JPH0790239A - 導電性樹脂ペースト - Google Patents

導電性樹脂ペースト

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JPH0790239A
JPH0790239A JP5239285A JP23928593A JPH0790239A JP H0790239 A JPH0790239 A JP H0790239A JP 5239285 A JP5239285 A JP 5239285A JP 23928593 A JP23928593 A JP 23928593A JP H0790239 A JPH0790239 A JP H0790239A
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conductive resin
resin paste
compound
epoxy
weight
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JP5239285A
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Hikari Okubo
光 大久保
Michio Kobayashi
道雄 小林
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/321Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives

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  • Epoxy Resins (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Conductive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 銀粉、ナフタレン骨格を有するエポキシ化合
物、1分子内に2個のフェノール性水酸基を有する化合
物を必須成分とし、全導電性樹脂ペースト中に銀粉が6
0〜85重量%、ナフタレン骨格を有するエポキシ化合
物が3〜20重量%、1分子内に2個のフェノール性水
酸基を有する化合物が0.1〜20重量%含まれてなる
半導体素子接着用導電性樹脂ペースト。 【効果】 ディスペンス時の塗布作業性が良い。硬化物
の弾性率が低く、また吸水率が低い。さらに吸水処理に
よる接着強度の低下が少ないため、銅フレームと大型チ
ップの組み合わせでもフレームとチップの熱膨張率の差
に基づくチップの歪が非常に小さく、特に薄型パッケー
ジで使用しても半田リフロー時にクラックは発生しな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はIC、LSI等の半導体
素子を金属フレーム等に接着する導電性樹脂ペーストに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のエレクトロニクス産業の著しい発
展に伴い、トランジスタ,IC、LSI、超LSIと半
導体素子における回路の集積度は急激に増大している。
このため、半導体素子の大きさも、従来長辺が数mm程
度だったものが10数mmと飛躍的に増大している。ま
た、リードフレームも従来の42合金から熱伝導性も良
く安価である銅材が主流となりつつある。一方、半導体
製品の実装方法は表面実装法に、しかも高密度実装化の
ため半導体製品自体の大きさは小さく、かつ薄くなって
きている。このような半導体製品の動向に従い、半導体
製品の構成材料に対する要求性能も変化してきており、
半導体素子と金属フレームを接合するダイボンディング
用導電性樹脂ペーストに対しても、従来求められていた
接合の信頼性のみならず、大型チップと銅フレームの熱
膨張率の差に基づく熱応力を吸収緩和する応力緩和特
性、更に薄型パッケージでの表面実装に基づく耐半田ク
ラック特性が要求され始めている。
【0003】ここで、応力緩和特性は半導体素子の材料
であるシリコン等の線熱膨張係数が3×10-6/℃であ
るのに対し、銅フレームの線熱膨張係数は20×10-6
/℃で一桁大きいため、ダイボンディング用導電性樹脂
ペーストの加熱硬化後の冷却過程において銅フレームの
方がシリコンチップより大きな割合で収縮することによ
り、チップの反り、ひいてはチップクラックあるいはダ
イボンディング用導電性樹脂ペーストの剥離等を引き起
こし,IC、LSI等の半導体製品の特性不良の一因な
る可能性がある。このような熱応力を吸収緩和するため
にダイボンディング用導電性樹脂ペーストを低弾性率に
