JPH0788428A - 立体感塗膜の形成法 - Google Patents

立体感塗膜の形成法

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JPH0788428A
JPH0788428A JP23360893A JP23360893A JPH0788428A JP H0788428 A JPH0788428 A JP H0788428A JP 23360893 A JP23360893 A JP 23360893A JP 23360893 A JP23360893 A JP 23360893A JP H0788428 A JPH0788428 A JP H0788428A
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JP
Japan
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coated
magnet
magnetic
coating film
article
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Application number
JP23360893A
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English (en)
Inventor
Jiro Kishitani
二郎 岸谷
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 塗膜に立体感を付与することのできる新規な
塗膜の形成法を提供すること。 【構成】 被塗物(1)の肉厚方向断面において、一端
部(2a)が被塗物(1)の裏面(1b)に当接し、他
端部(2b)が被塗物の裏面(1b)から離間するよう
に、該被塗物(1)に対して磁石板(2)または磁石棒
を傾斜配置した後、該被塗物表面(1a)に磁性粉末含
有塗料(6)を塗布することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗膜に立体感を付与す
ることのできる新規な塗膜の形成法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】最近では、装飾を目的として自動車のフ
ードの表面一部に、いわゆるルーバ状をした立体形状部
分を形成することがあるが、このような部分を形成する
場合、従来から行なわれていた方法は、樹脂成形した部
品をフードに取り付けたり、あるいはプレス型によりフ
ード自身の形状を変えることによって行なっている。
【0003】しかしながら、樹脂成形部品を取り付ける
場合、新たに樹脂成形部品自身の設計、製造が必要とな
るほか、取り付け段階でも、塗装における色合せ、取り
付け工数などの工数が必要となる。さらに成形部品と取
り付け部分との間の境目などにゴミやワックスが付着
し、経時による品質低下も大きくなるなどという問題が
あった。
【0004】一方、特開昭63−175670号公報、
特開平4−244268号公報、特開平4−24426
9号公報、特開平4−247263号公報には、粉末磁
性体を含有した塗料により模様を形成する方法が開示さ
れている。
【0005】上記方法を用いて模様を形成する場合、目
的とする図形などの形状に磁石を成形し、該磁石を被塗
物の裏面に固着もしくは近接して磁石を作用させ、塗料
に含まれる粉末磁性体を磁力線に従って移動させて磁石
の形状と同じ模様を形成するものである。
【0006】しかしながら、粉末磁性体を含有した塗料
により形成できる模様は、平面的なものであり、ルーバ
状の如き立体感を有する模様を平面的な塗装により創出
し得るものではなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の現状に鑑みてなされたものであり、塗膜に立
体感を付与することのできる新規な塗膜の形成法を提供
することを目的としている。より詳しくは、本発明は、
形状を変えて見せるという目的に対して、従来実際に形
状を変えていたものを、平面的な塗装でありながら立体
的に見せることのできる塗膜の形成法を提供するもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明者らは、塗膜に立体感を付与することのでき
る新規な塗膜の形成法について鋭意検討した結果、被塗
物の裏面に磁石を被塗物に対して傾斜して設けることに
より、磁石の被塗物に対する磁力作用によって立体模様
を形成できることを見出し、この知見に基づき本発明を
完成知るに至ったものである。
【0009】本発明は、被塗物の肉厚方向断面におい
て、一端部が被塗物の裏面に当接し、他端部が被塗物の
裏面から離間するように、該被塗物に対して磁石板また
は磁石棒を傾斜配置した後、該被塗物表面に磁性粉末含
有塗料を塗布することを特徴とする立体感塗膜の形成法
である。
【0010】また、本発明は、上記磁石板または磁石棒
の他端部と被塗物との距離が、該他端部から被塗物へ垂
線を引いた時の該被塗物との交点における磁束密度が3
