JPH05192964A - プラスチック成形品のパターン表出方法 - Google Patents

プラスチック成形品のパターン表出方法

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JPH05192964A
JPH05192964A JP3274692A JP3274692A JPH05192964A JP H05192964 A JPH05192964 A JP H05192964A JP 3274692 A JP3274692 A JP 3274692A JP 3274692 A JP3274692 A JP 3274692A JP H05192964 A JPH05192964 A JP H05192964A
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JP
Japan
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molding
pattern
molding material
magnetic powder
molded product
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JP3274692A
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Kazunori Ninomiya
和徳 二宮
Kiyoshi Kaeriyama
清 帰山
Eiji Sakata
栄二 坂田
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/0013Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor using fillers dispersed in the moulding material, e.g. metal particles

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁性粉をパターン表出要素として、プラスチ
ック成形品の表面に文字や模様などのパターンを形成す
る方法において、成形品の成形と同時にパターンの形成
を行って、一連の作業を低コストで能率よく行えるよう
にし、量産性を向上する。 【構成】 ブラスチック素材中に磁性粉6を混入して成
形材4を調整する。この成形材4を、所望のパターン2
を形成するための磁石12が埋め込まれた成形金型7に
充填して固化し、成形と同時にその表面にパターン2を
形成し、成形材4の硬化によってパターン2の定着を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、射出成形法や注形法
などによって形成されるプラスチック成形品を対象とし
て、その表面に文字、記号、模様などの目視できるパタ
ーンを形成するためのパターン表出方法に関し、とく
に、パターン表出要素として磁性粉を用いるパターン表
出形態を対象とする。
【0002】
【従来の技術】この発明に関して、プラスチック成形品
(以下に単に成形品という)の表面に磁性粉を用いて文
字や記号を表出することは公知である(日刊工業新聞社
発行、トリガー、1991年5月号54ページ、立体感
塗装技術)。これは、塗料中に鱗片状の磁性粉が混入さ
れたパターン表出材を調整し、これを成形品の表面に塗
布し、成形品の内側に配置した磁石で磁性粉を吸着して
所定のパターンを形成し、その状態のままで溶剤を揮発
乾燥させてパターンを定着する。最後に、表面に透明塗
料を塗布して保護被膜を形成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のパターン表出形
態では、印刷されたパターンに比べて、視覚上、遠近感
や深み感に富む立体的なパターンが得られる。しかし、
印刷と同様に、一連の作業を成形品の成形とは別の工程
で行う必要があり、成形品の全体コストが高く付く。さ
らに、塗料がある程度硬化し、磁性粉の移動が拘束され
るまで磁石による吸着を持続する必要があり、成形品の
