JPH0788389A - 粉砕設備 - Google Patents
粉砕設備Info
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- JPH0788389A JPH0788389A JP4642592A JP4642592A JPH0788389A JP H0788389 A JPH0788389 A JP H0788389A JP 4642592 A JP4642592 A JP 4642592A JP 4642592 A JP4642592 A JP 4642592A JP H0788389 A JPH0788389 A JP H0788389A
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- crushing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転動力費が低く,かつ,安定連続運転の可
能な粉砕設備を提供する。 【構成】 原料ホッパ100,ベルトフィーダ200,
竪型粉砕機1B,輸送機300,分級機500,分級後
の粗粉を竪型粉砕機1Bへ戻す循環経路400,分級後
の微粉を捕集装置700へ輸送する微粉経路600,捕
集装置700,吸引ファン800からなる粉砕設備であ
って,竪型粉砕機1Bに,粉砕後の原料のうち主に粗粒
を回転テーブルへ戻す機械的内部循環機能を付与した構
成とした。
能な粉砕設備を提供する。 【構成】 原料ホッパ100,ベルトフィーダ200,
竪型粉砕機1B,輸送機300,分級機500,分級後
の粗粉を竪型粉砕機1Bへ戻す循環経路400,分級後
の微粉を捕集装置700へ輸送する微粉経路600,捕
集装置700,吸引ファン800からなる粉砕設備であ
って,竪型粉砕機1Bに,粉砕後の原料のうち主に粗粒
を回転テーブルへ戻す機械的内部循環機能を付与した構
成とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセメント原料,高炉スラ
グ,セメントクリンカや各種化学品等の原料の粉砕設備
に係り,竪型粉砕機における粉砕産物を分級して粗粉を
竪型粉砕機へ戻して再粉砕し,分級後の微粉を捕集して
製品とする粉砕設備に関する。
グ,セメントクリンカや各種化学品等の原料の粉砕設備
に係り,竪型粉砕機における粉砕産物を分級して粗粉を
竪型粉砕機へ戻して再粉砕し,分級後の微粉を捕集して
製品とする粉砕設備に関する。
【0002】
【従来の技術】石灰石やスラグ,セメント原料などの原
料を細かく粉砕し粉体とする粉砕機の一種として,図9
に示すように,回転テーブルと粉砕ローラとを備えた竪
型粉砕機1が広く用いられている。この種の粉砕機は,
円筒状ケーシング15の下部においてモータ2Aにより
減速機2で駆動されて低速回転する円盤状の回転テーブ
ル3Aと,その上面外周部を円周方向へ等分する箇所に
油圧などで圧接されて従動回転する複数個の粉砕ローラ
4とを備えている。
料を細かく粉砕し粉体とする粉砕機の一種として,図9
に示すように,回転テーブルと粉砕ローラとを備えた竪
型粉砕機1が広く用いられている。この種の粉砕機は,
円筒状ケーシング15の下部においてモータ2Aにより
減速機2で駆動されて低速回転する円盤状の回転テーブ
ル3Aと,その上面外周部を円周方向へ等分する箇所に
油圧などで圧接されて従動回転する複数個の粉砕ローラ
4とを備えている。
【0003】粉砕ローラ4はケーシング15に回転軸6
によって揺動自在に軸支されたアーム5とアーム7を介
して油圧シリンダ9のピストンロッド10に連結されて
おり,油圧シリンダ9を作動させることにより,粉砕ロ
ーラ4を回転テーブル3A上に押圧して原料への粉砕圧
力を与えている。3Bは回転テーブル3Aの外周縁に設
けられ原料層厚を調整するダムリング 14は回転テー
ブル3A周囲のガス吹上用環状空間通路,14Aはガス
供給路(ガス箱),13は羽根13Aにより粉砕された
原料を分級する回転式セパレータ,16はガスと共に製
品を取出す排出口,17は原料投入シュートである。1
1は油圧シリンダ9を内蔵する柱脚(スタンド)で,前
記回転軸6の軸受(図示せず)が頂上に載置固設され
る。
によって揺動自在に軸支されたアーム5とアーム7を介
して油圧シリンダ9のピストンロッド10に連結されて
おり,油圧シリンダ9を作動させることにより,粉砕ロ
ーラ4を回転テーブル3A上に押圧して原料への粉砕圧
力を与えている。3Bは回転テーブル3Aの外周縁に設
けられ原料層厚を調整するダムリング 14は回転テー
ブル3A周囲のガス吹上用環状空間通路,14Aはガス
供給路(ガス箱),13は羽根13Aにより粉砕された
原料を分級する回転式セパレータ,16はガスと共に製
品を取出す排出口,17は原料投入シュートである。1
1は油圧シリンダ9を内蔵する柱脚(スタンド)で,前
