JPH0790618A - 熱処理炉内における鋼帯のフロート力制御方法 - Google Patents
熱処理炉内における鋼帯のフロート力制御方法Info
- Publication number
- JPH0790618A JPH0790618A JP26434493A JP26434493A JPH0790618A JP H0790618 A JPH0790618 A JP H0790618A JP 26434493 A JP26434493 A JP 26434493A JP 26434493 A JP26434493 A JP 26434493A JP H0790618 A JPH0790618 A JP H0790618A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel strip
- lower nozzle
- treatment furnace
- heat treatment
- lower nozzles
- Prior art date
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- Pending
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- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鋼帯にかけるフロート力を徐々に下げて、鋼
帯を下部ノズル上にゆっくりと載せ、かくして、鋼帯エ
ッジ部に割れが発生することを防止する。 【構成】 熱処理炉３内に設けた下部ノズル4Aから、下
部ノズル4Aの上方を水平移動する、表面に被膜が塗布さ
れた鋼帯1A下面に向けて熱風を噴射して、鋼帯1Aを下部
ノズル4Aから浮上させた状態で前記被膜を鋼帯表面に焼
付ける際の、鋼帯1Aに付与されるフロート力を制御する
ための方法において、鋼帯1Aの移動を停止する場合に
は、下部ノズル4Aの圧力を徐々に下げることによって、
鋼帯1Aを下部ノズル4A上にゆっくりと載置させ、一方、
通板を開始する場合には、下部ノズル圧力を徐々に高め
ることによって、鋼帯1Aを下部ノズル4Aからゆっくりと
浮上させる。
帯を下部ノズル上にゆっくりと載せ、かくして、鋼帯エ
ッジ部に割れが発生することを防止する。 【構成】 熱処理炉３内に設けた下部ノズル4Aから、下
部ノズル4Aの上方を水平移動する、表面に被膜が塗布さ
れた鋼帯1A下面に向けて熱風を噴射して、鋼帯1Aを下部
ノズル4Aから浮上させた状態で前記被膜を鋼帯表面に焼
付ける際の、鋼帯1Aに付与されるフロート力を制御する
ための方法において、鋼帯1Aの移動を停止する場合に
は、下部ノズル4Aの圧力を徐々に下げることによって、
鋼帯1Aを下部ノズル4A上にゆっくりと載置させ、一方、
通板を開始する場合には、下部ノズル圧力を徐々に高め
ることによって、鋼帯1Aを下部ノズル4Aからゆっくりと
浮上させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、熱処理炉内における
鋼帯のフロート力制御方法、特に、高Ｓｉ濃度鋼帯等の
衝撃力に対して脆い鋼帯の表面に、熱処理炉内において
絶縁被膜を焼付ける際における、鋼帯のフロート力制御
方法に関するものである。
鋼帯のフロート力制御方法、特に、高Ｓｉ濃度鋼帯等の
衝撃力に対して脆い鋼帯の表面に、熱処理炉内において
絶縁被膜を焼付ける際における、鋼帯のフロート力制御
方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】古くからＳｉ含有量が６．５％の電磁鋼
板用鋼帯は、特に優れた磁気特性を有することは知られ
ており、その製造方法もある程度確立されていた。
板用鋼帯は、特に優れた磁気特性を有することは知られ
ており、その製造方法もある程度確立されていた。
【０００３】このような高Ｓｉ濃度鋼帯の製造方法の一
例を簡単に説明する。先ず、製鋼段階で２〜３％のＳｉ
を含有させた鋼帯を、鋼帯表面への塩化珪素ガスの噴射
用ノズルを有する浸珪処理炉内を連続的に通し、この浸
珪処理炉内において鋼帯表面に塩化珪素ガスを吹き付け
て、鋼帯内にＳｉを拡散させ、かくして、鋼帯のＳｉ含
有量を６．５％に維持する。製鋼段階でＳｉ含有量を
６．５％に調整できない理由は、このような高Ｓｉ濃度
スラブから鋼帯への圧延が現状では不可能であるからで
