JPH0787353A - 電磁集束型ダイナミックフォーカス回路 - Google Patents

電磁集束型ダイナミックフォーカス回路

Info

Publication number
JPH0787353A
JPH0787353A JP5224807A JP22480793A JPH0787353A JP H0787353 A JPH0787353 A JP H0787353A JP 5224807 A JP5224807 A JP 5224807A JP 22480793 A JP22480793 A JP 22480793A JP H0787353 A JPH0787353 A JP H0787353A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
resonance
resonance circuit
switch
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5224807A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunori Yamamoto
勝則 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP5224807A priority Critical patent/JPH0787353A/ja
Priority to EP94306608A priority patent/EP0643532A1/en
Priority to US08/303,155 priority patent/US5512804A/en
Publication of JPH0787353A publication Critical patent/JPH0787353A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N3/00Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
    • H04N3/10Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
    • H04N3/16Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
    • H04N3/26Modifications of scanning arrangements to improve focusing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 消費電力が少なく、不要輻射の発生しない、
マルチシンク・ディスプレイへ簡単に適用出来るプロジ
ェクションテレビ用電磁集束型ダイナミックフォーカス
回路。 【構成】 共振用コンデンサCの両端に、電力源、第1
のコイルL1 および第1のスイッチが直列に接続された
第1の共振回路と、この共振用コンデンサCに第2のコ
イルL2 及び第2のスイッチが直列に接続された第2の
共振回路において、水平ブランキング期間に第1のスイ
ッチを閉じ第1の共振回路を閉じ、第2のスイッチを開
き第2の共振回路を開放状態にし、電力源Viから共振
用コンデンサCに電荷を蓄電する。次に、第1のスイッ
チで第1の共振回路を開放し、第2のスイッチで第2の
共振回路を閉じると、第2の共振回路は共振し、疑似パ
ラボラ波形が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆる表示装置のダ
イナミックフォーカス回路に係り、特にプロジェクショ
ン・テレビ(Projection-TV )等の陰極線管に用いられ
る電磁集束方式のダイナミックフォーカス回路の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、メディアの多様化と共に、大画面
で迫力ある映像を楽しめるプロジェクション・テレビが
一般家庭に普及し始めており、また、高品位テレビジョ
ン、クリアビジョン等の高品位な映像源やマルチメディ
アにおける文字情報、図形情報の表示をするため、大画
面化、高解像度化の傾向が強くなってきている。この様
な背景では、画面全面に亘る高画質化という点でフォー
カス性能の向上が求められている。
【0003】通常、プロジェクション・テレビでは、投
影レンズを使って陰極線管の映像を拡大・投射する。そ
の時に、電子銃から放出された電子ビームを蛍光面上延
いてはスクリーン上に最も小さなスポットになるよう絞
るのが主集束レンズによるフォーカス技術である。
【0004】フォーカス方式には、陰極線管の内側で円
筒電極を組み合わせて電圧のかけ方で集束を調整する静
電フォーカス方式と、外部に集束コイルまたは永久磁石
を用いる電磁集束型フォーカス方式(以下、電磁フォー
カス方式という)とがある。電磁フォーカス方式は静電
フォーカス方式に比べ、よりスポット径が小さくするよ
う制御ができ、高画質プロジェクション・テレビに用い
るフォーカス方式として適する。
【0005】図7に電磁フォーカス方式の従来例の概略
