JPH079134A - 板部材の結合方法及び結合構造 - Google Patents

板部材の結合方法及び結合構造

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JPH079134A
JPH079134A JP5155648A JP15564893A JPH079134A JP H079134 A JPH079134 A JP H079134A JP 5155648 A JP5155648 A JP 5155648A JP 15564893 A JP15564893 A JP 15564893A JP H079134 A JPH079134 A JP H079134A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 肉盛り溶接による板部材の変形を抑えること
により仕上加工作業の軽減及び高品質の結合部が得られ
る板部材の結合方法および結合構造を提供する。 【構成】 リアクォータパネル1の端縁部1aに凹条部
1dおよび凸条部1eを有する段違い部1cを形成し、
ルーフパネル2の端縁部1aを前記凸条部1cに当接さ
せ、ルーフパネル2の端面2bと段違い部1cによって
形成される板部材の合せ部4及び板部材の合せ部4に連
続する凹条部1d内に肉盛り溶接による溶融金属5を充
填することにより溶接面積の増大を図り、熱歪等の変形
が防止され、仕上加工作業の軽減及び高品質の結合部が
得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は板部材の結合方法および
結合構造に係わり、特に段違いに屈曲された段違い部及
び一般部を具備する一方の板部材の段違い上に他方の板
部材の端縁部を重ね、その段違い部と他方の板部材の端
縁によって形成される板部材の合せ部に肉盛り溶接を行
う板部材の結合方法及び結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車製造工場における板部材
の結合方法としては例えば図7に示すように、リアクォ
ータパネル21を段違いに屈曲させ、その外側にルーフ
パネル22の端縁部22aを重ね、その段違い部21a
とルーフパネル22の端面22bとの間に断面凹状の板
部材の合せ部23を形成し、ルーフパネル22の板部材
の合せ部23の近傍を可動電極24でリアクォータパネ
ル21側に押圧してスポット溶接を行い仮付けし、その
後、肉盛り溶接により二点鎖線25で示すように肉盛り
が施されていた。しかし、このような結合方法では、ス
ポット溶接時に可動電極24によりルーフパネル22が
リアクォータパネル21に強圧されるためルーフパネル
22の表面に円形凹陥状の打痕22a′が残る。したが
って、スポット溶接終了後に外観上からこの打痕22
a′を消去する必要があり、そのため凹陥部22a′に
充填材を詰める等の作業を要していた。
【0003】この対策として、溶接打痕を残すことなく
2枚の板部材を接合する方法として特開昭63−563
66号公報による溶接方法が提案されている。この溶接
方法は、図8に要部断面を示すように、例えば一方の板
部材であるリアクォータパネル21を段違いに屈曲さ
せ、その段違い部21a上に他方の板部材であるルーフ
パネル22の端縁部22aを重ね合せ、リアクォータパ
ネル21とルーフパネル22の端面22bとによって板
部材の合せ部23を形成し、ルーフパネル22の端面2
2bに可動電極24を当接してインダイレクトスポット
溶接する。
【0004】その後、板部材の合せ部23に二点鎖線2
5で示すように肉盛り溶接を行う。この肉盛り溶接は、
図9に示すように板部材の合せ部23の近傍に冷し金具
26を配置し、ガスノズル27によって不活性ガス28
で溶加材である金属電極29を包むようにして溶接部に
送吹し、大気中の酸素や窒素などの悪影響を受けないよ
うにして溶接するMIG溶接法によって行われる。肉盛
り溶接が終了すると、グラインダ等により溶接表面が平
