JPH0786102A - アルミニウム電解コンデンサ - Google Patents

アルミニウム電解コンデンサ

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JPH0786102A
JPH0786102A JP5189038A JP18903893A JPH0786102A JP H0786102 A JPH0786102 A JP H0786102A JP 5189038 A JP5189038 A JP 5189038A JP 18903893 A JP18903893 A JP 18903893A JP H0786102 A JPH0786102 A JP H0786102A
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electrolytic capacitor
sealing body
insulating plate
lead
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Masaru Ito
勝 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板装着時の安定性を損なうことなく、樹脂
層を設けて、封口部におけるガス透過性を改善可能なア
ルミニウム電解コンデンサを提供すること。 【構成】 電解コンデンサ1は、封口体2の側の端面に
絶縁板8を有し、この絶縁板8と封口部2との間には、
絶縁板8の樹脂注入部8bから注入された樹脂9が充填
されている。絶縁板8は、突出部8aを有し、樹脂9が
リード線4、5を這い上がっても、突出部8aからはみ
出ない限り、電解コンデンサ1を安定した状態で基板に
装着できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミニウム電解コン
デンサに関し、特に、その封口部側の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】アルミニウム電解コンデンサ(以下、電
解コンデンサと称す。)は、電解液の含浸されたコンデ
ンサ素子がケース内に収容されているため、電解液が蒸
発しないように、ケースの開放端側は、ゴムパッキング
で封止されている。ここで、ゴムパッキングとしては、
電解液の透過を抑えるために、ガス透過性の低いものが
用いられているが、電解液の蒸散を防止する能力に限界
がある。このため、図5に示すように、ゴム層82とフ
ェノール板83を張り合わせた封口体81を用いる場合
もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示す封口体81を用いても、リード引出し孔81a、8
1bとリード線84a、84bとの隙間からの電解液の
揮散を完全には防止できず、ゴムが劣化すると、リード
引出し孔81a、81bから電解液が漏れることがあ
る。そこで、図6に示すように、ゴムパッキング91の
表面に樹脂層92を設けて、封口部の機械的強度やガス
透過性を改善する共に、リード引出し孔93a、93b
の隙間を樹脂層92で塞いだ構造を採用することもあ
る。しかしながら、図6に示す構造においては、樹脂層
92が盛り上がって、電解コンデンサを基板に装着した
ときの安定性を損なうという問題点がある。
【0004】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
基板装着時の安定性を損なうことなく、樹脂層を設け
て、封口部におけるガス透過性を改善可能なアルミニウ
ム電解コンデンサを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、ゴムパッキングなどの封口体の
複数のリード引出し孔に各リード線が挿通した状態でコ
ンデンサ素子がコンデンサケース内に密封された電解コ
ンデンサ(アルミニウム電解コンデンサ)において、封
口体側の端面に、リード線を引出し可能な絶縁板を設け
ると共に、この絶縁板と封口体との間に樹脂を充填する
ことに特徴を有する。
【0006】ここで、絶縁板には、樹脂を充填するため
の樹脂注入部を形成しておくことが好ましい。この場合
には、樹脂注入部を、リード線の引出し位置を含む領域
に形成し、樹脂注入部からリード線を引き出すことが好
ましい。
【0007】本発明において、樹脂板には、その外側に
突出してコンデンサ端面を規定する突出部を形成するこ
とが好ましい。この場合には、ハンダ付け時に発生する
ガスを逃がす目的に、突出部の先端面に基板が当接した
状態でも、リード線側と外周囲とを貫通可能にする突出
部を形成することが好ましい。
【0008】また、樹脂板には、樹脂充填時に絶縁板と
封口体との間から空気抜き可能な通気部も形成すること
が好ましい。
【0009】
【作用】本発明に係る電解コンデンサにおいては、封口
体側の端面に絶縁板を設けると共に、この絶縁板と封口
体との間に樹脂を充填してあるため、封口体を介しての
ガスの透過を防止できると共に、封口体のリード引出し