ある。
例を簡単に説明する。先ず、製鋼段階で２〜３％のＳｉ
を含有させた鋼帯を、鋼帯表面への塩化珪素ガスの噴射
用ノズルを有する浸珪処理炉内を連続的に通し、この浸
珪処理炉内において鋼帯表面に塩化珪素ガスを吹き付け
て、鋼帯内にＳｉを拡散させ、かくして、鋼帯のＳｉ含
有量を６．５％に維持する。製鋼段階でＳｉ含有量を
６．５％に調整できない理由は、このような高Ｓｉ濃度
スラブから鋼帯への圧延が現状では不可能であるからで
ある。
【０００４】次に、図２に示すように、このようにして
調製した高Ｓｉ濃度素板１Ａの表裏面に、コーティング
ロール２によって絶縁被膜が塗布される。絶縁被膜を塗
布された素板１Ａは、熱処理炉３内に送られる。熱処理
炉３内において、素板１Ａの表裏面には、熱処理炉３内
に設置された複数本の上ノズル４Ａ、下ノズル４Ｂから
熱風が噴射され、これによって、絶縁被膜は、素板１Ａ
の表面に焼き付けられる。上下ノズル４Ａ、４Ｂには、
熱風ブロワ５からダンパ６を介して熱風が供給される。
素板１Ａは、下ノズル４Ｂから噴射される熱風によって
下ノズル４Ｂの上方に浮上した状態で水平移動（実際に
はカテナリー曲線状）する。かくして、高Ｓｉ濃度鋼帯
１Ｂが連続的に製造される。
調製した高Ｓｉ濃度素板１Ａの表裏面に、コーティング
ロール２によって絶縁被膜が塗布される。絶縁被膜を塗
布された素板１Ａは、熱処理炉３内に送られる。熱処理
炉３内において、素板１Ａの表裏面には、熱処理炉３内
に設置された複数本の上ノズル４Ａ、下ノズル４Ｂから
熱風が噴射され、これによって、絶縁被膜は、素板１Ａ
の表面に焼き付けられる。上下ノズル４Ａ、４Ｂには、
熱風ブロワ５からダンパ６を介して熱風が供給される。
素板１Ａは、下ノズル４Ｂから噴射される熱風によって
下ノズル４Ｂの上方に浮上した状態で水平移動（実際に
はカテナリー曲線状）する。かくして、高Ｓｉ濃度鋼帯
１Ｂが連続的に製造される。
【０００５】熱処理炉３内において、ノズル４からの熱
風によって素板１Ａを浮上させた状態で素板１Ａを水平
移動させるのは、素板１Ａは、Ｓｉ濃度が高いが故に脆
いので、大きな張力をかけられないからである。このよ
うなフローティング方式の輸送システムとしては、フレ
ナムチャンバ方式（米国特許第３３２８９９７号）、あ
るいは、図２に示したプレッシャパッド方式（日本特許
第５８９５５２号）等が従来から知られている。
風によって素板１Ａを浮上させた状態で素板１Ａを水平
移動させるのは、素板１Ａは、Ｓｉ濃度が高いが故に脆
いので、大きな張力をかけられないからである。このよ
うなフローティング方式の輸送システムとしては、フレ
ナムチャンバ方式（米国特許第３３２８９９７号）、あ
るいは、図２に示したプレッシャパッド方式（日本特許
第５８９５５２号）等が従来から知られている。
【０００６】上述したようにして、高Ｓｉ濃度鋼帯１Ｂ
を連続的に製造するに際して、製造ラインを停止し、素
板１Ａにかける張力を切る場合には、ノズル４からの熱
風の噴射を瞬時に停止し、素板１Ａを下部ノズル４Ｂ上
に載置させていた。
を連続的に製造するに際して、製造ラインを停止し、素
板１Ａにかける張力を切る場合には、ノズル４からの熱
風の噴射を瞬時に停止し、素板１Ａを下部ノズル４Ｂ上
に載置させていた。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、高Ｓｉ濃度素板１Ａは脆いので、素板１Ａが
下部ノズル４Ｂ上に載ったときに、素板１Ａにかかる荷
重によって、素板１Ａのエッジ部に割れが発生しやす
く、通板を再開したときに熱処理炉３内において素板１
Ａが破断する恐れがあった。
たように、高Ｓｉ濃度素板１Ａは脆いので、素板１Ａが
下部ノズル４Ｂ上に載ったときに、素板１Ａにかかる荷
重によって、素板１Ａのエッジ部に割れが発生しやす
く、通板を再開したときに熱処理炉３内において素板１
Ａが破断する恐れがあった。
【０００８】従って、この発明の目的は、熱処理炉内を
フローティング方式によって連続的に水平移動する鋼帯
が停止する場合に、鋼帯にかけるフロート力を急激では
なく徐々に下げて、鋼帯を下部ノズル上にゆっくりと載
せ、かくして、鋼帯エッジ部に割れが発生することを防
止することができる、熱処理炉内における鋼帯のフロー
ト力制御方法を提供することにある。
フローティング方式によって連続的に水平移動する鋼帯
が停止する場合に、鋼帯にかけるフロート力を急激では
