JPH0788429A - 凹凸状化粧板の製造方法 - Google Patents

凹凸状化粧板の製造方法

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JPH0788429A
JPH0788429A JP23803893A JP23803893A JPH0788429A JP H0788429 A JPH0788429 A JP H0788429A JP 23803893 A JP23803893 A JP 23803893A JP 23803893 A JP23803893 A JP 23803893A JP H0788429 A JPH0788429 A JP H0788429A
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Masashi Mishiro
正志 美代
Kazuhiro Sato
和博 佐藤
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Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遮蔽板により遮蔽される部分と遮蔽板の開口
部と通じて塗装される部分との間の位置ずれを避けるこ
とができ、これにより、表面化粧用凸部を正確に塗り分
けることができるようにする。 【構成】 表面に目地溝模様凹部2A(2B)及び表面
化粧用凸部3A(3B,3C)が形成された凹凸状基板
1を設けると共に、凹凸状基板1の表面における目地溝
模様凹部のすべてと表面化粧用凸部の一部とを遮蔽する
遮蔽部4aと表面化粧用凸部の上記一部を除く残部を開
放する開口部4bと目地溝模様凹部に嵌合する形状の位
置決め用凸部4cとを有する遮蔽板4を設ける。次に、
遮蔽板4を凹凸状基板1に位置決め用凸部4cが目地溝
模様凹部2A(2B)に嵌合するようにセットした後、
遮蔽板4の開口部4bを通じて表面化粧用凸部の上記残
部に対して塗料を塗布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は凹凸状化粧板の製造方法
に関し、特に、表面にタイル調の目地溝模様凹部及び表
面化粧用凸部が形成された凹凸状基板の表面化粧用凸部
が複数の色に塗り分けられ装飾性に優れた凹凸状化粧板
を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】タイル調の目地溝模様凹部及び表面化粧
用凸部を有する凹凸状化粧板は、立体感があって高級な
外観を表現できるため、無機質外壁材等に利用されてい
る。この場合、目地溝模様凹部と表面化粧用凸部とを異
なる色に塗り分けると、凹凸状化粧板の装飾性は向上す
る。
【0003】上記のような凹凸状化粧板を製造するに
は、マスキングテープを凹凸状基板の目地溝模様凹部に
貼着した後、凹凸状基板の表面全体に亘って塗料を塗布
し、その後、マスキングテープを除去する第1の方法、
目地溝模様凹部及び表面化粧用凸部の全体に亘って1回
目の塗装を施した後、目地溝模様凹部に上記1回目の塗
装時の色と異なる色の塗装を施す第2の方法、及び特公
昭61−12753号公報に示されているように、目地
溝模様凹部を遮蔽する遮蔽板によって目地溝模様凹部を
遮蔽した状態で凹凸状基板の表面全体に塗装を施す第3
の方法等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近時、タイ
ル調の目地溝模様凹部及び表面化粧用凸部を有する凹凸
状化粧板の装飾性をさらに向上させるために、表面化粧
用凸部が目地溝模様凹部の色と異なる複数の色に塗り分
けられてなる凹凸状化粧板が提案されている。
【0005】このような凹凸状化粧板を製造するのに、
上記の第1の方法を採用しようとすると、マスキングテ
ープの貼着及び除去に非常に手間が掛かるので、上記第
1の方法は工業的生産には向かないという問題がある。
【0006】また、上記第2の方法を採用する場合に
は、目地溝模様凹部のみを塗装する工程が必要になるの
で生産性が悪いと共に、表面化粧用凸部を塗り分ける場
