異なる光源装置を用意し、異なる操作を行
なう必要があり、経済性、効率が悪かった。
尚、特開昭60−243625号公報には、面順次式の光源装
置を備えた電子スコープの制御装置に、像伝達用の光学
繊維束を備えたファイバスコープを接続してモニタテレ
ビ等の表示画面で観察することができるようにした接続
システムが開示されている。しかしながら、このシステ
ムでは、カラーモザイク式の電子スコープを用いるこ
と、及びファイバスコープを用いて肉眼観察することは
できない。
[発明の目的] 本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、面
順次式の撮像手段を備えたスコープ、カラーモザイク式
の撮像手段を備えたスコープ、及び肉眼観察が可能なス
コープを用いることができると共に、使用するスコープ
に適合する照明光を、同一の光源装置で供給できる内視
鏡システムを供給することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本発明による内視鏡システムは、面順次式の撮像手段
を備えた第1のスコープと、カラーモザイク式の撮像手
段を備えた第2のスコープと、肉眼観察が可能な第3の
スコープと、前記第1のスコープ及び第2のスコープに
対する信号処理を行う信号処理手段と、前記各スコープ
が接続可能で、前記第1のスコープに適合する面順次光
と前記第2のスコープ及び第3のスコープに適合する白
色光とを出力可能な光源装置と、前記光源装置に対する
第1のスコープの接続と前記光源装置に対する第2のス
コープまたは第3のスコープの接続の少なくとも一方を
検知する接続検知手段と、前記接続検知手段の出力に応
じて、前記第1のスコープが接続されたときには面順次
光を出力し、前記第2のスコープまたは第3のスコープ
が接続されたときには白色光を出力するように、前記光
源装置を制御する光源制御手段とを備えたものである。
[作用] 本発明では、光源装置に第1のスコープが接続された
ときには、この光源装置から面順次光が出力され、光源
装置に第2のスコープまたは第3のスコープが接続され
たときには、この光源装置から白色光が出力される。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図ないし第15図は本発明の第1実施例に係り、第
1図は光源装置を示す説明図、第2図は検知回路を示す
回路図、第3図は内視鏡システムの全体を示す説明図、
第4図はファイバスコープを示す説明図、第5図は面順
次式スコープを示す説明図、第6図はカラーモザイク式
スコープを示す説明図、第7図は面順次式ビデオプロセ
ッサの構成を示すブロック図、第8図はカラーモザイク
式ビデオプロセッサの構成を示すブロック図、第9図は
面順次式プロセス回路の構成を示すブロック図、第10図
はカラーモザイク式プロセス回路の構成を示す説明図、
第11図は光源装置のフィルタ移動装置を示す斜視図、第
12図(a)及び(b)はコード結束用クリップの平面図
及び側面図、第13図はコード結束用クリップ及びコード
を示す斜視図、第14図はコード結束用クリップとコード
の大きさの関係を示す説明図、第15図は4本のコードを
コード結束用クリップで結束した状態を示す側面図であ
る。
第3図に示すように、本実施例の内視鏡システム1
は、スコープとして、面順次式の撮像手段を備えたスコ
ープとしての面順次式電子スコープ(以下、面順次式ス
コープと記す。)2Aと、カラーモザイク式の撮像手段を
備えたスコープとしてのカラーモザイク式電子スコープ
(以下、カラーモザイク式スコープと記す。)2Bと、肉
眼観察が可能なスコープとしてのファイバスコープ2Cと
を備えている。また、前記内視鏡システム1は、前記各
スコープ2A,2B,2Cが接続され、各スコープ2A,2B,2Cに適
合する照明光を供給する光源装置3と、前記面順次式ス
コープ2Aが接続され、このスコープ2Aに対する信号処理
を行う面順次式ビデオプロセッサ4Aと、前記カラーモザ
イク式スコープ2Bが接続され、このスコープ2Bに対する
信号処理を行うカラーモザイク式ビデオプロセッサ4B
と、前記両ビデオプロセッサ4A,4Bに、コード6A,6Bを介
して接続されるテレビモニタ5とを備えている。
前記各スコープ2(2A,2B,2Cを代表する。)は、それ
ぞれ、細長で例えば可撓性の挿入部11を備え、この挿入
部11の後端に太径の操作部12が連設されている。前記操
作部12からは、側方に可撓性のユニバーサルコード13が
延設され、このユニバーサルコード13の先端に、それぞ
れ、光源コネクタ14A,14B,14Cが設けられている。この
各光源コネクタ14A,14B,14Cは、前記光源装置3の光源
コネクタ受け15に接続されるようになっている。
前記面順次式スコープ2A及びカラーモザイク式スコー
プ2Bでは、前記光源コネクタ14A,14Bから、信号コード1
