JPH0787216A - 取引処理装置 - Google Patents

取引処理装置

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JPH0787216A
JPH0787216A JP23151693A JP23151693A JPH0787216A JP H0787216 A JPH0787216 A JP H0787216A JP 23151693 A JP23151693 A JP 23151693A JP 23151693 A JP23151693 A JP 23151693A JP H0787216 A JPH0787216 A JP H0787216A
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JP
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JP23151693A
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Kazuya Yoshida
一也 吉田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 振込先を特定するための情報と振込先ID
を、予め、振込端末から振込先ファイルへ登録しておく
ことにより、プッシュホン式電話機による振込処理を容
易、かつ確実に行う。 【構成】 振込先登録手段11は、振込端末20から受
信した、振込先ID61、振込先銀行名62、振込先支
店名63、振込先種別64、振込先口座番号65および
受取人名66を、振込先ファイル12に格納する。制御
手段13は、プッシュホン式電話機30から振込先ID
61が指定されると、振込先ファイル12からこれらの
情報を読出し、振込手段16に振込処理を指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は取引処理装置に関し、特
に電話機による操作が可能な取引処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電話機によって操作することができる取
引処理装置の一例は、特開平4−5229号公報に記載
されている。同公報第8図には、この取引処理装置の操
作手順が記載されている。同図を参照すると、この取引
処理装置で振込処理を行うには、合計9つの情報が、プ
ッシュホン42から入力される。9つの情報の内訳は、
取引種類、発信人の銀行番号、発信人の店舗番号、発信
人の口座番号、発信人の暗証番号、受取人の銀行番号、
受取人の店舗番号、受取人の口座番号および送金金額で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
以下のような問題があった。
【0004】第1に、操作が面倒であった。すなわち、
上述の従来技術では、受取人の銀行番号、受取人の店舗
番号、および受取人の口座番号等といった受取人に関す
る情報を、数字で入力しなくてはならない。そして、前
述の公報第8図を参照すると、このとき入力される数字
の個数は12個にものぼる。このため、入力が煩雑であ
る。そして、この入力は振込処理の度に繰り返し行わな
くてはならない。
【0005】また、この12桁の数字のうち1つでも誤
って入力すると、入力を最初からやり直さなくてはな
い。
【0006】さらに、受信人の銀行およびその店舗番号
は、その名前で指定されるのが通例である。このため、
操作者は、銀行名および店舗名から銀行番号および店舗
番号を知るために、一覧表等を参照しなくてはならな
い。ところが、銀行およびその店舗は多数ある。このた
め、これらを記載した一覧表は大部になり、これを検索
するのには大変な労力を要する。
【0007】第2に、誤った振込処理が行われる危険性
があった。すなわち、上述の従来技術では、受取人の銀
行番号、受取人の店舗番号および受取人の口座番号の3
つの情報のみで受取人を特定している。つまり、受取人
の名前を特定することができない。これは、プッシュホ
ン42では、かな文字等の文字情報を入力するのが困難
なためである。このため、受取人に関する情報を誤って
入力してしまうと、誤った受取人に振込処理が行われて
しまう。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の問題を解決するた
