JPH0788338B2 - 光学活性な(メタ)アクリルアミド及びその製法 - Google Patents

光学活性な(メタ)アクリルアミド及びその製法

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JPH0788338B2
JPH0788338B2 JP61209761A JP20976186A JPH0788338B2 JP H0788338 B2 JPH0788338 B2 JP H0788338B2 JP 61209761 A JP61209761 A JP 61209761A JP 20976186 A JP20976186 A JP 20976186A JP H0788338 B2 JPH0788338 B2 JP H0788338B2
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ウルリツヒ・シユバルツ
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バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F20/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride, ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F20/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms, Derivatives thereof
    • C08F20/52Amides or imides
    • C08F20/54Amides, e.g. N,N-dimethylacrylamide or N-isopropylacrylamide

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は光学的に活性な(メタ)アクリルアミド、該ア
ミドから製造された光学的に活性な重合体、光学的に活
性な単量体及び重合体の製造方法、及び該重合体の吸着
剤、特にクロマトグラフによるラセミ化合物分割用の固
定相としての利用に関する。
ラセミ体混合物の対掌体への分離は製造化学分野では大
きい問題になっている。固定相として光学的に活性な吸
着剤を用いるクロマトグラフ的分離法はこの目的に対す
る重要性が次第に増大している。しかし従来までの結果
はあまり芳しいものではなかった。ところで西ドイツ特
許公開公報(DE-OS)第2,500,523号に記載されている光
学的に活性な吸着剤の分離効果は、ある種の物質群のラ
セミ化合物については非常に小さいので、この種類のラ
セミ化合物の分割の工業的適用性には明らかに限界があ
る。
然るにある種の光学的に活性な(メタ)アクリルアミド
重合体の使用により特に良好な分離効果が得られること
が見出された。
従って本発明は一般式1 但し R1は水素又はメチルを表し、及び R2は下記式の光学的に活性な残基の各可能な8個の立体
異性体形のうちのひとつの立体異性体を表す の光学的に活性な(メタ)アクリルアミド単量体に関す
るものである。
式1の好適な化合物は R1は水素またはメチルを表し、又 R2は下記式の光学的に活性な残基の各可能な8個の立体
異性体形のうちのひとつの立体異性体を表す、 であるような化合物。
l−メンチル(メタ)アクリルアミド、α−メンチル
(メタ)アクリルアミド及びd−ネオメンチル(メタ)
アクリルアミドは特に好適である。
本発明に従う単量体は式(2) R2−NH2 (2) 但し R2は上記と同じ意味を有する、 の光学的に活性なアミン、あるいはその酸付加生成物
と、式(3) 但し Xは脱離可能な基を表し、 R1は上記と同じ意味を有する、 のアクリル酸誘導体とを、場合により塩基の存在下で、
不活性有機溶剤中で反応することによって得られる。
脱離可能な基としては次ぎのものが挙げることができ