記回転軸6の軸受(図示せず)が頂上に載置固設され
る。
【0004】このような竪型粉砕機において,回転テー
ブルの中央部へ原料投入シュート17で供給された原料
は,回転テーブル3Aの回転によりテーブル半径方向の
遠心力を受けて回転テーブル3A上を滑るときに回転テ
ーブル3Aにより回転方向の力を受け,回転テーブル3
Aとの間で滑って回転テーブル3Aの回転数よりいくら
か遅い回転を行なう。以上2つの力,すなわち,半径方
向と回転方向の力とが合成され,原料は回転テーブル3
A上を渦巻状の軌跡を描いて回転テーブル3Aの外周部
へ移動する。この外周部には,ローラが圧接されて回転
しているので,渦巻線を描いた原料は粉砕ローラ4と回
転テーブル3Aとの間へローラ軸方向とある角度をなす
方向から進入して噛込まれて粉砕される。
ブルの中央部へ原料投入シュート17で供給された原料
は,回転テーブル3Aの回転によりテーブル半径方向の
遠心力を受けて回転テーブル3A上を滑るときに回転テ
ーブル3Aにより回転方向の力を受け,回転テーブル3
Aとの間で滑って回転テーブル3Aの回転数よりいくら
か遅い回転を行なう。以上2つの力,すなわち,半径方
向と回転方向の力とが合成され,原料は回転テーブル3
A上を渦巻状の軌跡を描いて回転テーブル3Aの外周部
へ移動する。この外周部には,ローラが圧接されて回転
しているので,渦巻線を描いた原料は粉砕ローラ4と回
転テーブル3Aとの間へローラ軸方向とある角度をなす
方向から進入して噛込まれて粉砕される。
【0005】一方,ケーシング15の基部にはガス供給
路(ガス箱ともいう)14Aによって空気,あるいは熱
風などのガスが導かれており,このガスが回転テーブル
3Aの外周面とケーシングの内周面との間の環状空間部
14から吹上がることにより,粉砕された微粉体はガス
に同伴されてケーシング15内を上昇し,上部に位置す
るセパレータ13の羽根13Aにより分級作用を受け,
所定粒度の製品はガスと共に排出口16から排出され次
の工程へ送られる。
路(ガス箱ともいう)14Aによって空気,あるいは熱
風などのガスが導かれており,このガスが回転テーブル
3Aの外周面とケーシングの内周面との間の環状空間部
14から吹上がることにより,粉砕された微粉体はガス
に同伴されてケーシング15内を上昇し,上部に位置す
るセパレータ13の羽根13Aにより分級作用を受け,
所定粒度の製品はガスと共に排出口16から排出され次
の工程へ送られる。
【0006】以上のような竪型粉砕機を含む粉砕設備と
して,従来,たとえば,図10や図11に示すようなも
のがある。図10の粉砕設備は従来の分級機を頂部に内
蔵した竪型粉砕機1(たとえば,図9のもの)の環状空
間通路14の上昇気流風量を少なくして微粉は分級機へ
上昇させ,その他の原料はダムリング3Bをオーバフロ
ーしてミル外へ排出させる。そして輸送機300,循環
経路400を経由して竪型粉砕機1へ循環させ,所望の
粒度になったもののみを微粉経路600を空気搬送で捕
集装置700へ送る。捕集装置700で取出したものは
そのまま最終の製品とするか,または,必要のあるとき
にはボールミルなどの2次粉砕工程でさらに粉砕する。
本システムは原料がミル内部を循環する内部循環方式と
一部原料の外部循環方式を併用するシステムである。
して,従来,たとえば,図10や図11に示すようなも
のがある。図10の粉砕設備は従来の分級機を頂部に内
蔵した竪型粉砕機1(たとえば,図9のもの)の環状空
間通路14の上昇気流風量を少なくして微粉は分級機へ
上昇させ,その他の原料はダムリング3Bをオーバフロ
ーしてミル外へ排出させる。そして輸送機300,循環
経路400を経由して竪型粉砕機1へ循環させ,所望の
粒度になったもののみを微粉経路600を空気搬送で捕
集装置700へ送る。捕集装置700で取出したものは
そのまま最終の製品とするか,または,必要のあるとき
にはボールミルなどの2次粉砕工程でさらに粉砕する。
本システムは原料がミル内部を循環する内部循環方式と
一部原料の外部循環方式を併用するシステムである。
【0007】一方,図11のものは,竪型粉砕機1Aは
分級機を具備せず,したがってミル通風は行なわずすべ
ての粉砕産物を排出し,外置の分級機500へ送って分
級して粗粉を竪型粉砕機1Aへ戻し,分級後の微粉を図
10のものと同様に捕集装置700で製品として取出す
か,または,2次粉砕工程へ送る。さらに,図11の分
級機500の代わりに,振動篩や分配器を使用する場合
もある。本システムは,原料の予備粉砕を行なうことで
最終粉砕工程での電力原単位の低減と能力増加を計り,
粉砕システム全体の効率向上を期待するものである。
分級機を具備せず,したがってミル通風は行なわずすべ
ての粉砕産物を排出し,外置の分級機500へ送って分
級して粗粉を竪型粉砕機1Aへ戻し,分級後の微粉を図