なく徐々に下げて、鋼帯を下部ノズル上にゆっくりと載
せ、かくして、鋼帯エッジ部に割れが発生することを防
止することができる、熱処理炉内における鋼帯のフロー
ト力制御方法を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この発明は、熱処理炉内
に設けた下部ノズルから、前記下部ノズルの上方を水平
移動する、表面に被膜が塗布された鋼帯下面に向けて熱
風を噴射して、前記鋼帯を前記下部ノズルから浮上させ
た状態で前記被膜を前記鋼帯表面に焼付ける際の、前記
鋼帯に付与されるフロート力を制御するための方法にお
いて、前記鋼帯の移動を停止する場合には、前記下部ノ
ズル圧力を徐々に下げることによって、前記鋼帯を前記
下部ノズル上にゆっくりと載置させ、一方、通板を開始
する場合には、前記下部ノズル圧力を徐々に高めること
によって、前記鋼帯を前記下部ノズルからゆっくりと浮
上させることに特徴を有するものである。
に設けた下部ノズルから、前記下部ノズルの上方を水平
移動する、表面に被膜が塗布された鋼帯下面に向けて熱
風を噴射して、前記鋼帯を前記下部ノズルから浮上させ
た状態で前記被膜を前記鋼帯表面に焼付ける際の、前記
鋼帯に付与されるフロート力を制御するための方法にお
いて、前記鋼帯の移動を停止する場合には、前記下部ノ
ズル圧力を徐々に下げることによって、前記鋼帯を前記
下部ノズル上にゆっくりと載置させ、一方、通板を開始
する場合には、前記下部ノズル圧力を徐々に高めること
によって、前記鋼帯を前記下部ノズルからゆっくりと浮
上させることに特徴を有するものである。
【００１０】
【作用】下部ノズル圧力を検出し、熱処理炉内における
鋼帯の張力入信号が切れた場合には、検出された下部ノ
ズル圧力値に基づいて、下部ノズルに熱風を供給するた
めのブロワの回転数、または、ブロワと下部ノズルとの
間の管路に設けれたダンパの開度を調整する。これによ
って、下部ノズル圧力が徐々に下がるので、鋼帯が急激
に下部ノズル上に載ることはない。従って、鋼帯エッジ
部に発生する割れを防止することができる。
鋼帯の張力入信号が切れた場合には、検出された下部ノ
ズル圧力値に基づいて、下部ノズルに熱風を供給するた
めのブロワの回転数、または、ブロワと下部ノズルとの
間の管路に設けれたダンパの開度を調整する。これによ
って、下部ノズル圧力が徐々に下がるので、鋼帯が急激
に下部ノズル上に載ることはない。従って、鋼帯エッジ
部に発生する割れを防止することができる。
【００１１】
【実施例】次に、この発明の、熱処理炉内における鋼帯
のフロート力制御方法の一実施態様を、図面を参照しな
がら説明する。
のフロート力制御方法の一実施態様を、図面を参照しな
がら説明する。
【００１２】図１は、この発明の、熱処理炉内における
鋼帯のフロート力制御方法の一実施態様を示すブロック
図である。
鋼帯のフロート力制御方法の一実施態様を示すブロック
図である。
【００１３】図１において、１Ａは、２〜３％のＳｉを
含有する素板、２は、素板１Ａに絶縁被膜を塗布するた
めのコーティングロール、３は、素板１ＡにＳｉを拡散
させるための浸珪処理炉、４Ａは、浸珪処理炉３内を連
続的に水平移動する素板１Ａの上方に設置された上ノズ
ル、４Ｂは、素板１Ａの下方に設置された下ノズルであ
り、上下ノズル４Ａ、４Ｂからは、素板１Ａの表裏面に
熱風が噴射される。５は、熱風ブロワ、６は、上下ノズ
ル４Ａ、４Ｂとブロワ５の間に管路に設けられたダンパ
である。７は、下ノズル圧力検出器、そして、８は、計
算機であり、下ノズル圧力検出器７からの信号にしたが
ってダンパ６の開度、または、ブロワ５の回転数を制御
する機能を有している。
含有する素板、２は、素板１Ａに絶縁被膜を塗布するた
めのコーティングロール、３は、素板１ＡにＳｉを拡散
させるための浸珪処理炉、４Ａは、浸珪処理炉３内を連
続的に水平移動する素板１Ａの上方に設置された上ノズ
ル、４Ｂは、素板１Ａの下方に設置された下ノズルであ
り、上下ノズル４Ａ、４Ｂからは、素板１Ａの表裏面に
熱風が噴射される。５は、熱風ブロワ、６は、上下ノズ
ル４Ａ、４Ｂとブロワ５の間に管路に設けられたダンパ
である。７は、下ノズル圧力検出器、そして、８は、計
算機であり、下ノズル圧力検出器７からの信号にしたが
ってダンパ６の開度、または、ブロワ５の回転数を制御
する機能を有している。
【００１４】ライン起動信号および素板１Ａへの張力入
