JPH0787025B2 - ディスク装置のキャリッジ駆動装置 - Google Patents
ディスク装置のキャリッジ駆動装置Info
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- JPH0787025B2 JPH0787025B2 JP62223794A JP22379487A JPH0787025B2 JP H0787025 B2 JPH0787025 B2 JP H0787025B2 JP 62223794 A JP62223794 A JP 62223794A JP 22379487 A JP22379487 A JP 22379487A JP H0787025 B2 JPH0787025 B2 JP H0787025B2
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- carriage
- drive
- driving
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/54—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
- G11B5/55—Track change, selection or acquisition by displacement of the head
- G11B5/5521—Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
Landscapes
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、磁気ディスク装置、光ディスク装置等のディ
スク装置に用いられ、記録再生ヘッド搬送用のキャリッ
ジに取り付けられて駆動されるディスク装置のキャリッ
ジ駆動装置に関する。
スク装置に用いられ、記録再生ヘッド搬送用のキャリッ
ジに取り付けられて駆動されるディスク装置のキャリッ
ジ駆動装置に関する。
［従来の技術］ 磁気ディスク装置では、磁気ヘッドがキャリッジに固着
され、このキャリッジがガイドバーに案内されてトラッ
キング方向へ移動自在になっている。従来のキャリッジ
駆動装置では、例えば、スチールベルトの一端がキャリ
ッジ一端に固定され、スチールベルトの他端が、電極板
間に圧電素子が介在された微小駆動手段を介してキャリ
ッジ他端に固定され、スチールベルトがステップモータ
によりキャリッジ移動自在方向へ直線駆動される。この
圧電素子に印加される電圧により磁気ヘッドがトラッキ
ング方向へ微小駆動され、トラッキングサーボ制御が行
われる（特開昭60−174075号公報、実開昭62−51570
号）。
され、このキャリッジがガイドバーに案内されてトラッ
キング方向へ移動自在になっている。従来のキャリッジ
駆動装置では、例えば、スチールベルトの一端がキャリ
ッジ一端に固定され、スチールベルトの他端が、電極板
間に圧電素子が介在された微小駆動手段を介してキャリ
ッジ他端に固定され、スチールベルトがステップモータ
によりキャリッジ移動自在方向へ直線駆動される。この
圧電素子に印加される電圧により磁気ヘッドがトラッキ
ング方向へ微小駆動され、トラッキングサーボ制御が行
われる（特開昭60−174075号公報、実開昭62−51570
号）。
［発明が解決しようとする問題点］ しかし、スチールベルトの一端とキャリッジとの間を微
小駆動手段で連結しているので、微小駆動手段の伸縮量
とキャリッジの移動量とが等しくなり、キャリッジを微
小駆動手段の伸縮量より細かく移動制御することができ
ない。
小駆動手段で連結しているので、微小駆動手段の伸縮量
とキャリッジの移動量とが等しくなり、キャリッジを微
小駆動手段の伸縮量より細かく移動制御することができ
ない。
本発明の目的は、このような問題点に鑑み、キャリッジ
を微小駆動手段の伸縮量より細かく移動制御することに
より、ヘッド位置制御を高精度で行うことが可能なディ
スク装置のキャリッジ駆動装置を提供することにある。
を微小駆動手段の伸縮量より細かく移動制御することに
より、ヘッド位置制御を高精度で行うことが可能なディ
スク装置のキャリッジ駆動装置を提供することにある。