滑になるように仕上げ加工が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記板部材の結合方法
によると、一方の板部材の端面に可動電極を当接・加圧
してスポット溶接を行い、その後板部材の合せ部に肉盛
り溶接を施すことから、仮付け時のスポット溶接による
溶接打痕を板部材の表面に残すことなく2枚の板部材を
溶接結合することができる。
【0006】しかし、一方の板部材を段違いに屈曲さ
せ、その段違い部上に他方の板部材の端縁部を重ね合せ
ることから、端縁部端面にバリやだれがあると、両板部
材間の接合性が悪く、また屈曲部と端面とにより板部材
の合せ部を形成し、この板部材の合せ部に肉盛り溶接を
行うことから、肉盛りによる溶接面積が狭く、充分な溶
接強度の確保が得がたい。また肉盛り溶接により局部的
に加熱されることに起因して板部材の熱歪が大きく、か
つヒケが発生する。この対策として板部材の裏面側から
叩き出し、かつ表面側にグラインダ等による研削を繰り
返す仕上加工作業を要する。この仕上加工作業には作業
者の熟練を要し作業者個人の技量に頼る作業であること
から仕上品質の低下や、板部材の板厚減少等の品質低下
を招くことがあり、また繰返し作業でありかつ板部材表
面外に残る溶接部材の量が大であることと相俟って仕上
加工工数の増加及び研削粉等による作業環境の悪化を招
く等の不具合がある。
【0007】従って本発明の目的は、肉盛り溶接による
板部材の熱歪及びヒケ等の変形を抑制することにより仕
上加工作業の軽減及び作業環境の向上が図れ、かつ高強
度、高品質の結合部が得られる板部材の結合方法及び結
合構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明による板部材の結合方法は、一般部及び段違い部を具
備する段違いに屈曲された一方の板部材の前記段違い部
上に他方の板部材の端縁部を重ね、その段違い部と他方
の板部材の端面によって形成される板部材の合せ部に肉
盛り溶接を施す板部材の結合方法において、前記段違い
部に他方の板部材の端面との当接を回避し、かつ前記板
部材の合せ部に連続する凹条部及び前記他方の部材の端
面から離間した裏面に頂部が当接する凸条部を形成し、
凸条部に他方の板部材を重ね合せて板部材の合せ部及び
凹条部内に肉盛り溶接を施し、更に溶接部を表面側から
研削による仕上加工を施すことである。
【0009】また上記目的を達成する本発明における板
部材の結合構造は、段違いに屈曲された一方の板部材上
に他方の板部材の端縁部を重ね合せ、その段違い部と他
方の板部材の端面によって形成される板部材の合せ部に
肉盛り溶接を施した板部材の結合構造において、前記段
違い部が、他方の板部材の端面との当接を回避し、かつ
前記板部材の合せ部と連続する凹条部と、他方の板部材
の端面から離間した他方の板部材の裏面に当接する凸条
部とを有するものである。
【0010】
【実施例】以下本発明による板部材の結合方法及び結合
構造の一実施例を自動車製造工程におけるリアクォータ
パネルとルーフパネルとを結合する場合を例に説明す
る。
【0011】図1は自動車の車体後部斜視図であり、符
号1は一方の板部材であるリアクォータパネル、2は他
方の板部材であるルーフパネルである。
【0012】図2は図1のA−A線に沿う要部断面斜視
図であってリアクォータパネル1の端縁部1aは一般部
1bから段違いに屈曲された段違い部1cを有し、段違
い部1c上に他方の板部材であるルーフパネル2の端縁
部2aを重ね合せ、段違い部1cと、ルーフパネル2の
端面2bによって形成される板部材の合せ部4にブレー
ズアーク溶接による肉盛り溶接によってリアクォータパ
ネル1とルーフパネル2とが溶接結合されている。
【0013】リアクォータパネル1に形成される段違い
部1cは、段違い部1c上に重ね合せるルーフパネル2
の端面2bとの当接を回避し、かつ板部材の合せ部4に
肉盛り溶接される溶融金属5の溶込みがルーフパネル2