成形サイクルに比べてパターン表出処理に長時間を要
し、生産性が低い点に問題があった。こうした理由か
ら、従来のパターン表出法は、その適用対象が付加価値
の高い成形品に限られ、汎用成形品への適用が困難であ
った。
【0004】この発明の目的は、成形品の成形時に同時
にパターン表出処理を行えるようにして、成形からパタ
ーン表出に至る一連の作業を低コストで能率よく行える
ようにし、汎用成形品にでも無理なく適用できる量産性
に優れたパターン表出法を提供することにある。この発
明の他の目的は、成形金型の磁性粉による損耗を避ける
ことができ、金型寿命を向上するのに好適なパターン表
出方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のパターン表出
方法は、成形素材5中に磁性粉6を混入して成形材4を
調整し、所望のパターン2を形成するための磁石12が
埋め込まれた成形金型7に前記成形材4を充填して固化
し、成形品1が固化するまでの間に、成形材4中の磁性
粉6を磁石12の磁力分布状態と一致する状態で凝集さ
せて、成形品1の表面に所望のパターン2を表出するこ
とを要件とする。
【0006】具体的には、溶融した成形素材5に磁性粉
6を均一に分散させた後、これを固化してペレット状の
成形材4を調整し、成形材4を射出成形機で成形する。
磁性粉6を含まない成形材4aを成形金型7に充填して
一次成形品1aを成形し、一次成形品1aの固化後に成
形金型7の少なくとも一部を移動して二次成形空間9b
を形成し、二次成形空間9bに成形材4を充填して固化
し、二次成形品1bが固化するまでの間に、成形材4中
の磁性粉6を磁石12で凝集して、成形品1の表面に所
望のパターン2を表出する。さらに、紫外線硬化型樹脂
からなる液状の成形素材5中に磁性粉6を混入して成形
材4を調整し、成形空間9を間に挟む型の一方に磁石1
2を埋設し、他方の型内表面を含む面壁を透明材からな
る型材15で形成し、上記成形金型7に成形材4を充填
した後、型材15を介して紫外線を照射して、磁石12
で形成されたパターン2、および成形金型7に充填され
た成形材4を固化定着する。
【0007】磁性粉6ないしはバインダーに磁性粉6が
分散されたパターン材19を調整し、所望のパターン2
を形成するための磁石12が埋め込まれた成形金型7の
パターン形成個所に前記パターン材19を塗布し、成形
金型7に磁性粉6を含まない成形材4aを充填して固化
し、成形品1の表面に所望のパターン2を表出する。
【0008】
【作用】磁石12が埋め込まれた成形金型7で成形材4
の成形を行うと、成形と同時にパターン2を表出させ、
成形品1の固化と同時に表出されたパターン2の定着を
行うことができる。磁性粉6が均一に分散するペレット
状の成形材4を用いて成形およびパターン表出を行う形
態では、成形金型7に充填された液状の成形材4中にお
いて、磁性粉6を均一に分散でき、パターン2をむらな
く確実に表出できる。一次成形品1aを成形した後、二
次成形時にパターン2を形成する異材質射出成形法によ
れば、磁性粉6を含む成形材4の使用量を少なくして、
磁性粉6による成形金型7の摩滅度合を減らすことがで
きる。成形素材5として紫外線硬化型樹脂を用い、成形
金型7に充填した成形材4に紫外線を照射して、成形品
1の固化を行う形態では、極く短時間で硬化を完了し
て、磁性粉6で形成されたパターン2の固化定着を速や
かに行える。磁性粉6を含むパターン材19を成形金型
7のパターン形成個所に塗布した後、通常の成形手順に
従って成形品1を成形し、成形と同時にパターン2を形
成する形態では、成形材4aの充填時に成形金型7が磁
性粉6で損耗されることを解消できる。
【0009】
【発明の効果】この発明では、磁性粉6が混入された成
形材4を用いて、これを磁石12が埋め込まれた成形金
型7に充填し、成形処理とパターン表出処理とを同時に
行うようにした。これにより成形からパターン表出に至
る一連の作業を一括して行うことができ、磁性粉6を用
いた従来のパターン表出方法に比べて、そのコストと時
間を大幅に減少して一連の作業を能率よく行えることと
なった。とくに、パターン表出処理を成形と同時に行っ
てその処理コストを低減できるので、汎用成形品であっ