を示す。図7はプロジェクション・テレビのCRT表示
部分であり、映像が投影されるスクリーン11に映像を
照射するのが陰極線管12であり、ネック部分12bに
は補正磁界を生成するためのフォーカスコイルL1 およ
び定常磁界を生成する永久磁石13が取り付けられてい
る。陰極線管12の内部には電子銃14が設けられてお
り、この電子銃14から電子ビーム15が発射されてい
る。
【0006】蛍光面12aの中央部には電子銃14から
蛍光面12a上までの距離Lをおいて電子ビーム15が
集束しているが、蛍光面12aの周辺部位になると電子
ビーム15は偏向され距離L’をおいて集束される。図
中には蛍光面12a中央部での焦点距離Lと等距離にな
る面を破線で示してあるが、周辺部では電子ビーム15
の到達距離が距離Lに比べて長い距離L’となるため、
フォーカスが甘くなりスポット径が楕円になるという現
象が起きる。そこで、最適のスポット状態を得るための
手法が必要となる。これは、陰極線管12のフォーカス
コイルL1 に流れる電流を偏向電流に応じてパラボラ状
に変化させることで達成され、一般にダイナミックフォ
ーカス方式と言われている。
【0007】従来の電磁集束型ダイナミックフォーカス
回路の例を図8および図9に基づいて説明する。図8
は、定電流アンプによる電磁集束型ダイナミックフォー
カス回路の一般的なドライブ回路である。波形発生回路
16で生成されたフォーカス用の電圧Vw(図8
(b):その形からパラボラ波と呼ばれる)がプリアン
プ8を経て電流駆動用の出力定電流アンプ17で電流増
幅され、フォーカスコイルLに印加されている。電流−
電圧波形帰還用検出抵抗RL によって発生する電圧は、
プリアンプ8によって入力電圧VW と比較され、出力定
電流アンプ17を制御している。これによって、フォー
カスコイルLに流れる電流IL は図8(b)のようなパ
ラボラ波形になる。
【0008】図9(a)は、PWM(Pulse width modu
ration)方式による電磁集束型ダイナミックフォーカス
回路の概略図である。図9(b)は各部の信号波形であ
る。電流−電圧波形帰還用検出抵抗RL から得られた電
流波形は、エラーアンプ8において基準波形発生器16
にて生成された水平パラボラ波VW (図9(b))と比
較される。エラーアンプ8は誤差信号を発生し、この誤
差信号に含まれているキャリア成分をローパスフィルタ
20において除去し比較器19にVE として入力する。
W がパラボラ波の場合、誤差信号VE はのこぎり波と
なる。この誤差信号VE から、基準発振器18および比
較器19によって一般的なPWM生成手段を形成してP
WM信号VP を生成し、アンプ17を駆動してフォーカ
スコイルL1 にパラボラ波電流IL を流すことが出来
る。
【0009】上記例の他、関連ある電磁集束型ダイナミ
ックフォーカス回路は種々提案されており、特開平3−
53671号、特開平4−271695号、特開平4−
70181号、特開平5−37799号等の各ダイナミ
ックフォーカス回路が開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の定電流アンプによるダイナミックフォーカス回路で
は消費電力が高いという問題があった。つまり、電源か
ら供給される電力は殆ど定電流出力回路において消費さ
れ、その電力は一般に70〜80〔Watt〕にも及び、こ
の消費電力による発熱は経済性、装置内発熱に絡む空間
確保等の問題や、テレビジョン装置全体に及ぼす消費電
力アップが著しいという不都合があった。例えば、一般
的なプロジェクションテレビの全消費電力が180〜2
60〔Watt〕なので、それに対する一制御回路の消費電
力の割合としては負荷が多すぎる。
【0011】また、上述のPWM方式によるダイナミッ
クフォーカス回路では、消費電力の問題は定電流アンプ
による電流印加をスイッチング方式にしたことによりあ
る程度改善されるが、今度はその水平同期周波数の数十
倍のスイッチング動作によりフォーカスコイルに電流を
流すために、スイッチングノイズによる不要輻射等の諸
妨害が発生するという不都合があった。
【0012】さらに最近では、内外国の様々なコンピュ
ータ装置等の規格にあった画像表示をするためのマルチ
シンク・ディスプレイ(multi-sync display)の需要が
増してきている。これは、水平走査周波数fH を15k
Hz程度から75kHz以上まで可変出来るディスプレ
イであり、消費電力および不要輻射等はこの水平走査周
波数fH に密接に関わってくる。そのため、従来の電磁
集束型ダイナミックフォーカス回路をマルチシンク・デ
ィスプレイに係るマルチスキャンに適用させた場合には
消費電力の低減か、不要ノイズ発生の防止等が望まれて
いる。
【0013】そこで、上記問題点に鑑み本発明の目的
は、消費電力が少なく、かつ、不要輻射の発生が少な
く、また、マルチシンク・ディスプレイへ簡単に適用出
来る電磁集束型ダイナミックフォーカス回路を提供する
ことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明は、電磁集束式陰極線管を用いた映像表示