合には、そのための方法を講じなければならないという
問題がある。
【0007】そこで、上記第3の方法を採用することが
考慮されるが、この方法を用いて表面化粧用凸部を複数
の色に塗り分ける場合には、凹凸状基板の表面における
目地溝模様凹部のすべて及び表面化粧用凸部の一部を遮
蔽する遮蔽部と、表面化粧用凸部の上記一部を除く残部
を開放する開口部とを有する遮蔽板を用いる必要があ
る。
【0008】ところが、このような遮蔽板を用いて表面
化粧用凸部を塗り分ける場合には、遮蔽板の遮蔽部によ
り遮蔽される部分と遮蔽板の開口部を通じて塗装される
部分との間の位置ずれが生じることがあり、遮蔽される
部分と塗装される部分との間に僅かの位置ずれでも生じ
ると凹凸状化粧板の外観が著しく損なわれるという問題
がある。
【0009】もっとも、凹凸状基板の側部に遮蔽板の側
部を係止することにより、遮蔽される部分と塗装される
部分との間の位置ずれを避けることは可能であるが、塗
装が完了してから凹凸状基板を周縁部を切断することに
より凹凸状基板の外形寸法を整える場合には、凹凸状基
板の周縁部の寸法精度が悪いのが通常であるから、凹凸
状基板の側部に遮蔽板の側部を係止する方法を採用する
ことはできない。
【0010】上記に鑑み、本発明は、凹凸状基板の側部
に遮蔽板の側部を係止することなく、遮蔽される部分と
塗装される部分との間の位置ずれを避けることができ、
これにより、表面化粧用凸部の一部と残部とが異なる色
に正確に塗り分けられた凹凸状化粧板を製造する方法を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、遮蔽板に目地溝模様凹部に嵌合
する形状の位置決め用凸部を設けており、該位置決め用
凸部を目地溝模様凹部に嵌合させた状態で遮蔽板の開口
部を通じて塗装を行なうものである。
【0012】具体的に請求項1の発明が講じた解決手段
は、凹凸状化粧板の製造方法を、表面に目地溝模様凹部
及び表面化粧用凸部が形成された凹凸状基板を設けると
共に、上記凹凸状基板の表面における上記目地溝模様凹
部のすべてと上記表面化粧用凸部の一部とを遮蔽する遮
蔽部と上記表面化粧用凸部の上記一部を除く残部を開放
する開口部と上記目地溝模様凹部に嵌合する形状の位置
決め用凸部とを有する遮蔽板を設ける準備工程と、上記
遮蔽板を上記凹凸状基板に上記位置決め用凸部が上記目
地溝模様凹部に嵌合するようにセットした後、上記遮蔽
板の開口部を通じて上記表面化粧用凸部の残部に対して
塗料を塗布する塗装工程とを備えている構成とするもの
である。
【0013】請求項2の発明が講じた解決手段は、請求
項1の構成に、上記準備工程における凹凸状基板の目地
溝模様凹部には第1の色が予め着色されており且つすべ
ての上記表面化粧用凸部には上記第1の色と異なる第2
の色が予め着色されているという構成を付加するもので
ある。
【0014】請求項3の発明が講じた解決手段は、請求
項1又は2の構成に、上記準備工程における凹凸状基板
の目地溝模様は該凹凸状基板の縦方向及び横方向に形成
されており、且つ上記準備工程における遮蔽板の位置決
め用凸部は縦方向の目地溝模様と横方向の目地溝模様と
の交差部に嵌合する形状に複数個形成されているという
構成を付加するものである。
【0015】
【作用】請求項1の構成により、遮蔽板を凹凸状基板に
位置決め用凸部が目地溝模様凹部に嵌合するようにセッ
トした後、遮蔽板の開口部を通じて表面化粧用凸部の残
部に対して塗料を塗布するため、表面化粧用凸部のうち
遮蔽板の遮蔽部により遮蔽されている部分と遮蔽板の開
口部を通じて塗装される部分との間に位置ずれが生じな
い。
【0016】請求項2の構成により、すべての表面化粧
用凸部には目地溝模様凹部に予め着色された第1の色と
異なる第2の色が着色されているので、遮蔽板の開口部
を通じて上記第1及び第2の色と異なる第3の色を塗装
することにより、1回のマスキングを行なうだけで、表
面化粧用凸部に第2及び第3の色を位置ずれなく塗り分
けることができる。
【0017】請求項3の構成により、遮蔽板の位置決め
用凸部は縦方向の目地溝模様と横方向の目地溝模様との
