JPH0791480B2 - 塩基性モノアゾまたはジスアゾ化合物 - Google Patents

塩基性モノアゾまたはジスアゾ化合物

Info

Publication number
JPH0791480B2
JPH0791480B2 JP61191799A JP19179986A JPH0791480B2 JP H0791480 B2 JPH0791480 B2 JP H0791480B2 JP 61191799 A JP61191799 A JP 61191799A JP 19179986 A JP19179986 A JP 19179986A JP H0791480 B2 JPH0791480 B2 JP H0791480B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
substituted
hydrogen
group
hydroxy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61191799A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6241268A (ja
Inventor
ドレ ジャッキー
ペドラッツィ ラインハルト
Original Assignee
サンド アクチエンゲゼルシヤフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サンド アクチエンゲゼルシヤフト filed Critical サンド アクチエンゲゼルシヤフト
Publication of JPS6241268A publication Critical patent/JPS6241268A/ja
Publication of JPH0791480B2 publication Critical patent/JPH0791480B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B44/00Azo dyes containing onium groups
    • C09B44/02Azo dyes containing onium groups containing ammonium groups not directly attached to an azo group
    • C09B44/08Azo dyes containing onium groups containing ammonium groups not directly attached to an azo group from coupling components containing heterocyclic rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B43/00Preparation of azo dyes from other azo compounds
    • C09B43/12Preparation of azo dyes from other azo compounds by acylation of amino groups
    • C09B43/136Preparation of azo dyes from other azo compounds by acylation of amino groups with polyfunctional acylating agents
    • C09B43/16Preparation of azo dyes from other azo compounds by acylation of amino groups with polyfunctional acylating agents linking amino-azo or cyanuric acid residues
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P1/00General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed
    • D06P1/41General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using basic dyes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S8/00Bleaching and dyeing; fluid treatment and chemical modification of textiles and fibers
    • Y10S8/916Natural fiber dyeing
    • Y10S8/918Cellulose textile
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S8/00Bleaching and dyeing; fluid treatment and chemical modification of textiles and fibers
    • Y10S8/916Natural fiber dyeing
    • Y10S8/919Paper

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Coloring (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Polymerization Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスルホン酸基を含む塩基性モノアゾまたはジス
アゾ化合物に関する。これらの化合物は金属を含まない
形または1:1銅錯塩形にあり、または分子内塩形または
分子外塩形にあってもよい塩またはこれらの化合物また
は錯塩の混合物であってよい。これらは染料として用い
るのに適する。
本発明によれば、分子内塩形または分子外塩形にあって
もよい、金属を含まない形のまたは1:1銅錯塩形の、下
記式Iで示される化合物が提供される。
上式中、nは0または1を表し、R1はそれぞれ独立に水
素、ハロゲン、ニトロ、C1〜4アルキル、C1〜4
ルコキシ、−NHCOC1〜4アルキル、−SO2NR3R4、−CON
R4C6H5または−NHCOC6H5を表し、R2は水素、ヒドロキ
シ、ハロゲン、ニトロ、C1〜4アルキル、C1〜4
ルコキシ、−NHCOC1〜4アルキルまたは−NHCONR3R4
表し、R3はそれぞれ独立に水素、C1〜4アルキル、ま
たはヒドロキシ、ハロゲン、シアノもしくはC1〜4
ルコキシによりモノ置換されたC1〜4アルキルを表
し、R4はそれぞれ独立に水素またはC1〜4アルキルを
表し、Qはそれぞれ独立に−O−,−S−もしくは−N
(R4)−が介在していてもよいC2〜6アルキレン、1
個または2個のヒドロキシ基により置換されたC3〜6
アルキレン、または−*NHCOCH2−(*印を付した原子
が−NR4−基に結合している)を表し、Xは−NR5R6また
は−N R7R8R9An を表し、R5およびR6はそれぞれ独立
に水素;C1〜6アルキル;ヒドロキシまたはシアノによ
りモノ置換されたC2〜6アルキル;フェニルまたはフ
ェニルC1〜4アルキル(これらの基のフェニル基は置
換されていないかまたは塩素、C1〜4アルキルおよび
1〜4アルコキシから選ばれる3個までの基により置
換されている);または置換されていないかまたは1〜
3個のC1〜4アルキル基により置換されたC5〜6
クロアルキルを表し、またR5およびR6はそれらが結合し
ている窒素原子と一緒になって、1〜3個のヘテロ原子
を含み、置換されていないかまたはC1〜4アルキルお