る:ハロゲン、特に塩素または臭素、又は式OR3 但しR3はC1−C4−アルキル基を表す、 で示される残基、又は 残基である。更に非対称酸無水物を用いることも可能で
ある。
原料として用いられる式3のアクリル酸誘導体は既知で
ある(バイルシュタインズ ハンドブッフ デア オル
ガニッシェン ヘミー[Beilsteins Handbuch der orga
nischen Chemie]第2巻、第3補遺、1293頁:第2巻、
初版、400頁参照)。
原料として用いられる式2の光学的に活性なアミンは既
知であるか、又は既知の方法で製造できる(E.ベックマ
ン[Beckmann]、リービッヒスアンナーレン デア ヘ
ミー[Liebigs Ann.Chem.]第250巻、322頁、(188
9)、H.C.ブラウン[Brown]、P.C.ガーグ[Garg]、ジ
ャーナル オブ アメリカン ケミカル ソサイアティ
[J.Am.Chem.Soc.]第83巻、2952頁、(1961)、F.ツー
チン[Tutin]、F.S.キッピング[Kipping]、ジャーナ
ル オブ ケミカルソサイアティ ロンドン[J.Chem.S
oc.London]、第85巻、65-78頁、(1904)、J.リード
[Read]、ケミカル レビュー(Chem.Rev.)第7巻、
1頁(1930)、H.フェルトカンプ[Feltkamp]、F.コッ
ホ[Koch]及びトラン ヌート サン[Tran Nhut Than
h]、リービッヒス アンナーレン デア ヘミー、第7
07巻、78頁、(1967)参照)。
本発明に従って用いられるアミンの適当な酸付加化合物
は、上記のアミンと無機又は有機酸の塩である。例えば
塩酸、臭化水素酸、硫酸又は燐酸、メタンスルホン酸、
エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸又はトリエンス
ルホン酸のような鉱酸が好適である。
溶剤として総ての不活性な有機溶剤が適当である。例え
ばベンゼン、トルエン、キシレン又は石油留分のような
炭化水素、又は例えばジクロロメタン、トリクロロメタ
ン又はテトラクロロメタン、ジクロロエタン又はトリク
ロロエチレンのようなハロゲン化炭化水素が好適であ
る。
塩基としては通常の無機及び有機塩基が適当である。例
えばナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム又は
バリウムの水酸化物のようなアリカリ金属又はアルカリ
土類金属水酸化物、例えばナトリウム又はカリウムの炭
酸塩のようなアルカリ又はアルカリ土類金属の炭酸塩、
例えばナトリウム エタノラート、カリウム エタノラ
ート、ナトリウム メタノラート又はカリウム メタノ
ラートのようなアルカリ金属アルコラート、あるいは例
えばトリエタノール アミン、ピリジン、モルフォリン
又はピペリジンのようなアミン類が好適である。
反応温度は比較的広範囲に変えることができる。一般に
は−20℃ないし+100℃、好適には−10℃ないし+60℃
の範囲である。
反応は大気圧、加圧又は減圧下で行うことができる。一
般には大気圧下で行なわれる。
式2及び3の化合物は等モル比量で使用することがまし
い。
本発明は又下記の繰り返し構造単位を含む光学的に活性
な架橋した重合体に関する。
これらの重合体は次ぎのような性質を有する: 膨潤度[膨潤した容積/膨潤しない容積]:トルエン/
酢酸エチル(容積比3:2)で測定した膨潤度は1.1-5;好
適には1.4-4;殊に好適には2-3である。
嵩密度[mg/g]:1.5-2.5;好適には1.6-2;特に好適には
1.6-1.8である。
粒子径の分布[μm]:1-500;好適には1-200;特に好適
には1-100である。
窒素含量[%](架橋剤中の窒素を除く):3.5-6.3、好
適には4.5-6.2;特に好適には5.5-6である; 窒素含量[%](架橋剤中の窒素を含む):6.3-13;好適
には6.5-10;特に好適には5.5-6である。
これらの本発明に従う重合体は式1の単量体を、適当な
架橋剤0.5ないし50モル%(単量体1モルに対して)、
好適には1ないし20モル%、特に好適には5ないし15モ