交差部に嵌合する形状に複数個形成されているため、凹
凸状基板と遮蔽板と位置ずれを凹凸状基板の縦方向及び
横方向の両方向において確実に防止することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0019】図7は本発明の一実施例に係る凹凸状化粧
板の製造方法により得られる凹凸状化粧板Aを示してお
り、同図に示すように、凹凸状基板1の表面には、第1
の色に塗装された凹凸状基板1の縦方向へ延びる縦方向
目地溝模様凹部2A、同じく第1の色に塗装された凹凸
状基板1の横方向へ延びる横方向目地溝模様凹部2B、
第1の色と異なる第2の色に塗装された第1の表面化粧
用凸部3A、第1及び第2の色と異なる第3の色に塗装
された第2の表面化粧用凸部3B、第1、第2及び第3
の色と異なる第4の色に塗装された第3の表面化粧用凸
部3Cがそれぞれ形成されている。
【0020】以下、上記凹凸状化粧板Aの製造方法につ
いて説明する。
【0021】まず、表面に無着色の縦方向及び横方向の
目地溝模様凹部2A,2B並びに第1、第2及び第3の
表面化粧用凸部3A,3B,3Cが形成された凹凸状基
板1を形成する方法について説明する。
【0022】木材小片とセメントとを主成分とする組成
物をマット状に堆積して得た堆積物を、縦方向及び横方
向の目地溝模様凹部2A,2Bと対応する形状の凸状部
及び第1、第2及び第3の表面化粧用凸部3A,3B,
3Cと対応する形状の凹状部を有するエンボスプレート
(図示は省略している。)により加圧圧締することによ
り、表面に縦方向及び横方向の目地溝模様凹部2A,2
B及び第1、第2及び第3の表面化粧用凸部3A,3
B,3Cを有する木質セメントからなる矩形状の凹凸状
基板1を得る。尚、凹凸状基板1の形成方法について
は、適宜他の方法を用いることもできる。
【0023】次に、凹凸状基板1の表面に、縦方向及び
横方向の目地溝模様凹部2A,2Bの塗色となる第1の
色を有する着色不透明塗料をスプレーコーターにより全
面に塗布する。
【0024】次に、凹凸状基板1の第1、第2及び第3
の表面化粧用凸部3A,3B,3Cに、上記第1の色と
異なる第2の色を有する着色不透明塗料をロールコータ
ーにより塗布することにより、第1、第2及び第3の表
面化粧用凸部3A,3B,3Cに第2の塗料を塗布す
る。
【0025】次に、図1に例示するように、凹凸状基板
1の表面における縦方向及び横方向目地溝模様凹部2
A,2Bのすべてと表面化粧用凸部の一部である第1及
び第3の表面化粧用凸部3A,3Cとを遮蔽する遮蔽部
4aと、表面化粧用凸部の上記一部を除く残部である第
2の表面化粧用凸部3Bを開放する開口部4bとを有す
る第1の遮蔽板4を準備する。この第1の遮蔽板4の裏
面には、縦方向目地溝模様凹部2Aと横方向目地溝模様
凹部2Bとの交差部に嵌合する平面視T字状の位置決め
用凸部4c,4cが横方向両側部の手前側にそれぞれ設
けられている。
【0026】この第1の遮蔽板4の材質は特に限定され
ず、合成樹脂製、金属製、繊維強化樹脂製等のいずれで
もよく、また、剛性、可撓性又は弾性のいずれでもよ
い。
【0027】次に、図6(a)に示すように、第1の遮
蔽板4を凹凸状基板1の表面に、位置決め用凸部4cが
縦方向目地溝模様凹部2Aと横方向目地溝模様凹部2B
との交差部に嵌合するようにセットした後、図6(b)
に示すように、第1及び第2の色と異なる第3の色を有
する着色不透明塗料をスプレーコーターにより第1の遮
蔽板4の開口部4bを通じて塗布することにより、第2
の表面化粧用凸部3Bに第3の塗料を塗布する。第2の
表面化粧用凸部3Bに対する塗装が完了すると、図6
(c)に示すように、第1の遮蔽板4を凹凸状基板1か
ら取り外す。その後、図6(d)に示すように、凹凸状
基板1を乾燥炉内で乾燥する。
【0028】次に、凹凸状基板1の表面における縦方向
及び横方向目地溝模様凹部2A,2Bのすべてと表面化
粧用凸部の一部である第1及び第2の表面化粧用凸部3
A,3Bとを遮蔽する遮蔽部と、表面化粧用凸部の残部
である第3の表面化粧用凸部3Cを開放する開口部と、
上記位置決め用凸部4cと同位置に同形状に形成された