めに、本発明の取引処理装置では、振込端末と、記憶装
置と、前記振込端末から送信される振込先を特定するた
めの情報と振込先IDとを前記記憶装置に登録する振込
先登録手段と、前記振込先を特定するための情報を入力
して振込処理を行う振込手段と、プッシュホン式電話機
と、このプッシュホン式電話機から送信される振込先I
Dを用いて前記記憶装置から前記振込先を特定するため
の情報を読出し、この振込先を特定するための情報を前
記振込手段に送出する制御手段とを含む。
【0009】
【実施例】次に、本発明の第1の実施例について図面を
参照して説明する。
【0010】図1を参照すると、本発明の第1の実施例
は、銀行等に設置される振込端末20と、振込先に関す
る情報を記憶するための振込先ファイル12と、振込端
末20から受信した振込先の情報を振込先ファイル12
に登録する振込先登録手段11と、振込処理を指示する
ためのプッシュホン式電話機30と、実際に振込処理を
行う振込手段16と、プッシュホン式電話機30の指示
にしたがって振込手段16に振込を指示する制御手段1
3と、振込依頼人に関する情報を記憶する預金ファイル
14と、プッシュホン式電話機30へ音声で情報を提示
するための音声合成手段15とを備えている。
【0011】振込端末20は、通常、銀行等に設置され
ているATM等の端末である。ただし、操作者から振込
先に関する情報(以下「振込先情報」という)を入手
し、振込先登録手段11に送信するためのプログラムを
備えている。
【0012】振込先登録手段11は振込端末20との通
信を実行するための通信装置と、振込先ファイル12に
データを格納するための入出力装置と、これらの装置を
制御するコンピュータと、このコンピュータによって実
行され、振込端末20から受信した振込先情報を振込先
ファイル12に格納するプログラムとから構成される。
【0013】振込先ファイル12は、磁気ディスク装置
等の記憶装置である。振込先ファイル12には、図2に
示されるような情報が記憶される。図2を参照すると、
振込先ファイル12には、振込依頼人の口座が開設され
ている支店名を示す支店番号51と、振込依頼人の口座
を示す種別52と、振込依頼人の口座番号53と、振込
先ID61と、振込先銀行名62と、振込先支店名63
と、振込先種別64と、振込先口座番号65と、受取人
名66とが記憶される。ここで、振込先ID61は、振
込先を示す1〜2桁程度の数字もしくは記号である。振
込先ファイル12に記憶された情報は、支店番号51、
種別52、口座番号53、および振込先ID61をキー
にして読出すことができる。
【0014】プッシュホン式電話機30は、通常用いら
れているボタン式の電話機である。プッシュホン式電話
機30は、一般の加入回線を介して、取引処理装置10
と通信することができる。
【0015】制御手段13は、プッシュホン式電話機3
0から受信した操作者の指示にしたがって振込処理を実
行する。ただし、実際の振込処理は振込手段16が実行
する。つまり、制御手段13は、プッシュホン式電話機
30から受信した指示と、振込先ファイル12および預
金ファイル14に記憶された情報とから、振込処理を実
行するのに必要な情報を生成し、振込手段16に送信す
る。制御手段13は、プッシュホン式電話機30との通
信を行う通信装置と、振込先ファイル12、預金ファイ
ル14、音声合成手段15および振込手段16との間で
データの授受を行うための入出力装置と、これらの装置
を制御するコンピュータと、このコンピュータによって
実行されプッシュホン式電話機30の指示に応じて振込
手段16に振込処理を実行させるプログラムとから構成
される。
【0016】預金ファイル14は、磁気ディスク装置等
の大容量の記憶装置である。預金ファイル14に記憶さ
れる情報は図3に示されている。図3を参照すると、預
金ファイル14には、支店番号51と、種別52と、口
座番号53と、依頼人名54と、電話番号55と、暗証
番号56と、残高金額57とが記憶されている。ただ
し、図3には、本発明を説明するのに必要最低限な情報
のみが示されている。したがって、これ以外の情報が記
憶されていても構わない。預金ファイル14に記憶され
た情報は、支店番号51、種別52および口座番号53
をキーにして読出すことができる。
【0017】音声合成手段15は、通常の音声合成装置
である。音声合成手段15は、制御手段13の指示にし
たがって音声を合成し、プッシュホン式電話機30に送