ル%用いて既知の方法で重合することによって製造され
る。
本発明は好適には不活性な有機相及び保護コロイドの水
溶液を用いて重合を懸濁重合として行う方法に関する。
本発明はより詳細には不活性有機相としてトルエン又は
クロロホルムを用い、水性相としてメタクリル酸とメタ
クリル酸メチルの共重合体から成る保護コロイドの水溶
液を用いて懸濁重合を行う方法に関する。
本発明に従う式1の単量体の懸濁重合はラジカル生成剤
の存在において既知の方法で行うこともできる。
適当な架橋剤は少なくとも2個の重合可能なビニル基を
含む化合物である。好適な架橋剤は例えば1,4−ブタン
ジオール ジアクリラート、1,3−プロパンジオール
ジアクリラート又は1,2−エチレングリコール ジアク
リラートのような約8ないし12、好適には8ないし10の
炭素原子を有するアルカンジオール ジアクリラート、
あるいは例えば1,4−ブタンジオール ジメタクリラー
ト、1,3−プロパンジオール ジメタクリラート又は1,2
−エチレングリコール ジメタクリラートのような約10
ないし14、好適には10ないし12の炭素原子を有するアル
カンジオール ジメタクリラート、例えばジビニルベン
ゼン、ジビニルクロロベンゼン又はジビニルトルエンの
ような芳香族ジビニル化合物、例えばアジピン酸ジビニ
ル、ベンゼンジカルボン酸ジビニル、テレフタール酸ジ
ビニルのような約8ないし14、好適には8ないし10の炭
素原子を有するアルカンジカルボン酸のビニルエステ
ル、例えばN,N'−メチレンジメタクリルアミド、N,N'−
エチレンジアクリルアミド、N,N'−メチレンジメタクリ
ルアミド又はN,N'エチレンジメタクリルアミドのような
約8ないし12、好適には8ないし10の炭素原子を有する
N,N'−アルキレンジアリールアミドである。
適当なラジカル生成剤として普通のラジカル生成剤を使
用できる。例えば過酸化ベンゾイル、過酸化ジラウロイ
ル又は過酸化ジ−オルソトリルのような過酸化物、ある
いは又アゾビス−イソブチロニトリル(AIBN)のような
アゾ化合物が好適である。
反応各成分は有機溶剤、好適にはベンゼン、トルエンの
ような芳香族炭化水素、あるいはジクロロメタン、トリ
クロロメタン、テトラクロロメタン又は1,2−ジクロロ
エタンのようなハロゲン化炭化水素中に溶解する。
この場合できるだけ少量の溶剤を使用することが有利で
あることが認められた。この最低限界は単量体の溶解度
によって決定される。単量体各1重量部当たり約1重量
部の溶剤か、あるいは丁度単量体を溶解するのに充分な
量の溶剤を使用することが特に有利である。有機相は効
率的な撹拌機を用いて、保護コロイドの水溶液に、好ま
しくはメタクリル酸とメタクリル酸メチルの共重合体の
水溶液中に徹底的に分散される。有機相各1重量部当た
り約1ないし10、好適には約2ないし10重量部の水相が
用いられる。撹拌された混合物は不活性ガス雰囲気、好
適には窒素雰囲気中で、30℃ないし100℃の間の温度
で、好適には40℃ないし80℃の間の温度で加熱される。
重合時間は4ないし12、好適には4ないし8時間であ
る。このようにして得られた共重合体は過によって反
応混合物から取り出し、水及びメタノール、エタノー
ル、ベンゼン、トルエン、ジクロロメタン、トリクロロ
メタンまたはアセトンのような有機溶剤で徹底的に洗浄
して精製し、次いで乾燥する。
上記の方法によって製造される特に好適な重合体はl,d
−メンチル(メタ)アクリルアミド又はd−ネオメンチ
ル(メタ)アクリルアミドの重合体である。
本発明は又ラセミ体混合物をクロマトグラフ的に光学的
に活性な対掌体に分割するための、本発明に従う重合体
の利用に関する。
特に本発明は又、例えばアミノ酸誘導体、β−ラクタム
化合物、ピレトロイド、ピレトロイド酸、単環又は二環
テルペン誘導体、ニトロ−又はシアノジヒドロピリジ
ン、ジヒドロピリジン カルボン酸、エステル又はアミ
ド、ジヒドロピリジンラクトン又はスルホニルジヒドロ
ピリジンのような光学的に活性なラセミ化合物を、クロ
マトグラフ的に光学的に活性な対掌体に分割することを