位置決め用凸部とを有する第2の遮蔽板(図示は省略し
ている。)を準備し、該第2の遮蔽板を上記の同様に凹
凸状基板1の表面にセットした後、第1、第2及び第3
の色と異なる第4の色を有する着色不透明塗料をスプレ
ーコーターにより第2の遮蔽板の開口部を通じて塗布す
ることにより、第2表面化粧用凸部3Bに第4の塗料を
塗布する。
【0029】以上説明した各工程によって、図7に示し
た凹凸状化粧板Aを簡易に製造することができる。
【0030】尚、上記実施例においては、第1の遮蔽板
4の位置決め用凸部4cと第2の遮蔽板の位置決め用凸
部4cとは、互いに同位置且つ同形状であったが、互い
に異なる位置であってもよいし、互いに異なる形状であ
ってもよい。
【0031】また、上記実施例においては、位置決め用
凸部4cの数は2個であったが、位置決め用凸部4cの
数を多くすると位置ずれをより確実に防止できる反面、
遮蔽板4の凹凸状基板1への着脱作業が行ない難くなる
ので、位置決め用凸部4cの数は遮蔽板4の形状及び大
きさに応じて適宜選択することが好ましい。
【0032】また、上記実施例においては、表面化粧用
凸部は互いに異なる3色に塗り分けられていたが、塗り
分ける色の数は2色以上であれば何色でもよい。
【0033】さらに、上記実施例においては、予め、第
1、第2及び第3の表面化粧用凸部3A,3B,3Cに
は、第2の色の着色不透明塗料がロールコーターにより
塗布されていたが、これに代えて、第1の表面化粧用凸
部3Aに第2の色の着色不透明塗料を第1の表面化粧用
凸部3Aと対応する開口部を有する他の遮蔽板を用いて
スプレーコーターにより塗布しておいてもよい。
【0034】図2は、上述した遮蔽板の第1の変形例を
示しており、該第1の変形例においては、縦方向目地溝
模様凹部2Aと横方向目地溝模様凹部2Bとの交差部に
嵌合する平面視十文字状の位置決め用凸部4d,4dが
横方向両側部の手前側及び奥側にそれぞれ設けられてい
る。
【0035】図3は、遮蔽板4を凹凸状基板1にセット
する方法を示している。位置決め用凸部4c(4d)が
手前側及び奥側にそれぞれ設けられている場合には、図
3(a)に示すように、遮蔽板4を水平方向にスライド
した後、下方に移動して凹凸状基板1にセットするが、
位置決め用凸部4c(4d)が手前側又は奥側のいずれ
かにのみ設けられている場合には、図3(b)に示すよ
うに、遮蔽板4を位置決め用凸部4c(4d)が設けら
れている位置を軸に回転して凹凸状基板1にセットする
こともできる。
【0036】図4は、遮蔽板の第2の変形例を示してお
り、該第2の変形例においては、位置決め用凸部4e
は、縦方向及び横方向目地溝模様凹部2A,2Bの形状
に対応させて断面が台形状に形成されている。このよう
に、縦方向及び横方向目地溝模様凹部2A,2B並びに
位置決め用凸部4eを台形状にすると、遮蔽板の凹凸状
基板1への着脱が容易である。
【0037】図5は、遮蔽板の第3の変形例を示してお
り、該第3の変形例においては、位置決め用凸部4f
は、遮蔽板4にその開口部4bの周縁部の一部が折り返
された折り返し突片からなる。このようにすると、位置
決め用凸部4fを縦方向及び横方向目地溝模様凹部2
A,2Bの壁面に当接することにより位置決めをするこ
とができる。また、位置決め用凸部4fを遮蔽板4の開
口部4bの周縁部の全部が折り返されてなる形状にする
と、塗装時の塗料が縦方向及び横方向目地溝模様凹部2
A,2Bに侵入することを防止できる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係る凹凸状化粧板の製造方法によると、遮蔽板を凹凸状
基板に位置決め用凸部が目地溝模様凹部に嵌合するよう
にセットした後、遮蔽板の開口部を通じて表面化粧用凸
部の残部に対して塗料を塗布するため、表面化粧用凸部
のうち遮蔽板の遮蔽部により遮蔽されている部分と遮蔽
板の開口部を通じて塗装される部分との間の位置ずれが
生じないので、凹凸状基板の側部に遮蔽板の側部を係止
することなく、表面化粧用凸部の一部と残部とが異なる
色に正確に塗り分けられた凹凸状化粧板を確実に製造で