6A,16Bが延出され、この信号コード16A,16Bの先端に、
電気コネクタ17A,17Bが設けられている。前記面順次式
スコープ2Aの電気コネクタ17Aは、面順次式ビデオプロ
セッサ4Aの電気コネクタ受け18Aに接続され、一方、カ
ラーモザイク式スコープ2Bの電気コネクタ17Bは、カラ
ーモザイク式ビデオプロセッサ4Bの電気コネクタ受け18
Bに接続されるようになっている。
前記各スコープ2の内部は、それぞれ、第4図ないし
第6図に示すように構成されている。
各スコープ2は、挿入部11の先端部21には、対物レン
ズ系22と、配光レンズ23とが配設されている。前記配光
レンズ23の後端側には、照明光を伝送するライトガイド
24が連設され、このライトガイド24は、前記挿入部11及
びユニバーサルコード13内に挿通され、前記光源コネク
タ14A,14B,14Cにそれぞれ接続されている。そして、こ
の光源コネクタ14A,14B,14Cを、光源装置3の光源コネ
クタ受け15に接続することにより、この光源装置3よ
り、各スコープ2に適合した照明光が、前記ライトガイ
ド24の入射端に供給されるようになっている。この照明
光は、前記ライトガイド24によって、先端部21に導か
れ、このライトガイド24の出射端から出射され、配光レ
ンズ23を通って、被写体に照射されるようになってい
る。
第4図に示すように、ファイバスコープ2Cでは、前記
対物レンズ系22の結像位置に、挿入部11内に挿通された
イメージガイド26の先端面が配置されている。また、操
作部12の後端に、前記イメージガイド26の後端面に対向
する接眼レンズ27を有する接眼部28が設けられている。
そして、前記対物レンズ系22によって、イメージガイド
26の先端面に結像された被写体像は、前記イメージガイ
ド26によって、前記接眼部28側に伝達され、この接眼部
28から接眼レンズ27を介して観察されるようになってい
る。
尚、前記ファイバスコープ2Cの接眼部28には、テレビ
カメラやスチールカメラ等が接続でき、前記接眼部28で
観察される被写体像を撮像したり写真撮像したりできる
ようになっている。尚、前記接眼部28に接続されるテレ
ビカメラは、面順次式でもカラーモザイク式でも良く、
撮像方式に対応したビデオプロセッサ4Aまたは4Bに接続
して用いることができる。
一方、第5図及び第6図に示すように、面順次式スコ
ープ2A及びカラーモザイク式スコープ2Bでは、前記対物
レンズ系22の結像位置に、撮像手段としての固体撮像素
子31A,31Bが配設されている。尚、カラーモザイク式ス
コープ2Bの固体撮像素子31Bの前面には、赤(R),緑
(G),青(B)等の色光をそれぞれ透過する色フィル
タをモザイク状等に配列したカラーフィルタアレイ32が
設けられている。
前記各固体撮像素子31A,31Bには、プリアンプ33を介
して信号出力用の信号線34と、駆動パルス印加用の信号
線35とが接続されている。前記信号線34,35は、前記挿
入部11、ユニバーサルコード13、及び信号コード16A,16
B内に挿通されて、電気コネクタ17A,17Bに接続されてい
る。
ところで、ファイバスコープ2C及びカラーモザイク式
スコープ2Bは、照明光として白色光を必要とし、一方、
面順次式スコープ2Aは、照明光として3原色や補色系等
で順次切換わる面順次光を必要とする。本実施例では、
光源装置3は、前記白色光を面順次光を共に出力できる
ようになっている。
すなわち、第1図に示すように、光源装置3は、白色
光を出射するランプ41と、このランプ41の光を集光し
て、光源コネクタ受け15に接続される光源コネクタ14A,
14B,14Cのライトガイド24の入射端に入射させる集光レ
ンズ42とを備えると共に、前記ランプ41と集光レンズ42
の間に、R,G,Bの3原色(または補色系の3色等でも良
い。)の色透明フィルタ43R,43G,43Bを有し、モータ4
によって回転駆動される回転フィルタ43が、前記ランプ
41の光路に挿脱自在に配設されている。前記回転フィル
タ43及びモータ44は、フィルタ移動装置45によって移動
されるようになっている。
また、前記光源装置3の光源コネクタ受け15には、端
子46a,46bが設けられ、一方、面順次式スコープ2Aの光
源コネクタ14Aには、前記端子46a,46bに接続される端子
47a,47bが設けられている。前記端子47a,47bは、光源コ
ネクタ14A内部で短絡されている。また、カラーモザイ
ク式スコープ2Bの光源コネクタ14B及びファイバスコー
プ2Cの光源コネクタ14Cには、前記端子47a,47bは設けら
れていない。
また、前記光源装置3内には、前記端子46a,46bに接
続された検知回路49が設けられ、この検知回路49の検知
出力は、前記フィルタ移動装置45を制御する制御回路50
に入力されるようになっている。前記検知回路49は、例