目的とした本発明に従う重合体の利用に関する。
驚くべきことには、本発明に従う重合体はこの分野の現
状から見た既知のものよりも優れた分割性能を有してい
る。即ち本発明に従う吸着剤を用いた1,4−ジヒドロ−
2,6−ジメチル−5−ニトロ−4−(2−トリフルオロ
メチルフェニル)−ピリジン−カルボン酸メチルのラセ
ミ化合物の分割の際の光学的な収率は71%であり、これ
に比較して西ドイツ公開公報DE-OS(西ドイツ公開特許
明細書)第2,500,523号により既知である、メタクリル
酸の(S)−1−フェニルエチルアミド及び1,4−ブタ
ンジオール−ジメタクリラートの共重合体から成る吸着
剤を用いた収率は50%である。更に本発明に従う重合体
は比較的大量のラセミ体混合物の分割に際しても良好な
分割性能を有してをり、この点は工業的な利用に対して
大きな利点である。
本発明に従う重合体を用いて、ラセミ体混合物をその光
学的対掌体に分離調製するにはカラムクロマトグラフィ
ーにより行うのことが好都合である。この際、最適の分
離性能を得るために、粒径に従って分級した重合体を用
いてクロマトグラフ的分割を行うことが特に有用であ
る。このような分級した重合体は、自明な既知の方法、
例えば本発明に従う重合体を篩別又は風力分別すること
によって製造することができる。
カラムクロマトグラによって分離を行う方法は専門家に
とっては周知である。通常は重合体を移動相液体中に分
散させ、この分散物をガラス、カラム中に満たす。移動
相液体を流し出した後、分割すべきラセミ化合物を出来
るだけ少量の移動相液体に溶解してカラムに加える。次
いで移動相液体で溶離し、溶離液を常法に従ってフラク
ションとして集める。
移動相として使用されるのは、吸着剤として用いられる
重合体を膨潤させ、かつ分割すべきラセミ化合物を溶解
できるような通常の有機溶剤又は該溶剤の混合物であ
る。ここでその例を挙げれば、ベンゼン、トルエン又は
キシレンのような炭化水素類、ジエチル エーテル、ジ
オキサンまたはテトラヒドロフランのようなエーテル
類、ジクロロメタン又はトリクロロメタンのようなハロ
ゲン化炭化水素類、アセトン、アセトニトリル又は酢酸
エチル、並びに上記溶剤の混合物がある。
トルエン及び酢酸エチルの混合物が特に好適であること
が認められた。
移動相の組成は分割されるべきラセミ化合物の性質及び
性状によって、通常のやり方で選び出し、かつ最適なも
のを得ることができる。
下記のように定義した容量比k1′及びk2′、及び鏡像異
性体選択性(enantioselectivity)α但し 上式で t0=分離用カラムに保持されない成分の保持時間 t1)=最初に溶離される鏡像異性体1及び後で溶離
される鏡像異性体2のそれぞれの保持時間 を用い、本発明に従う重合体の分離効率を数種のラセミ
化合物について説明する。
I.)(メタ)アクリルアミドの製造 実施例1:l−メンチル メタクリルアミドの製造 1.6lのジクロロメタンに溶解した356g(1.86モル)のl
−メンチルアミン塩酸塩及び386g(3.71モル)のトリエ
チルアミンを0℃で撹拌しつつ、194g(1.86モル)の塩
化メタクリロイルを3時間かけて滴下して加える。該混
合物を次に室温に加温しつつ2時間撹拌する。得られる
トリエチルアミン塩酸塩を吸引別し、少量のジクロロ
メタンで洗浄する。有機相を併せて塩化ナトリウム水溶
液で二度洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、ロータ
リエバポレーター中で蒸発させる。生成物を酢酸エチル
又はメタノール/水から再結晶するか、あるいは少量の
2,2′−メチレン−ビス−(4−メチル−6−三級ブチ
ルフェノール)を添加した後高真空中で140-143℃にお
いて蒸留する。
収量:376g(理論量の90%) 融点:79-80℃ 旋光度:[α]D20=−87.1°(c=1、CHCl3) 実施例2:d−ネオメンチル メタクリルアミドの製造 780mlのジクロロメタンに溶解した191.7g(1モル)の