［問題点を解決するための手段］ この目的を達成するために、本発明では、回転する記憶
ディスクに対して読み書きを行うヘッドが、該記憶ディ
スクの半径方向へ移動自在のキャリッジに取り付けられ
たディスク装置において、カムと、該カムを駆動する駆
動源と、駆動信号に応じた長さだけ微小伸縮し、伸縮方
向が該キャリッジの移動自在方向と異なるように伸縮方
向一端部が該キャリッジに固定された微小駆動手段と、
一部が該微小駆動手段の伸縮方向他端部に固定され、他
部が該カムに対応した駆動部材と、該駆動部材の該他部
を該カムに当接させる付勢手段と、を有し、該カムを駆
動させ又は該微小駆動手段を駆動させることにより該駆
動部材の該カムに対する当接位置が変化して該駆動部材
が該キャリッジ移動自在方向へ駆動されるように該カム
が形成されている。
ディスクに対して読み書きを行うヘッドが、該記憶ディ
スクの半径方向へ移動自在のキャリッジに取り付けられ
たディスク装置において、カムと、該カムを駆動する駆
動源と、駆動信号に応じた長さだけ微小伸縮し、伸縮方
向が該キャリッジの移動自在方向と異なるように伸縮方
向一端部が該キャリッジに固定された微小駆動手段と、
一部が該微小駆動手段の伸縮方向他端部に固定され、他
部が該カムに対応した駆動部材と、該駆動部材の該他部
を該カムに当接させる付勢手段と、を有し、該カムを駆
動させ又は該微小駆動手段を駆動させることにより該駆
動部材の該カムに対する当接位置が変化して該駆動部材
が該キャリッジ移動自在方向へ駆動されるように該カム
が形成されている。
上記駆動部材は、例えば、一端部が前記微小駆動手段の
伸縮方向他端部に固定されたアーム部材と、該アーム部
材の他端部に連結され前記カムに当接されるカムホロア
とを有する。また、上記微小駆動手段は、例えば、電極
板間に圧電素子が介在され、該電極板間に電圧が印加さ
れて微小駆動される。
伸縮方向他端部に固定されたアーム部材と、該アーム部
材の他端部に連結され前記カムに当接されるカムホロア
とを有する。また、上記微小駆動手段は、例えば、電極
板間に圧電素子が介在され、該電極板間に電圧が印加さ
れて微小駆動される。
［実施例］ 以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
第１図には本発明が適用された第１実施例の磁気ディス
ク装置の要部構成が示されている。
ク装置の要部構成が示されている。
スピンドルモータ12は、その基板14がねじ16により図示
しないベースに据え付けられている。このスピンドルモ
ータ12は、基板14上に固定されたステータ18と、ステー
タ18により回転駆動されるロータ20と、ロータ20及びス
テータ18の中心部を貫通し基端が基板14に固着された中
心軸22とからなる。ロータ20の首部20aには、フレキシ
ブル磁気ディスク23のハブに形成された孔が嵌合され、
ロータ20のチャッキング面20b上にこのハブが載置され
る。
しないベースに据え付けられている。このスピンドルモ
ータ12は、基板14上に固定されたステータ18と、ステー
タ18により回転駆動されるロータ20と、ロータ20及びス
テータ18の中心部を貫通し基端が基板14に固着された中
心軸22とからなる。ロータ20の首部20aには、フレキシ
ブル磁気ディスク23のハブに形成された孔が嵌合され、
ロータ20のチャッキング面20b上にこのハブが載置され
る。
したがって、ステータ18によりロータ20を回転駆動する
と、フレキシブル磁気ディスク23はロータ20と一体回転
する。
と、フレキシブル磁気ディスク23はロータ20と一体回転
する。
一方、Ｌ字状のキャリッジ24上には、フレキシブル磁気
ディスク23の下面（記録面）に対応して、記録再生用の
磁気ヘッド26がねじ28により固着されている。また、フ
レキシブル磁気ディスク23の上方には、この磁気ヘッド
26に対向して図示しないパッドが配設されている。な
お、第１図には磁気ヘッドの取付姿勢調整機構が図示省
略されている。
ディスク23の下面（記録面）に対応して、記録再生用の
磁気ヘッド26がねじ28により固着されている。また、フ
レキシブル磁気ディスク23の上方には、この磁気ヘッド