装置において、コンデンサ及び電力供給源を有し第1の
スイッチ手段により開閉される第1の共振回路と、第1
の共振回路に係る前記コンデンサを共有とし第2のスイ
ッチ手段により開閉される第2の共振回路とを有し、第
1の共振回路に係る第1のスイッチ手段は、水平走査周
波数に係るブランキング期間若しくは映像期間に対応し
て開閉を行うことにより前記コンデンサに対する充放電
を行い、第2の共振回路に係る第2のスイッチ手段は、
第1のスイッチ手段における開閉の論理と正反対の論理
で開閉を行うことにより前記コンデンサに対する充放電
を行い、第2の共振回路は、電磁集束式陰極線管に係る
フォーカスコイルを含んで成る映像表示装置にしたもの
である。
【0015】
【作用】図1に本願発明の基本回路を示す。本願発明に
よれば、共振用コンデンサCの両端に、電力供給源V
i、第1のコイルL1 および第1のスイッチSW1 が直
列に接続された第1の共振回路と、この共振用コンデン
サCに第2のコイルL2 および第2のスイッチSW2
直列に接続された第2の共振回路とにより構成された2
つの平行して存在する共振回路において、まず水平ブラ
ンキング期間に第1のスイッチSW1 を閉じ第1の共振
回路を閉じ、第2のスイッチSW2 を開き第2の共振回
路を開放状態にし、電力供給源Viから共振用コンデン
サCに電荷を蓄電する。
【0016】次に、今度は第1のスイッチSW1 を開き
第1の共振回路を開放状態にし、第2のスイッチSW2
を閉じ第2の共振回路を閉じると、閉ループの有する時
定数によって共振が起こり第2の共振回路に正弦波電流
が流れる。
【0017】この正弦波電流は従来のダイナミックフォ
ーカス回路で用いられるパラボラ波形に特性曲線が近似
しているため、第2の共振回路のインダクタの一部(L
2 )をフォーカスコイルとしておけば、簡単な回路でダ
イナミックフォーカス回路を実現出来ることになる。
【0018】
【実施例】本発明のダイナミックフォーカス回路におけ
る好適な実施例を図面に基づいて説明する。第1実施例 本実施例は、エラーアンプによる帰還をかけないで、過
飽和インダクタンスにより共振周波数を可変にするため
の基本回路である。
【0019】第1実施例の構成を示す回路図を図1に示
す。図1に示す回路は本発明の原理説明図に近い簡単な
回路構成からなる。このダイナミックフォーカス回路
は、共振用コンデンサCを共用する第1と第2二つの共
振回路より成り立っている。第1の共振回路は、電力供
給源Vi、コイルL1およびスイッチSW1 より構成さ
れ、スイッチSW1 が閉じることで第1の共振回路が閉
ループとなり動作する。
【0020】第2の共振回路は、第1の共振回路の構成
要素である共振用コンデンサC、スイッチSW2 、フォ
ーカスコイルL2 およびコイルL3 により成り立ってい
る。スイッチSW2 が閉じることで第2の共振回路は閉
ループとなり動作する。
【0021】スイッチSW1 とスイッチSW2 とは独立
に開閉が可能であり、図1においては手動スイッチのよ
うに示してあるが、実際には電気的スイッチ(例えば、
サイリスタ素子、FET(Field effect transistor )
等)を用いることになる。
【0022】次に、第1実施例における動作を図2の波
形図を元に説明する。まず、スイッチSW1 を閉じると
(時刻t0 )、コイルL1 を通して共振用コンデンサC
に対し電流iL1()が流れ充電が始まる。この時のコ
イルL1 に現れる電圧vL1は図2のようになる。次
に、時刻t2 においてスイッチSW1 を開放しスイッチ
SW2 を閉じると、共振用コンデンサC、スイッチSW
2 、フォーカスコイルL2 およびコイルL3 より成るル
ープが、共振周波数 fH =1/(2π√(C(L2 +L3 ))) ……(1) で共振が始まる。電流iL2()が流れるに従い、共振
用コンデンサCの電位v c ()が図2のように変化
し、この正弦波半波サイクル時間ts 後、つまり時刻t
4 においては負電位となっている。
【0023】時刻t4 において、スイッチSW2 を開放
し、再びスイッチSW1 を短絡する。今度は、共振用コ
ンデンサCにはマイナスの電位が存在するので、コイル
1と共振用コンデンサCとで共振周波数 fr =1/(2π√(C・L1 )) ……(2) で共振を開始する。そして、共振用コンデンサCの電位
C が負から正に転じ、極大値まで至った時(t5 )、
再びスイッチSW1 を開放しスイッチSW2 を短絡す
る。
【0024】以後は、上記の手順の繰り返しを行う。こ
のようにして、フォーカスコイルL2 に供給される電流
L2は共振波形の正弦波であるが、通常のダイナミック
フォーカス回路において用いられるパラボラ波(y=x
2 で表される)と、特性曲線がどの様に相違しているか
を、図4に示す。図は、スクリーン中心からの変位をx
軸に取り、縦軸はコイル内部の電流値である。図から判
るように、両者の特性はよく似ており、正弦波で十分パ
ラボラ波の代用になるという可能性を示している。
【0025】さて、マルチシンクディスプレイを実現す
るには第2の共振回路における共振周波数fr を変化さ
