JP2603255B2 - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2603255B2
JP2603255B2 JP62127253A JP12725387A JP2603255B2 JP 2603255 B2 JP2603255 B2 JP 2603255B2 JP 62127253 A JP62127253 A JP 62127253A JP 12725387 A JP12725387 A JP 12725387A JP 2603255 B2 JP2603255 B2 JP 2603255B2
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均 栗原
勇二 横田
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キヤノン電子 株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ディスク装置に係り、さらに詳しくはリニ
アパルスモータを用いてヘッドを駆動するディスク装置
に関するものである。
[従来の技術] コンピュータ等の電子機器に用いられ、情報の記録及
び再生を行なうディスク装置、例えば磁気ディスク装置
では、現在1メガタイプのディスクが主流であるが、倍
密と呼ばれる2メガタイプ、10メガタイプあるいはそれ
以上の高密度のディスクが用いられ始めている。10メガ
タイプという超高密度の記録再生を行なうにはそれに応
じた超精密に制御できるモータが必要であって、従来の
リードスクリュー式直流モータに代わって、リニアパル
スモータが採用されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしこのリニアパルスモータのディスク装置への取
付けはまだ多分に試行錯誤の段階であって、たとえばデ
ィスク装置へリニアパルスモータ、記録再生ヘッドユニ
ット及びディスク駆動用スピンドルなどを精度よく取り
付けても、記録再生ヘッドはディスクに接触して記録再
生を行ないディスクの回転方向とヘッドの移動方向とが
異なるので、ディスクの回転運動によってヘッドにディ
スク回転方向への負荷が与えられ、リニアパルスモータ
の取付位置によってはガタが生じ易くなるという欠点が
ある。
本発明は以上のような事情に基づいてなされたもの
で、リニアパルスモータを確実にディスク装置へ取り付
け、ヘッドを高精度に駆動することが可能なディスク装
置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記の問題を解決するため本発明によれば、ディスク
装置において、 ディスクを回転させるスピンドルと、 ヘッドを搭載したヘッドキャリッジが結合された移動
子を有し、 前記ヘッドを前記ディスクの半径方向に移動させるべく
前記移動子を移動可能に支持するリニアモータと、 前記移動子を移動子移動案内面に与圧する弾性部材
と、 を有し、 前記弾性部材は、前記ディスクの回転方向進入側に配
されている構成を採用した。
[作 用] このような構成では、弾性部材がディスク回転進入側
に設けられるので、ヘッドとディスクが接触してヘッド
キャリッジにディスク回転にともなって負荷がかかって
も、ヘッドキャリッジにもたらされるガタを抑制できヘ
ッドをヘッド移動案内面に沿って確実に案内でき、ヘッ
ドとディスクの接触によってヘッドの移動に悪い影響を
与えることはなくなる。
[実施例] 以下、図面に示す実施例を用いて本発明を詳細に説明
する。
第1図は本発明に係るディスク装置の全体を示すもの
であって、全体を符号10で示すディスク装置(以下、磁
気ディスク装置を例にとって説明する)には、後述する
リニアパルスモータ12と、このリニアパルスモータの移
動子14に取り付けられた磁気ヘッドユニット16と、ディ
スク回転駆動用のスピンドル18等が設けられている。デ
ィスク装置10の開口部から1点鎖線で示すディスクカセ
ット20が挿入され、このカセット20内の記録媒体として
の磁気ディスク22が図示していない駆動機構を備えたス
ピンドル18によって回転駆動されて磁気ヘッドユニット
16のヘッド24によって情報の記録あるいは再生が行なわ
れる。
第2図には上述したリニアパルスモータ12が詳細に図
示されており、同図において符号26で示す固定子の両側
に取付板28,28′が設けられており、この取付板28,28′
の後述する移動子側には互いに平行なガイドプレート3
0,30′が設けられている。移動子14はボール32,32を介
してガイドプレート30,30′に挟持されており、一方の
ガイドプレート30は弾性部材、例えば与圧ばね31(第1
図)によって取付板28に対し移動子14側へ押圧されてい
る。またガイドプレート30′は基準位置に位置決めされ
る取付板28′と一体となっている。従って移動子14は与
圧ばね31によりガイドプレート30′、即ちヘッドユニッ
トの移動案内面に押圧され、基準面に沿って案内される
ことになる。
なお、第2図ではこの与圧ばねを支持しているボルト
のみがわずかに示されている。ボール32及び移動子の下
面に設けられている図示していないローラはそれぞれリ
テイナ34によって回転自在に支持されている。移動子14
の裏面には歯が形成されており、永久磁石50、コイル51
及び固定子26の上面に形成された歯(いずれも図示せ
ず)を介してコイル51に流れる電流を制御することによ
って移動子14はガイドプレート30,31に沿って往復移動
することができる。また、符号36で示すものは取付穴で
あってボルト等を用いてディスク装置本体1へ取り付け
るためのものである。この取付穴はたとえば長穴として
形成することにより取付範囲を調節できるように形成さ
れている。