する必要があるが、従来のエポキシ系ダイボンディング
用導電性樹脂ペーストでは、熱硬化性樹脂であるため三
次元架橋し弾性率が高くなり、大型チップと銅フレーム
との熱膨張率の差に基づく歪を吸収するに至らなかっ
た。一方線状高分子タイプのポリイミド樹脂系ダイボン
ディング用導電性樹脂ペーストではエポキシ系ダイボン
ディング用導電性樹脂ペーストに比べ硬化物の弾性率は
小さく、チップの反りは改良される。しかしポリイミド
樹脂をダイボンディング用導電性樹脂ペーストとして用
いる場合には、塗布作業性の点からN−メチル−2−ピ
ロリドン,N,N−ジメチルホルムアミド等の多量の極
性溶剤に溶解して粘度を調整しなければならない。この
ときの溶剤量はダイボンディング用樹脂ペーストの30
重量%にもなり、半導体素子と金属フレームの接着に用
いた場合、硬化加熱時の溶剤の抜け跡として硬化物中に
ボイドが発生し、接着強度、熱伝導性及び導電性の低下
の原因となり信頼性の面から好ましくない。
【0004】また、表面実装あるいは高密度実装を目的
としたパッケージサイズの小型化、薄型化に基づく実装
時の熱ストレスの急激な増加により半導体封止材だけで
なくダイボンディング用導電性樹脂ペーストにも耐リフ
ロークラック性が要求されてきている。ダイボンディン
グ用導電性樹脂ペーストの耐リフロークラック性は、半
田リフロー時のストレスを緩和吸収するために、リフロ
ー温度付近で低弾性率であるとともに、半田リフローの
前処理段階での吸水率が小さく、かつ吸水後でも充分な
接合強度を示すことが必要であるがエポキシ及びポリイ
ミド樹脂ペーストを含めてこれらの特性を満足するもの
はなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はIC等の大型
チップと銅フレームとの組み合わせでもチップクラック
やチップの反りによるIC等の特性不良が生じず、かつ
薄型パッケージでの半田リフロークラックが発生しない
高信頼性の導電性樹脂ペーストを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は(A)銀粉、
(B)下記式(1)で示されるナフタレン骨格を有する
エポキシ化合物、(C)1分子内に2個のフェノール性
水酸基を有する化合物を必須成分とし、全導電性樹脂ペ
ースト中の銀粉が60〜85重量%、ナフタレン骨格を
有するエポキシ化合物が3〜20重量%、1分子内に2
個のフェノール性水酸基を有する化合物が0.1〜20
重量%である導電性樹脂ペーストであり、
【0007】
【化2】
【0008】塗布作業性が良好でかつ主剤であるエポキ
シ化合物中にナフタレン骨格を導入すること、ならびに
硬化剤として2個のフェノール性水酸基を有する化合物
を使用することにより、硬化物の架橋密度が低下し、低
弾性率となるためIC、LSI等の大型チップと銅フレ
ームの組み合わせでも熱膨張率の差に基づく歪を吸収し
応力緩和特性に優れるものである。更に、硬化物は高温
での弾性率が低く、かつ非極性のナフタレン環の導入に
より吸水率が低く、しかも吸水による接着強度の低下の
小さい耐リフロークラック性に優れるものである。
【0009】本発明に用いる銀粉は用いる分野が電子電
気分野のためハロゲンイオン、アルカリ金属イオン等の
イオン性不純物量が10ppm以下であることが望まし
い。また形状としてはフレーク状、樹脂状あるいは球状
のものを単独あるいは混合して用いることができる。更
に粒径に関しては通常平均粒径が2〜10μm、最大粒
径は50μm以下程度のものが好ましく、比較的細かい
銀粉と粗い銀粉を混合して用いてもよい。銀粉量が60
重量%未満だと硬化物の電気伝導性が低下し、85重量
%を越えると樹脂ペーストの粘度が高くなり過ぎ、塗布
作業性の低下の原因となるので好ましくない。
【0010】本発明で用いる式(1)で示されるナフタ
レン骨格を有するエポキシ化合物は、非極性のナフタレ
ン環の導入により架橋点間の距離が長くなり、硬化物の
弾性率が低くなるとともに、高温での低弾性率化が図
れ、更に吸水率が低く、しかも吸水による接着強度の低
下が小さいという特徴がある。ここで、nは0又は1で
あり、2以上だと導電性樹脂の粘度が高くなり過ぎるた
め好ましくない。R1、R2はグリシジルエーテル基、又
は水素であり少なくとも一方はグリシジルエーテル基で
ある。式(1)で示されるナフタレン骨格を有するエポ
キシ化合物の中で、好ましいのは1,6−ジヒドロキシ
ナフタレンジグリシジルエーテルである。ナフタレン骨
格を有するエポキシ樹脂は、全導電性樹脂ペースト中3
〜20重量%含まれる。3重量%未満だとナフタレン骨
格を有するエポキシ化合物の効果が充分に現れず、20
重量%を越えるとナフタレン骨格を有するエポキシ化合