よびヒドロキシもしくはアミノによりモノ置換されたC
2〜4アルキルから選ばれる1〜3個の基により置換さ
れた、5または6員の飽和または不飽和環を形成してい
てもよく、R7およびR8はそれぞれ独立に水素以外のR5
よびR6に規定した非環式基または環式基に同一のものを
表し、R9はC1〜4アルキルまたはベンジルを表し、ま
たはR7、R8およびR9はそれらが結合している窒素原子と
一緒になって置換されていないかまたは1または2個の
メチル基により置換されたピリジニウム基を形成してい
てもよく、An は非発色性のアニオンを表す。
R1およびR2を有するフェニル基において、R1およびR2
一方がC−N=Nナフトール基に対してオルソ位にあ
り、かつヒドロキシまたはC1〜4アルコキシの如き金
属化可能な基であるか、または解離されるべき水素また
はハロゲンである場合、式Iの化合物は金属が2個の酸
素原子を介して結合している1:1銅錯塩形にあってよ
い。
好ましくは、式Iの化合物は金属を含まないものであ
る。
好ましくは、nは0である。
nが0である金属を含まない式Iの化合物が特に好まし
い。
この明細書において、ハロゲンは弗素、塩素または臭
素、さらに好ましくは塩素または臭素、特に塩素を意味
する。
存在するいかなるアルキルまたはアルキレンも特記しな
い限り直鎖または分子鎖である。
窒素原子に結合しているいかなるヒドロキシ−もしくは
アルコキシ−置換アルキルもしくはアルキレン基におい
ても、ヒドロキシまたはアルコキシ基はC1原子以外の炭
素原子に結合している。2個のヒドロキシ基により置換
されたいかなるアルキレン基においても、ヒドロキシ基
は異なる炭素原子に結合している。R1またはR2としての
いかなるハロゲンも好ましくは塩素である。いかなるア
ルキルまたはアルコキシ基も好ましくは1または2個の
炭素原子を含みメチルまたはメトキシであるのが最も好
ましい。いかなるアシルアミノ基も好ましくはアセトア
ミドである。
R3としてのいかなるアルキルも好ましくは1または2個
の炭素原子を含み、さらに好ましくはメチルである。い
かなる置換アルキルも好ましくは直鎖または分枝鎖C
1〜3アルキルであり、好ましくはヒドロキシ、塩素お
よびシアノから選ばれる1個の基を含むものであり、最
も好ましくはヒドロキシによりモノ置換されているもの
である。
R3は好ましくはR3a即ちそれぞれ独立に水素、メチル、
エチルまたは2−ヒドロキシエチルである。最も好まし
くはR3は水素である。
R4としてのいかなるアルキルも好ましくはメチルであ
る。
R4は好ましくはR4a即ち、それぞれ独立に水素またはメ
チル、特に水素である。
R1は好ましくはR1a即ちそれぞれ独立に水素、塩素、ニ
トロ、C1〜2アルキル、C1〜2アルコキシ、−NHCO
CH3,−SO2NR3aR4a,−CONR4aC6H5または−NHCOC6H5であ
る。さらに好ましくは、R1はR1b即ちそれぞれ独立に水
素、塩素、ニトロ、メチル、メトキシまたは−NHCOCH3
である。さらに好ましくはR1はR1c即ちそれぞれ独立に
水素、メチルまたはメトキシである。最も好ましくは、
R1は水素である。
R2は好ましくはR2a即ち水素、ヒドロキシ、C1〜2
ルキル、C1〜2アルコキシ、−NHCOCH3または−NHCON
H2である。さらに好ましくはR2はR2b即ち水素、ヒドロ
キシ、C1〜2アルキルまたはC1〜2アルコキシであ
る。さらに好ましくは、R2はR2c即ち水素、メチルまた
はメトキシである。最も好ましくはR2はメトキシであ
る。
ナフトール基において、スルホ基は好ましくは3位置で
あり、置換されたアミン基は好ましくは6位置にある。
Qとしてのいかなるアルキレンも好ましくは または である。
アルキレンとしてのQがヘテロ原子により中断されてい
る場合、これは好ましくは基 −(CH22〜3−Y−(CH22〜3−であり、ここで
Yは−O−または−N(R4a)−である。最も好ましく
は−(CH2−NH−(CH2−である。
Qは好ましくはQa即ちそれぞれ独立にC2〜4アルキレ
ン、モノヒドロキシ置換C3〜4アルキレンまたは基−
(CH22〜3−Y−(CH22〜3−である。さらに好
ましくは、QはQb即ちそれぞれ独立に−(CH22〜3
−、 または−(CH2−NH−(CH2−である。
最も好ましくは、QはQc即ち−(CH22〜3−または であり、あるいはXはNH2以外である場合、QはQd即ち
−(CH22〜3−である。
R5またはR6としてのいかなるアルキルも好ましくはC
1〜4アルキルであり特にメチルまたはエチルである。
いかなる置換アルキルも好ましくは2または3位置にお
いてシアノまたはヒドロキシによりモノ置換されたエチ
ルまたはプロピル基である。
R5またはR6としてのいかなるフェニル基またはフェニル
アルキル基においても、各フェニル環は好ましくは置換
されていないかまたは塩素、メチルおよびメトキシから
選ばれる1個または2個の基により置換されており、さ
らに好ましくはこのフェニル環は置換されていない。最
も好ましくは、フェニルアルキル基はフェニル環が置換
されていないベンジルである。
R5またはR6としてのいかなるシクロアルキルも好ましく
シクロヘキシルである。いかなるアルキル置換シクロア
ルキルも好ましくは1〜3個のメチル基により置換され
たシクロヘキシルである。
R5およびR6がそれらが結合している窒素原子と一緒にな
って複素環を形成している場合、これは好ましくはピロ
リジン、ピペリジン、モルホリン、ピペラジンまたはN
−メチルピペラジン基である。
最も好ましくは、R5およびR6は同一である。
R5およびR6は好ましくはR5aおよびR6a即ちR5aおよびR6a
はそれぞれ独立に水素、C1〜6アルキル、ヒドロキシ
2〜3アルキルまたはベンジルであり、またはR5a
よびR6aはそれらが結合している窒素原子と一緒になっ
て、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、ピペラジン
またはN−メチルピペラジン基を形成している。さらに
好ましくは、これらはR5bおよびR6b即ちR5bおよびR6b
同一であり、R5bおよびR6bはそれぞれ水素、C1〜4
ルキルまたは2−ヒドロキシエチルでありまたはR5b
よびR6bはそれらが結合している窒素原子と一緒になっ
て、ピペリジン、モルホリン、ピペラジンまたはN−メ
チルピペラジン基を形成している。
最も好ましくは、R5およびR6はR5cおよびR6c、即ちR5c
およびR6cは同一であって、それぞれ水素、メチルまた
はエチルである。
好ましくはR7およびR8は同一である。
R7およびR8は好ましくはR7aおよびR8a即ちそれぞれ独立
にC1〜6アルキルまたはヒドロキシC2〜3アルキル
であり、またはR7aおよびR8aはR9とおよびR7a、R8aおよ
びR9が結合している窒素原子と一緒になって、置換され
ていないかまたは1個または2個のメチル基により置換
されたピリジニウム環を形成している。さらに好ましく
は、これらはR7bおよびR8b、即ちR7bおよびR8bは同一で
あって、それぞれC1〜4アルキルまたは2−ヒドロキ
シエチルを表し、またはR9とおよびR7b、R8bおよびR9
結合している窒素原子と一緒になって、置換されていな
いかまたはメチルによりモノ置換されたピリジニウム環
を形成している。最も好ましくはR7およびR8はR7cおよ
びR8c、即ちR7cおよびR8cは同一であって、それぞれメ
チルまたはエチルである。
R9としてのいかなるアルキルも好ましくはメチルまたは
エチルであり、特にメチルである。
R9は好ましくはR9a即ちメチル、エチルまたはベンジル
であるか、またはR7aおよびR8aとおよびR7a、R8aおよび
R9aが結合している窒素原子と一緒になって、置換され
ていないかまたは1個または2個のメチル基により置換