10のものと同様に捕集装置700で製品として取出す
か,または,2次粉砕工程へ送る。さらに,図11の分
級機500の代わりに,振動篩や分配器を使用する場合
もある。本システムは,原料の予備粉砕を行なうことで
最終粉砕工程での電力原単位の低減と能力増加を計り,
粉砕システム全体の効率向上を期待するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の全内部循環方式
の竪型粉砕機の運転や一部内部循環方式の竪型粉砕機の
運転では,ミル自体の粉砕効率自体は他の粉砕機に比較
して優れているにも拘らず,粉砕原料をミル内へ供給す
る高速上昇気流のエネルギでエヤー搬送するため,粉砕
部と分級部とを内部循環する原料の輸送に多大のエネル
ギを消費し,吸引ファンの動力消費量は粉砕設備の全消
費動力の約半分近くになり,粉砕システム全体のエネル
ギ消費(ランニングコスト)が大きいという問題があっ
た。
の竪型粉砕機の運転や一部内部循環方式の竪型粉砕機の
運転では,ミル自体の粉砕効率自体は他の粉砕機に比較
して優れているにも拘らず,粉砕原料をミル内へ供給す
る高速上昇気流のエネルギでエヤー搬送するため,粉砕
部と分級部とを内部循環する原料の輸送に多大のエネル
ギを消費し,吸引ファンの動力消費量は粉砕設備の全消
費動力の約半分近くになり,粉砕システム全体のエネル
ギ消費(ランニングコスト)が大きいという問題があっ
た。
【0009】また,図11に示すように空気搬送を行な
わず全外部循環方式のシステムでは,竪型粉砕機1Aで
粉砕部における原料の挙動を完全に制御することは出来
ないため,粉砕産物の粒度を自由にコントロールするこ
とは困難であり,竪型粉砕機1Aへの投入原料の大部分
が所望の粒度まで粉砕されずに粗粒や粗粉のまま排出さ
れ,最終仕上工程の負荷が依然として大きく,また,篩
等の分級手段を持つシステムでは,外部循環量が運転中
一定せず変動して,ミルの安定運転が困難であるという
難点があった。
わず全外部循環方式のシステムでは,竪型粉砕機1Aで
粉砕部における原料の挙動を完全に制御することは出来
ないため,粉砕産物の粒度を自由にコントロールするこ
とは困難であり,竪型粉砕機1Aへの投入原料の大部分
が所望の粒度まで粉砕されずに粗粒や粗粉のまま排出さ
れ,最終仕上工程の負荷が依然として大きく,また,篩
等の分級手段を持つシステムでは,外部循環量が運転中
一定せず変動して,ミルの安定運転が困難であるという
難点があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上述べた課題を解決し
て,2次粉砕工程を省略できるか,または2次粉砕工程
の負荷を軽減でき,かつ,省エネルギ型で安定した運転
を可能とする粉砕設備を得るために,本発明の粉砕設備
においては,原料ホッパと原料輸送機とからなる原料輸
送設備と,原料の供給を受けて粉砕する竪型粉砕機と,
該竪型粉砕機の粉砕産物を分級機へ移送する輸送機と,
該輸送機によって供給された粉砕産物を分級する分級機
と,分級後の粗粉を前記竪型粉砕機へ再供給する循環経
路と,分級後の微粉を捕集装置へ移送する微粉経路と,
捕集装置と,吸引ファンとから構成される粉砕設備であ
って,前記竪型粉砕機は回転テーブル上面に複数個の回
転自在な粉砕ローラを配置し,原料投入シュートから回
転テーブル上へ供給した原料を,粉砕ローラに所定の粉
砕圧力を与えて回転テーブル上面と粉砕ローラ周面との
間で粉砕し,かつ,粉砕後の原料のうち主に粗粒を回転
テーブルへ戻す機械的内部循環機能を備えた構造とし
た。また,第2の発明では,機械的内部循環機能とし
て,上記の粉砕設備の竪型粉砕機に回転テーブルの外周
に沿う衝突板を垂設して遠心力により回転テーブル上か
ら飛散した粗粒を反撥させて該回転テーブルへ戻す機械
的内部循環機能を備えた竪型粉砕機から構成した。
て,2次粉砕工程を省略できるか,または2次粉砕工程
の負荷を軽減でき,かつ,省エネルギ型で安定した運転
を可能とする粉砕設備を得るために,本発明の粉砕設備
においては,原料ホッパと原料輸送機とからなる原料輸
送設備と,原料の供給を受けて粉砕する竪型粉砕機と,
該竪型粉砕機の粉砕産物を分級機へ移送する輸送機と,
該輸送機によって供給された粉砕産物を分級する分級機
と,分級後の粗粉を前記竪型粉砕機へ再供給する循環経
路と,分級後の微粉を捕集装置へ移送する微粉経路と,
捕集装置と,吸引ファンとから構成される粉砕設備であ
って,前記竪型粉砕機は回転テーブル上面に複数個の回
転自在な粉砕ローラを配置し,原料投入シュートから回
転テーブル上へ供給した原料を,粉砕ローラに所定の粉
砕圧力を与えて回転テーブル上面と粉砕ローラ周面との
間で粉砕し,かつ,粉砕後の原料のうち主に粗粒を回転
テーブルへ戻す機械的内部循環機能を備えた構造とし
た。また,第2の発明では,機械的内部循環機能とし