26に対向して図示しないパッドが配設されている。な
お、第１図には磁気ヘッドの取付姿勢調整機構が図示省
略されている。
したがって、スピンドルモータ12を回転駆動し、磁気ヘ
ッド26をフレキシブル磁気ディスク23の下面に押接する
と、このパッドによりフレキシブル磁気ディスク23の上
方向への移動が規制され、フレキシブル磁気ディスク23
に対する磁気ヘッド26の接触が確保されて、記録または
再生が可能になる。
ッド26をフレキシブル磁気ディスク23の下面に押接する
と、このパッドによりフレキシブル磁気ディスク23の上
方向への移動が規制され、フレキシブル磁気ディスク23
に対する磁気ヘッド26の接触が確保されて、記録または
再生が可能になる。
キャリッジ24は、案内部24aと、この案内部24aに垂直な
橋梁部24bとからなる。この案内部24aにはブッシュ34を
介してガイドバー36が貫通されており、キャリッジ24は
このガイドバー36に案内されてトラッキング方向へ移動
自在になっている。
橋梁部24bとからなる。この案内部24aにはブッシュ34を
介してガイドバー36が貫通されており、キャリッジ24は
このガイドバー36に案内されてトラッキング方向へ移動
自在になっている。
また、案内部24aの上面には、ピエゾ駆動ブロック38の
保持板38aが固着されている。このピエゾ駆動ブロック3
8は、複数の電極板間の各々に板状の圧電素子が介在さ
れた積層形圧電素子38bと、この積層形圧電素子38bの両
端面に固着されて積層型圧電素子を保持する保持板38
a、38cとからなり、その長手方向がガイドバー36に平
行、すなわち案内部24aの長手方向に向けられて配置さ
れている。ピエゾ駆動ブロック38は、各電極板間に並列
に印加される電圧値に応じて、積層方向に伸縮し、した
がって、静止状態のアーム39に対しキャリジ24がガイド
バー36の軸方向に微小移動する。
保持板38aが固着されている。このピエゾ駆動ブロック3
8は、複数の電極板間の各々に板状の圧電素子が介在さ
れた積層形圧電素子38bと、この積層形圧電素子38bの両
端面に固着されて積層型圧電素子を保持する保持板38
a、38cとからなり、その長手方向がガイドバー36に平
行、すなわち案内部24aの長手方向に向けられて配置さ
れている。ピエゾ駆動ブロック38は、各電極板間に並列
に印加される電圧値に応じて、積層方向に伸縮し、した
がって、静止状態のアーム39に対しキャリジ24がガイド
バー36の軸方向に微小移動する。
ピエゾ駆動ブロック38の上方にはフレキシブル磁気ディ
スク23が存在するが、フレキシブル磁気ディスク23とキ
ャリッジ24との間に磁気ヘッド26を配設するスペースが
必要であるので、ピエゾ駆動ブロック38の取付スペース
については問題がない。
スク23が存在するが、フレキシブル磁気ディスク23とキ
ャリッジ24との間に磁気ヘッド26を配設するスペースが
必要であるので、ピエゾ駆動ブロック38の取付スペース
については問題がない。
保持板38cの端面にはアーム39の基端が固着され、アー
ム39の先端部下面にはピン40bによりカムホロア40aが軸
着されている。一方、図示しないスペースに据え付けら
れたステップモータ41の駆動軸42には、カムホロア40a
に対応してカム43が固着されている。
ム39の先端部下面にはピン40bによりカムホロア40aが軸
着されている。一方、図示しないスペースに据え付けら
れたステップモータ41の駆動軸42には、カムホロア40a
に対応してカム43が固着されている。
したがって、カムホロア40aをカム43の周面に押接した
状態でステップモータ41を回転駆動すると、カム43、カ
ムホロア40a、アーム39、ピエゾ駆動ブロック38を介
し、キャッリジ24がガイドバー36の軸方向へ移動され、
磁気ヘッド26がフレキシブル磁気ディスク23の最内周ト
ラック位置から最外周トラック位置まで移動される。次
にステップモータ41を逆転駆動すると、磁気ヘッド26が
最外周トラック位置から最内周トラック位置（初期位
置）まで移動される。
状態でステップモータ41を回転駆動すると、カム43、カ
ムホロア40a、アーム39、ピエゾ駆動ブロック38を介
し、キャッリジ24がガイドバー36の軸方向へ移動され、