ても、遠近感や深み感に富む立体的なパターン2を無理
なく形成でき、大量生産に適したパターン表出方法が得
られることとなった。
【0010】異材質射出成形法を利用し、二次成形時に
限って磁性粉6を含む成形材4を充填してパターン2の
形成を行う形態では、通常の射出成形法に比べて前記成
形材4の使用量をごく少量に限ることができるので、成
形材4に含まれる磁性粉6による成形金型7の損耗を抑
止でき、金型寿命を向上できる点で有利である。さら
に、一次成形時の成形材4aの色および材質等の制約が
殆どないので、デザインが重視される成形品1を成形す
る場合に都合がよい。さらに、磁性粉6を含むパターン
材19を予め成形金型7のパターン形成個所に塗布した
後、成形品1の成形を行う形態では、成形材4a中に磁
性粉6を混入する必要がないので、磁性粉6による成形
金型7の損耗を一掃でき、通常の成形金型と同程度にま
で金型寿命を向上できる。
【0011】
【実施例】
(実施例1)図1ないし図4は本発明に係るパターン表
出方法の実施例1を示す。この実施例では、射出成形法
によって形成された成形品1の外表面に、文字や模様な
どのパターン2を形成する場合について説明する。
【0012】図4において、成形品1はヘアードライヤ
の風胴3を形成する断面半円状の胴分割体であって、そ
の外側面の中央部付近にパターン2が形成してある。成
形品1はペレット状の成形材4を原材料にして、これを
射出成形機によって成形する。図2に示すように成形材
4は、溶融した成形素材5中に磁性粉6を均等に分散さ
せ、これを細粒状に固化して形成する。成形素材5とし
ては、ABS樹脂、AS樹脂、スチロール、ポリスチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアセタール、
ポリカーボネイトなどの透明ないしは半透明樹脂を使用
でき、これに混入される磁性粉6としては、鱗片状、結
晶体状、塊状、繊維状のニッケル、コバルト、鉄系合金
などを使用できる。
【0013】成形品1の成形に使用される成形金型7を
図1および図3に示す。成形金型7は、雌型からなる固
定金型7Aとコア8を有する可動金型7Bとからなり、
両金型7A・7Bが協同して成形空間9を形成する。固
定金型7Aには、成形空間9に露出する状態で磁化ベー
ス11が埋め込まれており、その内表面に露出する状態
でパターン2を形成するための磁石12を埋め込んで固
定する。磁石12は一方の磁極を成形空間9の側に露出
させておく。磁化ベース11は、アルミニウム合金や銅
合金などに代表される非磁性金属材で形成されており、
鉄系合金で形成される固定金型7Aに磁石12が直接接
当することを避けるために設けられている。
【0014】上記の成形金型7を射出成形機に取り付け
て型締めした後、溶融した成形材4を成形空間9内に加
圧充填し、これを固化することによって成形品1の形成
とパターン2の形成を同時に行う。成形金型7に充填さ
れた成形材4は液状に溶融しており、所定時間を経過し
て始めて除々に固化を開始する。この固化が始まるまで
の間に、成形材4中に含まれる磁性粉6は、磁石12の
磁力分布に一致する状態で凝集する。つまり、均等に分
散していた磁性粉6は、各磁石12の露出端面を始端と
する磁界に従って粗密状に配列され、成形材4の外表面
側にパターン2を形成する。この状態のままで固化が進
行すると、磁性粉6は成形材4によって定着されて自由
移動が不可能となるので、離型後にも凝集時の配列状態
を維持し続けることができる。離型後の成形品1は、パ
ターン2の腐食防止のためにその外面に透明塗料を塗布
して保護層を形成しておく。なお、パターン2は磁石1
2の磁界強度や磁極の配置方によって見え方が異なる。
磁性粉6の成形素材5中における配向のし方や分布ある
いは凝集密度が様々に変化するからである。そのため、
磁界強度および磁極の配置はパターン2の視覚効果を考
慮して決める。
【0015】以上のように、成形と同時にパターン2の
形成を行うと、別途パターン表出処理を行う必要がない
ので、パターン2の形成を低コストで能率よく行える。
さらに、ペレット状の成形材4に予め磁性粉6を混入し
ておけば、射出成形機のスクリュー部などで磁性粉6を