d−ネオメンチルアミン塩酸塩及び212.5g(2.1モル)
のトリエチルアミンに、104.5g(1モル)のメタクリル
酸クロリドを室温で滴下しつつ加える。該混合物を室温
に加温しながらなお12時間撹拌する。それを塩化ナトリ
ウム水溶液で三度洗浄し、有機相を硫酸マグネシウム上
で乾燥し、ロータリエバポレーター中で蒸発させる。残
留分を酢酸エチルから再結晶する。
収量:194.5g(理論量の27%) 融点:111-112℃ 旋光度:[α]D20=+51.5°(C=1、CH2Cl2) 実施例3:l−メンチルアクリルアミドの製造 90.51g(1モル)のアクリル酸クロライドを400mlのジ
クロロメタン中の155.3g(1モル)のl−メンチルアミ
ン及び101.2g(1モル)のトリエチルアミン中へ0℃で
3時間を要して滴加した。混合物をついで室温に加温し
ながら12時間撹拌した。それを塩化ナトリウム水溶液で
3回洗浄し、有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥し、そ
してロータリエバポレーターで蒸発させた。残渣はアセ
トニトリルから再結晶させた。
収量:184.2g(理論量の88%) 融点:136〜137℃ 旋光度:▲[α]20 D▼=−85.7°(c=1、CHCl3) II.)ビーズ状重合体の製造 実施例4:l−メンチルメタクリルアミドの製造 450mlの水、及びメタクリル酸とメタクリル酸メチルの
等重量部の共重合体の7.5%溶液(NaOHでpH6に調節した
該溶液の粘度:3.6Pa,s)200mlから成る水相中に、100g
のトリクロロメタンに溶解した90gのl−メンチルメタ
クリルアミド、10gのエチレングリコール ジメタクリ
ラート及び0.5gのアゾビスイソブチロニトリルの溶液を
320rpmの回転数で分散させ、分散物を60℃で6時間窒素
気流中で加熱する。重合体を別し、微細部分を水中で
沈降させて除去する。それをアセトンで洗浄して乾燥す
る。
収量:77g(理論量の77%) 性状: a)沈降前: 粒子径分布 1-100μm b)沈降後: 粒子径分布 10-100μm 膨潤度(容積比3/2のトルエン/酢酸エチル中で):2.4 嵩密度:1.7ml/g 窒素含量:5.62% 実施例5:d−ネオメンチルメタクリルアミドからビーズ
状重合体の製造 90mlの脱塩水、及びメタクリル酸とメタクリル酸メチル
の等重量部の共重合体の7%溶液(NaOHでpH6.5に調節
した該7%水溶液の粘度:3.8Pa,s)40gから成り、NaOH
でpH6に調節された水相中に、30gのトリクロロメタンに
溶解した18gのd−ネオメンチル メタクリルアミド、2
gのエチレングリコール ジメタクリラート及び0.1gの
アゾイソ酪酸ニトリルの溶液を500rpmの回転速度で分散
させ、窒素気流中で55℃で2時間、更に60℃で7時間重
合させる。混合物を2lの水で希釈し、ビーズ状物が沈降
した後、上澄液を傾瀉する。沈降したビーズ状物を10μ
mよりも小さい部分が総て除去されるまで、繰り返し分
散沈降させ、アセトンで洗浄した後、60℃で恒量となる
まで乾燥する。
収量:16.2g(理論量の81%) 性状: a)沈降前 粒子径分布 約1-80μm b)沈降後: 粒子径分布 10-80μm 膨潤度(容積比3/2のトルエン/酢酸エチル中で):1.52 嵩密度:2.16ml/g 窒素含量:5.6% 実施例6:l−メンチルアクリルアミドのビーズ状重合体
の製造 100gのトリクロロメタン中の84gのl−メンチルアクリ
ルアミド、10gのエチレングリコールジメチルアクリレ
ート及び0.5gのアゾビスイソブチロニトリルの溶液を、
水450ml及びメタアクリル酸とメチルメタクリレートの
等重量の共重合体の7.5%溶液(NaOHでpH6に調節した溶
液の粘度:3.5Pa.s)200mlからなる水相の中へ320rpmの
撹拌下分散させた。次いで分散物を窒素下60℃で6時間
加熱した。重合体は過で分離し、微細部分を水中沈降
で除去する。それをアセトンで洗浄し乾燥した。
