JPH0791511A - オートテンショナ - Google Patents
オートテンショナInfo
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- JPH0791511A JPH0791511A JP23808393A JP23808393A JPH0791511A JP H0791511 A JPH0791511 A JP H0791511A JP 23808393 A JP23808393 A JP 23808393A JP 23808393 A JP23808393 A JP 23808393A JP H0791511 A JPH0791511 A JP H0791511A
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- arm
- pulley
- stopper
- base plate
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H7/0848—Means for varying tension of belts, ropes, or chains with means for impeding reverse motion
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
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- F16H2007/0812—Fluid pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
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- F16H7/0848—Means for varying tension of belts, ropes, or chains with means for impeding reverse motion
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プーリ支持部と油圧緩衝機構を備えるオート
テンショナにおいて、装置の高さ寸法をコンパクトに
し、取付けスペースに余裕のない場合にも装着できるよ
うにする。 【構成】 エンジンブロック１にベースプレート２を介
してアーム３を揺動可能に取付け、そのアーム３に、プ
ーリ支持軸と、油圧緩衝機構１２を内蔵するシリンダ１
１を並列状態で一体に設け、シリンダ１１から出没する
作動ロッド２０を、ベースプレート２に設けたストッパ
２６に当接させる。
テンショナにおいて、装置の高さ寸法をコンパクトに
し、取付けスペースに余裕のない場合にも装着できるよ
うにする。 【構成】 エンジンブロック１にベースプレート２を介
してアーム３を揺動可能に取付け、そのアーム３に、プ
ーリ支持軸と、油圧緩衝機構１２を内蔵するシリンダ１
１を並列状態で一体に設け、シリンダ１１から出没する
作動ロッド２０を、ベースプレート２に設けたストッパ
２６に当接させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンのタイミン
グベルトやタイミングチェーン、又は補機駆動用のベル
ト等の張力を調整するためのオートテンショナに関する
ものである。
グベルトやタイミングチェーン、又は補機駆動用のベル
ト等の張力を調整するためのオートテンショナに関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】この種のベルト等の張力調整を行なうオ
ートテンショナとして、従来、図８及び図９に示すよう
な構造のものがある。
ートテンショナとして、従来、図８及び図９に示すよう
な構造のものがある。
【０００３】この装置は、エンジンブロック等の固定部
材３１に、プーリ３２を回転自在に支承する転がり軸受
３３と、その転がり軸受３３に対し偏心した孔３４を有
し、転がり軸受３３の内輪に一体固定される揺動軸３５
と、作動ロッド３６を進退自在に収容する油圧緩衝機構
を内蔵したシリンダ３７とを固定し、このシリンダ３７
から突出する油圧緩衝機構の作動ロッド３６を、揺動軸
３５の端部に突設されたストッパ３８に当接させてい
る。
材３１に、プーリ３２を回転自在に支承する転がり軸受
３３と、その転がり軸受３３に対し偏心した孔３４を有
し、転がり軸受３３の内輪に一体固定される揺動軸３５
と、作動ロッド３６を進退自在に収容する油圧緩衝機構
を内蔵したシリンダ３７とを固定し、このシリンダ３７
から突出する油圧緩衝機構の作動ロッド３６を、揺動軸
３５の端部に突設されたストッパ３８に当接させてい
る。
【０００４】上記の構造では、プーリ３２がベルト張力