物自体が高粘度のため導電性樹脂ペーストの粘度が高く
なり過ぎ塗布作業性の低下をきたす。
【0011】また本発明ではナフタレン骨格を有するエ
ポキシ化合物の他に、必要により以下に示すような通常
のエポキシ樹脂との併用も可能である。併用可能なエポ
キシ樹脂としては、例えばビスフェノールA、ビスフェ
ノールF、フェノールノボラック樹脂及びクレゾールノ
ボラック樹脂類とエピクロルヒドリンとの反応により得
られるポリグリシジルエーテル、ブタンジオールジグリ
シジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジル
エーテル等の脂肪族エポキシ、ジグリシジルヒダントイ
ン等の複素環式エポキシ、ビニルシクロヘキセンジオキ
サイド、ジシクロペンタジエンジオキサイド、アリサイ
クリックジエポキシ−アジペイトのような脂環式エポキ
シ、さらにはn−ブチルグリシジルエーテル、バーサテ
ィック酸グリシジルエステル、スチレンオサイド、エチ
ルヘキシルグリシジルエーテル、フェニルグリシジルエ
ーテル、クレジルグリシジルエーテル、ブチルフェニル
グリシジルエーテル等のような通常のエポキシ樹脂の希
釈剤として用いられるものがあり、これらは単独あるい
は混合しても併用可能である。
【0012】更に、本発明で用いる硬化剤は1分子内に
2個のフェノール性水酸基を有する化合物で、全導電性
樹脂ペースト中に0.1〜20重量%、好ましくは2〜
10重量%含むものである。フェノールノボラック樹脂
のような、多官能の樹脂では硬化物の架橋密度が高くな
るため、弾性率が高くなり応力緩和特性が低下すると共
に硬化物中の自由体積が大きくなるため吸水率が大きく
なってしまうので好ましくない。全導電性樹脂ペースト
中に0.1重量%未満だと要求する低応力性・低吸水性
が望めなく、20重量%を越えると硬化剤量が多くなり
過ぎ、硬化後過剰のフェノール性水酸基が未反応の状態
で残存するため硬化物の吸水率が大きくなったり、ある
いは硬化後も充分な架橋構造となりえず、熱時の接着強
度が極端に低くなるため好ましくない。
【0013】1分子内に2個のフェノール性水酸基を有
する化合物としては、ビスフェノールA、ビスフェノー
ルF、ビスフェノールS、テトラメチルビスフェノール
A、テトラメチルビスフェノールF、テトラメチルビス
フェノールS、ジヒドロキシジフェニルエーテル、ジヒ
ドロキシベンゾフェノン、o−ヒドロキシフェノール、
m−ヒドロキシフェノール、p−ヒドロキシフェノー
ル、ビフェノール、テトラメチルビフェノール、エチリ
デンビスフェノール、メチルエチリデンビス(メチルフ
ェノール)、α−メチルベンジリデンビスフェノール、
シクロヘキシリデンビスフェノール等が挙げられ、これ
らは単独でも混合して用いても差し支えない。 又必要
に応じ、潜在性アミン硬化剤等の他の硬化剤と併用して
もよく、3級アミン、イミダゾール類、トリフェニルホ
スフィン、テトラフェニルホスフィンテトラフェニルボ
レート等といった一般にエポキシ樹脂とフェノール系硬
化剤との硬化促進剤として知られている化合物を添加す
ることもできる。本発明においては必要に応じ可撓性付
与剤、消泡剤、カップリング剤等を用いることもでき
る。本発明の製造方法には、例えば各成分を予備混合し
た後、三本ロールを用いて混練し、混練後真空下脱泡し
樹脂ペーストを得る等がある。
【0014】以下実施例を用いて本発明を具体的に説明
する。なお配合割合は重量部である。 実施例1〜4 粒径1〜30μmで、平均粒径3μmのフレーク状銀粉
と1、6−ジヒドロキシナフタレンジグリシジルエーテ
ル(エポキシ当量141、常温で液状、以下ナフタレン
エポキシA)、ビスフェノールAとエピクロルヒドリン
との反応により得られるジグリシジルビスフェノールA
(エポキシ当量180、常温で液体、以下ビスAエポキ
シ)、クレジルグリシジルエーテル(エポキシ当量18
5)、ビスフェノールA(水酸基当量114)、ジシア
ンジアミド、ジアザビシクロウンデセンを表1に示す割
合で配合し、3本ロールで混練して導電性樹脂ペースト
を得た。この導電性樹脂ペーストを真空チャンバーに
て、2mmHgで30分間脱泡した後、以下の方法によ
り各種性能を評価した。
【0015】粘度 :E型粘度計(3°コーン)
を用い25℃、2.5rpmでの値を測定し粘度とし
た。 糸引き性 :導電性樹脂ペーストの中へ直径1mmφ
のピンを深さ5mmまで入れ、ピンを300mm/分の
速度で引き上げ、ペーストが切れたときの高さを測定し
た。 体積抵抗率 :スライドガラス上にペーストを幅4m
m、厚さ30μmに塗布し、200℃オーブン中で60
分間硬化した後硬化物の体積抵抗率を測定した。 弾性率 :テフロンシート上にペーストを幅10m