て,上記の粉砕設備の竪型粉砕機に回転テーブルの外周
に沿う衝突板を垂設して遠心力により回転テーブル上か
ら飛散した粗粒を反撥させて該回転テーブルへ戻す機械
的内部循環機能を備えた竪型粉砕機から構成した。
【0011】
【作用】竪型粉砕機へ供給された原料は回転中の回転テ
ーブルの遠心力により渦巻状に外周方向へ移動し回転テ
ーブルと粉砕ローラとの間へ入り込んで粉砕される。粉
砕ローラで粉砕された原料と粉砕ローラ間を通り抜けた
原料はともに回転テーブル最外周のダムリングを乗り越
えて回転テーブルをオーバフローするが,たとえば,回
転テーブル外周直近に設けた衝突板に勢い良く飛び出し
てきた粗粒はこれに当接し反撥して回転テーブル中央へ
戻され,再度回転テーブルの外側へ移動する。一方,比
較的粒径の小さい微粉は衝突板に当って運動エネルギを
失い,回転テーブルと衝突板の間隙より下方へ落下す
る。このような機械的内部循環機能を付与された竪型粉
砕機を含む粉砕設備では,空気搬送に伴う多大のエネル
ギ消費がなく,最終製品を安定連続運転によって生産で
きる。
ーブルの遠心力により渦巻状に外周方向へ移動し回転テ
ーブルと粉砕ローラとの間へ入り込んで粉砕される。粉
砕ローラで粉砕された原料と粉砕ローラ間を通り抜けた
原料はともに回転テーブル最外周のダムリングを乗り越
えて回転テーブルをオーバフローするが,たとえば,回
転テーブル外周直近に設けた衝突板に勢い良く飛び出し
てきた粗粒はこれに当接し反撥して回転テーブル中央へ
戻され,再度回転テーブルの外側へ移動する。一方,比
較的粒径の小さい微粉は衝突板に当って運動エネルギを
失い,回転テーブルと衝突板の間隙より下方へ落下す
る。このような機械的内部循環機能を付与された竪型粉
砕機を含む粉砕設備では,空気搬送に伴う多大のエネル
ギ消費がなく,最終製品を安定連続運転によって生産で
きる。
【0012】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例について
説明する。図1〜図8は本発明の実施例に係り,図1は
本発明の粉砕設備のフローシート,図2は本発明の竪型
粉砕機の全体縦断面図,図3は竪型粉砕機の粉砕部の平
面図,図4は竪型粉砕機の粉砕部の縦断面図,図5は粉
砕設備のフローシート,図6は分級機の概略縦断面図,
図7は分級機の他の実施例を示す概略縦断面図,図8は
分級機の別の他の実施例を示す概略縦断面図である。
説明する。図1〜図8は本発明の実施例に係り,図1は
本発明の粉砕設備のフローシート,図2は本発明の竪型
粉砕機の全体縦断面図,図3は竪型粉砕機の粉砕部の平
面図,図4は竪型粉砕機の粉砕部の縦断面図,図5は粉
砕設備のフローシート,図6は分級機の概略縦断面図,
図7は分級機の他の実施例を示す概略縦断面図,図8は
分級機の別の他の実施例を示す概略縦断面図である。
【0013】図において,1Bは竪型粉砕機,100は
原料ホッパ,200はベルトフィーダ,300はたとえ
ばバケットエレベータなどの輸送機,400は循環経
路,500は分級機,600は微粉経路,700は捕集
装置,800は吸引ファンである。竪型粉砕機1Bは図
2,図3に示すように,ケーシング15の天板15aの
中央より原料投入シュート17が垂下され,その下端開
口部は回転テーブル3Aの中央直上に対向している。回
転テーブル3Aの外周には図2,図3に示すように,回
転テーブル3Aの外周に沿って湾曲する側面曲板で形成
された衝突板30aを有するガイドブレート30が粉砕
ローラ4の回転方向下流側に配設され,ケーシング15
に固設されている。ガイドプレート30の衝突板30a
と回転テーブル3A外周との隙間は5〜10mm程度の
小さな値に保持される。側面曲板で構成された衝突板3
0aは鋼製のほか,硬質の合成樹脂製とすることができ
る。また,図2に示すように,回転テーブル3Aの外周
下側には,回転テーブル3Aをオーバフローして環状空
間通路14へ落下した原料を集めて機外へ排出するため
の排出シュート40が設けられ,ベルトコンベヤ50に
より輸送される。40aは回転テーブル3Aに取付けら
れたスクレーパである。
原料ホッパ,200はベルトフィーダ,300はたとえ
ばバケットエレベータなどの輸送機,400は循環経
路,500は分級機,600は微粉経路,700は捕集
装置,800は吸引ファンである。竪型粉砕機1Bは図
2,図3に示すように,ケーシング15の天板15aの
中央より原料投入シュート17が垂下され,その下端開
口部は回転テーブル3Aの中央直上に対向している。回
転テーブル3Aの外周には図2,図3に示すように,回
転テーブル3Aの外周に沿って湾曲する側面曲板で形成
された衝突板30aを有するガイドブレート30が粉砕
ローラ4の回転方向下流側に配設され,ケーシング15
に固設されている。ガイドプレート30の衝突板30a
と回転テーブル3A外周との隙間は5〜10mm程度の
