JPH0791196B2 - コラゲナーゼ活性阻害剤 - Google Patents
コラゲナーゼ活性阻害剤Info
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- JPH0791196B2 JPH0791196B2 JP2176793A JP17679390A JPH0791196B2 JP H0791196 B2 JPH0791196 B2 JP H0791196B2 JP 2176793 A JP2176793 A JP 2176793A JP 17679390 A JP17679390 A JP 17679390A JP H0791196 B2 JPH0791196 B2 JP H0791196B2
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- gallotannin
- collagenase
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- collagenase activity
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガロタンニンを含有することを特徴とするコラ
ゲナーゼ活性阻害剤に関する。
ゲナーゼ活性阻害剤に関する。
歯周病は、歯周組織における種々の病態を含む炎症性疾
患の総称であるが、一般に炎症が歯肉部分に限定される
歯肉炎と、歯槽骨に達して慢性化する歯周炎とに大別さ
れる。歯周炎は歯槽膿漏とよばれていたが、慢性化に伴
い歯肉及び歯槽骨の破壊をきたし歯の脱落にいたる。歯
を失う原因の50%が歯周病であり、中高年にかけては約
80%の人が罹患している。
患の総称であるが、一般に炎症が歯肉部分に限定される
歯肉炎と、歯槽骨に達して慢性化する歯周炎とに大別さ
れる。歯周炎は歯槽膿漏とよばれていたが、慢性化に伴
い歯肉及び歯槽骨の破壊をきたし歯の脱落にいたる。歯
を失う原因の50%が歯周病であり、中高年にかけては約
80%の人が罹患している。
歯周病の原因としては、歯周ポケットのプラーク中の特
定の細菌群、中でも黒色色素産生性のバクテロイデス
(Bacteroides)菌群病原説が有力視されている(例え
ば、Journal of Clinical Periodontology、13巻、912
頁、1986年参照)。その歯周組織破壊作用としては、細
菌由来の直接作用因子(酵素やエンドトキシン等)や間
接作用因子(宿主の免疫応答を介するもの)が関与して
いると考えられているが、何れにせよ結果的に歯肉およ
び歯槽骨のコラーゲンが分解・吸収される点は共通であ
る(American Journal of Pathology、92巻、509頁、19
78年参照)。
定の細菌群、中でも黒色色素産生性のバクテロイデス
(Bacteroides)菌群病原説が有力視されている(例え
ば、Journal of Clinical Periodontology、13巻、912
頁、1986年参照)。その歯周組織破壊作用としては、細
菌由来の直接作用因子(酵素やエンドトキシン等)や間
接作用因子(宿主の免疫応答を介するもの)が関与して
いると考えられているが、何れにせよ結果的に歯肉およ
び歯槽骨のコラーゲンが分解・吸収される点は共通であ
る(American Journal of Pathology、92巻、509頁、19
78年参照)。
歯周病に関わるコラーゲン分解酵素(コラゲナーゼ)と
しては、バクテロイデス由来のものと歯肉の線維芽細胞
由来のものが注目されている。前者は最近部分精製さ
れ、金属とチオールを同時に要求する珍しい酵素である
が、まだ不明な点が多い(Journal of Periodontal Res
earch、23巻、258頁、1988年参照)。一方、線維芽細胞
由来間質型コラゲナーゼ(以下断りの無い限りコラゲナ
ーゼと呼ぶ)は詳細に解明され、1次構造も明らかにさ
れている(The Journal of Biological Chemistry、261
巻、6600頁、1986年参照)。コラゲナーゼは、結合組織
中の間質型コラーゲン(I型、II型、およびIII型コラ
ーゲン)を分解する際の律速酵素であり、コラーゲンの
代謝に重要な役割を果たしている。炎症の存在する歯肉
ではコラゲナーゼ活性が上昇すること(Journal of Per
iodontal Research、16巻、417頁、1981年参照)、ま
た、コラーゲンが歯肉炎の初期の段階から減少している
こと(Archieves of Oral Biology、18巻、899頁、1973
年参照)を考慮すると、歯肉のコラゲナーゼが歯周病の
進行に深く関わっていると考えられる。従来、歯周病の