m、長さ約150mm、厚さ0.1mmに塗布し、20
0℃オーブン中60分間硬化した後、引張り試験機で試
験長100mm、引張り速度1mm/分にて測定し得ら
れた応力−ひずみ曲線の初期勾配より弾性率を算出し
た。 吸水率 :テフロンシート上にペーストを50×5
0×0.1mmになるように塗布し200℃オーブン中
60分間硬化した後、85℃、85%、72時間吸水処
理を行い、処理前後の重量変化より吸水率を算出した。 接着強度 :5×5mmのシリコンチップをペースト
を用いて銅フレームにマウントし200℃オーブン中6
0分間硬化した。硬化後プッシュプルゲージを用い24
0℃での熱時ダイシェア強度を測定した。また硬化後の
サンプルを85℃、85%、72時間吸水処理し、24
0℃での熱時ダイシェア強度を測定した。 耐パッケージクラック性:シリカフィラーを約78%含
有するビフェノール型エポキシ/フェノールノボラック
系の封止材料を用い下記の条件で成形したパッケージを
85℃、85%、168時間吸水処理した後,IRリフ
ロー(240℃、10秒)にかけ、断面観察により内部
クラックの数を測定し耐パッケージクラック性の指標と
した。 パッケージ : 80pQFP(14×20×
1.5mmtおよび14×20×2.0mmt) チップサイズ : 7.5×7.5mm(アルミ
配線のみ) リードフレーム : 42アロイ 成形 : 175℃、2分 ポストモールドキュア: 175℃、4時間
【0016】実施例5 実施例1〜4の1、6−ジヒドロキシナフタレンジグリ
シジルエーテルに変えて、ジヒドロキシナフタレンの2
分子をメチレン基で結合した化合物をグリシジルエーテ
ル化した4官能のもの(エポキシ当量161、軟化点9
1℃、以下ナフタレンエポキシB)を用いた他は、実施
例1〜4と同様にして導電性樹脂ペーストを作製し評価
した。評価結果を表1に示す。 実施例6 硬化促進剤としてトリフェニルホスフィンを用いた他
は、実施例1〜4と同様にして、導電性樹脂ペーストを
作製し評価した。評価結果を表1に示す。 実施例7 硬化剤としてビスフェノールF(水酸基当量100)を
用いた他は、実施例1〜4と同様にして導電性樹脂ペー
ストを作製し評価した。評価結果を表1に示す。実施例
8 硬化剤としてテトラメチルビスフェノールF(水酸基当
量128、以下TMBPF)を用いた他は、実施例1〜
4と同様にして導電性樹脂ペーストを作製し評価した。
評価結果を表1に示す。
【0017】比較例1〜6 表2に示す配合割合で実施例と全く同様にして導電性樹
脂ペーストを作製した。なお比較例6では用いる硬化剤
としてフェノールノボラック樹脂(水酸基104、軟化
点85℃)を用いた。評価結果を表2に示す。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】
【発明の効果】本発明の導電性樹脂ペーストは、ディス
ペンス塗布時の作業性が良好で、また硬化物の弾性率が
低く、銅、42合金等の金属フレーム、セラミック基
板、ガラスエポキシ等の有機基板へのIC,LSI等の
半導体素子の接着に用いることができる。特に銅フレー
ムへの大型チップの接着に適しており、銅フレームとシ
リコンチップの熱膨張率の差に基づくIC、LSI等の
特性不良を防ぐことができ、更には硬化物の吸水率が低
く、吸水による接着強度の低下が少ないため薄型パッケ
ージに使用しても、半田処理時にクラックの発生しない
従来になかった高信頼性の半導体素子接着用の導電性樹
脂ペーストである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)銀粉、(B)下記式(1)で示さ
    れるナフタレン骨格を有するエポキシ化合物、(C)1
    分子内に2個のフェノール性水酸基を有する化合物を必
    須成分とし、全導電性樹脂ペースト中の銀粉が60〜8
    5重量%、ナフタレン骨格を有するエポキシ化合物が3
    〜20重量%、1分子内に2個のフェノール性水酸基を
    有する化合物が0.1〜20重量%であることを特徴と
    する導電性樹脂ペースト。 【化1】
  2. 【請求項2】 式(1)のナフタレン骨格を有するエポ
    キシ化合物が1,6−ジヒドロキシナフタレンジグリシ
    ジルエーテルであることを特徴とする請求項1記載の導
    電性樹脂ペースト。
  3. 【請求項3】 全導電性樹脂ペースト中に1分子内に2
    個のフェノール性水酸基を有する化合物を2〜10重量
    %含むことを特徴とする請求項1、又は請求項2記載の
    導電性樹脂ペースト。
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