小さな値に保持される。側面曲板で構成された衝突板3
0aは鋼製のほか,硬質の合成樹脂製とすることができ
る。また,図2に示すように,回転テーブル3Aの外周
下側には,回転テーブル3Aをオーバフローして環状空
間通路14へ落下した原料を集めて機外へ排出するため
の排出シュート40が設けられ,ベルトコンベヤ50に
より輸送される。40aは回転テーブル3Aに取付けら
れたスクレーパである。
【0014】以上のように構成された本発明の竪型粉砕
機1Bの作動について説明する。原料投入シュート17
から供給された原料は,回転する回転テーブル3Aの遠
心力により渦巻状に外周側へ向かって移動し,粉砕ロー
ラ4と回転テーブル3Aとの間に噛込んで粉砕される。
原料のうち比較的粒径の大きい粗粒は,ダムリング3B
を越え回転テーブル3Aをオーバフローして丁度その位
置に配設されたガイドブレート30の衝突板30aに当
って跳ね返り,再び回転テーブルへ戻され,回転方向下
流にある次の粉砕テーブル3Aに噛込まれて粉砕され
る。それに対して,微粉はオーバフローして衝突板30
aに当っても当った瞬間に運動エネルギを失って,18
0°方向を変えて撥ね返ることなく衝突板表面に沿って
そのまま自由落下し,回転テーブル3A外周面と衝突板
30a内壁面との間の間隙を下方に落下し環状空間通路
14を通過しポケット20に到達する。そして,回転テ
ーブル3Aに取付けたスクレーパ40aにより掻き寄せ
られて排出シュート40より機外へ排出され,ベルトコ
ンベヤ50を経由するか,または直接輸送機300へ移
送される。上述の竪型粉砕機1Bにおいてはミル内に供
給された回転テーブル3A上の原料粒子が遠心力の作用
で勢いよく回転テーブル外へ飛散し自らの運動エネルギ
で衝突板に衝突し反撥して再び回転テーブル中央へ戻さ
れるという作用をなす機械的内部循環機能を有するの
で,従来の竪型粉砕機1のように,多大のエネルギを必
要とする空気搬送を採用していないから運転動力の大幅
な軽減が達成できる。
機1Bの作動について説明する。原料投入シュート17
から供給された原料は,回転する回転テーブル3Aの遠
心力により渦巻状に外周側へ向かって移動し,粉砕ロー
ラ4と回転テーブル3Aとの間に噛込んで粉砕される。
原料のうち比較的粒径の大きい粗粒は,ダムリング3B
を越え回転テーブル3Aをオーバフローして丁度その位
置に配設されたガイドブレート30の衝突板30aに当
って跳ね返り,再び回転テーブルへ戻され,回転方向下
流にある次の粉砕テーブル3Aに噛込まれて粉砕され
る。それに対して,微粉はオーバフローして衝突板30
aに当っても当った瞬間に運動エネルギを失って,18
0°方向を変えて撥ね返ることなく衝突板表面に沿って
そのまま自由落下し,回転テーブル3A外周面と衝突板
30a内壁面との間の間隙を下方に落下し環状空間通路
14を通過しポケット20に到達する。そして,回転テ
ーブル3Aに取付けたスクレーパ40aにより掻き寄せ
られて排出シュート40より機外へ排出され,ベルトコ
ンベヤ50を経由するか,または直接輸送機300へ移
送される。上述の竪型粉砕機1Bにおいてはミル内に供
給された回転テーブル3A上の原料粒子が遠心力の作用
で勢いよく回転テーブル外へ飛散し自らの運動エネルギ
で衝突板に衝突し反撥して再び回転テーブル中央へ戻さ
れるという作用をなす機械的内部循環機能を有するの
で,従来の竪型粉砕機1のように,多大のエネルギを必
要とする空気搬送を採用していないから運転動力の大幅
な軽減が達成できる。
【0015】また,機械的内部循環機能の付与は上述の
ものに限定されるものではなく,たとえば,図4に示す
ように,回転テーブル3Aの上面を擦り鉢状に形成しダ
ムリング3Bを高くして,回転テーブル上端近くに円周
方向に横幅の広がったスリット3aやダムリング3Bの
途中に同じく横幅に広がったスリット3bを円周複数個
等ピッチに形成してもよい。このような回転テーブル3
Aでは,回転する回転テーブル上の粒子は遠心力により
外方へ向かう力と重力による向心力という近接した二つ
の力を同時に受け,回転テーブル3Aに落下した粒子は
多数回の渦巻き運動(渦取り線香状の回転運動)をした
後上端に達するから,その間に多数回粉砕ローラ4と遭
遇して微粉となり,スリット3aやスリット3bより排
出され,ポケット20へ落下する。また,スリット3a
やスリット3bを通過し得ない粗粒は,背の高いダムリ
ング3Bを越えることが出来ず,ここで運転エネルギを
失って回転テーブル3Aの中心方向へ移動し,再び遠心
力の作用を受けて外向きの移動を開始する。したがっ
て,粗粒は機械的に回転テーブルの中心と外側との間を
内部循環し微粉になるまで粉砕され,微粉のみ系外から
排出される。上述の実施例においても,空気搬送は作用
せず,回転テーブル上の粒子は自らの力で内部循環する
から運転動力費は大幅に軽減される。なお,回転テーブ