予防や治療には、スケーリングやルートプレーニングに
よる歯周ポケット内のプラークや歯石の除去,歯周ポケ
ットの除去(歯肉切除)等が用いられていた。また、最
近薬物療法として抗菌剤ミノサイクリンを配合した治療
剤が開発された。ミノサイクリンには、抗菌活性のみな
らずバクテロイデスおよび好中球由来コラゲナーゼをイ
ンビトロで阻害する活性を有することが報告されてい
る。(Journal of the Japanese Association of Perio
dontology、30巻、182頁、1988年参照)。
しては、バクテロイデス由来のものと歯肉の線維芽細胞
由来のものが注目されている。前者は最近部分精製さ
れ、金属とチオールを同時に要求する珍しい酵素である
が、まだ不明な点が多い(Journal of Periodontal Res
earch、23巻、258頁、1988年参照)。一方、線維芽細胞
由来間質型コラゲナーゼ(以下断りの無い限りコラゲナ
ーゼと呼ぶ)は詳細に解明され、1次構造も明らかにさ
れている(The Journal of Biological Chemistry、261
巻、6600頁、1986年参照)。コラゲナーゼは、結合組織
中の間質型コラーゲン(I型、II型、およびIII型コラ
ーゲン)を分解する際の律速酵素であり、コラーゲンの
代謝に重要な役割を果たしている。炎症の存在する歯肉
ではコラゲナーゼ活性が上昇すること(Journal of Per
iodontal Research、16巻、417頁、1981年参照)、ま
た、コラーゲンが歯肉炎の初期の段階から減少している
こと(Archieves of Oral Biology、18巻、899頁、1973
年参照)を考慮すると、歯肉のコラゲナーゼが歯周病の
進行に深く関わっていると考えられる。従来、歯周病の
予防や治療には、スケーリングやルートプレーニングに
よる歯周ポケット内のプラークや歯石の除去,歯周ポケ
ットの除去(歯肉切除)等が用いられていた。また、最
近薬物療法として抗菌剤ミノサイクリンを配合した治療
剤が開発された。ミノサイクリンには、抗菌活性のみな
らずバクテロイデスおよび好中球由来コラゲナーゼをイ
ンビトロで阻害する活性を有することが報告されてい
る。(Journal of the Japanese Association of Perio
dontology、30巻、182頁、1988年参照)。
上記公知の方法は、医師の指示に従った物理的、外科
的、あるいは薬剤による治療に基づくものである。しか
し、歯周病は日常的で罹患率の高い疾病であり、また、
医師による治療に至るまでに病状が悪化し易いことを考
慮すると、ガム,飴,飲料のような食品や、歯磨剤,洗
口剤のような口腔素材に、前記の病因を除去し歯周病の
予防や治療に約立つ安全性の高い食品由来素材を利用す
ることが望まれる。
的、あるいは薬剤による治療に基づくものである。しか
し、歯周病は日常的で罹患率の高い疾病であり、また、
医師による治療に至るまでに病状が悪化し易いことを考
慮すると、ガム,飴,飲料のような食品や、歯磨剤,洗
口剤のような口腔素材に、前記の病因を除去し歯周病の
予防や治療に約立つ安全性の高い食品由来素材を利用す
ることが望まれる。
本発明の目的は、歯周病の予防や改善に有効で安全性の
高い食品由来素材を提供することにある。
高い食品由来素材を提供することにある。
本発明者らは、歯周病の上記病因のうち、歯肉や歯槽骨
コラーゲンの分解・吸収の制御に重要な役割を担うコラ
ゲナーゼの活性を阻害することが歯周病の予防や改善に
有効である点に注目し、広く食品由来素材の中からコラ
ゲナーゼ阻害物質を求めて研究を重ねた結果、五倍子や
没食子などの成分であるガロタンニンが強いコラゲナー
ゼ阻害活性を有することを見出し、本発明を完成させる
に至った。
コラーゲンの分解・吸収の制御に重要な役割を担うコラ
ゲナーゼの活性を阻害することが歯周病の予防や改善に
有効である点に注目し、広く食品由来素材の中からコラ
ゲナーゼ阻害物質を求めて研究を重ねた結果、五倍子や
没食子などの成分であるガロタンニンが強いコラゲナー
ゼ阻害活性を有することを見出し、本発明を完成させる
に至った。
本発明はガロタンニンを含有することを特徴とするコラ
ゲナーゼ活性阻害剤に関する。
ゲナーゼ活性阻害剤に関する。
ガロタンニンは五倍子や没食子などの他、芍薬や牡丹皮
などの多種の生薬、かし,はぜ,ミロバランなど植物界
に広く分布するガロイルグルコース類で、これまでグル
コース1分子に対し1から12分子の没食子酸が結合した
ものである。五倍子タンニンでは、グルコース1分子に
対し平均8.3分子の没食子酸が結合しており、平均分子