の端縁部2aの裏面2cに達するよう凹条部1d及び、
ルーフパネル2の端面2bから離間した当接部2dに当
接する凸条部1eが形成されている。
【0014】次にこのように構成されるリアクォータパ
ネル1とルーフパネル2との結合方法について図2のB
−B線断面を示す図3乃至図4によって説明する。
【0015】本実施例に用いられるリアクォータパネル
1の板厚t1 及びルーフパネル2の板厚t2 は各々約
0.75mmであり、リアクォータパネル1の段違い部
1aに形成される凹条部1dの溝幅t3 が約4.0m
m、凸条部1eの頂部1e′から凹条部1dの底部まで
の深さt4 が約0.5mmに形成されている。
【0016】このように形成されたリアクォータパネル
1の端縁部1aに対し、ルーフパネル2の端面2bとリ
アクォータパネル1の凹条部1dとによって形成される
板部材の合せ部4の開口幅が約1.0mmであって、端
面2bの表面側角部2fがリアクォータ1の一般部1b
の表面より約0.1mmの突出量t5 を有するように、
リアクォータ1の凸条部1eの頂部1e′にルーフパネ
ル2の当接部2dを重ね合せ、溶接治具(図示せず)に
よってリアクォータパネル1及びルーフパネル2の相対
位置を保持する。溶接治具によって相対位置が保持され
たリアクォータパネル1とルーフパネル2は、リアクォ
ータパネル1の凸条部1eと、ルーフパネル2の端面2
bから離間した当接部2dを重ね合されることからバリ
やだれの発生し易いルーフパネル2の端面2bがリアク
ォータパネル1と当接することが回避され、ルーフパネ
ル2の端面2bにバリやだれが生じた場合でも良好な接
合性が確保できる。
【0017】次に溶接治具によって保持されたリアクォ
ータパネル1とルーフパネル2の端縁部1a及び2aを
ブレーズアーク溶接による肉盛り溶接により結合する。
【0018】この肉盛り溶接は、リアクォータパネル1
とルーフパネル2との相対位置が維持された状態で行わ
れ、図4に示すようにガスノズル11によって不活性ガ
ス12を溶加材である金属電極13を包むようにして溶
接部3である板部材の合せ部4に向けて送吹するブレー
ズアーク溶接によって行われる。
【0019】肉盛り溶接による溶融金属5は板部材の合
せ部4及び段違い部1cに形成した凹条部1d内に充填
され、リアクォータパネル1とルーフパネル2の端縁部
1a及び2aに溶込み両部材を結合する。
【0020】上記肉盛り溶接にあたって溶融金属5が、
板部材の合せ部4のみでなく、凹条部1d内にも充填さ
れることから溶込み範囲がルーフパネル2の端縁部2a
の裏面2c及び凹条部1dにも達し、溶込み範囲が板部
材の合せ部4のみであった従来の肉盛り溶接に比べ、大
幅に溶接面積が増大され、放熱効果が大となり、局部的
な加熱が回避される。従ってリアクォータパネル1及び
ルーフパネル2の熱歪及びヒケが抑制されてリアクォー
タパネル1及びルーフパネル2の変形が小さくなり、か
つ溶接面積の増大に伴って溶接部3の強度が増大する。
【0021】肉盛り溶接に続いて、溶接部3表面が平滑
になるよう仕上加工を行う。仕上加工作業は、リアクォ
ータパネル1とルーフパネル2との結合部及びその周辺
に発生する熱歪、ヒケ等の変形が抑制されて溶接結合さ
れることから、結合部の裏面側からの叩き出し作業の省
略乃至大幅な削減が可能になり、表面からのグラインダ
等による削減作業のみでほぼ対処できる。
【0022】研削作業は、主に板部材の合せ部4からリ
アクォータパネル1及びルーフパネル2上に突出した溶
着金属5aのグラインダ等による研削及び研削部分を平
滑にするための仕上げ代となる前記予めリアクォータパ
ネル1の一般部1bより突出形成したルーフパネル2の
端縁部2aの研削で平滑面が得られ、従来の溶接歪等に
起因する広範囲の研削が不要になり研削作業の大幅な削
減、及び研削粉による作業環境の悪化の回避が可能にな
り、かつ平滑面を得るための研削によるリアクォータパ
ネル1及びルーフパネル2の大幅な板厚減少による剛性