の弛む方向に回転すると、作動ロッド３６が急速に突出
してストッパ３８とのすき間を埋め、逆にベルト張力が
増大し、揺動軸３５のストッパ３８から作動ロッド３６
を押し込む方向に力が加わると、油圧緩衝機構の緩衝効
果によって作動ロッド３６が緩やかに押し込まれ、ベル
ト張力を一定に保持する。
の弛む方向に回転すると、作動ロッド３６が急速に突出
してストッパ３８とのすき間を埋め、逆にベルト張力が
増大し、揺動軸３５のストッパ３８から作動ロッド３６
を押し込む方向に力が加わると、油圧緩衝機構の緩衝効
果によって作動ロッド３６が緩やかに押し込まれ、ベル
ト張力を一定に保持する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
装置は、油圧緩衝機構を内蔵したシリンダ３７の作動ロ
ッド３６を揺動軸３５の端部に突設したストッパ３８に
当接させるために、プーリ３２と固定部材３１の表面の
間に、シリンダ３７が入り込めるだけの間隔Ｇが必要で
あり、その分だけ調整装置の高さ寸法が大きくなる。
装置は、油圧緩衝機構を内蔵したシリンダ３７の作動ロ
ッド３６を揺動軸３５の端部に突設したストッパ３８に
当接させるために、プーリ３２と固定部材３１の表面の
間に、シリンダ３７が入り込めるだけの間隔Ｇが必要で
あり、その分だけ調整装置の高さ寸法が大きくなる。
【０００６】このため、ベルトとエンジンブロック間で
寸法にあまり余裕のないエンジンでは、上記従来の装置
の取付けが難しくなるという問題があった。
寸法にあまり余裕のないエンジンでは、上記従来の装置
の取付けが難しくなるという問題があった。
【０００７】そこで、この発明は上記の問題を解決し、
コンパクトな高さ寸法でプーリ支持部と油圧緩衝機構を
一体に形成できるオートテンショナを提供することを目
的としている。
コンパクトな高さ寸法でプーリ支持部と油圧緩衝機構を
一体に形成できるオートテンショナを提供することを目
的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、固定部材に揺動可能に取付けられるア
ームに、プーリを回転可能に支持するプーリ支持軸と、
油圧緩衝機構を内蔵したシリンダとをそれぞれアームの
揺動支点とは異なる位置に設け、上記シリンダより出没
自在とした油圧緩衝機構の作動ロッドを、固定部材に設
けたストッパに当接させたのである。
め、この発明は、固定部材に揺動可能に取付けられるア
ームに、プーリを回転可能に支持するプーリ支持軸と、
油圧緩衝機構を内蔵したシリンダとをそれぞれアームの
揺動支点とは異なる位置に設け、上記シリンダより出没
自在とした油圧緩衝機構の作動ロッドを、固定部材に設
けたストッパに当接させたのである。
【０００９】
【作用】上記の構造では、プーリと、油圧緩衝機構を内
蔵するシリンダとが一体に揺動し、作動ロッドが固定部
材のストッパに当接して緩衝機能を発揮する。この構造
では、プーリとシリンダを同一平面内に並列配置するこ
とができ、オートテンショナの高さ寸法を小さくするこ
とができる。
蔵するシリンダとが一体に揺動し、作動ロッドが固定部
材のストッパに当接して緩衝機能を発揮する。この構造
では、プーリとシリンダを同一平面内に並列配置するこ
とができ、オートテンショナの高さ寸法を小さくするこ
とができる。
【００１０】
【実施例】図１乃至図２は、この発明の第１の実施例を
示している。エンジンブロック１の表面には、ベースプ
レート２が取付けられ、そのベースプレート２の表面に
アーム３が取付けられている。
示している。エンジンブロック１の表面には、ベースプ
レート２が取付けられ、そのベースプレート２の表面に
アーム３が取付けられている。
【００１１】このアーム３の一端には、ベースプレート
２を貫通してエンジンブロック１に固定される支点ボル
ト４が取付けられ、この支点ボルト４とその外側に嵌合
した軸受５により、アーム３は支点ボルト４を支点とし
て揺動するようになっている。
２を貫通してエンジンブロック１に固定される支点ボル
ト４が取付けられ、この支点ボルト４とその外側に嵌合
した軸受５により、アーム３は支点ボルト４を支点とし
て揺動するようになっている。
【００１２】また、ベースプレート２は、端部に形成し
た長孔６に取付ボルト７が取付けられ、この取付ボルト
７と支点ボルト４によりエンジンブロック１に固定され
ている。
た長孔６に取付ボルト７が取付けられ、この取付ボルト
７と支点ボルト４によりエンジンブロック１に固定され
ている。
【００１３】上記アーム３には、支点ボルト４に対向し
てプーリ支持軸８が一体に設けられ、このプーリ支持軸
８に、軸受９を介してプーリ１０が回転自在に取付けら
れている。
てプーリ支持軸８が一体に設けられ、このプーリ支持軸