えば、第2図に示すように構成されている。すなわち、
光源コネクタ受け15側の一方の端子46aには、電源電
圧、例えば5Vが印加され、他方の端子46bは、抵抗R1を
介して接地され、前記端子46bと抵抗R1との間から出力
端51が導出されている。前記光源装置3の光源コネクタ
受け15に、面順次式スコープ2Aの光源コネクタ14Aが接
続された場合には、端子46a,46bに端子47a,47bが接続さ
れ、端子46a,46b間が短絡され、前記検知回路49の出力
端51からは、ハイレベルの信号が出力され、一方、光源
装置3の光源コネクタ受け15に、カラーモザイク式スコ
ープ2Bの光源コネクタ14Bまたはファイバスコープ2Cの
光源コネクタ14Cが接続された場合、あるいは、何も接
続されない場合には、前記端子46a,46bは開放であり、
接地されている抵抗R1により、前記検知回路49の出力端
51からは、ロウレベルの信号が出力される。
前記制御回路50は、前記検知回路49の出力がハイレベ
ルのとき、すなわち、光源装置3に面順次式スコープ2A
が接続されたときには、第1図において破線で示すよう
に、回転フィルタ43がランプ41の光路上に介装される位
置にくるように移動し、前記検知回路49の出力がロウレ
ベルのとき、すなわち、光源装置3にカラーモザイク式
スコープ2Bまたはファイバスコープ2Cが接続されたとき
あるいは何も接続されないときには、第1図において実
線で示すように、回転フィルタ43がランプ41の光路から
退避される位置にくるように移動するように、フィルタ
移動装置45を制御するようになっている。
前記フィルタ移動装置45は、例えば第11図に示すよう
に構成されている。
すなわち、回転フィルタ43及びこれを回転駆動するモ
ータ44は、板状の取付ブラケット306に取付けられ、こ
の取付ブラケット306の下部には、水平方向に屈曲され
たフランジ部307が形成されている。このフランジ部307
の下側には、光源装置3のハウジング側に固定された2
本のレール334,334が平行に設けられ、前記フランジ部3
07の底部には、このレール334,334を左右から挟む形状
のスライド部308が形成されている。そして、このスラ
イド部308が、前記レール334,334に摺動自在に嵌合し、
前記回転フィルタ43、モータ44が移動できるようになっ
ている。
また、前記取付ブラケット306のランプ41側の面に
は、前記回転フィルタ43の移動方向に沿って、ラックギ
ア310が取付けられている。そして、このラックギア310
に、モータ311によって回転されるウォームギア312が噛
合されている。尚、モータ311は、ブラケット313によっ
て光源装置3のハウジング側に固定されている。そし
て、前記モータ311を正逆回転させることにより、前記
ウォームギア312及びラックギア310を介して、前記回転
フィルタ43を移動できるようになっている。尚、前記モ
ータ311は、制御回路50によって制御されるようになっ
ている。
また、前記取付ブラケット307のフランジ部308の移動
方向両端部上面には、偏平な角柱状のスイッチ押圧部31
5a,315bが突設されている。また、前記回転フィルタ43
の移動範囲の両端において、前記スイッチ押圧部315a,3
15bが押圧する位置に、切換位置検出用のマイクロスイ
ッチ316a,316bが配設されている。そして、このマイク
ロスイッチ316a,316bが前記スイッチ押圧部315a,315bに
よって押圧されることによって、前記回転フィルタ43が
移動範囲の端に達したこと検知して、前記モータ311の
回転を停止して回転フィルタ43の移動範囲を規制するよ
うにしている。図示例では、スイッチ押圧部315aがマイ
クロスイッチ316aを押圧した状態では、ランプ41からの
白色光が回転フィルタ43を透過し、面順次照明光として
ライトガイド24に入射し、一方、スイッチ押圧部315bが
マイクロスイッチ316bを押圧した状態では、ランプ41か
らの白色光が前記回転フィルタ43を透過せずに、ライト
ガイド24に入射するようになっている。
ところで、面順次式ビデオプロセッサ4Aは、例えば、
第7図に示すように構成されている。
すなわち、面順次式ビデオプロセッサ4Aは、面順次式
スコープ2Aの固体撮像素子31Aの出力信号を映像信号処
理する面順次式プロセス回路61Aと前記固体撮像素子31A
に駆動パルスを印加するドライバ62Aとを備え、これら
は、それぞれ、電気コネクタ受け18Aに接続されてい
る。前記ドライバ62Aによって駆動され、読出された固
体撮像素子31Aの出力信号は、プリアンプ33で増幅され
た後、前記面順次式プロセス回路61Aに入力され、例え
ば、R,G,Bの面順次光のもとでそれぞれ撮像された信号
を色信号R,G,Bとして出力するようになっている。前記
各色信号R,G,Bは、それぞれドライバ64Aを経て、3原色