孔とリード線の界面を介してのガスの透過も防止でき
る。また、絶縁板と封口体との隙間を伝って、樹脂が封
口体表面全体に広がるため、樹脂塗りを確実に行える。
さらに、電解コンデンサの端面には絶縁板があるため、
電解コンデンサの端面は、絶縁板で規定されて、そこか
らは樹脂がはみ出ないので、電解コンデンサを基板上に
装着したときの安定性を確保できる。
【0010】また、樹脂板にコンデンサ端面を規定する
突出部を設けた場合には、樹脂がリード線を這い上がっ
て絶縁板の表面にまで出ても、突出部の先端面よりもは
み出ない限り、電解コンデンサを基板上に装着したとき
の安定性を確保できる。しかも、突出部を間欠的に形成
した場合など、突出部の先端面に基板を当接させた状態
でも、リード線側と外周囲とを貫通可能にする突出部を
形成した場合には、リード線と基板上の回路パターンと
をハンダ付けするときに発生するガスが抜け出るため、
ハンダ付けの信頼性が向上する。
【0011】
【実施例】つぎに、図面を参照して、本発明の実施例を
説明する。
【0012】図1は、本例の電解コンデンサの縦断面
図、図2(a)は、その封口体側からみた平面図であ
る。
【0013】本例の電解コンデンサ1は、定格が10w
vの1000μF、長さ寸法が15mmのアルミニウム
電解コンデンサであって、γ−ブチロラクトン(主溶
媒)にフタル酸水素テトラメチルアンモニウムなどを溶
解した電解液が含浸されたコンデンサ素子3と、2本の
リード線4、5が貫通するリード引出し孔2a、2bが
形成された厚さが3mmの封口体2(ゴムパッキング)
と、封口体2で密封されたアルミニウムケース6とを有
する。封口体2は、アルミニウムケース6の開放端側に
おいて、アルミニウムケース6の横絞り部6aおよび上
絞り部6bによって固定されて、アルミニウムケース6
の内部にコンデンサ素子3を密封している。また、アル
ミニウムケース6の外側には、塩化ビニル製などの絶縁
スリーブ7が被覆されている。なお、リード線4、5
は、コンデンサ素子3の側のアルミニウム部4a、5a
と、その先端側のCP線4b、5bとを有する。
【0014】本例の電解コンデンサ1は、その封口体2
の側において、上絞り部6bの先端縁に当接する状態
に、硬質樹脂からなる円板状の絶縁板8を有し、絶縁板
8と封口体2との間には、エポキシ系の樹脂9が充填さ
れている。
【0015】封口体8の中央部分には、樹脂9を充填す
るための樹脂注入孔8b(樹脂注入部)を形成してあ
り、樹脂9は、封口体2の側の端面に絶縁板8を取り付
けた以降において、液状のエポキシ系樹脂を樹脂注入孔
8bから注入し、それを温度が約105℃の条件で約1
時間加熱硬化したものである。樹脂注入孔8bは、図2
(a)に示すように、円形の孔に対してリード線4、5
の引出し位置に相当する部分が拡張された形状を有し、
リード線4、5の引出しにも利用されている。従って、
絶縁板8を貫通したリード線4、5は、外側に向かって
傾くと、樹脂注入孔8bの内周面に支持された状態にな
るため、電解コンデンサ1の組み立て工程において、樹
脂9を充填する前でも、リード線4,5の姿勢が変化し
にくい。
【0016】図1において、絶縁板8は、その外側表面
から突出して、電解コンデンサ1の封口体2の側のコン
デンサ端面を規定する突出部8aを有する。一方、絶縁
板8は、その裏面側の外周縁に上絞り部6bの形状に対
応する突出形状をもつ位置ずれ防止部8cを有する。突
出部8aは、図2(a)に示すように、絶縁板8の外周
寄りの4か所に点在する状態に設けられ、電解コンデン
サ1を基板に装着した状態で、4点で支持するため、安
定性が良い。
【0017】このように構成した電解コンデンサ1にお
いては、封口体2の側の端面に絶縁板8を設けると共
に、この絶縁板8と封口体2との間に樹脂9を充填して
あるため、封口体2を介してのガスの透過を防止できる
と共に、封口体2のリード引出し孔2a、2bとリード
線4、5との界面を介してのガスの透過も防止できる。
また、絶縁板8と封口体2との隙間を伝って、樹脂9が
封口体表面全体に広がって、リード引出し孔2a、2b
を完全に塞ぐ状態にまで確実に樹脂塗りできる。さら
に、絶縁板8は、封口体2および樹脂9と一体になって
複層構造の封口体を構成する状態にある。
【0018】従って、電解コンデンサ1は、ガスの透過
が著しく少ないので、信頼性が高い。また、電解コンデ
ンサ1を高温雰囲気中で長時間使用していくうちに封口
体2が劣化した場合でも、気密が保持され、液漏れなど
の不具合が発生しない。
【0019】たとえば、本例の電解コンデンサ1(試料
A)と、比較例に係る電解コンデンサ(試料B)とを温
度が105℃の雰囲気中で5000時間の定格電圧印加
試験を行い、電気的特性の変化と、リード引出し孔から
の電解液漏れの有無(リード線の基端側への析出物の有
無など)を調査したところ、表1に示すように、本例の
電解コンデンサ1(試料A)は、容量および損失の変化
が小さく、液漏れも発生しない。なお、比較例に用いた
電解コンデンサ(試料B)は、厚さが4mmの封口体
(ゴムパッキング)のみで封止したもので、長さ寸法