８に、軸受９を介してプーリ１０が回転自在に取付けら
れている。
【００１４】また、上記プーリ支持軸８の側方のアーム
３表面には、油圧緩衝機構１２を内蔵した円筒状のシリ
ンダ１１が一体に設けられている。この油圧緩衝機構１
２は、シリンダ１１内に設けたスリーブ１３にプランジ
ャ１４を摺動可能に挿入し、そのプランジャ１４によっ
てシリンダ１１内部の作動油室１５を圧力室１６とリザ
ーバ室１７に区分けし、プランジャ１４に、圧力室１６
とリザーバ室１７を連通する通路１８を設け、その通路
１８に、圧力室１６側の作動油圧力がリザーバ室１７側
より増大したとき通路１８を閉鎖するチェックバルブ１
９を設けている。
３表面には、油圧緩衝機構１２を内蔵した円筒状のシリ
ンダ１１が一体に設けられている。この油圧緩衝機構１
２は、シリンダ１１内に設けたスリーブ１３にプランジ
ャ１４を摺動可能に挿入し、そのプランジャ１４によっ
てシリンダ１１内部の作動油室１５を圧力室１６とリザ
ーバ室１７に区分けし、プランジャ１４に、圧力室１６
とリザーバ室１７を連通する通路１８を設け、その通路
１８に、圧力室１６側の作動油圧力がリザーバ室１７側
より増大したとき通路１８を閉鎖するチェックバルブ１
９を設けている。
【００１５】また、プランジャ１４に作動ロッド２０を
結合し、作動ロッド２０の段部に係合したウェアリング
２１とスリーブ１３の上端部との間に、リターンスプリ
ング２２を組込み、このリターンスプリング２２によ
り、プランジャ１４と作動ロッド２０にシリンダ１１か
ら外向きに突出する方向のバネ力を与えている。
結合し、作動ロッド２０の段部に係合したウェアリング
２１とスリーブ１３の上端部との間に、リターンスプリ
ング２２を組込み、このリターンスプリング２２によ
り、プランジャ１４と作動ロッド２０にシリンダ１１か
ら外向きに突出する方向のバネ力を与えている。
【００１６】また、圧力室１６には、リテーナ２３とプ
ランジャ１４と作動ロッド２０を結合するバネ２４を組
込み、シリンダ１１の開口部にオイルシール２５を設け
ている。
ランジャ１４と作動ロッド２０を結合するバネ２４を組
込み、シリンダ１１の開口部にオイルシール２５を設け
ている。
【００１７】さらに、上記ベースプレート２におけるシ
リンダ１１と対向する側縁には、ストッパ２６が立設さ
れ、そのストッパ２６に、油圧緩衝機構１２の作動ロッ
ド２０を当接させている。
リンダ１１と対向する側縁には、ストッパ２６が立設さ
れ、そのストッパ２６に、油圧緩衝機構１２の作動ロッ
ド２０を当接させている。
【００１８】実施例のオートテンショナは上記のような
構造であり、ベルトＡの張力が増大し、プーリ１０とア
ーム３が、図１において支点ボルト４を支点として右回
りに揺動すると、アーム３とシリンダ１１が一体で回転
するため、作動ロッド２０がストッパ２６に向かって押
圧され、その圧力でシリンダ１１内部に押し込まれよう
とする。この場合、プランジャ１４が圧力室１６に押し
込まれようとすると、圧力室１６の圧力が増大してチェ
ックバルブ１９が通路１８を閉鎖するため、圧力室１６
の作動油がプランジャ１４とシリンダ１１のすき間から
リザーバ室１７にリークし、プランジャ１４と作動ロッ
ド２０の動きを緩衝する。このため、アーム３とプーリ
１０はゆっくりと揺動し、ベルト張力の増大に対応す
る。
構造であり、ベルトＡの張力が増大し、プーリ１０とア
ーム３が、図１において支点ボルト４を支点として右回
りに揺動すると、アーム３とシリンダ１１が一体で回転
するため、作動ロッド２０がストッパ２６に向かって押
圧され、その圧力でシリンダ１１内部に押し込まれよう
とする。この場合、プランジャ１４が圧力室１６に押し
込まれようとすると、圧力室１６の圧力が増大してチェ
ックバルブ１９が通路１８を閉鎖するため、圧力室１６
の作動油がプランジャ１４とシリンダ１１のすき間から
リザーバ室１７にリークし、プランジャ１４と作動ロッ
ド２０の動きを緩衝する。このため、アーム３とプーリ
１０はゆっくりと揺動し、ベルト張力の増大に対応す
る。
【００１９】逆に、ベルトＡの張力が減少し、プーリ１
０とアーム３が図１の左回りに揺動すると、シリンダ１
１がストッパ２６から離れるように揺動し、作動ロッド
２０がリターンスプリング２２のバネ力によって外側に
突出しようとする。この場合、プランジャ１４の上昇に
より圧力室１６の圧力が減少し、チェックバルブ１９が
通路１８を開放するため、リザーバ室１７の作動油が通
路１８を通って圧力室１６に移動し、作動ロッド２０が
急速に突出してストッパ２６との間のすき間を埋める。
このとき、アーム３とプーリ１０は、作動ロッド２０と
ストッパ２６の間に作用する押圧力と、リターンスプリ
ング２２のバネ力とがバランスした位置で停止する。
０とアーム３が図１の左回りに揺動すると、シリンダ１