出力端65Aから3原色信号RGBとして出力されるようにな
っている。また、前記色信号R,G,Bは、マトリクス回路6
6を経て、輝度信号Yと色差信号R−Y,B−Yとが生成さ
れ、その後NTSCエンコーダ67Aに入力され、NTSC方式の
複合ビデオ信号に変換され、NTSC出力端68Aから出力さ
れるようになっている。尚、前記面順次式プロセス回路
61A,ドライバ62A及びNTSCエンコーダ67Aは、タイミング
ジェネレータ63Aによってタイミングが制御されてい
る。
前記面順次式プロセス回路61Aは、例えば第9図に示
すように構成されている。
すなわち、プリアンプ33を経て入力される固体撮像素
子31Aの出力信号は、サンプルホールド回路71でサンプ
ルホールドされた後、γ補正回路72でγ補正され、A/D
コンバータ73でデジタル信号に変換される。そして、前
記タイミングジェネレータ63Aの信号で切換えられるマ
ルチプレクサ74を経て、R,G,Bの面順次光のもとで撮像
された信号が、Rフレームメモリ75R,Gフレームメモリ7
5G,Bフレームメモリ75Bに書込まれる。これら各フレー
ムメモリ75R,75G,75Bは、同時に読出され、それぞれD/A
コンバータ76でアナログ色信号R,G,Bに変換されて出力
される。
一方、カラーモザイク式ビデオプロセッサ4Bは、例え
ば第8図に示すように構成されている。
すなわち、カラーモザイク式ビデオプロセッサ4Bは、
カラーモザイク式スコープ2Bの固体撮像素子31Bの出力
信号を映像信号処理するカラーモザイク式プロセス回路
61Bと、前記固体撮像素子31Bに駆動パルスを印加するド
ライバ62Bとを備え、これらは、それぞれ、電気コネク
タ受け18Bに接続されている。前記ドライバ62Bによって
駆動され、読出された固体撮像素子31Bの出力信号は、
プリアンプ33で増幅された後、前記カラーモザイク式プ
ロセス回路61Bに入力され、例えば、輝度信号Yと色差
信号R−Y,B−Yが出力されるようになっている。前記
輝度信号Yと色差信号R−Y,B−Yは、NTSCエンコーダ6
7Bに入力され、NTSC方式の複合ビデオ信号に変換され、
NTSC出力端68Bから出力されるようになっている。ま
た、前記輝度信号Yと色差信号R−Y,B−Yは、逆マト
リクス回路69に入力され、色信号R,G,Bに変換され、ド
ライバ64Bを経て、3原色出力端65Bから出力されるよう
になっている。尚、前記カラーモザイク式プロセス回路
61B,ドライバ62B及びNTSCエンコーダ67Bは、タイミング
ジェネレータ63Bによってタイミングが制御されてい
る。
前記カラーモザイク式プロセス回路61Bは、例えば第1
0図に示すように構成されている。
すなわち、プリアンプ33で増幅された固体撮像素子31
Bの出力信号は、輝度信号処理回路78に入力され、この
輝度信号処理回路78で輝度信号Yが生成される。また、
前記固体撮像素子31Bの出力信号は、色信号再生回路79
に入力され、色差信号R−Y,B−Yが1水平ライン毎に
時系列的に生成される。この色差信号R−Y,B−Yは、
ホワイトバランス回路80でホワイトバランス補償され、
一方はアナログスイッチ81に直接、もう一方は1Hディレ
イライン82で1水平ライン遅延されてアナログスイッチ
83に入力される。そして、タイミングジェネレータ63B
の切換信号によって切換えられる前記アナログスイッチ
81,83から色差信号R−Y,B−Yが得られる。
ところで、本実施例では、第3図に示すように、各ビ
デオプロセッサ4A,4Bと、テレビモニタ5との間を接続
するコード(例えばBNCコード)6A,6B(以下、符号6で
代表する。)を、第12図及び第13図に示すようなクリッ
プ90を用いて結束している。
前記クリップ90は、第12図及び第13図に示すように、
円柱状の本体91を有し、この本体91の外周側には、軸方
向に、断面円形の溝部92が等間隔に例えば4本設けられ
ている。各溝部92は、それぞれ、各溝部92の外側であっ
て、前記本体91の側部に軸方向に沿って設けられた開口
部93によって外部に連通している。そして、第13図に示
すように、前記コード6は、開口部93を通って、溝部92
に圧入されるようになっている。
前記クリップ90は、第14図に示すように、前記開口部
93の幅をA、溝部92の内径をφB、コード6の外径をφ
Cとすると、これらの大きさの関係が、C>B>Aとな
るように形成されており、溝部92に圧入されたコード6
が、開口部93から外れることが防止され、また、コード
6が容易に動かないように固定されるようになってい
る。
このようなクリップ90を用いることにより、第15図に
示すように、最大4本のコード6を結束することができ
る。尚、クリップ90は、使用するコード6の長さに応じ
て必要な数だけ使用する。
ところで、従来は、例えば、熱収縮チューブにて例え
ば4本のBNCコードを結束していた。このように結束し