信号が切れると、計算機８は、ダンパ６、または、ブロ
ワ５に制御指令を発して、ダンパ６の開度、または、ブ
ロワ５の回転数を徐々に低下させる。これによって、素
板１Ａは、ゆっくりと下ノズル４Ｂ上に載置される。こ
れらの制御は、下ノズル圧力検出器７からの圧力信号に
基づいて行われる。
信号が切れると、計算機８は、ダンパ６、または、ブロ
ワ５に制御指令を発して、ダンパ６の開度、または、ブ
ロワ５の回転数を徐々に低下させる。これによって、素
板１Ａは、ゆっくりと下ノズル４Ｂ上に載置される。こ
れらの制御は、下ノズル圧力検出器７からの圧力信号に
基づいて行われる。
【００１５】一方、計算機８にライン起動信号および素
板１への張力入信号が入力されて、ラインが起動する場
合には、計算機８は、ダンパ６、または、ブロワ５に制
御指令を発して、ダンパ６の開度、または、ブロワ５の
回転数を徐々に増加させる。これによって、素板１Ａ
は、ゆっくりと下ノズル４Ｂの上方に浮上する。これら
の制御は、下ノズル圧力検出器７からの圧力信号に基づ
いて行われる。
板１への張力入信号が入力されて、ラインが起動する場
合には、計算機８は、ダンパ６、または、ブロワ５に制
御指令を発して、ダンパ６の開度、または、ブロワ５の
回転数を徐々に増加させる。これによって、素板１Ａ
は、ゆっくりと下ノズル４Ｂの上方に浮上する。これら
の制御は、下ノズル圧力検出器７からの圧力信号に基づ
いて行われる。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ライン起動信号、および、熱処理炉内における鋼帯
の張力入信号が切れた場合には、検出した下部ノズル圧
力値に基づいて、下部ノズルに熱風を供給するためのブ
ロワの回転数、または、ブロワと下部ノズルとの間の管
路に設けれたダンパの開度を調整することによって、下
部ノズル圧力が徐々に下がるので、鋼帯が急激に下部ノ
ズル上に載ることはない。従って、鋼帯エッジ部に発生
する割れを防止することができるので、ラインの再起動
の際に、鋼帯が破断することを防止できるといった有用
な効果がもたらされる。
ば、ライン起動信号、および、熱処理炉内における鋼帯
の張力入信号が切れた場合には、検出した下部ノズル圧
力値に基づいて、下部ノズルに熱風を供給するためのブ
ロワの回転数、または、ブロワと下部ノズルとの間の管
路に設けれたダンパの開度を調整することによって、下
部ノズル圧力が徐々に下がるので、鋼帯が急激に下部ノ
ズル上に載ることはない。従って、鋼帯エッジ部に発生
する割れを防止することができるので、ラインの再起動
の際に、鋼帯が破断することを防止できるといった有用
な効果がもたらされる。
【図１】この発明の、熱処理炉内における鋼帯のフロー
ト力制御方法の一実施態様を示す概略構成図ある。
ト力制御方法の一実施態様を示す概略構成図ある。
【図２】鋼帯表面への絶縁被膜の焼付け法を示す概略構
成図である。
成図である。
１Ａ：高Ｓｉ濃度素板、 １Ｂ：高Ｓｉ濃度鋼帯、 ２：コーティングロール、 ３：熱処理路、 ４Ａ：上ノズル、 ４Ｂ：下ノズル、 ５：ブロワ、 ６：ダンパ、 ７：下ノズル圧力検出器、 ８：計算機。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年５月３１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１３
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１３】図１において、１Ａは、高Ｓｉ濃度素板、
２は、素板１Ａに絶縁被膜を塗布するためのコーティン
グロール、３は、素板１Ａに塗布された絶縁被膜を焼き
付けるための熱処理炉、４Ａは、熱処理炉３内を連続的
に水平移動する素板１Ａの上方に設置された上ノズル、
４Ｂは、素板１Ａの下方に設置された下ノズルであり、
上下ノズル４Ａ、４Ｂからは、素板１Ａの表裏面に熱風
が噴射される。５は、熱風ブロワ、６は、上下ノズル４
Ａ、４Ｂとブロワ５の間の管路に設けられたダンパであ
る。７は、下ノズル圧力検出器、そして、８は、計算機
であり、下ノズル圧力検出器７からの信号にしたがって
ダンパ６の開度、または、ブロワ５の回転数を制御する
機能を有している。
２は、素板１Ａに絶縁被膜を塗布するためのコーティン
グロール、３は、素板１Ａに塗布された絶縁被膜を焼き
付けるための熱処理炉、４Ａは、熱処理炉３内を連続的