されているピリジニウム環を形成している。さらに好ま
しくは、これはR9b即ちメチル、エチルまたはベンジル
であるか、またはR7bおよびR8bとおよびR7b、R8bおよび
R9bが結合している窒素原子と一緒になって、置換され
ていないかまたはメチルによりモノ置換されたピリジニ
ウム環を形成している。
Xは好ましくはXa即ち−NR5aR6aまたは−N R7aR8aR9a
An 、さらに好ましくはXb即ち−NR5bR6bまたは−N R
7bR8bR9bAn 、最も好ましくはXc即ち−NR5cR6cであ
る。
本発明に係る好ましい化合物は下記式Iaに相当する。
これらの化合物は金属を含まず、分子内塩または分子外
塩形にある。
さらに好ましいものは金属を含まない。式Iaにおいて、 (1) R1bがそれぞれ独立にR1cである化合物、 (2) R1bがそれぞれ水素であり、メトキシであるR2c
がアゾ基に対してo−位置またはp−位置(nが0であ
る場合)である化合物、 (3) nが0であり、R2cがアゾ基に対してo−また
はp−位置、特にo−位置に結合しているメトキシであ
る上記(2)の化合物、 (4) −Qb−Xbは−Qc−Xcである化合物、 (5) −Qb−Xbは−Qd−Xcである上記(4)の化合
物、 (6) −Qb−NH2が−Qc−NH2であり、−Qb−Xbが−Qc
−NH2であり、これらの基−Qc−NH2が同一である上記
(1)〜(4)の化合物、 である。
通常、式Iの化合物において、スルホン酸基はイオン化
されており、SO3 として存在する。これは塩基性アミ
ノ基−Q−NH2とまたは塩基性アミノ基−Q−Xととも
に分子内塩を形成していてもよく、またはアルカリ性条
件下に分子外塩を形成することもできる。分子内塩に関
与しないいかなる塩基性アミノ基も適当な酸との反応に
より分子外塩、例えば、酸付加塩を形成することができ
る。適当な酸の例は、塩酸、硫酸および燐酸のごとき鉱
酸または好ましくは蟻酸、酢酸、メトキシ酢酸、乳酸、
クエン酸、グリコール酸またはメタンスルホン酸のごと
き有機酸である。Xが第四級アンモニウム基 である場合、アニオンAn はいかなる非発色性の無機ま
たは有機アニオンであってもよく、例えば、塩基性染料
の化学に通常のものであってよい。適当なアニオンは塩
素、臭素、ヨウ素、乳酸、酢酸、プロピオン酸、クエン
酸、修酸、リンゴ酸、マレイン酸、コハク酸、メチル硫
酸、エチル硫酸および重硫酸アニオンを含む。
本発明はまた式Iの化合物の製造方法を提供する。この
方法は、下記式II、 〔上式中、R1、R2およびnは前記規定に同一のものを表
す〕 で示されるアミンのジアゾニウム塩を、下記式III、 〔上式中、R3、R4、QおよびXは前記規定に同一のもの
を表す〕 で示される化合物と反応させ、必要によりこのようにし
て得られた式Iの金属を含まない化合物を銅供与性化合
物と反応させることにより1:1銅錯塩に変成することを
含む。
ジアゾ化およびカップリングは通常の方法に従って行う
ことができる。カップリング反応は、有利には、0〜60
℃、好ましくは20〜50℃の温度範囲および3〜9、好ま
しくは4〜6のpH範囲において水性反応媒体中で行われ
る。
C−N=Nナフトール基の炭素原子に対してフェニル
基のオルソ位の一方が置換されていないかまたはハロゲ
ン、ヒドロキシまたはC1〜4アルコキシにより置換さ
れている式Iの金属を含まない化合物は、公知の方法に
従って1:1銅錯塩に変成することができる。この銅錯塩
化は、適当な式Iの金属を含まない化合物を、金属化さ
れるべきモノアゾ化合物の1等量当たり少なくとも1等
量の銅を与えるような量で用いられる、銅供与性化合物
と反応させることにより行われる。
1:1銅錯塩は、好ましくは40〜70℃およびpH4〜7におい
て銅(II)塩の存在下における、酸化銅錯塩化により、
または他の通常の酸化剤の存在下に銅粉末を用いて、ま
たは好ましくは銅(II)塩の存在下における、好ましく
は2〜6のpHおよび昇温乃至沸騰温度において金属酢酸
塩の添加により、または6〜11のpHおよび昇温乃至沸騰
温度においてアンモニア水溶液または脂肪族アミンの添
加により、脱メチル化銅錯塩化により、製造することが
できる。
このようにして得られた式Iの化合物は公知の方法に従
って単離することができる。
遊離塩基性基を含む式Iの化合物または錯塩は前述した
無機または有機酸と反応させることにより全体的にまた
は部分的に水溶性の塩に変成することができる。
出発化合物、式IIのアミンは公知であるかまたは入手可
能な出発原料から公知の方法に従って製造することので
きるものである。式IIIの化合物は塩化シアヌルの塩素
原子を段階的に置換し、これによって第1のおよび第2
の工程において塩化シアヌルを式IVおよびVのジアミン
とそれぞれ反応させることにより製造することができ
る。
上式中、R4、QおよびXは前記規定に同一のものを表
す。
同一のジアミノ基が導入されなければならない場合、こ
の第1のおよび第2の工程は一緒にされて1つの工程と
してもよい。これは0〜30℃の温度および好ましくはpH
4〜6において実施されるのがよい。
異なるジアミノ基が適切に導入されるべき場合には、第
1の工程において縮合反応に対してより高い選択性を示
すジアミンが用いられるであろう。両方の縮合工程は通
常の反応温度を用い、酸性反応媒体中、pHの上限を7と
して実施することができる。
最後の第3の工程においては、アミノナフトール成分と
の縮合は昇温およびpH2〜3において行われる。
式IVおよびVの出発化合物は公知であるかまたは入手可
能な出発原料から公知の方法によって製造することので
きるものである。
本発明に係る酸付加塩形または第四級アンモニウム塩形
の化合物または錯塩は、染料であり、アクリロニトリル
のホモポリマーまたは混合ポリマー、酸変性ポリエステ
ル、ポリアミド、例えば、ウール、皮革、木綿、大麻、
亜麻、シサル麻、ジュート、コイヤーおよびわら繊維の
如きじん皮繊維、再生セルロース繊維、ガラス繊維およ
び紙の如きカチオン可染性の材料の染色に有用である。
例えば、式Iの化合物は、公知の方法に従って、セルロ
ース、例えば、木綿からなるかまたはこれを含む繊維、
フィラメントおよび紡織繊維材料の染色または捺染に用
いることができる。木綿は、好ましくは、室温から沸騰
温度までの温度において、長浴または短浴から通常の吸
尽方法により染色される。捺染は、公知の方法により調
製される捺染糊で含浸することにより行うことができ
る。
これらの新規な化合物または錯塩は、また、低親和性の
植物なめし革を含む皮革ならびに種々の化学成分からな
るガラスまたはガラス製品の公知の方法に従う染色また
は捺染に用いることができる。また、これらの染料は通
常の方法に従うインクの製造に適する。
最も好ましくは、これらの染料は、紙の染色または捺
染、例えば、サイズまたは未サイズの木質を含まないま
たは木質の紙の製造に用いられる。これらはパルプ着色
紙またはサイズプレス中で染色された紙の製造に用いる
ことができる。同様に、これらの染料は浸漬プロセスに
よる紙の染色に用いることができる。紙の染色および捺
染は公知の方法により行われる。
染色物および捺染物特に紙に対して得られる染色物およ
び捺染物は良好な堅牢度特性を示す。
式Iの化合物は染色製剤に変成されてもよい。適当な液
体、好ましくは水性、または固体染色製剤への処理は、
一般に公知の方法により行うことができる。有利には染
料を鉱酸または有機酸、例えば、塩酸、硫酸、燐酸、蟻
酸、酢酸、乳酸、グリコール酸、クエン酸およびメタン
スルホン酸、ならびにホルムアミド、ジメチルホルムア
ミド、尿素、グリコールおよびそれらのエーテル、デキ
ストリンまたは硼酸とソルビットとの付加生成物の如き
適当な溶剤に溶解することにより、適当な液体染色製剤
を製造することができる。これらの溶剤は水とともに、