１がストッパ２６から離れるように揺動し、作動ロッド
２０がリターンスプリング２２のバネ力によって外側に
突出しようとする。この場合、プランジャ１４の上昇に
より圧力室１６の圧力が減少し、チェックバルブ１９が
通路１８を開放するため、リザーバ室１７の作動油が通
路１８を通って圧力室１６に移動し、作動ロッド２０が
急速に突出してストッパ２６との間のすき間を埋める。
このとき、アーム３とプーリ１０は、作動ロッド２０と
ストッパ２６の間に作用する押圧力と、リターンスプリ
ング２２のバネ力とがバランスした位置で停止する。
【００２０】上記の構造では、アーム３に、プーリ支点
軸８とプーリ１０、及び油圧緩衝機構１２を内蔵したシ
リンダ１１を同一高さで並列に配置したので、オートテ
ンショナ全体の取付け高さを低くすることができる。こ
のため、エンジンブロック１とベルトＡの間に寸法上の
余裕が無い場合でも、支障なく装置を取付けることがで
きる。
軸８とプーリ１０、及び油圧緩衝機構１２を内蔵したシ
リンダ１１を同一高さで並列に配置したので、オートテ
ンショナ全体の取付け高さを低くすることができる。こ
のため、エンジンブロック１とベルトＡの間に寸法上の
余裕が無い場合でも、支障なく装置を取付けることがで
きる。
【００２１】また、ベースプレート２の上にストッパ２
６を設けているので、エンジンブロック１の端部などで
ストッパの設置が難しい場所においても、ベースプレー
ト２を取付けるボルト穴の加工をエンジンブロックに施
せば、オートテンショナを簡単に取付けることができ
る。
６を設けているので、エンジンブロック１の端部などで
ストッパの設置が難しい場所においても、ベースプレー
ト２を取付けるボルト穴の加工をエンジンブロックに施
せば、オートテンショナを簡単に取付けることができ
る。
【００２２】図４乃至図６は第２の実施例を示してい
る。この例では、アーム３とエンジンブロック１の間に
ベースプレートを設けず、支点ボルト４によりアーム３
を直接エンジンブロック１に取付けている。
る。この例では、アーム３とエンジンブロック１の間に
ベースプレートを設けず、支点ボルト４によりアーム３
を直接エンジンブロック１に取付けている。
【００２３】また、エンジンブロック１にストッパピン
２７を設け、このストッパピン２７に油圧緩衝機構１２
の作動ロッド２０を当接させている。
２７を設け、このストッパピン２７に油圧緩衝機構１２
の作動ロッド２０を当接させている。
【００２４】他の構造や作用は、前述した第１の実施例
と同じであるため、同一の部品には同一の符号を付して
説明を省略する。
と同じであるため、同一の部品には同一の符号を付して
説明を省略する。
【００２５】図７は第３の実施例を示す。この例の構造
と上記第１の実施例の構造とは、アーム３とエンジンブ
ロック１の間にベースプレート２を介在させたこと、及
びベースプレート２にストッパ２６を設けた点は同じで
あるが、シリンダ１１に内蔵した油圧緩衝機構１２の構
造の上で違いがある。
と上記第１の実施例の構造とは、アーム３とエンジンブ
ロック１の間にベースプレート２を介在させたこと、及
びベースプレート２にストッパ２６を設けた点は同じで
あるが、シリンダ１１に内蔵した油圧緩衝機構１２の構
造の上で違いがある。
【００２６】すなわち、この例の油圧緩衝機構１２で
は、シリンダ１１とスリーブ１３の間に環状のすき間２
８を設け、このすき間２８にリターンスプリング２２を
嵌め込んでおり、これにより、シリンダ１１と油圧緩衝
機構１２の全長を短くし、揺動するアーム３全体の重量
を軽減している。このようにアーム３の慣性重量を軽減
すると、油圧緩衝機構１２の緩衝力の追従性が大きく向
上し、プーリ１０と一体のシリンダ１１に対してベルト
Ａから高周波振動が作用しても、安定した張力調整の機
能を維持することができる。
は、シリンダ１１とスリーブ１３の間に環状のすき間２
８を設け、このすき間２８にリターンスプリング２２を
嵌め込んでおり、これにより、シリンダ１１と油圧緩衝
機構１２の全長を短くし、揺動するアーム３全体の重量
を軽減している。このようにアーム３の慣性重量を軽減
すると、油圧緩衝機構１２の緩衝力の追従性が大きく向
上し、プーリ１０と一体のシリンダ１１に対してベルト
Ａから高周波振動が作用しても、安定した張力調整の機
能を維持することができる。
【００２７】
【効果】以上のように、この発明は、揺動するアームに
プーリ支持軸と油圧緩衝機構を内蔵したシリンダを一体
に設け、プーリとシリンダが一体に揺動して張力調整を
行なうので、プーリとシリンダを並列に配置して装置の
高さ寸法をコンパクトに形成することができ、取付けス
ペースに余裕のない場所にも支障なく装着することがで
きる。
プーリ支持軸と油圧緩衝機構を内蔵したシリンダを一体
に設け、プーリとシリンダが一体に揺動して張力調整を