磁気ヘッド26がフレキシブル磁気ディスク23の最内周ト
ラック位置から最外周トラック位置まで移動される。次
にステップモータ41を逆転駆動すると、磁気ヘッド26が
最外周トラック位置から最内周トラック位置（初期位
置）まで移動される。
キャッリジ24の橋架部24bの先端部には、Ｕ字部24cが形
成され、このＵ字部24cにガイドバー36と同一のガイド
バー44が係合されている。
成され、このＵ字部24cにガイドバー36と同一のガイド
バー44が係合されている。
したがって、キャリッジ24がガイドバー44に案内される
とともに、ガイドバー36を中心とするキャリッジ24の回
転が規制される。
とともに、ガイドバー36を中心とするキャリッジ24の回
転が規制される。
橋架部24bの先端部上面及びベース（図示せず）には、
それぞれピン46、48が立設され、それぞれに引張コイル
スプリング50の一端及び他端が掛止されている。引張コ
イルスプリング50の伸縮方向はガイドバー44の軸方向に
平行になっている。
それぞれピン46、48が立設され、それぞれに引張コイル
スプリング50の一端及び他端が掛止されている。引張コ
イルスプリング50の伸縮方向はガイドバー44の軸方向に
平行になっている。
したがって、引張コイルスプリング50の引っ張り力によ
り、カムホロア40aの外周面がカム43の外周面に押接さ
れるとともに、ブッシュ34の内径とガイドバー36の外径
との差に基づくキャリッジ24のがたつきが吸収される。
り、カムホロア40aの外周面がカム43の外周面に押接さ
れるとともに、ブッシュ34の内径とガイドバー36の外径
との差に基づくキャリッジ24のがたつきが吸収される。
ガイドバー36、44の端部は、上記ベースに対する垂直方
向位置を調整可能に、ガイドバー支持台52上に固定され
ている。
向位置を調整可能に、ガイドバー支持台52上に固定され
ている。
すなわち、コ字状のガイドバー支持台52は、ねじ54によ
りベース（図示せず）上に固着されている。また、ガイ
ドバー支持台52の両端に形成されている柱部52a、52bへ
それぞれガイドバー36、44の側面を押し付けるように、
板ばね56a、56bがそれぞれねじ58a、58bによりガイドバ
ー支持台52に固着されている。さらに、柱部52aと板ば
ね56aとの間及び柱部52bと板ばね56bとの間のガイドバ
ー支持台52には螺孔が突設され、この螺孔に連通する孔
がベース（図示せず）に穿設されている。
りベース（図示せず）上に固着されている。また、ガイ
ドバー支持台52の両端に形成されている柱部52a、52bへ
それぞれガイドバー36、44の側面を押し付けるように、
板ばね56a、56bがそれぞれねじ58a、58bによりガイドバ
ー支持台52に固着されている。さらに、柱部52aと板ば
ね56aとの間及び柱部52bと板ばね56bとの間のガイドバ
ー支持台52には螺孔が突設され、この螺孔に連通する孔
がベース（図示せず）に穿設されている。
したがって、ベースの下面側から調整ねじ60a、60bをそ
れぞれの孔を介して該螺孔に螺合させて、調整ねじ60
a、60bの先端部をガイドバー支持台52の上面から突出さ
せ、ガイドバー36、44の下面（周面）を押圧すれば、そ
の突出長に応じてベースに対するガイドバー36、44の一
端の高さが調節される。
れぞれの孔を介して該螺孔に螺合させて、調整ねじ60
a、60bの先端部をガイドバー支持台52の上面から突出さ
せ、ガイドバー36、44の下面（周面）を押圧すれば、そ
の突出長に応じてベースに対するガイドバー36、44の一
端の高さが調節される。
ガイドバー36、44の他端部の支持構造も上記と同一にな
っており、構成要素62〜70は、各々10を引いた番号の構
成要素52〜60に対応している。
っており、構成要素62〜70は、各々10を引いた番号の構
成要素52〜60に対応している。
次に、上記の如く構成された本第１実施例の動作を説明
する。
する。
スピンドルモータ12を回転駆動してフレキシブル磁気デ
ィスク23を回転させ、ステップモータ41を回転駆動して
磁気ヘッド26をトラッキング方向へ移動させ、目的とす
るトラック位置でステップモータ41を停止させ、磁気記
録又は再生を行う。