0Gs以下となるように調節してなることを特徴とする
立体感塗膜の形成法によって達成することができ、さら
に上記磁石板または磁石棒を複数用いてなる立体感塗膜
の形成法であってもよい。
【0011】
【作用】本発明に係る被塗物は、本実施例の立体感塗膜
を形成するための基材であって非磁性材料または磁性材
料により構成されている。具体的な材質や形状などは特
に限定されることなく、プラスチック、アルミニウムお
よび各種鋼板等を用いることができる。自動車用部品と
してはバンパー、プロテクションモール、フロントグリ
ル、リヤグリル、ホイールカバー、ベントルーバ等の外
装部品や、インストルメントパネル等の内装部品を例示
することができる。これらの被塗物は必要に応じて前処
理、下塗り塗装、中塗り塗装を行っても良い。
【0012】本発明に用いられる磁性粉末含有塗料は、
ビヒクル成分と溶剤とを主成分とする塗料中に粉末状磁
性材料を混入した液状塗料であって、必要に応じて着色
顔料、染料、アルミニウム粉、パール状顔料、雲母等を
配合することができる。
【0013】ビヒクル成分としては通常の塗料用樹脂を
用いることができ、常温で乾燥もしくは反応硬化する樹
脂や、加熱して硬化もしくは溶融する樹脂などが挙げら
れる。具体的には、アルキド樹脂、ポリエステル樹脂、
アクリル樹脂、ウレタン樹脂、ビニル樹脂、アミノ樹
脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂などが好ましい。ま
た、溶剤としては有機溶剤や水が挙げられる。塗料の形
態としては、有機溶剤型、非水ディスパージョン型、水
溶液型、エマルジョン型などの液状が挙げられる。粉末
状磁性材料は、磁力により配向が変化する粉末であっ
て、例えば、ニッケル、鉄含有率の高いステンレス、鉄
などの粉末が好ましい。磁性材料の形状は、鱗片状、薄
板状など何れでも良く、一方、磁性材料の大きさは長手
方向もしくは直径が1〜40μm、好ましくは20〜3
0μmである。この粉末状磁性材料の配合比は、前述し
たビヒクル成分100重量部(固形分)に対して1〜3
0重量部、特に10〜20重量部が好ましい。
【0014】さらに、本発明においては、上記磁性粉末
含有塗料を塗布した後に、該磁性粉末含有塗料上にクリ
ア塗料を塗布して、塗膜を形成することが望ましい。
【0015】クリヤ塗料としては、ビヒクル成分と溶剤
とを主成分とする塗料中に粉末状磁性材料を混入した液
状塗料であって、ビヒクル成分としては通常の塗料用樹
脂を用いることができ、常温で乾燥もしくは反応硬化す
る樹脂や、加熱して硬化もしくは溶融する樹脂などが挙
げられる。具体的には、アルキド樹脂、ポリエステル樹
脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、ビニル樹脂、アミノ
樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂などが好ましく、
前述した磁性粉末含有塗料のビヒクル成分と同一の樹脂
を用いることがさらに好ましい。また、溶剤としては有
機溶剤や水が挙げられる。塗料の形態としては、有機溶
剤型、非水ディスパージョン型、水溶液型、エマルジョ
ン型などの液状が挙げられる。
【0016】次に、本発明の模様塗膜の形成方法につい
て説明する。
【0017】図1(a)は、本発明に係る塗膜の形成法
が施された自動車のフードの平面図であり、図1(b)
は、図1(a)のb−b線に沿う断面図であり、図2
は、図1(b)の要部拡大断面図である。
【0018】例えば、図1(a)に示すように、自動車
のフード(以下被塗物)1にエアインテーク部分が形成
されているかのような模様Mを形成するには、まず、被
塗物1に対し、必要に応じて前処理、下塗り塗装、中塗
り塗装等を施した後に、図1(b)あるいは図2に示す
ように、被塗物1の裏面1b に被塗物1の肉厚方向断面
において、一端部が被塗物の裏面1b に当接し、他端部
が被塗物の裏面1b から離間するように被塗物1に対し
て磁石板2を傾向配置する。この磁石板2は、非可撓性
のものでも良いが、可撓性を有する永久磁石、例えばマ
グネットラバーなどを用いれば、磁石板2の形状を、目
的とする立体感模様によって適宜変形使用できる。
【0019】ここで、磁石板2の他端と被塗物の裏面1
b との距離は、該他端部から被塗物1へ垂線を引いた時
の該被塗物1の表面との交点における磁束密度が30G
s以下となるように調節することが望ましく、より好ま
しくは24Gs以下で、磁束密度が30Gsを越える場
合には、磁力線の影響で境界線が表れてしまうため好ま
しくない。
【0020】また、本発明においては、磁石板2は、図
2に示すように、スペーサ3を用いて複数枚を等間隔に
配置固定することもできる。スペーサ3には、非磁石物
質を用いることが望ましく、例えば、発泡スチレン等を
用いることができる。また、複数の磁石板2を用いる場
合には、隣接する磁石同士がラップしないことが好まし
い。
【0021】図2に示すように、被塗物1の裏面1b に
磁石板2を取り付けた後に、粉末状磁性材料5を含有し
た磁性粉末含有塗料6を被塗物1の表面1a (すなわ