ルの擦り鉢の傾斜角は遠心力が若干重力による向心力よ
り大きくなるよう選定することはいうまでもない。遠心
力は回転数の函数であるので回転テーブル駆動用の電動
機を可変速とし,回転数で両方の力のバランスをコント
ロールして粉砕ローラによる粉砕作用を制御してもよ
い。スリット3a,3bの寸法は,たとえば幅5〜10
mm,長さ100〜200mm程度とし,円周等分に8
〜16個設ける。
ものに限定されるものではなく,たとえば,図4に示す
ように,回転テーブル3Aの上面を擦り鉢状に形成しダ
ムリング3Bを高くして,回転テーブル上端近くに円周
方向に横幅の広がったスリット3aやダムリング3Bの
途中に同じく横幅に広がったスリット3bを円周複数個
等ピッチに形成してもよい。このような回転テーブル3
Aでは,回転する回転テーブル上の粒子は遠心力により
外方へ向かう力と重力による向心力という近接した二つ
の力を同時に受け,回転テーブル3Aに落下した粒子は
多数回の渦巻き運動(渦取り線香状の回転運動)をした
後上端に達するから,その間に多数回粉砕ローラ4と遭
遇して微粉となり,スリット3aやスリット3bより排
出され,ポケット20へ落下する。また,スリット3a
やスリット3bを通過し得ない粗粒は,背の高いダムリ
ング3Bを越えることが出来ず,ここで運転エネルギを
失って回転テーブル3Aの中心方向へ移動し,再び遠心
力の作用を受けて外向きの移動を開始する。したがっ
て,粗粒は機械的に回転テーブルの中心と外側との間を
内部循環し微粉になるまで粉砕され,微粉のみ系外から
排出される。上述の実施例においても,空気搬送は作用
せず,回転テーブル上の粒子は自らの力で内部循環する
から運転動力費は大幅に軽減される。なお,回転テーブ
ルの擦り鉢の傾斜角は遠心力が若干重力による向心力よ
り大きくなるよう選定することはいうまでもない。遠心
力は回転数の函数であるので回転テーブル駆動用の電動
機を可変速とし,回転数で両方の力のバランスをコント
ロールして粉砕ローラによる粉砕作用を制御してもよ
い。スリット3a,3bの寸法は,たとえば幅5〜10
mm,長さ100〜200mm程度とし,円周等分に8
〜16個設ける。
【0016】次に,このような機械的内部循環機能を備
えた竪型粉砕機を含む本発明の粉砕設備の作動について
説明する。原料ホッパ100に貯蔵された原料はベルト
フィーダ200で移送され,竪型粉砕機1Bへ供給さ
れ,粉砕後の微粉は輸送機300へ直接か,またはベル
トコンベヤやエヤースライド等の輸送手段により運ば
れ,分級機500へ供給される。分級機500で分級さ
れた原料粉粒体のうち粗粉は循環経路400を介してニ
ューフィードの原料とともに竪型粉砕機1Bへ再供給さ
れ粉砕される。一方,分級後の微粉は微粉経路600を
吸引ファン800によって吸引される気体とともに運ば
れ捕集装置700で捕集され,製品となる。分級機50
0は,どのようなものでも良いが,普通用いられるのは
気流式分級機であり,たとえば図6や図7に示す慣性分
級機や,図8に示す回転翼によって分級するタイブのも
のが使用される。慣性分級機は空気搬送中の粗粒は微粉
に比べて方向変化が難しく直進しやすい性質を利用した
ものであり,特に図7のものはU字管中央に邪魔板を有
する慣性分級機に比べて,落下する粗粒が管内を流れる
気体を横切ることが少ないのでより優れた分級が達成さ
れる。一方,図8のタイプの分級機500は分級点を回
転数の変更でコントロールできるのでより精度の高い分
級が実施される。
えた竪型粉砕機を含む本発明の粉砕設備の作動について
説明する。原料ホッパ100に貯蔵された原料はベルト
フィーダ200で移送され,竪型粉砕機1Bへ供給さ
れ,粉砕後の微粉は輸送機300へ直接か,またはベル
トコンベヤやエヤースライド等の輸送手段により運ば
れ,分級機500へ供給される。分級機500で分級さ
れた原料粉粒体のうち粗粉は循環経路400を介してニ
ューフィードの原料とともに竪型粉砕機1Bへ再供給さ
れ粉砕される。一方,分級後の微粉は微粉経路600を
吸引ファン800によって吸引される気体とともに運ば
れ捕集装置700で捕集され,製品となる。分級機50
0は,どのようなものでも良いが,普通用いられるのは
気流式分級機であり,たとえば図6や図7に示す慣性分
級機や,図8に示す回転翼によって分級するタイブのも
のが使用される。慣性分級機は空気搬送中の粗粒は微粉
に比べて方向変化が難しく直進しやすい性質を利用した
ものであり,特に図7のものはU字管中央に邪魔板を有
する慣性分級機に比べて,落下する粗粒が管内を流れる
気体を横切ることが少ないのでより優れた分級が達成さ
れる。一方,図8のタイプの分級機500は分級点を回
転数の変更でコントロールできるのでより精度の高い分
級が実施される。
【0017】図5に示した本発明の他の実施例の粉砕設
備では,分級機500で粗粉,中粉,微粉の2段分級で