は、本例の電解コンデンサ1(試料A)と同じ15mm
に設定してある。
【0020】また、本例の電解コンデンサ1の端面には
絶縁板8があるため、電解コンデンサ1の端面から樹脂
がはみ出ないので、電解コンデンサ1を基板上に装着し
たときの安定性を確保できる。さらに、樹脂板8の樹脂
注入孔8bから供給した樹脂が、図2(a)に点線Lで
示す位置までリード線4、5を伝って這い上がった場合
でも、突出部8aの先端面からはみ出ない限り、電解コ
ンデンサ1を基板上に安定した状態に装着できる。ここ
で、図2(b)に示すように、環状の突出部38aを設
けて、薄い絶縁板8を補強してもよいが、本例のよう
に、4つの突出部8aが点在するように設けた場合に
は、突出部8aの先端面に基板を当接させた状態でも、
リード線4、5の側と外周囲とが突出部8a同士の間を
介して貫通状態にあるため、リード線4、5と基板の回
路パターンとをハンダ付けするときに発生するガスが突
出部8a同士の間から抜け出る。それ故、ハンダ付けの
信頼性が高い。従って、環状の突出部38aを設ける場
合には、図2(b)に点線で示すように、部分的な切り
欠き38bを設ける。
【0021】さらに、絶縁板8には、リード引出し用も
兼ねる樹脂注入孔8aが形成されているため、絶縁板8
を封口体2の側に取り付けた後に、樹脂9を充填できる
ので、封口体2に樹脂を塗布し、硬化した後に絶縁板を
取り付ける場合に比較して、電解コンデンサの長さ寸法
の精度が高い。また、樹脂注入孔8aの大きさを所定の
大きさに設定し、樹脂9の充填にディスペンサを用い
て、その作業を自動化するのも容易である。さらに、リ
ード引出し孔2a、2bに対する樹脂9の塗布状態を容
易に視認できる。
【0022】〔その他の実施例〕なお、封口体に形成す
る樹脂注入孔の形状については、図2(a)に示す形状
の他に、たとえば、図3および図4(a)に示す形状で
あってもよい。
【0023】すなわち、図3に示す封口体18では、円
形の樹脂注入孔18bが、リード線4、5の引出し位置
を含む領域に形成され、その表面には、充填した樹脂9
が這い上がっても、電解コンデンサを基板上に装着した
ときの安定性を確保し、かつ、ハンダ付け時のガスを逃
がすための突出部18aが形成されている。これに対し
て、図4(a)に示す封口体28では、長穴形状の樹脂
注入孔28bが、リード線4、5の引出し位置を含む領
域に形成され、その表面には、充填した樹脂9が這い上
がっても、電解コンデンサを基板上に装着したときの安
定性を確保し、かつ、ハンダ付け時のガスを逃がすため
の突出部28aが形成されている。そのうち、図4
(a)に示す封口体28の場合には、絶縁板28を貫通
したリード線4、5が外側に向かって傾いても、その側
面が樹脂注入孔28bの内周面に支持されるため、電解
コンデンサの組み立て工程において、樹脂9を充填する
前でも、リード線4、5の姿勢が変化しにくい。
【0024】また、図4(b)に示すように、樹脂板2
8の裏面側(封口体の側)には、樹脂充填時に絶縁板2
8と封口体2との間から空気抜き可能であって、しか
も、樹脂が滲み出ない程度の溝からなる通気部28dを
放射状に設けてもよい。すなわち、図2(a)、図3に
示す絶縁板8、18のように、比較的大きな樹脂注入部
8b、18bを形成した場合には、そこから樹脂を充填
するときに、樹脂注入部8b、18b自身が絶縁板8、
18と封口体2との間からの空気の抜け部になるため、
樹脂が封口体2の表面全体に円滑に広がる。これに対し
て、絶縁板に樹脂注入孔を設けず、あるいは、小さな樹
脂注入孔を設けた場合には、空気が抜け出ないため、樹
脂の充填が妨げられるので、空気抜きの通気部を設け
る。
【0025】なお、充填する樹脂の種類については、接
着力および耐熱性が高い樹脂であれば、エポキシ系樹脂
に限らず、アクリル系樹脂、メタクリル系樹脂などを所
定の組成に調製して用いることができる。また、樹脂層
の硬化方法も熱硬化または紫外線硬化など限定がない。
さらに、封口体の材質なども、コンデンサの用途、電解
液の種類などに応じて設定されるべき性質のものであっ
て、限定がなく、たとえば、IIRやEPTに限らず、
他のゴム材質を用いることもできる。また、硬質絶縁体
層の材質についても、テフロン板、フェノール板、PP
板、それらとゴム層との積層板などを用いることができ
る。
【0026】また、絶縁板に樹脂注入孔を設けることに
よって、それを封口体側の端面に取り付けた後に、樹脂
の充填を行う方が好ましいが、絶縁板に樹脂注入孔を設
けない場合には、たとえば、封口体表面に樹脂を所定の
厚さに塗布した後、樹脂が硬化する前に絶縁板を封口体
側の端面に取り付ける製造方法も採用できる。
【0027】
【発明の効果】以上のとおり、本発明に係る電解コンデ
ンサにおいては、封口体側の端面に絶縁板を設けると共
に、この絶縁板と封口体との間に樹脂を充填してあるこ
とに特徴を有する。従って、本発明によれば、樹脂によ
って、封口体側からのガスの透過を防止できる。また、
絶縁板と封口体との隙間を伝って、樹脂が封口体表面全
