JPH01151064A - フロッピディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気媒体であるフレキシブルディスク（以後
７０ツピデイスクと称する）を介して磁気ヘッドに一定
の接触圧を与えるパッドを有するフロッピディスク装置
に関する。

従来の技術 近年、フロッピディスク装置はオフィス機器の自動化、
小型化に伴い小型でかつ高密度な記録容量を有する装置
が要望されている。

従来のフロッピディスク装置は第６図に示す構成であっ
た。（例えば、高橋昇司「フロッピディスク装置の最新
動向とコントローラ設計技術」（昭和５８年５月１日）
ＣＱ出版、Ｐ２Ｓ５）第６図において、装置本体の基台
であるベース１上にはスピンドル軸２が設けられ、中央
にハブ３を有するフロッピディスク４が上記スピンドル
軸２に固定されたハブ受台６に装着されている。

このスピンドル軸２はスピンドル軸駆動手段（図示せず
）、例えばベルト駆動によるＦＧ付ＤＣモータにより回
転駆動される。

この回転駆動されるフロッピディスク４にはへラドキャ
リッジ６に固定された磁気ヘッド７が当接され更に７０
ツピデイスク４を介して上記磁気ヘッド７と対向する位
置にパッド８が配されている。このパッド８は上記へラ
ドキャリッジ６の端部に設けられた回動支点を中心に矢
印人の方向に回動する可動アーム９の先端に固定されて
おり、磁気ヘッド７に一定圧の接触圧が加わる様に、加
圧バネ１０が可動アーム９とへラドキャリッジ６間に配
されている。

上記へラドキャリッジ６はフロッピディスク４の半径方
向に移動可能なようへラドキャリッジ駆動手段、例えば
ステッピングモータ１１に直結されたプーリ１２とその
プーリ１２に巻回され端部をへラドキャリッジ６に固定
した伝達部材１３によυガイド軸１４に沿って駆動され
る。

上記ガイド軸１４およびステッピングモータ１１はベー
ス１に固定されており、このような構成のもとにヘッド
キャリッジ駆動手段であるステッピングモータ１１にパ
ルス状の入力が入れば前記へラドキャリッジ６はパルス
数に比例したフロッピディスク４上のトラック数のみ半
径方向に移動し、磁気ヘッド７は所定のトラックに位置
決めされる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながらこのような構成においては前記パッド８お
工び可動アーム９は必ずヘッドキャリッジ６の移動に伴
ってフロッピディスク４の半径方向に移動するため装置
自体を小型化する上において限界がある。すなわちドラ
イブ装置の最低必要な奥行はフロッピディスク４の最外
周トラック位置に磁気ヘッド７が位置する場合でフロッ
ピディスク４の外径に可動アーム９の長さを付加した範
囲が必要である。この可動アーム９およびヘッドキャリ
ッジ６の長手方向の長さはパッド８をドライブ装置のフ
ロッピディスク４の排出機構（図示せず）から決まる所
定の高さまで持ち上げるに必要な可動アーム９の回転半
径と、更に磁気ヘッド７が最内周に移動してもヘッドキ
ャリッジθ上の回動支点付近および加圧バネ１０がフロ
ッピディスク４の外周端に接触しない条件から決定され
る。

従って装置を更に小型化する上においては装置の幅はフ
ロッピディスク４より決定されてくるため装置の厚み方
向のみしか小型化する上への要因がなく装置自体が限定
されたものになる。

また一般にパッド８を用いる場合、可動アーム９に接着
テープを介して堰付けられているため第６図に示すよう
パッド８の厚み、可動アーム９の長さおよびヘッドキャ
リッジ６上の回動支点の位置のばらつきによりフロッピ
ディスク４にパッド８が当接する際、パッド面と磁気ヘ
ッド面７との平行精度はあまり期待できない。

さらに、装置を高温および高湿に放置すると、パッド８
はクリープ変形しやすく、球面を有する磁気へッド７上
面に当接しているパッド８は球面の変形がそのまま形成
される。このため７０ツピデイスク４を介した磁気ヘッ
ドＴ上の接触圧力はパッド８形状により不均一になり、
フロッピディスク４への記録・再生において高い信頼性
を得ることは困難になる。

本発明はかかる点に鑑みてなされたもので簡易な構成で
装置の小型化を可能にし、しかもフロッピディスク上へ
の記録、再生が高い信頼性を有するフロッピディスク装
置を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため、ドライブ装置を構
成する部材の中で、一端部でパッドを保持している可動
アームの他方の端部を装置本体の上面部に設けた回動支
点で支持し、上記可動アームの一端部の一面に、弾性体
を取り付け、その弾性体に上記パッドを固定し、更にそ
のパッドの一部を上記可動アームの端部にており返し、
可動アームの他面に固定したものである。