第3図に示すものは磁気ヘッドユニット16の詳細な構
造であって、磁気ヘッドキャリッジ38の先端近傍の上面
には0面磁気ヘッド40が取り付けられており、この0面
磁気ヘッド40と対向する位置において、キャリッジ38に
揺動可能に軸承されているアーム42の下面には1面磁気
ヘッド24が取り付けられている。
このヘッドキャリッジ38と移動子14のそれぞれ対応す
る位置に形成されている取付穴にボルト44をねじ穴52に
嵌入させることによってヘッドキャリッジ38が移動子14
上に固定される。
次に、このように構成されたディスク装置の動作を説
明する。
まずディスクカセット20を第1図の矢印の方向からデ
ィスク装置に挿入し、磁気ディスク22をスピンドル18を
介して回転駆動させる。
制御回路(不図示)からのヘッド移動信号に応じてリ
ニアパルスモータ12が駆動され、磁気ヘッド24,40は磁
気ディスク22の所定トラックに摺接して、そこに記録を
行ない、あるいは記録された情報を読み出す。このヘッ
ドユニット移動時、ヘッドユニット16は基準位置に取り
付けられた取付板28′のガイドプレート30′に沿って案
内されることになる。このとき、磁気ヘッド24,40が磁
気ディスクと接触するので、第4図に図示したように磁
気ヘッドユニット16に符号A方向に回転するディスクと
の摩擦による負荷Fが作用する。
本出願人の計算によれば、第4図に図示したように与
圧ばね31はディスクの回転方向Aの上流側に設けられて
おり、この場合にはボール32aが支点となってヘッドユ
ニット16にディスクとの摩擦による負荷Fが加わり、作
用点としてのボール32bに反力P1が加わる。
ここで仮にディスクによる摩擦負荷F=100gとして、
支点としてのボール32aと作用点としてのボール32bとの
距離をxとし、支点32aと摩擦負荷が加わる位置との距
離を2xとすると、 となる。
一方、第5図に図示したように与圧ばね31がディスク
回転方向Aの下流側に設けられている。この場合にはボ
ール32bが支点となってヘッドユニット16にディスクと
の摩擦負荷Fが加わって、作用点としてのボール32aに
反力P2が加わる。
この場合には第4図の場合と同じ前提のもとに となる。
ここで、(1)式と(2)式を比較すると第4図に示
すようにディスク回転方向上流側に与圧ばね31を設けた
方が負荷は小さくガタの発生が抑えやすいことは明らか
である。
したがって本発明においては、第1図に示すように与
圧ばねはディスク回転方向上流側に設けられ、同時にガ
タ取り用にも用いられている。
なお、上述した実施例は磁気ディスク装置を例にして
説明したが、これに限定されることなくヘッドとディス
クが接触する他のタイプのディスク装置に応用できるこ
とは勿論である。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、デ
ィスク装置において、ディスクを回転させるスピンドル
と、ヘッドを搭載したヘッドキャリッジが結合された移
動子を有し、前記ヘッドを前記ディスクの半径方向に移
動させるべく前記移動子を移動可能に支持するリニアモ
ータと、前記移動子を移動子移動案内面に与圧する弾性
部材と、を有し、前記弾性部材は、前記ディスクの回転
方向進入側に配されている構成を採用したので、ヘッド
とディスクが接触してディスク回転にともなってヘッド
とディスク間の摩擦による負荷がヘッドキャリッジにか
かっても、ヘッドキャリッジにもたらされるガタを抑制
でき、ヘッドを正確に移動案内面に沿って案内でき、長
時間の使用にも精度を保つことのできる優れたディスク
装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を説明するもので、第1図はディ
スク装置の上面図、第2図はリニアパルスモータの斜視
図、第3図はヘッドユニットの側面図、第4図及び第5
図は与圧ばねの取付位置の比較を示すそれぞれ上面図で
ある。 12……リニアパルスモータ 14……移動子、16……ヘッドユニット 20……ディスクカセット 24……ヘッド、28,28′……取付板 30,30′……ガイドプレート 31……与圧ばね

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクを回転させるスピンドルと、 ヘッドを搭載したヘッドキャリッジが結合された移動子
    を有し、 前記ヘッドを前記ディスクの半径方向に移動させるべく
    前記移動子を移動可能に支持するリニアモータと、 前記移動子を移動子移動案内面に与圧する弾性部材と、 を有し、 前記弾性部材は、前記ディスクの回転方向進入側に配さ
    れていることを特徴とするディスク装置。
JP62127253A 1987-05-26 1987-05-26 ディスク装置 Expired - Fee Related JP2603255B2 (ja)

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JPS63292466A JPS63292466A (ja) 1988-11-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4568992A (en) * 1984-04-25 1986-02-04 Seagate Technology Disc drive linear actuator
JPS6145772U (ja) * 1984-08-24 1986-03-26 セイコーインスツルメンツ株式会社 ヘツド移動装置

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JPS63292466A (ja) 1988-11-29

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