た場合、4本のコードの中の1本だけが断線等で不良に
なった場合でも、4本セットで交換していた。
本実施例のように、前記クリップ90を用いることによ
り、例えば4本のコードを簡単に結束固定でき、しかも
不良等の場合には、外す必要のあるコードだけを外すこ
とできる。
尚、前記クリップ90では、溝部92を4本設けたが、溝
部92の数は任意に設定できる。また、また、本体91の形
状は、円柱状に限らず、円板状や4角柱状等であっても
良い。
このように、本実施例では、光源装置3は、回転フィ
ルタ43をランプ41の光路から挿脱することにより、面順
次光と白色光とを出力できるようになっている。また、
光源装置3に面順次式スコープ2Aが接続された場合に
は、検知回路49によってこれが検知され、前記回転フィ
ルタ43がランプ41の光路上に介装され、面順次光が出力
され、それ以外のときは、前記回転フィルタ43がランプ
41の光路から退避され、白色光が出力される。
従って、本実施例の内視鏡システム1によれば、面順
次式スコープ2A,カラーモザイク式スコープ2B,ファイバ
スコープ2Cのいずれのスコープも使用できると共に、光
源装置3に、面順次式スコープ2A,カラーモザイク式ス
コープ2B,ファイバスコープ2Cのいずれが接続されて
も、その接続されたスコープに適合する照明光を自動的
に供給することができる。
尚、ファイバスコープ2Cの接眼部28にテレビカメラを
接続する場合、このテレビカメラの撮像方式が面順次式
かカラーモザイク式かで照明光を切換える必要がある。
そこで、ファイバスコープ2Cの光源コネクタ14Cに、短
絡された端子47a,47b部分を着脱自在に設け、面順次式
のテレビカメラを用いる場合には、前記端子部分を装着
し、一方、カラーモザイク式のテレビカメラを用いる場
合及び肉眼観察する場合には、前記端子部分を外して、
光源装置3に接続するようにしても良い。また、あるい
は、マニュアルによっても、面順次光と白色光とを切換
えることができるようにしても良い。
また、本実施例では、光源装置3に面順次式スコープ
2Aが接続された場合に回転フィルタ43を光路上に介装
し、それ以外の場合に回転フィルタ43を光路から退避さ
せるようにしたが、光源装置3にカラーモザイク式スコ
ープ2Bまたはファイバスコープ2Cが接続された場合に回
転フィルタ43を光路から退避させ、それ以外の場合に回
転フィルタ43を光路上に介装するようにしても良い。す
なわち、例えば、端子47a,47bを、カラーモザイク式ス
コープ2Bの光源コネクタ14B及びファイバスコープ2Cの
光源コネクタ14Cのみに設け、検知回路49の出力がハイ
レベルの場合、回転フィルタ43を光路から退避させ、検
知回路49の出力がロウレベルの場合、回転フィルタ43を
光路上に介装するようにしても良い。
第16図ないし第18図は本発明の第2実施例に係り、第
16図は光源装置を示す説明図、第17図は白色光出力時の
回転フィルタの停止位置を示す第16図のD矢視図、第18
図は面順次式プロセス回路の構成を示すブロック図であ
る。
本実施例における光源装置101では、ランプ41と集光
レンズ42の間の光路上に、モータ44によって回転駆動さ
れる回転フィルタ102が配設されている。この回転フィ
ルタ102は、白色光を透過するフィルタ102Wと、2種の
原色または補色光等を透過するフィルタ、例えばR,Bの
色光を透過するフィルタ102R,102Bとを有している。
また、制御回路50は、検知回路49の検知出力に応じ
て、前記回転フィルタ102を回転駆動するモータ44の回
転/停止を制御するようになってる。すなわち、前記制
御回路50は、光源装置101に面順次式スコープ2Aが接続
され、検知回路49の出力がハイレベルの場合には、面順
次光が出力されるように、回転フィルタ102を所定の周
波数にて回転させると共に、光源装置101にカラーモザ
イク式スコープ2Bまたはファイバスコープ2Cが接続さ
れ、あるいは何も接続されず、検知回路49の出力がロウ
レベルの場合には、第17図に示すように、フィルタ102W
がランプ41の光路上に介装される位置で回転フィルタ10
2を停止するようになっている。従って、光源装置101に
面順次式スコープ2Aが接続された場合には、R,W,Bの面
順次光が出射され、一方、光源装置101にカラーモザイ
ク式スコープ2Bまたはファイバスコープ2Cが接続された
場合、あるいは何も接続されない場合には、ランプ41か
らの白色光が、フィルタ102Wを透過して、その結果、白
色光が出射される。
尚、前記回転フィルタ102を所定の位置に停止させる
ために、前記回転フィルタ102には図示しない回転位置
センサが設けられている。この回転位置センサは、例え
ば、フィルタ102Wの外周側に設けた円弧状の長孔と、こ
の長孔に対向するように配置されたフォトセンサとで構
成され、前記長孔をフォトセンサで検知することによ