所望により助剤、例えば、安定剤を添加して用いること
もできる。このような製剤は、例えば、フランス特許明
細書1572030に記載されているようにして得ることがで
きる。
適当な液体染色製剤の例は下記のようなものである(部
は重量部)。
100部の酸付加塩形または第四級アンモニウム塩形の式
Iの化合物、 0〜10部の、好ましくは0〜1部の無機塩、 1〜100部の蟻酸、酢酸、乳酸、クエン酸の如き有機
酸、 100〜800部の水、 0〜500部の可溶化剤(例えば、エチレングリコール、
プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエ
チレングリコール、ヘキシレングリコールの如きグリコ
ール類、メチルセロソルブ、メチルカルビトール、ブチ
ルポリグリコールの如きグリコールエーテル類、尿素、
ホルムアミドおよびジメチルホルムアミド)。
有利には、固体染色製剤は、例えば、フランス特許明細
書1581900に記載された方法に従って、粉砕または、好
ましくは、粒状化により製造することができる。
適当な流出製剤は下記を含む(部は重量部)。
100部の酸付加塩形または第四級アンモニウム塩形の式
Iの化合物、0〜10部の、好ましくは0〜1部の無機
塩、0〜800部の標準化剤(好ましくはデキストリン、
砂糖、グリコースおよび尿素の如きノニオン剤)。
固体製剤は10%までの残留水分を含んでいてもよい。式
Iの化合物(対応する塩形の)は、特に冷水に対して良
好な溶解性を有する。また、高い直接性のために、これ
らの染料は実質的に定量的に吸尽し、良好なビルドアッ
プ力を示す。サイズ紙または未サイズ紙を製造する場
合、廃水は本質的に無色である。これらの染料はストッ
クに直接的に、即ち、予め溶解することなく、乾燥粉末
または流出として色の明るさまたはカラーイールドを損
なうことなく、添加することができる。サイズ紙の染色
物は、未サイズ紙の染色物と比較して、強度の減少を示
さない。これらの染料はまた、カラーイールドを損なう
ことなく軟水中で用いることができる。これらの染料は
紙に対して適用されたときにムラにならず、紙に対して
表裏異色を与える傾向がなく、フィラーやpHの変化に実
質的に影響されない。
本発明に係る化合物または錯塩により得られた紙染色物
は澄んだ明るいものであり、良好な堅牢度特性を有す
る。長時間日光に曝した場合、染色物の色相はトーンイ
ントーンで褪色する。紙条の染色物は高い浸潤堅牢度特
性を示し、水に対してばかりでなく、ミルク、果汁、甘
味漬されたミネラルウォタート、ニックウォーター、石
鹸溶液および塩化ナトリウム溶液、尿等に対しても堅牢
である。さらに、紙染色物は良好なアルコール堅牢度特
性を示す。
これらの新規染色により染色された紙は酸化漂白または
還元漂白することができ、これは廃紙および古紙の再生
にとって重要である。
これらの染料はまた木材パルプを含む紙の染色に用いる
ことができ、良好な堅牢度特性を有する均一な染色物が
得られる。さらに、これらの染料は公知の方法に従う加
工紙の製造に用いることができる。好ましくは、ピグメ
ント着色性のために染料とともに染色される、適当なフ
ィラー、例えば、カオリンが片面加工紙を与えるために
用いられる。
これらの新規な染料は組み合わせて染色に用いられるの
に適する。このようにして得られた染色物は良好な堅牢
度特性を有する。
下記の例は本発明をさらに説明するためのものである。
例中、特記しない限り、部および%は重量または容量で
示し、温度は摂氏度である。
例1 a)ジアゾ化 10.86部(0.088モル)の2−アミノ−1−メトキシベン
ゼンを40部の氷および25部の30%塩酸の混合物に添加し
た。25部の水中6.1部(0.088モル)の亜硝酸ナトリウム
の溶液を0〜5度において滴加した。
b)カップリング成分の調製 14.8部(0.2モル)の1,2−ジアミノプロパンおよび100
部の氷からなる混合物に、46部の30%塩酸を滴加して、
pHを3〜5の範囲にした。温度を0〜3゜にした。次い
で、18.4部(0.1モル)の塩化シアヌルを添加し、混合
物を撹拌により均質化した。
反応は4〜5時間行われ、この間に53部の30%水酸化ナ
トリウム溶液をpHが5〜5.5に保持されるような速度で
ゆっくり添加した。添加されるべき水酸化ナトリウム溶
液の半分(約27部)を添加する間に、温度は12゜の限界
を越えてはならない。同時に、5のpHを保持すべきであ
る。水酸化ナトリウムの全量が添加されたときに(反応
の終わりに)に5.5のpHおよび25〜30゜の温度が達成さ
れるべきである。モノ置換塩化シアヌルをもはや含んで
いない反応生成物の濁った溶液を濾材を添加して濾過し
透明にした。
この透明な溶液に、21.5部(0.09モル)の2−アミノ−
5−ヒドロキシナフタレン−7スルホン酸を添加した。
このようにして得られた懸濁液を80゜に加熱し、13部の
30%水酸化ナトリウム溶液の添加によりpHを2.2〜2.6に
保持した。80゜で1時間後、反応が終了された。
c)カップリング 1b)のもとに製造されたカップリング成分の溶液を40〜
45゜に冷却し、次いで34部の酢酸ナトリウムを添加し
て、pHを4〜5に上げた。15分間で1a)のもとに製造さ
れたジアゾ溶液を40゜で添加した。次に、2時間に、38
部の17%水酸化ナトリウム溶液をpHが約5に規則的に上
昇するような速度で滴加した。得られた染料懸濁液を炭
酸ナトリウムの添加によりpH8〜9に調製し、濾過し
た。下記式、 を有する染料が得られ、これは稀酸、好ましくは蟻酸、
乳酸、酢酸およびメトキシ酢酸の如き有機酸によく溶解
した。この溶液は紙を明るいスカーレット色に染色し
た。紙染色物は極めて良好な日光および湿潤堅牢度特性
を示し、これらは水、アルコール、ミルク、ソープおよ
び塩化ナトリウムの溶液、トニックウォーター、尿等に
堅牢であり、また容易に漂白可能であった。この染料は
紙に二色染色を与える傾向を示さなかった。
例2 a)カップリング成分の調製 18.4部(0.1モル)の塩化シアヌルを20部の水および50
部の氷中で撹拌した。0〜5゜において、13部(0.1モ
ル)の3−N,N,−ジエチルアミノプロピルアミン、50部
の氷および約23部の30%塩酸からなり、5〜6のpHを有
する溶液を10分内に滴加した。混合物のpHを20%炭酸ナ
トリウム溶液の添加により6〜6.5に調整し、温度を0
〜5゜に4時間保持した。モノ置換塩化シアヌルを含む
白色の懸濁液が得られた。
次に6部(0.1モル)のエチレンジアミン、40部の氷お
よび約20部の30%塩酸溶液からなるpH6のアミン溶液を1
0分内に滴加した。反応混合物のpHを10時間6に保持
し、この間に温度を極めてゆっくりと室温(20〜25゜)
に上げた。
このようにして得られたジ置換塩化シアヌルのわずかに
濁った溶液を濾過して透明とした。21.5部の2−アミノ
−5−ヒドロキシナフタレン−7−スルホン酸を添加
し、混合物を80゜に加熱し、温度を80゜に1時間保持し
た。この時間の間に、反応混合物のpHを20%炭酸ナトリ
ウム溶液を絶えず添加することにより2.5に保持した。
b)カップリング 2a)のもとに製造されたカップリング成分を例1の工程
c)のもとに述べた方法に従って、1a)のもとに製造さ
れたジアゾ溶液と反応させた。下記式、 を有する染料が得られ、これは有機酸に溶解し、紙を明
るいスカーレット色に染色した。紙染色物は良好な日光
および湿潤堅牢度特性を示し、十分に漂白可能であっ
た。
例3〜45 例1および2の方法と同様の方法により、式Iの他の化
合物を適当な出発化合物を用いて製造することができ
た。これらは下記式(A)、 に相当し、これらの記号は下記の表に規定する通りであ
る。
この表の最後の欄Iにはそれぞれの染料により得られた
漂白セルロース上の染色色相が与えられており、ここに
aはスカーレット、bは赤、cは青味赤、dは黄味オレ
