JPH0790965B2 - 板状部材の積重ね装置 - Google Patents

板状部材の積重ね装置

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JPH0790965B2
JPH0790965B2 JP61031873A JP3187386A JPH0790965B2 JP H0790965 B2 JPH0790965 B2 JP H0790965B2 JP 61031873 A JP61031873 A JP 61031873A JP 3187386 A JP3187386 A JP 3187386A JP H0790965 B2 JPH0790965 B2 JP H0790965B2
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JP
Japan
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清尊 安部
武夫 木村
高尚 藤田
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Mitsubishi Materials Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G57/00Stacking of articles
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Electrolytic Production Of Metals (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈技術分野〉 本発明は電解製錬の電着亜鉛板等の板状部材を一定量積
重ねる積重ね装置に関する。
〈従来技術と問題点〉 亜鉛の電解製錬等においては、陰極板から剥離した電着
亜鉛板を一定量積重ねて電気炉に送り、電気亜鉛として
精製する。
従来、陰極板から剥離した電着亜鉛板を自動的に積重ね
る装置が用いられている。該装置の一例は、不規則に搬
入される電着亜鉛板を整列する部分と、該電着亜鉛板を
積重ねて計量する積重ね部分とを具えており、該整列部
の前方に計量積重ね部が連設されている。上記整列部に
は電着亜鉛板を搬送する搬送路が設けられており、該搬
送路に沿って分離ローラが配設され、該分離ローラによ
り不規則に搬入された電着亜鉛板が前後に分離されて積
重ね部に搬送される。該積重ね部は搬送路の出口下方に
設けられており、上記整列部から送り出された電着亜鉛
板が該積重ね部のテーブルに順次積重ねられる。該テー
ブルはスプリングにより弾性支持されており、該スプリ
ングの弾性力で電着亜鉛板の重量を計量する。更に上記
テーブルは上下動自在に構成されており、かつ該テーブ
ル上面には搬出用ローラが配設されている。テーブルに
一定量の亜鉛板が積重ねられるとその重量でテーブルが
下降して下方に配設されている搬出コンベアに接続し、
亜鉛板が外部に搬出される。
上記従来の装置においては、テーブルの上下動機構部分
に計量機構が組込まれているため作動不良を招き易く、
また計量精度も悪く、装置の保守も煩雑である。更にテ
ーブルが下降し亜鉛板を搬出した後再び上昇して原位置
に復帰するまで整列部からの搬出を中断しなければなら
ず、作業時間の損失も大きい。また、整列部での亜鉛板
の分離が不充分であり、積重ね不良が頻発する等の問題
がある。
〈問題解決の手段〉 本発明においては、計量機構と積込み機構とが分離して
構成され、かつ弾性支持されたフォークにより亜鉛板の
重量を測定する機構を採用することにより従来の問題を
解決した。
本発明によれば、以下の構成からなる板状部材の積重ね
装置が提供される。
(1)板状部材を分離して搬送する分離搬送機構と、搬
入された板状部材を積重ねて計量する計量機構と、計量
した板状部材を搬出する搬送機構とを具えた積重ね装置
において、上記計量機構は、分離搬送機構から送出され
積重ねられた板状部材を支持するフォークと、該フォー
クを軸支する支持台と、該フォークを上下に弾性支持す
る支持部とからなり、該フォークは上記搬送機構の上方
に突出、かつ、該搬出機構の後方に後退するようにフォ
ーク支持台が往復自在に形成されており、フォークの上
下回動により積重ねた板状部材の重量を計量することを
特徴とする板状部材の積重ね装置。
(2)上記搬送機構には、積重ねられた板状部材を支持
する上下動自在なテーブルと、該テーブルの上面に配設
された搬送ローラと、該テーブルを上方のフォークと同
高さまで上昇させ更に下方の搬出口まで下降させる上下
動手段とが設けられている上記(1)の装置。
(3)上記フォーク支持部がスプリングと油圧シリンダ
ーとから形成され、該スプリングの弾性力により計量す
る上記(1)または(2)の装置。
(4)上記分離搬送機構には、板状部材の搬送路と、不
規則に搬入された上側の板状部材に転接して搬送速度を
減ずる減速ローラと、下側の板状部材に転接して搬送速
度を早める加速ローラとが上下に相対向して設けられて
おり、下側の板状部材から順に上記計量機構へ送出され
ることを特徴とする上記(1),(2)または(3)の
装置。
(5)上記減速ローラが正逆転可能である上記(4)の
装置。
〈実施例〉 以下、本発明を図面に示す一実施例に基いて説明する。
第1図は本発明に係る装置10の概略正面図であり、図示
するように本装置10は電着亜鉛板等の板状部材を分離し
て搬送する分離搬送機構部分20、搬入された板状部材を
積重ねて計量する計量機構部分30、計量した板状部材を