作用 本発明は、可動アームの回動支点を装置本体の上面に設
け、更に可動アームの一端の一面にパッドを取付ける際
に弾性体を介して取付けている構成であるため可動アー
ムの長さによらず装置の奥行はフロッピディスクの外径
で決定される。従って、ヘッドキャリッジを駆動する移
動装置あるいはスピンドル軸を回転１＠動する手段をフ
ロッピディスクの外径内に配置できればフロッピディス
クサイズの装置が可能である。

またパッドは弾性体を介して可動アームに固定している
ので、パッドの一時的な変形は生ずるもののパッドに塑
性変形が加わらず、更にパッドの端部はおり返して可動
アームの他面に固定するので、ずれやはがれが生じにく
く、長期に渡ってフロッピディスクを介して磁気ヘッド
上面に良好な接触状態を保つことができるものとなる。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第１図、第２図および第３図において、装置本体の
基台であるベース１４上面には従来例に示すようフロッ
ピディスク１５ｔ−装着したスピンドル軸１６が設けら
れ、このスピンドル軸１６はＦＧ付ＤＯモータ１７とベ
ルト３１により回転駆動される。

フロッピディスク１６の下面には磁気ヘッド１８が当接
され、それとフロッピディスク１５を介して対向する位
置にパッド１９がフロッピディスク１５の上面に当接し
ている。

上記磁気ヘッド１８はへラドキャリッジ２０の上部に接
着剤で固定されておりそのヘッドキャリッジ２０は上記
ペース１４上面の２本の平行なガイド軸２１．２２に沿
ってフロッピディスク１６の半径方向に摺動可能なよう
に保持されている。

このへラドキャリッジ２ｏの駆動手段はベース１４下面
に取付けたステッピングモータ２３とそのステッピング
モータ２３軸に固定されたプーリ２４および一方の端部
をへラドキャリッジ２ｏの端部に固定しプーリ２４にα
状に巻回してヘッドキャリッジ２ｏの他の側面に固定し
たスチールベルト２６とにより構成し、ステッピングモ
ータ２３０回転運動をプーリ２４．スチールベルト２６
によＶ直線運動に変換してヘッドキャリッジ２０に伝達
している。

一方、前記パッド１９は可動アーム２６の一端部の一面
に保持されており、この可動アーム２６の他方の端部は
装置本体５０の上面部に設けたピン２７を回動支点とし
てフロッピディスク１６面に対して垂直方向に可動なよ
うに支持されている。

またこの可動アーム２６には可動方向にねじりコイルバ
ネ２８により加圧力が付勢されておりパッド１９を介し
てフロッピディスク１６に一定の磁気ヘッド１日との接
触圧力を与えている。

前記パッド１９と可動アーム２６との保持方法は第４図
に示すよう、可動アーム２６の一端部の一面で、フロッ
ピディスク１６の半径方向で磁気ヘッド１８上面の記録
・再生部付近に対向する位置に、板状の弾性体２９を取
り付け、その弾性体２９にパッド１９を固定し、そのパ
ッド１９の一部を上記可動アーム２６の端部にており返
し、可動アーム２６の他面に直接固定している。

このような構成にかいて、前記へラドキャリッジ２ｏの
駆動手段であるステッピングモータ２３にコントロール
回路（図示せず）よりパルス状の入力信号が入れば所定
のｔラック数のみ７０ツピデイスク１６０半径方向にヘ
ッドキャリッジ２゜は移動し、その結果磁気ヘッド１８
が各トラック位置で位置決めされ記碌、再生の状態にな
る。

この時前記パッド１９および可動アーム２６は装置本体
６０の上面部の回動支点に支持されている友めパッド１
９は上記磁気ヘッド１８の移動にかかわらずその移動す
る範囲すなわちフロッピディスク１６の最外周トラック
位置から最内周トラック位置までに相当する範囲におい
てフロッピディスク１５の上面に位置が固定されて当接
している。このためバッド１９形状はフロッピディスク
１５の半径方向に長平方向を有する形状となり、幅すな
わち７０ツピデイスク１６の円周方向は磁気ヘッド１８
との接触圧力で決められる。本実施例の場合は接触圧力
を２　？　／　ｍｌに設定してパッド１９の幅寸法、フ
ロッピディスク１５の押圧力を決定している。

ここで可動アーム２６の他方の端部は装置本体５０の上
面部に回動支持されているがドライブ装置自体を小型す
る上でその回動支点は磁気ヘッド１８の移動方向に対し
直角方向の範囲に配置している。ただしこの回動支点は
装置本体の上面の任意の場所においてもパッドとしての
機能は同様に働く。

一方前記へラドキャリッジ２ｏは本実施例の構成におい
ては磁気ヘッド１８のみを保持するだけであり形状をよ
り小さくするため自由に大きさを設定することが可能で
ある。