信する。
【0018】振込手段16は、振込依頼人に関する情報
および振込依頼人に関する情報を受信して、振込処理を
実行する。具体的には、依頼人名54、振込先銀行名6
2、振込先支店名63、振込先種別64、振込先口座番
号65、受取人名66、および振込金額とに基づいて振
込処理を実行する。このような情報が与えられたときに
振込処理を実行する技術は、一般に知られている。した
がって、振込手段16に関する詳細な説明は行わない。
【0019】次に本実施例の動作について説明する。
【0020】本実施例の動作は、2つ分けることが可能
である。第1の動作は、振込先に関する情報を取引処理
装置10に登録するための登録動作である。第2の動作
は、プッシュホン式電話機30からの指示により、振込
処理を実行する振込動作である。
【0021】図4は、登録動作時における振込先登録手
段11の動作を示すフローチャートである。登録動作
は、振込端末20を操作する振込依頼人が、振込端末2
0に振込先を登録する旨を指示することにより開始され
る。
【0022】登録動作が開始されると、振込端末20
は、予め備えられた登録動作用のプログラムを実行す
る。このプログラムにしたがって、振込端末20は、ま
ず振込依頼人に預金カードの挿入を要求する。次に振込
端末20は、この預金カードから振込依頼人の支店番号
51、種別52および口座番号53を読みとり、振込先
登録手段11に送信する。ステップ101において、振
込先登録手段11は、このようにして送信された支店番
号51、種別52、および口座番号53を受信、入力す
る。
【0023】次に振込端末20は、振込依頼人に暗証番
号を入力する旨要求し、入力された暗証番号56’を振
込先登録手段11に送信する。ステップ102におい
て、振込先登録手段11は、この暗証番号56’を受
信、入力する。
【0024】ステップ103において、振込先登録手段
11は、ステップ102で受信した支店番号51、種別
52および口座番号53をキーにして預金ファイル14
をアクセスし、予め登録されていた振込依頼人の暗証番
号56を読出す。
【0025】ステップ104において、振込先登録手段
11は、振込依頼人が入力した暗証番号56’と、予め
登録されていた暗証番号56とを比較する。両者が不一
致の場合、振込先登録手段11は、ステップ102以降
の動作を再び実行する。両者が一致した場合、振込先登
録手段11は、ステップ105を実行する。
【0026】振込先登録手段11がステップ104を終
了すると、振込端末20は、表示画面に図5のようなパ
ターンを表示して、振込先ID61、振込先銀行名6
2、振込先支店名63、振込先種別64、受取人名66
の入力を、振込依頼人に要求する。ここで、振込先ID
61は、各振込先を識別するために振込依頼人が登録す
る記号であり、通常は1〜2桁の数字である。登録完了
後は、この振込先ID61によって振込先を指定する。
振込端末20の表示画面には、タッチパネルが取り付け
られている。このため振込依頼人は、表示画面に表示さ
れたパターンに触れることによって所定の文字を入力す
ることができる。したがって、振込依頼人は、カナ文字
によって振込先銀行名62、振込先支店名63および受
取人名66を入力することができる。この入力はメニュ
ー形式によって行われる。例えば、振込先銀行名62は
画面に表示されるものから1つを選択する。また、振込
先支店名は、その頭文字を入力すると、その頭文字から
始まる支店名が画面に表示される。そして、その中から
目的の振込先支店名63を選択する。つまり、銀行名と
銀行番号を対照したような一覧表を用いる必要はない。
このようにして入力された、振込先ID61、振込先銀
行名62、振込先支店名63、振込先種別64、振込先
口座番号65、および受取人名66は、振込先登録手段
11に送信される。
【0027】ステップ105において、振込先登録手段
11は、振込端末20が送信した振込先ID61、振込
先銀行名62、振込先支店名63、振込先種別64、振
込先口座番号65、および受取人名66を受信する。
【0028】ステップ106において、振込先登録手段
11は、ステップ105で受信した情報と、ステップ1
01で受信済みであった支店番号51、種別52、およ
び口座番号53とを合わせて、振込先ファイル12に登
録する。ステップ106の終了によって、登録動作が終
了する。
【0029】次に、図6〜図8を参照して、振込動作に