搬出する搬出機構部分40を具えている。
分離搬送機構部分20には板状部材11を搬送する搬送路21
が形成されており、該搬送路21には、板状部材11に転接
して搬送速度を減ずる減速ローラ22と、板状部材11に転
接して搬送速度を加速する加速ローラ23とが設けられて
いる。該減速ローラ22と該加速ローラ23とは相対向して
設けられ板状部材の分離機構を形成している。該分離機
構は搬送路21の入口側端部21a、中央部21b、出口側端部
21cに夫々配設されている。尚、減速ローラ22および加
速ローラ23は不規則に搬入される板状部材11を前後に分
離し、上側の板状部材11より下側の板状部材11が加速さ
れ下側のものから順に送出されるように減速ローラ22が
上側に、加速ローラ23が下側に配設されている。上記減
速ローラ22を正逆転可能に形成すれば分離効果を一層高
めることが出来る。減速ローラ22と加速ローラ23とから
なる各分離機構の間には複数個の送りローラ24が設けら
れている。上記分離機構および送りローラ24は搬送路21
の長さに応じて適宜の個数設ければ良い。尚、本発明は
減速ローラ22と加速ローラ23とを組合せて用いるので搬
送路21が短くても確実な分離効果を発揮することが出来
る。更に搬送路21の出口には板状部材11を搬送機構部分
40に投入する射出ローラ25が設けられており、かつ投入
された板状部材11が良好に積重ねられるように搬送路21
が僅かに上向きに設けられている。
該搬送路21の出口の前方に搬出機構40が設けられてお
り、該搬出機構40に設けたテーブル41の上方に計量機構
30のフォーク31の先端31aが突出している。該フォーク3
1はその後端31bが支持台32に回動自在に軸支されてお
り、かつその中央部31cに設けた弾性支持部により上下
動自在に弾性支持されている。本実施例において該弾性
支持部はスプリング33と油圧シリンダー34とから構成さ
れている。該スプリング33は支持台32とフォーク中央部
31cとの間に介設され、フォークがその後端31bを支点と
して回動するようにフォーク31を上方に付勢している。
油圧シリンダー34はフォーク31の上方への回動速度を緩
め、かつフォーク31を支持台32の上面に押圧固定してフ
ォーク31の急激な反動を抑えるためのものであり、上記
支持台32に装着されており、そのロッド先端がアーム35
を介してフォーク中央部31cに連結されている。該アー
ム35はその後端が支持台32に軸支されており、ロッドの
下降により該アーム35がその後端を支点として回動しフ
ォーク31を支持台32の上面に引付けて固定する。更に上
記支持台32はフォーク先端31aが搬出機構40の搬出方向
に対して後方に後退出来るように、往復動自在に形成さ
れている。即ち、上記搬送路21の下方に上記支持台32の
ガイドレール36が設けられており、該支持台32は該ガイ
ドレール36にガイドローラ37を介して装着されると共に
ガイドレールの下側に装着された油圧シリンダー38に連
結され、該油圧シリンダー38により搬出機構40に向って
往復動される。該支持台32の往復動はガイドレール36に
設けたりミットスイッチ(図示せず)により検出され
る。
板状部材11は上記分離搬送機構20からフォーク先端31a
に向けて射出され、該先端31aに積重ねられる。積重ね
られた板状部材11の重量はスプリング33の弾性力により
測定される。即ち、板状部材11の搬入前フォーク31はス
プリング33により上向きに保持されており、板状部材11
が積重ねられるに従いその重量で次第にスプリング33が
押縮められ、フォーク先端31aが下方に回動して略水平
に保持される。フォーク中央部31cには突起31dが下方に
突出しており、フォーク31が略水平に保持されるとき、
該突起31dが支持台32の上面に当接し、従ってフォーク3
1はこれ以上下降しない。フォーク31の回動はリミット
スイッチ(図示せず)により検出され、フォーク先端31
aが略水平に達したとき該リミットスイッチにより上記
分離機構20の板状部材11の射出が停止される。
搬出機構40は積重ねられた板状部材を支持する上下動自
在なテーブル41と、該テーブル41を上下動する油圧シリ
ンダー42と、これらを支える支持枠43とを有している。
テーブル41はフレーム41aの上端に形成されており、該
テーブル41の上面に複数の搬送ローラ41bが並設されて
いる。支持枠43は箱型をなし、その上部には枠体43aが
形成されており、該枠体43aの内側に上記分離機構20か
ら板状部材11が投入される。投入された板状部材11が外
部に脱落しないように該枠体43aの側面には壁板43bが設
けられている。上記フォーク先端31aは該枠体43aの内側
に突出する。
一方、支持枠43の下側にはテーブル41を有するフレーム
41aが上下動自在に装着されており、該フレーム41aの上
下動を案内するガイドローラ43cが支持枠43に取付けら
れている。ガイドローラ43cは上記フレーム41aの両側に
配設されており、該フレーム41aに嵌合してその位置ズ
レを防止する。テーブル41の下方には油圧シリンダー42
が設けられており、該油圧シリンダー42のロッド先端が
テーブル下面に連結し、該ロッドの往復動によりテーブ
ル41が上下動される。該テーブル41の上下動はリミット
スイッチ(図示せず)により検出される。テーブル41は
始め搬出位置Aに待機しており、装置の運転開始に伴な
い、略水平に保持されたフォーク先端31aと略同じ高さ
Bに上昇される。このとき第4図に示すようにフォーク
先端31aは二股に分岐しており、テーブル上面に配設さ
