JPH078837Y2 - エアヒータ - Google Patents

エアヒータ

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Publication number
JPH078837Y2
JPH078837Y2 JP1989021313U JP2131389U JPH078837Y2 JP H078837 Y2 JPH078837 Y2 JP H078837Y2 JP 1989021313 U JP1989021313 U JP 1989021313U JP 2131389 U JP2131389 U JP 2131389U JP H078837 Y2 JPH078837 Y2 JP H078837Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
heater element
device frame
nut
terminal bolt
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989021313U
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English (en)
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JPH02112961U (ja
Inventor
邦彦 高松
哲郎 上原
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NGK Spark Plug Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、内燃機関の吸入空気の予熱に用いられるエア
ヒータに関するものである。
(従来の技術) ガソリンエンジンやジーゼルエンジンは冬期の寒冷地に
おいて外気の温度が低いために始動が困難なことがあ
る。従って、エンジンのシリンダーに供給される空気を
予熱することによって始動性を良くするためにエアヒー
タが用いられている。
第2図(イ)はエアヒータの正面図であり、1はリボン
状抵抗体をジグザグ状に曲折してなるヒータ素子であ
り、各曲折部が絶縁体2によって保持されており、これ
らが器枠3内に収納されているものである。円Aで囲ん
だ部分は外部の電源からヒータ素子1に給電するための
ターミナル部である。
第2図(ロ)は上記第2図(イ)において円Aにて囲ん
だターミナル部の一例としての断面図である。端子ボル
ト4がベークライト筒等のブッシング5及びシリコンゴ
ム等のパッキン6を介して器枠3の取付孔7内に挿通さ
れ、端子ボルト4の頭4-1と器枠3の内面との間におい
てマイカ等の絶縁板8とワッシャ9との間にヒータ素子
1を挟持し、器枠3の外面には上記と同じく絶縁板10な
らびにワッシャ11及びスプリングワッシャ12を介してナ
ット13にて締めつけることによってヒータ素子1を強固
に固定し、スプリングワッシャ14を介して図示していな
いが給電用端子をナット15にて締めつける構造となって
いる。ヒータ素子1の端部は、例えば第2図(ハ)、
(ニ)、(ホ)に示す如く係止用穴16またはU字状切込
み17が設けられている。ただし、これらの図面の大きさ
は第2図(ロ)とは対応させないで図示してある。
(考案が解決しようとする課題) 上記に示した従来例はエンジンの比較的大排気量のもの
に使用されており、ヒータ素子の形状も大きいのでヒー
タ素子の端部には第2図(ハ)〜(ホ)に示す如く端子
ボルトへの係止用穴またはU示状切込みを設けることが
できるが、小型のエアヒータにおいてはヒータ素子が小
さすぎて、上記のような係止用穴またはU字状切込みを
設けることができない。
また、第2図(イ)、(ロ)に示す如く端子ボルト4の
頭4-1を器枠3の内側になるようにすると組立作業がや
りにくいし、ヒータ素子の端部がU字状切込みの場合は
組立時に、はずれやすくやはり作業がやりにくい。ある
いは、図示していないが、第2図(ロ)においてナット
13を端子ボルト4と一体構造にした端子ボルト用い、端
子ボルト4の頭4-1をナットとすることもできるが、組
立作業において、このナットを落としやすく、やはり組
立作業がやりにくいという問題がある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記の如く課題を解決するためになされたも
のであり、ヒータ素子の端部に端子金具を溶接固定する
とともに、該端子金具に締付用ナットを固着して一体化
し、上記端子金具が上記の一体化された締付用ナットと
器枠との間に挟持されてなる構造とするものでここに用
いられる端子ボルトは締付用の六角形大径部が器枠の外
側になるようにに端子ボルトと一体化してある。ある。
(作用) 上記のようなヒータ素子の端部構造とすれば、ヒータ素
子の形状が如何に小さくとも加工が容易である。また、
ヒータ素子の端末に締付用ナットを一体化したので、端
子ボルトは締付用六角形大径部が器枠の外側になるよう
端子ボルトと一体になった端子ボルトを用いているの
で、組立作業においては、この端子ボルトを器枠の外側