強度の低下が回避される。
【0023】次に図5及び図6によって本発明の別な実
施例について説明する。
【0024】図5は上記図3に、図6は図4に各々対応
し、図3及び図4と対応する部位に同一符号を付するこ
とで詳細な説明を省略するが、図5に示すようにリアク
ォータパネル1の段違い部1cに隣接する一般部1bに
板部材の合せ部4に沿って一般部1bより突出量t6
例えば約0.1〜0.2mm突出する突出部1fを形成
する一方、ルーフパネル2の端縁部2aの端面2bから
リアクォータパネル1の段違い部1cに形成した凸条部
1cと当接する間を外方に突出量t7 、例えば約0.1
〜0.2mm突出させて突出部2fが形成されている。
【0025】このように形成されたリアクォータパネル
1及びルーフパネル2を溶接治具により固定し、図6に
示すように板部材の合せ部4に肉盛り溶接を行う。肉盛
り溶接による溶融金属5は板部材の合せ部4及び段違い
部1cに形成した凹条部1d内に充填され、リアクォー
タパネル1及びルーフパネル2の端縁部1a及び2aに
溶け込み両部材を溶接結合する。
【0026】肉盛り溶接にあたっては、前記実施例同
様、溶融金属5が板部材の合せ部4のみでなく凹条部1
d内にも達することから、ルーフパネル2の裏面2c及
び凹条部1dに溶け込み、溶接面積が増大する。溶接面
積の増大及び突出部1f乃至2fによる剛性向上と相俟
って溶接部3の強度が増大し、かつ局部的な加熱が回避
され、リアクォータパネル1及びルーフパネル2の熱歪
及びヒケが抑制される。
【0027】肉盛り溶接に続く仕上加工作業は上記実施
例同様結合部裏面側からの叩き出し作業の省略乃至大幅
な削減が可能になる。
【0028】研削作業は、主に板部材の合せ部4からリ
アクォータパネル1及びルーフパネル2上に突出した溶
着金属5aのグラインダ等による研削及び溶接部分を平
滑にするための代上げ代となるリアクォータパネル1に
形成した突出部1fとルーフパネル2に形成した突出部
2fの研削で平滑面が得られ、従来の研削面積に比べ大
幅な研削面積の削減が図れ、かつリアクォータパネル1
及びルーフパネル2の研削量の減少に伴い、充分な板厚
が確保でき、剛性強度の低下が阻止できる。
【0029】以上説明した本実施例によれば、リアクォ
ータパネル1の凸条部1eとルーフパネル2の端面2b
から離間した当接部2dを重合することからバリ、だれ
等の生じ易いルーフパネル2の端面2bがリアクォータ
パネル1と当接することが回避され、両部材の接合性が
良好になり組付精度が確保できる。更に、肉盛り溶接に
あたって溶融金属5が板部材の合せ部4のみでなく、凹
条部1d内にも充填されることから、リアクォータパネ
ル1とルーフパネル2との溶接面積の増大が図れ、放熱
面積が大となり、放熱効果が向上して局部的な加熱が回
避でき、リアクォータパネル1及びルーフパネル2の熱
歪及びヒケマークの発生が抑制されてパネル1、2の変
形が抑えられ、かつ溶接面積の増大に伴い溶接部の強度
が増加する。
【0030】リアクォータパネル1及びルーフパネル2
の接合性の向上及び肉盛り溶接に伴うパネル1及び2の
変形が抑制されることから、結合部の裏面側からの叩き
出し作業の省略乃至大幅な削減が可能になり、研削作業
のみで対処でき、研削作業は主に板部材の合せ部4から
リアクォータパネル1及びルーフパネル2上に突出した
溶着金属5aの研削で平滑面が得られることから研削面
積が削減され、仕上げ作業の大幅な簡素化及び作業環境
の向上が図れ、リアクォータパネル1及びルーフパネル
2の板厚減少による剛性強度の低下が回避され、高品質
の結合部が得られる。
【0031】以上説明では、リアクォータパネルとルー
フパネルとの結合方法及び構造について説明したが、リ
アクォータパネルとリアスカート等、パネル間を肉盛り
溶接により結合する他自動車車体の板部材結合部及び他
の分野における板部材の結合部に広く適用し得るのであ
る。
【0032】