混入する場合に比べて、溶融した成形材4中において磁
性粉6を均等に分散させることができるので、パターン
2をむらなく確実に形成できる。
【0016】(実施例2)図5および図6は成形品1を
異材質射出成形法によって形成するこの発明の実施例2
を示す。この実施例では、磁性粉6を含まない成形材4
aを成形金型7に充填して一次成形品1aを成形し、二
次成形時にパターン2の形成を行う。そのために、固定
金型7Aのパターン形成個所にスライドコア14を設け
ておき、一次成形後にスライドコア14を後退させて二
次成形空間9bを形成する。磁石12はスライドコア1
4に埋め込んでおく。二次成形空間9bはパターン2を
形成するのに必要な隙間があればよく、この実施例では
40μmとした。二次成形空間9bには磁性粉6を含む
成形材4を充填して固化する。二次成形品1bが固化す
るまでの間に、成形材4中の磁性粉6は磁石12で凝集
されてパターン2を形成する。以後は、成形品1を離型
した後、実施例1と同様に透明樹脂によってパターン2
の外面に保護層を形成する。上記のように、二次成形時
に限って磁性粉6を含む成形材4を充填しパターン2を
形成すると、磁性粉6によって成形金型7が損耗するこ
とを抑止でき、さらに、成形材4・4aの色や材質を異
ならせることによって、多様なデザインを行える。
【0017】(実施例3)図7は、成形品1を注型法に
よって形成するこの発明の実施例3を示す。この実施例
では、紫外線硬化型樹脂からなる液状の成形素材5中に
磁性粉6を混入して、磁性粉6が均一に分散する成形材
4を調整し、これを成形金型7に注入充填した後、金型
内部に紫外線を照射して成形材4を固化し、同時にパタ
ーン2の定着を行う。
【0018】成形素材5である紫外線硬化型樹脂は、光
重合反応性のモノマー、オリゴマー、ポリマーと重合開
始剤を混入して形成され、アクリル系、エポキシ系、ウ
レタン系、不飽和ポリエステル系、塩化ビニル−酢酸共
重合系、スピラック系などの紫外線によって硬化する透
明ないしは半透明樹脂を使用できる。
【0019】図7において、成形金型7は雌型7Cと雄
型7Dとからなり、雌型7Cの型内表面に磁化ベース1
1を介して磁石12を配置する。さらに、成形空間9に
露出する雄型7Dの側の型内表面を含む面壁を、透明の
ガラスや透明プラスチック材からなる型材15で形成す
る。型材15の内面は紫外線の透過を許す金属蒸着膜で
覆うことができる。
【0020】上記の成形金型7を型締めした後、成形空
間9に成形材4を注入充填して脱泡を行い、この状態で
型材15の外面側から紫外線ランプ16で紫外線を照射
し、成形材4の硬化と、磁石12で形成されたパターン
2の定着を行う。硬化は数秒で終了する。この後、成形
金型7を割って成形品1を取り出し、そのパターン形成
面の側に透明塗料を塗布して保護層を形成する。以上の
ように、紫外線硬化型樹脂を成形素材5とする成形形態
では、注型後の硬化を極く短時間で行ってパターン2の
固化定着を迅速に行える。
【0021】(実施例4)図8はこの発明の実施例4を
示す。これは、透明のバインダーに磁性粉6が分散され
た液状のパターン材19を調整し、これを成形金型7の
パターン形成個所、即ち磁石12の露出面に塗布する。
塗布後直ちに型締めを行い、射出成形法の通常手順に従
って、磁性粉6を含まない成形材4aを成形金型7に充
填して固化し、成形品1の表面にパターン2を形成す
る。バインダーとしては、低分子エポキシ樹脂と、この
硬化剤としての液状ポリアミドとの組み合わせ、あるい
は下塗り塗料として一般的なアクリル樹脂、ビニル樹
脂、2液形ウレタン樹脂、酸硬化アミノアルキド樹脂な
どが使用でき、これらには体質顔料、着色顔料、添加
剤、溶剤を含んでもよく、また、成形材4aと相溶性を
有する溶融プラスチック材を使用できる。この実施例に
よれば、成形材4a中に磁性粉6を混入する必要がない
ので、成形材4aの充填時に磁性粉6によって成形金型
7が損耗することを一掃でき、成形金型7の寿命をさら
に向上できる。必要に応じて塗布するパターン材19の
種類を簡単に変更できるので、例えば透明度や着色度の
異なるパターン材19を使い分けることにより、印象の
異なるパターン2を形成でき、多品種少量生産にもよく