ち、塗布面)に乾燥膜厚で15〜35μmとなるように
塗布する。このとき、磁石板2から発せられた磁力が磁
性粉末含有塗料6中の粉末状磁性材料5に作用し、この
粉末状磁性材料5が流動性を有する磁性粉末含有塗料6
中で配向を開始する。
【0022】磁性粉末含有塗料6を塗布した後に、所定
の間隔(3〜5分が好ましい)をおいて、この磁性粉末
含有塗料6上にクリヤ塗料7を乾燥膜厚が15〜35μ
mとなるように塗布する。このクリヤ塗料7を塗布して
いる間も磁石2から粉末状磁性材料5に磁力が作用して
おり、図2に示すように、粉末状磁性材料5の配向は進
行を続ける。通常、磁性粉末含有塗料6に含まれる溶剤
は、ウェットオンウェットで塗布されるクリヤ塗料7と
の相溶性や塗装ブース等の設備条件等の制約によりソリ
ッド塗料やクリヤ塗料に用いられる溶剤に比べ沸点が低
く、速乾性の溶剤が用いられている。したがって、磁性
粉末含有塗料6を塗布してからクリヤ塗料7を塗布する
までの間に磁性粉末含有塗料6の塗膜粘度は上昇し、こ
れにより粉末状磁性材料5の配向は一時抑制されること
となるが、本発明にあっては、クリヤ塗料7を塗布して
いる間も磁石板2を取り付けているために、クリヤ塗料
7に含まれる溶剤が磁性粉末含有塗料6中に浸透して一
旦磁性粉末含有塗料6の塗膜粘度を低下させ、これによ
り再び粉末状磁性材料5の配向は促進されることとな
る。
【0023】クリヤ塗料7を塗布した後、一定時間(例
えば5分)経過後に被塗物1の裏面1b に取り付けた磁
石板2を取り外し、この状態で磁性粉末含有塗料6およ
びクリヤ塗料7を所定の乾燥条件で焼き付ける。
【0024】粉末状磁性材料5の配向作用は、以下のよ
うに生じる。すなわち、図2に示すように、磁力が作用
していないかあるいは磁力の作用が比較的弱い部位は、
磁石板2を取り付けずに塗装した場合と同様に、粉末状
磁性材料5は磁性粉末含有塗料6中でランダムに配列す
る。これに対して、磁石板2が取り付けられて磁力が作
用している部位は、磁力線に沿って粉末状磁性材料5が
配向する。特に、磁石板2の端部2a は磁力が強いこと
から、この端部2a の近傍に粉末状磁性材料5が吸引さ
れて粉末状磁性材料5の密度が高くなる。一方、磁石板
2の他端部2bは磁力線が塗膜に対して比較的弱く作用
するため、粉末状磁性材料5は被塗物1に対して水平方
向に向かうこととなる。したがって、形成された模様塗
膜を観察すると、磁石板2の端部2a に沿って粉末状磁
性材料5が高密度となり、この部分は磁性材料の色彩が
強くなる。また、磁石板2の他端部2b は前記端部2a
に比べ低密度となるとともに粉末状磁性材料5が水平方
向に向いているために磁性材料の反射により色彩が弱く
なる。
【0025】図3(a)は磁石板2のセット状態を示す
概略斜視図であり、図3(b)は塗装により形成された
部分のイメージを示す概略図である。図3(a)に示す
ようにセットされた磁石板2を用いて模様Mを形成すれ
ば、図3(b)に示すように塗膜はスリット状に斜めに
穴が開いたようなイメージとなり、立体的な模様として
認識される。
【0026】しかも、本発明の立体感塗膜の形成方法
は、磁性粉末含有塗料6の塗膜粘度の変化と磁力の作用
時間とを一定に維持するように構成しているため、季節
変動によって磁性粉末含有塗料6の溶剤種類や塗装条件
が変化しても、粉末磁性材料5の配向作用を一定状態に
維持することができ、立体感塗膜の輪郭や色彩等を一定
品質に維持することができる。
【0027】したがって、本発明にあっては、被塗物の
肉厚方向断面において、一端部が被塗物の裏面に当接
し、他端部が被塗物の裏面から離間するように、該被塗
物に対して磁石板または磁石棒を傾斜配置することで、
磁力作用により被塗物に及ぼす影響は、磁石が被塗物に
接した部分では磁力線が被塗物に対して垂直となり、か
つ磁力密度が大きくなり、磁石の傾斜に沿って磁石と被
塗物との間隔がひらくにしたがって、磁力線は被塗物に
対して水平方向に向かいかつ磁束密度が小さくなった状
態を形成でき、この状態で該被塗物表面に磁性粉末含有
塗料を塗布することにより、塗料中の磁性体は、磁束密
度の大きい方へ移動し磁性密度分布に比例した密度に分
布し、かつ磁石が被塗物に接した部分では磁性体は、被
塗物の肉厚方向断面に対して垂直に配向し、磁石と被塗
物との間隔がひらくにしたがって被塗物に対して水平方
向に配向するため、磁性体の持つ色彩の変化(模様)を
徐々につけることができ、例えば、エアインテークのよ
うに斜めに穴が開いたように見える立体的な模様を形成
できるものである。
【0028】実施例1 中塗り乾燥まで終了した鋼板の裏側に磁石として、例え
ば、磁石の幅r=25mm、磁石の長さ=120mm、
磁石の厚さt=1.1mmという大きさのニチレイマグ
ネット14VS(商品名)を4枚、発泡スチレンで図1
及び図2のように固定したものをセットし、鋼板の表側
より、磁性粉末(Ni粉;粒度40μm以下)を含有し
たカラーベース塗料を塗布した。次いで、クリヤー塗料
を塗布した。
【0029】このとき、磁石の鋼板に対する傾斜角度θ
=45度とし、磁石と磁石との間の距離x=12.5m
mとした。