り、フィルタ102Wの位置を検知できるようになってい
る。
また、本実施例では、面順次照明光がR,G,Bではない
ため、面順次式ビデオプロセッサ4Aにおける面順次式プ
ロセス105は、例えば、第18図に示すように構成されて
いる。
すなわち、第1実施例における面順次式プロセス回路
61AのGフレームメモリ75Gの代わりに、Wフレームメモ
リ75Wが設けられている。前記Wフレームメモリ75Wは、
メモリ内容は異なるが、ハード的にはGフレームメモリ
と同一のフレームメモリを用いることができる。前記W
フレームメモリ75Wから読出され、D/Aコンバータ76でア
ナログ信号に変換されたW色信号は、減算器106に入力
され、R色信号及びB色信号を減算してG色信号を生成
している。その他は、第9図に示す面順次式プロセス回
路61Aと同様である。
その他の構成は、第1実施例と同様である。
このように、本実施例では、回転フィルタ102に白色
光を透過するフィルタ102Wを設け、白色光を含む面順次
光を出力できると共に、前記フィルタ102Wがランプ41の
光路上に介装される位置で回転フィルタ102を停止させ
ることにより、白色光も出力できるようにしている。
本実施例によれば、回転フィルタを移動する手段を設
ける必要がなく、低コスト化,小型化できる。
その他の作用及び効果は、第1実施例と同様である。
尚、本実施例では、面順次照明を、R,W,Bで行うよう
にしているが、これに限定されるものではなく、例え
ば、R,G,W;W,G,B;Cy(シアン),Ye(黄),W;Cy,W,Mg
(マゼンタ);W,Ye,Mg等で照明するようにしても良い。
第19図は本発明の第3実施例における光源装置を示す
説明図である。
本実施例における光源装置111では、光源コネクタ受
け15に凹部112が設けられ、この凹部112の奥部に、通常
はオフのマイクロスイッチ113が設けられている。一
方、面順次式スコープ2Aの光源コネクタ14Aには、前記
凹部112に係入され、係入時に、前記マイクロスイッチ1
13を押圧してオン動作させる凸部115が設けられてい
る。前記凸部115は、カラーモザイク式スコープ2Bの光
源コネクタ14B及びファイバスコープ2Cの光源コネクタ1
4Cには設けられていない。
前記マイクロスイッチ113は、第1実施例と同様の検
知回路49に接続されている。従って、この検知回路49か
らは、光源装置111に面順次式スコープ2Aが接続された
場合には、ハイレベルの信号が出力され、それ以外の場
合には、ロウレベルの信号が出力される。
また、制御回路50は、前記検知回路49の検知出力に応
じて、第1実施例のように、回転フィルタ43を光路から
挿脱したり、あるいは、第2実施例のように、白色光を
透過するフィルタ102Wを有する回転フィルタ102を回転
/停止したりするようになっている。
その他の構成は、第1実施例または第2実施例と同様
である。
本実施例では、光源装置111に面順次式スコープ2Aを
接続した場合には、光源コネクタ14Aの凸部115によって
マイクロスイッチ113がオン動作され、その結果、光源
装置111からは、面順次光が出力される。一方、光源装
置111にカラーモザイク式スコープ2Bまたはファイバス
コープ2Cが接続された場合には、これらのスコープ2B,2
Cの光源コネクタ14B,14Cに凸部115が設けられていない
ので、マイクロスイッチ113は、オフのままであり、そ
の結果、光源装置111からは、白色光が出力される。
その他の作用及び効果は、第1実施例または第2実施
例と同様である。
第20図及び第21図は本発明の第4実施例に係り、第20
図は光源装置を示す説明図、第21図は検知回路を示す回
路図である。
本実施例における光源装置121では、光源コネクタ受
け15に凹部122が設けられ、この凹部122の奥部に、通常
はオフのマイクロスイッチ123が設けられている。ま
た、前記凹部122内には、ばね125を介して前記マイクロ
スイッチ123に接続されたロッド126が摺動自在に装着さ
れている。このロッド126の先端部は、前記凹部122の開
口部よりも前方に突出している。
一方、面順次式スコープ2Aの光源コネクタ14Aには、
前記ロッド126が係入される凹部128が設けられている。
前記凹部128は、カラーモザイク式スコープ2Bの光源コ
ネクタ14B及びファイバスコープ2Cの光源コネクタ14Cに
は設けられていない。従って、光源装置121に面順次式
スコープ2Aが接続された場合には、前記ロッド126が凹
部128に係入され、このロッド126が押圧されないため、
前記マイクロスイッチ123はオフのままである。一方、
前記光源装置121にカラーモザイク式スコープ2Bまたは
ファイバスコープ2Cが接続された場合には、これらのス
コープ2B,2Cの光源コネクタ14B,14Cの端部によって、前
記ロッド126が押圧され、このロッド126にばね125を介