ついて説明する。
【0030】図6および図7は、振込動作時の制御手段
13の動作を示すフローチャートである。また図8は、
プッシュホン式電話機30と取引処理装置10との間の
交信の一例を示す図である。
【0031】振込動作は、振込依頼人が、プッシュホン
式電話機30を介して、制御手段13に振込動作の開始
を指示することによって開始される。この指示は、例え
ば、取引処理装置10宛の電話番号に、振込依頼人が電
話することによって自動的に行われる。振込動作を開始
すると、振込先登録手段11は、まずステップ201を
実行する。
【0032】ステップ201において、制御手段13
は、プッシュホン式電話機30を介して、振込依頼人に
支店番号51の入力を要求する。この要求は、音声合成
手段15によって音声に変換されて、振込依頼人に伝え
られる。各ステップにおいて、音声合成手段15が発生
する具体的な音声は、図8に示されている。
【0033】ステップ202において、制御手段13
は、プッシュホン式電話機30が送信する支店番号51
を受信する。この支店番号51は、振込依頼人がプッシ
ュホン式電話機30のボタンを押下して入力したもので
ある。図8を参照すると、この場合、「123」が支店
番号51として入力されている。そして、支店番号51
の後には「*」が入力されている。「*」はデータの入
力の完了を示すものであり、以後の入力にも適用され
る。プッシュホン式電話機30は「*」の入力を待っ
て、支店番号51を制御手段13に送信する。
【0034】ステップ203において、制御手段13
は、振込依頼人に種別52の入力を要求する。図8を参
照すると、この場合、「0」が普通預金を、「1」が当
座預金を表してる。
【0035】ステップ204において、制御手段13
は、プッシュホン式電話機30が送信する種別52を受
信する。図8を参照すると、この場合、制御手段13
は、普通預金を示す「0」を受信する。
【0036】ステップ205において、制御手段13
は、振込依頼人に口座番号53の入力を要求する。
【0037】ステップ206において、制御手段13
は、プッシュホン式電話機30の送出する口座番号53
を受信する。図8を参照すると、この場合、制御手段1
3は、「123456」を口座番号として受信する。
【0038】ステップ207において、制御手段13
は、振込依頼人に暗証番号56’’の入力を要求する。
【0039】ステップ208において、制御手段13
は、プッシュホン式電話機30が送信する暗証番号5
6’’を受信する。図8を参照すると、この場合、「1
234」を暗証番号として受信する。
【0040】ステップ209において、制御手段13
は、ステップ201〜ステップ206で入手した支店番
号51、種別52および口座番号53をキーにして預金
ファイル14をアクセスし、依頼人名54、暗証番号5
6および残高金額57を読出す。図3を参照すると、こ
の場合、暗証番号56は「1234」であり、残高金額
57は56,000円である。
【0041】図6を参照すると、ステップ210におい
て、制御手段13は、振込依頼人の入力した暗証番号5
6’’と、預金ファイル14に予め登録されていた暗証
番号56とを比較する。両者が不一致のときには、ステ
ップ207以降の処理を再実行する。両者が一致したと
きには、ステップ211を実行する。この場合、暗証番
号56’、暗証番号56ともに「1234」なので、制
御手段13はステップ211を実行する。
【0042】ステップ211において、制御手段13
は、振込依頼人に振込先ID61の入力を要求する。振
込依頼人は、振込先に対応する振込先ID61を入力す
る。図8を参照すると、この場合、振込先ID61とし
て「1」が入力される。
【0043】ステップ212において、制御手段13
は、ステップ201〜ステップ208で入手した支店番
号51、種別52、口座番号53、および振込先ID6
1をキーにして振込先ファイル12をアクセスし、振込
先ID61に対応する振込先銀行名62、振込先銀行名
62、振込先種別64、振込先口座番号65、および受
取人名66を読出す。
【0044】ステップ213において、制御手段13
は、ステップ212で読みだした振込先銀行名62、振
込先支店名63、振込先種別64、振込先口座番号6
5、および受取人名66を、振込依頼人に通知し、正誤
の確認を要求する。振込依頼人は、読み上げられる情報
を確認して、確認信号を入力する。確認信号が「1」の