量は1434である。除蛋白剤,収斂止瀉薬,鞣皮などの用
途が知られている。
などの多種の生薬、かし,はぜ,ミロバランなど植物界
に広く分布するガロイルグルコース類で、これまでグル
コース1分子に対し1から12分子の没食子酸が結合した
ものである。五倍子タンニンでは、グルコース1分子に
対し平均8.3分子の没食子酸が結合しており、平均分子
量は1434である。除蛋白剤,収斂止瀉薬,鞣皮などの用
途が知られている。
本発明で用いるガロタンニンの製造方法は、特に限定さ
れるものではなく、通常用いられている方法でよい。例
えば中国五倍子やトルコ五倍子より、水浸出法,アルコ
ール浸出法またはアルコール・エーテル浸出法を用い浸
出し、色素,樹脂などを除き精製後、真空濃縮により粗
粉末とすることにより得ることができる。通常、中国五
倍子から約50〜60%、トルコ五倍子から約70%の収率で
得られる。
れるものではなく、通常用いられている方法でよい。例
えば中国五倍子やトルコ五倍子より、水浸出法,アルコ
ール浸出法またはアルコール・エーテル浸出法を用い浸
出し、色素,樹脂などを除き精製後、真空濃縮により粗
粉末とすることにより得ることができる。通常、中国五
倍子から約50〜60%、トルコ五倍子から約70%の収率で
得られる。
かかる方法で得られた本発明のコラゲナーゼ活性阻害剤
であるガロタンニンは、各種の口腔用組成物に配合して
用いることができ、その際、その種類に応じて通常使用
される公知の成分を任意に配合することができる。
であるガロタンニンは、各種の口腔用組成物に配合して
用いることができ、その際、その種類に応じて通常使用
される公知の成分を任意に配合することができる。
この様な口腔用組成物は、洗剤,固形剤,半固形剤のい
ずれであってもよく、好ましい組成物としてチューイン
ガム,飴類,飲料等の食品、あるいは、歯磨剤,洗口
剤,トローチ剤,塗布液剤等があげられる。
ずれであってもよく、好ましい組成物としてチューイン
ガム,飴類,飲料等の食品、あるいは、歯磨剤,洗口
剤,トローチ剤,塗布液剤等があげられる。
これらの口腔用組成物を製造するのに使用される賦形剤
または補助剤は、通常同目的に使用されるものから剤形
に応じて適宜選択すればよく、特に限定されるものでは
ないが、例えば乳糖,ステアリン酸マグネシウム,ソル
ビット,マンニット,カルボキシメチルセルロース,ハ
イドロキシプロピルセルロース,ハイドロキシプロピル
メチルセルロース,サッカリン,ラウリル硫酸ナトリウ
ム,ラウロイルサルコシンナトリウム,グリセリン,ポ
リエチレングリコール,ポリビニルアルコール,カラギ
ナン,アラビアゴム,エタノール,メントール,脂肪
酸,クエン酸,無水ケイ酸,第二リン酸カルシウム,ハ
イドロキシアパタイト,炭酸カルシウム,二酸化チタン
等が使用される。但し、鉄剤,金属塩類,膠剤,澱粉な
どと併用すると難溶性化合物を形成する場合があるので
留意を要する。
または補助剤は、通常同目的に使用されるものから剤形
に応じて適宜選択すればよく、特に限定されるものでは
ないが、例えば乳糖,ステアリン酸マグネシウム,ソル
ビット,マンニット,カルボキシメチルセルロース,ハ
イドロキシプロピルセルロース,ハイドロキシプロピル
メチルセルロース,サッカリン,ラウリル硫酸ナトリウ
ム,ラウロイルサルコシンナトリウム,グリセリン,ポ
リエチレングリコール,ポリビニルアルコール,カラギ
ナン,アラビアゴム,エタノール,メントール,脂肪
酸,クエン酸,無水ケイ酸,第二リン酸カルシウム,ハ
イドロキシアパタイト,炭酸カルシウム,二酸化チタン
等が使用される。但し、鉄剤,金属塩類,膠剤,澱粉な
どと併用すると難溶性化合物を形成する場合があるので
留意を要する。
上記の組成物に、通常食品に用いられる甘味料,着色
料,香料,保存料などを適宜使用することもできるし、
クロルヘキシジンなどの殺菌剤、アンピシリンなどの抗
生物質を配合し、歯周病の予防や改善効果を高めること
もできる。
料,香料,保存料などを適宜使用することもできるし、
クロルヘキシジンなどの殺菌剤、アンピシリンなどの抗
生物質を配合し、歯周病の予防や改善効果を高めること
もできる。
この様にして製造される歯周病の予防および治療に有用
な口腔用組成物中に占めるガロタンニンの量は剤形によ
り異なるが、通常0.001〜2.0重量%、好ましくは0.01〜
1.0重量%であることが望ましい。
な口腔用組成物中に占めるガロタンニンの量は剤形によ
り異なるが、通常0.001〜2.0重量%、好ましくは0.01〜
1.0重量%であることが望ましい。
本発明のコラゲナーゼ活性阻害剤は、ガロタンニンを配
合したことにより、歯周病における歯肉および歯槽骨の
コラーゲン吸収の原因であるコラゲナーゼに対し優れた