して接続されたマイクロスイッチ123が押圧され、この
マイクロスイッチ123がオン動作する。
前記マイクロスイッチ123は、第21図に示すような検
知回路130に接続されている。すなわち、マイクロスイ
ッチ123の一方の端子123aには、抵抗R2を介して、電源
電圧、例えば5Vが印加され、他方の端子123bは、接地さ
れ、前記端子123aと抵抗R2との間から出力端131が導出
されている。
従って、前記光源装置121に面順次式スコープ2Aが接
続された場合あるいは何も接続されない場合には、前記
マイクロスイッチ123がオフ、すなわち端子123a,123b間
が開放であり、前記検知回路130の出力端子131からは、
ハイレベルの信号が出力され、一方、前記光源装置121
にカラーモザイク式スコープ2Bまたはファイバスコープ
2Cが接続された場合には、マイクロスイッチ123がオ
ン、すなわち端子123a,123b間が短絡され、前記検知回
路130の出力端131からはロウレベルの信号が出力され
る。
また、制御回路50は、前記検知回路130の検知出力に
応じて、第1実施例のように、回転フィルタ43を光路か
ら挿脱したり、あるいは、第2実施例のように、白色光
を透過するフィルタ102Wを有する回転フィルタ102を回
転/停止したりするようになっている。
その他の構成は、第1実施例または第2実施例と同様
である。
本実施例では、光源装置121に面順次式スコープ2Aを
接続した場合には、マイクロスイッチ123がオフのまま
であり、その結果、光源装置121からは、面順次光が出
力される。一方、光源装置121にカラーモザイク式スコ
ープ2Bまたはファイバスコープ2Cが接続された場合に
は、マイクロスイッチ123は、オン動作し、その結果、
光源装置121からは、白色光が出力される。
尚、本実施例では、光源装置121にカラーモザイク式
スコープ2Bまたはファイバスコープ2Cが接続された場合
に白色光を出力可能にし、それ以外の場合には面順次光
を出力可能としたが、光源装置121に面順次式スコープ2
Aが接続された場合に面順次光を出力可能とし、それ以
外の場合に白色光を出力可能にしても良い。すなわち、
例えば、凹部128を、カラーモザイク式スコープ2Bの光
源コネクタ14B及びファイバスコープ2Cの光源コネクタ1
4Cのみに設け、検知回路130の出力がハイレベルの場
合、回転フィルタ43を光路から退避、または回転フィル
タ102を停止させ、検知回路130の出力がロウレベルの場
合、回転フィルタ43を光路上に介装、または回転フィル
タ102を回転させても良い。
尚、本発明は、上記各実施例に限定されず、例えば、
撮像手段を備えたスコープとしては、先端部21に固体撮
像素子を設けたものに限らず、固体撮像素子を操作部12
内に設け、被写体像をイメージガイドによって操作部12
に導いて、この固体撮像素子上に結像させて撮像するも
のや、ファイバスコープ2Cの接眼部28にテレビカメラを
接続したもの、あるいは接眼部と交換してテレビカメラ
を接続したもの等であっても良い また、例えば、面順次式スコープ2Aの光源コネクタ14
Aと、カラーモザイク式スコープ2Bの光源コネクタ14B及
びファイバスコープ2Cの光源コネクタ14Cとに、互いに
抵抗値の異なる抵抗に接続された端子を設け、一方、光
源装置側には、コンパレータ等によって、前記抵抗値を
検知することにより、接続されたスコープの種類を検知
する検知回路を設け、面順次式スコープ2Aの接続カラー
モザイク式スコープ2Bまたはファイバスコープ2Cの接
続、及び、何も接続されていないことを検知するできる
ようにしても良い。また、例えば、何も接続されていな
い場合には、ランプ41の発光を停止するようにしても良
い。
尚、光源装置において、面順次光と白色光とを切換え
る手段としては、例えば、回転フィルタに、R,G,B等の
面順次光を透過するフィルタの他に、孔等の白色光透過
部を設け、面順次光を出力させるときには、回転フィル
タの遠心力によって遮光板等が前記白色光透過部を覆う
ようにし、一方、白色光を出力させるときには、ランプ
からの光が前記白色光透過部を通る位置で回転フィルタ
を停止するようにしても良い。
また、白色光出力時には、ランプ41からの光が色フィ
ルタを透過しないため、ライトガイド24に入射する光量
が、面順次光出力時に比べて大きくなる。そこで、白色
光出力時には、ランプ41や集光レンズ42等を光軸方向に
移動して、デフォーカス状態にして、ライトガイド24の
入射面の損傷等を防止するようにしても良い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、面順次式の撮像
手段を備えたスコープ、カラーモザイク式の撮像手段を
備えたスコープ、及び肉眼観察が可能なスコープを用い
ることができると共に、使用するスコープに適合する照