収量:74g(理論の80%) 性状: a)沈降前: 粒子径分布 1-100μm b)沈降後: 粒子径分布 10-100μm 膨潤度(容積比3/2のトルエン/酢酸エチル中で):2.5 嵩密度:1.7ml/g 窒素含量:5.27% III.)分離 II)項に記載された重合体から成る吸着剤を用いた各種
のラセミ化合物のクロマトグラフによる分離に関する実
験結果を下記に詳述する。
A. 分離カラム:直径1.28cm、充填高さ 32cm、使用樹脂
実施例4の重合体10g 実施例7 (±)−3−メトキソカルボニル−2,2′−ジメチル−
シクロプロパン カルボン酸 溶離剤=トルエン:酢酸エチル=3:2k1′=4.50 α=1.10 実施例8 (±)−2−(4−クロロフェニル)−3−メチル−ブ
タン酸 溶離剤=トルエン:酢酸エチル=3:2k1′=2.46 α=1.21 実施例9 (±)−2,5,5−トリクロロ−3,3−ジメチル−ペンタン
酸 溶離剤=トルエン:酢酸エチル=3:2k1′=4.50 α=1.10 実施例10 (±)−シス−菊カルボン酸 (chrysanthemic acid) 溶離剤=トルエン:酢酸エチル=3:2 k1′=1.00 α=1.17 実施例11 (±)−トランス−菊カルボン酸 (chrysanthemic acid) 溶離剤=トルエン:酢酸エチル=3:2 k1′=1.84 α=1.15 実施例12 (±)−シス−ペルメトリン酸 (permethric acid) 溶離剤=トルエン:酢酸エチル=3:2 k1′=1.63 α=1.15 実施例13 (±)−トランス−ペルメトリン酸 (permethric acid) 溶離剤=トルエン:酢酸エチル=3:2 k1′=2.44 α=1.12 実施例14 (±)−Z−シス−2,2−ジメチル−3−[2−クロロ
−2−(4−クロロフェニル)ビニル]シクロプロパン
カルボン酸 溶離剤=トルエン:酢酸エチル=3:2 k1′=1.20 α=1.21 実施例15 (±)−Z−トランス−2,2−ジメチル−3−[2−ク
ロロ−2−(4−クロロフェニル)ビニル]シクロプロ
パンカルボン酸 溶離剤=トルエン:酢酸エチル=3:2 k1′=1.85 α=1.13 実施例16 (±)−E−トランス−2,2−ジメチル−3−[2−ク
ロロ−2−(4−クロロフェニル)ビニル]シクロプロ
パンカルボン酸 溶離剤=トルエン:酢酸エチル=3:2 k1′=2.03 α=1.04 実施例17 (±)−シス−2,2−ジメチル−3−(1,2,2,2−テトラ
クロロエチル)シクロプロパンカルボン酸 溶離剤=トルエン:酢酸エチル=3:2 k1′=1.77 α=1.07 実施例18 (±)−トランス−2,2−ジメチル−3−(1,2,2,2−テ
トラクロロエチル)シクロプロパンカルボン酸 溶離剤=トルエン:酢酸エチル=3:2 k1′=3.51 α=1.13 実施例19 (±)−3−ホルミル−2,2−ジメチルシクロプロパン
カルボン酸 溶離剤=トルエン:酢酸エチル=3:2 k1′=3.70 α=1.10 実施例20 (±)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−5−ニトロ−
4−(2−トリフルオロメチルフェニル)−ピリジン−
3−カルボン酸メチル エステル 溶離剤=トルエン:酢酸エチル=5:1 k1′=5.49 α=1.13 実施例21 (±)−4−(2−ベンジルチオフェニル)−1,4−ジ
ヒドロ−2,6−ジメチル−5−ニトロ−ピリジン−3−
カルボン酸メチル エステル 溶離剤=トルエン:酢酸エチル=3:1 k1′=3.49 α=1.10 実施例22 (±)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−5−ニトロ−
4−(2−トリフルオロメチルフェニル)−ピリジン−
3−カルボン酸 溶離剤=トルエン:酢酸エチル=1:1 k1′=6.80 α=1.40 実施例23 (±)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−(3−ニ
トロフェニル)−ピリジン−3,5−ジカルボン酸−5−