ンジである。
このようにして得られた染色物は良好日光および湿潤堅
牢度特性を示し、十分に漂白可能であった。
表中、An は反応媒体のアニオンである。
例46 52部の純粋な染料を含む、濾過後に得られた湿潤プレス
ケーキの形の例1の染料を500部の水中に撹拌し、20部
の蟻酸を添加した。80゜に加熱することによって染料は
完全に溶解した。この染料溶液を蒸発乾固した。下記
式、 を有する染料塩が粉末状で得られ、これは冷水に良好な
可溶性を示した。
例46に従って蟻酸を用いる代わりに、乳酸、酢酸または
メトキシ酢酸の如き他の有機酸またはそれらの混合物を
分子外塩を得るために用いることができた。
例46に述べた方法と類似の方法によって、例2〜45の染
料を酸付加塩形に変成することもできた。
例47 例1で得られた湿潤プレスケーキを室温において20部の
デキストリン、20部の蟻酸および500部の水の溶液に添
加し、80゜に加熱して溶解した。噴霧乾燥により、赤色
の粒状物が得られ、これは水によく溶解し紙をスカーレ
ット色に染色した。
類似の方法により、例2〜45の染色を粒状物に変成する
ことができた。
例48 例1で得られた湿潤プレスケーキを20部の蟻酸、20部の
乳酸および250部の水の溶剤混合物に添加し、70゜に加
熱して溶解した。次に、この溶液に30部のエチレングリ
コールを添加し、染料溶液を濾過助剤の存在下に濾過し
て透明にした。濾液を室温まで冷却し、水を添加して52
0部とした。すぐに用いることのできる染料溶液が得ら
れ、これは数ケ月の貯蔵に安定であった。この染料溶液
を直接にまたは水で稀釈して紙の染色に用いることがで
き、得られた紙染色物はスカーレット色であった。
同様にして、例2〜45の染料を安定な液体製剤に変成す
ることができた。
下記の例においては、本発明に係る染料およびその染色
製剤の適用を説明する。
適用例A 70部の、松材から得られた化学漂白亜硫酸セルロースお
よび30部の、カバ材から得られた化学漂白亜硫酸セルロ
ースを2000部の水中で、叩解機中で粉砕した。0.2部の
例1または2に従う染料(例えば、例46に従う酸付加塩
として)をこのパルプ中に注ぎ入れまたは2.0部の例48
に従う液体染色製剤をこれに添加した。20分間混合後こ
のパルプから紙を製造した。この方法で得られた吸収紙
は全ての場合にスカーレット色に染色された。廃水は実
質的に無色であった。
適用例B 0.3部の例1または2に従う染料粉末(例えば、例46に
従う酸付加塩として)を100部の熱水に溶解し、室温ま
で冷却したこの溶液を叩解機中で2000部の水とともに粉
砕した100部の化学漂白亜硫酸セルロースに添加した。1
5分間完全に混合後サイズを行った。この材料から得ら
れた紙はスカーレット色(各場合に対して)を有し、良
好な廃水および湿潤堅牢度特性を示した。
適用例C 吸収性の未サイズ紙を40〜50゜において、下記の組成を
有する染料溶液中に通した。
0.3部の例1または2に従う染料(例えば、例46に従う
酸付加塩として)または3部の例48に従う液体染色製
剤、 0.5部の澱粉、および 99.0部の水。
過剰の染料溶液を2本のローラーを通して絞った。乾燥
された紙は下記場合にスカーレット色に染色された。
例3〜45の染料(酸付加塩形)または例47または48に従
うそれらの染色製剤も、適用例A〜Cの方法と類似の方
法により染色に用いることができた。得られた紙染色物
は良好な堅牢度特性を示した。
適用例D 0.2部の例1の染料(例46に従う酸付加塩形)を4000部
の脱イオン水に40゜で溶解した。100部の予め湿潤した
木綿繊維基材を添加し、浴を30分間で沸点まで昇温し、
沸騰で1時間保持した。染色の間に蒸発した水を絶えず
補充した。水洗および乾燥後、良好な日光および湿潤堅
牢度特性を有するスカーレット色の染色物が得られた。
染料は実質的に全部繊維上に吸尽し、廃水はほとんど無
色であった。
適用例Dに述べた方法と同様にして、例2〜45に従う染
料を木綿を染色するために用いることができた。
適用例E 100部の新たになめし、中和したクロム革を250部の55゜
の水および0.5部の酸付加塩形の例1の染料からなる液
を含む溶液中で30分間撹拌し、次いで同じ浴中で2部の
スルホン化鯨油に基づくアニオン型加脂液により同じ浴
中で処理した。次に、皮革を乾燥し、通常の方法で処理
し、スカーレット色に均一に染色された皮革を得た。
また、低親和性の植物なめし革を公知の方法に従って例
1の染料により染色することができた。
適用例Eに述べた方法と類似の方法により、例2〜45に
従う染料を皮革を染色するために用いることができた。
例示した化合物に対する最大吸収波長(λmax.nm)を下
記に示す。測定は1:1の比の酢酸/水混合物を用いて行
ったものである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09B 45/28 D06P 1/41

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分子内塩形または分子外塩形にあってもよ
    い、金属を含まない形のまたは1:1銅錯塩形の、下記式
    Iで示される化合物。 上式中、nは0または1を表し、R1はそれぞれ独立に水
    素、ハロゲン、ニトロ、C1〜4アルキル、C1〜4
    ルコキシ、−NHCOC1〜4アルキル、−SO2NR3R4,−CONR
    4C6H5または−NHCOC6H5を表し、R2は水素、ヒドロキ
    シ、ハロゲン、ニトロ、C1〜4アルキル、C1〜4
    ルコキシ、−NHCOC1〜4アルキルまたは−NHCONR3R4
    表し、R3はそれぞれ独立に水素、C1〜4アルキル、ま
    たはヒドロキシ、ハロゲン、シアノもしくはC1〜4
    ルコキシによりモノ置換されたC1〜4アルキルを表
    し、R4はそれぞれ独立に水素またはC1〜4アルキルを
    表し、Qはそれぞれ独立に−O−,−S−もしくは−N
    (R4)−が介在していてもよいC2〜6アルキレン、1
    個または2個のヒドロキシ基により置換されたC3〜6
    アルキレン、または−*NHCOCH2−(*印を付した原子
    が−NR4−基に結合している)を表し、Xは−NR5R6また
    は−N R7R8R9An を表し、R5およびR6はそれぞれ独立
    に水素;C1〜6アルキル;ヒドロキシまたはシアノによ
    りモノ置換されたC2〜6アルキル;フェニルまたはフ
    ェニルC1〜4アルキル(これらの基のフェニル基は置
    換されていないかまたは塩素、C1〜4アルキルおよび
    1〜4アルコキシから選ばれる3個までの基により置
    換されている);または置換されていないかまたは1〜
    3個のC1〜4アルキル基により置換されたC5〜6
    クロアルキルを表し、またR5およびR6はそれらが結合し
    ている窒素原子と一緒になって、1〜3個のヘテロ原子
    を含み、置換されていないかまたはC1〜4アルキルお
    よびヒドロキシもしくはアミノによりモノ置換されたC
    2〜4アルキルから選ばれる1〜3個の基により置換さ
    れた、5または6員の飽和または不飽和環を形成してい
    てもよく、R7およびR8はそれぞれ独立に水素以外のR5
    よびR6に規定した非環式基または環式基に同一のものを
    表し、R9はC1〜4アルキルまたはベンジルを表し、ま
    たはR7,R8およびR9はそれらが結合している窒素原子と
    一緒になって置換されていないかまたは1または2個の
    メチル基により置換されたピリジニウム基を形成してい
    てもよく、An は非発色性のアニオンを表す。
  2. 【請求項2】金属を含まない形にある、特許請求の範囲
    第1項記載の化合物。