せる必要がある。共振周波数fH が変化した場合、走査
期間tH も変化するが、この時それに応じて、式(1)
から判るように共振用コンデンサC、コイルL2 、L3
を変化させなくては正常な共振が行われない。しかし、
共振用コンデンサCの容量は、第1の共振回路における
コイルL1 との共振のために固定して置かねばならな
い。つまり、第1の共振回路の半波サイクルtr(図
2)は、一定の水平走査の帰線期間(約4〔μsec 〕)
と固定して、第2の共振回路の共振周波数fH を変化さ
せる要素は合成インダクタ(L2 +L3 )となる。結
局、フォーカスコイルL2 は固定値しか取り得ないので
コイルL3 を可変にし、共振周波数の半波サイクルが丁
度tH に成るよう、インダクタの値を調整する必要があ
る。
【0026】本実施例のコイルL3 は可変リアクタの一
種として過飽和インダクタを用い、制御側に流す電流値
を制御することでコイルの持つインダクタンスを変化さ
せ、非線形的に200〔μH〕〜13〔mH〕程度の値
を自在に採用することが出来る。この変化の略特性を図
3(a)に示す。図のように制御電流とインダクタは反
比例の関係にある。よって、第2の共振回路の合成イン
ダクタ(L2 +L3 )は両者の値の合計になり、フォー
カスコイルL2 を、共振用コンデンサCとフォーカスコ
イルL2 との共振周波数が対象となる水平走査周波数以
下になるよう回路定数を設けておけば、マルチシンクデ
ィスプレイを構築できる。例えば、現在の一般的な水平
走査周波数fH は、15.75kHz〜60kHzの間
であるとすれば、tH が59.6〔μsec 〕〜12.7
〔μsec 〕となるようL2 、およびL3 の可変範囲を決
めればよい(図3(b))。fH が60kHz以上の場
合にも同様に考えることが出来る。
【0027】第1実施例によれば、出力アンプのような
回路は必要なくスイッチング用の素子のみを使用するた
め、消費電力が少ない。また、原水平走査周波数でのス
イッチングなので、ノイズの発生が少ない。さらに、過
飽和インダクタを採用することで、マルチシンクロナイ
ズ回路に簡単に適用出来る。第2実施例 本発明の第2実施例は、共振回路に直接挿入するスイッ
チにサイリスタ素子を用いたスイッチング制御手段で操
作を行うものである。
【0028】第2実施例の構成を図5に示す。映像信号
Siは、基準信号に用いられる。但し、必要な部分はコ
ンポジット信号部分ではなく水平同期分離回路1によっ
て分離される水平同期信号部分である。この水平同期信
号は所定のパルス幅を発生するパルス幅変換回路21を
介してタイミング制御回路2に供給され、タイミング制
御回路2は第1及び第2の共振回路のスイッチを入り切
りするためのタイミング信号を生成し、スイッチング動
作を行うサイリスタSW1 、SW2 のドライブ電流を生
成するサイリスタドライバ3、4に供給される。
【0029】一方、上記の水平同期信号は同時にF/V
(周波数−電圧変換)回路5に供給され、水平同期信号
の水平走査周波数に同期した制御電圧値に変換され、こ
の制御電圧は過飽和リアクタンスのインダクタンスを制
御するインダクタンス制御回路6とエラー増幅器8とに
供給される。
【0030】さて、回路の基本となるのは、電荷蓄積の
ための第1の共振回路とフォーカスコイル駆動のための
第2の共振回路である。第1の共振回路は、共振用コン
デンサCを中心に電力供給源Viと、電圧制限用の電源
変調用トランジスタQと、平滑用コンデンサCiと、ス
イッチング素子であるサイリスタSCR1 と、第1の共
振回路の共振周波数を決定するコイルL 1 と、コイルに
並列に接続されたスナバ回路9と、により構成される。
また、第2の共振回路は、共振用コンデンサCと、スイ
ッチング素子であるサイリスタSCR2 と、コイルL3
と、フォーカスコイルL2 と、コイルL3 およびフォー
カスコイルL2 に並列接続されたスナバ回路10と、電
流−電圧波形帰還用の検出抵抗RL とによって構成され
る。フォーカスコイルL2 は、通常のプロジェクション
・テレビにおけるR、G、B3本のCRTのそれぞれの
フォーカスコイルを直列に接続した例を示している。
【0031】エラー増幅器8は、検出抵抗RL の出力電
圧のピーク電圧を検出しホールドするピーク検出&ホー
ルド回路7の出力と、F/V変換回路5出力の電圧の和
を制御入力として基準電圧Vref との比較を行ってエラ
ー信号を発生し、フォーカス電圧全ての制御を行う電源
変調用トランジスタQの制御を行う。
【0032】インダクタンス制御回路6は、V/F変換
回路5から供給された電圧値に応じて、対応する周波数
の時に必要とされる第2の共振回路の時定数にコイルL
3 のインダクタンスが制御されるように、過飽和インダ
クタの電流値を出力する(図3(b))。この過飽和イ
ンダクタの電流値は、所定のメディアの水平走査周波数
が定まれば、その水平走査周波数の変動がない限り略一
定である。
【0033】次に、第2実施例の動作を図6に基づいて
説明する。電源変調トランジスタQはオン状態とする。
水平同期信号を含む映像信号Siは、水平同期分離回路
の内部にてクランプされ、PLLロックされ、水平同期