から挿入でき、器枠内側の締付用ナットはヒータ素子と
一体になっており、端子ボルトの六角形大径部を回転さ
せて締つけることができ、ヒータ素子の端部及び締付用
ナットが落ちたりしないので組立作業が容易となる。
(実施例) 第1図(イ)は本考案によるエアヒータのターミナル部
の実施例の断面図であり、前記第2図(イ)と同一部分
は同一符号にて示す。同図において、18はヒータ素子1
の端部に固着された端子金具で、19はこの端子金具18に
一体に固着された締付用ナットである。第1図(ロ)は
上記の端子金具18及び締付用ナット19が固着されたヒー
タ素子1の裏側から見た平面図であり、第1図(ハ)は
その表側から見た斜視図である。これらの図において、
中央にボルト挿入孔を有する十字架形状をなす端子金具
18の長い脚部18-1には貫通孔20が設けられ、この貫通孔
20にヒータ素子1の端部を挿入して脚部18-1を曲折し両
面からスポット溶接21にてヒータ素子1に固着され、各
脚部にて少なくとも複数の脚部が四角ナットを用い締付
用ナット19の裏側にまで折曲げられ、端子金具18にて締
付用ナット19を手で掴むような形にかしめて固着されて
いる。
上記の如く形成されたヒータ素子1の端部は第1図
(イ)に示す如く端子金具18が締付用ナット19と器枠3
内側の絶縁板8との間に挟持されるよう取付け、六角形
大径部4A-1を有する端子ボルト4Aを器枠3の外側から挿
入して、その先端を締付用ナット19に螺合させ六角形大
径部4A-1を回転させて締めつける。図示していないが、
給電用端子は前記従来例どおりスプリングワッシャ14を
介してナット15にて締めつけて取付けられる。
なお、上記は第2図(イ)においてヒータ素子1の一端
側の円Aで囲んだ部分について説明したが、ヒータ素子
1の他端側においても接地端子を取付けるなどのほかは
同様に構成する。
(考案の効果) エアヒータにおいて、本考案によるヒータ素子の端部を
形成することにより、小型エアヒータでヒータ素子の板
幅が小さい場合にもヒータ素子の取付けが容易となる。
更に、六角形大径部を有する端子ボルトを器枠の外側か
ら挿入することができるとともに、締付用ナットがヒー
タ素子に一体に固着されているので、組立作業中に締付
用ナットを落とすこともなく作業性が極めて良くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるエアヒータの実施例の、(イ)は
ターミナル部の断面図、(ロ)はヒータ素子の端部構成
を裏側から見た平面図、(ハ)は同じく表側から見た斜
視図、第2図はエアヒータの、(イ)は正面図、(ロ)
は従来例のターミナル部の断面図、(ハ)〜(ホ)は同
じくヒータ素子の端部構造の斜視図である。 1:ヒータ素子、3:器枠、4,4A:端子ボルト、7:取付孔、1
8:端子金具、19:締付用ナット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】器枠を貫通する取付孔に端子ボルトを挿通
    し、該端子ボルト及び締付用ナットによりヒータ素子の
    端部を器枠に取付け、かつ、器枠外に突出する端子ボル
    トのねじ部に給電用端子を取付けたエアヒータにおい
    て、端子ボルトは器枠の外側に締付用の六角形大径部を
    具え、ヒータ素子の端部に端子金具を溶接固定するとと
    もに、該端子金具に締付用ナットと固着して一体化し、
    上記の一体化した締付用ナットと器枠の間に上記六角形
    大径部の回動によって挟持したことを特徴とするエアヒ
    ータ。
JP1989021313U 1989-02-28 1989-02-28 エアヒータ Expired - Lifetime JPH078837Y2 (ja)

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JP1989021313U JPH078837Y2 (ja) 1989-02-28 1989-02-28 エアヒータ

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JP1989021313U JPH078837Y2 (ja) 1989-02-28 1989-02-28 エアヒータ

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JPH02112961U JPH02112961U (ja) 1990-09-10
JPH078837Y2 true JPH078837Y2 (ja) 1995-03-06

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DE102021211207A1 (de) 2021-10-05 2023-04-06 Vitesco Technologies GmbH Elektrische Durchführung zur elektrischen Kontaktierung eines Heizleiters

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