に水平移動する素板１Ａの上方に設置された上ノズル、
４Ｂは、素板１Ａの下方に設置された下ノズルであり、
上下ノズル４Ａ、４Ｂからは、素板１Ａの表裏面に熱風
が噴射される。５は、熱風ブロワ、６は、上下ノズル４
Ａ、４Ｂとブロワ５の間の管路に設けられたダンパであ
る。７は、下ノズル圧力検出器、そして、８は、計算機
であり、下ノズル圧力検出器７からの信号にしたがって
ダンパ６の開度、または、ブロワ５の回転数を制御する
機能を有している。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 １Ａ：高Ｓｉ濃度素板、 １Ｂ：高Ｓｉ濃度鋼帯、 ２：コーティングロール、 ３：熱処理炉、 ４Ａ：上ノズル、 ４Ｂ：下ノズル、 ５：ブロワ、 ６：ダンパ、 ７：下ノズル圧力検出器、 ８：計算機。
Claims (1)
- 【請求項１】 熱処理炉内に設けた下部ノズルから、前
記下部ノズルの上方を水平移動する、表面に被膜が塗布
された鋼帯下面に向けて熱風を噴射して、前記鋼帯を前
記下部ノズルから浮上させた状態で前記被膜を前記鋼帯
表面に焼付ける際の、前記鋼帯に付与されるフロート力
を制御するための方法において、前記鋼帯の移動を停止
する場合には、前記下部ノズル圧力を徐々に下げること
によって、前記鋼帯を前記下部ノズル上にゆっくりと載
置させ、一方、通板を開始する場合には、前記下部ノズ
ル圧力を徐々に高めることによって、前記鋼帯を前記下
部ノズルからゆっくりと浮上させることを特徴とする、
熱処理炉内における鋼帯のフロート力制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26434493A JPH0790618A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 熱処理炉内における鋼帯のフロート力制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26434493A JPH0790618A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 熱処理炉内における鋼帯のフロート力制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0790618A true JPH0790618A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=17401863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26434493A Pending JPH0790618A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 熱処理炉内における鋼帯のフロート力制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0790618A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1443120A1 (de) * | 2003-01-28 | 2004-08-04 | Carl Prof.Dr.-Ing. Kramer | Vorrichtung zur Wärmebehandlung metallischer Bänder im Durchlauf |
-
1993
- 1993-09-28 JP JP26434493A patent/JPH0790618A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1443120A1 (de) * | 2003-01-28 | 2004-08-04 | Carl Prof.Dr.-Ing. Kramer | Vorrichtung zur Wärmebehandlung metallischer Bänder im Durchlauf |
| US6895692B2 (en) | 2003-01-28 | 2005-05-24 | Carl Kramer | Device for heat treating metallic webs in-line |
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