  3. 【請求項3】nが0である特許請求の範囲第1または2
    項記載の化合物。
  4. 【請求項4】R1がR1a即ちそれぞれ独立に水素、塩素、
    ニトロ、C1〜2アルキル、C1〜2アルコキシ、−NH
    COCH3,−SO2NR3aR4a,−CONR4aC6H5または−NHCOC6H5
    あり、R3aが水素、メチル、エチルまたは2−ヒドロキ
    シエチルであり、R4aが水素またはメチルである、特許
    請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の化合物。
  5. 【請求項5】R2がR2a即ち水素、ヒドロキシ、C1〜2
    アルキル、C1〜2アルコキシ、−NHCOCH3または−NHC
    ONH2である、特許請求の範囲第1〜4項のいずれかに記
    載の化合物。
  6. 【請求項6】R1がR1b即ちそれぞれ独立に水素、塩素、
    ニトロ、メチル、メトキシまたは−NHCOCH3であり、R2
    がR2a即ち水素、ヒドロキシ、C1〜2アルキルまたは
    1〜2アルコキシである、特許請求の範囲第4または
    5項記載の化合物。
  7. 【請求項7】QがQa即ちそれぞれ独立にC2〜4アルキ
    レン、モノヒドロキシ置換C3〜4アルキレンまたは−
    (CH22〜3−Y−(CH22〜3−であり、Yが−O
    −または−N(R4a)−であり、R4aが水素またはメチル
    である特許請求の範囲第1〜6項のいずれかに記載の化
    合物。
  8. 【請求項8】QがQb即ちそれぞれ独立に−(CH2
    2−3−, または−(CH2−NH−(CH2−である、特許請求
    の範囲第7項記載の化合物。
  9. 【請求項9】XがXa即ち−NR5aR6aまたは−N R7aR8aR
    9aAn であり、R5aおよびR6aがそれぞれ独立に水素、C
    1〜6アルキル、ヒドロキシC2〜3アルキルまたはベ
    ンジルであり、またR5aおよびR6aがそれらが結合してい
    る窒素原子と一緒になって、ピロリジン、ピペリジン、
    モルホリン、ピペラジンまたはN−メチルピペラジン基
    を形成しており、R7aおよびR8aがそれぞれ独立にC
    1〜6アルキルまたはヒドロキシC2〜3アルキルであ
    り、R9aがメチル、エチルまたはベンジルであり、また
    はR8a,R7aおよびR9aがそれらが結合している窒素原子と
    一緒になって、置換されていないかまたは1個または2
    個のメチル基により置換されたピリジニウム環を形成し
    ており、An が非発色性のアニオンである、特許請求の
    範囲第1〜8項のいずれかに記載の化合物。
  10. 【請求項10】分子内塩形または分子外塩形の、金属を
    含まない形の、下記式Iaに相当する特許請求の範囲第1
    項記載の化合物。 上式中、nは0または1を表し、R1bはそれぞれ独立に
    水素、塩素、ニトロ、メチル、メトキシまたは−NHCOCH
    3を表し、R2cは水素、メチルまたはメトキシを表し、Qb
    はそれぞれ独立に−(CH22-3−, または−(CH2−NH−(CH2−を表し、Xbは−NR
    5bR6bまたは−N R7bR8bR9bAn を表し、R5bおよびR6b
    は同一であって、水素、C1〜4アルキルまたは2−ヒ
    ドロキシエチルを表し、またはR5bおよびR6bはそれらが
    結合している窒素原子と一緒になって、ピペリジン、モ
    ルホリン、ピペラジンまたはN−メチルピペラジン基を
    形成していてもよく、R7bおよびR8bは同一であって、C
    1〜4アルキルまたは2−ヒドロキシエチルを表し、R
    9bはメチル、エチルまたはベンジルを表し、またはR7b,
    R8bおよびR9bはそれらが結合している窒素原子と一緒に
    なって、置換されていないかまたはメチルによりモノ置
    換されたピリジニウム環を形成していてもよく、An
    非発色性のアニオンを表す。
  11. 【請求項11】nが0であり、R1bが水素であり、メト
    キシであるR2cがアゾ基に対してo−位置に結合してい
    る、特許請求の範囲第10項記載の化合物。
  12. 【請求項12】−Qb−NH2が−Qc−NH2であり、−Qb−Xb
    が−Qc−NH2であり、これらの基−Qc−NH2は同一であ
    り、−Qcは−(CH22-3−または である、特許請求の範囲第10または11項記載の化合物。
  13. 【請求項13】分子内塩形または分子外塩形にあっても
    よい、金属を含まない形のまたは1:1銅錯塩形の、下記
    式I、 〔上式中、nは0または1を表し、R1はそれぞれ独立に
    水素、ハロゲン、ニトロ、C1〜4アルキル、C1〜4
    アルコキシ、−NHCOC1〜4アルキル、−SO2NR3R4,−CO
    NR4C6H5または−NHCOC6H5を表し、R2は水素、ヒドロキ
    シ、ハロゲン、ニトロ、C1〜4アルキル、C1〜4
    ルコキシ、−NHCOC1〜4アルキルまたは−NHCONR3R4
    表し、R3はそれぞれ独立に水素、C1〜4アルキル、ま
    たはヒドロキシ、ハロゲン、シアノもしくはC1〜4
    ルコキシによりモノ置換されたC1〜4アルキルを表
    し、R4はそれぞれ独立に水素またはC1〜4アルキルを
    表し、Qはそれぞれ独立に−O−,−S−もしくは−N
    (R4)−が介在していてもよいC2〜6アルキレン、1
    個または2個のヒドロキシ基により置換されたC3〜6
    アルキレン、または−*NHCOCH2−(*印を付した原子
    が−NR4−基に結合している)を表し、Xは−NR5R6また
    は−N R7R8R9An を表し、R5およびR6はそれぞれ独立
    に水素;C1〜6アルキル;ヒドロキシまたはシアノによ
    りモノ置換されたC2〜6アルキル;フェニルまたはフ
    ェニルC1〜4アルキル(これらの基のフェニル基は置
    換されていないかまたは塩素、C1〜4アルキルおよび
    1〜4アルコキシから選ばれる3個までの基により置
    換されている);または置換されていないかまたは1〜
    3個のC1〜4アルキル基により置換されたC5〜6
    クロアルキルを表し、またはR5およびR6はそれらが結合
    している窒素原子と一緒になって、1〜3個のヘテロ原
    子を含み、置換されていないかまたはC1〜4アルキル
    およびヒドロキシもしくはアミノによりモノ置換された
    2〜4アルキルから選ばれる1〜3個の基により置換
    された、5または6員の飽和または不飽和環を形成して
    いてもよく、R7およびR8はそれぞれ独立に水素以外のR5
    およびR6に規定した非環式基または環式基に同一のもの
    を表し、R9はC1〜4アルキルまたはベンジルを表し、
    またはR7,R8およびR9はそれらが結合している窒素原子
    と一緒になって置換されていないかまたは1または2個
    のメチル基により置換されたピリジニウム基を形成して
    いてもよく、An は非発色性のアニオンを表す〕 で示される化合物を製造するに当たり、下記式II、 〔上式中、R1,R2およびnは前記規定に同一のものを表
    す〕 で示されるアミンのジアゾニウム塩を、下記式III、 〔上式中、R3,R4,QおよびXは前記規定に同一のものを
    表す〕 で示される化合物と反応させ、所望ならば得られた式I
    の金属を含まない化合物を銅供与性化合物と反応させる
    ことにより1:1銅錯塩に変成することを含む方法。
  14. 【請求項14】水溶性塩形の、金属を含まない形のまた