信号()のみが取り出される。このパルスは水平同期
ブランキング期間(帰線期間)の間(約4〔μsec 〕)
‘L’状態になるようパルス幅変換回路21により作ら
れる。タイミング制御回路2では、サイリスタに入力す
るためのスイッチングパルス(及び)を、水平ブラ
ンキング信号を元に生成する。これらは、第1の共振回
路のためのスイッチングタイミングと、第2の共振回路
のためのスイッチングタイミングは相反対の関係になる
ので、サイリスタSCR2 のスイッチングパルス極性を
反転し、入力合わせを行った信号となる。このスイッチ
ングパルスはサイリスタドライバ3、4に加えられて、
スイッチング微分パルスにされて、サイリスタSCR1
及びサイリスタSCR2 に印加される。
【0034】まず、時刻t1 でサイリスタSCR1 のス
イッチングパルス()がオン状態、サイリスタSCR
2 のスイッチングパルス()がオフ状態となるので、
第1の共振回路のみが有効となる。よって、閉ループに
電流iL1が流れて転流用の共振用コンデンサCに電荷の
蓄積が始まる。それに連れて共振用コンデンサCの電位
()が正弦特性で上昇を始め正になりピークに達する
(時刻t2 )。負電位から正電位への変化は、実際には
530Vp-p 程度になる。
【0035】次に、時刻t2 のタイミングに同期してス
イッチングパルス()がオフ状態になり、サイリスタ
SCR1 が負のトリガパルスを受け、非導通状態となり
第1の共振回路の閉ループが切れる。同時に、スイッチ
ングパルス()がオン状態になり、サイリスタSCR
2 が正のトリガパルスを受けて導通状態となり、第2の
共振回路が閉ループとなる。共振用コンデンサCは、第
2の共振回路の有する時定数で正弦特性を描いて放電を
始め()、第2の共振回路の電流iL2が上昇を始め
る。映像信号期間の丁度中央付近で(時刻t3 )電流i
L2はピークに達し、共振用コンデンサCは完全に放電し
電位が逆転する。そして、コイルL2 の電流i2 の減少
と共にコンデンサCの電位は負電荷に充電されていき、
負の電圧値ピーク(時刻t4 )で閉ループの電流iL2
ゼロとなり、充電が終了する。この第2の共振回路のた
めの電流iL2は、すなわちフォーカスコイルL2 の制御
電流となる。
【0036】この電流iL2は、図でも判るように正弦波
の半波サイクルを成しており、ピーク点(時刻t3 )の
電流値を設定できれば、後は回路の保持する時定数によ
り変化特性が一義的に確定する。このピーク電流値を確
定するのが負帰還回路をなすエラーアンプ8の出力であ
る。
【0037】負帰還ループは、疑似パラボラ波の電位を
定常化させるために働く。まず、検出抵抗RL は共振回
路に直列に挿入されているため、閉ループの電流iL2
準じた電圧を発生する。ピーク検出&ホールド回路7で
は、この電圧変化の頂点(時刻t3 )での電圧値をサン
プリングし、ホールドする。すなわち、図6のiL2にお
けるピーク値がホールドされる。これを、入力抵抗R2
を介してエラーアンプ8に入力している。このピーク電
圧が基準電圧Vref よりも高くなると、エラーアンプは
負出力になり電源変調トランジスタQを非導通状態に移
行し、第1の共振回路への電力供給が減少し、電源電圧
としてのコンデンサCiの両端電圧が低下すると共振用
コンデンサCの充電電圧が低下し(のt2 )て電流i
L2も減少し、検出抵抗RL の両端に現れる電位差はピー
ク検出&ホールド回路7の出力が基準電圧Vref と合致
する値で一定化される。よって、エラーアンプ8の比較
出力は反転し、電流変調用のトランジスタQのオン抵抗
を制御し、所定のコイル電流を供給し続ける。したがっ
て、温度、湿度等の環境変化があったとしても、上記の
負帰還ループによって、常にフォーカス用電流値は一定
に保たれることになる。 一方、F/V変換回路5から
入力抵抗R1 を介してピーク検出&ホールド回路7の出
力電圧と共にエラーアンプ8に供給しているのはマルチ
スキャンにおける水平走査周波数の高低に応じて必要な
フォーカス電流値に狂いが生じるのを微調整するための
制御入力である。
【0038】また、マルチスキャンの場合、システムの
走査周波数を変化させると、F/V変換回路5によって
電圧値の変化が起こる。この変化特性に併せてインダク
タンス制御回路6が制御電流を制御しコイルL3 のイン
ダクタンスを変化させることで共振周波数も変化する。
この正弦波特性のピーク位置で丁度スイッチングタイミ
ングが来るよう、適切な時定数にコイルL3 の値を設定
する。
【0039】なお、平滑用コンデンサCiは、第1の共
振回路の共振電流をバイパスするためにあり、電源Vi
からの供給された電圧をトランジスタQのコレクタ・エ
ミッタ間抵抗を介して供給され、その電圧を安定化する
バイパス用・平滑用コンデンサである。また、インダク
タに並列接続されているスナバ回路9、10はスイッチ
ング切換の瞬間に発生する微分電流によるサイリスタの
誤動作を防止するためのショックアブソーバとして働
き、必要な周波数より遥かに高いサージ電圧の立ち上が
りを抑えるためのコンデンサ、抵抗より成る時定数回路
である。
【0040】第2実施例によれば、高電圧のスイッチン