メチル エステル 溶離剤=トルエン:酢酸エチル=5:4 k1′=7.60 α=1.23 実施例24 (±)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−(3−ニ
トロフェニル)−ピリジン−3,5−ジカルボン酸−5−
イソプロピル エステル 溶離剤=トルエン:酢酸エチル=5:4 k1′=5.81 α=1.28 実施例25 (±)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−(2−ニ
トロフェニル)−ピリジン−3,5−ジカルボン酸−5−
メチル エステル 溶離剤=トルエン:酢酸エチル=5:4 k1′=6.50 α=1.42 実施例26 (±)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−3−ニトロ−
4−(2−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン 溶離剤=トルエン:酢酸エチル=5:1 k1′=4.5 α=1.13 実施例27 (±)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−(2−ト
リフルオロメチルフェニル)ピリジン−3,5−ジカルボ
ン酸−5−エチル エステル 溶離剤=トルエン:酢酸エチル=5:4 k1′=3.00 α=1.38 実施例28 (±)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−5−ニトロ−
4−(2−トリフルオロメチルフェニル)−ピリジン−
3−カルボン酸−2−シアノエチルエステル 溶離剤=トルエン:酢酸エチル=5:1 k1′=6.72 α=1.10 B. 分離カラム:直径1.28cm、充填高さ 39cm、使用樹脂
実施例5の重合体15g 実施例29 (±)−シス−菊カルボン酸 (chrysanthemic acid) 溶離剤=トルエン:酢酸エチル=3:2 k1′=1.36 α=1.17 実施例30 (±)−トランス−菊カルボン酸 (chrysanthemic acid) 溶離剤=トルエン:酢酸エチル=3:2 k1′=2.28 α=1.14 実施例31 (±)−シス−ペルメトリン酸 (permethric acid) 溶離剤=トルエン:酢酸エチル=3:2 k1′=1.93 α=1.17 実施例32 (±)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−(3−ニ
トロフェニル)−ピリジン−3,5−ジカルボン酸−5−
メチル エステル 溶離剤=トルエン:酢酸エチル=3:2 k1′=7.60 α=1.19 実施例33 (±)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−(2−ト
リフルオロメチルフェニル)ピリジン−3,5−ジカルボ
ン酸−5−エチル エステル 溶離剤=トルエン:酢酸エチル=3:2 k1′=3.61 α=1.45 C.分離カラム:直径1.26cm、充填高さ32cm、使用樹脂
実施例6の重合体11g 実施例34 (±−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−(3−ニト
ロフエニル)−ピリジン−3,5−ジカルボン酸の5−メ
チルエステル 溶離剤=トルエン:テトラヒドロフラン=3:2 k1′=1.00 α=1.55 実施例35 (±)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−(2−ト
リフルオロメチルフェニル)−ピリジン−3,5−ジカル
ボン酸の5−エチルエステル 溶離剤=トルエン:テトラヒドロフラン=3:2 k1′=0.7 α=2.50 IV.比較用実施例 (±)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−5−ニトロ−
4−(2−トリフルオロメチルフェニル)−ピリジン−
3−カルボン酸メチルエステル メタクリル酸−(S)−1−フェニルエチルアミド及び