とき、振込先の指示が正しく行えたことを示し、「9」
のとき指示を誤ったことを示す。
【0045】ステップ214におて、制御手段13は、
プッシュホン式電話機30が送出する確認信号を受信す
る。図8を参照すると、この場合、指示が正しく行えた
ことを示す「1」が入力される。
【0046】ステップ215において、制御手段13
は、確認信号の内容を判断する。確認信号が「9」のと
きには、制御手段13は、ステップ211以降の処理を
再実行する。一方、確認信号が「1」のときには、制御
手段13は、ステップ216を実行する。
【0047】ステップ216において、制御手段13
は、振込依頼人に振込金額の入力を要求する。 ステッ
プ217において、制御手段13は、プッシュホン式電
話機30が送信する振込金額を受信する。図8を参照す
ると、この場合、8,000円を示す「8000」が入
力される。
【0048】ステップ218において、制御手段13
は、残高金額57と振込金額を比較する。残高金額57
より振込金額が大きい場合、振込処理が行えないので、
制御手段13は、ステップ221を実行する。ステップ
221において、制御手段13は、残高が不足している
旨を振込依頼人に通知する。ステップ221の終了によ
って、振込動作は終了する。一方、残高金額57が振込
金額よりも大きい場合は、制御手段13は、ステップ2
19を実行する。この場合、残高金額57は55,00
0円、振込金額は8,000円である。つまり、残高金
額57のほうが振込金額よりも大きい。このため、制御
手段13はステップ219を実行する。
【0049】ステップ219において、制御手段13
は、ステップ209〜ステップ217で入手した依頼人
名54、振込先銀行名62、振込先支店名63、振込先
種別64、振込先口座番号65、および受取人名66お
よび振込金額を振込手段16に送出する。振込手段16
は、これらの情報を基に振込処理を行う。
【0050】ステップ220において、制御手段13
は、振込が完了した旨を振込依頼人に通知する。ステッ
プ220の終了によって振込動作が終了する。
【0051】次に本実施例の効果について説明する。
【0052】本実施例では、取引処理装置10に振込先
登録手段11を設け、振込端末20から入力した振込先
情報に振込先ID61を付加して振込先ファイル12に
格納するとともに、振込先情報の登録後は、プッシュホ
ン式電話機30から振込先ID61を指定することによ
り振込処理を実行するようにした。したがって、1〜2
桁程度の振込先ID61を入力することにより、振込先
を指定することができる。このため、操作が容易であ
り、入力誤りも極めて少ない。また、一覧表等を参照し
て、銀行番号等を検索する必要もない。
【0053】また、本実施例では、登録時の入力を振込
端末20で行うようにした。したがって、受取人名66
も指定することができる。このため誤って振込処理が行
われる危険性が極めて少ない。
【0054】次に本発明の別の実施態様について説明す
る。
【0055】上述の説明では、振込先ID61の桁数を
1〜2桁の数字としたが、本発明の適用範囲は、これに
制約されるものではない。入力容易な数字であれば良
い。例えば振込先の電話番号でも良い。
【0056】また、振込先ID61と受取人名66の対
応を確認する機能を追加しても良い。具体的には、プッ
シュホン式電話機30で入力された振込先ID61に対
応する受取人名66を、制御手段13が読み上げるよう
にする。これによって、振込依頼人は、振込先ID61
を次々と指定し、所望の受取人名66に対応した振込先
ID61が判明した後、振込先ID61を指定すること
ができる。このような機能は、振込先ID61が指定さ
れる毎に、振込先ファイル12をアクセスして受取人名
66を読出し、プッシュホン式電話機30に送信するよ
うにすれば、簡単に実現できる。
【0057】次に図9を参照して、本発明の第2の実施
例について説明する本実施例の特徴は、取引処理装置1
0に帳票出力手段17を設けた点にあり、これ以外の点
については第1の実施例の場合は何等変わるところはな
い。
【0058】図9を参照すると、本実施例の取引処理装
置10には、帳票出力手段17が設けられている。帳票
出力手段17は、振込手段16の出力する振込処理に関
する情報を帳票として紙面に出力する。帳票には、プッ
シュホン式電話機30で指示された振込処理の結果が印