またステッピングモータ２３およびスピンドル駆動手段
であるＦＧ付ＤＯモータ１７．ベルト３１はベース台１
４下面およびフロッピディスク１５外径内に配置されて
おり前記パッド１９および可動アーム２６の取付は位置
も同様にフロッピディスク１６の外径内に設定すればド
ライブ装置の奥行はフロッピディスク１６の外径の位置
まで短かぐすることができる。しかしながら、ドライブ
装置の奥行の短縮化に対し厚み方向が増えればドライブ
装置全体から小型化にはならない。本実施例においては
、上記ステッピングモータ２３およびＦＧ付ＤＣモータ
１７は薄型の新型モータを用いて全体の厚み方向を増さ
ずに小型化を実現している。

また前記パッド１９は可動アーム２６に対して板状の弾
性体３０を介して取付けられている几め、パッド１９と
磁気ヘッド１８土面との平行度にかかわらずパッド１９
がフロッピディスク１５に当接した時点で可動アーム２
６に加わる加圧力により弾性体２９及びパッド１９が一
時的に弾性変形し磁気ヘッド１８上面に均一の接触圧を
与える良好な接触状態を得る。

特に本実施例のように可動アーム２６が装置本体５０の
上面部を回動支点としているため磁気ヘッド１８上面に
対するその位置のばらつきの要因が装置本体の部品点数
に比例して存在し、更に可動アーム２６のばらつき、パ
ッド１９の厚み方向のばらつきとを含めて磁気ヘッド１
８上面に対する接触状態が不均一になりやすいが、本実
施例の方式において高いデータの信頼性を得ることがで
きる。

更に第３図において、前述の如く可動アーム２６の回動
支点２７が磁気ヘッド１８の移動方向に対し直角方向の
範囲に存在しているためフロッピーディスク１６が矢印
Ｂ方向に回転した場合、パッド１９と一フロッピーディ
スク１５間に生じる摩擦力と可動アーム２６長とより上
記回動支点を中心とするモーメントが働きパッド１９か
らフロッピディスク１５に当接する押圧力が常に増える
。

これは、フロッピディスク１５が長時間回転に伴ない表
面の礎性粉が除去され表面粗度が向上（鏡面傾向）する
程に前述摩擦力、強いてはモーメントが増大してパッド
１９と弾性体２９間及び弾性体２９とアーム２６間での
フロッピディスク　・１６の回転方向である矢印Ｂ方向
へのズレ及び最悪時には、はがれが発生しつる為、前、
記アーム２６端部下面に接着テープ（図示なし）を介し
て、弾性体２９及びパッド１９を配置し、しかも前記パ
ッド１９の一端を延長し、折り返してアーム２ｅの上面
部へも配置することで前記フロッピディスク１５の回転
方向に対するモーメント増大に対してパッド１９のアー
ム２６への接着面増加による接着保持力を向上させ、長
期運転に対する高い信頼性を得ている。　　　、− 発明の効果 以上のように本発明のフロッピディスク装置は小型化が
図れ、しかもアームの一端部の一面に弾性体を介してパ
ッドを固定し、さらにパッドを折り返してアームの他面
にも固定する構成とじたことにより、フロッピディスク
を介してパッドを磁気ヘッドに長期当接させても常に良
好な接触状態で当接が行われ、高い信頼性でデータの記
録、再生が行える。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるフロッピディスク装
置の斜視図、第２図は同要部の正面図、第３図は同右側
面図、第４図は同要部の分解斜視図、第６図は従来のフ
ロッピディスク装置の要部正面図、第６図は従来例の一
部拡大図である。 １６・・・・・・フロッピディスク、１８・・・・・・
磁気ヘッド、１９・・・・・・パッド、２ｏ・・・・・
・ヘッドキャリッジ、２３・・・・・・ステッピングモ
ータ、２６・・・・・・可動アーム、２７・・・・・・
支点ビン、２９・・・・・・弾性体、５ｏ・・・・・・
装置本体。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 １５−一一フロフぴうヌグ ２６−ｇＴ！？アーム 第３図 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 装置本体と、フレキシブルディスクに当接して記録再生
   する磁気ヘッドと、この磁気ヘッドと対向する位置で上
   記フレキシブルディスクを介して配されるパッドと、こ
   のパッドを一端部で保持し上記磁気ヘッドに一定圧を付
   勢する可動アームと、上記磁気ヘッドを保持しガイド軸
   に沿って上記フレキシブルディスクの半径方向に移動す
   るヘッドキャリッジを備え、前記可動アームの一端部の
   一面に、弾性体を取り付け、この弾性体に上記パッドを
   固定するとともに、このパッドの一部を上記可動アーム
   の一端部にており返し、可動アーム他面部へ固定したフ
   ロッピディスク装置。