1,2−エチレン グリコール ジメタクリラートの共重
合体10gを含む分離カラム(直径1.28cm、充填高さ21c
m)を用いて上記のラセミ化合物をクロマトグラフにか
ける。使用した溶離剤はトルエン及び酢酸エチルの混合
物(容積比、5:1)である。
ラセミ化合物のクロマトグラフによる分割の際には、溶
離液の濃度に依存する検出装置、例えば光度計及び光学
活性を測定する旋光度計を用いて同時に測定し、両者の
検出器の画く曲線の面積を比較することにより光学的収
率(optical yield)Pを下記式から計算することがで
きる: 但し Fα=旋光度計によるクロマトグラムの面積 FE=光度計によるクロマトグラムの面積 Sα(+)、SE(+)=純粋な(+)の鏡像異性体を
含む溶離液フラクションに対する旋光度計及び光度計そ
れぞれの記録計の振れ k′=15.6 α=1.10 光学的収率:50% 本発明に従う重合体(実施例4による)を用いた光学的
収率は70%が得られた(分離条件については実施例20参
照)に対し、光学的収率は著しく低くなっている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブルーノ・ベーマー ドイツ連邦共和国デー5060ベルギツシユ− グラート バツハ2・マツクス−プランク −シユトラーセ 53 (72)発明者 デイーター・アルルト ドイツ連邦共和国デー5000ケルン80・リブ ニカーシユトラーセ 2

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(1) 但し R1は水素又はメチルを表し、又 R2は下記式の光学的に活性な残基の各可能な8個の立体
    異性体形のうちのひとつの立体異性体を表す、 を有することを特徴とする光学的に活性な(メタ)アク
    リルアミド単量体。
  2. 【請求項2】該一般式(1)において R1は水素又はメチルを表し、又 R2は下記式の光学的に活性な残基の各可能な8個の立体
    異性体形のうちのひとつの立体異性体を表す、 ことを特徴とする特許請求の範囲1に従う化合物。
  3. 【請求項3】該化合物がl−メンチル(メタ)アクリル
    アミドであることを特徴とする特許請求の範囲1に従う
    化合物。
  4. 【請求項4】該化合物がd−メンチル(メタ)アクリル
    アミドであることを特徴とする特許請求の範囲1に従う
    化合物。
  5. 【請求項5】該化合物がd−ネオメンチル(メタ)アク
    リルアミドであることを特徴とする特許請求の範囲1に
    従う化合物。
  6. 【請求項6】式(2) R2−NH2 (2) 但し R2は下記式の光学的に活性な残基の各可能な8個の立体
    異性体形のうちのひとつの立体異性体を表す、 の光学的に活性なアミン、あるいはその酸付加生成物
    と、式(3) 但し Xは脱離可能な基を表し、 R1は水素又はメチルを表す、 のアクリル酸誘導体とを、場合により塩基の存在下で、
    不活性有機溶剤中で反応させることを特徴とする一般式
    (1) 但し R1は上記と同じ意味を有し、又 R2は上記と同じ意味を有する、 の光学的に活性な(メタ)アクリルアミド単量体の製造
    方法。
  7. 【請求項7】l−メンチル(メタ)アクリルアミド、d
    −メンチル(メタ)アクリルアミド又はd−ネオメンチ
    ル(メタ)アクリルアミドを製造することを特徴とする
    特許請求の範囲6に従う方法。
  8. 【請求項8】反応が−20ないし+100℃の温度で行なわ
    れることを特徴とする特許請求の範囲6又は7に従う方
    法。
  9. 【請求項9】該塩基としてアルカリ金属及び/又はアル
    カリ土類金属水酸化物、アルカリ金属及び/又はアルカ
    リ土類金属炭酸塩、アルカリ金属アルコラート又はアミ
    ンが使用されることを特徴とする特許請求の範囲6ない
    し8のいずれかに従う方法。
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