グに適するサイリスタでスイッチングを行え、簡単な回
路構成でダイナミックフォーカス回路が構成できる。各
制御回路も完全に水平同期信号に併せて制御特性を変化
させればよいので、回路構成が単純でありコストが低く
て済む。また、スイッチングのパルスは水平同期信号と
完全に同期しているので、従来技術による別途の新たな
ノイズの周波数成分を生成する可能性が無く、不要輻射
対策が行い易い。
【0041】また、F/V変換回路によるコイルL3
過飽和リアクタンスのインダクタンス制御および負帰還
回路の電流サーボを行うことによって、水平走査周波数
Hが変化するマルチシンク型のディスプレイに容易に
適用出来る。
【0042】さらに、上記第2実施例では、水平走査ブ
ランキング期間を約4〔μsec 〕の一定値としたが、こ
れは、各水平走査周波数毎に変化させてもよいのはもち
ろんである。例えば、NTSC(National Television
Systems Commitee)方式の一水平同期期間63.5〔μ
sec 〕中のブランキング期間は11.4〔μsec 〕であ
るので、この期間に近い時間スイッチングのSCR1
オンにしておく方がよく、その時の水平走査期間に応じ
てパルス幅変換回路21の動作を制御するようにする。
例えば、パルス幅変換回路21がCR(コンデンサ−抵
抗)時定数回路を有していれば、その抵抗の値を可変す
る方法がある。その他の変形例 なお、第2実施例において、基準信号には映像信号入力
を用いていたが、シンク生成ブロックより直接水平ブラ
ンキング信号、コンポジットブランク信号等を入力し
て、スイッチング制御を行ってもよい。また、高電圧を
生成するフライバックトランス(FBT)回路から水平
同期周波数に同期した水平同期パルスを用いてもよい。
この場合、水平同期分離回路1は不要になる。
【0043】また、スイッチング素子はサイリスタであ
ったが、スイッチ動作を行え、かつスイッチング時間が
短いものであれば他のものでも代用が出来、例えば、F
ET、トランジスタ、リレーダイオード等であってもよ
い。
【0044】適用規格においては、本発明はテレビジョ
ンシステムを選ばず、時定数の設計変更のみでどのよう
な規格であっても適用できる。つまり、NTSC方式以
外の他のテレビジョン方式、例えば、PAL(Phase Al
teration Line )方式、SECAM(Sequential-and-m
emory )方式等であっても、各テレビジョン方式の水平
同期ブランキング期間のパルス幅にパルス幅変換回路の
時定数を変更することによって対応できる。
【0045】
【発明の効果】以上の通り、本願発明によれば、アンプ
に代表されるような特殊な出力回路が必要なく簡単な回
路でダイナミックフォーカス動作が実現出来、コスト的
に有利である。そして、電力を消費する部位が少なく実
質的にはスイッチング素子へのトリガ電力のみで済むた
め、全体の消費電力が少ない。例えば、fH =33.7
5〔kHz〕動作時において、電力供給源電圧=25
〔V〕、消費電力=14〔Watt〕が得られた。
【0046】また、原水平走査周波数でのスイッチング
なので、不必要な周波数成分のノイズが発生する危険性
がなく、ビート、不要輻射による他の回路への妨害が少
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例におけるダイナミックフォーカス回
路を示す回路図である。
【図2】第1実施例における各部の波形形状を示す波形
図である。
【図3】過飽和リアクタンス特性を示す説明図である。
【図4】本願発明の電磁特性を示す説明図である。
【図5】第2実施例におけるダイナミックフォーカス回
路を示す回路図である。
【図6】第2実施例における各部の波形形状を示す波形
図である。
【図7】電磁集束式陰極線管を示す説明図である。
【図8】従来の定電流アンプによるフォーカスコイル駆
動回路を示す説明図である。
【図9】従来のPWM方式によるフォーカスコイル駆動
回路を示す説明図である。
【符号の説明】
1…水平同期分離回路 2…タイミング制御回路 3、4…サイリスタドライバ 5…F/V(frequency-voltage )変換回路 6…インダクタンス制御 7…ピーク検出&ホールド回路 8…プリアンプ(エラーアンプ) 9、10…スナバ回路 11…スクリーン 12…陰極線管 13…フォーカスマグネット 14…電子銃 15…電子ビーム 16…波形発生器 17…出力定電流アンプ 18…基準発振器 19…比較器 20…LPF(low pass filter ) 21…パルス幅変換回路 SCR1 、SCR2 …サイリスタ SW、SW1 、SW2 …スイッチ Q…電力変調用トランジスタ L1 …コイル L2 、L…フォーカスコイル L3 …コイル(過飽和インダクタンス) C…共振用コンデンサ Ci…バイパスコンデンサ R1 、R2 …入力抵抗 RL …電流−電圧波形帰還用検出抵抗 Vi…電力供給源 Vref …基準電圧 Si…映像信号 fH …水平走査周波数 tH …走査期間 tr …帰線期間 L、L’…電子銃−蛍光面間距離