対応できる。
【0022】(別実施例)磁化ベース11は成形金型7
に対して着脱自在に装着する形態を採ることができ、こ
の場合はパターン2が異なる複数種の磁化ベース11を
交換装着して、同じ成形品1に異なるパターン2を形成
できる。上記の各実施例では磁石12を成形空間9に露
出する状態で配置したが、その必要はない。例えば、磁
化ベース11の肉壁内に磁石12を埋設し、成形空間9
と磁石12との間を磁化ベース11と一体の薄い肉壁で
隔ててあってもよい。磁石12は電磁石12であっても
よく、分割された一対の金型の双方に設けることもでき
る。パターン2を形成するための磁極端どうしが近接す
る場合は、その間に非磁性材製のスペーサを介装するこ
とが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る成形金型の断面図である。
【図2】液状態の成形図を示す説明図である。
【図3】成形金型の原理構造を示す分解斜視図である。
【図4】成形品の一例であるドライヤの側面図である。
【図5】この発明の実施例2に係る成形金型の一次成形
時の断面図である。
【図6】この発明の実施例2に係る成形金型の二次成形
時の断面図である。
【図7】この発明の実施例3に係る成形金型の断面図で
ある。
【図8】この発明の実施例4に係る成形金型の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 成形品 2 パターン 4 成形材 5 成形素材 6 磁性粉 7 成形金型 12 磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 105:16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形素材5中に磁性粉6を混入して成形
    材4を調整し、 所望のパターン2を形成するための磁石12が埋め込ま
    れた成形金型7に前記成形材4を充填して固化し、 成形品1が固化するまでの間に、成形材4中の磁性粉6
    を磁石12の磁力分布状態と一致する状態で凝集させ
    て、成形品1の表面に所望のパターン2を表出するプラ
    スチック成形品のパターン表出方法。
  2. 【請求項2】 溶融した成形素材5に磁性粉6を均一に
    分散させた後、これを固化してペレット状の成形材4を
    調整し、 成形材4を射出成形機で成形する請求項1記載のプラス
    チック成形品のパターン表出方法。
  3. 【請求項3】 磁性粉6を含まない成形材4aを成形金
    型7に充填して一次成形品1aを成形し、 一次成形品1aの固化後に成形金型7の少なくとも一部
    を移動して二次成形空間9bを形成し、 二次成形空間9bに成形材4を充填して固化し、 二次成形品1bが固化するまでの間に、成形材4中の磁
    性粉6を磁石12で凝集して、成形品1の表面に所望の
    パターン2を表出する請求項1または2記載のプラスチ
    ック成形品のパターン表出方法。
  4. 【請求項4】 紫外線硬化型樹脂からなる液状の成形素
    材5中に磁性粉6を混入して成形材4を調整し、 成形空間9を間に挟む型の一方に磁石12を埋設し、他
    方の型内表面を含む面壁を透明材からなる型材15で形
    成し、 上記成形金型7内に成形材4を充填した後、型材15を
    介して紫外線を照射して、磁石12で形成されたパター
    ン2、および成形金型7に充填された成形材4を固化定
    着する請求項1記載のプラスチック成形品のパターン表
    出方法。
  5. 【請求項5】 磁性粉6ないしはバインダーに磁性粉6
    が分散されたパターン材19を調整し、 所望のパターン2を形成するための磁石12が埋め込ま
    れた成形金型7のパターン形成個所に前記パターン材1
    9を塗布し、 成形金型7に磁性粉6を含まない成形材4aを充填して
    固化し、 成形品1の表面に所望のパターン2を表出するプラスチ
    ック成形品のパターン表出方法。
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