阻害活性を有し、歯周病の予防および治療に有用であ
り、また、配合量の多少に関わらず使用上の安全性も極
めて高いものである。
合したことにより、歯周病における歯肉および歯槽骨の
コラーゲン吸収の原因であるコラゲナーゼに対し優れた
阻害活性を有し、歯周病の予防および治療に有用であ
り、また、配合量の多少に関わらず使用上の安全性も極
めて高いものである。
〔試験例〕ガロタンニンのヒトコラゲナーゼ阻害作用 1. 試験ガロタンニン タンニン酸AL(富士化学) 2. コラゲナーゼ コラゲナーゼは、特願平1−238941号記載の方法により
得られた精製したものを用いる。
得られた精製したものを用いる。
3. コラゲナーゼ阻害活性の測定 コラゲナーゼに対する試験ガロタンニンの阻害活性の測
定は、試験ガロタンニンを測定用緩衝液(0.2M食塩,5mM
塩化カルシウム,0.05容量%Brij−35および0.02容量%
アジ化ナトリウムを含有する50mMトリス塩酸緩衝液、pH
7.5)に溶解した液と既知量のコラゲナーゼ溶液とを混
合し、フルオレッセインイソチオシアネートで標識され
たI型コラーゲン(コスモバイオ社製)を基質として用
い、永井らの方法(Japanese Journal of Inflamatio
n、4巻、123頁、1984年参照)に準じコラゲナーゼ活性
を測定することによりおこなう。
定は、試験ガロタンニンを測定用緩衝液(0.2M食塩,5mM
塩化カルシウム,0.05容量%Brij−35および0.02容量%
アジ化ナトリウムを含有する50mMトリス塩酸緩衝液、pH
7.5)に溶解した液と既知量のコラゲナーゼ溶液とを混
合し、フルオレッセインイソチオシアネートで標識され
たI型コラーゲン(コスモバイオ社製)を基質として用
い、永井らの方法(Japanese Journal of Inflamatio
n、4巻、123頁、1984年参照)に準じコラゲナーゼ活性
を測定することによりおこなう。
4. 試験結果 第1表に結果を示す。試験ガロタンニンに用量依存的な
コラゲナーゼ阻害活性がみられ、IC50値は約58μg/mlで
あった。
コラゲナーゼ阻害活性がみられ、IC50値は約58μg/mlで
あった。
以下にガロタンニンを含有した口腔用組成物の製造方法
についての応用例をあげる。
についての応用例をあげる。
〔応用例−1〕チューインガム配合組成 重量% チューインガムベース 20.0 粉糖 50.9 ブドウ糖 10.0 水飴(水分15%) 18.0 ガロタンニン 0.1香料 1.0 40℃に保温した全量のチューインガムベースおよび全量
の水飴をニーダーに投入して10分間混練し粉糖の1/3量
および全量のブドウ糖を投入して5分間、次いで粉糖の
1/3量を投入して5分間混練した。次に、ガロタンニン
を残りの1/3量の粉糖に混合してから投入し5分間混練
してガムミックスを得た。
の水飴をニーダーに投入して10分間混練し粉糖の1/3量
および全量のブドウ糖を投入して5分間、次いで粉糖の
1/3量を投入して5分間混練した。次に、ガロタンニン
を残りの1/3量の粉糖に混合してから投入し5分間混練
してガムミックスを得た。
〔応用例−2〕ヌガー 配合組成 重量部 卵白粉末 4 水 12 グラニュー糖 120 水飴(水分30%) 120 水 10 粉乳 7 植物性油脂 25 香料 0.4 着色料 0.3 ガロタンニン 0.2 を混合し泡立てる。は130℃まで煮詰める。に
を少しづつ加え、更に泡立てる。これに、を加え混合
しながら90℃まで冷却後、を加えて良く混合したのち
冷却盤上に広げ成型してヌガーを得た。
を少しづつ加え、更に泡立てる。これに、を加え混合
しながら90℃まで冷却後、を加えて良く混合したのち
冷却盤上に広げ成型してヌガーを得た。
〔応用例−3〕練歯磨き配合組成 重量% 第2リン酸カルシウム 42 グリセリン 18 カラギナン 0.9 ラウリル硫酸ナトリウム 1.2 サッカリン 1.0 パラオキシ安息香酸ブチル 0.005 クロルヘキシジンジグルコネート 0.1 香料 0.1 ガロタンニン 0.3 水 残量 常法に従って製造する。即ち、水,グリセリン,カラギ
ナン,サッカリン,パラオキシ安息香酸ブチル,クロル
ヘキシジンジグルコネート,香料,およびガロタンニン
の処方量を計量し、混合して粘結剤を膨潤させたのち、
第2リン酸カルシウム,ラウリル硫酸ナトリウムを加
え、更によく混合,脱泡したのちチューブに充填して練
歯磨き剤を得る。
ナン,サッカリン,パラオキシ安息香酸ブチル,クロル
ヘキシジンジグルコネート,香料,およびガロタンニン
の処方量を計量し、混合して粘結剤を膨潤させたのち、
第2リン酸カルシウム,ラウリル硫酸ナトリウムを加
え、更によく混合,脱泡したのちチューブに充填して練
歯磨き剤を得る。