きる。
【0039】請求項2の発明に係る凹凸状化粧板の製造
方法によると、すべての表面化粧用凸部には予め目地溝
模様に着色された第1の色と異なる第2の色が着色され
ているので、遮蔽板の開口部を通じて第3の色を塗装す
ることにより、1回のマスキングにより、表面化粧用凸
部に第2及び第3の色を互いに位置ずれを起こすことな
く塗り分けることができるので、表面化粧用凸部が異な
る色に正確に塗り分けられた凹凸状化粧板を簡易に製造
できる。
【0040】請求項3の発明に係る凹凸状化粧板の製造
方法によると、遮蔽板の位置決め用凸部を縦方向の目地
溝模様と横方向の目地溝模様との交差部に嵌合する形状
に複数個形成したため、凹凸状基板と遮蔽板と位置ずれ
を凹状基板の縦方向及び横方向の両方向において確実に
防止できるので、表面化粧用凸部のうち遮蔽板の遮蔽部
により遮蔽されている部分と遮蔽板の開口部を通じて塗
装される部分との間の位置ずれを一層確実に防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る凹凸状化粧板の製造方
法に用いる遮蔽板を示しており、(a)は遮蔽板の斜視
図であり、(b)は遮蔽板が凹凸状基板にセットされた
状態を示す部分拡大図である。
【図2】上記遮蔽板の第1変形例を示す斜視図である。
【図3】上記の凹凸状化粧板の製造方法において遮蔽板
を凹凸状基板にセットする方法を示す側面図である。
【図4】第2変形例に係る遮蔽板が凹凸状基板にセット
された状態を示す断面図である。
【図5】第3変形例に係る遮蔽板を凹凸状基板にセット
する状態を示す断面図であって、(a)はセット前の状
態を示し、(b)はセット後の状態を示している。
【図6】上記一実施例に係る凹凸状化粧板の製造方法の
工程を示す図である。
【図7】上記一実施例に係る凹凸状化粧板の製造方法に
より得られる凹凸状化粧板の平面図である。
【符号の説明】
1 凹凸状基板 2A 縦方向目地溝模様凹部 2B 横方向目地溝模様凹部 3A 第1の表面化粧用凸部 3B 第2の表面化粧用凸部 3C 第3の表面化粧用凸部 4 遮蔽板 4a 遮蔽部 4b 開口部 4c,4d,4e,4f 位置決め用凸部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に目地溝模様凹部及び表面化粧用凸
    部が形成された凹凸状基板を設けると共に、上記凹凸状
    基板の表面における上記目地溝模様凹部のすべてと上記
    表面化粧用凸部の一部とを遮蔽する遮蔽部と上記表面化
    粧用凸部の上記一部を除く残部を開放する開口部と上記
    目地溝模様凹部に嵌合する形状の位置決め用凸部とを有
    する遮蔽板を設ける準備工程と、 上記遮蔽板を上記凹凸状基板に上記位置決め用凸部が上
    記目地溝模様凹部に嵌合するようにセットした後、上記
    遮蔽板の開口部を通じて上記表面化粧用凸部の残部に対
    して塗料を塗布する塗装工程とを備えていることを特徴
    とする凹凸状化粧板の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記準備工程における凹凸状基板の目地
    溝模様凹部には第1の色が予め着色されており且つすべ
    ての上記表面化粧用凸部には上記第1の色と異なる第2
    の色が予め着色されていることを特徴とする請求項1に
    記載の凹凸状化粧板の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記準備工程における凹凸状基板の目地
    溝模様は該凹凸状基板の縦方向及び横方向にそれぞれ形
    成されており、且つ上記準備工程における遮蔽板の位置
    決め用凸部は縦方向の目地溝模様と横方向の目地溝模様
    との交差部に嵌合する形状に複数個形成されていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の凹凸状化粧板の製
    造方法。
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