刷される。印刷された帳票の一部は郵便物として使用さ
れ、振込依頼人に送達される。振込依頼人は、送達され
た帳票から、振込処理が正確に行えたか否かを確認する
ことができる。
【0059】次に本実施例の効果について説明する。
【0060】本実施例では、プッシュホン式電話機30
で行われた振込処理の結果を、後日、帳票として紙面で
確認できるので、誤った振込処理が行われる危険性をよ
り一層減らすことができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、取引
処理装置10に振込先登録手段11を設け、予め振込端
末20から、振込先に関する情報を、振込先ID61を
付加して、振込先ファイル12に登録するようにした。
このため、登録後は、プッシュホン式電話機30から、
振込先ID61を指定するだけで振込処理が行えるよう
にした。したがって、本発明は、以下のような効果を達
成することができる。
【0062】第1に、振込先ID61を指定するだけで
振込先が特定できるので、操作が容易である。すなわ
ち、入力する数字が少ないので、操作が簡単である。ま
た、誤入力も少なくすることができる。さらに、振込先
銀行名62等の情報は、振込端末20を用いかな入力で
行うので、銀行番号等を調べる必要もない。
【0063】第2に、誤った振込処理を防止することが
できる。すなわち、振込端末20での登録時に、受取人
名66まで指定するので、誤った振込処理が防止され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施例を示すブロック図。
【図2】振込先ファイル12に格納される情報を示す
図。
【図3】預金ファイル14に格納される情報を示す図。
【図4】振込先登録手段11の動作を示すフローチャー
ト。
【図5】振込端末20の表示画面に表示されるパターン
の一例を示す図。
【図6】制御手段13の動作を示す図。
【図7】制御手段13の動作を示す図。
【図8】プッシュホン式電話機30と制御手段13の間
の交信の一例を示す図。
【図9】本発明の第2の実施例を示す図。
【符号の説明】
10 取引処理装置 11 振込先登録手段 12 振込先ファイル 13 制御手段 14 預金ファイル 15 音声合成手段 16 振込手段 17 帳票出力手段 20 振込端末 30 プッシュホン式電話機 51 支店番号 52 種別 53 口座番号 54 依頼人名 55 電話番号 56 暗証番号 57 残高金額 61 振込先ID 62 振込先銀行名 63 振込先支店名 64 振込先種別 65 振込先口座番号 66 受取人名

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振込端末と、 記憶装置と、 前記振込端末から送信される振込先を特定するための情
    報と振込先IDとを前記記憶装置に登録する振込先登録
    手段と、 前記振込先を特定するための情報を入力して振込処理を
    行う振込手段と、 プッシュホン式電話機と、 このプッシュホン式電話機から送信される振込先IDを
    用いて前記記憶装置から前記振込先を特定するための情
    報を読出し、この振込先を特定するための情報を前記振
    込手段に送出する制御手段とを含むことを特徴とする取
    引処理装置。
  2. 【請求項2】前記振込先を特定するための情報が、振込
    先銀行名と振込先支店名と振込先種別と振込先口座番号
    と受取人名とを含むことを特徴とする請求項1記載の取
    引処理装置。
  3. 【請求項3】前記振込先IDが3桁以下の数字であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の取引処理装置。
  4. 【請求項4】前記振込先IDが振込先の電話番号である
    ことを特徴とする請求項1記載の取引処理装置。
  5. 【請求項5】前記制御手段が音声合成手段を有し、 前記プッシュホン式電話機から振込先IDを受信したと
    きには、前記振込先を特定するための情報を、音声でプ
    ッシュホン式電話機に送信することを特徴とする請求項
    1記載の取引処理装置。
  6. 【請求項6】前記振込手段に接続された帳票出力手段を
    有することを特徴とする請求項1記載の取引処理装置。
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