れた複数の搬送ローラ41bの間に受入れられ、該搬送ロ
ーラ41bによってフォーク上の板状部材11が支えられ
る。このようにフォーク31からテーブル41に板状部材11
が移し換えられた後、油圧シリンダー34により略水平に
保持されたままで支持台32が後退し、フォーク先端31a
が上記枠体43aの外部に移動した後、テーブル41が搬出
位置Aまで降下する。テーブル41が降下する間、支持台
32が再び前進してフォーク先端31aがテーブル41の上方
に突出され、板状部材11の積重ねと計量が開始される。
一方、テーブル41が搬出位置Aまで降下し、載置されて
いる板状部材11が外部に搬出されると、テーブル41は再
び略水平に保持されたフォーク先端31aと同高さBまで
上昇され、前述の動作が繰返される。尚、上記搬出位置
には該枠体43bにダンパー43dが設けられている。該ダン
パー43dはその上端を支点として該枠体43aに揺動自在に
軸着されており、油圧シリンダー43eにより上方に引上
げられて搬出路を開く。
〈発明の効果〉 本発明においては、計量フォークと昇降動テーブルとの
組合わせにより板状部材の計量と積重および搬出を行
い、計量機構と搬出機構とが独立しているので搬出作動
時に並行して板状部材の積重ね及び計量を進めることが
出来、作業能率が極めて良く、また作動不良の虞れが無
い。
計量精度が良く、積重ね重量が均一であり、例えば、亜
鉛電着板等について溶解工程での迅速、正確な作業を進
めることが出来る。
また搬送機構のテーブルについては、その昇降動の高さ
を任意に設定出来るので作業形態に応じた運転を行なう
ことが出来る。
板状部材の分離搬送から積重ね、計量、搬送の各工程が
自動化されており、人手を要せずに、迅速な作業が行な
える。
板状部材の積重ね重量はフォークのスプリング強度を調
整することにより任意に設定でき、容易に積重ね重量を
変更出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明に係る装置の実施例を示
す。第1図はその概略正面図、第2図は計量機構の部分
説明図、第3図は搬出機構の部分説明図、第4図は計量
フォークと昇降動テーブルとの位置関係を示す説明図で
ある。 図面中、11……板状部材、20……分離搬送機構、21……
搬送路、22……減速ローラ、23……加速ローラ、24……
送ローラ、25……射出ローラ、30……計量機構、31……
フォーク、32……支持台、33……スプリング、34……油
圧シリンダー、35……アーム、36……ガイドレール、37
……ガイドローラ、38……油圧シリンダー、40……搬出
機構、41……テーブル、42……油圧シリンダー、43……
支持枠。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状部材を分離して搬送する分離搬送機構
    と、搬入された板状部材を積重ねて計量する計量機構
    と、計量した板状部材を搬出する搬送機構とを具えた積
    重ね装置において、上記計量機構は、分離搬送機構から
    送出され積重ねられた板状部材を支持するフォークと、
    該フォークを軸支する支持台と、該フォークを上下に弾
    性支持する支持部とからなり、該フォークは上記搬出機
    構の上方に突出し、かつ、該搬出機構の後方に後退する
    ようにフォーク支持台が往復動自在に形成されており、
    フォークの上下回動により積重ねた板状部材の重量を計
    量することを特徴とする板状部材の積重ね装置。
  2. 【請求項2】上記搬出機構には、積重ねられた板状部材
    を支持する上下動自在なテーブルと、該テーブルの上面
    に配設された搬送ローラと、該テーブルを上方のフォー
    クと同高さまで上昇させ更に下方の搬出口まで下降させ
    る上下動手段とが設けられている特許請求の範囲第1項
    の装置。
  3. 【請求項3】上記フォーク支持部がスプリングと油圧シ
    リンダーとから形成され、該スプリングの弾性力により
    計量する特許請求の範囲第1項または第2項の装置。
  4. 【請求項4】上記分離搬送機構には、板状部材の搬送路
    と、不規則に搬入された上側の板状部材に転接して搬送
    速度を減ずる減速ローラと、下側の板状部材に転接して
    搬送速度を早める加速ローラとが上下に相対向して設け
    られており、下側の板状部材から順に上記計量機構へ送
    出されることを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2
    項または第3項の装置。
  5. 【請求項5】上記減速ローラが正逆転可能である特許請
    求の範囲第4項の装置。
JP61031873A 1986-02-18 1986-02-18 板状部材の積重ね装置 Expired - Lifetime JPH0790965B2 (ja)

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KR1019870001297A KR950000595B1 (ko) 1986-02-18 1987-02-17 판상부재의 적중(積重)장치

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JPS62191363A JPS62191363A (ja) 1987-08-21
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