行なうので、プーリとシリンダを並列に配置して装置の
高さ寸法をコンパクトに形成することができ、取付けス
ペースに余裕のない場所にも支障なく装着することがで
きる。
【図１】第１の実施例を示す一部縦断正面図
【図２】図１のII−II線に沿った縦断側面図
【図３】図１のIII −III 線から見た側面図
【図４】第２の実施例を示す一部縦断正面図
【図５】図４のＶ−Ｖ線に沿った縦断側面図
【図６】図４のVI−VI線から見た側面図
【図７】第３の実施例を示す一部縦断正面図
【図８】従来例を示す側面図
【図９】図８のIX−IX線からみた底面図
１ エンジンブロック ２ ベースプレート ３ アーム ４ 支点ボルト ８ プーリ支持軸 １０ プーリ １１ シリンダ １２ 油圧緩衝機構 １３ スリーブ １４ プランジャ １５ 作動油圧 １６ 圧力室 １７ リザーバ室 １８ 通路 １９ チェックバルブ ２０ 作動ロッド ２２ リターンスプリング ２６ ストッパ ２７ ストッパピン
Claims (2)
- 【請求項１】 固定部材に揺動可能に取付けられるアー
ムに、プーリを回転可能に支持するプーリ支持軸と、油
圧緩衝機構を内蔵したシリンダとをそれぞれアームの揺
動支点とは異なる位置に設け、上記シリンダより出没自
在とした油圧緩衝機構の作動ロッドを固定部材に設けた
ストッパに当接させたオートテンショナ。 - 【請求項２】 上記アームを取付ける固定部材を、他の
固定部材に対して着脱可能とした請求項１に記載のオー
トテンショナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23808393A JP3347194B2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | オートテンショナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23808393A JP3347194B2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | オートテンショナ |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002182725A Division JP3955501B2 (ja) | 2002-06-24 | 2002-06-24 | オートテンショナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0791511A true JPH0791511A (ja) | 1995-04-04 |
| JP3347194B2 JP3347194B2 (ja) | 2002-11-20 |
Family
ID=17024913
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23808393A Expired - Fee Related JP3347194B2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | オートテンショナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3347194B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010112426A (ja) * | 2008-11-05 | 2010-05-20 | Ntn Corp | 油圧式オートテンショナおよびベルト伝動装置 |
| JP2011226564A (ja) * | 2010-04-20 | 2011-11-10 | Ntn Corp | 油圧式オートテンショナおよびベルト伝動装置 |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP23808393A patent/JP3347194B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010112426A (ja) * | 2008-11-05 | 2010-05-20 | Ntn Corp | 油圧式オートテンショナおよびベルト伝動装置 |
| JP2011226564A (ja) * | 2010-04-20 | 2011-11-10 | Ntn Corp | 油圧式オートテンショナおよびベルト伝動装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3347194B2 (ja) | 2002-11-20 |
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