ィスク23を回転させ、ステップモータ41を回転駆動して
磁気ヘッド26をトラッキング方向へ移動させ、目的とす
るトラック位置でステップモータ41を停止させ、磁気記
録又は再生を行う。
再生時には、磁気ヘッド26により読み出された信号が図
示しない回路により処理されてトラッキングエラーが検
出され、このトラッキングエラーに応じた電圧が積層形
圧電素子38bの電極板間に印加され、ピエゾ駆動ブロッ
ク38がアーム39に対し微小移動し、したがって、キャッ
リジ24がガイドバー36に沿って微小移動し、磁気ヘッド
26がトラッキング方向へ微小移動してトラッキングエラ
ーが零になるようにフィードバック制御される。
示しない回路により処理されてトラッキングエラーが検
出され、このトラッキングエラーに応じた電圧が積層形
圧電素子38bの電極板間に印加され、ピエゾ駆動ブロッ
ク38がアーム39に対し微小移動し、したがって、キャッ
リジ24がガイドバー36に沿って微小移動し、磁気ヘッド
26がトラッキング方向へ微小移動してトラッキングエラ
ーが零になるようにフィードバック制御される。
本実施例では、キャリッジ24上において、磁気ヘッド26
とは別個の位置へピエゾ駆動ブロック38が取り付けられ
ているので、キャリッジ24とフレキシブル磁気ディスク
23との間隔を従来よりも狭くすることができ、磁気ディ
スク装置の薄型化を実現できる。
とは別個の位置へピエゾ駆動ブロック38が取り付けられ
ているので、キャリッジ24とフレキシブル磁気ディスク
23との間隔を従来よりも狭くすることができ、磁気ディ
スク装置の薄型化を実現できる。
また、磁気ヘッド26の取付部分の設計が容易になる。
しかも、キャリッジ24と磁気ディスク23との間のスペー
スを有効利用できる。
スを有効利用できる。
次に、第２図に基づいて本発明の第２実施例を説明す
る。
る。
この第２実施例では、ピエゾ駆動ブロック38がその積層
方向をキャリッジ24の案内部24aの長手方向に垂直な方
向へ向けて配置され、その保持板38aが案内部24aに固着
されている。これに応じて、保持板38cの端面に基端が
固着されたアーム139の形状が第１図のアーム39と異な
っている。他の点については第１実施例と同一である。
方向をキャリッジ24の案内部24aの長手方向に垂直な方
向へ向けて配置され、その保持板38aが案内部24aに固着
されている。これに応じて、保持板38cの端面に基端が
固着されたアーム139の形状が第１図のアーム39と異な
っている。他の点については第１実施例と同一である。
したがって、積層形圧電素子38bの電極板間に電圧を印
加すると、ピエゾ駆動ブロック38がその長手方向へ伸縮
し、これにともなってアーム139が案内部24aに対し垂直
方向へ微小移動し、カム43に押接されたカムホロア40a
がカム43の周面に沿って微小回転し、キャリッジ24がガ
イドバー36の軸方向に沿って微小移動する。
加すると、ピエゾ駆動ブロック38がその長手方向へ伸縮
し、これにともなってアーム139が案内部24aに対し垂直
方向へ微小移動し、カム43に押接されたカムホロア40a
がカム43の周面に沿って微小回転し、キャリッジ24がガ
イドバー36の軸方向に沿って微小移動する。
ピエゾ駆動ブロック38の微小移動量に対するキャリッジ
24の微小移動量の割合は、ガイドバー36とステップモー
タ41の駆動軸42との間隔に対するガイドバー36とカムホ
ロア40aとの間隔を調整、すなわちステップモータ41の
据え付け位置を調整することにより変えることができ
る。
24の微小移動量の割合は、ガイドバー36とステップモー
タ41の駆動軸42との間隔に対するガイドバー36とカムホ
ロア40aとの間隔を調整、すなわちステップモータ41の
据え付け位置を調整することにより変えることができ
る。
この第２実施例では、ピエゾ駆動ブロック38の積層方向
を案内部24aの長手方向に対し垂直に配置したが、この
垂直方向から傾斜させても、同一原理によりピエゾ駆動
ブロック38の微小移動がキャリッジ24の微小移動に変換
される。
を案内部24aの長手方向に対し垂直に配置したが、この
垂直方向から傾斜させても、同一原理によりピエゾ駆動
ブロック38の微小移動がキャリッジ24の微小移動に変換