きるものを採用し,微粉を製品とするほか,中粉を竪型
粉砕機1Bへ戻さず,ボールミルなどの2次粉砕工程に
移送してさらに微粉砕し粒度の細かい製品を得ようとす
るものであり,竪型粉砕機を1種の予備粉砕機として使
用する粉砕設備である。図1や図5の粉砕設備は,竪型
粉砕機1Bには空気搬送を使用せず,吸引ファン800
は分級機500以降のみであるから,動力消費量は小さ
く,かつ,機械的内部循環機能を具備する竪型粉砕機1
Bで原料性状に変化がなければほぼ同一の粒度構成を有
する粉粒体がほぼ同一量循環するので,ミルの安定運転
が容易であり運転操作性が向上する。
備では,分級機500で粗粉,中粉,微粉の2段分級で
きるものを採用し,微粉を製品とするほか,中粉を竪型
粉砕機1Bへ戻さず,ボールミルなどの2次粉砕工程に
移送してさらに微粉砕し粒度の細かい製品を得ようとす
るものであり,竪型粉砕機を1種の予備粉砕機として使
用する粉砕設備である。図1や図5の粉砕設備は,竪型
粉砕機1Bには空気搬送を使用せず,吸引ファン800
は分級機500以降のみであるから,動力消費量は小さ
く,かつ,機械的内部循環機能を具備する竪型粉砕機1
Bで原料性状に変化がなければほぼ同一の粒度構成を有
する粉粒体がほぼ同一量循環するので,ミルの安定運転
が容易であり運転操作性が向上する。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように,本発明の粉砕設備の
効果をまとめると下記のとおりとなる。 従来の竪型粉砕機を含む粉砕設備に比べて,多量の
気体を粉砕機に通風することが不要となり,システム全
体の運転動力費が大幅に低減できる。 竪型粉砕機の排出量がほぼ一定である結果,循環量
がほぼ一定し安定した連続運転が可能で運転操作性が改
善される。 設備のフローがシンプルで,予備粉砕システムのほ
か最終粉砕システムとしても使用できる。 竪型粉砕機内に空気搬送による内部循環がないの
で,従来機のようなミル内圧力損失の変動に起因する振
動が少なく,静粛な運転ができる。 竪型粉砕機のセパレータが不要で,設備費が安価で
ある。
効果をまとめると下記のとおりとなる。 従来の竪型粉砕機を含む粉砕設備に比べて,多量の
気体を粉砕機に通風することが不要となり,システム全
体の運転動力費が大幅に低減できる。 竪型粉砕機の排出量がほぼ一定である結果,循環量
がほぼ一定し安定した連続運転が可能で運転操作性が改
善される。 設備のフローがシンプルで,予備粉砕システムのほ
か最終粉砕システムとしても使用できる。 竪型粉砕機内に空気搬送による内部循環がないの
で,従来機のようなミル内圧力損失の変動に起因する振
動が少なく,静粛な運転ができる。 竪型粉砕機のセパレータが不要で,設備費が安価で
ある。
【図1】本発明の実施例に係る粉砕設備のフローシート
である。
である。
【図2】本発明の実施例に係る竪型粉砕機の全体縦断面
図である。
図である。
【図3】本発明の実施例に係る竪型粉砕機の粉砕部の平
面図である。
面図である。
【図4】本発明の実施例に係る竪型粉砕機の縦断面図で
ある。
ある。
【図5】本発明の他の実施例に係る粉砕設備のフローシ
ートである。
ートである。
【図6】本発明の実施例に係る分級機の概略縦断面図で
ある。
ある。
【図7】本発明の他の実施例に係る分級機の概略縦断面
図である。
図である。
【図8】本発明の別の他の実施例に係る分級機の概略縦
断面図である。
断面図である。
【図9】従来の竪型粉砕機の全体縦断面図である。
【図10】従来の粉砕設備のフローシートである。
【図11】従来の粉砕設備のフローシートである。
1 竪型粉砕機(従来) 1A 竪型粉砕機(従来) 1B 竪型粉砕機(本発明) 3A 回転テーブル 3B ダムリング 3a スリット 3b スリット 4 粉砕ローラ 14 環状空間通路 15 ケーシング 17 原料投入シュート 20 ポケット 30 ガイドプレート 30a 衝突板 40 排出シュート 40a スクレーパ 50 ベルトコンベヤ 100 原料ホッパ 200 ベルトフィーダ 300 輸送機 400 循環経路 500 分級機 600 微粉経路 700 捕集装置 800 吸引ファン
Claims (2)
- 【請求項1】 原料ホッパと原料輸送機とからなる原料
輸送設備と,原料の供給を受けて粉砕する竪型粉砕機
と,該竪型粉砕機の粉砕産物を分級機へ移送する輸送機
と,該輸送機によって供給された粉砕産物を分級する分
級機と,分級後の粗粉を前記竪型粉砕機へ再供給する循
環経路と,分級後の微粉を捕集装置へ移送する微粉経路
と,捕集装置と,吸引ファンとから構成される粉砕設備
であって,前記竪型粉砕機は回転テーブル上面に複数個
の回転自在な粉砕ローラを配置し,原料投入シュートか
ら回転テーブル上へ供給した原料を、粉砕ローラに所定
の粉砕圧力を与えて回転テーブル上面と粉砕ローラ周面