体に広がるため、樹脂塗りを確実に行える。さらに、電
解コンデンサの端面には絶縁板があるため、電解コンデ
ンサの端面(絶縁板の外面)から樹脂がはみ出さないの
で、電解コンデンサを基板上に装着したときの安定性を
確保できる。
【0028】絶縁板に樹脂注入部を設けた場合には、電
解コンデンサの端面に絶縁板を取り付けた後に樹脂の充
填を行えると共に、樹脂注入部の大きさをディスペンサ
を使用可能な大きさに設定することによって、樹脂の充
填を自動化できる。ここで、樹脂注入部をリード線の引
出し位置を含む領域に形成してリード線の引き出しにも
利用した場合には、封口部のリード引出し孔(リード線
の根元)に対して樹脂を容易に塗布できると共に、その
塗布状態を容易に視認できる。
【0029】また、絶縁板にコンデンサ端面を規定する
突出部を形成した場合には、樹脂がリード線を這い上が
っても、突出部の先端面よりもはみ出ない限り、電解コ
ンデンサを基板上に安定した状態で装着できる。しか
も、突出部を間欠的に形成した場合など、突出部の先端
面に基板を当接させた状態でも、リード線側と外周囲と
を貫通可能な突出部を設けた場合には、電解コンデンサ
を基板上に装着した状態でも、ハンダ付けするときに発
生したガスを抜くことができるので、ハンダ付けの信頼
性が向上する。
【0030】樹脂充填時に絶縁板と封口体との間から空
気を抜く通気部を設けた場合には、空気が内部に溜まら
ないので、樹脂を封口体の表面全体に確実に塗布でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る電解コンデンサの構成を
示す縦断面図である。
【図2】(a)は、本発明の実施例に係る電解コンデン
サに用いた絶縁板の構成を示す平面図、(b)は、その
変形例に係る絶縁板の平面図である。
【図3】本発明の別の実施例に係る電解コンデンサに用
いた絶縁体の構成を示す平面図である。
【図4】(a)は、本発明のさらに別の実施例に係る電
解コンデンサに用いた絶縁板の構成を示す平面図、
(b)は、その底面図である。
【図5】従来の複層構造の封口体を用いた電解コンデン
サの縦断面図である。
【図6】従来の樹脂塗り構造の封口部を用いた電解コン
デンサの縦断面図である。
【符号の説明】
1・・・電解コンデンサ(アルミニウム電解コンデン
サ) 2・・・封口体 3・・・コンデンサ素子 4、5・・・リード線 6・・・アルミニウムケース 8、18、28・・・絶縁板 8a、18a、28a、38a・・・突出部 8b、18b、18b・・・樹脂注入部 8c・・位置ずれ防止部 9・・・樹脂
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01G 9/24 F

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 封口体の複数のリード引出し孔に各リー
    ド線が挿通した状態でコンデンサ素子がコンデンサケー
    ス内に密封されたアルミニウム電解コンデンサにおい
    て、前記封口体側の端面には、前記リード線を引出し可
    能な絶縁板が設けられ、この絶縁板と前記封口体との間
    に樹脂が充填されていることを特徴とするアルミニウム
    電解コンデンサ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記絶縁板には、樹
    脂を充填するための樹脂注入部が形成されていることを
    特徴とするアルミニウム電解コンデンサ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記樹脂注入部は、
    前記リード線の引出し位置を含む領域に形成されて、前
    記樹脂注入部から前記リード線が引き出されていること
    を特徴とするアルミニウム電解コンデンサ。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、前記樹脂板
    には、その外側に突出して封口体側のコンデンサ端面を
    規定する突出部が形成されていることを特徴とするアル
    ミニウム電解コンデンサ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記突出部は、その
    先端面に基板が当接した状態でリード線側と外周囲とが
    貫通可能な状態に形成されていることを特徴とするアル
    ミニウム電解コンデンサ。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか項におい
    て、前記樹脂板には、樹脂充填時に前記絶縁板と前記封
    口体との間から空気抜き可能な通気部が形成されている
    ことを特徴とするアルミニウム電解コンデンサ。
JP5189038A 1993-06-30 1993-06-30 アルミニウム電解コンデンサ Pending JPH0786102A (ja)

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