される。
なお、本発明にはほかにも種々の変形例が含まれる。
例えば、上記実施例では微小駆動手段が圧電素子を用い
て構成された場合を説明したが、本発明は微小駆動でき
る構成であればよく、例えば、強磁性体にコイルを巻回
し、該コイルに電流を流して磁歪効果により微小駆動す
る構成であってもよい。また、弾性体の両端部にコイル
を巻回固着し、該コイルに電流を流してコイル間の吸引
力または反発力により該弾性体を伸縮させて微小駆動す
る構成であってもよい。この場合、コイルの一方を永久
磁石で置き換えてもよい。
て構成された場合を説明したが、本発明は微小駆動でき
る構成であればよく、例えば、強磁性体にコイルを巻回
し、該コイルに電流を流して磁歪効果により微小駆動す
る構成であってもよい。また、弾性体の両端部にコイル
を巻回固着し、該コイルに電流を流してコイル間の吸引
力または反発力により該弾性体を伸縮させて微小駆動す
る構成であってもよい。この場合、コイルの一方を永久
磁石で置き換えてもよい。
また、上記実施例では、本発明を磁気ディスク装置に適
用した場合を説明したが、本発明はこれに限定されず、
光学式また静電容量式等のディスク装置にも適用するこ
とができる。
用した場合を説明したが、本発明はこれに限定されず、
光学式また静電容量式等のディスク装置にも適用するこ
とができる。
［発明の効果］ 本発明に係るディスク装置のキャリッジ駆動装置では、
微小駆動手段の伸縮方向がキャリッジの移動自在方向と
異なるように、微小駆動手段の伸縮方向一端部がキャリ
ッジに固定されており、微小駆動手段を駆動させること
により、駆動部材のカムに対する当接位置が変化して、
駆動部材がキャリッジ移動自在方向へ駆動され、これに
よりキャリッジがその移動自在方向へ微小駆動手段の伸
縮量より細かく駆動されるので、より微小駆動制御が可
能となり、ヘッド位置制御を高精度で行うことが可能と
なるという優れた効果を奏する。
微小駆動手段の伸縮方向がキャリッジの移動自在方向と
異なるように、微小駆動手段の伸縮方向一端部がキャリ
ッジに固定されており、微小駆動手段を駆動させること
により、駆動部材のカムに対する当接位置が変化して、
駆動部材がキャリッジ移動自在方向へ駆動され、これに
よりキャリッジがその移動自在方向へ微小駆動手段の伸
縮量より細かく駆動されるので、より微小駆動制御が可
能となり、ヘッド位置制御を高精度で行うことが可能と
なるという優れた効果を奏する。
第１図及び第２図は本発明が適用された実施例の磁気デ
ィスク装置の要部構成が示されており、第１図は第１実
施例の斜視図、第２図は第２実施例の平面図である。 12:スピンドルモータ 20b:チャッキング面 23:磁気ディスク、24:キャリッジ 26:磁気ヘッド 36、44:ガイドバー 38:微小駆動手段としてのピエゾ駆動ブロック 38a、38c:保持板、38:積層型圧電素子 39、139、239、339:駆動部材としてのアーム 40a:カムホロア、41:ステップモータ 43:カム
ィスク装置の要部構成が示されており、第１図は第１実
施例の斜視図、第２図は第２実施例の平面図である。 12:スピンドルモータ 20b:チャッキング面 23:磁気ディスク、24:キャリッジ 26:磁気ヘッド 36、44:ガイドバー 38:微小駆動手段としてのピエゾ駆動ブロック 38a、38c:保持板、38:積層型圧電素子 39、139、239、339:駆動部材としてのアーム 40a:カムホロア、41:ステップモータ 43:カム
Claims (3)
- 【請求項１】回転する記憶ディスクに対して読み書きを
行うヘッドが、該記憶ディスクの半径方向へ移動自在の
キャリッジに取り付けられたディスク装置において、 カムと、 該カムを駆動する駆動源と、 駆動信号に応じた長さだけ微小伸縮し、伸縮方向が該キ
ャリッジの移動自在方向と異なるように伸縮方向一端部
が該キャリッジに固定された微小駆動手段と、 一部が該微小駆動手段の伸縮方向他端部に固定され、他
部が該カムに対応した駆動部材と、 該駆動部材の該他部を該カムに当接させる付勢手段と、 を有し、該カムを駆動させることにより該駆動部材の該
カムに対する当接位置が変化して該駆動部材がキャリッ
ジ移動自在方向へ駆動されるように該カムが形成され、