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁集束式陰極線管を用いた映像表示装
    置において、 コンデンサ及び電力供給源を有し第1のスイッチ手段に
    より開閉される第1の共振回路と、 前記第1の共振回路に係る前記コンデンサを共有とし第
    2のスイッチ手段により開閉される第2の共振回路とを
    有し、 前記第1の共振回路に係る前記第1のスイッチ手段は、
    水平走査周波数に係るブランキング期間若しくは映像期
    間に対応して開閉を行うことにより前記コンデンサに対
    する充放電を行い、 前記第2の共振回路に係る前記第2のスイッチ手段は、
    前記第1のスイッチ手段における開閉の論理と正反対の
    論理で開閉を行うことにより前記コンデンサに対する充
    放電を行い、 前記第2の共振回路は、前記電磁集束式陰極線管に係る
    フォーカスコイルを含んで成ること、 を特徴とする映像表示装置。
JP5224807A 1993-09-09 1993-09-09 電磁集束型ダイナミックフォーカス回路 Pending JPH0787353A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5224807A JPH0787353A (ja) 1993-09-09 1993-09-09 電磁集束型ダイナミックフォーカス回路
EP94306608A EP0643532A1 (en) 1993-09-09 1994-09-08 Dynamic focus circuit of electromagnetic focusing type for cathode ray tube of video image displaying apparatus
US08/303,155 US5512804A (en) 1993-09-09 1994-09-08 Dynamic focus circuit of electromagnetic focusing type for cathode ray tube of video image displaying apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5224807A JPH0787353A (ja) 1993-09-09 1993-09-09 電磁集束型ダイナミックフォーカス回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0787353A true JPH0787353A (ja) 1995-03-31

Family

ID=16819518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5224807A Pending JPH0787353A (ja) 1993-09-09 1993-09-09 電磁集束型ダイナミックフォーカス回路

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5512804A (ja)
EP (1) EP0643532A1 (ja)
JP (1) JPH0787353A (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19545533A1 (de) * 1994-12-09 1996-06-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd Elektromagnetische Fokussierschaltung für eine Kathodenstrahlröhre
US6011365A (en) * 1997-01-14 2000-01-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Electromagnetic focus apparatus
US6043747A (en) * 1997-09-22 2000-03-28 Altenhofen; Cynthia L. Baby monitor system
US6256074B1 (en) * 1998-08-07 2001-07-03 Thomson Licensing S.A. Control signal generator for dynamic focus disabling
US6118233A (en) * 1998-08-07 2000-09-12 Thomson Licensing S.A. Dynamic focus voltage disabling circuit
US6351086B1 (en) * 1999-09-30 2002-02-26 Thomson Lincensing S. A. Display correction waveform generator for multiple scanning
CN107508455A (zh) * 2017-08-25 2017-12-22 惠科股份有限公司 缓冲电路及其显示装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3177396A (en) * 1962-04-02 1965-04-06 Rca Corp Dynamic focus circuit