    は1:1銅錯塩形の下記式I、 〔上式中、nは0または1を表し、R1はそれぞれ独立に
    水素、ハロゲン、ニトロ、C1〜4アルキル、C1〜4
    アルコキシ、−NHCOC1〜4アルキル、−SO2NR3R4,−CO
    NR4C6H5または−NHCOC6H5を表し、R2は水素、ヒドロキ
    シ、ハロゲン、ニトロ、C1〜4アルキル、C1〜4
    ルコキシ、−NHCOC1〜4アルキルまたは−NHCONR3R4
    表し、R3はそれぞれ独立に水素、C1〜4アルキル、ま
    たはヒドロキシ、ハロゲン、シアノもしくはC1〜4
    ルコキシによりモノ置換されたC1〜4アルキルを表
    し、R4はそれぞれ独立に水素またはC1〜4を表し、Q
    はそれぞれ独立に−O−,−S−もしくは−N(R4)−
    が介在していてもよいC2〜6アルキレン、1個または
    2個のヒドロキシ基により置換されたC3〜6アルキレ
    ン、または−*NHCOCH2−(*印を付した原子が−NR4
    基に結合している)を表し、Xは−NR5R6または−N R
    7R8R9An を表し、R5およびR6はそれぞれ独立に水素;C
    1〜6アルキル;ヒドロキシまたはシアノによりモノ置
    換されたC2〜6アルキル;フェニルまたはフェニルC
    1〜4アルキル(これらの基のフェニル基は置換されて
    いないかまたは塩素、C1〜4アルキルおよびC1〜4
    アルコキシから選ばれる3個までの基により置換されて
    いる);または置換されていないかまたは1〜3個のC
    1〜4アルキル基により置換されたC5〜6シクロアル
    キルを表し、またR5およびR6はそれらが結合している窒
    素原子と一緒になって、1〜3個のヘテロ原子を含み、
    置換されていないかまたはC1〜4アルキルおよびヒド
    ロキシもしくはアミノによりモノ置換されたC2〜4
    ルキルから選ばれる1〜3個の基により置換された、5
    または6員の飽和または不飽和環を形成していてもよ
    く、R7およびR8はそれぞれ独立に水素以外のR5およびR6
    に規定した非環式基または環式基に同一のものを表し、
    R9はC1〜4アルキルまたはベンジルを表し、または
    R7,R8およびR9はそれらが結合している窒素原子と一緒
    になって置換されていないかまたは1または2個のメチ
    ル基により置換されたピリジニウム基を形成していても
    よく、An は非発色性のアニオンを表す〕 で示される化合物を含む、貯蔵安定性の、液体水性染色
    製剤。
  15. 【請求項15】水溶性塩形の、金属を含まない形のまた
    は1:1銅錯塩形の、下記式I、 〔上式中、nは0または1を表し、R1はそれぞれ独立に
    水素、ハロゲン、ニトロ、C1〜4アルキル、C1〜4
    アルコキシ、−NHCOC1〜4アルキル、−SO2NR3R4,−CO
    NR4C6H5または−NHCOC6H5を表し、R2は水素、ヒドロキ
    シ、ハロゲン、ニトロ、C1〜4アルキル、C1〜4
    ルコキシ、−NHCOC1〜4アルキルまたは−NHCONR3R4
    表し、R3はそれぞれ独立に水素、C1〜4アルキル、ま
    たはヒドロキシ、ハロゲン、シアノもしくはC1〜4
    ルコキシによりモノ置換されたC1〜4アルキルを表
    し、R4はそれぞれ独立に水素またはC1〜4アルキルを
    表し、Qはそれぞれ独立に−O−,−S−もしくは−N
    (R4)−が介在していてもよいC2〜6アルキレン、1
    個または2個のヒドロキシ基により置換されたC3〜6
    アルキレン、または−*NHCOCH2−(*印を付した原子
    が−NR4−基に結合している)を表し、Xは−NR5R6また
    は−N R7R8R9An を表し、R5およびR6はそれぞれ独立
    に水素;C1〜6アルキル;ヒドロキシまたはシアノによ
    りモノ置換されたC2〜6アルキル;フェニルまたはフ
    ェニルC1〜4アルキル(これらの基のフェニル基は置
    換されていないかまたは塩素、C1〜4アルキルおよび
    1〜4アルコキシから選ばれる3個までの基により置
    換されている);または置換されていないかまたは1〜
    3個のC1〜4アルキル基により置換されたC5〜6
    クロアルキルを表し、またR5およびR6はそれらが結合し
    ている窒素原子と一緒になって、1〜3個のヘテロ原子
    を含み、置換されていないかまたはC1〜4アルキルお
    よびヒドロキシもしくはアミノによりモノ置換されたC
    2〜4アルキルから選ばれる1〜3個の基により置換さ
    れた、5または6員の飽和または不飽和環を形成してい
    てもよく、R7およびR8はそれぞれ独立に水素以外のR5
    よびR6に規定した非環式基または環式基に同一のものを
    表し、R9はC1〜4アルキルまたはベンジルを表し、ま
    たR7,R8およびR9はそれらが結合している窒素原子と一
    緒になって置換されていないかまたは1または2個のメ
    チル基により置換されたピリジニウム基を形成していて
    もよく、An は非発色性のアニオンを表す〕 で示される化合物またはこの化合物を含む染色製剤を、
    ヒドロキシ基または窒素含有有機基材に適用することを
    含む、染色または捺染方法。
  16. 【請求項16】前記基材が紙、皮革またはセルロースを
    含むかまたはセルロースからなる繊維材料である、特許
    請求の範囲第15項記載の方法。
JP61191799A 1985-08-19 1986-08-18 塩基性モノアゾまたはジスアゾ化合物 Expired - Lifetime JPH0791480B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3529661.5 1985-08-19
DE3529661 1985-08-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6241268A JPS6241268A (ja) 1987-02-23
JPH0791480B2 true JPH0791480B2 (ja) 1995-10-04

Family

ID=6278856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61191799A Expired - Lifetime JPH0791480B2 (ja) 1985-08-19 1986-08-18 塩基性モノアゾまたはジスアゾ化合物

Country Status (10)

Country Link
US (1) US4764175A (ja)
JP (1) JPH0791480B2 (ja)
BE (1) BE905285A (ja)
CH (1) CH668977A5 (ja)
FR (1) FR2586250B1 (ja)
GB (1) GB2179361B (ja)
IT (1) IT1197871B (ja)
NL (1) NL8602076A (ja)
SE (1) SE502978C2 (ja)
ZA (1) ZA866252B (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0762112B2 (ja) * 1987-03-31 1995-07-05 日本化薬株式会社 ジスアゾ化合物及びそれを用いる基材の染色法
DE3887561D1 (de) * 1987-04-27 1994-03-17 Ciba Geigy Anionische Disazofarbstoffe.