【0030】このように磁石をセットした場合磁力線
は,図2の一点鎖線で示すようになり、鋼板と磁石が接
した部分よりすぐ右側は,磁力線が鋼板に対して垂直に
なり、かつ磁束密度が大きいために黒く見える。徐々に
左に行くに従って、磁力線は鋼板に対して水平方向に向
かいかつ磁束密度が小さくなるために段々と白っぽく見
えてくる。この結果、図3(b)のように、塗膜はスリ
ット状に斜めに穴が開いたように見える。
【0031】実施例2 磁石の幅r=25mm、磁石の鋼板に対する傾斜角度θ
=30度、磁石と磁石との間の距離x=12mmとし、
実施例1と同様に塗装した。
【0032】その結果、目的とされる立体的に見える塗
膜を得た。
【0033】実施例3 磁石の幅r=25mmにおいて、θ=15度、30度、
45度、60度、70度、x=6mm、8mm、10m
m、12mm、14mm、16mmのそれぞれの組み合
わせで同様に塗装した。得られた結果を表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】実施例4 磁石の幅r=40mmにおいて、θ=15度、30度、
45度、60度、70度、x=10mm、13mm、1
6mm、19mm、22mm、25mmのそれぞれの組
み合わせで同様に塗装した。得られた結果を表2に示
す。
【0036】
【表2】
【0037】実施例5 磁石の下端部(図2のb点)から、非磁性板に対し垂直
に上げた非磁性板上の点(図2のa点)における磁束密
度Bと外観評価との関係について、以下に示す表3およ
び表4のような結果を得た。
【0038】
【表3】
【0039】
【表4】
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、塗
装のみによって、安く、簡易的に立体形状を表現するこ
とができる。また、実際は平面でありながら、立体的に
見えるという意匠的なおもしろさが提供できる。さら
に、成形部品と取り付け部分の境目などにゴミやワック
スが付着するという問題に関しても実際は平面であるた
めに問題はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明に係る塗膜の形成法により形
成された自動車のフードの平面図であり、(b)は
(a)のb−b線に沿う断面図である。
【図2】 図1(b)の要部拡大断面図である。
【図3】 (a)は磁石板のセット状態を示す概略斜視
図であり、(b)は塗装により形成された部分のイメー
ジを示す概略図である。
【符号の説明】
1…被塗物、 1a…被塗物の表
面、1b…被塗物の裏面、 2…磁石板、
2a…磁石板の一端部、 2b…磁石板の他
端部、5…粉末状磁性材料、 6…磁性粉
末含有塗料。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被塗物の肉厚方向断面において、一端部
    が被塗物の裏面に当接し、他端部が被塗物の裏面から離
    間するように、該被塗物に対して磁石板または磁石棒を
    傾斜配置した後、該被塗物表面に磁性粉末含有塗料を塗
    布することを特徴とする立体感塗膜の形成法。
  2. 【請求項2】 前記磁石板または磁石棒の他端部と被塗
    物との距離が、該他端部から被塗物へ垂線を引いた時の
    該被塗物との交点における磁束密度が30Gs以下とな
    るように調節してなる請求項1に記載の立体感塗膜の形
    成法。
  3. 【請求項3】 前記磁石板または磁石棒を複数用いてな
    る請求項1または2に記載の立体感塗膜の形成法。
JP23360893A 1993-09-20 1993-09-20 立体感塗膜の形成法 Pending JPH0788428A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012171571A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Fuji Heavy Ind Ltd 内装部材
JP2012171575A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Fuji Heavy Ind Ltd インストルメントパネル
JP2012171574A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Fuji Heavy Ind Ltd インストルメントパネル

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JP2012171571A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Fuji Heavy Ind Ltd 内装部材
JP2012171575A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Fuji Heavy Ind Ltd インストルメントパネル
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