〔応用例−4〕練歯磨き ガロタンニンの添加量が1.0重量%である以外は応用例
−3と同様にして練歯磨き剤を得る。
−3と同様にして練歯磨き剤を得る。
〔応用例−5〕トローチ剤配合組成 重量% ポリエチレングリコール6000 2.0 無水ケイ酸 1.0 ステアリン酸マグネシウム 0.6 タルク 0.3 ハイドロキシプロピルセルロース 0.7 ガロタンニン 0.5 マンニット 残量 常法に従い上記処方のトローチ剤を製造する。
〔応用例−5〕洗口剤配合組成 重量% エタノール 20.0 サッカリンナトリウム 0.1 香料 1.0 ショ糖脂肪酸エステル 0.5 ガロタンニン 0.5水 残量 常法に従い上記処方の洗口剤を製造する。
Claims (1)
- 【請求項1】ガロタンニンを含有することを特徴とする
コラゲナーゼ活性阻害剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2176793A JPH0791196B2 (ja) | 1990-07-03 | 1990-07-03 | コラゲナーゼ活性阻害剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2176793A JPH0791196B2 (ja) | 1990-07-03 | 1990-07-03 | コラゲナーゼ活性阻害剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0466524A JPH0466524A (ja) | 1992-03-02 |
JPH0791196B2 true JPH0791196B2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=16019945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2176793A Expired - Lifetime JPH0791196B2 (ja) | 1990-07-03 | 1990-07-03 | コラゲナーゼ活性阻害剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0791196B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11147833A (ja) * | 1997-11-18 | 1999-06-02 | Noevir Co Ltd | コラゲナーゼ阻害剤 |
JP4507027B2 (ja) * | 1998-12-04 | 2010-07-21 | 明治乳業株式会社 | Mmp阻害剤 |
JP2006282561A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Kobayashi Pharmaceut Co Ltd | アムラの抽出成分を配合したマトリックスメタロプロテアーゼ阻害剤 |
JP5294536B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2013-09-18 | 小林製薬株式会社 | 歯肉上皮細胞伸展阻害剤 |
JP2016084311A (ja) * | 2014-10-28 | 2016-05-19 | 国立大学法人広島大学 | 口臭抑制剤及び口腔用組成物 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5838208A (ja) * | 1981-08-29 | 1983-03-05 | Sunstar Inc | タンニン配合口腔適用組成物 |
JPS63145213A (ja) * | 1986-12-08 | 1988-06-17 | Kanebo Ltd | ポリフエノ−ルの変色防止方法 |
-
1990
- 1990-07-03 JP JP2176793A patent/JPH0791196B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5838208A (ja) * | 1981-08-29 | 1983-03-05 | Sunstar Inc | タンニン配合口腔適用組成物 |
JPS63145213A (ja) * | 1986-12-08 | 1988-06-17 | Kanebo Ltd | ポリフエノ−ルの変色防止方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0466524A (ja) | 1992-03-02 |
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