かつ、該微小駆動手段を駆動させることにより該駆動部
材の該カムに対する当接位置が変化して該駆動部材が該
キャリッジ移動自在方向へ駆動されるように該カムが形
成されていることを特徴とするディスク装置のキャリッ
ジ駆動装置。 - 【請求項２】前記駆動部材は、 一端部が前記微小駆動手段の伸縮方向他端部に固定され
たアーム部材と、 該アーム部材の他端部に連結され前記カムに当接される
カムホロアと、 を有することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
装置。 - 【請求項３】前記微小駆動手段は、電極板間に圧電素子
が介在され、該電極板間に電圧が印加されて微小駆動さ
れることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62223794A JPH0787025B2 (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | ディスク装置のキャリッジ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62223794A JPH0787025B2 (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | ディスク装置のキャリッジ駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6466877A JPS6466877A (en) | 1989-03-13 |
| JPH0787025B2 true JPH0787025B2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=16803820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62223794A Expired - Fee Related JPH0787025B2 (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | ディスク装置のキャリッジ駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0787025B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03219469A (ja) * | 1990-01-25 | 1991-09-26 | Asahi Optical Co Ltd | ヘッド送り装置 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5942572U (ja) * | 1982-09-09 | 1984-03-19 | ソニー株式会社 | 光学プレ−ヤ |
| JPS6080177A (ja) * | 1983-10-11 | 1985-05-08 | Sony Corp | デイスクプレ−ヤ |
| JPS60136075A (ja) * | 1983-12-23 | 1985-07-19 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | 磁気シ−ト装置 |
| JPH0759154B2 (ja) * | 1984-02-06 | 1995-06-21 | 日本電信電話株式会社 | アクチユエ−タ− |
| JPS60180369U (ja) * | 1984-05-10 | 1985-11-30 | オリンパス光学工業株式会社 | 磁気ヘツドの送り装置 |
| JPS6251570U (ja) * | 1985-09-18 | 1987-03-31 |
-
1987
- 1987-09-07 JP JP62223794A patent/JPH0787025B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6466877A (en) | 1989-03-13 |
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