との間で粉砕し,かつ,粉砕後の原料のうち主に粗粒を
回転テーブルへ戻す機械的内部循環機能を備えた粉砕設
備。 - 【請求項2】 回転テーブルの外周に沿う衝突板を垂設
して遠心力により回転テーブル上から飛散した粗粒を反
撥させて該回転テーブルへ戻す機械的内部循環機能を備
えた竪型粉砕機から構成される請求項1の粉砕設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04046425A JP3074656B2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 粉砕設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04046425A JP3074656B2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 粉砕設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0788389A true JPH0788389A (ja) | 1995-04-04 |
JP3074656B2 JP3074656B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=12746802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04046425A Expired - Fee Related JP3074656B2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 粉砕設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3074656B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003066220A1 (en) * | 2002-02-07 | 2003-08-14 | Ube Machinery Corporation, Ltd. | Milling method |
CN102872958A (zh) * | 2012-09-26 | 2013-01-16 | 佛山市博晖机电有限公司 | 一种陶瓷原料的粉磨工艺及陶瓷原料粉磨生产线 |
CN103801444A (zh) * | 2013-12-16 | 2014-05-21 | 上海西芝矿山工程机械有限公司 | 一种优质机制砂及优质石粉的生产系统及生产方法 |
JP2018202347A (ja) * | 2017-06-07 | 2018-12-27 | 川崎重工業株式会社 | 粉砕システム |
WO2019244357A1 (ja) * | 2018-06-22 | 2019-12-26 | 川崎重工業株式会社 | 粉砕システム |
-
1992
- 1992-01-21 JP JP04046425A patent/JP3074656B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003066220A1 (en) * | 2002-02-07 | 2003-08-14 | Ube Machinery Corporation, Ltd. | Milling method |
CN100368092C (zh) * | 2002-02-07 | 2008-02-13 | 宇部兴产机械株式会社 | 粉碎方法 |
CN102872958A (zh) * | 2012-09-26 | 2013-01-16 | 佛山市博晖机电有限公司 | 一种陶瓷原料的粉磨工艺及陶瓷原料粉磨生产线 |
CN103801444A (zh) * | 2013-12-16 | 2014-05-21 | 上海西芝矿山工程机械有限公司 | 一种优质机制砂及优质石粉的生产系统及生产方法 |
JP2018202347A (ja) * | 2017-06-07 | 2018-12-27 | 川崎重工業株式会社 | 粉砕システム |
WO2019244357A1 (ja) * | 2018-06-22 | 2019-12-26 | 川崎重工業株式会社 | 粉砕システム |
CN112041082A (zh) * | 2018-06-22 | 2020-12-04 | 川崎重工业株式会社 | 粉碎系统 |
CN112041082B (zh) * | 2018-06-22 | 2022-06-17 | 川崎重工业株式会社 | 粉碎系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3074656B2 (ja) | 2000-08-07 |
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