明光を、同一の光源装置で自動的に供給でき、経済性及
び効率が良いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第15図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は光源装置を示す説明図、第2図は検知回路を示す回
路図、第3図は内視鏡システムの全体を示す説明図、第
4図はファイバスコープを示す説明図、第5図は面順次
式スコープを示す説明図、第6図はカラーモザイク式ス
コープを示す説明図、第7図は面順次式ビデオプロセッ
サの構成を示すブロック図、第8図はカラーモザイク式
ビデオプロセッサの構成を示すブロック図、第9図は面
順次式プロセス回路の構成を示すブロック図、第10図は
カラーモザイク式プロセス回路の構成を示す説明図、第
11図は光源装置のフィルタ移動装置を示す斜視図、第12
図(a)及び(b)はコード結束用クリップの平面図及
び側面図、第13図はコード結束用クリップ及びコードを
示す斜視図、第14図はコード結束用クリップとコードの
大きさの関係を示す説明図、第15図は4本のコードをコ
ード結束用クリップで結束した状態を示す側面図、第16
図ないし第18図は本発明の第2実施例に係り、第16図は
光源装置を示す説明図、第17図は白色光出力時の回転フ
ィルタの停止位置を示す第16図のD矢視図、第18図は面
順次式プロセス回路の構成を示すブロック図、第19図は
本発明の第3実施例における光源装置を示す説明図、第
20図及び第21図は本発明の第4実施例に係り、第20図は
光源装置を示す説明図、第21図は検知回路を示す回路図
である。 1……内視鏡システム 2A……面順次式スコープ 2B……カラーモザイク式スコープ 2C……ファイバスコープ 3……光源装置 4A……面順次式ビデオプロセッサ 4B……カラーモザイク式ビデオプロセッサ 5……テレビモニタ 14A,14B,14C……光源コネクタ 15……光源コネクタ受け 41……ランプ、43……回転フィルタ 46a,46b……端子 47a,47b……端子 49……検知回路、50……制御回路 45……フィルタ移動装置

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】面順次式の撮像手段を備えた第1のスコー
    プと、カラーモザイク式の撮像手段を備えた第2のスコ
    ープと、肉眼観察が可能な第3のスコープと、前記第1
    のスコープ及び第2のスコープに対する信号処理を行う
    信号処理手段と、前記各スコープが接続可能で、前記第
    1のスコープに適合する面順次光と前記第2のスコープ
    及び第3のスコープに適合する白色光とを出力可能な光
    源装置と、前記光源装置に対する第1のスコープの接続
    と前記光源装置に対する第2のスコープまたは第3のス
    コープの接続の少なくとも一方を検知する接続検知手段
    と、前記接続検知手段の出力に応じて、前記第1のスコ
    ープが接続されたときには面順次光を出力し、前記第2
    のスコープまたは第3のスコープが接続されたときには
    白色光を出力するように、前記光源装置を制御する光源
    制御手段とを備えたことを特徴とする内視鏡システム。
  2. 【請求項2】前記光源装置は、白色光を出射する光源
    と、この光源からの光路に挿脱自在に設けられ、面順次
    の各色光を順次透過可能なフィルタとを備え、前記光源
    制御手段は、前記光源装置に前記第1のスコープが接続
    されたときには前記フィルタを前記光源からの光路上に
    介装し、一方、前記光源装置に前記第2のスコープまた
    は第3のスコープが接続されたときには前記フィルタを
    前記光源からの光路から退避させるフィルタ移動手段を
    備えていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の内視鏡システム。
  3. 【請求項3】前記光源装置は、白色光を出射すると光源
    と、この光源からの光路上に配設され、白色光透過部を
    有し且つ面順次の各色光を順次透過可能なフィルタとを
    備え、前記光源制御手段は、前記光源装置に前記第1の
    スコープが接続されたときには前記フィルタを駆動して
    面順次光を出射させ、一方、前記光源装置に前記第2の
    スコープまたは第3のスコープが接続されたときには前
    記フィルタを前記白色光透過部が前記光源からの光路上
    に介装される位置で停止させるフィルタ駆動手段を備え
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の内
    視鏡システム。
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