JPH0742413B2 (ja) * 1987-09-07 1995-05-10 日本化薬株式会社 ジスアゾ化合物及びそれを用いる基材の染色法
DE3921039A1 (de) * 1989-06-27 1991-01-03 Frenzelit Werke Gmbh & Co Kg Verfahren zum faerben von glasfasern
US5466282A (en) * 1993-05-18 1995-11-14 Canon Kabushiki Kaisha Azo dye compound, ink containing the same, and recording method and instrument using the ink
US5631352A (en) * 1994-06-20 1997-05-20 Ciba-Geigy Corporation Azodyes containing a bridge member based on diamino-substituted triazines
US5772699A (en) * 1995-03-13 1998-06-30 Crompton & Knowles Corporation Stable aqueous reactive dye composition and method for stabilizing an aqueous reactive dye composition
GB9525886D0 (en) * 1995-12-19 1996-02-21 Zeneca Ltd Chemical compounds
GB9525885D0 (en) * 1995-12-19 1996-02-21 Zeneca Ltd Chemical compounds
EP0780447B1 (de) * 1995-12-22 2002-10-30 Ciba SC Holding AG Wässrige Farbstofflösungen
US6660048B2 (en) 1995-12-22 2003-12-09 Ciba Specialty Chemicals Corporation Aqueous dye solutions
DE59703210D1 (de) * 1996-03-04 2001-05-03 Ciba Sc Holding Ag Anionische Säurefarbstoffe, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung
US5929215A (en) * 1996-03-27 1999-07-27 Clariant Finance (Bvi) Limited Basic monoazo compounds
DE10015004A1 (de) 2000-03-25 2001-09-27 Clariant Gmbh Schwarze Tris-Azo-Metall-Komplex-Farbstoffe
GB0103240D0 (en) * 2001-02-09 2001-03-28 Clariant Int Ltd Organic compounds
GB0113307D0 (en) * 2001-06-01 2001-07-25 Clariant Int Ltd Organic compounds
US7066969B2 (en) * 2001-07-20 2006-06-27 Ciba Specialty Chemicals Corporation Dyes incorporating annionic and cationic groups

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH601437A5 (ja) * 1975-04-24 1978-07-14 Sandoz Ag
CH609084A5 (en) * 1976-02-20 1979-02-15 Sandoz Ag Process for the preparation of disazo compounds
DE2915323A1 (de) * 1978-04-26 1979-11-08 Sandoz Ag Basische bzw. kationische, sulfonsaeuregruppenhaltige monoazo- oder disazoverbindungen
DE3030197A1 (de) * 1980-08-09 1982-04-01 Sandoz-Patent-GmbH, 7850 Lörrach Organische verbindungen, deren herstellung und verwendung
DE3114088A1 (de) * 1981-04-08 1982-10-28 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Wasserloesliche triazinverbindungen, ihre herstellung und ihre verwendung
DE3329340A1 (de) * 1983-08-13 1985-03-07 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verlackungsmittel enthaltende farbstoffzubereitungen basischer farbstoffe
DE3440777C2 (de) * 1983-11-14 1998-09-03 Clariant Finance Bvi Ltd Neue sulfonsäuregruppenhaltige, basische Azoverbindungen, deren Herstellung und Verwendung als Farbstoffe

Also Published As

Publication number Publication date
US4764175A (en) 1988-08-16
IT1197871B (it) 1988-12-21
GB2179361A (en) 1987-03-04
SE8603439D0 (sv) 1986-08-15
IT8621498A1 (it) 1988-02-19
JPS6241268A (ja) 1987-02-23
SE502978C2 (sv) 1996-03-04
SE8603439L (sv) 1987-02-20
GB2179361B (en) 1989-08-02
NL8602076A (nl) 1987-03-16
FR2586250B1 (fr) 1988-11-10
BE905285A (fr) 1987-02-18
IT8621498A0 (it) 1986-08-19
ZA866252B (en) 1988-04-27
GB8619924D0 (en) 1986-09-24
CH668977A5 (de) 1989-02-15
FR2586250A1 (fr) 1987-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0791480B2 (ja) 塩基性モノアゾまたはジスアゾ化合物
JP2798156B2 (ja) アニオン性ジオキサジン化合物
JP2770912B2 (ja) アニオン型トリアジニルアミノジスアゾ染料
JP2525813B2 (ja) トリアジニル基含有モノアゾ化合物
JPH0662867B2 (ja) アニオン性複素環式化合物
US5929215A (en) Basic monoazo compounds
JP3902672B2 (ja) スルホン酸基を含む塩基性ジスアゾ化合物
EP1017744B1 (en) Bridged monoazo compounds
EP1183260B1 (en) Triphendioxazine compounds
US6844428B2 (en) Use of disazo compounds
JPH0674383B2 (ja) 塩基性基及び/又はカチオン基を有する複素環式化合物
EP1397434B1 (en) Basic monoazo compounds
EP0891394B1 (en) Basic monoazo compounds
JP3759760B2 (ja) スチルベン系ジスアゾ染料
JP3090487B2 (ja) 新規なアゾ黒色染料
EP1073661B1 (en) Dioxazine derivatives and their use as dyestuffs
JP2579643B2 (ja) スルホン酸基含有ジスアゾ化合物
JPH02255867A (ja) 塩基性ピリドンアゾ染料
DE3625576A1 (de) Basische, sulfonsaeuregruppenhaltige monoazo- oder disazoverbindungen
GB2285809A (en) Cationically bridged tetrakisazo dyestuffs with variable couplers, their production and use
DE3717869A1 (de) Triazinhaltige monoazoverbindungen
US6406525B1 (en) Organic compounds
JP2556692B2 (ja) ピリドン系モノアゾ化合物を用いて疎水性繊維を染色する方法
JP2556693B2 (ja) ピリドン系モノアゾ化合物を用いて疎水性繊維を染色または捺染する方法
DE3503844A1 (de) Basische und/oder kationische gruppen enthaltende heterocyclische verbindungen und daraus hergestellte azoverbindungen

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term