DE1247379B (de) * 1964-09-19 1967-08-17 Fernseh Gmbh Schaltungsanordnung zur Erzeugung bogenfoermiger Stroeme
US4460851A (en) * 1981-09-28 1984-07-17 International Business Machines Corporation Combined dynamic focus circuit flyback capacitor
US4644230A (en) * 1985-03-25 1987-02-17 Rca Corporation Focus voltage circuit for television apparatus
JP2560037B2 (ja) * 1987-07-24 1996-12-04 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 ダイナミックフォ−カス回路
US4795946A (en) * 1988-01-11 1989-01-03 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method of and circuit for correcting linearity of horizontal deflection system
JPH087541B2 (ja) * 1988-09-12 1996-01-29 株式会社日立製作所 ダイナミツクフオーカス回路
JP3057509B2 (ja) * 1990-07-06 2000-06-26 ソニー株式会社 ダイナミックフォーカス回路
EP0487795B1 (en) * 1990-11-27 1996-04-10 International Business Machines Corporation Linearity correction apparatus
JPH04324763A (ja) * 1991-04-24 1992-11-13 Mitsubishi Electric Corp オートスキャン水平偏向装置
EP0551025B1 (en) * 1992-01-10 1996-08-21 THOMSON TUBES & DISPLAYS S.A. Low power consumption dynamic focusing circuit
US5455492A (en) * 1993-08-17 1995-10-03 Digital Equipment Corporation Dynamic focus correction circuit

Also Published As

Publication number Publication date
US5512804A (en) 1996-04-30
EP0643532A1 (en) 1995-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0787353A (ja) 電磁集束型ダイナミックフォーカス回路
KR840001292B1 (ko) 라스터 왜곡 교정 편향 회로
US4634938A (en) Linearity corrected deflection circuit
US5550442A (en) Horizontal deflection circuit
JP3795427B2 (ja) ラスタ歪み補正付き偏向装置
US5043638A (en) Dynamic focus adjusting voltage generating circuit
JP3832090B2 (ja) 水平偏向回路
JPH0568178A (ja) 偏向電流発生回路
JP3840648B2 (ja) ビデオ表示装置
KR100190534B1 (ko) 수평 편향 출력 회로(horizontal deflection output circuit)
JPS588188B2 (ja) ラスタ歪修正回路
JP3475605B2 (ja) コンバージェンス補正装置
JPH11127364A (ja) 水平偏向回路
JP3057509B2 (ja) ダイナミックフォーカス回路
JPH0583578A (ja) 偏向電流発生回路
JPH06296239A (ja) ダイナミックフォーカス装置
JP3858444B2 (ja) 水平偏向回路
JP3230717B2 (ja) 水平偏向高圧発生回路
GB2098424A (en) Horizontal driver and linearity circuit
JPH0583580A (ja) スイツチ駆動回路
JPH0583583A (ja) スイツチ駆動回路
JPH0591358A (ja) スイツチ駆動回路
JPH0583581A (ja) スイツチ駆動回路
JPH0591360A (ja) 偏向電流発生回路
JPH0583582A (ja) スイツチ駆動回路