【発明の効果】以上説明した本発明による板部材の結合
方法及び結合構造によれば、板部材の端面が他の板部材
と当接することが回避され、両部材の接合性が良好にな
り組付精度が確保でき、更に肉盛り溶接にあたって溶接
金属が板部材の合せ部のみでなく、凹条部にも達するこ
とから溶接面積の増大が図れ、放熱効果が向上して局部
的な加熱が回避され、熱歪等による変形が抑制され、か
つ溶接部の強度が増加する。更に板部材の変形が抑制さ
れることから、仕上加工における結合部の裏面側からの
叩き出しが省略乃至大幅な削減が図れかつ研削面積及び
研削量の削減が得られ、仕上加工の軽減及び板部材の板
厚が確保でき剛性強度の低下が阻止できる等高品質の板
部材の結合部が得られる等本発明特有の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による板部材の結合方法及び結合構造の
一実施例を説明するための自動車車体後部の斜視図であ
る。
【図2】図1のA−A線に沿う断面斜視図である。
【図3】本実施例における板部材の結合方法の説明図で
ある。
【図4】同じく、本実施例における板部材の結合方法の
説明図である。
【図5】本実施例における板部材の結合方法及び結合構
造の他の実施例の説明図である。
【図6】同じく、他の実施例の説明図である。
【図7】従来の板部材の結合方法の説明図である。
【図8】同じく、従来の板部材の結合方法の説明図であ
る。
【図9】同じく、従来の板部材の結合方法の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 リアクォータパネル 1a 端縁部 1b 一般部 1c 段違い部 1d 凹条部 1e 凸条部 2 ルーフパネル 2a 端縁部 2b 端面 4 板部材の合せ部 5 溶接金属
フロントページの続き (72)発明者 上田 聡 東京都新宿区西新宿1丁目7番2号 富士 重工業株式会社内 (72)発明者 今泉 康夫 東京都新宿区西新宿1丁目7番2号 富士 重工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般部及び段違い部を具備する段違いに
    屈曲された一方の板部材の前記段違い部上に他方の板部
    材の端縁部を重ね、その段違い部と他方の板部材の端面
    によって形成される板部材の合せ部に肉盛り溶接を施す
    板部材の結合方法において、前記段違い部に他方の板部
    材の端面との当接を回避し、かつ前記板部材の合せ部に
    連続する凹条部及び前記他方の部材の端面から離間した
    裏面に頂部が当接する凸条部を形成し、凸条部に他方の
    板部材を重ね合せて板部材の合せ部及び凹条部内に肉盛
    り溶接を施し、更に溶接部を表面側から研削による仕上
    加工を施すことを特徴とする板部材の結合方法。
  2. 【請求項2】 一方の板部材の一般部表面より他方の板
    部材の端縁部表面が突出して重ね合せられた状態で肉盛
    り溶接を施す請求項1の板部材の結合方法。
  3. 【請求項3】 一方の板部材の段違い部と他方の板部材
    の端面との間の板部材の合せ部に沿って突出する突出
    部、及び他方の板部材の端縁部に端面に沿って突出する
    突出部が各々形成されている請求項1の板部材の結合方
    法。
  4. 【請求項4】 段違いに屈曲された一方の板部材上に他
    方の板部材の端縁部を重ね合せ、その段違い部と他方の
    板部材の端面によって形成される板部材の合せ部に肉盛
    り溶接を施した板部材の結合構造において、前記段違い
    部が、他方の板部材の端面との当接を回避し、かつ前記
    板部材の合せ部と連続する凹条部と、他方の板部材の端
    面から離間した他方の板部材の裏面に当接する凸条部と
    を有することを特徴とする板部材の結合構造。
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